JPH04506440A - Ｆｂａｓ信号またはｂａｓ信号とｆ信号とに分離された信号を選択的に処理するためのテレビジョン機器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ＦＢＡＳ信号またはＲＡＳ信号とＦ信号とに分離された信号を選択的に処理する ためのテレビジョン機器本発明は、請求項Ｉの上位概念によるテレビジョン機器 から出発する。

テレビジョン機器の５ＣＡＲＴコネクタには、ＦＢＡＳ信号に対するビデオ信号 発生器、例えばビデオレコーダ、カメラまたは符号発生器を接続することができ る。この種の発生器のＦＢＡＳ信号は現在のところ、５ＣＡＲＴコネクタのビン 番号２０に発生する。その他に、別個の出力側に一方ではＲＡＳ信号を、他方で は変調色搬送波Ｆを送出するビデオ信号発生器が存在する。５ｕｐｅｒ−ＶＨ３ （Ｓ−ＶＨ３）に適用されるこの信号伝送は、輝度信号と色搬送波との間にクロ ストークが発生せず、輝度信号の経路に色搬送波トラップフィルタを必要としな いという利点がある。この種の信号では、色搬送波のないＲＡＳ信号がビン２０ に供給され、変調された色搬送波が５ＣＡＲＴコネクタのビン１５に供給される 。

前記２つの信号形式は機器において興なる処理を必要とする。従い、機器に手動 操作する切換スイッチを設けることが公知である。この切換スイッチにより例え ばＶＨ３と５−ＶＨ８との闇の相応の切換が可能で特表平４−５０６４４０　（ ２） ある、この切換は従い付加的操作を必要とする。その他、５−ＶＨ３信号が存在 している際に、カラーテレビジョン信号が存在しているのに、白／黒再生が行わ れる危険性がある。

本発明の課題は、前記２つの信号の選択的処理用のテレビジョン機器を、２つの 信号形式を自動的に識別し、信号処理に対する相応の切換が行われるように構成 することである。

この課題は請求項１に記載された本発明により屏決される０本発明の有利な実施 形態は従属請求項に記載されている。

本発明では一義的に識別可能な基準の論理的評価により、２つの異なる信号での テスト過程が行われ、その結果として自動的にそれぞれの動作形式に適合した手 動接続が行われる。スイッチの手動操作はもはや必要ない、さらに機器がそれぞ れの信号に対して最適でない動作形式で作動すること、例えば、色画像内容を有 する信号が存在するのに５−ＶＨＳの際に白／黒再生が行われるということが排 除される０回路技術的コストは僅かである。というのは、はとんど既に存在して いる回路素子が使用されるからである。

本発明は基本的に、前記の種々異なる信号が供給されるテレビジョン機器、例え ばテレビジョン受信機、モニタ、ビデオレコーダおよびその他のスタジオ回路に 適用することができる。本発明は、例えばＰＡＬ、ＮＴＳＣ，ＳＥＣＡＭ等のす べてのテレビジョン方式およびマルチスタンダードクロマデコーダ付の機器に適 用することができる。

本発明を以下、テレビジョン受信機の例に基づき説明する。このテレビシコン受 信機では５ＣＡＲＴコネクタに、ＶＨＳビデオレコーダからＦＢＡＳ信号または ５−ＶＨＳビデオレコーダからＢＡＳ信号とＦ信号に分離された信号を供給する ことができる。図１は本発明により構成されたテレビジョン受信機に対するブロ ック回路図、図２はテスト過程を説明するための線図である。

図１は、マイクロプロセッサ１．５ＣＡＲＴコネクタ２、カラートラップフィル タ３、カラートラップフィルタを橋絡するスイッチ４、走行時間の補償に用いる 遅延段５、ビデオプロセッサ６、受像管７、カラーデコーダ８、色搬送波の屑波 数に同調された帯域フィルタ９、切換スイッチ１１および制御可能な減衰素子１ ０を有するテレビジョン受信機回路の一部抜粋図である。

５ＣＡＲＴコネクタ２には種々異なるテレビジョン信号をビデオ信号発生器から 印加することができる。

ＦＢＡＳ信号はコネクタ２のビン２０に印加される。

５−ＶＨＳビデオレコーダを接続する際にはＢＡＳ信号がビン２０に、変調色搬 送波Ｆがビン１５に印加される。５−ＶＨＳビデオレコーダは一方で信号ＢＡＳ を、他方で色搬送波Ｆまたは色信号を別個の線路に送出する。以下図１に示され た回路がビン２０またはビン２０と１５に印加されるこの異なる信号をどのよう に識別し、相応の切換を行うことができるのかを説明する。

