JPH0591173U - モ−タ−のロ−タ−の冷却用羽根 - Google Patents

モ−タ−のロ−タ−の冷却用羽根

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JPH0591173U
JPH0591173U JP3758592U JP3758592U JPH0591173U JP H0591173 U JPH0591173 U JP H0591173U JP 3758592 U JP3758592 U JP 3758592U JP 3758592 U JP3758592 U JP 3758592U JP H0591173 U JPH0591173 U JP H0591173U
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JP
Japan
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rotor
cooling
end ring
respect
motor
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Pending
Application number
JP3758592U
Other languages
English (en)
Inventor
秀嗣 小林
知一 藤田
Original Assignee
三相電機株式会社
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本考案は、エンドリングをアルミダイキャス
トで一体成形したロ−タ−によるモ−タ−の騒音を低減
することにある。 【構成】 ロ−タ−1のエンドリング3部を高周波切削
手段で型成形した金型で、エンドリング3の軸方向に突
設する冷却用羽根4を断面円弧状としてエンドリング3
と一体的に鋳込み成形して設けている。そして、上記冷
却用羽根4の配設角度をロ−タ−中心軸に対する放射線
方向に対して15〜45度傾けて突設している。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、モ−タ−のロ−タ−に関し、特にモ−タ−のロ−タ−の冷却用羽根 に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から積層したコア−の両端に、エンドリングをアルミダイキャストで一体 的に装着したロ−タ−が知られている。
【0003】 この従来のロ−タ−では、エンドリングに垂直状に冷却用羽根をエンドリング と一体的に突設し、モ−タ−を冷却するようにしている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、上記冷却用羽根は平板状で、エンドリングの端面にロ−タ−中心軸に 対して放射状に配設している。そのため、ロ−タ−を回転した場合、冷却用羽根 による騒音が大きく、騒音を低下することが要望されていた。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案は、上記のような点に鑑みたもので、上記の課題を解決するために、積 層したコア−の両端にエンドリングをアルミダイキャストで一体的に装着したモ −タ−のロ−タ−において、上記ロ−タ−のエンドリング部を高周波切削手段で 型成形した金型で、エンドリングの軸方向に突設する冷却用羽根を断面円弧状と してエンドリングと一体的に鋳込み成形して設けており、上記冷却用羽根の配設 角度をロ−タ−中心軸に対する放射線方向に対して15〜45度傾けて突設して いることを特徴とするモ−タ−のロ−タ−の冷却用羽根を提供するにある。
【0006】
【作用】
本考案にあっては、高周波切削手段で型成形した金型でエンドリングの軸方向 に突設する冷却用羽根を断面円弧状に鋳込み成形することによって、切削に時間 がかかって成形困難な断面円弧状の冷却用羽根を簡単にエンドリングに一体的に 突設することができる。
【0007】 そして、上記冷却用羽根の配設角度をロ−タ−中心軸に対する放射線方向に対 して15〜45度傾けて突設することによって、冷却風を冷却用羽根にそってで きるだけ円滑な流線として流通することができ、騒音の低減がはかれる。
【0008】
【実施例】
以下、本考案を実施例にもとづいて説明する。図1、図2は、本考案の一実施 例である。モ−タ−のロ−タ−1は、図1のよう積層した円板状のコア−2の両 端にエンドリング3をアルミダイキャストによって一体的に装着し、このエンド リング3に冷却用羽根4を一定間隔で周設してモ−タ−を冷却できるようにして いる。
【0009】 上記冷却用羽根4は、図2のようにロ−タ−1の半径と同じ位の曲率半径とし た円弧状の断面としていて、図のようにロ−タ−1の中心軸に対する放射線方向 に対して15〜45度、好ましくは15〜30度の傾斜角として突設し、冷却風 を冷却用羽根4にそった流線として円滑に流れるようにしている。
【0010】 冷却用羽根4の上記した傾斜角は、15度以下ではその効果が少なく、45度 以上では風量が少なくなって好ましくない。このような円弧状の冷却用羽根4は 、比較的複雑な形状であっても、ロ−タ−製造用の金型のキャビティを高周波切 削手段によって比較的容易に成形できるので、安価に量産できるものである。
【0011】 また、内部側を、コア−2の導通孔(図示せず)に貫通して両側のエンドリン グ3を結合するようにしているダボ部5の頭部を球面状として、上記した冷却用 羽根4間を流通する冷却風の流れをできるだて阻害しないようにしている。
【0012】
【比較例】
上記した本考案の実施例と、上記冷却用羽根を平板状で放射状に突設した従来 例のモ−タ−について、その騒音を測定して比較した。
【0013】 表1 比 較 表
【表1】
【0014】 表1のように本考案のものでは、従来例に比べて1〜2dB低くなり、騒音低下 がはかれた。なお、従来からモ−タ−の騒音の低下はかなり向上しているもので 、それからの1〜2dBの騒音低下は、当業界においてはかなり評価できるもので ある。
【0015】
【他の実施例】
図3は、本考案の他の実施例である。本実施例では、上記したダボ部5を冷却 用羽根4と同じように円弧状に突設したものである。
【0016】 本実施例では、ダボ部が冷却風の整流用の役割を果たし、一層の騒音の低下を はかれる。
【0017】 なお、冷却用羽根は、円弧状としたが、本考案の趣旨の範囲内で所定の曲率を もった流線形状とすることができる。
【0018】
【考案の効果】
以上のように本考案にあっては、ロ−タ−のエンドリングの冷却用羽根が断面 円弧状であっても、簡単に量産することができるとともに、冷却風をこの冷却用 羽根にそって円滑に流通できるので、モ−タ−の騒音低下がはかれる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例の一部省略した側断面図、
【図2】同上の端面図、
【図3】同上の他の実施例の端面図。
【符号の説明】
1…ロ−タ− 6…コア− 3…エン
ドリング 4…冷却用羽根

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 積層したコア−の両端にエンドリングを
    アルミダイキャストで一体的に装着したモ−タ−のロ−
    タ−において、 上記ロ−タ−のエンドリング部を高周波切削手段で型成
    形した金型で、エンドリングの軸方向に突設する冷却用
    羽根を断面円弧状としてエンドリングと一体的に鋳込み
    成形して設けており、 上記冷却用羽根の配設角度をロ−タ−中心軸に対する放
    射線方向に対して15〜45度傾けて突設していること
    を特徴とするモ−タ−のロ−タ−の冷却用羽根。
JP3758592U 1992-05-08 1992-05-08 モ−タ−のロ−タ−の冷却用羽根 Pending JPH0591173U (ja)

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