JPH04505919A - トレランスを誘導するためのモノクローナル抗体 - Google Patents

トレランスを誘導するためのモノクローナル抗体

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JPH04505919A JP2508030A JP50803090A JPH04505919A JP H04505919 A JPH04505919 A JP H04505919A JP 2508030 A JP2508030 A JP 2508030A JP 50803090 A JP50803090 A JP 50803090A JP H04505919 A JPH04505919 A JP H04505919A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
トレランスを誘導するためのモノクローナル抗体本発明は、モノクローナル抗体 を用いたトレランス誘導に関する。 外来抗原又は外来組織、或いは自己抗原又は自己組織に対するトレランスは、そ の他の点では正常な成熟免疫系が、前記抗原/組織に対しては特異的かつ攻撃的 に反応することができない状態であり、従って免疫系は、前記抗原/組織を正常 な(非病的な)体細胞/成分のように取り扱う。しかし、これと同時に、当該免 疫系は、自己トレランスの自然のプロセス或いは治療上のトレランス誘導の手順 により特異的なトレランスが誘導されていない外来或いは病的な抗原/組織に対 しては、攻撃的に反応することができる。トレランスのための試験では、通常、 トレランスを有する個体が、後に1或いは好ましくはそれ以上の免疫するための 試みを行ったとき、特定の抗原/組織に対しては免疫できず、無関係な抗原/組 織に対しては反応を示すことができるということを証明することが必要である。 ?’7スCD4 (L3T4) 抗原に対するモノクローナル抗体(mAb)は 、液性免疫、移植拒絶及び自己免疫を制御するための有力な免疫抑制因子である ことが証明されている。 更に、CD4mAbsは、インビボでトレランスを許容する環境を作り出し、こ れを用いて移植抗原ならびに水溶性蛋白質抗原に対するトレランスを達成できる ことが明らかになっている。しかし、CD4mAbsがこれらの効果を生じる機 構はまだ明らかになっていない。最近の報告によると、免疫抑制は、インビボで 標的細胞を除去した状態下で得られる。 簡単に解釈すれば、この達成された免疫抑制は、CD4T細胞の欠乏によるもの である。 一方、CD4 (及びCD8)mAb sが、細胞を溶解することなく、単に細 胞表面上の抗原に結合することによってリンパ球の機能に影響を与え得るという ことが、インビトロにおける仕事によって証明されている。更に、免疫抑制及び トレランス誘導は、インビボにおいて溶解濃度未満のCD4T細胞或いはF ( ab−) 2CD4mAbs断片を用いることによって得られており、これはm Abが媒介する免疫調節に対して標的細胞の除去が必須ではないことを示唆して いる。 いた。今回、我々は非破壊性CD4及びCD8抗体も、外来の免疫グロブリン、 骨髄及び皮膚移植に対してトレランスを誘導することができることを見い出した 。実際、二の観察はあらゆる抗原に対して一般的に適合する。更に、我々は、非 破壊性mAbsの投与に先だって破壊性CD4mAb及び/又は破壊性CD8m Abを投与することが、トレランスを許容する環境を作るのに有用であることを 見い出した。 従って、本発明は、抗原に対するトレランス誘導において、同時に、別途に、或 いは逐次的に使用されるために組合わされた製剤として、非破壊性CD4mAb 及び非破壊性CD8mAbを含有する生成物製品を提供する。手術或いは治療法 により人体或いは動物体を処置する方法において使用されるための、非破壊性C D4mAb及び非破壊性CD8mAbもまた、本発明の一部を構成する。本発明 は、更に次のものを提供する。 ・手術または治療法により人体或いは動物体を治療する方法、特に抗原に対する トレランスの誘導において一緒に使用するための、非破壊性CD4及びCD 8  m A b 。 ・非破壊性CD4mAb及び非破壊性CD8mAbを別途の成分として、典型的 には別区画に含有するパック。 を提供する。 非破壊性CD4及びCD8mAbsを併せて投与することによって、患者の一次 抗原に対するトレランスを誘導できる。 CD4及びCD8mAbsは、自己免疫疾患を治療するために、また長期の免疫 抑制化学療法を必要とすることなく移植拒絶を防止するために用いることができ る。器官織移植または骨髄移植等の移植に対するトレランスが達成され得る。 インビボにおいて、非破壊性mAbsを使用する利点が存在する。例えば、非破 壊性mAbsを短いコースで注射した場合、適格細胞が阻害から迅速に回復する ことができ、従ってmAb処理に続く免疫不全による日和見感染及び合併症(例 えばT破壊性骨髄移植後の白血病の再発)の危険を減らすことができる。加えて 、CD4細胞は更に異なる機能的サブセットに分解でき、この内のいくつかは免 疫調節に係わり得ることが知られている。T細胞の集団排除はもちろん免疫抑制 を引き起こすが、CD4 調節細胞のなし得る作用をも破壊するかもしれない。 従って、より巧妙な操作が、免疫系を所望の状態に導くためにより有益であり得 る。 トレランスは、好ましくは、患者に対してまず破壊性CD4及び/又はCD8m Absを投与することにより達成できる。従って、本発明は更に次のものを提供 する。 ・手術または治療による人体或いは動物体の治療方法において合わせて使用する ための、特に抗原に対するトレランスの誘導において使用するための非破壊性C D4及びCD8mAb及び破壊性CD4及び/又はCD8mAb0・抗原に対す るトレランスを誘導するのに、同時に、別途に、或いは逐次的に使用されるため に組合わされた製剤として、非破壊性CD4mAbおよび非破壊性CD8mAb 、並びに破壊性CD4mAbと破壊性CD8mAbのどちらか一方或いは両方を 含有する生成物。 ・非破壊性CD4mAb及び非破壊性CD8mAb、並びに破壊性CD4mAb と破壊性CD8mAbのどちらか一方或いは両方を、典型的には別区画に含有す るバック。 非破壊性CD4及びCD8mAbの組み合わせは、他の免疫抑制剤を必要とする ことなく、いかなる抗原に対してもトは10%未満の標的細胞を破壊するmAb である。それらは、クラスエ抗原又はクラスII抗原或いはクラスI又はクラス II抗原によって生じる抗原に対するトレランスを導入するために用いることが できる。それらは両抗原に対するトレランスを誘導するために用いることができ る。移植の場合、例えば、クラスI及びクラスII主要組織適合性(MHC)抗 原及び非MHC或いはマイナー組織適合性(マイナー)抗原が存在するかもしれ ない。移植抗原とは別に、本発明は、球状蛋白質、免疫グロブリン等の糖蛋白質 、花粉蛋白質・等の粒子上で運搬される物質、インターフェロン、インターロイ キン2または腫瘍壊死因子等の治療上の使用を意図したポリペプチド、或いは黄 体形成ホルモン、その類似物質及び拮抗物質等のホルモン置換物質(hormo ne replacement)に対するトレランスを誘導するために用いるこ とができる。更に、トレランスを誘導できる特定の抗体は、受容体の遮断を援助 するために使用される蛋白質治療剤の合成ペプチド類似物質及びアロ抗原を包含 する。アロ抗原は、組織移植或いは皮膚移植における外来組織の拒絶の原因であ ると考えられる。 使用できるmAbsは、CD4細胞表面抗原に対して特異的なm A b (C D 4 m A b )或いはCD8細胞表面抗原に対して特異的なm A b  (CD 8 m A b )である。CD4及びCD8mAbsの語は、CD 4及びCD8表面抗原に対する特異性のみならず、マウスにおけるL3T4抗原 等の他種の対応する表面抗原に対する特異性も意味する。前記L3T4抗原は、 ヒトCD4抗原と同義のマウスの抗原である。該mAbsは典型的にはラットI  g G 2.、マウスIgG2b又はヒトI g 02等の1g02クラスで あるが、ヒトIgG4てもよい。Fab及びF(ab)2断片等の抗体結合部位 を有するmAb断片は使用できる。 CD4及びCD8mAbsは、−緒に宿主に投与される。 これらは、同一製剤の一部として或いは別途製剤として投与できる。典型的には 、両mAbsは週に1〜7回、好ましくは1〜4回、例えば3回を、2〜4週間 、好ましくは3週間投与される。非破壊性mAbsの有効量が投与される。血清 中の抗体の飽和量に対する試験によって、十分な抗体が存在することが示される に違いない。十分な各非破壊性mAbは、結果として治療中の患者にトレランス を許容する環境を誘導するために投与される。このようにしてCD4及びCD8 細胞は遮断され得る。 患者に投与される非破壊性CD4mAb及び非破壊性CD8mAbの量は、患者 の年齢及び体重、治療条件、及びトレランスを誘導することが望まれる抗原を含 む種々の因子に依存する。マウスのモデルシステムにおいては、1μgから2m g、好ましくは400μgから1mgのmAbが何時でも1度に投与される。人 間においては、1〜400mg、3〜30mgぐらい、例えば5〜20mgの抗 体が投与される。 非破壊性mAbであるCDI 1 amAbは、CD4及びCD8mAbsに加 えて用いることができ、また、CD4またはCD8mAb sの一方或いは両方 と置き換えて用いることもできる。 トレランスを誘導するのが望まれる外来抗原は、非破壊性CD4及びCD8mA bsのコースが開始される前5日までから、前記コースが完了した後5日或いは さらに2〜3週間まで宿主に投与することができる。