JPH04506359A - ヒトインターロイキン―4の抗体アンタゴニスト - Google Patents

ヒトインターロイキン―4の抗体アンタゴニスト

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ヒトインターロイキン−4の抗体アンタゴニストユ盟Ω茸屋 インターロイキン−4(IL−4>は、造血細胞の広範なスペクトルに影響を及 ぼすタンパク質である[ストロバー(Strober)ら、Pediatr。
Res、24 : 549 (1988)]、IL−4は、マクロファージII 能、IgGおよびIgE産生、並びに免疫グロブリンに刺激されたB#胞、抗原 に刺激されたT細胞およびエリトロボイエチンに刺激された赤血球前駆1Mll 11の増殖を含む多数の活性を増大させる。更に、それは、IL−3に刺激され た肥満細胞の増殖を増大させる。
IgBと一緒に、肥満細胞はアレルギー反応において中心的役割を果たしている 。肥満細胞は、全身の毛細血管付近に位置している顆粒含有結合組繊細胞であり 、特に、肺、皮膚並びに胃腸管および尿生殖器管に高度に集中している。抗原物 質に暴露後に、肥満細胞は脱顆粒し且つ化学的媒介物質、例えば、ヒスタミン、 セロトニン、ヘパリン、プロスタグランジン等を放出してアレルギー反応を生じ させる。
IgE産生および肥満細胞増殖に対するIL−4の刺激作用ゆえに、I L−4 のアンタゴニストは、肥満細胞増殖およびfgE産生を減少させることによって アレルギーを治療するのに有用であることができる。
多くの研究者が、IL−4の生物活性に拮抗させるのに抗体を用いてきた0例え ば、フィンゲルマン(FinkeIman)ら[Proc、NatI。
Acad、Sci、USA、旦3:9675 (1986)コは、BSF−1( ここでは、IL−4と称する)に対する単クローン性抗体を用いて、ニツボスト ロンギルス・ブラシリエンシス(Nippostrongylusbrasil lensls)に感染させたまたはマウスIgDに対する精製ヤギ抗体を注射し たマウスでのIL−4に誘発されたIgEの産生を阻害した。双方の処置はIg B産生を刺激することが知られており;後者の処置は、更に、IL−4分泌を刺 激することが知られていた。
もっと最近では、フレティアン(Chretien)ら[J、Immu、nol 。
Meth、Li2:67 (1986)コは、不完全に精製された組換え体ヒト ■L−4に対する多クローン性ウサギ抗血清が、インビトロでのIL−4の若干 の生物活性を中和することを報告しな、しかしながら、成熟しトIL−4の残基 3〜18.31〜46.52〜65および112〜127に対応するアミノ酸配 列を有する合成ポリペプチドに対する単クローン性抗体は、IL−4の生物活性 を中和することができないが、それらはタンパク質に対して結合した。
患盟O!致 本発明は、約5個〜約26個のアミノ[12fi基を含み且つヒトfL−4のア ミノ酸残基61〜82または104〜129の配列に対応するアミノ酸配列また はその部分配列を有するポリペプチドを提供する。好ましいポリペプチドは、ア ミノ酸配列、 Lys−Asp−Thr−Arg−Cya。
Thr−Al a−Gl n−G1 n−Phe−Hi s−Arg−Ht s 、Lys−Asp−Thr−Arg−Cys−Leu−Gly−Ala−Thr −Al a−Gl n−G1 n−Phe−Hl s−Arg−Hi s −L ys−Gln−Leu−I 1e−Arg−PheおよびAl a−Asn−G l n−3er−Thr−Leu−Gn−3er−Thr−Leu−Glu−A sn−Phe−Leu−Glu−Ar 1e−Met−Arg−Glu−Lys −Tyr−3er−Lys−Cys一本発明は、更に、#1li8!レセグター に対するヒトエし−4の結合を阻害し、そしてこの種のIL−4に対して、並び に約5個〜約26gMのアミノ酸残基を含み且つヒトIL−4のアミノ酸残基6 1〜82または104〜129の配列に対応するアミノ酸配列またはその部分配 列を有するポリペプチドに対して特異的に結合する抗体であって、細胞レセプタ ーに対するヒトl−4の結合を阻害する前記の抗体を提供する。
本発明は、また更に、動物に対して、約5個〜約26個のアミノ酸残基を含み且 つヒトIL−4のアミノ酸残基61〜82または104〜129の配列に対応す るアミノ酸配列またはその部分配列を有するポリペプチドの十分な量を投与し。
それによって、動物が、ヒトIL−4に特異的に結合し且っ細胞レセプターに対 するヒトIL−4の結合を阻害するポリペプチドに対する抗体を産生することを 含む、ヒトIL−4に特異的に結合し且つ細胞レセプターに対するヒトI L− 4の結合を阻害する抗体を製造する方法を提供する。
また更に、本発明は、前述の抗体に対する抗イデイオタイプ抗体を提供する。
これらの抗体は、おそらく、IL−4が細胞レセプターに結合する場合にそれと 競合することによってIL−4の生物活性を拮抗する。
本発明は、まな更に、ヒトIL−4に対して、並びに約5個〜約26個のアミノ 酸残基を含み且つヒトIL−4のアミノ#残基61〜82または104〜129 の配列に対応するアミノ酸配列またはその部分配列を有するポリペプチドに対し て特異的に結合する抗体であって、細胞レセプターに対するヒトIL−4の結合 を阻害する前記の抗体とヒトIL−4とを接触させることを含む、細胞レセプタ ーに対するヒトIL−4の結合を阻害する方法を提供する。
更にまた、本発明は、ヒトIL−4に対して、並びに約5個〜約26個のアミノ 酸残基を含み且つヒトIL−4のアミノ酸残基61〜82または104〜129 の配列に対応するアミノ酸配列またはその部分配列を有するポリペプチドに対し て特異的に結合する抗体に対する抗イディオタイ1抗体であって、細胞レセプタ ーに対するヒトIL−4の結合を阻害する前記の抗イデイオタイプ抗体と、ヒト IL−4のためのレセプターを有する細胞とを接触させることを含む、細胞レセ プターに対するヒトIL−4の結合を阻害する方法を提供する。
本発明の抗体アンタゴニストは、インビトロのレセプター結合性の研究において 、IL−4の作用機序を決定するおよび/またはIL−4のアゴニストまたは他 のアンタゴニストを同定するのに有用である。前述のように、それらは、IL− 4にIIJ激された肥満細胞増殖およびIgB産生を減少させることによってア レルギーを治療するのにも有用であることができる。
囚厘Ω厘患久諷剪 本発明は、添付の図面を参照することにより一層容易に理解することができる。
図1は、アミノ末端からカルボキシル末端までの成熟しトIL−4のアミノ酸配 列を示す。
図2は、IL−4(下方の曲線)および第7番のポリペプチド(上方の曲線:表 1を参照されたい)の結合を、直接エライザ分析におけるポリペプチドに対する ウサギIgG画分によって示すグラフである。結合したタンパク質/ポリペプチ ドのピコモルでの量を、414nmでの吸光度の関数として示す。
図3は、ダウデ4 (Daudi)細胞に対する125I−IL−4の特異的結 合の阻害を第7番のポリペプチドに対するウサギIgG画分によって示すグラフ であり、特異的に結合した放射能%を増加するIgG濃度の関数として示す。
図4は、ダウディ細胞に対する1251−IL−4の特異的結合の阻害を抗イデ イオタイプ抗血清1448によって示すグラフであり、特異的に結合した放射能 の阻害%を減少する抗血清濃度の関数として示す。
