JPH07218617A - レーダ受信装置 - Google Patents

レーダ受信装置

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Publication number
JPH07218617A
JPH07218617A JP6014515A JP1451594A JPH07218617A JP H07218617 A JPH07218617 A JP H07218617A JP 6014515 A JP6014515 A JP 6014515A JP 1451594 A JP1451594 A JP 1451594A JP H07218617 A JPH07218617 A JP H07218617A
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JP
Japan
Prior art keywords
signal processing
switches
analog signal
stage
processing circuits
Prior art date
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Application number
JP6014515A
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English (en)
Inventor
Masanori Itou
正程 伊藤
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 2チャンネルの前段アナログ信号処理回路及
び後段アナログ信号処理回路の利得、透過位相をハード
ウェアで一致させる必要がなく、試験調整が容易であ
り、さらに部品の選別が不要となり歩留がよく、角度追
尾性能が高いレーダ受信装置を得ることを目的とする。 【構成】 擬似信号発生器と電力分配器と入力切換のた
めのスイッチとを備え、入力のスイッチを切換えること
により、擬似信号を入力して2個の前段アナログ信号処
理回路の利得誤差と透過位相誤差とを検出し、信号処理
演算により補正できる構成とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電波を放射し、その電
波を受信し目標を識別するレーダ受信装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】図15は、従来のこの種のレーダ受信装
置の構成を示すブロック図である。図において1はアン
テナ、2はモノパルスコンパレータ、5aおよび5bは
前段アナログ信号処理回路、7は90度ハイブリッド、
8aおよび8bは後段アナログ信号処理回路、10はア
ナログデータ/ディジタルデータ変換器(以下A/D変
換器とする)、11は信号処理器である。
【0003】次に動作について説明する。図15におい
て、アンテナ1は一部が重なり合った、方向の異なる2
個のアンテナビームにより目標からの反射電波を受信す
る。アンテナ1で受信した2つの信号はモノパルスコン
パレータ2により2つの信号の和信号と差信号とに変換
される。和信号及び差信号は、2つの前段アナログ信号
処理回路5aと前段アナログ信号処理回路5bにより増
幅、周波数変換、利得制御され和中間周波数信号(以下
Σとする)及び差中間周波数信号(以下Δとする)に変
換される。ΣとΔは90度ハイブリッド7によりベクト
ル合成され、それぞれ、数1により与えられるM1とM
2に変換される。ここでベクトル合成は数1で表わされ
る。
【0004】
【数1】
【0005】ここで、Σ、Δ、M1、M2は信号の複素
表現であり、jを乗算することは位相を90度進ませる
ことを表わしている。また、数1では変換損失、透過位
相を表わす比例定数は省略されている。M1、M2はそ
れぞれ、後段アナログ信号処理回路8a及び後段アナロ
グ信号処理回路8bで増幅、周波数変換、利得制御、位
相検波された信号m1、m2に変換される。m1、m2
はA/D変換器10でディジタル信号に変換され、信号
処理器11に入力される。信号処理器11ではベクトル
合成の逆演算に相当する演算を行ない、Σ、Δが増幅、