しかしながら、一般には、 抗原は前記コースが始まる最初の14日以内、典型的には該コース開始の7日以 内に投与される。抗原は、CD4及びCD8mAbs処理の行程が始まった時に 投与できる。 従って、トレランスは非破壊性CD4及びCD8mAbs。 並びにこれに加えて該抗原を投与することによって、宿主中の抗原に対して誘導 することができる。患者は、非破壊性CD4及びCD8mAbsの援護のもと、 外科的に手術でき、器官移植或いは骨髄移植等の組織を移植することができる。 また、トレランスは、患者が既に保持している抗原に対しても誘導することがで きる。長期間の特異的なトレランスは、多発性硬化症或いは慢性関節リウマチ等 の自己免疫疾患の治療のために、1以上の自己抗原に対して誘導することができ る。従って自己免疫疾患にかかった患者の状態は緩和できる。 持続的な抗原がトレランスを維持するために要求される。 例えば組織移植は、それ自身に対してトレランスを維持するための抗原を提供す る。同じことが自己免疫疾患の治療における自己抗原にも当てはまる。アレルゲ ン等の異質外来抗原の場合は、定期的な間隔をもって抗原リマインダー(ant igen reminder)が投与され得る。 非破壊性mAbsで処理を開始する前に、破壊性CD4mAbs及び/又は破壊 性CD8mAbで宿主を処理することが好ましい。破壊性CD4mAbとは、5 0%を越えて、例えば90〜99%のインビボの標的細胞を破壊するmAbであ る。破壊性抗体は、ラットI g G 2b又はIgG、、マウスIgG 、及 びヒトIgG 及び工gG3を含む。従って、2a 1 破壊性CD4mAbs及び/又は破壊性CD8mAbは、関連するT細胞の個体 数を減少させるのに用いることができる。 非破壊性mAbsは、従って、作用すべきT細胞を少ししか有しない。また、破 壊は、CAMPATH(登録商標)1等の他のmAb、ステロイド、シクロスポ リン、ALG (抗リンパ球グロブリン)の投与、或いは放射線治療等の通常の 免疫抑制治療により達成できる。 破壊性mAbによりT細胞の個体数が減少されるべきレベルは、トレランスの達 成が望まれる抗原に依存し得る。更に、レシピエンドが以前にドナー抗原に接し たことがあり、感作されている(例えば何度も輸血された患者)場合の、適合性 に乏しい組織移植のような難抗原、或いは、患者が感作され且つ自己免疫が持続 的に活性状態にある自己免疫疾患における難抗原に対しては、T細胞の個体数を 更に減少させることが望ましい。組織適合性に乏しいとは、例えば、1以上のク ラスI主要組織適合性抗原が適合しないことである。 従って、CD4陽性のヘルパーT細胞の個体数を通常のレベルの約70%未満、 例えば約50%、20%或いはさらに10%未満に減少させることが必要である 。トレランスを達成するのが難しいようであればあるほど、達成されることが望 ましい破壊量は増加する。CD8陽性T細胞は同様に破壊され得る。 破壊性CD4mAb及び/又は破壊性CD8mAbは、典型的に1週間当たり1 〜7回、好ましくは1週間当たり2〜4回、例えば1週間当たり3回、或いは1 回又は2回、好ましくは1回を、1〜7日間、例えば1〜5日間、非破壊性CD 4及びCD8mAbsの処理開始前に投与される。トレランスが誘導されるのが 望まれる抗原は破壊性mAbの投与と同時に、或いは破壊性mAbsの投与の5 日以内に投与され得る。投与される破壊性mAbsの量は、関連するT細胞の個 体数を減少させるのに望まれるレベル、患者の年齢及び体重、治療の状態、及び トレランスを誘導されることが望まれる抗原を含む種々の因子に依存する。マウ スのモデル系において、1μg〜2mg、好ましくは400μg〜1mgの量の 破壊性mAbが投与される。ヒトでは、1〜400mg。 3〜30mgぐらい、例えば5〜20mgの抗体が投与される。 破壊性及び非破壊性CD4及びCD8mAbsはいずれの手頃な方法によっても 作製できる。これらは、免疫ラット膵臓細胞をY3/Ag1.2.3. (C1 ark and Waldmann、chapter 1 of −Monoc lonal Antibodies’、これはP、C,L、Beverley著 の“Methods in Hemat。 1agy ”、Longman (Churchi 11 Livingsto ne)、1986)シリーズの本である)ラットミエローマ細胞株に融合させる 通常の方法により作製できる。免疫されたマウス膵臓細胞とマウスミエローマ、 ラットミエローマ又はヒトミエローマとの融合、或いは組み換えDNAの手法等 、他の方法も使用できる。 すべてのmAb投与は、非経口的に、例えば静脈内投与で行われる。mAbsは 、一般に注射或いは注入により投与される。この目的のために、mAbは薬学的 に許容できる担体或いは希釈剤を含有する薬剤組成物として調製できる。いかな る適切な担体或いは希釈剤も用いることができ、例えば生理食塩水等張渡を用い ることができる。トレランスを誘導することが望まれる特定の抗原が与えられた とき、これらは非経口的に、例えば静脈内、筋肉内或いは皮下に投与することが できる。抗原は、典型的には上記の薬学的に許容できる担体或いは希釈剤と共に 調製される。 mAbsを生産する各ハイブリドーマ、YTS177.9、YTS191.1、 YTS105.18、YTS169.4は、European Co11ect ion of Animal Ce1l Cu1tures、Porton D (+wn、G、B、on 30 May 1990に、受託番号ECACC90 053005、ECACC87072282、ECACC90053004、E CACC87072284をもって寄託されている。 以下の例により本発明を例解する。 添付の図面において、図1は、r I gG2a及びr1gG2bMabsの組 み合わせによる補体溶解の相乗及び干渉を示している。” Cr (30μCi /ml)を用いてラベルしたCBA/Ca胸腺細胞を、各棒の下に示す!1/1  a b s及び補体源として2%モルモット血清と共にインキュベートした。 Maba度としては、(A) 5 tt g/m 1、(B)25μg/mlの Mabを用いた。 図2は、T細胞を破壊することなくインビボにr I gG2aCD4を注射し た結果を示す。ATX CBA/Caマウス(n−3)に対して、表示されたM ab s (2mg/vウス)を−回の注射で投与し、1.4及び8週間後に血 液を採取した。ビオチニル化したCD4 (YTA3.1・)、CD8 (YT S156.7ム)及びThy−1(YBM29.2マ)に対するM a b s でBPLを染色し、引き続いてストレプトアビジン−FITC(strepta vidin−FITC)で染色した。結果をフローサイトメトリーで分析し、各 個体群のパーセンデージを、試験日の未処理対照の1<−センデージを100と して計算した。 図3は、HGGに対するトレランスが、IgG2aCD4MabYTS177. 9によってどの様に誘導されるかを示している。正常CBA/Ca7ウスにYT 3177.9或いはYTS191.1を−1,0,1日に表示された旦投与した 。1mgの熱凝集HGGを0日に注射した。28日及び35日に、マウスを0. 5mgHGGで再誘発した。対照マウスは他と同様にYTS177.9を1mg を投与したが、28日及び35日にのみHGGで免疫した。血清抗−HGGの力 価を45日目にEL I SAアッセイで測定した。 図4は、ラットIgG2aに対して特異的なトレランスを誘導するためのYTS 177゜9の注射結果を示している。 正常CBA/CawウスにYTS177.9或いはYTSI91.1を3日間連 続して、表示された量を3回注射した。 6週間後、マウスを、最初は完全な、その後不完全なフロインドアジュバント中 のYTH35,4(IgG2aラット抗−ヒト)及びカムパス(Campath )(登録商標)2(I gG2bラット抗−ヒト)を週1回注射することによっ て再誘発した。10週間目、血液を採取し、抗1g02a(白抜きの棒)及び抗 IgG2b(斜線の棒)の力価を、それぞれHPLC精製ラットう gG2a及 びIgG2bMabSでコーディングしたプレートを用いてELISAアッセイ で測定した。 図5は、IgG2aCD4及びCD8Mab処理後の延長した同種皮膚移植の生 存を示している。正常CBA/Caマウス(n−6)にYTS177.9及びY TS105.18或いはYTS191.1及びYTS169.4 (総抗体、3 mg/マウス)を0.2.4日の3回注射投与した。十分な厚さのB A L  B / c尾皮膚を0日目に移植した。統計値は、ロックランク法(Logra nk method)により、IgG2b1vlab処理(ム)対未処理対照( ・) p<Q、005、I gG2a処理(マ)対対照p≦0.001、対1g G2b処理p≦0.03である。 図6は、r I gG2amAb sによる同種皮膚移植に対するトレランスを 示している。正常CBA/CaマウスにB10、BR皮膚を移植し、(1)0日 及び2日目にYTS177.9及びYTS105.18混合物(2mg/マウス 合計)、(2)3週間に渡って同mAb s (9mg/マウス合計)を与えた 。89日目、BIO,BR(3及び4)及びB10゜D2(点線)から皮膚を再 移植した。 図7は、骨髄及び皮膚移植に対するトレランス研究の実験結果を示している。 A:BIQ、BRに対するトレランス。レシピエンドCBA/Caマウス(n− 8)I:1〜3週間r i gG2.CD4及びCD8mAbsの組み合わせを 注射投与し、引き続いて107個のT破壊膵臓細胞及び107個の骨髄細胞を注 入した。 対照マウス(n−4)は骨髄及び生理食塩水を注射、或いは骨髄のみで処理した 。