JPH0451860B2 - - Google Patents
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- JPH0451860B2 JPH0451860B2 JP61036169A JP3616986A JPH0451860B2 JP H0451860 B2 JPH0451860 B2 JP H0451860B2 JP 61036169 A JP61036169 A JP 61036169A JP 3616986 A JP3616986 A JP 3616986A JP H0451860 B2 JPH0451860 B2 JP H0451860B2
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- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 43
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000005856 abnormality Effects 0.000 description 1
- 230000003213 activating effect Effects 0.000 description 1
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 1
- 230000002028 premature Effects 0.000 description 1
- 239000002699 waste material Substances 0.000 description 1
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- Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明はフアイル書込み方式に関するものであ
る。
る。
フアイルの書込み方式として、フアイル情報を
最終的なフアイル媒体の位置に直接書込む方式
と、一度別の領域にフアイル情報を書込み、正常
な書込みを終えた時点で最終的なフアイル媒体の
位置へコピーする方式とが知られているが、コス
ト面や処理速度の面で前者の方式が有利であるた
め、後者より一般に多く採用されている。
最終的なフアイル媒体の位置に直接書込む方式
と、一度別の領域にフアイル情報を書込み、正常
な書込みを終えた時点で最終的なフアイル媒体の
位置へコピーする方式とが知られているが、コス
ト面や処理速度の面で前者の方式が有利であるた
め、後者より一般に多く採用されている。
前者のフアイル書込み方式の一種である
VTOCフアイル書込み方式は、例えば第4図A
に示すように磁気デイスク等のフアイル媒体に既
にフアイルAが正常に書込まれている場合、新た
なフアイルBの書込みは同図Bに示すようにフア
イルAの最後に記録されたエンド・オブ・フアイ
ル(EOF)の部分から拡張モードで行なわれ、
EOFはフアイルBの最後に記録される。また、
同図CはフアイルBの書込み処理が何等かの理由
により途中終了したときの状態を示し、このよう
な場合にも途中終了した位置にEOFが書込まれ
る。
VTOCフアイル書込み方式は、例えば第4図A
に示すように磁気デイスク等のフアイル媒体に既
にフアイルAが正常に書込まれている場合、新た
なフアイルBの書込みは同図Bに示すようにフア
イルAの最後に記録されたエンド・オブ・フアイ
ル(EOF)の部分から拡張モードで行なわれ、
EOFはフアイルBの最後に記録される。また、
同図CはフアイルBの書込み処理が何等かの理由
により途中終了したときの状態を示し、このよう
な場合にも途中終了した位置にEOFが書込まれ
る。
即ち、フアイルを格納する磁気デイスクの障害
やシステムクラツシユ等のレベルの異常ではな
く、例えば回線を通じてフアイルのデータが送ら
れてくるような会話型処理系におけるセシヨンの
処理途中での回線障害等の異常時には、オペレー
テイングシステムの一部であるフアイル管理プロ
グラム等の下でフアイルのクローズ処理が行わ
れ、その際、フアイルのオープン以降にフアイル
の更新(拡大処理)があつた場合にはEOFの書
込み処理(更新)が行われるものである。
やシステムクラツシユ等のレベルの異常ではな
