JPH0450546Y2 - - Google Patents

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JPH0450546Y2
JPH0450546Y2 JP1986027968U JP2796886U JPH0450546Y2 JP H0450546 Y2 JPH0450546 Y2 JP H0450546Y2 JP 1986027968 U JP1986027968 U JP 1986027968U JP 2796886 U JP2796886 U JP 2796886U JP H0450546 Y2 JPH0450546 Y2 JP H0450546Y2
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antenna
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は追尾位置からアンテナをづらすこと無
く、かつ自動的にチヤンネル間の位相変動を補償
可能な2チヤンネル同期受信機に関する。
〔従来の技術〕
従来の2チヤンネル同期受信機として、例え
ば、衛星通信の追尾に用いるものがあり、アンテ
ナよりの受信信号を2系統で増幅ならびに周波数
変換し、主チヤンネル系で位相同期をとり、従チ
ヤンネル系で同期検波を行うようにしたものがあ
る。主チヤンネル系および従チヤンネル系は、チ
ヤンネル間の位相差の変動を抑えるために、両系
に同一素子を用いるなどにより、位相安定度を高
める様に配慮されている。また、系の位相を校正
する手段としては、従チヤンネルに既知の信号を
入力することによつて行われる。衛星の追尾装置
にあつては、従チヤンネル系の出力は通常零とな
るようにシステム全体が制御される。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかし、従来の2チヤンネル同期受信機にあつ
ては、従チヤンネルに信号を入力して出力を零に
する制御を行つているために、アンテナを動かさ
ねばならない不具合があつた。また、位相安定度
を高めるために、用いる素子および設置場所を吟
味する必要があり、コストアツプを招くと共に設
置場所に制約があつた。
また、フエーズド・アレイ・レーダ装置として
特開昭59−120975号公報に示されるものがあり、
パイロツトパルス発生器より出力されるパイロツ
トパルスを和および差のチヤンネルに入力し、和
信号と差信号の位相差信号を検出する受信機の出
力に基づいてモノ・パルス測角を行つている。
更に、直角復調器のチヤンネル間の不平衡を訂
正する方法として、特公昭58−32666号公報に示
されるものがあり、ドプラシフトされた変調試験
中間周波信号を校正すべきレーダシステムの直角
復調器に加えることにより得られた復調信号に基
づいて訂正信号を計算するようにしている。
しかし、両公報に示された装置および方法によ
ると、パイロツトパルス発生器およびドプラシフ
トされた試験信号を発生する発生器といつた特別
の信号発生器を必要とするため、システムの信頼
性を高めるのに限界が生じる。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は上記に鑑みてなされたものであり、ア
ンテナを追尾位置よりずらすことなく、かつ、自
動的にチヤンネル間位相変動を補償できるように
し、更に、校正信号を発生するのに特別の信号発
生器を不要にすることに目的があり、その目的を
実現するために、位相同期を取る主チヤンネル
と、同期検波を行う従チヤンネルを備え、該従チ
ヤンネルの検波出力によつてアンテナの角度およ
び方向を制御する2チヤンネル同期受信機におい
て、前記主チヤンネルに接続された入力と、前記
主チヤンネルと前記従チヤンネルにそれぞれ接続
された出力を有する信号分配手段と、前記信号分
配手段を介して前記主チヤンネルから前記従チヤ
ンネルに入力した信号に基づく前記従チヤンネル
の出力値を予め設定した設定値と比較し、その比
較結果に基づいて前記主チヤンネルと前記従チヤ
ンネルとの間の相対利得および相対位相を校正す
る校正手段を備えたことを特徴とする2チヤンネ
ル同期受信機を提供する。
〔作用〕
本考案の2チヤンネル同期受信機によれば、主
チヤンネルの一部を信号分配手段、例えば、方向
性結合器を用いて通常の従チヤンネルの入力を不