すべての群は、30日後B10.BR皮膚を移植した。ドナーアロタイプIg のキメラ現象は、骨髄移植の24及び60日後に、骨髄及び抗体処理マウスに対 しては2.6±1.6及び1.3±0.7%としてそれぞれ測定された。生理食 塩水或いは骨髄のみの群はキメラ現象が見られなかった。 B : AKR/Jに対するトレランス。正常CB A / Caレシピエンド マウスにr i gG、CD4及びrigG2bCD8mAbsの組み合わせを 3週間注射投与した。2×107個のAKR/J骨髄細胞をmAb処理処理開始 2静後静脈内注入。 4週間後、AKR/J皮膚(・)を移植した。対照マウスは抗体処理のみ施した (ム)。 図8の皮膚移植に対するトレランスは、ATxマウスにおいて確立できる。AT X7ウス(n−9)にr I gG2.CD4及びCD8mAb sを2週間1 日おきに注射した。B10゜BR皮膚をmAb処理処理開始3ト後植した。60 日目に、BIO,BRを再移植し、BALB/c(・)移植片は、B10、BR 皮膚移植片(ム)を有するA T xマウスによって拒絶された。対照ATxマ ウスは、B10.BR皮膚(■)を移植している。 図9は、CD4及びCD8抗体の異なる組み合わせにより処理されたマウスにお ける同種異系皮膚移植の生存を示している。8〜14匹からなる3群のレシピエ ンドCBA/Caマウスに0日にBALB/C皮膚を移植し、0〜2日までモノ クローナル抗体で実施例2に記載されたように処理した。 第1群はラットI g G 2 、抗体のみ(マ)を与え、第2群はラットI  g G 2b抗体のカクテル(◆)を与え、一方策3群(・)はIgG と引き 続いてI g G 2.抗体の組み合わせプロトコb −ルを与えた。この第3群のすべてのマウスに、更に抗体を与えることなく、9 4日目に新しいBALB/c(ム)及びB10(■)皮膚移植片を移植した。 移植片生存の分析:xgc2.群M S T −55日に対するIgG 群M  S T −28日は、p<0.006、IgG、又は2! 12021群に対する組み合わされたプロトコール群の元のBALB/C移植片 MST−121日は、p<Q、001、第3のBIO移植片MST−16日に対 する組み合わされたプロトコール群の第2のBALB/C#植片MST飄43日 は、p<o、04である。 図10は、h=I HC−不適合皮膚移植片に対するトレランス誘導を示してい る。8〜12匹のCBA/Caマウスに0日にBIO皮膚を移植し、0〜21日 までモノクローナル抗体で実施例2に記載されたように処理した。 (a)第1群は、抗体を投与されてない対照マウス(マ)である。第2群(◆) はラットI g G 2 、抗体のみを投与し、一方残りの群(・)はすべて組 み合わされたIgG2.及びIg G 2 、プロトコールを投与した。この最 後の群は、119日に新しいBIO移植片(ム)及び第3のBALB/c皮膚( ■)を移植した。 移植片生存の分析用g G 2.群MST−48日に対する対照群MST−14 日は、p<0.001、第2のBIO移植片MST−44日(119日から)に 対する組み合わされたプロトコールの元のBIO移植片MST>250日は、p く0.002、第3のB A L B / c移植片MST−13日に対する第 2のBIO移植片は、p<0.003である。 (b)8匹のCB A / Caマウス群に、組み合わされたIgG と引き続 いてI g G 2□抗体のプロトコールと共にB1b O移植片(e)を与えた。91日目にマウスに第3のBIO皮膚(震)と共に第 2のBIO移植片(ム)を与えた。 移植片生存の分析:全群は、MST>200日であった。 図11は、多マイナー抗原不適合皮膚に対するトレランスの誘導を示している。 8及び10匹のCBA/CaマウスのたラットIgG と引き続いてI g G  2.抗体のプロトコールb (・)を与え、122日に新しいAKR/J皮膚(ム)及び第3のマイナー異1 B10.BR皮膚(■〕を再移植した。 移植片生存の分析二組み合わされたプロトコールの元のAKR/J移植片MST >250日に対する無抗体対照MST−13日は、p<0.001、第3のBI O,BR移植片MST−27日に対する第2のAKR/J移植片MST>128 日は、p<0.009である。 図12は、感作されたレシピエンドにおける多マイナー抗原不適合皮膚に対する トレランスの誘導を示している。レシピエンドCBA/Caマウスに、皮膚移植 の3週間前に107個の紫外線照射した(2000ラツド)AKR/J (a。 b)或いはBIO,BR(c、d)由来の肺臓細胞を腹腔内注射することによっ て、ドナーマイナー抗原に対して感作させた。5〜13匹のマウスの群にAKR /J (a、b)或いはBIO,BR(c、d)皮膚(・)を、実施例2に記載 したように、0〜21日間のモノクローナル抗体の援護のもとに移植した。2つ の群は、組み合わされた1gG25及びIgG2aのプロトコール(a、c)及 び2つの群は、ラットIgG2.抗体のみ(b、d)を投与した。マウスは、8 9日(a。 C)或いは96日(b、d)に、第2のドナー−タイプ移植片(ム)(a及びb 群におけるAKR/JSc及びd群におけるBIO,BR)及び第3のマイナー 異種(震)皮膚(a及びb群におけるBIO,BR,c及びd群におけるAKR /J)を再移植した。 移植片生存の分析= (a)第3のB10.BR移植片MST−41日(89日 から)に対する組み合わされたプロトコールの元のAKR/J移植片MST>2 25日は、pく0゜007 (b)第3のBIO,BR移植片MST−42日( 96日から)に対するIgG2□で処理された元のAKR/J移植片MST>2 00日は、p<0.02 (c)実験の全群はMST>225日Cd)実験の全 群はMST>200日であった。 図13は、第1の皮膚移植片を活発に拒絶するマウスにおけるトレランス誘導を 示している。6及び11匹のCBA/Caマウスの2つの群に、モノクローナル 抗体の処理なしに0日にA K R/ J皮膚を移植した。14日に約半数のマ ウスがこれらの第1の移植片(・)を拒絶し、第2のAKR/J皮膚移植片を移 植しモノクローナル抗体処理を開始した(ム)。その後マウスに組み合わされた IgG2bと引き続いて1gG2.抗体の3週間のプロトコール(a)或いはラ ットIgG移植片生存の分析: (a)第2の組み合わされたプロトコールの処 理がなされたAKR/J移植片MST>92日に対する第1のAKR/J移植片 MST−12日は、p<Q。004 (b)(a)及び(b)における全ての第 1の移植片MST−120に対する1gG2.で処理されたAKR/J移植片M  S T > 75日は、pro、003゜例 1 く材料および方法〉 実験動物 CBA/C!、 BIO,BR及びBALE/evウスがケンブリッジ大学病理 学部における通常の動物施設で繁殖、飼育され、年齢別および性別にグループ分 けして用いられた。 フローサイトメトリーによるモノクローナル抗体の同定ラットT細胞ラインN8 2−67G (Dr、1.l1ovx+dの好意により提供された)が、マウス CD4遺伝子(Gormzn e+ al、!’NASUSA 84.7644 .1987)でトランスフェクトされた。この細胞ラインNB2. L3T3は 、ラットの抗マウス胸腺細胞融合からの新規CD4 mAbsのスクリーニング に使用された。細胞(1−5X106)は試験上清と共にインキュベートされ、 次いでFITC−結合ウサギ抗−ラットIg血清(Dxko、Glostrup 、Denmxrk )と共にインキュベートされた。サイトフルオログラフ(モ デル50−H。 オルト社、ウェストウッド、 MA、 uSA )上でのフローサイトメトリー により蛍光染色が分析され、データはオルト2150コンピユータによりで処理 された。 mAbsの競争的結合のために、L3T4/Ilyg 2. I細胞は、先ず1 0μgの未標:imAbsの存在下において、氷上で30分間ビオチニル化mA bs(1μg/105細胞)と共にインキュベートされた。 更に15分のインキュベーションのために、ストレプトアビジン−FITC(ア メルシャム社、U、 K、 )が添加された。その結果は、オルト社のサイトフ ルオログラフにより分析された。 マウス肺臓細胞を第一のmAb 、ストレプトアビジン−フィコエリスリン(セ ロチック社、キトリングトン、U、に、)、第二のmAb 、およびFITC− 結合されたアイソタイプ特異性mAbsと共に順次連続的にインキュベートする ことにより、二色蛍光染色が行われた。緑および赤の蛍光が検出され、オルト社 のサイトフルオログラフによって対数スケール上に表示された。 末梢血液リンパ球(P B L)の免疫蛍光染色フィコール(比密度1.079 、ファーマシア社、スエーデン)上において、3000Xgで20分の遠心分離 を行うことにより、マウスPBLが分離された。界面の細胞を回収し、PBS/ BSA/アジドの中で洗浄した。次に、この細胞を組織培養上清中の+IgG2 b mAbsで染色し、続いてFITC−結合N0RIG7.16で染色するか 、或いはビオチニル化mAbsで染色し、続いてFITC−ストレプトアビジン (アメルシャム社)で染色する。 結果は、上記のようなフローサイトメトリーによって分析された。 補体溶解 補体溶解は、先に述べたようにして行った。簡単にいうと、51Crラベルされ たマウス胸腺細胞および補体源として添加された2%モルモット血清でmAbs を稀釈し、インキュベートした。37℃において45分後に上清を回収し、フィ リップス社製の自動ガンマ線カウンタ(フィリップス、アインドホーベン、オラ ンダ)によって放射活性を測定した。特異的溶解は次式に従って計算された。 溶解%−(e−sl / (1−sl X I(1G但し、上記式において、e はサンプルカウントであり、Sは自然放出であり、tは合計カウントである。 