JPH04506487A - 除去可能な遊び紙を有する製本材料 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 除去可能な遊び紙を有する製本材料 技術分野 本発明は、裂いて取り得るような除去し得る遊び紙を有する製本材料または製本 用ファイルのそれぞれに関する。即ち、ばらばらの文書をファイルに綴じる製本 材料または製本用ファイルのそれぞれに関する。

本発明は更に特に、表表紙が、製本する文書と共に製本材料または製本用ファイ ルにそれぞれ取り付けられることにより、製本材料または製本用ファイルに関係 なく、製本する文書の束の表表紙を自由に選定できる、製本材料または製本用フ ァイルに関する。

これにより、製本の表表紙の選択が完全に自由にできる。

即ち、ばらばらの文書を収集し綴じている間に、印刷して有りまたはして無い、 透明または不透明の表紙を自由に選定できる製本材料または製本用ファイルが得 られる。

発明の開示 本発明の他の特徴に従って、望ましくは堅い背を用いることにより、ばらばらの 文書が容易に一緒に製本できる製本材料または製本用ファイルが作成される。

本発明に基づ（製本材料または製本用ファイルとして、まさに原則的には、しな やかな背を持つ材料を使用することができる。

本発明に基づく製本材料または製本用ファイルは、主として一定量のばらばらの 文書を一緒に結合することを意図しているが、特定な実施例では、一つまたはそ れ以上の文書を収納する簡単な伝票ファイルとして使用することもできる。

本発明に基づ（製本材料は、出願人のベルギー特許第８８０１１５５号に記述す る汎用製本材料かまたはここに引用する汎用製本材料と組み合わせて使用するこ とができる。

事実、本発明に基づく製本材料または製本用ファイルと組み合わせて、汎用製本 材料を上記の適用に従って好適に使用することができるが、この場合この汎用製 本材料は主として、完全にまたは部分的に表表紙を形成することを意図する第１ の部分と、裏表紙を形成することを意図する第２の部分と、粘着手段を含む背の 形成を意図する第３の部分とより成り、該粘着手段は熱影響を受けて溶融する接 着剤より成り、加熱冷却されることにより、形成された背の内側と外側双方に粘 着性を有する結合部分を構成するものとする。

かかる汎用製本材料は、適切な表表紙と共に製本材料として本発明に基づく製本 材料中に置かれ、次いで加熱冷却されて、本発明に基づ（製本材料内に置かれた 適切な表表紙と接着され、その後本発明に基づく製本材料の遊び紙を除去するこ とができ、かくて手際よく製本されたユニットが得られ、その表表紙は上記の汎 用製本材料と本発明に基づく製本材料の表表紙とにより構成される。

特定の実施例においては、本発明に基づく製本材料内の適切な表表紙と結合され る汎用製本材料もまた、その片側または両側に除去し得る遊び紙が設けられてい る。

本発明に基づ（製本材料または製本用ファイルは主として、裏表紙と、その延長 部にある製本材料の実際の背と、この背を越えた部分と、除去し得る遊び紙と、 そして上記の背を越えた部分と除去し得る遊び紙に隣接する部分との間にあり、 上記部分と除去し得る遊び紙のいずれか一方に固着し、除去し得る遊び紙と上記 部分のいずれか一方に分離可能に接続された粘着手段から成っている。

他の実施例によれば、本発明に基づく製本材料または製本用ファイルは、如何な る材料でも差し支えない裏表紙と、適切な種類の紙の表表紙または遊び紙と、少 なくとも用紙が接着される接着剤の１からなる背とから成っている。遊び紙は、 上記粘着性を有する背にその第２自由端が接着された細片にそれ自身が接続着さ れる感圧性接着剤に、分離可能な層により更に接続され、且つ遊び紙には、遊び 紙が一方で上記細片に直接接続する部分と他方で上記細片に分離可能に接続する 部分との間に位置する目打ち線が明けられている。

図面の簡単な説明 本発明の特徴を一層よ（説明するために、それにより如何なる制限も受けること の無いものとして、例として若干の好適な実施例を同封の図面を参照して下記に 説明する。

