JPH089742Y2 - 見出しラベル - Google Patents

見出しラベル

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JPH089742Y2
JPH089742Y2 JP1990080228U JP8022890U JPH089742Y2 JP H089742 Y2 JPH089742 Y2 JP H089742Y2 JP 1990080228 U JP1990080228 U JP 1990080228U JP 8022890 U JP8022890 U JP 8022890U JP H089742 Y2 JPH089742 Y2 JP H089742Y2
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JP
Japan
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adhesive
label
label piece
paper
heading
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1990080228U
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English (en)
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JPH0437976U (ja
Inventor
建治 大朏
Original Assignee
建治 大朏
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 [利用分野及び考案の概要] 本考案は、見出しラベル、特に、背表紙部のない薄手
のファイルや封筒等をそのまま保管する際に見出しとし
て使用する見出しラベルに関するものであり、該ファイ
ル等の側方から見出しが読めるようにしてファイル等の
使い勝手を良くするものである。
[従来技術及びその問題点] 少数枚ずつの書類を孔を開けずに収容するには、薄手
のファイルに挟んだり、封筒に入れてそのまま保管する
と便利である。
従来、これら薄手のファイル用の見出しとしては、第
7図に示すような、該ファイルの開放端側に見出し記入
用紙(5)を出し入れ自在にした見出し用袋部(51)が
形成されているものがある。
又、ファイルに替えて、これら見出し部(51)が設け
られていない通常の封筒等では、冊子等の頁の端部に貼
着させるインデックスラベルが利用できる。このもので
は、ラベルの左右対称位置にタイトルを2つ書き込み、
ファイル又は封筒の側方部を挟持するように二つ折り状
態で所定位置に貼着させるものである。
しかしながら、これら見出し用袋部(51)又はインデ
ックスラベルは、ファイル又は封筒の表裏面に沿ってタ
イトルが表示されることとなるから、記入用紙(5)又
はラベルに記載したタイトルは、ファイル又は封筒の表
裏側からは見えるが、側方からは視覚することはできな
い。
よって、これらファイル又は封筒等を多数束ねて保管
する場合では、側方、すなわち、背表紙に相当する側か
らタイトルを一覧することができず不便である。
[課題] 本考案は、このような、少数枚の書類やパンフレット
等を収容する薄手のファイルや封筒等の扁平な袋体
(2)に貼着させて収容物の内容を表示する見出しラベ
ルにおいて、袋体(2)を複数枚束ねて保管する際に、
ラベルの表示が一覧できるようにすることを課題とす
る。
[技術的手段] 上記技術的課題を解決するために講じた本考案の技術
的手段は「ラベル片(1)の裏面において、中央に一定
幅を有し且対向端辺間を貫通する非粘着部(11)を形成
し、その両側域に粘着部(10)(10)を形成し、ラベル
片(1)の表面に於ける前記非粘着部(11)に相当する
範囲を筆記可能な表面状態とすると共に、前記非粘着部
(11)に相当する範囲は折り目のつきにくい構成とし
た」ことである。
[作用] 本考案の上記技術的手段は次のように作用する。
まず、ラベル片(1)の裏面の非粘着部(11)に対応
する表面側中央部に、袋体(2)に収容する書類等の内
容を表示するタイトルを記入する。そして、ラベル片
(1)の両側部の粘着部(10)(10)で袋体(2)の表
裏を挟むようにラベル片(1)を袋体(2)の側辺近傍
に貼着させる。この時、ラベル片(1)の各粘着部(1
0)(10)の全体を袋体(2)の側面にそれぞれ貼着さ
せる。これにより、ラベル片(1)の粘着部(10)(1
0)で袋体(2)の表裏両面を挟持し且非粘着部(11)
で袋体(2)の側辺を包囲する態様で、ラベル片(1)
が袋体(2)に貼着することとなる。
この状態においては、非粘着部(11)は相互に貼着し
合うこともなければ、袋体(2)に不用意に貼着してし
まうこともない。言い替えれば、ラベル片(1)の中央