HGGにトレランスを導入する方法は既に刊行物に記載されている(Benja min el al、 J、 Exp、Med 163.1539.1986)  o正常なCB^/C2マウスに対して、CD4 mAbsを、1日目に静脈注 射(i、v、)L、0日目および1日目に腹腔内注射した。lll1gの熱凝集 HGGを、0日目にi、 p、投与した。このマウスに対して、21日目および 31日目に0.5mgのHGGを再投与した。 38日目に、EL’ISAによって、IgG抗−HGG応答を測定した。 ELISAによるマウス抗体の検出 ネズミ抗体応答を測定するために、精製されたタンパク抗原でコートされた平面 底の可撓性プレート(ベクトンディッキンソン、USA)中で、サンプル血清を 系列的に稀釈し、30分間インキュベートした。このプレートをPBSlo、  05%ツイーン20(シグマ社、プール、UK)で洗浄し、次いでビオチン化さ れたヒツジ抗−マウスIgG <アメルシャム社)と共に30分間インキユベー トシ、上記のようにして洗浄した。該プレートに対してストレプトアビジン−西 洋わさびパーオキシダーゼ(アメルンヤム社)を15分間添加し、更に3回洗浄 した後、50g/m lの0−フェニレンジアミンおよび0.1%過過酸過水− よって反応させた。490nmにおける吸収を読み、標準陽性コントロールと比 較することによって力価を決定した。 皮膚移植 皮膚移植片を、BillBlllin sl !l (Na1ure172,6 03.1953 )の改変方法で移植した。移植を受けるマウスは、1μg/マ ウスのH7pnodil及び0.2u g/7ウスのSublimase(ジャ ンセン社、オックスフォード、UK)の1.2.注射により麻酔した。 ドナーの尾から得た全厚皮膚移植片(0,5cm X O,5cm )を、横胸 壁の移植ベッドに移植し、ワセリンガーゼ及び綿包帯で覆い、プラスターで7日 間保護した。その後毎日、移植片の生存を観察して記録した。生存の再終時点は 、生きた移植組織が全く見られなくなった日である。 中間生存時間(MST)は、ログラン法(Logrank method ;P e1o rl al、 B+、 1. Cancer 35. I、 1977 )によって計算され、分析された。Mznxco el xi (1,lmll 1’uno1..96,229.1966)の方法により4週齢で胸腺を摘出さ れたマウスを、少なくとも4週間後に用いた。犠牲に供したときに全部をチェッ クしたが、胸腺摘出が不完全なものはなかった。 移植のための骨髄細胞の調製 T細胞を除去するために、ドナーマウスから採取された骨髄i胞を、CD4およ びCD8を破壊させる抗体で感作した。2×107個の生きた細胞を、トレラン スが誘導されたか否かを調べるために、適切に調製された被移植動物中に移入し た。 キメラ現象は、先に述べたドナー1gアロタイプまたはドナーTh7−1゜17 0タイプのp1定(Qin !l al、 1989. J、 Elll、 M sd、 169、779)によって決定することができた。 純真なCBA/Czマウス、または4−8週前にBlO,BR牌膵臓胞に対して 予め感作されて皮膚移植を受けたCBA/Caマウスから、ドナー肺臓細胞を得 た。これらは膵臓細胞は、mAbsで処理されてBlO,BR皮膚を移植され、 且つ該移植片を200日以上保持したトレランスを有するC[lA/CA彼移植 動物中に移入された。 夫々の彼移植マウスに対して、5×107個の膵臓細胞を静脈内注射した。コン トロールとして、成体の胸腺摘出された(ATx)マウスをrlGG2bcD4 およびCD8mAbsで処理し、D4+およびCDB÷細胞を欠損させた。この ようなマウスは同種移植を拒絶する能力がなく (Cobbald !l !1 ,1984. Na1ure、 312.548) 、ここでは移入された細胞 が機能し得ることを示すために用いられた。 応答性の膵臓細胞(Respondor 5pleen celりを洗浄し、熱 により不活性化した10%ヒトヒト血清を補充したl5coveの改変Dulb eceo培地(IMDM)中に再懸濁した。刺激性肺臓細胞(StiIIlul ator 5pleen csll)は、37℃で30分間、25μg/mlの マイトマイシンC(シグマ社、Poolt sυK)で処理し、IMDM中で2 回洗浄した。 3×IO個の応答性細胞および3×105個の刺激性細胞を、96ウエルの平底 マイクロプレート内において、37℃で、5%CO2を用いることにより培養し た。4日目に、細胞にlOμCi/mlの125I−デオキシウリジン(アメル シャム社)を6時間パルスした。取込みをガンマ線カンタで測定した。三回の幾 何平均を計算した モノクローナル抗体によるリンパ球の刺激マイトジェン性の抗−Vβ6 mAb 、46−685は、Dr、B、ヘンガルトナー(PBoesf al、 198 B、 PNAS USA 85.7695 )の好意により提供された。37℃ において1晩、1μg/m lのこのmAbを96ウエルの平底プレートに結合 し、次いで使用前にIMDMでよく洗浄した。CD3 mAb、 145−2C 11は、Dr、 J、ブルーストーンの好意ニヨり提供され(Leo !t x t、1.987. PNAS USA 84. D74 )、血清フリー組織培 養上清によるl:100稀釈液として使用された。IEDMおよび熱不活性化し たlO%ヒトヒト血清中の4.5×105個の膵臓細胞を、個々のウェルに添加 した。培養4日後の増殖を既述のようにして測定した。 く結果〉 CD4分子に結合するr1gG2xの同定mAb、 TTS 177、9は、そ のL3T4形質導入細胞ラインへの結合に基づいて、免疫蛍光染色(表1)を用 いて単離された。そのアイソタイプは、ELISA (データは示さない)を用 いることにより、抗−+IgG2i mAb並びにRG ?/1.7 (Sp+ inger t1!1、H7b+idomi l、 257.1982)との反 応により決定された。このmAbを既述した二つの他のCD4 B+Absと比 較するために、更なる分析を行った。結合阻害の研究によって、TTS 177 .9は、YTS 191.1 (Cobblod el !l、 1984.N a1ure312.54g )及びGKl、5 (Dia17rzs !+ x l、1ma+、Rsマ、 74.29−56.1983)と同じエピトープに結 合するが(両者ともCD4 mAbs) 、別のエピトープを認議する他のCD 4 tn^b YTA 3. l (Qin el 11. Ear、 1.  Immuo。 1、17.1159.1987)によって結合されるものとは異なる。二色フロ ーサイトメトリーにおいて、YTS 177.9及びYTA 3. Iはマウス 膵臓細胞の同じポピュレーシタンを染色し、これはCD8 mAb及びYTS  169.8によって染色されるものとは異なる(Cobblod el 11. 1984.Nx1uu 312.548 )。 また、TTS 177、9の特異性は特異的51Cr放出検定によって試験され た。このmAbは、単独で用いたときは溶菌に効果的ではないが、CD4 tn Ab YTA 3.1との相乗作用を示した(図1a)。他方、TTS 177 .9は、+1gG21mAb YTS 191. Iに媒介された溶菌で妨害さ れ、これは蛍光染色において交差阻害であることが示された(図1b)。 目gGb CD4 mAbはin vivoでT細胞を破壊しないrIgG2x  CD4 mAbのIIIvIvo細胞破壊に対する影響を調べるために、我々 は成体の胸腺摘出された(ATx)マウスヲ用いた。というのは、これらの動物 においては、胸腺に依存したT細胞再生がないため、正常なマウスに比較して、 mAbの破壊に引き続くT細胞の回復が遥かに非効率的だからである。mAb注 射後の末梢T細胞の変化をモニターすることによって、一時的な抗原性の調節ま たはリンパ球の再分布から、真の破壊を区別することが可能である。2mgのI gG2g抗体またはIgG2b抗体と、末梢血液リンパ球を投与された夫々のマ ウスを、処理前または処理後の種々の時点において、フローサイトメトリーによ って分析した。図1に見られるように、IgG2b mAb治療の完了後1週間 で、約90%のCD4 細胞が末梢系から消耗された。これには全T細胞のパー センテージ減少およびCD8 細胞の僅かな減少が伴われた。これとは対照的に 、IgG2a mAb治療はCD4 細胞のパーセンテージを減少+ させるが、Tly−1細胞の全パーセンテージ及びCD8+細胞のパーセンテー ジは顕著な変化を示さない。これは、抗体結合に続< CD4分子の抗原性調節 の結果と思われる。治療後4週間、TTS 177.9治療群は正常なCD4レ ベルを維持したのに対し、IgG2b治療群におけるT細胞数は低く維持された 。 +1g02a CD4 mAbの被覆下におけるHGGに対するトレランスの誘 導 CD4 F (lb’ ) 2 IIIAbフラグメントを用いた先の仕事は、 タンパク抗原に対するトレランスを促進するmAbがCD4+T細胞の破壊を必 要としないであろうことを示唆している。この研究において、我々はF(ib’ 12フラグメントのような非破壊性CDJ mAbが同様の効果を有しているか 否かを調べた。マウスは3日コースでTTS 177.9又はYTS 191.  lを与えられ、また第2日(0日) l: HG G (0,5mg/マウス )を注射された。4週間後にHGGを再投与したとき、TTS 191.1処理 されたマウスおよび南投与量のYTS 177、9を与えられたマウルは、HG Gに対するトレランスを獲得した(図3)。