図5は、第7番のポリペプチドに対するウサギ抗血清について行ったエピトープ 分析の結果を示すグラフである0分析で用いた一連のオクタペプチドに対する抗 血清の結合によって生じたエライザの吸光度を示す、オクタペプチドの番号は表 3での番号に対応する。
図6は、第6番のポリペプチドに対するウサギ抗血清について行ったエピトープ 分析の結果を示すグラフである0分析で用いた一連のオクタペプチドに対する抗 血清の結合によって生じたエライザの吸光度を示す、パネルAで示した結果を得 るのに用いた抗血清は、ウサギの免疫化の進行中の初期に集められたものであり 、ダウディ細胞に対する1251−IL−4の結合を阻害しなかった。パネルB において用いた抗血清は後期に集められたものであり、標識IL−4の結合の強 力な阻害剤であった。オクタペプチドの番号は表4での番号に対応する。
魚哩Ω説明 本明細書中で引用した参考文献はいずれも、全て参考文献として後述される。
示されたポリペプチドのアミノ酸配列は、標準的な一文字表記または三文字表記 である[レーニンジャ−(Lehninger)、Pr1nceples of Blochemistry、1982.ワース・パブリッシャーズ・インコーホ レーテッド(Worth Publishers Inc、)、ニューヨーク。
って、細胞レセプターに対するヒトIL−4の結合と拮抗し、それよって細胞し において、IL−4の作用機序を解明するのにまたは他のIL−4アンタゴニス 4のアミノ酸配列と実質的に同一である配列を有し且つ(b)本来のIL−4に 列が、生物活性を実質的に損なわない1種類以上のアミノ酸変化(欠失、付加、 シル末端のセリン残基である。
これらの研究の結果として、ヒトIL−4の残基52〜82および104〜12 9のアミノ酸配列に対応する配列またはそれらの部分配列を有する合成ポリペプ チドを抗原として用いて、ポリペプチドおよびヒトIL−4に結合することがで きる抗体の動物における産生を誘発することができる。IL−4のこのようなく とも5個のアミノ酸残基を含むということは周知である[オーツ(Ohno)ら 、Proc、Natl、Acad、Sci、USA 旦2:2945<1985 >]、したかって、本発明のポリペ1チドは、約5個〜約30個のアミノ酸残基 を含み且つ前述のアミノ酸配列を有する。ある与えられたポリペプチドが本発明 の範囲内であるか否かということは、下記に記載した方法を用いる日常的な実験 によって容易に決定することができる。
ポリペプチドは、適当な方法、例えば、排他的固相合成法、部分固相法、フラグ メント縮合または古典的溶液合成法によって合成される。好ましくは、ポリペじ るのを可能にする。α−アミノ保護基を除去するための条件では、([11g1 !M基トリフルオロアセチル、アセチル)、芳誉族ウレタン型保護基[例えば、 ベンジルオキシカルボニル(Cbz)、置換ベンジルオキシカルボニルおよび9 −フルオレニルメチルオキシカルボニル(Fmoc)]、脂肪族ウレタン保護基 [例えば、t−ブチルオキシカルボニル(Boc)、イソプロピルオキシカルボ ニル、シクロへキシルオキシカルボニル]並びにアルキル型保護基(例えば、ベ ンジル。
ロヘキシルがある。Aspに好ましい1PlIIF保護基はシクロヘキシルであ る。Thミノ基は、Cbz、2−CI−Cbz、TosまたはBocで保護され ることが端にカルボキサミド基を有する。これらの樹脂は商業的に入手可能であ り、それらの製法は、ステユワート(Stewart)ら、「固相ペプチド合成 法(Solid Phase Peptide 5ynthesis)」(第2 版)ピアス・ケミカル・カンパニー(Pierce Chemical Co、 )、イリノイ州、ロックフォード、1984に記載された。
必要な場合に@鎖が、そしてα−アミノ基が保護されたC末端アミノ酸を、種々 の活性化剤、例えば、ジシクロへキシルカルボジイミド(DCC) 、N、N’ −ジイソプロピルカルボジイミドおよびカルボニルジイミダゾールを用いてベン ズヒドリルアミン樹脂に結合させる。樹脂支持体に対して結合させた後、トリフ 先後、残存する保護されたアミノ酸を、所望の配列を得るのに必要な順序で段階 と−緒に用いて、開裂の際に生成した陽イオンがポリペプチド中に存在するアミ ノwR残基をアルキル化しないようにする。ポリペプチド−樹脂は、所望ならば 、開裂する前にTFA/ジチオエタンを用いて脱保護してよい。
面体支持体上のlII鎖対側対側鎖化は、酸性アミノ酸(例えば、Asp)およ び塩基性アミノ酸(例えば、Lys)のIIIIIIII!I能の選択的開裂を 可能にする直交保護スキームを用いることを必要とする。Aspの側鎖のための 9−フルオレニルメチル(Fm)保護基およびLysの側鎖のための9−フルオ レニルメチルオキシカルボニル(Fmoc)保護基は、この目的に用いることが できる。これらの場合、Bocに保護されたポリペプチド樹脂のS鎖保護基は、 DMF中のピペリジンによって選択的に除去される。環化は、DCC,DCC/ HOBtまたはBOPなどの種々の活性化剤を用いて固体支持体上で達成される 。HF反応は、前記に記載したように、環化されたポリペプチド樹脂上で行われ る。
更に、組換えDNA方法論を用いてポリペプチドを製造することができる。所望 ならば、ある与えられた宿主生物での更に有効な発現に好ましい既知のコドンに よって製造された既知の遺伝暗号を用いて、所望のアミノ酸配列をコードするオ リゴヌクレオチドを合成することができる。マシューシ(Matteucci) ら[J、Am、Chem、Soc、103: 3185 (1981)]のホス ホルアミダイト固体支持体法または他の既知の方法をこのような合成に用いるこ とができる。得られたオリゴヌクレオチドは、適当なベクター中に挿入し且つ適 合した宿主生物で発現させることができる。
本発明のポリペプチドは、高速液体クロマトグラフィー、ゲル濾過、イオン交換 および分配クロマトグラフィー、向流分配または他の周知の方法を用いて精製す ることができる。
抗体は、標準法を用いて本発明のポリペプチドに対して製造することができる。
本明細書中で用いる「抗体」という用語は、多クローン性抗体および単クローン 性抗体双方を意味する。更に、それには全免疫グロブリンおよびそれらの抗原結 合性断片が含まれる。
多クローン性抗体は、宿主動物、例えば、ウサギ、ラット、ヤギ、ヒツジ、マウ ス等に1種類のポリペプチドで免疫することによって生じることができる。好ま しくは、1回以上のブースター注射を最初の注射後に行って、抗体力価を増大さ せる1次に、血液を動物から採取し、血清を標準法、例えば、ポリペプチドを抗 原として用いるエンザイムリンクドイムノソルベントアッセイ(エライザ)によ って調製し且つ選別する。
好ましくは1.ポリペプチドの免疫原性は、アジュバントとの組合せによってお よび/または免疫する前に更に高分子に変換することによって増大される。
