JP2539177Y2 - 製本表紙カバー - Google Patents

製本表紙カバー

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JP2539177Y2
JP2539177Y2 JP1824091U JP1824091U JP2539177Y2 JP 2539177 Y2 JP2539177 Y2 JP 2539177Y2 JP 1824091 U JP1824091 U JP 1824091U JP 1824091 U JP1824091 U JP 1824091U JP 2539177 Y2 JP2539177 Y2 JP 2539177Y2
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JP
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cover
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sheet
adhesive
bonding
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幸子 長島
孝三郎 中村
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Nichiban Co Ltd
Original Assignee
Nichiban Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、背張り型簡易製本機に
おいてホットメルト接着剤を用いて、多数枚の印刷また
はコピーされたシート(以下シートという)を製本する
製本表紙カバーに関するものである。
【0002】
【従来の技術】背張り型簡易製本機においてホットメル
ト接着剤を用いて製本を行う製本表紙カバーについて
は、すでに種々のアイデアが提案されており、なかには
市販されているものもあるが、これらのものは、その表
紙、背部および裏表紙が一体となっているものがほとん
どであり、背部の裏面にホットメルト接着剤よりなる細
長い結合テープを張り付けているものが多かった。
【0003】この種の製本表紙カバーは背部の幅、すな
わち背幅が決まっているため、この背幅とシートの厚さ
とをうまく合わせにくく、背の部分に隙間ができてシー
トの納まり具合が悪かったり、また背部の幅がシートの
幅より長くなったり、反対に表紙の幅がシートの幅より
短くなったりして、シートと表紙の幅がぴったりと一致
しないという不具合があった。従って、この対策として
は、製本をしようとするシートの厚さに合わせて、製本
表紙カバーの背幅を選択してシートの納まり具合および
表紙の幅の調整をする必要があるために、種々の背幅サ
イズの異なる製本表紙カバーを用意しなければならず、
製本の作業性が悪くなり、保管もわずらわしく、製本コ
ストも高くなる欠点があった。また前述したように、表
紙、背部および裏表紙とが一体となっているために、こ
の表紙にワープロ、コピー機、印刷機で印字、模様や図
形の印刷を行うことはできず、インデックス機能を付与
して書類の管理、整理をするときに不便であり、さらに
宣伝、PRの媒体として利用できにくいという不都合も
あった。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】本考案は、前述した従
来の製本表紙カバーの欠点、不都合を改善するものであ
り、製本をしようとするシートの厚さに関係なく、1〜
2種類の背幅の製本表紙カバーを使用することによっ
て、シートを具合よく納め、かつ表紙のスペースを調整
してシートと表紙との幅を一致させ、製本の作業性の改
善、保管の簡略化、、製本コストの低減化をはかること
にある。また本考案は、製本表紙カバーの表紙を、その
背の部分および裏表紙と分離して、表紙にワープロ、コ
ピー機、印刷機で印字、模様や図形の印刷を行うことに
よって、インデックス機能を付与して書類の管理、整理
の効率化をはかるとともに宣伝、PRの媒体として活用
することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案は、製本表紙カバ
ーを、表紙と、背部を有する裏表紙とに分離し、裏表紙
の背部の裏面のほぼ中央部に、ホットメルト接着剤より
なる細長い結合テープを種々の形態に張り付け、さらに
裏表紙の背部を折り曲げて表紙の接着部とし、この接着
部の裏面に、表紙を張り付けるための剥離紙付の粘着テ
ープまたは結合テープを接着したことを特徴とするもの
である。
【0006】
【実施例】本考案の実施態様の一例について以下に説明
をする。本考案の製本表紙カバーは、図1に示すよう
に、表紙1と、背部2を有する裏表紙3とを分離したも
ので、この裏表紙3の背部2の裏面のほぼ中央部に、ホ
ットメルト接着剤よりなる細長い結合テープ4を張り付
ける。なお結合テープ4は、細長い一枚ものでもよい
が、これを多条に、かつ各々が単独に分離可能に張り付
けると、製本するシートの厚みに対応できるので便利で
あり、さらに裏表紙3の背部2の先端部分を折り曲げて
表紙1の接着部5とし、この接着部5の裏面(または表
面)に表紙1を張り付けるための粘着テープ6を接着す
るが、この粘着テープ6としては、例えば公知の感圧性
接着剤あるいはその両面テープに剥離紙7を着脱可能に
貼り付けたものを使用する。さらに、この結合テープ4
は、その長手方向に一端を背部に貼着しておいてもよい
し、また同時に、背部2と結合テープ4の全面または一
部を部分的に貼着剤で貼り付けておいてもよい。
【0007】結合テープ4を構成するホットメルト接着
剤の材質としては、エチレン酢ビ共重合樹脂、ポリエチ
レン、ポリアミド、ポリエステル等の合成樹脂ベースの
ものを用いるのが通常であるが、これら以外にも熱溶融
性があり、製本するシートの一端部を束ねて、裏表紙3
の背部2に接着できるものであれば、どのようなもので
も用いることができる。本表紙カバーの材質としては、
表紙1にワープロ、コピー機、印刷機で印字、模様や図