く、例えば回線を通じてフアイルのデータが送ら
れてくるような会話型処理系におけるセシヨンの
処理途中での回線障害等の異常時には、オペレー
テイングシステムの一部であるフアイル管理プロ
グラム等の下でフアイルのクローズ処理が行わ
れ、その際、フアイルのオープン以降にフアイル
の更新(拡大処理)があつた場合にはEOFの書
込み処理(更新)が行われるものである。
ところで、上述のように何等かの理由によりフ
アイルBが途中終了した場合、フアイルBの内容
が全て書込まれていないため、途中終了するまで
書込まれたフアイルBの部分は論理的に意味を持
たず無効となり、再試行等によつてフアイルBの
書込みを再度行なう必要がある。この場合、従来
のフアイル書込み方式では、途中終了した時まで
に書込まれた有効なフアイル(第4図Cの例では
フアイルA)がどの部分までであるかを知ること
ができなかつたため、その際の方法としては、従
来、次の何れかの方法が採用されていた。
アイルBが途中終了した場合、フアイルBの内容
が全て書込まれていないため、途中終了するまで
書込まれたフアイルBの部分は論理的に意味を持
たず無効となり、再試行等によつてフアイルBの
書込みを再度行なう必要がある。この場合、従来
のフアイル書込み方式では、途中終了した時まで
に書込まれた有効なフアイル(第4図Cの例では
フアイルA)がどの部分までであるかを知ること
ができなかつたため、その際の方法としては、従
来、次の何れかの方法が採用されていた。
フアイル媒体の全体を消去して最初のフアイ
ルAから書き直す方法 既に書込み済のフアイルB部分は無効フアイ
ルとして残し、EOF以降の領域に再度フアイ
ルBの先頭から書込む方法 〔発明が解決しようとする問題点〕 しかし、上記の方法では、有効なフアイル部
分(フアイルA)についても再試行を行なうとい
う無駄があり、また再試行がフアイル媒体の最初
から行なわれるため処理時間が長くなり、その分
だけ再度途中終了する確率が高くなるという欠点
もある。また、従来のの方法では、書込み済の
フアイルB部分が無効フアイルとして残存し、フ
アイル媒体の利用効率が低下するという欠点があ
る。
ルAから書き直す方法 既に書込み済のフアイルB部分は無効フアイ
ルとして残し、EOF以降の領域に再度フアイ
ルBの先頭から書込む方法 〔発明が解決しようとする問題点〕 しかし、上記の方法では、有効なフアイル部
分(フアイルA)についても再試行を行なうとい
う無駄があり、また再試行がフアイル媒体の最初
から行なわれるため処理時間が長くなり、その分
だけ再度途中終了する確率が高くなるという欠点
もある。また、従来のの方法では、書込み済の
フアイルB部分が無効フアイルとして残存し、フ
アイル媒体の利用効率が低下するという欠点があ
る。
本発明はこのような従来の問題点を解決したも
ので、その目的は、無効フアイルを残すことなく
然も高速に再試行等し得るフアイル書込み方式を
提供することにある。
ので、その目的は、無効フアイルを残すことなく
然も高速に再試行等し得るフアイル書込み方式を
提供することにある。
本発明は上記目的を達成するために、フアイル
媒体に対するフアイルの書込み処理が正常終了し
た以外に何等かの理由により途中終了した場合も
フアイルのクローズ処理を行なつてエンド・オ
ブ・フアイルをフアイル媒体中の書込み終了した
位置に記録するようにしたフアイル書込み方式に
おいて、 フアイルの書込み処理が正常に終了した場合に
その終了したフアイル媒体中の位置を記録手段に
記録するフアイル終了位置記録手段と、 前記記録手段に記録されたフアイル終了位置を
認識するフアイル終了位置認識手段と、 新たなフアイルの書込み処理開始時に、前記フ
アイル終了位置認識手段で認識される前記フアイ
ル媒体中のフアイル終了位置にエンド・オブ・フ
アイルが記録されていれば該エンド・オブ・フア
イルの位置より拡張モードで前記新たなフアイル
の書込みを行ない、前記フアイル終了位置にエン
ド・オブ・フアイルが記録されていなければ前記
フアイル終了位置よりエンド・オブ・フアイルま
での領域は更新モードで、その後の領域は拡張モ
ードで前記新たなフアイルの書込みを行なうフア
イル書込み制御手段とを備えている。
媒体に対するフアイルの書込み処理が正常終了し
た以外に何等かの理由により途中終了した場合も
フアイルのクローズ処理を行なつてエンド・オ
ブ・フアイルをフアイル媒体中の書込み終了した