部は縦に二つ折れ状態となることなく、袋体(2)の側
辺を包囲することとなる。また、前記非粘着部(11)に
相当する範囲は折り目のつきにくい構成としたから、非
粘着部(11)は丸みのある態様に屈曲されてその両側が
袋体(2)に貼着されることとなる。
よって、ラベル片(1)の表面中央部に記載したタイ
トルは、袋体(2)の側方から視覚されることとなり、
言わば、背表紙として機能することとなる。
また、前記のように背表紙として機能する部分が丸み
のある態様に屈曲するから、正面からみた場合の幅が狭
くても大きなタイトルが記載できる。
[効果] 本考案は上記構成であるから次の特有の効果を有す
る。
ラベル片(1)は袋体(2)の言わば背表紙として機
能することとなるから、袋体(2)を多数束ねて保管す
る場合でも、各袋体(2)(2)のタイトルを一覧する
ことができ、いちいち袋体(2)を引き出して内容を確
認する必要がなく、袋体(2)(2)の取り扱いが便利
になる。
前記のように背表紙として機能する部分が丸みのある
態様に屈曲するから、正面からみた場合の幅が狭くても
大きなタイトルが記載できる。
さらに、前記非粘着部(11)に相当する範囲は折り目
のつきにくい構成としたから、丸みのある状態に屈曲し
た部分が扁平に折り畳まれにくく、使用中にタイトル表
示部が二つ折り状態に扁平化してタイトルが見にくくな
る不都合が生じにくい。
[実施例] 以下、本考案の実施例を第1図から第6図に基いて説
明する。
第1図に示す第1実施例のものは、表面が筆記可能な
材質からなり且裏面全域に接着剤層が形成されている連
続する粘着用紙から、縦長の見出しラベルとなるラベル
片(1)を多数、剥離台紙(4)上に並列させるもの
で、このものを製作するには、まず、該粘着用紙の表面
に所定の図柄やライン等の印刷を施し、粘着用紙の横幅
がラベル片(1)の縦長さと略一致するようにラベル片
(1)の範囲を確定する。次に、前記剥離台紙(4)を
粘着用紙から一旦剥離させて接着剤層を露出させ、前記
縦長のラベル片(1)の範囲を縦に約3等分した区間の
中央帯を該粘着用紙の横幅一杯まで特殊印刷を施して、
所謂「のり殺し」を行なう。これにより、縦長のラベル
片(1)の裏面中央域に帯状の非粘着部(11)が縦に形
成されるとともに、その両側の接着剤層がそのまま粘着
部(10)(10)として機能することとなる。その後、前
記剥離台紙(4)を再度粘着用紙に粘着させる。
そして、前記ラベル片(1)の範囲の粘着用紙のみを
打抜き、ラベル片(1)以外のスクラップを剥離台紙
(4)上から剥離させる。
これにより、第1図に示すような、裏面中央域に帯状
の非粘着部(11)が対向端辺間を縦に貫通する態様で形
成された縦長のラベル片(1)(1)が剥離台紙(4)
上に多数並列することとなる。
上記実施例では、ラベル片(1)の裏面全域に形成さ
れていた接着剤層に所謂「のり殺し」を行なって非粘着
部(11)を形成したが、第2図,第3図に示す第2実施
例のものは、ラベル片(1)の裏面の粘着剤層の中央部
域に剥離紙を貼着させたままにして非粘着部(11)を構
成するようにしたものである。
このものは、第2図に示すように、縦長のラベル片
(1)(1)を粘着用紙に直列するように構成するもの
で、この粘着用紙に貼着させる剥離台紙(4)は予め長
手方向に平行に3等分された構成のものを採用する。こ
の実施例のものは、粘着用紙の表面に所定の図柄やライ
ン等の印刷を施してラベル片(1)が粘着用紙の長手方
向に沿って直列に整列するようにラベル片(1)の範囲
を確定した後、その確定範囲を打抜くが、この時、第3
図に示すように、3等分されている剥離台紙(4)の両
端帯上の粘着用紙は、該粘着用紙のみを打抜き、剥離台
紙(4)の中央帯上の粘着用紙は、該粘着用紙とともに
該剥離台紙(4)をも打抜く。これは、ラベル片(1)
の外形線のうち、剥離台紙(4)の中央帯上のラベル片
(1)の外形線を打抜く刃の突出長さを、剥離台紙
(4)の両端帯上のラベル片(1)の外形線を打抜く刃
の突出長さよりも剥離台紙(4)の肉厚分だけ長く設定
することにより、ラベル片(1)全体が同時に簡単に打
抜かれることとなる。
尚、この段付き打ち抜き方法は公知であり、通常のト
ムソン刃を用いて打抜き可能である。
その後、粘着用紙のラベル片(1)(1)以外のスク
ラップを除去すると、第2図に示すようなラベル片
(1)(1)が多数、剥離台紙(4)上に直列するよう
に構成されることとなる。
この実施例のラベル片(1)を一枚取出すと、ラベル
片(1)の両側の粘着剤層は剥離台紙(4)から剥離さ
れるが、ラベル片(1)の裏面中央域には、剥離台紙
(4)が貼着したまま取り出されることとなる。すなわ
ち、このラベル片(1)の両端の接着剤露出域が粘着部
(10)(10)となり、剥離台紙(4)が貼着したままの
中央域が非粘着部(11)となるのである。