スイッチはニュートラル状態では開放しており、切換スイッチ１１は位置ａにあ る。ビン２０に色搬送波が印加されると、この色搬送波は帯域フィルタ９、切換 スイッチ１１および減衰素子１０を介してカラーデコーダ８の入力側に達する。

このカラーデコーダ８では、カラーチャネルを自動的に遮断するため元々備わっ ている回路（カラーキラー）で色同期信号を評価することにより、出力側ｅに電 圧Ｕ１またはＵ２が形成される。この電圧は色同期信号が存在するか否か、すな わち変調色搬送波が存在するか否かを示す。カラーデコーダ８にて色搬送波の存 在することが検出されたなら、出力側ｅに電圧Ｕｌが発生する。この電圧はプロ セッサｌの入力側に供給される。ビン２０に色搬送波の存在が検出され、この色 搬送波はＦＢＡＳ信号の印加によってのみ発生し得るのであるから、２つのスイ ッチ４．１１はプロセッサｌにより切換電圧Ｕｌの線路１２を介して図示の状態 に保持される。従ってビン２０に発生するＦＢＡＳ信号は通常のように処理され る。輝度信号ＲＡＳはカラートラップフィルタ３と遅延段５を介してビデオプロ セッサ６に達する。色搬送波Ｆは、帯域フィルタ９、スイッチ１１、減衰素子１ ０を介してカラーデコーダ８の入力側ｄに達する。

カラーデコーダはその出力側ｆ、ｇに色差信号Ｕ、■を形成する。プロセッサ６ は受像管７に対して３つの色信号Ｒ，Ｇ、Ｂを形成する。

スイッチ４と１１が図示の位置にある際、カラーデコーダ８に色同期信号、従い 色搬送波が検出されなければ、不確実な状態が生じる。すなわち、ビン２０に色 搬送波なしの白／黒信号が印加されているか、または５−ＶＨ３信号である可能 性がある。５−ＶＩ（Ｓ信号では色搬送波ＦがＲＡＳ信号から分離されてビン１ ５に印加されるからである。そのときは色搬送波の存在を示す電圧Ｕ２が形成さ れる。プロセッサｌはこれにより切換電圧Ｕｓ２を形成し、この電圧Ｕｓ２によ り線路１２を介して切換スイッチｌｌが位置すに制御される。それによりビン１ ５はカラーデコーダ８の入力側ｄに接続される。カラーデコーダ８は新たに、色 搬送波が存在するか否かを検出する。色搬送波の存在が検出されたならば、これ はビン１５に色搬送波が印加されていることを意味する。次にプロセッサは切換 電圧Ｕｓ２を送出し、ビン１５の色搬送波を評価するために、切換スイッチ１１ を位置すに保持する。同時にＵｓ２によりスイッチ４が閉成され、それにより色 搬送波トラップフィルタ３が橋絡される。これを行うのは、ＲＡＳ信号ではビン ２０に色搬送波Ｆがもはや存在せず、従い色搬送波トラップフィルタ３により相 応の周波数領域を抑圧することは不利にしかならないからである。

しかし切換スイッチ１１の位置すでカラーデコーダ８に色搬送波が検出されなけ れば、これはビン１５に色同期信号も色搬送波も存在していない、すなわち５− ＶＨ３が印加されていないことを意味する。ここでは、５−ＶＨＳ信号は白／黒 画像の場合も常に色同期信号を含むことが前提とされる。テストフェーズの開始 時、ビン２０の信号に色搬送波が検出されなかったので、この場合はビン２０は 色搬送波ＦなしのＲＡＳ信号である。すなわち白／黒信号が取り扱われる。従っ て、プロセッサｌは再び切換電圧Ｕｓｌを形成し、この電圧Ｕｓｌにより切換ス イッチ１１は再びニュートラル位置ａへ復帰切替される。スイッチ４はこの場合 、閉成されたままで構わない、というのはビン２０のＲＡＳ信号は白／黒信号で あり、色搬送波を含まないからである。