動物のワクチン注射に適当なアジュバントとしては、制限されないが、アジュバ ント65(ビーナツツ油、マンニドモノオレエートおよびモノステアリン酸アル ミニウムを含む);完全または不完全70インドアジュバント;ミネラルゲル、 例えば、水酸化アルミニウム、リン酸アルミニウムおよびミョウバン;界面活性 剤、例えば、ヘキサデシルアミン、オクタデシルアミン、リゾレシチン、臭化ジ メチルジオクタデシルアンモニウム、N、N−ジオクタデシル−N’ 、N’− ビス(2−ヒドロキシメチル)プロパンジアミン、メトキシヘキサデシルグリセ ロールおよびプルロニックポリオール;ポリアニオン、例えば、ピラン、[6デ キストラン、ポリIC、ポリアクリル酸およびカルボポル:ペプチド、例えば、 ムラミルジペプチド、ジメチルグリジンおよびタフトシン;並びに油エマルジョ ンがある。ポリペプチドは、更に、リポソームまたは他の微粒子担体中に混入後 に投与することができる。
ポリペプチドの免疫原性は、更に、免疫原性担体分子(すなわち、宿主動物にお いて免疫学的反応を独立して誘発する性質を有する巨大分子であって、本発明の ポリペプチドが共有結合によって結合することができるもの)に対する架橋によ ってまたはカップリングによって増大させることができる。低分子のポリペプチ ドはハプテン(抗体に対して特異的に結合することができるが、抗体産生を誘発 することができない分子、すなわち、それらは免疫原性ではない)として作用す ることが多いので、担体分子に対する架橋または共役が必要であることがある。
免疫原性担体分子に対するこのようなポリペプチドの共役は、「担体効果」とし て一般的に知られていることによって断片を免疫原性にする。
適当な担体分子としては、例えば、タンパク質および天然のまたは合成の高分子 化合物、例えば、ポリペプチド、多糖、リボ多糖等がある。有用な担体は、モレ イン(Morein)らによって、Nature 30旦:457 (1984 )に記載されたキル(Quil)Aと称されるグリコシドである。タンパク質担 体分子が特に好適であり、制限されないが、カサガイのヘモシアニンおよび哺乳 動物血清タンパク質、例えば、ヒト若しくはウシのガンマグロブリン、ヒト、ウ シ若しくはウサギの血清アルブミン、またはこのようなタンパク質のメチル化誘 導体若しくは他の誘導体が挙げられる。他のタンパク質担体は当業者に明らかで ある。好ましくは、不可欠ではないが、タンパク賀担体は、ポリペプチドに対す る抗体を誘発する宿主動物とは無関係である。
担体分子に対する共有結合カップリングは、当該技術分野で周知の方法を用いて 行うことができ、その厳密な選択は、用いられる担体分子の性質によって指示さ れる。免疫原性担体分子がタンパク質である場合、本発明のポリペプチドは−例 えば、水溶性カルボジイミド、例えば、ジシクロへキシルカルボジイミドまたは グルタルアルテヒドを用いて結合させることができる。
これらのようなカップリング剤を用いて、ポリペプチドをそれらだけで、別個の 担体分子を用いることなく架橋することができる。凝集体にするこのような架橋 は、免疫原性を更に増大させることができる。
このように免疫された動物から生じた血清は、そのまま用いることができる。
或いは、IgG画分を、プラズマフオレシスまたは固定化タンパク質AなどのI gG特異的吸収剤を用いる吸着クロマトグラフィーのような標準法を用いて血清 から分離することができる。
単クローン性抗体は、例えば、コーラ−(Kohler)ら[Nature。
256:495 (1975);Eur、J、Immunol、6:511<1 976)Eによって記載されたように、標準法を用いて製造することができる0 本質的には、動物を前記に記載したように免疫して抗体分泌体ll1ll胞を生 じさせる0次に、これらの細胞を、ミエローマ細胞に融合させるために免疫した 動物から取り出す。
抗体を生じる可能性を有する#細胞、特に、BAIII胞は、ミエローマ細胞系 と融合するのに適している。これらの体細胞は、感作動物のリンパ節、膵臓およ び末梢血液から誘導することができる0本発明の代表的な実線態様ではマウスの 膵臓細胞を用い、その理由は、一つには、これらの細胞がマウスミエローマ細胞 との安定な融合を比較的高い百分率で生じるからである。しかしながら、ラット 、ウサギ、カエルまたは他の代りの細胞を用いることも可能であろう。
特殊化されたミエローマ細胞系は、ハイブリドーマ産生融合法[コーラ−および ミルスタイン<Mf I 5tein) 、Eur、J、Immunol、6: 511 (1976):シュルマン(Shulman、)ら、Nature 2 ヱ旦=269 (1978)ニアtルク(Volklら、J、Vt ro 1. 42 : 220(1982)]で用いるために、リンパ球腫瘍から生じさせた 。これらの細胞系は少なくとも三つの理由で生じた。第一は、融合ハイブリドー マを、非融合で且つ同様に無制限に自己増殖性のミエローマ細胞から選択するの が容易であることによる。一般的には、これは、ハイブリドーマの増殖を支持す るある種の選択培地中でミエローマを増殖させることができないように酵素が欠 失したミエローマを用いて達成される。第二の理由は、りンバ球腫瘍細胞がそれ ら自身の抗体を産生ずる固有の能力によるものである。単クローンの技術を用い る目的は、ハイブリドーマの体m胞成分の遺伝子制御下で所望の単一抗体を生じ る無制限の寿命を有する融合ハイブリッド細胞系を得ることである。ハイブリド ーマによる腫瘍細胞抗体の産生を排除するために、免疫グロブリンL鎖およびH laを生じることができないかまたは抗体分泌機構を欠失したミエローマ細胞系 を用いる。これらの細胞系を選択する第三の理由は、融合に対するそれらの適合 性および効率のためである。
多数のミエローマ細胞系を融合細胞ハイブリッド産生用に用いることができ、例 えば、P3X60−Ag8、P3/NSl−Ag4−1 (MS−1> 、Sp 210−Ag14および519415.XXO,Bu、1が挙げられる。P3X 60−Ag8およびNS−N5−1i胞系は、コーラ−およびミルスタインによ って記載された[Eur、J、Immunol、6;511 (1976)]、 シュルマンら[Nature、2ヱ6:269 <1978)]は、]Sp21 0−Ag14ミエローマ細胞を開発した。519415.XXO,Bu、1系! 、t、ドローフリ・アジ(Trowbridge)によって報告された[J、E x 、Med。
1ユ旦:313 (1979)]。
抗体を産生ずる牌臓まなはリンパ節の細胞およびミエローマ細胞のハイブリッド を生じるための方法は、連木、##1llI!とミエローマ細胞とを10:1の 比率で(しかしながら、その比率は約20:1〜約1:1に変化することができ る)、それぞれ、細胞膜の融合を促進する1種類または複数種類の(化学的、ウ ィルス性または電気的)物質の存在下で混合することを行う、融合法は、コーラ −およびミルスタイン、上記、シェフター(Gefter)ら[Somat f  cΩ至ユ」−3トロL艷見エユ:231 (1977)]およびフォルクら[ J、Virot、42:220 (1982>]に記載された。これらの研究者 によって用いられた融合促進剤は、センダイ(Sendai)ウィルスおよびポ リエチレングリコール(PEG)であった0本発明の実施例の融合法ではPEG を用いる。
融合法は、生長し得るハイブリッドを極めて低頻度で生じる(例えば、IIII IIIを体細胞源として用いる場合、約I×105個の胛H#l胞毎に1個のハ イブリッドだけが得られる)ので、融合細胞ハイブリッドを残存する非融合細胞 、特に、非融合ミエローマ細胞から選択する手段を有することが不可欠である。