しかしながら、0、1mg以下のm Abを投与されたマウスは、依然HGGに反応し1尋た。 +1g02x mAbに対するトレランスを誘導するTTS 177、9の能力 外因性抗体のin vivo投与によって、通常は、ホスト内で抗グロブリン応 答が引き出される。CD4 IIIAbsの一つの特徴は、これら抗グロブリン 応答を抑制し、同じアイソタイプの他の抗体に対するトレランスをも誘導するこ とである。今回の研究において、r1gG2a CD4 mAb YTS 17 7、9が同じ性質を有することが見出だされた。 0、ilB/マウスのTTS 177.9を投与されたマウスは、本来の抗グロ ブリン応答をしない(力価: < 1:20)。しかしながら、0.01mg/ マウスのYTS 177.9を投与されたマウスは、弱い応答をした(]:l6 1) )。最初の抗体注射の6週間後、十分な刺激を確実にするために、これら 動物はフロイントのアジュバント中の不規則抗体(ラットの抗ヒト) +1g0 2aおよびr1gG2b mAbを再投与された。該t1g02gは、ヒトCD v52(Laldmxnn ej al、 1985. Adv、 Exp、  Msd、 Bia!、 186.896)に対するmAb 、即ちYTFl 3 4.5であった。また、 r1gG2bはヒトCD3(Wxldmann el  !1.1985 )に対するmAb 、即ちYTI112.5であった。マウ スは4週間後に脱血され、その血清の抗−ラットIg力価をELISAによって 測定した。 r1gG2b mAbを与えられたマウスが+1gG2b免疫グロ ブリンに対してトレランスを有するのと丁度同じように、高投与量のYTS 1 77、9 (I l0N)を与えられたマウスは、繰り返し行われた追加免疫の 後にも、+1g02gに対して完全にトレランスを有することが示された(図4 ) 、 0.1mgのYTS 177、9は、本来の免疫応答を抑制するが、ト レランスを誘導するためには不十分である。0.01mgのYTS 177.9 を与えられたマウス又は未処理の対照マウスは、二次タイプの抗グロブリン応答 を示した。YTS 177.9処理マウスが+1gC;2bに対して未だ応答可 能であり、またYTS 191゜1に対してトレランスを有するマウスが+1g 02aに応答できるように、このようにして誘導されたトレランスは特異的であ った。 r1gG2x mAb処理による同種移植片拒絶反応の遅延我々は、短期治療コ ース後の同種皮膚移植片の生存を延長させる能力において、YTS 177、9 が+1gG21 CD4 mAbsと同様に効果的であることを見出した。最初 の実験においては、同種皮膚移植の3日前から、正常なCBA/Caマウスに対 して+1g02a (TTS 177、9 )またはr1gG2b (YTS  191.1 )を、2週間に亘って毎日注射した(全mAb量は約7mg/マウ ス)。 YTS 177.9治療群においては、MTSは20日まで顕著に延長された( 未治療対照群:11j日;p≦0.05、表2)。この延長された移植片の生存 は、細胞を破壊させるr1gG2b CD4 mAbによって達成されるもの( MTS 19日)に非常に近似していた。 MHCクラスI及びIIの不適合による移植拒絶反応において、÷ CD4 およびCD8+サブセツトの減少は、CD4 mAbsのみの効果(C obbold rl !I、 Trusplu!xlion、 42.239. 1986 )を越えて、移植片の生存を顕著に改善することが示された。今回の 研究において、我々は別の+1gG21 CD8 mAbを用いた。これもまた 、IgG2a CD4 mAbと共にin vivoでの細胞破壊に対して若干 の効果しかもたない。このCD8 mAb (即ちYTS 105.1Bは、完 全な同種皮膚移植片の生存を更に延長させる点において、+1gG21 CD4  mAb (即ちMTS 177.9)と共働効果を有することが見出だされた 。比較する目的で、等量の二つの+1gG21 mAbs (YTS 191. 1及びYTS 169.4)または二つのr1gG2a mAbsを投与した。 皮膚移植を基準にして0日目、2日目および4日目に、合計3 mg/マウスの mAbsを与えた。 このr1gG2b処理されたCBA/Ca 7ウスは、24日のMSTで、BA LB/C皮膚を拒絶した(対照群では10.5日、p≦0.005.図5)。驚 くべきことに、r1gG2x CD4及びCD8 mAbsで処理された群の移 植片生存は、r1gG2b IIIAb+で処理したマウスのそれよりも長かっ た。 r1g02a処理された4匹のCBAマウスのうちの3匹は、移植後45 日まで、BALB/c皮膚移植片を拒絶しなかった(MST 46.5日;対す るに+IgG2b処理群テハ 、p≦0.03)。 皮膚同種移植に対するトレランス CD4 mAb処理後の、心臓または膵臓のような一定の同種移植片の永久生存 に肝する報告が成されてはいるが、一般的には、mAb処理のみで皮膚移植片を 長期間維持することはもっと困難であることが分かっている。我々は、CD4破 壊性mAbで処理することによって、多重マイナー非適合性肯髄の許容が可能に なること、及びこのようなマウスはドナー皮膚のトレランスを有することを先に 示した。今回の研究において、我々はCB人IC!マウスにBlO,BRマウス からの皮膚を移植し、移植を受けたマウスをYT3177.9 (CD4 )及 びYT5105.18(CD8 )で処理した。このト2適合性で、多重マイナ ー移植抗原非適合性のコンビネーションにおいて、3週間コースのmAb治療を 受けた全てのマウスは最初の皮膚を90日間許容した。この時点で、第二のドナ ータイプの皮膚が、第三パーティ−(BlO,D2)の移植片と共に移植された 。図6のデータは、BIO,D2皮膚がすぐに拒絶されたのに対して、第一およ び第二の移植片は全て無期限(〉90+日)に生存したことを示している。mA bsを2回注射されただけのマウスのうち、6匹のうちの3匹はBlO,BR皮 膚を90日間維持したが、これらは第二の皮膚移植の後に徐々に拒絶された。 CBA/Caに+IgG2a CD4及びCD8 mAbsを注射することによ って、骨髄移植およびBIO1BR皮膚に対するトレランスが可能になった(図 7)。また、同様のプロトコールにより、AKR/I骨髄(Mls−1りによる キメラ現象およびトレランスが可能になった(図7)。CD4細胞の破壊を伴わ ずにトレランスが達成されるので、我々は、移植された動物の末梢系におけるV β6” CBA/C!T細胞の運命を追跡する機会を得ることができた。モノク ローナル抗体および骨髄を注入した4週間後、これら動物の肺臓細胞は、in  yivoにおいて、Mis−1に反応できず、またマイトジェン性V6a+Ab での固相刺激に対して乏しい反応しか示さなかった(表3)。FACS分析によ って、末梢系における正常な数のVβ6+細胞が示された(これらは移植を受け た動物のTh71.2アロタイプのものであることが示された)。明らかに、V β6 細胞は刺激に対してアネルギー性であった。CD4 mAbはT細胞を破 壊しないから、これらはアネルギー化された末梢T細胞であろうと仮定された。 胸腺が末梢子細胞のトレランスに不可欠でないことを確かめるために、再度、今 度はATエマウスをMls−1に対してトレランス化するためにAKR/1骨髄 を使用した。今度も、牌臓T細胞は旧+−1及びVβ6+′刺激に対してアネル ギー化された。骨髄およびmAbの何れも、単独ではこのアネルギーを再現でき なかった。明らかに、末梢T細胞アネルギーをもたらすためにはoAb及び骨髄 の組み合わせが必要である。 我々が皮膚移植によって誘導された真実の末梢トレランスを観察していることを 確かめるために、我々はATXマウスで実験を繰り返した。+1gG2a mA bsはT細胞を殺さないから、我々は、これらマウスにおける免疫機能はmAb 冶療を停止した後にすぐに正常に戻るはずだと考えた。免疫的に正常な発熱性マ ウス(sulymic m1cr)で見られたように、試験皮膚に対してはトレ ランスが誘導され、第三パーティ−の移植片は直ちに拒絶された(図8)。 上記の皮膚同種移植トレランスモデルの両者において、我々は、正常なリンパ球 の養子移入によってトレランス状態が終了するか否かを調べた。何れの場合にお いても、正常なドナーから得た5千万個の肺臓細胞の注入によっては拒絶能力を 回復できなかった。このタイプの実験についての多年に亘る問題は、注入された 細胞が生存し且つ機能することを示すことである。一部は、同数の肺臓細胞をT 消耗ATIマウスに移入することによって、このための対照にされた。この場合 、移入された細胞は皮膚移植の拒絶を媒介することができた。 トレランスを有するマウス中に移入された[感作された細胞(p+1m5d c ells)Jのみが、トレランス状態を破ることができた(表5)。HGGに対 してトレランスを有するマウスにおいて、同様の結果が見られた。ここでは、ま ず移植された動物のCD4+T細胞が破壊されない限り、正常細胞の養子移入に よってトレランスを破ることはできなかった。このような実験を制御することの 困難さにもかかわらず、トレランスを有する動物の免疫システムは、正常な無垢 のT細胞の免疫能力を発現することができないと結論しなければならない。 例2 く材料および方法〉 二ヱ玉 CB^/Ca5C57B1.10/Pc 、 BALB/cSBIO,BR及び AKR/JTウスが、ケンブリッジ大学病理学部における通常の動物施設で繁殖 および飼育された。性別にグループ分けされたマウスが、6〜12週齢で用いら れた。 モノクローナル抗体 これらの実施例で用いた全てのラット−モノクローナル抗体を表1に列記した。 