JPH0451314B2 - - Google Patents

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JPH0451314B2
JPH0451314B2 JP58243969A JP24396983A JPH0451314B2 JP H0451314 B2 JPH0451314 B2 JP H0451314B2 JP 58243969 A JP58243969 A JP 58243969A JP 24396983 A JP24396983 A JP 24396983A JP H0451314 B2 JPH0451314 B2 JP H0451314B2
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JP
Japan
Prior art keywords
arm
joint
robot
industrial robot
operating range
Prior art date
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Expired - Lifetime
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JP58243969A
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English (en)
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JPS60135188A (ja
Inventor
Mitsuyoshi Sato
Kengo Sugyama
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
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Publication of JPS60135188A publication Critical patent/JPS60135188A/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は工業用ロボツトに係り、さらに詳しく
はアーム構成体によつて得られる動作範囲を移動
させることができる工業用ロボツトに関する。
〔発明の背景〕
近年、工業用ロボツトはその発展により、溶接
作業現場および塗装作業現場に普及してきたが、
さらに産業界におけるフレキシブル・オートメー
シヨン化にもとづいて、生産ラインにおける組立
作業の分野に導入されつつある。このような組立
作業の分野に工業用ロボツトを導入する場合、そ
の組立作業の内容は単純なものや複雑なもの、さ
らには高精度の位置決めを必要とするもの等があ
り、種々様々であるので、この点を考慮する必要
がある。その一方策として、関節形工業用ロボツ
トのアーム関節部を独立に構成し、作業内容に合
せてアーム部分の軸数または自由度を選択するこ
とが、例えば特開昭58−120490号公報に開示され
ている。
しかし、実際の組立作業においては、ロボツト
のアーム構成によつて得られる動作範囲外の作業
が必要になることがある。この場合、設定された
動作範囲外の作業を実行できないため、このため
のロボツトを新規に導入しなければならないとい
う問題があつた。
〔発明の目的〕
本発明は上述の事柄にもとづいてなされてもの
で、設定された動作範囲を作業内容に応じて移行
させることができる工業用ロボツトを提供するこ
とを目的とする。
〔発明の概要〕 本発明は、上記目的を達成するために、隣合う
関節間に渡つて配置されるアームを分割し、その
分割アーム同しをフランジ面が互いに傾斜してい
る一定形状で取外し可能な結合体で連結させたも
のである。
また、アームの一方を関節に結合し、他方は関
節に結合した上記構成の結合体に連結しても良
い。
〔発明の実施例〕
以下本発明の実施例を図面を参照して説明す
る。
第1図および第2図は本発明の工業用ロボツト
の一実施例を示すもので、これらの図において、
1は旋回部で、第1の関節部B1を構成する。こ
の旋回部1内には、旋回用モータ(図示せず)が
内蔵されている。2は旋回部1上に設けた支持ア
ーム3は支持アーム2の先端に第2の関節部B2
によつて回転可能に設けられた第1のアーム、4
は第1のアーム3の先端に第3の関節部B3によ
つて回転可能に設けられた第2のアーム、5は第
2のアーム4の先端に設けられた手首部である。
この手首部5は矢印P方向に回転運動する第1の
手首部5Aと矢印Y方向に回転運動する第2の手
首部5Bと矢印R方向に回転運動する第3の手首
部5Cとを備えている。関節部B2,B3および
手首部5A〜5CはそれぞれモータM、減速機お
よび検出器D等を備えている。前述した第1のア