更に、所望の抗体産生ハイブリドーマを他の得られた融合細胞ハイブリッドがら 検出する手段が必要である。
概して、融合細胞ハイブリッドの選択は、ハイブリドーマの増殖を支持するが、 非融合ミエローマ細胞の増殖を妨げ、一般的には、不明確に分割を続けると考え られる培地中で細胞を培養することによって達成される。it合で用いられる体 細胞は、インビトロの培養では長期間生存率を維持しないので、問題は起こらな い。
本発明の実施例では、ヒボキサンチンホスホリボシルトランスフェラーゼを欠い ている(HPRT−陰性)ミエローマl1MI!胞を用いた。これらの細胞に対 する選択は、融合細胞ハイブリッドが牌臓細胞のHPRT−陽性遺伝子型のため に生存している培地である、ヒボキサンチン/アミノベテラン/チミジン(HA T)培地中で行われる。更に、遺伝子型によるコンピテントハイブリッドの増殖 を支持すi る培地に対抗して選択することができる遺伝子欠失(薬削感受性等 )の興なるミエローマ細胞を用いることは可能である。
融合細胞ハイブリッドを選択的に培養するのには数31I間を要する。この期間 の最初に、所望の抗体を産生ずるこれらのハイブリッドを確認する必要があるの で、それらを引き続きクローン化し且つ増殖させてよい、概して、得られたハイ ブリッドの約10%が所望の抗体を産生ずるが、約1〜約30%の範囲では原著 ではない、抗体産生ハイブリッドの検出はいくつかの標準検定法の内のいずれか 一つで達成することができ、文献に記載されたエンザイムリンクドイムノアッセ イおよびラジオイムノアッセイが挙げられる[例えば、ゲネット(Kennet )ら(監修)、Monoclonal Antibodies andHbri domoas:A New Dimension 1nBfolo 1cal  Anal ses、376+−384頁、プレナム・プレス(Prenum P ress)、ニューヨーク(1980)を参照されたいコ。
所望の融合細胞ハイブリッドが選択され且つ個々の抗体産生細胞系にクローン化 されたならば、各細胞系を2種類の標準法のいずれかで増殖させることができる 。ハイブリドーマ細胞の懸濁液は、組織適合性動物に注射することができる。
次に、注射された動物では、融合細胞ハイブリッドによって生じた特異釣車クロ ーン性抗体を分泌する腫瘍が発生する。動物の体液、例えば、血清または腹水液 を取り、高濃度の単クローン性抗体を提供することができる。或いは、個々の細 胞系をインビトロの実験室の培養容器中で増殖させてもよい、単一の特異釣車ク ローン性抗体を高濃度で含んでいる培地を、傾瀉、濾過または遠心分離によって 採取することができる。
前記に記載したように製造された抗ポリベグチド抗体が本発明で用いるのに適I L−4の特異的結合の阻害を測定する放射リガンドレセ7ター結合分析を含む三 部分スクリーニング法によって決定される。
このような検定で用いるための組換え体ヒトIL−4は、例えば、ジェンザイム °コーポレーション(Genzyme Corporation)、?サチュー セッツ州、ボストンから入手可能な商品である。或いは、そ五は、IL−4遺伝 子の既知のヌクレオチド配列しヨコト(Yokoto)ら、Proc。
Natl、Acad、Sci、USA 旦旦: 5894 (1986)]およ び標準組換えDNA法C例えば、国際特許出願第WO37102990号明細書 :キメネイド(Kimmenade)ら、Eur、L、Biochem、173 :109 (1988)を参照されたい]を用いて製造することができる。
エライザ分析は、フレティアンら[J、Immunol、Meth、117:6 7 (1989)]の方法などの@準法によって、微量滴定プレートに吸着させ たポリペプチドまたはIL−4を用いて行われる。固定化ポリペプチドまたはタ ンパク質に結合した抗体の存在は、ll識された抗1gG第二抗体によって検出 される。このような第二抗体は、好ましくは、ペルオキシダーゼ、グルコースオ キシダーゼ、b−ガラクトシダーゼまたはアルカリ性ホスファターゼなどの酵素 で標識される。ホースラディツシュペルオキシダーゼは、ピロガロール、0−フ 二二レンジアミンまたは2.2′−アジノービス(3−エチル−ベンズチアゾリ ン−6−スルホン酸)などの基質に対するその活性についての吸光分光分析によ って検出することができる。
免疫化ポリペプチドおよびIL−4双方に特異的に結合することが見出された抗 体は、更に、適当な標的細胞上のレセプターに対する標識IL−4の特異的結合 を阻害する能力について評価される0本発明の抗ポリペプチド抗体は、このよう な結合を少なくとも60%阻害する能力を特徴とする。
IL−4レセプターを有する任意の細胞、例えば、ジジョイ(JiJoye)、 U−937、CCRF−CEMおよびCEM−CM3細胞を用いて、結合検定を 行うことができるが、ダウディ細胞は便利で且つ容易に入手可能である。ダウデ ィ細胞は、バーキットリンパ腫患者由来の十分に特徴化されなりリンパ芽球m胞 系であり、アメリカン・タイプ・カルチャー・コレクション(American Type Cu1ture Co11ection)から寄託番号ATCCCC L 213として購入することができる。検定で用いるための125I−■L− 4は、例えば、ラクトペルオキシダーゼ法[デビット(David)ら、Bio chemistr 13:1014(1974)コまなはポルトン(Bolto n)ら[Biochem、J、133:529 (1973)コの方法を用いて IL−4をヨウ素−125で標識することによって製造することができる。グリ コジル化組換え体ヒトIL−4は、例えば、ジェンザイム、コーポレーション、 マサチューセッツ州、ボストンから購入可能な商品である。
本発明の抗イデイオタイプ抗体は、本発明のポリペ1チド中に存在するIL−4 抗原決定基に特異的な抗体に対して向けられている。このような抗イデイオタイ プ抗体は、元の抗原決定基のようにfIi態し且つ作用する[例えば、リーガン (Reagan)らの米国特許第4.731,237号明細書を参照されたい] 。
IL−4それ自体と同様に、これらの抗体は、IL−4レセプターに対して特異 的に且つ直接結合すると考えられる。しかしながら、抗イデイオタイプ抗体は■ L−4の生物活性を有していない。
このような抗イデイオタイプ抗体は、本発明のポリペプチドに対する抗体く多ク ローン性または単クローン性)を動物にワクチン注射することによって製造され る。それらは、前記に記載したように、全多クローン性抗血清として若しくはそ れらのTgG画分としてまたはクローン化したハイブリドーマによって生じた単 クローン性抗体として回収することができる。
本発明の1種類以上の抗体の有効量および生理的に許容し得る担体を含む薬剤組 成物を製造することができる。この種の担体は当業者に周知である。抗体は、ア レルギーまたはIL−4によって媒介された他の症状を治療するなめに、ヒトの 患者に対して直接または組成物の形態で投与することができる。薬剤組成物は、 生理的に許容し得る担体と有効量の1種類以上の抗体とを混合することによって で増加される0便宜上、全日用量を分割してよいし、所望ならば、−日の間に少 量ずつ投与してもよい。
本発明の抗体の投与量および投与頻度は、担当医師の判断にしながって調節され 、患者の年齢、状態および体格並びに治療される1種類または複数種類の症状の 苛酷さなどの要因が考慮される。