抗体は、プリスタンで感作された(DAxLOυ)Flラット内で生成された複 水から、50%飽和硫酸アンモニウムで沈殿し、続いて燐酸緩衝生理食塩水(P BS、9117.2)中に透F斤することによって調製された。タンパク濃度は 、2−5mg/ll1lのモノクローナル抗体を含む0D28oによって評価し た値がl0mg/ll1lに調節された。全ての抗体製剤は、マウスに投与され る前に0.2μフイルターを通された。 皮膚移植 皮膚移植は、先に報告されているようにして行われた(C。 bbold el cl、 1986.Trxosplanlxlion、41 .634 ) o簡略にいうと、ドナーの尾の皮膚移植片(0,5cm −1, 0cm平方)を、麻酔された移植を受けるマウスの横胸壁の移植ベッドに移植し た。この移植片は、ガーゼ及びプラスター包帯で7日間被覆された。最初の1月 間は、週に3回だけ移植片の状態を記録し、その後は略1週毎に記録した。生存 期間の相違をログラン法(Logrznk +ulhod 7 Peto st  al、 Bt、 J、 Cancet 35. I、 1977)を用いて分 析した。成るドナー領域からの多重再移植(muHiplr B−g+glti lを行うときは、これらは単一の調製された移植ベッド、通常は元の皮膚移植と は反対の脇腹に移植された(Cobbold cl al、 1986.Na1 urs、 323.164 ) o移植片は最初は週に3回観察され、その後は 1週毎に観察された。中間生存時間(MST)は拒絶が完結するまでの日数とし て与えられるが、生存時間が定まらないようなトレランス化された移植片は、一 般に正常な毛の成長を伴う良好な状態にあった。 皮膚移植に対するトレランスの誘導 皮膚移植は抗原/トレロゲンの唯一の供給源として用いられ、上記のようにして 、モノクローナル抗体治療の開始と同じ日に行われた。モノクローナル抗体は、 0日目から21日目(算入して)まで、週に3回投与された。最初の2回の注射 (0日目および2日目)は静脈内に、それ以外は腹腔内に行われた。1回の注射 で与えられる全抗体の合計投与量は、0.2mlのPBS中の2mgの腹水免疫 グロブリン画分てあった。 ラットIgG2b抗体のためには、これはYTS 191.1.2、YTA 3 ゜1、2 、 TTS !69.4.2及びYTS 156.7.7の夫々0. 5mgである(CD4およびCD8モノクローナル抗体の相乗作用的な破壊性カ クテル; Qio el al、 1987. Eur、 J、 IIIlmu nol、 17.1159) oラットIgG2a抗体の場合は、YTS 17 7、9.6 (CD4 )及びYTS IO5、18,10(CD8 )の夫々 lll1gが用いられた。組み合わされた破壊およびブロッキングのプロトコー ルとしては、0日目及び2日目に相乗作用的ラットIgG2bカクテルがi、  V、で与えられ、その後は21日目まで、ラットIgG2x CD4及びCD8 をi、 p、で週に3回与えた。 血清中における活性モノクローナル抗体のレベルモノクローナル抗体投与の最中 および投与後の種々の時点で個々のマウスから採取した血清サンプルを、1%( w#)の牛血清アルブミン(BSA)および5%(v/マ)の熱失活された正常 兎血清を含むPBSにより 115稀釈した状態で、その25μgをCD4およ びCD8形質導入された細胞5X105個に加えた。このCD4形質導入体はラ ットNB2−6TG系発現マウスL3/T4 (例1)であり、一方、CD8  (Lyj−2)遺伝子はマウスL−細胞中において高レベルで発現した(Xu+ oyska、 1985. Ce11.43.153 )。結合抗体は、FIT Cに結合されたモノクローナル抗ラットIgG 2! (MARG2A−FIT C; 5eroItc、 0xlord、 Uに)を、製造者が推奨する稀釈度 で用いて検出された。また、分析は1250コンピ二−タを具備したオルト社の 5011サイトフルオログラフ(Orlho、 W!5lvood、 MA、  USA )で行った。平均蛍光は、精製されたCD4またはCD8抗体(YTS  +77、9.6又はYTS 105゜18.10)を、血清サンプルと等しい 濃度にするために正常マウス血清中で稀釈された標準稀釈系列と比較した。蛍光 が飽和抗体を示し、またはバックグラウンドより高い検出可能な蛍光を示さなく なった場合、その結果は、標準曲線の滴定可能領域よりも大きいか又は小さいと 思われる。 末梢血液白血球の調製 個々のマウスをその尾血管から脱血し、IUのヘパリンを含む滅菌チューブ内に この血液を採取した。微小遠心機で2分間処理(6000+pm) した後、血 漿を除去した。室温で10秒間0.9mlの水を添加し、続いて0.1mlのI OX燐酸緩衝生理食塩水を添加することによって赤血球を2回溶血し、1,00 0rpmで7分間遠心分離することによって白血球を回収した(Chandlr rsf al、 1979. J、 Immunol、 ) 。 T細胞サブセット破壊のモニタリング 末梢血液白血球は、上記のように処理された個々のマウスから調製された。これ らに対して、CD4抗原(YTS 191.1.2プラスYTA 3.1.2  >またはCD8抗原(YTS 169.4.2プラスYTS 156.7.7  >の何れかに対するモノクローナル抗体を含んだ上清が添加された。他のモノク ローナル抗体(表6参照)もまた、対照として使用された。結合抗体は、モノク ローナル抗ラットIgG2b−FITC(NORIG−7,16−FITC+  Clgrk、 1986. Mtthods EnBmol、 121.548  )およびモノクローナル抗ラットにL鎖(MAR−18,5−FITC1Lx nie+ ct al、 1982. H7b「idom=、 1.125)の 混合物を用いて検出された。蛍光は、1250コンピユータ及び線形増幅器を具 備し、且つ生きたリンパ球を選別するための順方向ゲーティング及び90°分散 を有するオルト社の50Hサイトフルオログラフ(Ortho、 Weslwo od、’MA、 USA )を用いて分析された。 混合リンパ球培養 応答細胞は、個々のマウス血液サンプル(略0.2IIll)から上記の水溶解 によって得られた。この細胞を、マイトマイシンC(Sigma、Pools、 LIK: 25μg/ml)処理されよく洗浄された4×105個の刺激性肺臓 細胞を含む、三つのU底組織培養マイクロタイターウェル内に分割(ウェル当り 略4×105個の白血球)することによって、夫々のサンプルについて増殖検定 を行った。lO%熱失活ヒトヒト血清を含有するl5coveの改良Dulbe cco培地(IMDM)は、最終容積が0.11であった。 5%CO2ガスを充填したインキュベータ内において、37℃で3日間インキュ ベートした後、5μgの125I−デオキシウリジン(IUDR: 10μci /ml、Ame+s7am、UK )を6時間添加した。細胞をグラスファイバ ーフィルター上で培養し、フィリップス社の自動ガンマ線カウンタで計測するこ とによって、125 工の取り込みを測定した。 例1は、非破壊性のCD4抗体およびCD8抗体を用いた3週間の治療によって 、多重マイナー非適合性皮膚移植に対するトレランスを可能になることを示して いる。強力なMEIC相違に対してトレランスを生じさせ得るプロトコールを確 立するために、我々はBALB/c (H−2’ )皮膚を移植したCB^/C ! (H−2k)マウスウに対して、破壊性抗体(ラットIgG 2b)を投与 した場合、非破壊性抗体(ブロッキング性のラットIgG 2りを投与した場合 、並びに破壊性のものに続いてブロッキング性のCD4抗体およびCD8抗体を 投与した場合の夫々の効果を比較した。先に報告したように、厳密に破壊性のプ ロトコールは拒絶反応を顕著に遅延させたが、全てのマウスは70日以内に拒絶 した(MST−55日)。非破壊性の抗体は、ここでは効果は小さいが(MST −28日)、二つの非破壊性抗体の投与の組合わせは、続いてラットIgG2a 抗体でのブロックによって、その殆ど(全部ではない)が200日で拒絶されは したが、最長の移植片生存が与えられた(MST>100日)。 この実験において、92日目間、第三パーティ−の810 (H−2b)皮膚と 共に第二のBALB/c試験移植片を与えた。これら第三パーティ−の移植片は 直ぐに拒絶され(MST−16日)、マウスが免疫適格性を回復したことを示し たが、第二のBALB/C移植片は中間的な43日の間生存した。このことは、 BALB/c移植片抗原に対しである程度の特異的な非応答性が存在しているに 違いないことを示している。この株の組合わせにおいて、我々は完全なトレラン スを得てはいないが、BIO(H−2b)皮膚をM肛不適合CBA/Ca (H −2k)マウスウに移植したときに、同じ組合わせプロトコールによって完全に トレランスを許容することを見出だした。図10は、6/8移植を受けたマウス 6/8がその元の皮膚移植片を無期限(> 250日)に保持する一方、全ての マウスが119日目間接植された第三パーティ−のBALB/c皮膚を15日以 内に拒絶したことを示している。第二のBIO移植片は実質的に生存時間を延長 したが(MST−44日)、遺伝的に同一と思われる第一の移植片が維持された ときでさえ、結局は全てが拒絶された。この結果は再現性があり、第二の移植片 を拒絶する能力をもったエフェクター細胞の存在にもかかわらず、トレランスを 有するようになった最初の移植片が保持の特典を享受することを明瞭に示してい る。そのメカニズムがどうであれ、元の皮膚移植はそれ自体に対する非応答性の 状態を誘導し且つ維持するに違いない。第一のBIG移植片と第二の810移植 片とを区別するマウスの能力は、BALB/c移植片の代わりに810. BR を与えられたマウス5/8が三つの全部に対してトレランスを維持したように( 図10)、第三パーティ−の皮膚に対する拒絶に依存しているように思える。