位置に記録するようにしたフアイル書込み方式に
おいて、 フアイルの書込み処理が正常に終了した場合に
その終了したフアイル媒体中の位置を記録手段に
記録するフアイル終了位置記録手段と、 前記記録手段に記録されたフアイル終了位置を
認識するフアイル終了位置認識手段と、 新たなフアイルの書込み処理開始時に、前記フ
アイル終了位置認識手段で認識される前記フアイ
ル媒体中のフアイル終了位置にエンド・オブ・フ
アイルが記録されていれば該エンド・オブ・フア
イルの位置より拡張モードで前記新たなフアイル
の書込みを行ない、前記フアイル終了位置にエン
ド・オブ・フアイルが記録されていなければ前記
フアイル終了位置よりエンド・オブ・フアイルま
での領域は更新モードで、その後の領域は拡張モ
ードで前記新たなフアイルの書込みを行なうフア
イル書込み制御手段とを備えている。
新たなフアイルの書込み処理が正常終了した場
合、フアイルのクローズ処理によりその終了した
フアイル媒体中の位置にはEOFが記録されると
共に、フアイル終了位置記録手段によつてその終
了位置が記録手段に別途記録される。他方、何等
かの理由によりフアイルの書込み処理が途中終了
した場合、フアイルのクローズ処理によりフアイ
ル媒体中の書込み終了した位置にEOFが記録さ
れるが、フアイルの書込みが正常終了していない
のでフアイル終了位置記録手段はその終了位置を
記録手段に記録しない。よつて、記録手段にはフ
アイルの書込み正常終了した最後のフアイルの終
了位置が保持されることになる。
合、フアイルのクローズ処理によりその終了した
フアイル媒体中の位置にはEOFが記録されると
共に、フアイル終了位置記録手段によつてその終
了位置が記録手段に別途記録される。他方、何等
かの理由によりフアイルの書込み処理が途中終了
した場合、フアイルのクローズ処理によりフアイ
ル媒体中の書込み終了した位置にEOFが記録さ
れるが、フアイルの書込みが正常終了していない
のでフアイル終了位置記録手段はその終了位置を
記録手段に記録しない。よつて、記録手段にはフ
アイルの書込み正常終了した最後のフアイルの終
了位置が保持されることになる。
そこで、新たなフアイルの書込み処理開始時
に、フアイル書込み制御手段は、フアイル終了位
置認識手段で認識されるフアイル媒体中のフアイ
ル終了位置にEOFが記録されていれば、EOF直
前のフアイルは有効なフアイルなので、拡張モー
ドで新たなフアイルの書込みを行なう。これによ
つて、有効なフアイルの直後から新たなフアイル
の書込みが行われる。他方、記録手段に記録され
たフアイル終了位置にEOFが記録されていなけ
れば、フアイル媒体中のEOF直前のフアイルは
途中終了した無効なフアイルなので、記録手段に
記録されているフアイル終了位置すなわち最後の
有効フアイルの最後の位置からフアイル媒体中の
EOFまでの領域は更新モードで、その後の領域
は拡張モードで新たなフアイルの書込みを行な
う。これによつて、無効フアイルが残存すること
もなく、また再試行の場合であつてもフアイル媒
体の途中すなわち有効なフアイルの直後から書き
始めることができる。
に、フアイル書込み制御手段は、フアイル終了位
置認識手段で認識されるフアイル媒体中のフアイ
ル終了位置にEOFが記録されていれば、EOF直
前のフアイルは有効なフアイルなので、拡張モー
ドで新たなフアイルの書込みを行なう。これによ
つて、有効なフアイルの直後から新たなフアイル
の書込みが行われる。他方、記録手段に記録され
たフアイル終了位置にEOFが記録されていなけ
れば、フアイル媒体中のEOF直前のフアイルは
途中終了した無効なフアイルなので、記録手段に
記録されているフアイル終了位置すなわち最後の
有効フアイルの最後の位置からフアイル媒体中の
EOFまでの領域は更新モードで、その後の領域
は拡張モードで新たなフアイルの書込みを行な
う。これによつて、無効フアイルが残存すること
もなく、また再試行の場合であつてもフアイル媒
体の途中すなわち有効なフアイルの直後から書き
始めることができる。
第1図は本発明の一実施例のブロツク図であ
り、1はフアイル書込み制御手段、2はフアイル
終了位置認識手段、3はフアイル終了位置記録手
段、4は記録手段、5は利用者プログラム、6は
フアイル管理プログラム、7は磁気デイスク等の
フアイル媒体、10は処理装置である。また、第
2図はフアイル書込み制御手段1が行なう処理の