大施泗 特に断らない限り、固体混合物中固体、液体中液体および液体中固体について下 記に与えられた百分率は、それぞれ、重量/重量、容量/容量および重量/容量 に基づく。
タンパク質の決定は、ローリイ(Lowry)ら[J、Biol、Chem。
193:265 (1951)]の方法によって、ウシ血清アルブミンをS準と して用いて行った。IL−4の生物検定は、モスマン(Mossman)[J工 Immuno 1.Methods、65: 55 (1983)コに記載され たように行って、PHAに刺激されたヒト末梢血液リンパ球でのMTT(3−[ 4,5−ジメチルチアゾルー2−イル]−2.5−ジフェニルテトラゾリウム臭 化物)の取込みとして細胞増殖の刺激を測定した。1単位のIL−4活性は、検 定において2X105個の細胞で最大刺激の2分の1を引き起こすl−4の量で ある。
1マイクログラムの純粋なヒトIL−4の検定での活性は、約20,000単位 である。
虱すび」1基 多数のポリペプチドを合成し、そのアミノ酸配列は、全体的には、完全な成熟し トIL−4タンパク質のアミノ酸配列に対応した。
ポリペプチドは、メリフィールドの固相法[J、Am、Chem、Soc。
旦旦: 2149 (1963)]およびアプライド・バイオシステムズ(Ap plied BiOsystB105yste型合成機を用いて合成した。
t型合子機オキシカルボニルアミノ保護基および対称性無水物を用いた。保護基 を除去した後、ポリペプチドをフヅ化水素によって樹脂から開裂させた。
ポリペプチドの精製は、レイニン・ダイナマクス(Ra L n i nDyn amax)18IC−8カラムを0.1%トリフルオロ酢酸中のアセトニトリル の勾配によって展開させて用いる逆相高速液体クロマトグラフィーによって行っ た。溶出液は、214nmでの紫外線吸光度によって監視された。精製ポリペプ チドの同一性は、標準法を用いて、アミノ酸配列順序および質量スペクトル分析 によって確認された。
生じたポリペプチド、それらのアミノ酸配列およびそのポリペプチド配列が対応 する成熟しトIL4の残基を表1に示す。
ン、1ぺ ’ I l、−ユ土残基− 1HKCC)mLoεIIKnJJSLTaOKTLCTE 1−26g co m、0日IKTLNsLT 3−IB3 丁EOKTL装置MD 18−314  DIFAAsKMrrExErFc31−4810 CPVKEAIIJO5 TLEN 99−1111ヒトl−4の46位のシスティン残基かポリペプチド のセリン残基で置き換えられたことを除き、ヒトIL−4の残基43〜57に対 応する第5番のポリペプチドのアミノ酸配列。
ホップ(Hopp)ら[Proc、Natl、Acad、Scf、USA78:  3824 (1981)]によって行われたヒトIL−4の親水性分析により 、第7番のポリペプチドに対応する領域は、TL−4のα−へリックス領域をお そらく形成する二次構造モデルによって指示される親水性残基および疎水性残基 双方を含むことが示される。
ポ1ベプ ド の お ヒトIL−4の残基61〜82に対応する第7番のポリペプチド(表1)2mg を、0.5モルのトリス−MCI、PH6,8が0.4mlおよび百日咳ワクチ ン(R518334薗株、加熱殺菌、20単位/ml、チメルサール稀釈度1/ 10.000)O,1ml中に溶解させた。完全フロインドアジュバント(0, 5m1)を加え、試料をシリンジ中で均一化した。二ニー・シーラントシロウサ ギにそれぞれ、0−1ml (ポリペプチド200μg)の皮肉注射によって試 料1mlを用いて免疫した。
約4か月の期間の後、続いて周期的に、ブースター注射を前記のように行った。
血液を、ウサギの耳または大腿静脈から周期的に取り且つ凝固させた。
I gGiI分は、1種類のウサギの血清から、1.5モルグリシン緩衝液、P H8,9で平衡させたプロティンA−セファロース■カラム[ファーマシア(P harmacia) 、ニューシャーシー州、ビス力タウェイ]上に同一種類を 吸着させることによって単離された。クロマトグラフィーは、フォートン・バイ オケム・カンパニー(Forton Biochem、Co、)による標準法を 用いて行った。精製された物質は、SDSポリアクリルアミドゲル電気泳動[レ ムリ(Laemml i ) 、Nature、22ヱ: 680 (1970 )]に −よって約98%純度のIgGであると判断された。この物質は抗血清 343−6IgG画分を示した。
同様の方法を用いて、表1に示した他のポリペプチドに対する抗血清のIgG画 分を更に製造した。
エライザは、単離されたIgG画分について、96ウ工ル微量滴定プレート[ベ クトン・ディキンマン(Becton−Dickinson)]に、トリス緩衝 食塩水(TBS; 50ミリモルトリス、0.15モルNaCL pH7,0> 50μl中の各種ポリペプチドの1種類約0.25ggを用いて室温で1時間コ ーティングすることによって行った。このインキュベーション後、ウェルを、0 .1%のトクウイーン(Tween)20 (ポリオキシエチレンソルビタンモ ノラウレート)を含むTBSで5回洗浄した。
洗浄したウェルを、TBS中1%ウシ血清アルブミン(BSA)を用いて室温で 1時間ブロックし、TBSで5回洗浄し、TBS中0.1%非特異的IgGを用 いて室温で2時間ブロックし、そして前記に記載したように5回洗浄した0次に 、IgG画分のTBS中各種稀釈度の一部分50μlをウェルに加え、そのプレ ートを室温で1時間インキュベートした後、前と同様に洗浄した。
各ウェルに対して、ホースラディツシュペルオキシダーゼで標識したヤギ抗ウサ ギIgG2.5ngを含むTBS50μgを加え、そのプレートを室温で1時間 インキュベートした。上記のように洗浄した後、ウェルを、過酸化水素および2 .2−アジノージ−(3−エチル−ベンズチアゾリンスルホネート)で展開させ た。
3N類の検定成分(すなわち、抗原、抗体または標識第二抗体)の一つを欠いた 対照ウェルも展開させた。試料は、ダイナチク(Dynatech)650型分 光光度計で読み取られた。
第7番のポリペ1チド(表1)およびヒトIL−4を抗原として用いて抗血清3 43−61gG画分について行ったこのような分析の結果を図2に示す、抗原結 合性の尺度としての414nmでの吸光度が、ウェル当りのポリペプチドまたは IL−4の量の間数として示される場合、抗体が双方の抗原に結合したことが分 かる。これらの結果を生じるために、抗血清343−6IgG画分を1:200 に稀釈した後、一部分50μlをウェルにコーティングした。
抗ポリペプチドIgG画分の抗体が、ヒトIL−4に対して特異的に結合するこ とによって、細胞レセプターに対するIL−4の結合を阻害することができるか 否かを決定するために、放射リガンド結合分析を行った。
CHOA[胞で発現された精製組換え体ヒトIL−4[レー(Le)ら、二Bi o1.Chem、263:10817 (1988)]を、ポルトンら[Bio chem、J、133:529 (1973)]の方法の変法によって、デュポ ン(DuPont)−NEN、マサチューセッツ州、ボストンからのポルトン・ ハンター(Bolton−Hunter)試薬を用いてヨウ素−125で標識し た。簡潔には、ポルトン・ハンター試薬2mC1を、50ミリモルのリン酸ナト リウムWIIr液、pH8,0の100μl中、$11製IL−4の5.0ug と22℃で2時閏反応させた0反応を、1.0モルグリシンを等量加えることに よって1時間急冷した。