又、ラベル片(1)の中央域に非粘着部(11)を、そ
の両端部に粘着部(10)(10)を形成する方法として
は、裏面に粘着剤が塗布されていない連続する普通紙の
長手方向に沿った両側部域にのみ、接着剤(3)(3)
を塗布する方法も採用可能である。この場合、前記第2
実施例と同様に、ラベル片(1)(1)は用紙上に直列
状態に形成されることとなり、その剥離台紙(4)への
貼着状態の断面は、第4図の如くとなる。
これら各実施例のものは、すべて縦長の見出しラベル
を構成したもので、これらは、各ラベル片(1)の中央
部の表面側に、所定のタイトルを縦書きに記入し、裏面
の粘着部(10)(10)で、第5図に示すように、薄手の
ファイルや封筒等の袋体(2)の側辺近傍に該袋体
(2)を挟持するように貼着させて使用するものであ
る。
上記各実施例で採用した粘着用紙或は普通紙は、ある
程度の厚みを有するものが見出しラベルとして使い勝手
が良い。このようにすることにより、同図に示すよう
に、タイトル表示部が丸みのある態様にて使用されたと
き、このタイトル表示部が二つ折りに扁平化する不都合
が解消されるからである。この趣旨から、薄肉の用紙の
場合は、ラベル片(1)の非粘着部(11)に相当する部
分だけでも裏打ちを施して厚肉に構成する必要がある。
この裏打ちには、折り目のつかない軟質合成樹脂シート
が採用可能である。
例えば、上記第2実施例における剥離台紙(4)全体
を合成樹脂シートから構成しても良いし、又、裏面全域
に接着剤が塗布されているラベル片(1)において、非
粘着部(11)となる裏面中央所定域に柔軟製のある合成
樹脂シートを貼着させて構成しても良い。
さらに、ラベル片(1)全体を軟質合成樹脂シートで
構成しても良く、この場合、該ラベル片(1)の裏面両
側辺に沿って粘着剤層を形成するとともに表面全体に白
いベタ印刷を施しておけば、ラベル(1)の表面が滑ら
なくなるので見出しを記載し易い。
尚、本考案の見出しラベルは、上記したように、袋体
(2)に貼着させて背表紙代わりに利用できる他、第6
図に示すように、ラベル(1)をフロッピーディスク
(F)に貼着させても使用できる。この場合、多数のフ
ロッピーディスクをケースに収容した状態のままで各フ
ロッピーのタイトルを一覧することができる上に、コン
ピュータ内にセットした状態でもそのタイトルを確認す
ることができるので、使い勝手が良いものとなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案第1実施例の説明図,第2図は第2実施
例の説明図,第3図はその打抜き状態の説明図,第4図
は第3実施例の説明図,第5図は使用状態の説明図,第
6図は他の使用例の説明図,第7図は従来例の説明図で
あり、図中, (1)……ラベル片 (10)……粘着部 (11)……非粘着部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ラベル片(1)の裏面において、中央に一
    定幅を有し且対向端辺間を貫通する非粘着部(11)を形
    成し、その両側域に粘着部(10)(10)を形成し、ラベ
    ル片(1)の表面に於ける前記非粘着部(11)に相当す
    る範囲を筆記可能な表面状態とすると共に、前記非粘着
    部(11)に相当する範囲は折り目のつきにくい構成とし
    た見出しラベル。
JP1990080228U 1990-07-26 1990-07-26 見出しラベル Expired - Lifetime JPH089742Y2 (ja)

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JP1990080228U JPH089742Y2 (ja) 1990-07-26 1990-07-26 見出しラベル

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JPH0437976U JPH0437976U (ja) 1992-03-31
JPH089742Y2 true JPH089742Y2 (ja) 1996-03-21

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4684443B2 (ja) * 2001-03-21 2011-05-18 株式会社サトー 巻付貼付用部分粘着ラベルの製造方法
JP4988097B2 (ja) * 2001-06-26 2012-08-01 リンテック株式会社 粘着シート及び粘着シート積層体

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS58157362U (ja) * 1982-04-15 1983-10-20 松下電工株式会社 ラベル

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