一例を示す流れ図である。
り、1はフアイル書込み制御手段、2はフアイル
終了位置認識手段、3はフアイル終了位置記録手
段、4は記録手段、5は利用者プログラム、6は
フアイル管理プログラム、7は磁気デイスク等の
フアイル媒体、10は処理装置である。また、第
2図はフアイル書込み制御手段1が行なう処理の
一例を示す流れ図である。
今、フアイル媒体7に例えば第3図Aに示すよ
うにXの位置までフアイルAが正常に記録されて
いる場合を想定すると、VTOCによりフアイル
媒体7を管理しているフアイル管理プログラム6
は同図Aに示すようにEOFを書込むことにより
フアイル媒体7のフアイル最終位置を管理してい
るが、これとは別に、正常に書込み終了したフア
イルAの最終位置Xが記録手段4に記録され、併
せてフアイル名Aも記録されている。
うにXの位置までフアイルAが正常に記録されて
いる場合を想定すると、VTOCによりフアイル
媒体7を管理しているフアイル管理プログラム6
は同図Aに示すようにEOFを書込むことにより
フアイル媒体7のフアイル最終位置を管理してい
るが、これとは別に、正常に書込み終了したフア
イルAの最終位置Xが記録手段4に記録され、併
せてフアイル名Aも記録されている。
このような状態で利用者プログラム5から別の
フアイルBの書込みが指示されたとすると、フア
イル書込み制御手段1は第2図に示すように、先
ずフアイル終了位置の確認を行なう(S1)。これ
は、フアイル終了位置認識手段2を起動して記録
手段4のフアイル終了位置Xを読取らせ、これを
受取ることで行なわれる。
フアイルBの書込みが指示されたとすると、フア
イル書込み制御手段1は第2図に示すように、先
ずフアイル終了位置の確認を行なう(S1)。これ
は、フアイル終了位置認識手段2を起動して記録
手段4のフアイル終了位置Xを読取らせ、これを
受取ることで行なわれる。
フアイル書込み制御手段1は、フアイル終了位
置Xを確認すると、次にフアイル媒体7のそのフ
アイル終了位置XにEOFが記録されているか否
かを判定する(S2)。この場合、フアイルAは正
常に書込みが完了したものとしているので、フア
イル終了位置XにEOFが記録されており、フア
イル書込み制御手段1はステツプS3へ進み、フ
アイル情報供給元(入側)からフアイルBの最初
の一かたまりの情報(以下ブロツクと称す)B1
を入力し(S3)、第3図Bに示すようにEOFの位
置以降すなわちフアイルAの直後に書込む
(S5)。このようなブロツクの読出し、書込み動
作はフアイル管理プログラムの制御を借りて行な
われる。フアイル書込み制御手段1は一つのブロ
ツクの書込みが終了すると、フアイルBの次のブ
ロツクB2の書込み、ブロツクB3の書込み等フア
イルBを構成する全てのブロツクB1〜Bnについ
て上記と同様にして書込みを行ない、第3図Cに
示すように最後のブロツクBnの書込みが完了す
ると(S7)、フアイル管理プログラム6に対して
フアイルのクローズを要求する。この結果、フア
イル管理プログラム6によつてフアイルのクロー
ズ処理が行われ、最後のブロツクBnの直後に
EOFが記録される(S8)。その後、フアイル書込
み制御手段1は記録手段4にフアイル終了位置と
してフアイルBの最後の位置Zを記録すると共に
フアイル名としてBを記録する(S9)。なお、フ
アイル終了位置およびフアイル名の記録は、フア
イル終了位置記録手段3を起動し、このフアイル
終了位置記録手段3により行なわせる。
置Xを確認すると、次にフアイル媒体7のそのフ
アイル終了位置XにEOFが記録されているか否
かを判定する(S2)。この場合、フアイルAは正
常に書込みが完了したものとしているので、フア
イル終了位置XにEOFが記録されており、フア
イル書込み制御手段1はステツプS3へ進み、フ
アイル情報供給元(入側)からフアイルBの最初
の一かたまりの情報(以下ブロツクと称す)B1
を入力し(S3)、第3図Bに示すようにEOFの位
置以降すなわちフアイルAの直後に書込む
(S5)。このようなブロツクの読出し、書込み動
作はフアイル管理プログラムの制御を借りて行な
われる。フアイル書込み制御手段1は一つのブロ
ツクの書込みが終了すると、フアイルBの次のブ
ロツクB2の書込み、ブロツクB3の書込み等フア
イルBを構成する全てのブロツクB1〜Bnについ
て上記と同様にして書込みを行ない、第3図Cに