図１は除去し得る遊び紙を有する本発明に基づ（製本材料または製本用ファイル の透明図を示す。

図２は、図１において線Ｘ−Ｘで切断した断面を示す。

図３は、図２においてＦ３により示した部分を拡大して示す。

図４は、使用状態における図１の製本材料の断面を示す。

ヌ５は、図４の変形例を示す。

図６は、既知の汎用製本材料と組み合わせた図１に示す製本材料の応用例を示す 。

図７と図８は、それぞれ図６による製本の中間局面と最終局面を示す。

図９．１０．１１は３つの局面を示し、そのうち図１１は図６から図８の方法に 基づく例の変形例となる製本の最終局面を示す。

図１２は、本発明に基づく製本用ファイルの変形例の透視図、更に特に裂いて取 り得る遊び紙を有する製本用ファイルを示す。

図１３は、図１２の線■−■における概略断面図を示す。

図１４は、図１３においてＦ１４で表す部分の拡大図を示す。

図１５は、Ｕ字型に折り曲げた後の、本発明に基づく製本用ファイルの横断面図 を示す。

図１６は、本発明に基づきばらばらの文書を一緒に製本で纏めている状況の横断 面図を示す。

図１７は、図１６に似ているが、実際の製本が終了した後の図を示す。

図１８は、図１７に似ているが、遊び紙が裂き取られた後の図を示す。

図１９と図２０は、図１４と類似の断面を示すが、変形実施例に対す名ものであ る。

実施例 図１において、製本材料または製本用ファイル１は主として遊び紙２と、裏表紙 ３から成り、本実施例においては裏表紙３は同時に背４を形成し、この目的のた め長手方向の溝がそれぞれ折り曲げ線５．６として背４に対して適切な間隔で設 けられている。

裏表紙３の背４を越えた所にある部分７は、その内側に接着剤８の層が施されて おり、それに遊び紙２が弱接着剤９の層または同様な分離可能な接着手段で取り 付けられてしする。

遊び紙及び接着剤９の層等は全て簡単に裏表−３の一部７から分離でき、その後 接着剤８の層は自由に下にある文書に接着できるようになる。

製本中に製本する文書の束を保持するだけの遊び紙２はより低質の材料ｉ１えば 紙で製作し得るのに対して、裏表紙３はよりよい品質例えば図４に示す白い薄い 張りあわせ紙で製作される。

本発明に基づ（製本材料はしかし、Ｕ字型材料ｌＯに接着される裏表紙の透明、 不透明に関わらず何等の障害も無しに、裏表紙から製作に着手し、また同時に製 本材料の背４も形成することができるが、この場合背４はしなやかな材料で製作 される。

本発明に基づくかかる製本材料または製本用ファイルは、例えば製本材料の一部 ７の幅と同じ限定された幅しか持たない可能性のある前面紙１１と、裏面紙１２ と、熱影響下で溶融し加熱冷却され粘着性結合部を内外面に作る接着剤からなる 粘着手段で構成される背１３とから、原則的に構成されるベルギー特許第８８０ １１５５号に記載する汎用製本材料と共に、好適に応用することができる。

本発明に基づいて、製本すべき文書の束は図６に示す如く汎用製本材料１１，１ ２．１３内に設置される。この際上に述べた前面紙１１が文書１４と同じかほぼ 同じ大きさであれば、この前面紙１１が製本の実際の表表紙となるが、この前面 紙１１が図６から図８に示すように７の部分の幅と等しいかまたはほぼ等しい幅 しかない場合は、製本する文書の最初の頁１５が表表紙となる。

この為、製本の表表紙を作るのに非常に多くの種類の表紙を使用できることは明 らかである。

本発明に基づ（この様な表紙は、まさにこの様に製本に関係なく製作し印刷する ことができる。

図６に示すように、製本材料１１，１２．１３の中に多数の製本する文書を入れ るだけで良く、その場合最初の文書１５は適切な材料で適切に仕上げ且つ印刷さ れたものとし、その後部品１１から１５で形成されたユニットの周りに本発明に 基づ（製本材料を図７に示すように取り付ける。

この状態で接着剤の層１３を既知の適切な方法で加熱し、一方で文書１４と最初 の文書１５を接着剤１３の層に固定し、他方で製本材料１の背４を接着剤１３の 層に固定する。

この様にして形成した製本を冷却すると、次ぎには遊び紙を単に引っ張って前面 の頁１１と接着剤８の層との間から遊び紙を除去することにより、最終的に汎用 製本材料１１゜１２．１３の前面の買上の接着剤８の層によって、裏表紙３の部 分７を接着することが充分にできる。

接着剤８の１に比べて接着剤９の１の粘着力は、非常に弱いから、これにより遊 び紙２の除去が可能である。

この様にして、特定の製造方法や、材料の選択や最終的な表表紙の全体の状態に 限定されること無く、非常に効果的に立派な製本を仕上げることができる。

図９から図１１には、図６から図８に示す実施例の変形例を示す。

これらの図９から図１１には、図１から図５に示した本発明に基づく製本材料が 、この場合は通常は低い高さのそれぞれ１１．１２の前面紙及び裏面紙と、この 前面紙、裏面紙の内側にそれぞれ取り付けられたそれぞれ１６．１７の除去し得 る遊び紙とからなる汎用製本材料と共に使用されている応用例を示す。