ヨウ素化タンパク質は、50ミリモルリン酸ナトリウム、pH7,4中0.2% ゼラチンで平衡させたPD−1カラム(ファーマシア、ニューシャーシー州、ビ ス力タウェイ)中のゲル濾過によって単離された。カラムから空隙率で溶離する 放射性物質を集め且つ分析しな、IIIIIL−4の特異的放射能は、カルボ( Calvo)ら、Biochem、J、212:259 (1983)]の自己 置換法によって決定されたように1500C1/ミリモルであり、モル取込み比 率はタンパク質1モル当りヨウ素0.68モルであった。
各種抗ポリペプチドrgG′#1分の結合培地[10%ウシ胎児血清(Fe2) 含有RPM11640]中連続稀釈の10分の1ミリリツトル容量を、結合培地 1.0ml中の一定量の I−IL−4’(約2X10 CPm)と−緒に、1 .5ml試験管中、4℃で18時間インキュベートした後、結合検定を実施しな 、このブレインキュベーションの後、試験管の内容物を2X106個のダウディ 細胞と混合し、その混合物を4℃で2時間インキュベートした。
インキュベーション後、#胞を800または12.OOOXgでの遠心分離を4 ℃で30秒間行うことによってペレットにし、上澄みを捨てた。41胞を、m1 sIL−4含まない新しい結合培地0.1ml中に4℃で再懸濁し、上記のよう にペレットにし、検定i地100μlに再懸濁し、そしてフタル酸ジブチルおよ びフタル酸ジオクチル(1: 1)100μlの上に置いた。細胞を、13.0 00×gで2分間ベレットに′し、液体窒素中で冷凍した後、ガンマカウンター で計数した。非特異的結合は、非標識ヒトIL−4を1.0mg含む!ic#で 平行して決定された。 ′ □ ゛ ・ 前述の分析の結果を表2に示す。
尭2 ポIペプ ド■ G の 抗原として用いた 抗体反応性b 125t IL 41に示される。
5抗体反応性の決定において、士は、対照ウェルの吸光度を差し引いた後の41 4nmでの吸光度が0.05を越えること意味する。
表2のデータは、ヒトIL−4の残基52〜65(第6番ポリペプチド)、61 〜82(第7番ポリペプチド)および104〜129(第11番ポリペ1チド) に対応するポリペ1チドに対して生じた抗体が、ダウディ411311に対する 125I−IL−4の結合の強力な阻害剤であったことを示している。これらの 抗体は免疫化ポリペプチドおよびIL−4の双方に対して結合したが、予備免疫 血清はどちらにも結合しなかったし、レセプター結合に対する作用もなかった。
表2に更に示したように、ポリペプチド6および7に対する抗体は、標!III L−4の結合を阻害するのに同等に強力である0表1は、これらのポリペプチド が共通のア゛ミノ酸部分鹸列KDTRCを共有していることを示している。この ように組み合わせ先根拠により、この部分配列は重要なエピトープを構成し且つ 5個程度の少ないアミノ酸’axを含んでいるらしい本発明のポリペプチドを支 持することができるということが示唆される。
第6番のポリペプチドに対する多クローン性抗−によって生じた結合阻害は特に 興味深い、前述のように、フレティアンらは、同ポリペプチドに対して生じた単 クローン性抗体がI’L−4の生物活性を中和しないことを発見した。しかしな がら、以下に記載した引ぎ続きのエピトープ分析では、その抗体は、おそらく、 ポリペプチドのアミノ末端方向の残基に対して向けられていて、カルボキシル末 端の部分配列Lys−Asp−Thr−Arg Cysに対するのではないこと が示された。おそらくは、この実施例の多クローン性抗血清がIL−4を阻害し たのは、その若干の抗体がこの特異的部分配列を含むエピトープに対して向けら れていたことによるものである。
第7番のポリペプチドに対する抗血清343−6IgG画分について得られた結 果を図3にグラフで示し、2X106個のダウディ細胞を、50ピコモルの12 51−IL−4および指示した抗#濃度について4℃で2時間インキュベートし たものである。抗体不在での特異的結合は3.347cpmであった。観察され た強力な結合阻害と、抗体が第7番のポリペプチドおよびIL−4に対して特異 的に結合したという事実を組合わせることにより、抗体が向けられているアミノ 酸残基はIL−4の表面上に晒されているらしいことが示唆される。
クローン ボ1べ1 ド 単クローン性抗体を、本質的にはコーラ−およびミルスタイン[Nature。
Ba1b/cマウス[チャールズ・リバー(Charles River)]に 、]2,6.10.14−テトラメチルペンタデカンプリスタン(Prista ne)]500μlを腹腔内に(1,p、)投与することによって免疫学的に感 作した。約4日後に、第7番のポリペプチド(表1;ヒトIL−4の残基61〜 82に対応する)250Igをリン酸緩衝溶液(PBS)250μm容量に溶解 させ、完全70インドアジユバントの一部分250μmを加え、そして混合物を 均一化し且つ各マウスに腹腔内投与した。約1か月後に、不完全フロインドアジ ュバントで1=1に稀釈したポリペプチド125μgを含むブースター注射を腹 腔内に投与した。
3または4週間後に、PBS中の第7番のポリペプチド250μgの最終層腔内 注射を投与した。免疫化の進行中、周期的に、尾静脈から試験採血を行い且つ前 記に記載したようにエライザによって分析した。R後の免疫化の4日後に、被験 動物を層殺し且つそれらの膵臓を取り出した。
膵臓は、2枚のスライドの間でストレプトマイシン100μg/m、およびペニ シリン100単位/mlを含む新しいRPM11640培地(RPMIpen/  s t r e p培地)中に浸軟させた後、大型試験管に移した。破片を1 分間沈降させた後、試験管上層の細胞を5ml試験管に移した。RPMIpen /5trep培地5mlを加え、細胞を培地5甘l後、約300Xgで8分間遠 心分離することによって沈降させた。
5:1の比率の肺臓細胞対N5−1マウスミエローマ細胞(ATCCTlB18 )を調製し、RPMIpen/5trep培地で1回洗浄した。前記のように細 胞をペレットにした後、培地を捨て、分子量が約1500ダルトンのPEG(7 5ミリモルHEPBS*衝液中、2g/リットル)0.5mlを、20秒毎に静 かに撹拌しながら37℃で1分間にわたって滴加した。PEGの添加は、PEG 溶液を最初に0.5ml、次に1゜Omlで繰り返した。
融合の後、細胞を沈降させ、そしてRPMIpen/5trep培地0.5.1 .0.2.0.4.0.8.0.16.0および32.Omlを用いて1分間周 期で洗浄した。融合細胞を前記のように沈降させ、培地を捨てた後、無経験マウ スからの約I×105個の肺臓細胞を支持(feeder)細胞として、グルタ ミン0.2933mg/mlおよび10%ウシ胎児血清(Fe2)を含むRPM Ipen/5trep培地に加え、そして細胞を混合した後、前記のように沈降 させた。マウスから単離後、その前日に、支持肺臓細胞は、グルタミンおよびF e2を含むRPMIpen/5trep墳地中、37℃で一晩中インキユベート された。
よび1.6X10−3モルのチミジンを含むRPMIpen/5trep培地( HAT培地)中、150μl/ウエルの96ウ工ル平底微量滴定プレート(CO 3TAR)で7日間−緒に増殖させた。このインキュベージジン期間の後、各ウ ェル中の培地をHT培地(アミノプテリンを欠いなHAT培地)で1き換え、イ ンキュベーションを続けた。
