JPH045111B2 - - Google Patents

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JPH045111B2
JPH045111B2 JP10146084A JP10146084A JPH045111B2 JP H045111 B2 JPH045111 B2 JP H045111B2 JP 10146084 A JP10146084 A JP 10146084A JP 10146084 A JP10146084 A JP 10146084A JP H045111 B2 JPH045111 B2 JP H045111B2
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building
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Description

【発明の詳細な説明】
本発明は、建築物外壁の外表面仕上方法に関す
るものであり、さらに詳しくは、建築物外壁の外
表面仕上材料として、防水性があり、透湿性が良
好であるような塗膜を形成する塗料を用いる方法
に関するものである。 従来より、建築物外壁の外表面仕上方法とし
て、砂壁状吹付材、複層模様吹付材、弾性系吹付
材、各種ペイント等が使用されている。しかし、
これらの塗料は、たとえば砂壁状吹付材では、一
般に蒸気透過性は良好であるが防水性はなく、弾
性系吹付材では、防水性は良好であるが、蒸気透
過性はほとんどない。 建築物外壁の外表面仕上材料として、防水機能
を有していない場合には、雨水等が建築物の外壁
より躯体内に浸入し、漏水や躯体材料の腐敗ある
いは強度低下などの弊害が生じる。また、建築物
外壁の外表面仕上材料として、蒸気透過性を有し
ていないと、建築物室内で発生した水蒸気を外壁
より排出できず、建築物躯体内で結露を生じ、腐
敗、カビの発生、強度低下、断熱性能低下などの
弊害を生じ、また、外表面仕上材料が塗料の場合
には、塗膜自体のフクレ、ハガレなどの原因とな
る。 本発明は、前記のような従来の建築物外壁仕上
方法では充分に機能していない、防水性と水蒸気
透過性を建築物外壁に与える目的で、塗膜形成後
透水量として0.5ml以下、透湿抵抗として2.0m2
mmHg/g以下であるような塗料組成物を、建築
物外壁の外表面に用いる方法であり、建築物外壁
躯体の内部結露による各種弊害をなくし、併せ
て、形成塗膜自体の耐久性を向上させるものであ
る。 以上のような目的を達成するために、本発明に
よる建築物外壁の外表面仕上方法に用いられる塗
料組成物としては、熱可塑性あるいは熱硬化性樹
脂又は水ガラス、コロイダルシリカ、又は、他の
バインダーを使用し、それに有機質又は無機質の
各種充填材や骨材と、各種体質顔料、添加剤など
を混合し、塗膜形成後、水分子より小さく、水蒸
気分子より大きな多量の微細孔を有するような塗
料、又は前記各種バインダー及び塗膜主構成物の
水蒸気拡散抵抗が小さいような塗料、あるいは、
前記各種バインダーに多孔質の微細充填剤を混合
した塗料、その他の機能により塗膜形成後、透水
量が24時間当り、0.5ml以下、透湿抵抗が2.0m2
mmHg/g以下であるものであり、このような塗
料組成物を建築物外壁の外表面に施工する方法と
しては、ハケ、ローラー、吹付け等の塗装による
方法、又は、上記被膜組成物を塗装した板状材料
を建築物外壁の外表面に接着又は固着させる方法
等がある。 建築物外壁の外表面仕上方法として、本発明に
よる方法を用いることにより、建築物外壁の外表
面からの雨水の侵入を防止し、建築物躯体内の内
部結露を防止することができる。 一般に建築物内部の方が外気よりも水蒸気圧が
高いため、その圧力差によつて建築物等の躯体内
で水蒸気移動が室内側から外気側へ生じるが、外
壁の外表面に透湿抵抗が大である材料が存在する
と透湿抵抗が大である材料の室内側で水蒸気移動
が妨げられ、その結果水蒸気の凝集による内部結
露の発生、内部結露の発生に伴うカビの発生や断
熱材の断熱性能低下や構造体の腐敗や強度低下が
生じる。また、透湿抵抗が大である外壁表面仕上
材が塗料等の塗膜組成物である場合には、塗膜組
成物のフクレ、ハガレが生じ、寒地においては凍
害による塗膜劣化や浮きが生じる。ところで本発
明による建築物外壁の外表面仕上方法を用いるこ
とにより前記のような内部結露の発生による弊害
や塗膜自体の弊害を防止することが可能となる。 前述のように、建築物外壁躯体での内部結露
は、合接する躯体材料において、外気側材料の透
湿抵抗が室内側材料の透湿抵抗よりも大きい場合
に、その界面へ室内側から流入してくる水蒸気よ
りも、界面より外気側へ流出する水蒸気の方が少
なくなるため、躯体全体の水蒸気移動量が多い場
合、その界面で水蒸気が凝集したものであるか
ら、建築物外壁の外表面仕上に用いる塗膜形成組
成物の透湿抵抗は、その下地となる材料、つまり
塗膜形成組成物を建築物外壁の外表面に施工する
前に外壁表面材となる材料の透湿抵抗よりも小さ
くなければならない。 表−1は、本発明に基づく建築物外壁の外表面
仕上方法の対象となりうる下地材料の透湿抵抗値
を示したものであり、本発明に基づく仕上方法に
用いる材料の透湿抵抗は2.0m2hmmHg/g以下で
なければならない。なおこの透湿抵抗値は、後述
する実施例によつても証明される。
【表】 透水量として、JIS A 6910に準ずる試験法に
より0.5ml以下とする。本来、透水量は0mlであ
るべきであるが、本発明に基づいて使用される塗
料組成物は、塗膜形成後水蒸気透過が良好であ
り、多少の雨水が内部に侵入しても、再び水蒸気
となつて排出されるため、透水量が0である必要
はない。しかし、透水量が0.5mlを越えると、そ
の侵入水は躯体内部を移動し蓄積されるため防水
性を有しているとは言えない。したがつて、本発