本発明の回路は常に、自動的に次の３つの動作可能状態に適合する。

１、カラー内容を含むＦＢＡＳ信号がビン２０に印加される状態。

２．８ＡＳ信号がビン２０に、色搬送波Ｆがビン１５に印加される状態。例えば ５−ＶＨＳレコーダより、３、色搬送波のないＦＢＡＳ信号がビン２０に印加さ れる状態。すなわち純粋な白／黒信号。

切換スイッチ１１の出力側Ｃとカラーデコーダ８の入力側ｄとの間の減衰素子１ ０は次の目的を有する。

ビン２０の信号は常に不可避の搬送波残雪成分を色搬送波の周波数領域に有し、 従いこの残留成分がカラーデコーダ８の入力側ｄに達し、解像度のエラーを惹起 し得る。従って、図２のテスト過程中は入力側ｄに供給される信号を約１０ｄＢ 減衰するのが有利である。

そのため、図２のテスト過程中はそれぞれ、プロセッサＩにより線路１３を介し て、１０ｄＢの減衰度の減衰素子ＩＯが投入接続される。上に述べた３つの動作 形式のうちのそれぞれのニュートラル動作中は、減衰素子１０は遮断される。

図２のテスト過程Ｔで検出された、３つの状態の１つをプロセッサｌに記憶する と有利である。このようにすると、例えば受信機の遮断および再投入接続後に調 整すべき状態が既知であるから、検出する必要がない、新たなテスト過程は、Ａ Ｖキーが新たに操作されるか、または５ＣＡＲＴコネクタ２のビン８に新たな再 生過程が週報された場合に行う。

Ｆｉｇ、　Ｚ 国際調査報告 一一一一細一−―−ＰＣＴ／ＥＰ９０１００９４２国際調査報告

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １．ＦＢＡＳ信号またはＢＡＳ信号とＦ信号に分離された信号を選択的に処理す るためのテレビジョン機器であって、ＦＢＡＳ信号またはＢＡＳ信号に対する第 １の入力側（２０）と、別個の色搬送波Ｆに対する第２の入力側（１５）とカラ ーデコーダとを有するテレビジョン機器において、 ａ）切換スイッチ（１１）が設けられており、該切換スイッチはカラーデコーダ （８）の入力側（ｄ）を、そのニュートラル位置（ａ）において色搬送波フィル タ（９）を介して第１の入力側（２０）と接続し、第２の位置（ｂ）において第 ２の入力側（１５）と接続し、 ｂ）カラーデコーダ（８）にて形成され、色搬送波（Ｆ）の存在を示す切換電圧 （Ｕｓ１）によって、前記切換スイッチ（１１）は色搬送波（Ｆ）が存在する際 にニュートラル状態（ａ）へ、色搬送波（Ｆ）の存在しない際に第２の位置（ｂ ）へ制御され、ｃ）第２の位置（ｂ）で切換電圧が色搬送波（Ｆ）の存在しない ことを指示した場合、切換電圧（Ｕｓ１）により切換スイッチ（１１）はニュー トラル状態（ａ）へ復帰制御される、ことを特徴とするテレビジョン機器。 ２．切換電圧は、カラーデコーダ（８）にて、カラーチャネル自動連断用回路（ カラーキラー）から導出される請求項１記載の機器。 ３．第１の入力側（２０）は色搬送波トラップフィルタ（３）を介してビデオプ ロセッサ（６）と接続されている請求項１記載の機器。 ４．切換スイッチ（１１）が第２の位置（ｂ）にある際、色搬送波トラップフィ ルタ（３）は非作用状態に制御される請求項３記載の機器。 ５．切換スイッチ（１１）の出力側（ｃ）とカラーデコーダ（８）の入力側（ｄ ）との間には減衰素子（１０）が接続されており、該減衰素子の減衰度はテスト 過程中、約１０ｄＢだけ大きな値に切り換えられる請求項１記載の機器。 ６．カラーデコーダ（８）により形成された電圧（Ｕ１、Ｕ２）はマイクロプロ セッサ（１）に印加され、該マイクロプロセッサは切換スイッチ（１１）、色搬 送波トラップフィルタ（３）および減衰素子（１０）に対して切換電圧（Ｕｓ１ 、Ｕｓ２）を形成する請求項４または５記載の機器。 ７．検出された状態はプロセッサ（１）に配憶される請求項１記載の機器。