周波数変換、利得制御、位相検波された信号σ、δを求
める。ここでベクトル合成逆演算は数2で表される。
【0006】
【数2】
【0007】ここで、σ、δ、m1、m2は信号の複素
表現であり、数2では比例定数は省略されている。信号
処理器11は、ベクトル合成逆演算で求められたδをσ
で正規化することにより角度誤差電圧を求め、角度誤差
分のアンテナビーム方向の補正をすることにより目標を
追尾する。ベクトル合成を行うのはδがσに比較して小
さいため、A/D変換器10で信号対雑音比が劣化する
ことを防ぐためである。
【0008】レーダ受信装置では、前段アナログ信号処
理回路5aと前段アナログ信号処理回路5bとに利得の
誤差(以下前段振幅誤差とする)、透過位相差の誤差
(以下前段位相誤差とする)があるため、90度ハイブ
リッド7の入力端子でのΣとΔの比は、モノパルスコン
パレータの2出力端子での和信号と差信号の比が保存さ
れていない。また、後段アナログ信号処理回路8aと後
段アナログ信号処理回路8bとに利得の誤差(以下後段
振幅誤差とする)、透過位相差の誤差(以下後段位相誤
差とする)があるため、m1とm2の比は、M1とM2
の比が保存されていない。この振幅誤差、位相誤差によ
りレーダ装置の角度追尾性能が劣化する。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】従来のレーダ受信装置
は以上のように構成されているため、2チャンネルの前
段アナログ信号処理回路及び2チャンネルの後段アナロ
グ信号処理回路の利得、透過位相をハードウェア(以下
H/Wとする)で一致させる必要があり、試験調整が困
難であり、さらに部品の選別が必要なため歩留が悪く、
H/Wの特性により角度追尾性能が制限されるという課
題があった。
【0010】この発明は、上記のような課題を解決する
ためになされたものであり、2チャンネルの前段アナロ
グ信号処理回路及び後段アナログ信号処理回路の利得、
透過位相をH/Wで一致させる必要がなく、試験調整が
容易であり、さらに部品の選別が不要となり歩留がよ
く、角度追尾性能が高いレーダ受信装置を得ることを目
的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】この発明におけるレーダ
受信装置は、擬似信号発生器と電力分配器と入力切換の
ためのスイッチとを備え、入力のスイッチを切換え擬似
信号を入力して2個の前段アナログ信号処理回路の利得
誤差と透過位相誤差とを検出し、信号処理演算により補
正できる構成としたものである。
【0012】また、この発明におけるレーダ受信装置
は、擬似信号発生器と電力分配器と入力切換のためのス
イッチと利得透過位相調整機能を持つ前段アナログ信号
処理回路とを備え、入力のスイッチを切換えることによ
り、擬似信号を入力して2個の前段アナログ信号処理回
路の利得誤差と透過位相誤差とを検出し、制御信号を用
いて補正できる構成としたものである。
【0013】また、この発明におけるレーダ受信装置
は、擬似信号発生器と電力分配器と入力切換のためのス
イッチと移相器とを備え、スイッチと移相器を切換える
ことにより2種類の擬似信号を入力して2個の前段アナ
ログ信号処理回路の利得誤差と透過位相誤差と2個の後
段アナログ信号処理回路の利得誤差と透過位相誤差とを
検出し、信号処理演算により補正できる構成としたもの
である。
【0014】また、この発明におけるレーダ受信装置
は、擬似信号発生器と電力分配器と入力切換のためのス
イッチと移相器と利得透過位相調整機能を持つ前段アナ
ログ信号処理回路とを備え、スイッチと移相器を切換え
ることにより2種類の擬似信号を入力して2個の前段ア
ナログ信号処理回路の利得誤差と透過位相誤差と2個の
後段アナログ信号処理回路の利得誤差と透過位相誤差と
を検出し、信号処理演算及び制御信号により補正できる
構成としたものである。
【0015】また、この発明におけるレーダ受信装置
は、擬似信号発生器と電力分配器と入力切換のためのス
イッチと移相器と利得透過位相調整機能を持つ後段アナ
ログ信号処理回路とを備え、スイッチと移相器を切換え
ることにより2種類の擬似信号を入力して2個の前段ア