示すように最後のブロツクBnの書込みが完了す
ると(S7)、フアイル管理プログラム6に対して
フアイルのクローズを要求する。この結果、フア
イル管理プログラム6によつてフアイルのクロー
ズ処理が行われ、最後のブロツクBnの直後に
EOFが記録される(S8)。その後、フアイル書込
み制御手段1は記録手段4にフアイル終了位置と
してフアイルBの最後の位置Zを記録すると共に
フアイル名としてBを記録する(S9)。なお、フ
アイル終了位置およびフアイル名の記録は、フア
イル終了位置記録手段3を起動し、このフアイル
終了位置記録手段3により行なわせる。
以上はフアイル情報の書込みが最後まで正常に
終了した場合であるが、フアイルの書込み途中に
おいて、入側からのフアイル情報の入力およびフ
アイルの書込みに、回線障害等のフアイル媒体障
害以外のエラーが発生したことが検出された場合
(S4、S6)、フアイル管理プログラム6でのフア
イルのクローズ処理で第3図Dに示すようにエラ
ー発生時点までに既に書込まれたブロツクBiの
後ろにEOFを記録してフアイルの書込み処理を
終了し、メツセージの送出等のエラー処理を行な
う(S19)。
終了した場合であるが、フアイルの書込み途中に
おいて、入側からのフアイル情報の入力およびフ
アイルの書込みに、回線障害等のフアイル媒体障
害以外のエラーが発生したことが検出された場合
(S4、S6)、フアイル管理プログラム6でのフア
イルのクローズ処理で第3図Dに示すようにエラ
ー発生時点までに既に書込まれたブロツクBiの
後ろにEOFを記録してフアイルの書込み処理を
終了し、メツセージの送出等のエラー処理を行な
う(S19)。
さて、フアイル名Bの書込みが途中終了した場
合、利用者プログラム5はどこまでフアイル内容
が書込まれたか判らないため、再度そのフアイル
Bの書込みを最初から行なう必要があり、再度そ
のフアイルBの書込みが利用者プログラム5等か
ら指示されると、フアイル書込み制御手段1は第
2図の処理を再び開始する。この場合、記録手段
4に記録されたフアイル終了位置はXのままとな
つているので、ステツプS2ではNOと判別される
ことになり、正常終了時とは異なりステツプS10
の処理が行なわれる。即ち、先ずフアイル書込み
制御手段1はフアイル書込みモードを更新モード
とする(S10)。これは、VTOCフアイル書込み
制御ではフアイル情報の保護の為、EOF以前の
領域への新たなフアイル情報の書込みは更新モー
ドでなければ実行できないことに基づく。
合、利用者プログラム5はどこまでフアイル内容
が書込まれたか判らないため、再度そのフアイル
Bの書込みを最初から行なう必要があり、再度そ
のフアイルBの書込みが利用者プログラム5等か
ら指示されると、フアイル書込み制御手段1は第
2図の処理を再び開始する。この場合、記録手段
4に記録されたフアイル終了位置はXのままとな
つているので、ステツプS2ではNOと判別される
ことになり、正常終了時とは異なりステツプS10
の処理が行なわれる。即ち、先ずフアイル書込み
制御手段1はフアイル書込みモードを更新モード
とする(S10)。これは、VTOCフアイル書込み
制御ではフアイル情報の保護の為、EOF以前の
領域への新たなフアイル情報の書込みは更新モー
ドでなければ実行できないことに基づく。
フアイル書込み制御手段1は更新モードに設定
すると、次に入側からフアイルBの最初のブロツ
クB1′を入力し(S11)、これを記録手段4に記録
されているフアイル終了位置すなわちXの位置に
第3図Eに示すように書込む(S13)。そして、
ステツプS12,S14でそのブロツク入力および書
込みにエラーが発生しなければフアイルBが終了
していないことを確認し(S18)、次のブロツク
B2′以降の書込みを同様にして行なう。
すると、次に入側からフアイルBの最初のブロツ
クB1′を入力し(S11)、これを記録手段4に記録
されているフアイル終了位置すなわちXの位置に
第3図Eに示すように書込む(S13)。そして、
ステツプS12,S14でそのブロツク入力および書
込みにエラーが発生しなければフアイルBが終了
していないことを確認し(S18)、次のブロツク
B2′以降の書込みを同様にして行なう。
ブロツクの書込みが第3図Eに示すようにブロ
ツクBi′まで行なわれ、次のブロツクBi+1′の書込
みが行なわれると、EOF以降の領域に対し更新