こ のことは、移植を受けた動物が両ドナーMIICの関係においてBIOマイナー 抗原のトレランスを有していることを示している。これは、その移植片自体がト レランスを呈し得ること、また受容動物タイプのMHC(これは元の移植片抗原 の再プロセッシング及び受容動物Arcsによるトレランスの発現に由来するに 違いない)をも呈し得ることを意味する。 こらば、高度に免疫源性の皮膚移植片を唯一のトレローゲンとして用いた、完全 なMBCバリアに対する抗体媒介トレランスに関する最初の報告である。移植片 それ自体が、トレランスを引き起こすために必要な全ての抗原提示をもだなけれ ばならない二とが強調されなければならない。 例1において、我々はCD4およびCD8に対するモノクローナル抗体でブロッ キングすることが、多重マイナー抗原(CB^/CaのBIO,BR)が異なる 皮膚移植に対してトレランスを得るために十分であることを示した。図11にお いては、破壊性のものに続いてブロッキング性プロトコールを組合わせることも 、AIR/I移植片を無期限に保持しているCBA/Caマウス8/10につい て有効であることが分かる。これらマウスのうちの6匹もまた、第二のAKR/ 1移植片(更なるmAb治療を行うことなく122日目心間植された皮膚)を保 持したが、全てのマウスは第三パーティ−のマイナー不適合皮膚(810,BR )を拒絶した。しかし、この第三パーティ−皮膚の拒絶は正常なCBA対照群よ りもやや遅かった(正常群の14日に対して、27日; Cobbold ef  !+、、 1986.Trzospla+rfi目on、 41.634)  。逆のコンビネーション(CBA/Caマウス上のBIO,SR)もまた、破壊 性のものに続いてブロッキング性プロトコールを用いることによりトレランスを 獲得したが(4/5移植片〉220日)、215マウスは第二の810.8R移 植片ならびに第三パーティ−のマイナー相違AIR/I皮膚の両方を許容した( データは示していない)。これは、多数の共通した抗原を反映しており、また異 なった実験モデルにおいて見られる「優勢な」トレランスの発見を暗示している (Xxmoysk!el al、、 1989. Eu+、 J、1mmuno 1.19.111 )。 我々はこのセクションの纏めとして、CD4及びCD8抗体を適切に使用すさば 、皮膚移植のみに関して、抗原の造血源や他の骨髄切除治療を必要とすることな (、M!IC及び非MHC抗原の相違に対するトレランスの誘導が可能であると 結論したい。皮膚移植片は明らかに、拒絶を導く活性化または許容およびトレラ ンスに導く不活性化のために、末梢T細胞に対して直接に抗原を提示することが できる。 ラットIg(dx及びIgG2b抗体の組合わせによる循環T細胞に対する影響 上記実験に見られる顕著なトレランス化の観点から、循環CD4 抗体及びCD 8 抗体のモノクローナル抗体の影響を評価することが重要である。先に、我々 はCD4およびCD81:対するモノクローナル抗体がその標的T細胞を破壊す ることを示した(Cobbold st at、、 1984. Na1urr 、 312.548) 、例1において、ラットIgG2a抗体は、その与えら れた投与量では細胞表面の抗原を調節するだけであった。組合わせプロトコール の場合には、ラットIgG2b CD4及びCD8モノクローナル抗体の初期投 与量によって期待通りT細胞数の減少が生じ、次いでIgG2a抗体での治療を 継続する開にCD4+及びCD8 細胞の比率が実際に回復し始めた(表7)が 、発現された抗原の量は遥かに減少した(データは示していない)。残りの抗体 は投与期間を通してT細胞上に存在し、これがCD4 及びCD8+細胞の詳細 な測定を困難にした。その後、末梢血液中のT細胞比率は、抗体治療を停止した 後生なくとも1月間は減少したままであり、IgG2a抗体が単独で等量与えら れたときには効果は観察されなかった。 非破壊性モノクローナル抗体による移植拒絶抑制の一つのメカニズムは、抗原提 示の間、T細胞表面のCD4及びCD8アクセサリ−分子の機能のプロツクング を介するものである。 これは、血清抗体が抗体陽性細胞を飽和するに充分なレベルに維持されるときに のみ、最も効果的であろう。治療されたマウスにおける活性抗体のレベルは、3 週間の治療を通して、また何匹かのマウスでは抗体投与の停止後3週間までは、 実際に標的のCD4及びCD8抗原を飽和するに充分であることが分かった(表 8)。しかし、60ロ目までに、検出可能なモノクロナル抗体(< 0.5B/ mlのCD4と、<Ihg/rnfのCD8 )は血清中に残存しなくなったが 、さもなければこれは非特異的免疫抑制を維持することができたであろう。留意 しなければならないことは、どのマウスも、捕獲ELISAによって測定される ような何等かの検出可能な抗グロブリン(抗種または抗イデオタイブの何れも) を造らず、これは、マウスがこのプロトコールによってラット免疫グロブリンに 対してもトレランスを与えることを示していることである。 我々は、上記のようにして810皮膚に対するトレランスを与えられたCBAマ ウスが、1nマ目「0において810刺激剤である膵臓細胞に応答して、未だ増 殖し得ることを見出だした。 これは、かなりの数の同種反応性T細胞が破壊されなかったことを示している。 明らかに、移植を受けた動物の免疫系は元の移植片によって提示される抗原に対 してトレランスを賽しているが、未だin vilroでの膵臓刺激剤細胞また は第二の皮膚移植片による提示に対して反応することができる。 末梢免疫系における無垢のT細胞が、移植で生じた抗原(grab−born  zn!1g5os )によってトレランス化されることができると仮定して、我 々は感作されたT細胞もトレランス感受性であるか否かを測定した。我々は、二 つの処理プロトコール(ブロッキング単独、または破壊性に続いてブロッキング )の両方が、被爆したドナー牌臓細胞で前もって感作されたCBA/Caマウス において、AIR/IまたはBIO,BR皮膚の何れかに対するトレランスの誘 導に効果的であることを見出だした(図12a〜12d)。これとは対照的に、 先に我々は、破壊性のCD4 及びCD8 は生まれつきのマウスまたは感作さ れたマウスにおいて等しく免疫抑制的ではあるが、全ての移植片が結局は拒絶さ れたように、多重マイナー抗原不適合性の皮膚についてトレランス許容性でない ことを示した(C。 bbold el !+、、1986、Transplantation、 4 1.634)。 図11の生まれつきのマウスと図12の感作されたマウスとの間の唯一の相違は 、抗原再投与の後に見られる。AP:R/1に対して感作され且つトレランス化 された群の約半分のマウスは、BIO,BR第三パーティ−移植片よりも遅くで はあるが、第−及び第二のAKR#移植片の両方を拒絶した(夫々、MST−6 3日および21日;図12a)。C3A上のBIO,allにおいて、殆どのマ ウスは元の移植片を無期限に保持したが、何匹かのマウスでは、第二BIO,B RおよびAIR/J移植片は徐々に拒絶された(図12C)。株の組合わせの挙 動におけるこの相違は、生まれつきのマウスに見られたものと比較することがで き(図11参照)、おそらくは共通かつ特有のマイナー抗原の複雑なパターンに ある。 皮膚移植片の能動拒絶の際のトレランス誘導感作子細胞ですらトレランス化でき ることの発見は、明らかに臨床的な意味を有している。進行中の免疫応答にもか かわらずトレランスを誘導することは、特に自己免疫において、又は移植の後の 器官拒絶危機(o「gan ujsclion crisi+)の最中に明らか に有利である。図13において、成る場合には第一および第二の移植片の両方に おいて、多重マイナー抗原不適合性皮膚移植片の進行中の拒絶を逆行させ、長期 間の生存を確立することが実際に可能であることが分かる。この実験において、 非破壊性に続いてプロ・ツク性のものを用いる組合わせが最も効果的である(図 138)。しかし、ブロッキング性(非破壊性)の抗体を与えられたマウスの3 76もその第二の移植片を保持したように(図13b)、エフェクターT細胞が 不活性化またはトレランス化されることさえ可能であるに違いない。 表I L3T4形質導入細胞へのYTS 177.9の結合YTS 177.9  及び 1.1 YTS 191.1 YTS 177.9 及び 98.1 YTA3.1 a 対応するMxbで染色され、且つフローサイトメトリーで分析されたL3/ T4形質導入細胞ラインb Mxbは、FITC結合兎抗ラット1gの前に、組 織培養上清として用いられた。 Cビオチニル化されたM!bであり、これは下に与えられた過剰量の「冷たいJ Mxbと供にインキュベートされた。蛍光はFITC−ストレプトアビジンで発 現された。 1)正常なCBA/Clマウスは、皮膚移植の3日前から始めて2週間の間、C D4 Mxbsを投与された(略7 mg/マウス)。 b)最後のM a b注射の4日後に採取された末梢血液は、ビオチニル化され たYTA 3.1(CD4)、YTS 156.7(CD8)およびYTS15 4、7 (Tby−1)で染色され、続いてストレプトアビジン−FITCで染 色された。その結果はフローサイトメトリーで分析された。 C) BIO,BR移植片のMST: 非治療対照=12日 YTS 191.1治療=32日(v、s、対照:p≦0.005)YTS 1 77治療=22日(v、5、対照 p≦0.004゜v、s、 YTS 191 .1群p≦0.7)BALB/c移植片のMST二 非治療対照:lO,5日 YTS 191.1治療:19日(v、s対照:p≦0.006)TTS 17 7.9治療:20日(v、1.