ーム3は第1の関節部B1側のアーム部3Aと第
2の関節部B2のアーム部3Bと、これらのアー
ム部3A,3B間に設けた結合体6を備えてい
る。
この結合体6部分の詳細な構成例を第3図を用
いて説明する。この図において第1図および第2
図と同符号のものは同一部分である。結合体6の
一方の端部および他方の端部はそれぞれ軸受7に
よつてアーム部3A,3Bに回転可能に連結され
ている。結合体6の一方端のフランジ6Aおよび
他方端のフランジ6Bはそれぞれアーム部3Aの
フランジ8およびアーム部3Bのフランジ9にボ
ルト10によつて結合されている。結合体6の一
方端のフランジ6Aとアーム部3Aのフランジ8
とは、結合体6の軸線に対して傾斜角を有してい
る。このフランジ6Aとフランジ8との傾斜角設
定は後述するように関節部B2と関節部B2との
間におけるアーム3の軸線を変更する機能を有し
ている。
次に上述した本発明の工業用ロボツトの一実施
例の動作を説明する。
いま、第2図に示すアームの構成によつて得ら
れる動作範囲を符号Aで示す。この動作範囲Aを
第4図に示すように符号A1で示すように移行さ
せる場合には、第3図に示すボルト10をフラン
ジ6A,8およびフランジ6B,9から抜きと
り、これらのフランジ6A,8,6B,9の結合
を解除する。この状態において、結合体6をアー
ム部3A,3Bに対して180度回転したのち、再
び、フランジ6A,8およびフランジ6B,9を
ボルト10で締め付け固定すれば、第4図に示す
ように第2の関節部B3の位置を上方に移行させ
ることができる。その結果、第4図に示す動作範
囲A1を得ることができる。これにより、ロボツ
トの動作範囲は前側上方に移行するので、前側上
方の作業に適した動作範囲を確保することができ
る。
上述した実施例は第1のアーム3に結合体6を
設けた場合について説明したが、第2図に示すよ
うに支持アーム2に、第1のアーム3中に設けた
結合体6と同様な構成の結合体11を設けること
も可能である。この場合には上述した実施例と同
様な操作によりアーム構成を、第5図に示すよう
に第2図に対比して後方に向きを変えることがで
きる。これにより、生産ラインが後方に移行した
場合に対応することができる。
この状態において、第1図〜第2図に示す実施
例と同様に結合体6を180度回転操作してこれを
固定すれば、第6図に示すように動作範囲Aを後
側上方に移行させることができる。これにより、
後側上方の作業に適した動作範囲を確保すること
ができる。
第7図〜第9図は本発明の工業用ロボツトの他
の実施例を示すもので、これらの図において第1
図〜第6図と同符号のものは同一部分である。こ
の実施例は第1のアーム3のアーム部3Aとアー
ム部3Bとの間に、別に用意した結合体12を分
離可能に結合したものである。この結合体12と
アーム部3A,3Bとの結合はボルトとナツトと
による締結あるいはデラント機構によつて可能で
ある。そして、この第7図に示すロボツトのアー
ム構成において、第8図に示すように結合体12
を別の結合体13に取替えれば、第7図に示す動
作範囲A2を第8図において符号A3で示すよう
に前側上方の移行させることができる。これによ
り、第7図に示す動作範囲A2に対してさらに上
方の作業に適した動作範囲を確保することができ
る。さらに、第9図に示すように第1のアーム3
のアーム部3Aとアーム部3Bとの間に、別に用
意した結合体14を組付ければ、第8図に示す動
作範囲A3を、符号A4で示すようにロボツトの
後側に移行させることができる。
以上述べた結合体12,13,14は一例であ
り、この構造に限定されるものではない。そし
て、動作範囲A3〜A4の形を変えずに、これら
を移行させるためには、第1のアーム3中に結合
体12,13,14をそれぞれ組み入れても、第
2の関節部B2と第3の関節部B3との回転中心
を結ぶ距離は変化せず、一定であることが必要で
ある。
第10図および第11図は本発明の工業用ロボ
ツトのさらに他の実施例を示すもので、これらの
実施例は旋回部1と第2の関節部Bとを連結する
支持アーム2を別に用意した支持アームに取替え
て動作範囲を所望に移行させるようにしたもので
ある。
第10図に示す実施例は第7図に示す実施例に
おける支持アーム2を、別に用意した支持アーム
2Aに変換したものである。この支持アームの結
合はボルトとナツトとの締結手段を用いてもよい
し、またデラント機構を用いることも可能であ
る。このように構成したことにより、第7図に示
す動作範囲A2を符号A5で示すように移行させ
ることができる。
第11図に示す実施例は第9図に示す実施例に
おける支持アーム2を、別に用意した支持アーム
2Aに変換したものである。このように構成した
ことにより、第8図に示す動作範囲A4を符号A
6で示すように後側に移行させることができる。