形の印刷を行うので、紙が最適であるが、紙以外にも印
字、模様や図形の印刷を行えればどのようなものでもよ
く、たとえば塩化ポリビニール、ポリエステル等のプラ
スチックシートやフイルム、布、皮も使用できる。裏表
紙3の背部2の幅は、一種類または二種類程度の幅のも
のを用意することが望ましいが、製本するシート8の厚
さに応じて裏表紙3の背部2の幅を適宜選択できること
は勿論である。接着部5の幅についても、一種類または
二種類程度の幅のものを用意することが望ましいが、製
本するシート8の厚さに応じて接着部5の幅を適宜選択
して使用することはいうまでもない。結合テープ4の幅
は、2〜10mmが適当であり、このような結合テープ
4の2〜10条を、裏表紙3の背部2の裏面に、各々が
単独に分離てきるように張り付ける。粘着テープ6と剥
離紙7結合テープ4の幅は、2〜10mmが適当であ
【0008】
【作用】本考案の製本表紙カバーの操作について説明す
る。図2に示すように、製本するシート8を背当て型の
簡易製本機9で製本するについて、まず製本するシート
8の厚さに応じて、裏表紙3の背部2に張り付けている
結合テープ4の幅の選択、すなわち、製本するシート8
の厚さと結合テープ4の幅が同じであれば、そのままで
よいし、製本するシート8の厚さより結合テープ4の幅
が広ければ、多条の結合テープ4のうち、不必要な本数
を裏表紙3の背部2より分離した後、この背部2の結合
テープ4に製本するシート8の背部を接触させ、さらに
シート8に接触してない裏表紙3の接着部5を折り曲げ
て簡易製本機9内に挿填し、同機9に内臓したホットプ
レート10を加熱して製本を行う。そして結合テープ4
によって裏表紙3の背部2に固着したシート8を簡易製
本機9より取り出し、次いで裏表紙3の接着部5の表面
または裏面に張り付けている粘着テープ6の剥離紙7を
剥離し、図3に示すように、この粘着テープ6によっ
て、シート8と同じ大きさの表紙1を裏表紙3の接着部
5に取り付けて製本作業を終了する。なお接着部5の裏
面に、ホットメルト接着剤よりなる細長い結合テープ4
を張り付けた場合は、図4に示すように、接着部5の表
面または裏面の結合テープ4に接触させて表紙1を挿入
し、前述のような方法で製本を行い、裏表紙3の背部2
にシート8を固着するとともに表紙1も接着すればよ
い。また裏表紙3と接着部5の端から2〜5mm程度の
部分に折り目11を設けた場合は、前述した場合と同様
に、背当て型の簡易製本機9によって製本をするが、こ
の場合は、図5に示すように、圧迫板12によって裏表
紙3と接着部5の部分に折り目11の上の部分を強く押
し付け、裏表紙3と接着部5にふくらみを作り、結合テ
ープ4のホットメルト接着剤の余分のものを、裏表紙3
と接着部5のふくらみと折り目11付近まで押し込んで
結合テープ4による接着を強固にしてもよい。
【0009】
【効果】本考案によると、製本をしようとするシートの
厚さに関係なく、1〜2種類の背幅の製本表紙カバーを
用意し、そして裏表紙の背部に張り付けている結合テー
プの幅を選択し、シートの背に接触してない裏表紙の接
着部を折り曲げるだけで、シートを裏表紙の背の部分に
隙間なく、納まりよく製本することができ、また裏表紙
の接着部に張り付けた粘着テープまたは結合テープの、
表紙への接着位置を選べば、表紙の幅とシートの幅を同
じにでき、シートが表紙からはみ出す不具合を解消する
ことができる。従って、従来のように製本をしようとす
るシートの厚さに合わせて、種々の背幅サイズの異なる
製本表紙カバーを用意する必要はなく、製本の作業性、
保管性は飛躍的によくなり、製本コストも安価になる利
点がある。また本考案によると、背の部分および裏表紙
より分離した表紙に、タイトル等の印字、模様や図形等
の印刷をワープロ、コピー機、印刷機で行い、これを製
本の表紙として使用するために、インデックス機能の付
与と合わせて、書類の管理、整理を効率的に行うことが
でき、さらに宣伝、PR媒体として活用することができ
る。また、裏表紙と接着部に折り目を設けた場合は、裏
表紙や接着部のふくらみ、折り目付近までホットメルト
接着剤を押し込むことができるので、製本をしようとす
るシートと裏表紙や接着部の接着を一層強固にすること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の製本表紙カバーの説明図である。
【図2】本考案の製本表紙カバーに製本するシートを挿
填して、簡易製本機で製本する状態を示す断面図であ
る。
【図3】本考案の製本表紙カバーの表紙を、裏表紙の接
着部に接着した状態を示す説明図である。
【図4】本考案の他の実施例の製本表紙カバーに製本す
るシートを挿填して、簡易製本機で製本する状態を示す
断面図である。
【図5】本考案の他の実施例の製本表紙カバーに製本す
るシートを挿填して、簡易製本機で製本する状態を示す
断面図である。
【符号の説明】
1 表紙 2 背部 3 裏表紙 4 結合テープ 5 表紙の接着部 6 粘着テープ 7 剥離紙 8 製本するシート

Claims (3)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】製本表紙カバーを、表紙と、背部を有する
    裏表紙とに分離し、この裏表紙の背部の裏面にホットメ
    ルト接着剤よりなる細長い結合テープを張り付け、さら
    に裏表紙の背部の先端部分を折り曲げて表紙の接着部と
    し、この接着部の表面または裏面に、剥離紙付の粘着テ
    ープを接着した製本表紙カバー。
  2. 【請求項2】請求項1の裏表紙の背部の表面または裏面
    に張り付けるホットメルト接着剤よりなる細長い結合テ
    ープを、多条に、かつ各条を単独で剥離可能にした製本
    表紙カバー。
  3. 【請求項3】 請求項1の裏表紙の背部の裏面と、表紙
    の接着部の表面または裏面とに、ホットメルト接着剤よ
    りなる細長い結合テープを張り付けた製本表紙カバー。
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