前例におけるように、前面紙１１と裏面紙１２は接着剤１３の層により互いに接 続されているが、この接着剤層１３の目的はなお上述のように、文書１４を一方 においては用紙１１．１２と接着し、他方においては本発明に基づく製本材料の 背４と接着することである。

この場合遊び紙１６．１７は、それぞれ一方では接着剤層１８．１９により、ま た他方では弱い接着剤層２０．２１により、それぞれ前面紙１１、裏面紙１２に 取り付けられる。

図９に示すように種々の材料が相互に結合された後、接着剤Ｎ１３は加熱され引 き続き冷却され、その結果一方では文書１４の製本が行われ、他方では汎用製本 材料１１，１２゜１６．１７が本発明に基づく製本材料の背に結合される。

この製本作業の前、途中及び後において、如何なる様式、如何なる材料及び如何 なる方法で処理し印刷されたものでも希望する表表紙１５を、本発明に基づく製 本材料の遊び紙２と汎用製本材料１１，１２，１６．１７の遊び紙１６の間に設 置する。

第１及び第２の実施例の双方において、遊び紙２と１６゜１７はそれぞれ文書１ ４または表表紙１５が、全製本期間中如何なる風にも毀損されるのを避けるもの である。

文書１４が結合された表表紙１５が取り付けられた後、（図１０参照）、遊び紙 ２と状況により遊び紙１６．１７の一方または両方を単に引っ張ることにより除 去できるが、これは弱接着剤層８，２０．２１がそれぞれ存在することにより可 能となっている。その後ユニット全体を加圧し、それにより一方では裏表紙３の 前述した部分７が表表紙１５に接着され、他方では前面紙１１、裏面紙１２がそ れぞれ文書１４に接着される。

例示した実施例においては、製本する文書を含む製本用ファイルの全体の厚さは 、明瞭化の高程々の局面で異なって製図されている。除去された遊び紙は非常に 薄い厚さしかない為、このユニットの実際の厚さは明らかに殆ど同じである。

図１２は、主として裂き取ることができる遊び紙２と、裏表紙３と背４からなる 製本用ファイル１を示す。

この裏表紙３はしなやかでも堅くても、透明でも不透明でも如何なる材料でも良 いが、裂き取ることができる遊び紙２は薄い種類の紙で作られ、この実施例にお ける背４は熱影響下で可溶性の接着剤から成り、それに対し片方では遊び紙２が 、反対側では裏表紙３が開放されている縁に接着されている。

背４には図４に示すＵ字型の製本用ファイルをつくるのに折り曲げ線として働く 平行な切欠５．６があり、それらは背４の内面にでも外面にでも設けることがで きる。裏表紙３の延長部に在る粘着性の背４上には、更に特に遊び紙２の反対側 には、細片状の材料７例えば厚紙の細片が接着され、その上に背４の粘着部を過 ぎた部分のしかし同じ側で接着剤８が塗布され、細片７は圧力を受けて他の部分 と接着できるように成っている。

カバーまたは、感圧性の接着剤８の粘着力には感応しないかまたは殆ど感応しな い分離可能層９が、遊び紙２と感圧性接着剤８との間に設けられている。

最後に目打ち２２が層９と背４の間の位置でファイルの全長に亙って遊び紙２に 設けられている。

目打ち綿２２は、遊び紙２の各端で少しだけ、例えば１０乃至２０ミリに亙って 裂くか切断して！くのが望ましい３本発明に基づくこの様な製本用ファイルを利 用することは、非常に簡単で且つ効果的である。

製本用ファイルを図１５に示す形に折り曲げることによって、一方で製本する多 量の文書１４をその中に納め、他方では文書１４の用紙と同じでもまたは異なる 材質でも作成でき、前印刷をしてあっても無（でも、透明であっても無（でも、 換言すれば前述の遊び紙２に向き合わせて置かれる如何なる希望する表紙ででも 作成し得る適切な第１頁１５をその中に納めることが十分に可能である。

この場合には、本発明に基づく製本用ファイルもまた適当な強化用ファイルか装 飾用ファイル２３の中に入れられる。

その後、背４は適当に加熱され、文書１４と表表紙１５等は全て粘着性の背４に 強く接着される一方、本発明に基づく製本用ファイルは順番で強化ファイル、装 飾用ファイルまたは類似品２３等に強く接着される。

ユニットが一緒に圧縮され、適切な方法で冷却された後、遊び紙を裂いて取るこ とは十分できるが、これは一方では層９が感圧接着剤から容易に離れることがで きることと、他方では目打ち２２がありこれにより遊び紙が容易に裂き取り得る ことによる。このことは前述した予め裂きまたは切断したことにより裂くことが 遊び紙の端から始まる必要がないことによって更に容易にされている。