対照 p≦0.006゜v、s、 YTS 19 1.1群p≦0.4)表3 : Mis−1a抗原に対するMls−1bマウス のトレランスは、Vβ6+細胞のアネルギーを伴うユ フッ2 11:L12  5113 12350 596 10.22 4コ9 8964 117コ 9 B79 460 12.13 961 6498 1050 7719 703  8.74 1203 12866 1163 1:1496 10B2 7. 55 859 10784 764 112:10 977 7.13マクχ  27529 1725] 105)O:L3291 642 10°2や燵 3 B26410042 13950 19087 815 8.1″り 1583 28679 726713563976 9.。 正常なCBA/Caマウスは、合計量Abs量10mg/vウスのtlgG。 CD4 (TTS 177.91およびtlgG2.CD8(YTS 156. 7)で3週間治療された。2 X 107のAIR/J骨髄細胞が注射された。 4週間後、これらマウスからの膵臓細胞をMLCおよびフローサイトメトリーの ために染色された蛍光において試験した。与えられた数字は、3回の幾何平均で ある。 表4:ATI旧s−1bマウス におけるMls−1に対するトレランス及びア ネルギー AKRBALB/(: Mti−Vβ61 1コ48 8081 696 2. 82 1145 102コl B12 .2.9コ 998 7コ11 976  コ、74 1039 6508 793 コ、コX4’!l d 12463  10283 7374 コ、aスリ1 15578 8864 5824 2 .9aATI CBA/Ca 7ウスに、等量の山G 2.CD4 mAb ( YTS 177.9)および山G2.CD80Ab (YTS 156.7)を 2週間注射した(合計量Ab iiは7 mg/マウス)。mAb治療を開始し た2日後に、2×107のAKR骨髄細胞が注入された。8週間後、これらの膵 臓細胞を例2に記載したようにしてin yil+oで刺激した。 5与えられた数は、個々のマウスの夫々についての1分間当たりカウント(3回 の幾何平均)である。 cmAb 44−22−1 (Pay+u el al、 1988.PNSA  USA、85,7695)て染色され、フローサイトメトリーで分析された膵 臓Vβ6+細胞。 d対照マウスはmAb+のみを注射されたATx CBAである。 表5:正常リンパ球の移入は、正常マウスにおけるトレランスを破壊しない。 動物 注射された細胞 細胞移入後の 移植片生存 トレラント BlO,BR牌肺臓胞 〉100日×4CBA 無垢のCBA牌臓 肺臓 〉100日×4感作CBA牌臓細胞 +5.、+7. IT、 21T− 消耗 無垢のCB^牌臓肺臓 12. +4.14.15された 感作CBA牌 臓肺臓 8.8.9. 10TxCBA なし 〉100日×4 CBA/C!?ウスは、図13aの凡例に記載したように、B111. BR皮 膚に対してトレランス化された。 aBIO,BR皮膚を〉200日保持しているマウスを選択し、膵臓細胞5 X  107個を静脈注射した。 bATI CBAマウスは、BIO,BR皮膚を移植される前に少なくとも4週 間、CD4およびCD8 mAbsの注射によりT細胞を破壊された。 0感作された膵臓細胞は、BIO,BR牌肺臓胞を注射され且つBIO,BR皮 膚移植片を拒絶したCBAマウスからのものである。 表6:使用されたモノクローナル抗体 YTS 177.9.6 7?)スCD4 a 工”2aYT5 105.1B 、lOマクスCD8 Lyt−2(c)XqG2a表7 : CD4+CD8抗 体治療されたマウスに残存するT細胞Boo )レラントa込 ”!t i 1服牌月べご1乙のパーちシY0 34±2 16±1 47±l  O±0 45 12±3 12±5 13±4 6±1812 1B±4 1 8±6 18±5 3±1 319 27±4 22±3 26±5 3±36 45 24±5 11±2 28±4 0±08*抗ラット1gは、MAR−1 8,5−FITC及びN0RIG−7,16−FITCの混合物であった。 全てのマウスは、例2に記載したように、0〜21日に、う・ン) 1gG 2 b CD4及びCD8に続いて、ラットIgG、 CD4及びCD8を受けた。 表8:活性1gC;、 CD4及びCD8モノクローナル抗体の血清レベル CD4 m;(キ九停、 CD8 血9責才り体(n9/ml) (M/ml)
【+匹すイ囚イネマクズ 】 [4二つイ出(峯マう又 ]特間 DayO<0.5 <0.5 <0.5 <0.5 <10 <10 <1o  <1゜Da’f 12 >100 >100 >100 )400 >100  L2Q 150 >1000Day19 50 >100 >LOO>100  190>1000>1000>LOOODay29 so >1oo >100  >100 75 250 >1000 >1000Day32 80 90  >100 >1oo 500 600 >1000 >1000Day36 5  100 >100 >100 60 85 500 >1000Day43  <0.5 15 7o >100 <10 <10 12 25Day46 < o、s <0.5 <o、s 1.0 <10 <LO<10 <10Day6 0 <O−5<0.5 <0.5 <0.5 <10 <10 <10 <10 Day7B <0.5 <0.5 <0.5 <0.5 <10 <10 <1 0 <10モノクローナル抗体治療は、0日目および2日目にう・ント1gG2 b CD4およびCD8を、続いて21日目まで週3回、う・ントIgG2a  CD4およびCD8 (−回の注射当り合計2 +nt)行った。 表9:BlOトレランスを有するCBAマウスから得た末梢血液リンパ球の増殖 m% CBA BAffJ/CB10 (ePH−) (Cpm−) (CpmEl−)、(tl、CBA 14p、i 、 370+236 4952+5236 22xo+2e、22BHo Bラ ント CBA 716+800 4952+3470 3592+2875B1 0トレランスを有する個々のCBA/CaマウスまたGi正常な対照は、78日 目に尾静脈から放血された。 末梢血球の増殖は、例2に記載したようにして測定された。 与えられた数字は、群当り6マウスの対数平均および標準偏差である。 YTS 191.1処理 YTS 177.9 YTS 191.1時間(日) 嶋側(Iヨ ) 的廁(13) 国際調査報告 1sl−1−1^・−nu−−師、 PCT/GB 90100840

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.抗原に対するトレランスの誘導において、同時に、別途にまたは逐次的に使 用するための組み合わされた製剤として、非破壊性CD4モノクローナル抗体及 び非破壊性CD8モノクローナル抗体を含む生成物製品。
  2. 2.更に、破壊性CD4モノクローナル抗体及び/又は破壊性CD8モノクロー ナル抗体を含む請求項1に記載の生成物製品。
  3. 3.手術又は治療により人体又は動物体を処理する方法において使用するための 、非破壊性CD4モノクローナル抗体。
  4. 4.手術又は治療により人体又は動物体を処理する方法において使用するための 、非破壊性CD8モノクローナル抗体。
  5. 5.抗原に対するトレランス誘導における使用のための、請求項3又は4記載の 抗体。
  6. 6.抗原に対するトレランス誘導に使用するための薬剤の調製における、非破壊 性CD4モノクローナル抗体の使用。
  7. 7.抗原に対するトレランス誘導に使用するための薬剤の調製における、非破壊 性CD8モノクローナル抗体の使用。
  8. 8.抗原に対するトレランス誘導に使用するための薬剤であって、非破壊性CD 4モノクローナル抗体及び非破壊性CD8モノクローナル抗体を含有する薬剤。
  9. 9.更に、破壊性CD4モノクローナル抗体及び/又は破壊性CD8モノクロー ナル抗体を含有する請求項8記載の薬剤。
  10. 10.非破壊性CD4モノクローナル抗体及び非破壊性CD8モノクローナル抗 体を別途成分として有するパック。
  11. 11.更に破壊性CD4モノクローナル抗体及び/又は破壊性CD8モノクロー ナル抗体を別途成分として有する請求項10記載のパック。
  12. 12.手術又は治療により人体又は動物体を処理する方法において、一緒に使用 するための非破壊性CD4及びCD8モノクローナル抗体。
  13. 13.抗原に対するトレランス誘導において、一緒に使用するための請求項12 記載の抗体。
  14. 14.更に、破壊性CD4モノクローナル抗体及び/又は破壊性CD8モノクロ ーナル抗体を包含する請求項12又は13記載の抗体。
  15. 15.投与が望まれる抗原に対するトレランスを患者に授与する方法であって、 有効量の非破壊性CD4モノクローナル抗体及び非破壊性CD8モノクローナル 抗体、並びに有効量の前記抗体を患者に投与することを具備する方法。
  16. 16.患者が既に保有する抗原に対するトレランスを、患者に授与する方法であ って、有効量の非破壊性CD4モノクローナル抗体及び非破壊性CD8モノクロ ーナル抗体を患者に投与することを包含する方法。
  17. 17.更に、非破壊性CD4及びCD8モノクローナル抗体の投与に先だって、 有効量の破壊性CD4モノクローナル抗体及び/又は破壊性CD8モノクローナ ル抗体を患者に投与することを包含する請求項15又は16記載の方法。
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