要にして従チヤンネルに入力する。この主チヤン
ネルから従チヤンネルに入力した信号に基づいて
従チヤンネルの出力値を測定し、その出力値を予
め設定した設定値と比較する。この比較結果によ
り主および従のチヤンネル間の相対利得および相
対位相が校正される。その結果、前述した目的が
達成される。
〔実施例〕
以下、本考案の一実施例を詳細に説明する。
第1図は本発明の一実施例を示し、衛星よりの
信号を受信するアンテナ1と、該アンテナ1に装
着されるモードカツプラー2と、該カツプラー2
より出力される受信信号を各々増幅する低雑音増
幅器3および4と、低雑音増幅器3よりの出力の
一部を後述するGCE6へ分岐する方向性結合器
5と、該方向性結合器5よりの情報を処理し、回
線等に伝送する地上通信設備(Ground
Communication Equipment;GCB)6と、低
雑音送出器4および方向性結合器5の各出力信号
に基づいて同期検波を行つて空間線駆動装置9を
制御するたの信号を生成する2チヤンネル同期受
信機7と、主チヤンネル側の受信信号を従チヤン
ネルに入力された際の従チヤンネル出力に基づい
て主チヤンネルと従チヤンネル間の位相を制御す
る移相制御部8と、2チヤンネル受信機7より出
力される仰角制御信号ELおよび水平角制御信号
AZに基づいてアンテナ1の方向、角度を制御す
る空中線駆動装置9より構成される。
2チヤンネル同期受信機7は、方向性結合器5
および低雑音増幅器4の出力を局部発振器12の
出力周波数によつて周波数変換する周波数変換器
11Aおよび11Bと、これら周波数他器に局発
信号を供給する局部発振器12と、周波数変換器
11A,11Bの各々の出力信号と電圧前記発振
器14の出力信号とを混合するミクサ13Aおよ
び13Bと、これらミクサに局発信号を供給する
電圧制御発振器14と、ミクサ13Aの出力およ
び基準発振器17の出力に基づいて同期検波を行
う同期検波回路15Aと、ミクサ13Bの出力に
基づいて同期検波を行い信号ELおよびAZを出力
する同期検波回路15Bおよび15Cと、同期検
波回路15Aの出力に基づいて電圧制御発振器1
4の発振周波数を制御する位相同期ループ16
と、同期検波のための基準周波数を発生する基準
発振器17と、該発振器17の出力および移相制
御部8の出力に基づいてチヤンネル間の位相を制
御する移相器18と、該移相器18の出力を90°
移相する90°移相器19より構成される。
また、移相制御部8は、信号ELとAZをサンプ
リングするサンプリング回路20と、該回路20
の出力信号をA/D変換するA/D変換器21
と、移相器18を駆動するための制御信号を出力
する制御演算部22と、A/D変換器21の出力
および校正用の基準値を記憶する記憶回路23
と、制御演算部22の出力を移相器18へ伝達す
る移相器駆動回路24と、制御演算部22の指示
のものとに切換器26を切り換える切換器駆動指
令回路25と、該回路25によつてモードカツプ
ラー2又は方向性結合器27の出力のいずれかを
低雑音増幅器4へ出力する切換器26と、モード
カツプラー2より出力される主信号の一部を切換
部26へ出力し他を低雑音増幅器3へ出力する方
向性結合器27より構成される。
以上の構成において、第2図のフローチヤート
を参照して動作を説明する。先ず、予め記憶回路
23に基準値が設定される(ステツプ201)。制御
演算部22は、一定時間ごとに切換器26を動作
(方向性結合器27の出力を低雑音増幅器4へ入
力)させる(ステツプ202)。低雑音増幅器4によ
つて増幅された主チヤンネル信号(切換器26を
介して入力された方向性結合器27の出力)は、
周波数変換器11Bおよびミクサ13Bによつて
順次周波数変換されたのち同期検波回路15B,
15Cへ印加される。同期検波回路15B,15
Cには移相器18および19を介して基準発振器
17の出力が与えられ、これによる同期検波出力
として、信号AZおよびELが出力される。一方、
方向性結合器27の他の出力は低雑音増幅器3で
増幅ののち、方向性結合器5を介し、周波数変換
器11Aに印加される。周波数変換器11Aで周
波数変換ののち、更にミクサ13Aで周波数変換
し、同期検波回路15Aにより同期検波が行われ
る。ミクサ13A、同期検波回路15A、位相同
期ループ回路16、電圧制御発振器14および基
準発振器17はPLLを形成し、周波数変換器1
1Aの出力周波数に応じて電圧制御発信器14の