数日後、エライザを、IIIIIl抗マウスIgG抗体を用いることを除き、前 記に記載したようにバイプリドーマ上澄みについて行った。試験で陽性のウェル のハイプリドーマをHT培地で限界稀釈することによってクローン化した。
クローン化したハイブリドーマ382全部をこの方法で製造し、その全部が単ク ローン性抗体を生じた。これらのハイブリドーマを、抗原として第7番のポリペ 1チドを用いるエライザによってスクリーニングした後、12種類の陽性細胞系 を同定した。これらの内10種類は、IL−4に対するエライザスクリーニング によって陽性であることが分かった。
IgG1抗体を生じ、1種類がIgG2a抗体を生じ、そして1種類がIgM抗 体を生じることが示された。
イーイオタイブ の ント0.5mlに加え、完全に混合してエマルジョンを生成した。試料をヒツジ [ドーセット(Dorse七)交配種]に皮下注射した。以後、ブースターワク チン注射を、不完全フロインドアジュバントを用いることを除き、同一の方法で 数週間間隔で投与しな。
符表平4−・・506359 (8) 免疫化の進行中に採取された不定期の血液試料について、免疫グロブリンによる ブロッキングを省略し且つホースラディ・yシュペルオキシダーゼで標識したロ バ抗ヒツジIgG5.Ongを第二抗体として用いる。−とを除き、前記に記載 したように抗原として抗血清343−6IgG画分を用いてエライザ分析を行っ た。
このようにして得られたヒツジ抗血清く抗血清1448で示された)は−ウサギ 抗血清343−6IgG画分に対して特異的に結合するが、■し−4または第7 番のポリペプチドに対して結合しないことが分かった。
モルの I−IL−4<2xlO5epm)を含んでいた。抗血清不在での特異 的結合は5.931cprnであった。
図4で示したように、ヒツジ抗血清1448は、iMII胞に対する標識IL− 4の結合の強力な拮抗阻IFilqであり、一層低い稀釈度での80%を上回る 特異的結合を無効にした。対照的に、ヒツジ予備免疫血清は、IL−4の結合に 対して作用しなかった。
五竺五二Z分近 第6番および第7番のポリペプチドのアミノ酸残基が、細胞レセプターに対する IL−4の結合を阻害することができる抗体の産生に対して臨界的であったこと を決定するために、エピドーグ分析を、本質的には、ガイセン(Geysen) ら[Proc、Natl、Acad、Sci、υSA 81:3998(198 4)]によって記載されたように行った。
ガイセンらの方法は、エライザを行うのに十分な純度および十分な量の多数の低 分子ポリペプチドの固体支持体上での急速な同時合成を可能にし、ポリペプチド は、それらを合成した固体支持体になお結合している。原則として、エライザは 、このようなポリペプチドについて、低分子ポリペプチドの配列を含むアミノ酸 配列を有する一層高分子のポリペプチドまたはタンパク質に対して製造された抗 体を用いて行われる。抗体が一層高分子の免疫原向のエピトープに特異的である 場合、すなわち、低分子の合成ポリペプチドに包含される場合、その抗体はポリ ペプチドに結合し且つエライザによって検出することができる。
ガイセンらの上記の方法を用いて、一連の15種類のオクタペプチドをポリエチ レンビン[ゲンブリッジ・リサーチ・バイオケミカルズ・インコーホレーテッド (Cambridge Re5earch BiochemiealS。
Inc、)ニューヨーク州、バリー・ストリーム]上で合成し、その11集体で のアミノ酸配列は、第7番のポリペプチド(成熟しトIL−4の残161〜82 に対応する)の残基金部を補った。これらのオクタペプチドの配列を表3に示す 。
皇ユ t l0TRCLGA a14 as 2 DTRCLQAT 82−69 6183 TRCLQATA 113−7 0 6174 qcLGAvAo 114−7j aa5 CLGATAOOa 5−72 696 LC3ATAOOF N−73707GATAQQF)1  87−74 7115 RHKOLIRF 7542 79同様に、成熟しトI L−4の残基47〜70に対応する残基全部を互いに補うた一連の17ビン固定 化オクタベ1チドを製造した。これらのオクタペプチドのアミノ酸配列を表4に 示す。
表土 1オクタペプチドの中心残基は、便宜上、各オクタペプチドのN末#l残基が対 ティングする代わりにウェル中でピンを用いることeMき、本質的には前記に記 載したように、抗血清129−88について行った。タイターチク(Titer tec)MCC340エライザグレートリーダーを用いて色の展開を読み取る前 に、ピンを壁から除去した。
この分析結果を図5に示し、4L4nmでの吸光度を各オクタペプチドについて 示している1図5に示したオクタペプチドの番号は、表3の番号に対応する。
オクタペプチド5〜12に対する抗体の強力な結合は図5から分かる0表3を参 照することにより、これらのオクタペプチドのおよその中心は、成熟しトIL− 4の残基69〜76に対応することが分かる。これらのデータと、抗血清129 −88が細胞レセプターに対する標1iIL−4の結合を阻害したという事実と を組み合わせることにより、成熟ヒトIL−4の残基69〜76は、1種類また は複数種類のエピトー1を含み、それに対する抗体は、細胞レセプターに対する し)IL−4の結合を阻害するということが示唆される。
同様に、表4に示した固定化オクタペプチドを用いて、第6番のポリペプチドに 対して生じたウサギ抗血清を分析した。342−6で示したこの抗血清は、ダウ ディ細胞に対する125I−IL−4の結合を阻害する能力について2回評価さ れた。免疫化進行中の初期に調製された血清試料(初期抗血清342−6 )は 、1111L−4を阻害しなかったが;後期に調製された試料(後期抗血清34 2−6)は強力に阻害した。これらの分析の結果を、初期および後期抗血清につ いて、それぞれ図6AおよびBに示す0図6で示したオクタペプチドの番号は表 4の番号に対応する。
図6Aで示したように、第6番のポリペプチドに対する非阻害初期抗血清342 −6は、オクタペプチド3〜7および9〜13と反応性の抗体を含んでいた。
表4を参照することにより、これらのオクタペプチドの中心は、成熟しトIt− 4の残基53〜57および59〜63それぞれにほぼ対応することが分かる。
後期の阻害抗血清342−6は、それが、オクタペプチド11〜16に対して更 に強力に結合することを示した抗体を更に含んでいたことを除き、同様の結合パ ターンを生じ(図6B)、その中心はヒトIL−4の残基61〜66に対応した 6図6のパネルAおよびBのデータを総合することにより、成熟しトIL−4の 残基61〜66はエビドーグを含み、それに対する抗体は#lJt!レセグター に対するヒトIL−4の結合を阻害することが示唆される。
この示唆は、前記に記載したように、第6番および第7番のポリペプチド並びに 第7番のポリペプチドに対する単クローン性抗体の1種類を用いて行ったエライ ザの研究によって強調される。この抗体は双方のポリペプチドに対して強力に結 合した。更に、それは、ダウディ細胞に対する125I−IL−4の結合を強力 に阻害した。ポリペプチド中の唯一の共通の部分配列はKDTRCであり、成熟 しトIL−4の残基61〜65に対応している。当然の結果として、阻害単クロ ーン性抗体はこの部分配列に対して向けられていなければならないし、そして部 分配列は重要なエピトープを含んでいなければならないということになる。