モードで書込みが行なわれようとすることからス
テツプS14でエラーが発生する。フアイル書込み
制御手段1は、このエラーがEOF検出によるエ
ラーであることを判別すると(S15)、アクセス
モードを更新モードから拡張モードに切換え
(S16)、第3図Fに示すようにYの位置へブロツ
クBi+1′の再書込みを行なつた後(S17)、ブロツ
クBn′までの残りのブロツクを同じく拡張モード
で書込む。そして、フアイルBの書込みが終了す
ると、第3図Fに示すようにその直後にEOFを
記録し(S8)、記録手段4にフアイル終了位置と
してフアイルBの最後の位置Zを記録すると共に
フアイル名としてBを記録する(S9)。
ツクBi′まで行なわれ、次のブロツクBi+1′の書込
みが行なわれると、EOF以降の領域に対し更新
モードで書込みが行なわれようとすることからス
テツプS14でエラーが発生する。フアイル書込み
制御手段1は、このエラーがEOF検出によるエ
ラーであることを判別すると(S15)、アクセス
モードを更新モードから拡張モードに切換え
(S16)、第3図Fに示すようにYの位置へブロツ
クBi+1′の再書込みを行なつた後(S17)、ブロツ
クBn′までの残りのブロツクを同じく拡張モード
で書込む。そして、フアイルBの書込みが終了す
ると、第3図Fに示すようにその直後にEOFを
記録し(S8)、記録手段4にフアイル終了位置と
してフアイルBの最後の位置Zを記録すると共に
フアイル名としてBを記録する(S9)。
以上はフアイルBを再試行によつて再度書込む
場合の処理であるが、第3図Dの状態に別のフア
イルCを書込む場合も同様に行なわれる。
場合の処理であるが、第3図Dの状態に別のフア
イルCを書込む場合も同様に行なわれる。
このように本実施例によれば、無効フアイルを
残すことなく次のフアイルの書込みが可能とな
り、再試行も有効なフアイルの直後から行なうこ
とができる。また、フアイル書込み制御手段1は
フアイル媒体7上のX−Yの領域とY−Zの領域
すなわちEOFの前後の領域でフアイルアクセス
方式を更新モードと拡張モードに自動的に切換え
ることにより、利用者プログラムに対しては見か
け上Xの位置からの単純な書込み処理として見せ
ているので、利用者プログラムの変更なしに実施
が可能となる。
残すことなく次のフアイルの書込みが可能とな
り、再試行も有効なフアイルの直後から行なうこ
とができる。また、フアイル書込み制御手段1は
フアイル媒体7上のX−Yの領域とY−Zの領域
すなわちEOFの前後の領域でフアイルアクセス
方式を更新モードと拡張モードに自動的に切換え
ることにより、利用者プログラムに対しては見か
け上Xの位置からの単純な書込み処理として見せ
ているので、利用者プログラムの変更なしに実施
が可能となる。
以上説明したように、本発明は、フアイルの書
込み処理が正常終了したフアイル媒体の位置を記
録しておき、書込み処理開始時に常にその書込み
終了位置を確認しながらフアイル情報の書込みを
行なうので、フアイル書込み処理の途中終了時の
次の書込み処理において、フアイル媒体中に無効
な領域を残すことがなく、また書込み処理の途中
終了に対する再試行処理においてフアイル媒体の
途中から再試行することができ、フアイル媒体へ
の効率の良い書込みが実現できる。
込み処理が正常終了したフアイル媒体の位置を記
録しておき、書込み処理開始時に常にその書込み
終了位置を確認しながらフアイル情報の書込みを
行なうので、フアイル書込み処理の途中終了時の
次の書込み処理において、フアイル媒体中に無効
な領域を残すことがなく、また書込み処理の途中
終了に対する再試行処理においてフアイル媒体の
途中から再試行することができ、フアイル媒体へ
の効率の良い書込みが実現できる。
第1図は本発明の一実施例のブロツク図、第2
図はフアイル書込み制御手段1の処理例を示す流
れ図、第3図は本発明の実施例の動作説明図およ
び、第4図は従来のフアイル書込み方式の説明図
である。 1はフアイル書込み制御手段、2はフアイル終
了位置認識手段、3はフアイル終了位置記録手
段、4は記録手段、5は利用者プログラム、6は
フアイル管理プログラム、7はフアイル媒体、1
0は処理装置である。
図はフアイル書込み制御手段1の処理例を示す流
れ図、第3図は本発明の実施例の動作説明図およ
び、第4図は従来のフアイル書込み方式の説明図
である。 1はフアイル書込み制御手段、2はフアイル終