出力周波数を変化させる。
同期検波回路15B,15Cの出力信号は、
各々サンプリング回路20および空中線駆動装置
9へ印加される。サンプリング回路20の出力は
A/D変換器21によつてA/D変換ののち、制
御演算部22へ印加される。制御演算部22は移
相器駆動回路24を介して移相器18を制御し、
主チヤンネルと従チヤンネル間の位相を制御する
(ステツプ203)。このとき、制御演算部22は、
A/D変換器21の出力値が記憶回路23にメモ
リされている設定値に等しくなるように移相器1
8を制御する。また、制御演算部22は、一定時
間が経過すると切換器26を切替(低雑音増幅器
4に追尾誤差信号が入力されるようにする)える
(ステツプ204)。以上の処理が一定時間毎に繰り
返し実行される。
このように移相制御(校正)を行うことによつ
て、チヤンネル間の相対位相を十分に安定化させ
ることができる。
〔考案の効果〕
以上説明した通り、本考案の2チヤンネル同期
受信機によれば、従チヤンネルの入力として主チ
ヤンネル系の信号を用い、この信号による従チヤ
ンネル出力が設定値に一致するようにしたため、
アンテナを衛星の追尾位置よりづらすこと無く、
しかも自動的にチヤンネル間位相変動を補償する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示すブロツク図、
第2図は本考案の処理例を示すフローチヤート。 符号の説明、1……アンテナ、2……モードカ
ツプラー、3,4……低雑音増幅器、5,27…
…方向性結合器、7……2チヤンネル受信機、8
……移相制御部、9……空中線駆動装置、11
A,11B……周波数変換器、12……局部発振
器、13A,13B……ミクサ、14……電圧制
御発振器、15A,15B,15C……同期検波
回路、16……位相同期ループ、17……基準発
振器、18……移相器、20……サンプリング回
路、21……A/D変換器、22……制御演算
部、23……記憶回路、24……移相器駆動回
路、25……切換器駆動指令回路、26……切換
器。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 位相同期を取る主チヤンネルと、同期検波を行
    う従チヤンネルを備え、該従チヤンネルの検波出
    力によつてアンテナの角度および方向を制御する
    2チヤンネル同期受信機において、 前記主チヤンネルに接続された入力と、前記主
    チヤンネルと前記従チヤンネルにそれぞれ接続さ
    れた出力を有する信号分配手段と、 前記信号分配手段を介して前記主チヤンネルか
    ら前記従チヤンネルに入力した信号に基づく前記
    従チヤンネルの出力値を予め設定した設定値と比
    較し、その比較結果に基づいて前記主チヤンネル
    と前記従チヤンネルとの間の相対利得および相対
    位相を校正する校正手段を備えたことを特徴とす
    る2チヤンネル同期受信機。
JP1986027968U 1986-02-27 1986-02-27 Expired JPH0450546Y2 (ja)

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JP1986027968U JPH0450546Y2 (ja) 1986-02-27 1986-02-27

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JP1986027968U JPH0450546Y2 (ja) 1986-02-27 1986-02-27

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JPS62141234U JPS62141234U (ja) 1987-09-05
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5832666A (ja) * 1981-08-19 1983-02-25 Nippon Oil & Fats Co Ltd 防食塗料組成物
JPS59120975A (ja) * 1982-12-28 1984-07-12 Mitsubishi Electric Corp フエ−ズド・アレイ・レ−ダ−装置

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