本発明の多くの修正および変更は、当業者に明らかになるように、その精神およ び範囲から逸脱することなく行うことができる2本明細書中に記載した具体的な 実施態様は例としてのみ与えられ、発明は添付の請求の範囲の条項によってのみ 制限されるものである。
F/″f/ His−Lys−Cys−人5p−rle−Thr−Leu−Gin−Glu− 11e−工1e−Lys−τhr−Leu−Asn−3er−Leu−丁hr− Glu−Gln−Lys−Thr−Leu−Cys−Thr−Glu−Leu− Thr−’Val−τhr−人sp−工1e−Phe−人1&−人1a−5ar −Lys−人5n−Thr−Thr−Glu−Lys−Glu−Thr−Phe −Cys−人rg−人1&−人1a−Thr−Val−Lell−人rg−Gl n−Phe−Tyr−5er−His−His−GLu−Lys−Asp−Th r−Arg−Cys−Leu−Gly−Ala−Thr−人12L−〇In−G ln−Phe−His−Arg−His−Lys−Gln−Leu−工1e−A rg−Phe−Leu−Lys−Arg−Leu−Asp−Arg−Asn−L eu−τrp−Gly−Leu−人1a−Gly−Leu−人5n−5er−C ys−Pro−Val−Lys−Glu−人1&−人5n−Gln−5er−T hr−Leu−Glu−人5n−Phe−Leu−Glu−人rg−Leu−L ys−Thr−工1e−Met−F7g、2 勺3 I釣濃度 (mg/ml) R9・5 士クタペプ+F寄テ Fig、6A りオワ夕ベプ−PF番号 Fig、5B キクダペプーF−Ir:香門苧 要約書 細胞レセプターへのヒトIL−4結合に対する2種類の抗体アンタゴニストが本 発明によって提供される。い(つかのアンタゴニストは、rL−4とそのレセプ ターとの間の相互作用に含まれると信じられているIL−4の特異的領域へ結合 する。IL−4に対するアンタゴニストのこの特異的結合のために、レセプター に対するIL−4の結合が実質的に阻害される。本発明の他のアンタゴニストは 、IL−4活性を欠いているものの、IL−4を模倣して細胞レセプターへの結 合のためにIL−4と直接競うと考えられる、抗イデイオタイプの抗体である。
細胞レセプターに対するIL−4の結合を阻害するアンタゴニストを使用する方 法と共に、抗体アンタゴニストを作るために用いられるポリペプチドもまた提供 される。
手続補正帯 平成 4年 6月22日 1、事件の表示 PCT/US90107289 2、発明の名称 ヒトインターロイキン−4の抗体アンタゴニスト3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 住所 名 称 シエリング・コーポレーション4、代理人 住 所 東京都千代田区大手町二丁目2番1号新大手町ビル 206区 5、補正の対象 請求の範囲 (別紙) (1)請求の範囲を以下の通り補正する。
rl、約5個〜約26個のアミノ酸残基を含み且つヒトIL−4のアミノ酸残基 61〜82配列若しくはそれらの部分配列またはヒトIL−4のアミノ酸残基1 04〜129の配列に対応するアミノ酸配列を有するポリペプチド。
1、アミノ酸配列、 Lys−Asp−Thr−Arg−Cys。
Thr7AIa−Gl n−G1 n−Phe−His−Arg−)(is、 Lys−Asp−Thr−Arg−Cys−Le u −G I y −A 1  a−Th r −A 1 a −Gl n−G1 n−Phe−Hi s−A rg −Hi 5−Lys−Gl n−Leu−I Ie −Arg−Pheま たは A l a−As n−G 1 n−3e r−Th r−Leu−Gl u− Asn−Phe−Leu−Gl u−Arg−Leu−Lys−Thr−I l  e−Met−Arg−Gl u−Lys −Tyr−8e r−Lys−Cy s−3e r−er を有する精求心1に記載のポリペプチド。
旦、ヒトIL−4に対して、並びに約5個〜約26個のアミノ酸残基を含み且つ ヒトIL−4のアミノ酸残基61〜82または104〜129の配列に対応する アミノ酸配列またはその部分配列を有するポリペプチドに対して特異的に結合す る抗体であって、細胞レセプターに対するヒトIL−4の結合を阻害する前記の 抗体。
丘、ヒトIL−4に対して、並びに約5個〜約26個のアミノ酸残基を含み且つ ヒトIL−4のアミノ#残基61〜82まなは104〜129の配列に対応する アミノ酸配列またはその部分配列を有するポリペプチドに対して特異的に結合す る抗体に対する抗イデイオタイプ抗体であって、細胞レセプターに対するヒトI L−4の結合を阻害する前記の抗体、」 以 上 1際調査報告 lAlenmlaMalA1%+em、nu、PCTハIs90107289

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.約5個〜約26個のアミノ酸残基を含み且つヒトIL−4のアミノ酸残基6 1〜82または104〜129の配列に対応するアミノ酸配列またはその部分配 列を有するポリペプチド。
  2. 2.担体分子に対して共有結合によって結合している請求項1に記載のポリペプ チド。
  3. 3.アミノ酸配列、 【配列があります】 を有する請求項1に記載のポリペプチド。
  4. 4.ヒトIL−4に対して、並びに約5個〜約26個のアミノ酸残基を含み且つ ヒトIL−4のアミノ酸残基61〜82または104〜129の配列に対応する アミノ酸配列またはその部分配列を有するポリペプチドに対して特異的に結合す る抗体であって、細胞レセプターに対するヒトIL−4の結合を阻害する前記の 抗体。
  5. 5.ヒトIL−4に対して、並びに約5個〜約26個のアミノ酸残基を含み且つ ヒトIL−4のアミノ酸残基61〜82または104〜129の配列に対応する アミノ酸配列またはその部分配列を有するポリペプチドに対して特異的に結合す る抗体に対する抗イディオタイプ抗体であって、細胞レセプターに対するヒトI L−4の結合を阻害する前記の抗体。
  6. 6.ヒトIL−4を請求項4に記載の抗体と接触させることを含む、細胞レセプ ターに対するヒトIL−4の結合を阻害する方法。
  7. 7.ヒトIL−4のためのレセプターを有する細胞を、請求項5に記載の抗イデ ィオタイプ抗体と接触させることを含む、細胞レセプターに対するヒトIL−4 の結合を阻害する方法。
  8. 8.生理的に許容し得る担体および有効量の請求項4に記載の1種類以上の抗体 を含む、アレルギーまたはIL−4によって媒介された他の症状を治療するため の薬剤組成物。
  9. 9.生理的に許容し得る担体および有効量の請求項5に記載の1種類以上の抗イ ディオタイプ抗体を含む、アレルギーまたはIL−4によって媒介された他の症 状を治療するための薬剤組成物。
  10. 10.生理的に許容し得る担体および請求項4または5のいずれか1項に記載の 有効量の1種類以上の抗体を含む、アレルギーまたはIL−4によって媒介され た他の症状を治療するための薬剤組成物を製造する方法。
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