了位置認識手段、3はフアイル終了位置記録手
段、4は記録手段、5は利用者プログラム、6は
フアイル管理プログラム、7はフアイル媒体、1
0は処理装置である。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 フアイル媒体に対するフアイルの書込み処理
が正常終了した以外に何等かの理由により途中終
了した場合もフアイルのクローズ処理を行なつて
エンド・オブ・フアイルをフアイル媒体中の書込
み終了した位置に記録するようにしたフアイル書
込み方式において、 フアイルの書込み処理が正常に終了した場合に
その終了したフアイル媒体中の位置を記録手段に
記録するフアイル終了位置記録手段と、 前記記録手段に記録されたフアイル終了位置を
認識するフアイル終了位置認識手段と、 新たなフアイルの書込み処理開始時に、前記フ
アイル終了位置認識手段で認識される前記フアイ
ル媒体中のフアイル終了位置にエンド・オブ・フ
アイルが記録されていれば該エンド・オブ・フア
イルの位置より拡張モードで前記新たなフアイル
の書込みを行ない、前記フアイル終了位置にエン
ド・オブ・フアイルが記録されていなければ前記
フアイル終了位置よりエンド・オブ・フアイルま
での領域は更新モードで、その後の領域は拡張モ
ードで前記新たなフアイルの書込みを行なうフア
イル書込み制御手段とを具備したことを特徴とす
るフアイル書込み方式。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61036169A JPS62192826A (ja) | 1986-02-20 | 1986-02-20 | ファイル書込み方式 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61036169A JPS62192826A (ja) | 1986-02-20 | 1986-02-20 | ファイル書込み方式 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62192826A JPS62192826A (ja) | 1987-08-24 |
JPH0451860B2 true JPH0451860B2 (ja) | 1992-08-20 |
Family
ID=12462250
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61036169A Granted JPS62192826A (ja) | 1986-02-20 | 1986-02-20 | ファイル書込み方式 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62192826A (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH08185273A (ja) * | 1994-12-29 | 1996-07-16 | Sharp Corp | Isamファイル情報処理装置 |
JP4679234B2 (ja) * | 2005-05-19 | 2011-04-27 | Hoya株式会社 | 動画記録装置 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5794840A (en) * | 1980-12-04 | 1982-06-12 | Fuji Facom Corp | Record storing system of file device |
-
1986
- 1986-02-20 JP JP61036169A patent/JPS62192826A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5794840A (en) * | 1980-12-04 | 1982-06-12 | Fuji Facom Corp | Record storing system of file device |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62192826A (ja) | 1987-08-24 |
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