ナログ信号処理回路の利得誤差と透過位相誤差と2個の
後段アナログ信号処理回路の利得誤差と透過位相誤差と
を検出し、信号処理演算及び制御信号により補正できる
構成としたものである。
【0016】また、この発明におけるレーダ受信装置
は、擬似信号発生器と電力分配器と入力切換のためのス
イッチと移相器と利得透過位相調整機能を持つ前段アナ
ログ信号処理回路と利得透過位相調整機能を持つ後段ア
ナログ信号処理回路とを備え、スイッチと移相器を切換
えることにより2種類の擬似信号を入力して2個の前段
アナログ信号処理回路の利得誤差と透過位相誤差と2個
の後段アナログ信号処理回路の利得誤差と透過位相誤差
とを検出し、制御信号により補正できる構成としたもの
である。
【0017】また、この発明におけるレーダ受信装置
は、擬似信号発生器と電力分配器と入力切換のためのス
イッチと可変減衰器とを備え、スイッチと可変減衰器を
切換えることにより2種類の擬似信号を入力して2個の
前段アナログ信号処理回路の利得誤差と透過位相誤差と
2個の後段アナログ信号処理回路の利得誤差と透過位相
誤差とを検出し、信号処理演算により補正できる構成と
したものである。
【0018】また、この発明におけるレーダ受信装置
は、擬似信号発生器と電力分配器と入力切換のためのス
イッチと可変減衰器と利得透過位相調整機能を持つ前段
アナログ信号処理回路とを備え、スイッチと可変減衰器
を切換えることにより2種類の擬似信号を入力して2個
の前段アナログ信号処理回路の利得誤差と透過位相誤差
と2個の後段アナログ信号処理回路の利得誤差と透過位
相誤差とを検出し、信号処理演算及び制御信号により補
正できる構成としたものである。
【0019】また、この発明におけるレーダ受信装置
は、擬似信号発生器と電力分配器と入力切換のためのス
イッチと可変減衰器と利得透過位相調整機能を持つ後段
アナログ信号処理回路とを備え、スイッチと可変減衰器
を切換えることにより2種類の擬似信号を入力して2個
の前段アナログ信号処理回路の利得誤差と透過位相誤差
と2個の後段アナログ信号処理回路の利得誤差と透過位
相誤差とを検出し、信号処理演算及び制御信号により補
正できる構成としたものである。
【0020】また、この発明におけるレーダ受信装置
は、擬似信号発生器と電力分配器と入力切換のためのス
イッチと可変減衰器と利得透過位相調整機能を持つ前段
アナログ信号処理回路と利得透過位相調整機能を持つ後
段アナログ信号処理回路とを備え、スイッチと可変減衰
器を切換えることにより2種類の擬似信号を入力して2
個の前段アナログ信号処理回路の利得誤差と透過位相誤
差と2個の後段アナログ信号処理回路の利得誤差と透過
位相誤差とを検出し、制御信号により補正できる構成と
したものである。
【0021】また、この発明におけるレーダ受信装置
は、擬似信号発生器と電力分配器と入力切換のためのス
イッチと擬似信号を入切するためのスイッチとを備え、
スイッチを切換えることにより2種類の擬似信号を入力
して2個の前段アナログ信号処理回路の利得誤差と透過
位相誤差と2個の後段アナログ信号処理回路の利得誤差
と透過位相誤差とを検出し、信号処理演算により補正で
きる構成としたものである。
【0022】また、この発明におけるレーダ受信装置
は、擬似信号発生器と電力分配器と入力切換のためのス
イッチと擬似信号を入切するためのスイッチと利得透過
位相調整機能を持つ前段アナログ信号処理回路とを備
え、スイッチを切換えることにより2種類の擬似信号を
入力して2個の前段アナログ信号処理回路の利得誤差と
透過位相誤差と2個の後段アナログ信号処理回路の利得
誤差と透過位相誤差とを検出し、信号処理演算及び制御
信号により補正できる構成としたものである。
【0023】また、この発明におけるレーダ受信装置
は、擬似信号発生器と電力分配器と入力切換のためのス
イッチと擬似信号を入切するためのスイッチと利得透過
位相調整機能を持つ後段アナログ信号処理回路とを備
え、スイッチと可変減衰器を切換えることにより2種類
の擬似信号を入力して2個の前段アナログ信号処理回路
の利得誤差と透過位相誤差と2個の後段アナログ信号処
理回路の利得誤差と透過位相誤差とを検出し、信号処理
演算及び制御信号により補正できる構成としたものであ
る。