続いて、感圧接着剤８の所で製本に圧力が加えられ、細片７とこの方法において 後から取り付けられた表表紙１５との間が適切に接続される。

この様にして、いかなる表表紙１５も選定及び製本することができ、また遊び紙 の裂き取りが綺麗にできて製本後は裂き取り線がもはや見えない目打ち２２が存 在することによって、遊び紙２の除去が非常に効果的に行われるファイルを明ら かに得ることができる。

図１９．２０においては、表表紙３と細片７が、背４の後ろに位置する部分４Ａ と共にいわば一体になっていることの為、上述の実施例とは主として異なる、上 述の実施例の変形例が示されている。

図１９に示す実施例においては、遊び紙２は目打ち２２を越えた所で接着剤層８ に定常的に接続され、一方この遊び紙２は前記の層９を介して目打ち２２の前方 で接着剤層８に接続されている。

図２０に示す実施例においては、遊び紙２は図１４に示す例と同じ方法で、粘着 性の背４と、層９を介して接着剤１１８にそれぞれ接続されている。

折り畳み線としては背４Ａと４の両方に、溝をつけるか、及び若しくは切欠きを 設けることができる。

図１９と２０による製本用ファイルの利用方法は、図１５から１９を参照して上 記に述べたものと同一である。

本発明は、例として記述し図面に示した実施例に決して限定されるものではなく 、本発明に基づく製本材料または製本用ファイルは、それぞれ本発明の範囲から 逸脱すること無（、あらゆる種類の形状、寸法で実行することができるものであ る。

補正書の写しく翻訳文）提出書 （特許法第１８４条の８） 平成３年１２月２０同

Claims (13)

【特許請求の範囲】
1. １．除去し得る遊び紙を有する製本材料において、該製本材料は、主として裏表 紙（３）と、その延長上にある製本材料の実際の背（４）と、この背（４）を越 えて延長する裏表紙（３）の一部（７）と、除去し得る遊び紙（２）と、前記の 部分（７）と除去し得る遊び紙（２）に隣接する部分との間にありそれぞれ一方 においては前記の部分（７）と除去し得る遊び紙（２）のいずれか一方にしっか りと接続され、他方においては除去し得る遊び紙（２）と部分（７）のいずれか 一方に分離可能に接続される粘着手段（８，９）を有することを特徴とする製本 材料。
2. ２．主として如何なる材料でも良い裏表紙（３）と、適切な種類の紙でできた表 表紙または遊び紙（２）と、少なくとも、用紙（２，３）が附着される接着剤層 からなる背（４）とから成り、遊び紙（２）は、前述の粘着性のある背（４）に その第２自由端で接続される細片（７）にそれ自身が接続される感圧接着剤層（ ８）に、分離可能の層（９）によって更に接続され、且つ遊び紙（２）には、遊 び紙（２）が上述の細片（７）に一方において直接接続する部分と他方において 分離可能に接続する部分（８，９）との間に位置する目打ち線が明けられている ことを特徴とする請求項１に記載する製本材料。
3. ３．背（４，４Ａ）は、溝または折り曲げ線（５，６）によって境界線が形成さ れることを特徴とする請求項１または２に記載する製本材料。
4. ４．接着手段（８，９）は、上記の部分（７）に対する強力な接着剤層（８）と 、遊び紙（２）に対する弱い接着剤層（９）によって構成されることを特徴とす る請求項１または２に記蔵する製本材料。
5. ５．ファイルの背は、接着剤（４）のみにて構成されることを特徴とする請求項 ２に記載する製本ファイル。
6. ６．ファイルの背は、接着剤層（４）と、一方では裏表紙（３）と他方では細片
7. （７）と共に一体を成す背の部分（４Ａ）とにより、同時に構成されることを特 徴とする請求項２に記載する製本ファイル。 ７．用紙（２，３）は背（４）の側線に接続され、且つ互いに相対する側に接続 されることを特徴とする前記各請求項の一つに記載する製本ファイル。
8. ８．用紙（２，３）は、それぞれ細片（７）と接着剤層（４）に接続されること を特徴とする前記各請求項の一つに記載する製本ファイル。
9. ９．上述の細片（７）は、裏表紙（３）が接続される側と同じ側で粘着性の背（ ４）に接続されることを特徴とする前記各請求項の一つに記載する製本ファイル 。
10. １０．目打ちライン（２２）は、遊び紙の各端において少しの範囲裂くか切断さ れることを特徴とする前記各請求項の一つに記載する製本ファイル。
11. １１．背（４）と部分（７）を有する裏表紙（３）は、薄い張り合わせ紙より作 成されることを特徴とする前記各請求項の一つに記載する製本ファイル。
12. １２．背はしなやかな材料で作成されることを特徴とする前記各請求項の一つに 記載する製本ファイル。
13. １３．遊び紙（２）は薄い紙で作成されることを特徴とする前記各請求項の一つ に記載する製本ファイル。