明に基づく建築物外壁の外表面仕上に用いる塗料
組成物は、塗膜形成後透水量が24時間当り、0.5
ml以下、透湿抵抗が2.0m2hmmHg/g以下である
必要がある。 次に、以下の試験方法に基づいて行つた比較実
験方法及び結果を実施例として示す。 〈比較実験方法〉 第1図のように温湿度を調整可能なA室及びB
室の恒温恒湿室の境界壁に、後述する試験体作成
方法により作成した試験体5を設置し、A室及び
B室の温湿度を変化させて、試験体の含水率分
布、温度分布を測定した。また、透水量の測定
は、JIS A 6910による透水ロート試験で行い、
透湿抵抗の測定は、ASTM−E96 シート状材料
の透湿試験方法による。 本発明の特徴とする外壁仕上用塗料としての物
性値を満たす、塗料組成を表−2に、比較実験に
使用した供試塗料を表−3に、実験を行つた環境
条件を表−4に示す。
【表】 但し、配合量は重量部を示す。
【表】
【表】 〇試料作製方法 第2図に示すように、表面精度のよい厚さ5mm
×巾300mm×高さ300mmのモルタル板1を作製し、
それを9枚重ね合わせ、一方の面にモルタル板と
同寸法のポリスチレンフオーム2を重ね合せ、周
囲を厚さ200μのアルミニウムテープ3で接着シ
ールする。この際、モルタル間およびモルタル、
ポリスチレンフオーム間の接触界面に、T型熱電
対を、すき間の生じないようにうめ込む。 以上のように作製した基体のモルタル側表面4
に、供試材料(a)アクリルゴム系弾性塗料、(b)砂壁
状吹付材、(c)透湿防水塗料を吹付塗装し、供試体
5とした。 〇比較実験の結果 それぞれの供試体を第1図に示されるように、
B室側に供試材料が面するようにA室とB室の境
界壁に設置し、表−4のように温湿度及び風速設
定を行い、各層間の温度変化を測定し、定常状態
になつてから24時間後に供試体を取りはずし、ア
ルミニウムテープ3をはがした後、モルタル板重
量を測定し、試験開始前の重量及び絶乾重量との
比較より重量含水率を測定した。また形成塗膜の
表面状態を観察した。それぞれの条件における含
水率、温度分布等を第3図、第4図に示す。図中
の番号a〜cは、それぞれ表−2の材料番号を示
すが、定常時における温度分布は、ほぼ同一の変
化を示すが、含水率は明らかに材料の透湿抵抗に
より異なる。透湿抵抗が2.0m2hmmHg/g以下で
ある、砂壁状吹付材(b)及び透湿防水塗料(c)は、B
室温度が0℃でも5℃でもA室側(高温側)では
含水率は高いが、B室側では、低含水率を示し、
A室側からの水蒸気がB室側へ排出されているこ
とを示している。 以上の実験により、透湿抵抗が2.0m2hmmHg/
g以下であり、透水量が0.5ml以下の被膜組成物
を建築物外壁の外表面に施工すれば、内部結露等
の弊害を防止することが判明する。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明に基づく建築物外壁の外表面
仕上方法の優位性を実験するための実験装置の要
部断面図であり、第2図は、実験に使用する供試
体の斜視図であり、第3図、第4図は実験結果の
含水率、温度分布をA室の界面からの距離ごとに
示すグラフである。 1……モルタル板、2……ポリスチレンフオー
ム、3……アルミニウムテープ、4……モルタル
板表面、5……供試体、6……フアン。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 建築物等の主要構成部材として、鉄筋コンク
    リート造、鉄骨コンクリート造、鉄筋鉄骨コンク
    リート造、PC板造、ALC板造、石綿セメント板
    造、木造、ブロツク造、無機質サイデイング板造
    等の建築物外壁の外表面仕上方法として、透水量
    がJIS A 6910による試験方法で24時間当り0.5
    ml以下であり、透湿抵抗が、2.0m2hmmHg/g以
    下であるような塗膜を形成する塗料を用いること
    を特徴とする建築物外壁の外表面仕上方法。
JP10146084A 1984-05-18 1984-05-18 建築物外壁の外表面仕上方法 Granted JPS60246949A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10146084A JPS60246949A (ja) 1984-05-18 1984-05-18 建築物外壁の外表面仕上方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10146084A JPS60246949A (ja) 1984-05-18 1984-05-18 建築物外壁の外表面仕上方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60246949A JPS60246949A (ja) 1985-12-06
JPH045111B2 true JPH045111B2 (ja) 1992-01-30

Family

ID=14301310

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10146084A Granted JPS60246949A (ja) 1984-05-18 1984-05-18 建築物外壁の外表面仕上方法

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JP2010071047A (ja) * 2008-09-22 2010-04-02 Asahi Kasei Homes Co 外壁構造

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JPS60246949A (ja) 1985-12-06

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