このように支持アーム2Aの変換によつても作
業内容に応じて動作範囲を移行させることができ
る。なお支持アーム2Aの構造はこれに限られる
ものではなく、別構造の支持アームを用いること
もできることは勿論である。さらに、旋回部1の
旋回動により、アーム全体をロボツトの後側に位
置させて後側の作業に対応することもできる。
以上述べた実施例で得られる代表的な動作範囲
の移行をまとめると、第12図に示すようにな
る。この図から明らかなように、ロボツトの前側
の下方,前方,上方および後側の下方,前方,上
方にその動作範囲を移行することができ、1台の
ロボツトにおける作業領域を拡大することができ
る。
なお、上述の実施例においては第1のアーム3
および第2のアーム4の長さにより設定される動
作範囲を移行させる場合について述べたが、第1
のアーム3および第2のアーム4をそれぞれ複数
のユニツトにし、他のユニツトを組み込んで、動
作範囲の形状を変えた場合にも、同様にその動作
範囲を所望に移行させることができる。
以上述べた本発明の実施例によれば、作業内容
に合せてロボツトの動作範囲を移行させることが
できるので、ロボツトの機能を向上させることが
できる。またユーザにとつては種々の作業内容に
合せてロボツトの構成を変更し得るので、生産性
を向上させることができる。さらにロボツトの生
産面を考えると、標準化が可能となり、その生産
性を高めることができる。
〔発明の効果〕
以上述べたように、本発明によれば、1台のロ
ボツトに設定されている動作範囲を作業内容に合
せて移行させることができるので、生産ラインで
の生産性を向上させることができるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の工業用ロボツトの一実施例を
示す平面図、第2図はその正面図、第3図は第1
図に示す本発明の工業用ロボツトの一実施例に用
いられる結合体部分の詳細な構成を示す縦断面
図、第4図〜第6図は第1図に示す本発明の工業
用ロボツトの一実施例における動作範囲の移行状
態を示す図、第7図〜第9図は本発明の工業用ロ
ボツトの他の実施例における動作範囲の移行状態
を示す図、第10図および第11図は本発明の工
業用ロボツトのさらに他の実施例における動作範
囲の移行状態を示す図、第12図は本発明の工業
用ロボツトによつて得られる動作範囲の移行状態
の一例を示す図である。 1…旋回部、2,2A…支持アーム、3…第1
のアーム、4…第2のアーム、5…手首部、6…
結合体、10…ボルト、11,12,13,14
…結合体、B2…第2の関節部、B3…第3の関
節部。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 関節部を構成する旋回部上に、関節部と各関
    節部を連結するアームとを有するアーム構成体を
    備えた工業用ロボツトにおいて、隣合う関節間に
    渡つて配置されるアームを分割し、その分割アー
    ム同しを一定形状で取外し可能な結合体をもつて
    連結し、この結合体の両フランジ面が互いに傾斜
    していることを特徴とする工業用ロボツト。 2 関節部を構成する旋回部上に、関節部と各関
    節部を連結するアームとを有するアーム構成体を
    備えた工業用ロボツトにおいて、隣合う関節間に
    配置されるアームの一端は隣合う関節の一方に結
    合し、他端は隣合う関節のもう一方に結合した一
    定形状で取外し可能な結合体に連結するものであ
    つて、この結合体の両フランジ面が互いに傾斜し
    ていることを特徴とする工業用ロボツト。
JP24396983A 1983-12-26 1983-12-26 工業用ロボツト Granted JPS60135188A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24396983A JPS60135188A (ja) 1983-12-26 1983-12-26 工業用ロボツト

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JP24396983A JPS60135188A (ja) 1983-12-26 1983-12-26 工業用ロボツト

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JPS60135188A JPS60135188A (ja) 1985-07-18
JPH0451314B2 true JPH0451314B2 (ja) 1992-08-18

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ID=17111739

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