【0024】また、この発明におけるレーダ受信装置
は、擬似信号発生器と電力分配器と入力切換のためのス
イッチと擬似信号を入切するためのスイッチと利得透過
位相調整機能を持つ前段アナログ信号処理回路と利得透
過位相調整機能を持つ後段アナログ信号処理回路とを備
え、スイッチと可変減衰器を切換えることにより2種類
の擬似信号を入力して2個の前段アナログ信号処理回路
の利得誤差と透過位相誤差と2個の後段アナログ信号処
理回路の利得誤差と透過位相誤差とを検出し、制御信号
により補正できる構成としたものである。
【0025】
【作用】この発明におけるレーダ受信装置は、擬似信号
発生器と電力分配器と入力切換のためのスイッチとを備
え、入力のスイッチを切換え擬似信号を入力して2個の
前段アナログ信号処理回路の利得誤差と透過位相誤差と
を検出し、信号処理演算により補正できる構成となって
いるので、2チャンネルの前段アナログ信号処理回路の
利得、透過位相をH/Wで一致させる必要がなく、試験
調整が容易であり、さらに部品の選別が不要となり歩留
がよく、角度追尾性能が高いレーダ受信装置を得ること
ができる。
【0026】また、この発明におけるレーダ受信装置
は、擬似信号発生器と電力分配器と入力切換のためのス
イッチと利得透過位相調整機能を持つ前段アナログ信号
処理回路とを備え、入力のスイッチを切換えることによ
り、擬似信号を入力して2個の前段アナログ信号処理回
路の利得誤差と透過位相誤差とを検出し、制御信号を用
いて補正できる構成となっているので、2チャンネルの
前段アナログ信号処理回路の利得、透過位相をH/Wで
一致させる必要がなく、試験調整が容易であり、さらに
部品の選別が不要となり歩留がよく、角度追尾性能が高
いレーダ受信装置を得ることができる。
【0027】また、この発明におけるレーダ受信装置
は、擬似信号発生器と電力分配器と入力切換のためのス
イッチと移相器とを備え、スイッチと移相器を切換える
ことにより2種類の擬似信号を入力して2個の前段アナ
ログ信号処理回路の利得誤差と透過位相誤差と2個の後
段アナログ信号処理回路の利得誤差と透過位相誤差とを
検出し、信号処理演算により補正できる構成となってい
るので、2チャンネルの前段アナログ信号処理回路及び
後段アナログ信号処理回路の利得、透過位相をH/Wで
一致させる必要がなく、試験調整が容易であり、さらに
部品の選別が不要となり歩留がよく、角度追尾性能が高
いレーダ受信装置を得ることができる。
【0028】また、この発明におけるレーダ受信装置
は、擬似信号発生器と電力分配器と入力切換のためのス
イッチと移相器と利得透過位相調整機能を持つ前段アナ
ログ信号処理回路とを備え、スイッチと移相器を切換え
ることにより2種類の擬似信号を入力して2個の前段ア
ナログ信号処理回路の利得誤差と透過位相誤差と2個の
後段アナログ信号処理回路の利得誤差と透過位相誤差と
を検出し、信号処理演算及び制御信号により補正できる
構成となっているので、2チャンネルの前段アナログ信
号処理回路及び後段アナログ信号処理回路の利得、透過
位相をH/Wで一致させる必要がなく、試験調整が容易
であり、さらに部品の選別が不要となり歩留がよく、角
度追尾性能が高いレーダ受信装置を得ることができる。
【0029】また、この発明におけるレーダ受信装置
は、擬似信号発生器と電力分配器と入力切換のためのス
イッチと移相器と利得透過位相調整機能を持つ後段アナ
ログ信号処理回路とを備え、スイッチと移相器を切換え
ることにより2種類の擬似信号を入力して2個の前段ア
ナログ信号処理回路の利得誤差と透過位相誤差と2個の
後段アナログ信号処理回路の利得誤差と透過位相誤差と
を検出し、信号処理演算及び制御信号により補正できる
構成となっているので、2チャンネルの前段アナログ信
号処理回路及び後段アナログ信号処理回路の利得、透過
位相をH/Wで一致させる必要がなく、試験調整が容易
であり、さらに部品の選別が不要となり歩留がよく、角
度追尾性能が高いレーダ受信装置を得ることができる。
【0030】また、この発明におけるレーダ受信装置
は、擬似信号発生器と電力分配器と入力切換のためのス
イッチと移相器と利得透過位相調整機能を持つ前段アナ
ログ信号処理回路と利得透過位相調整機能を持つ後段ア
ナログ信号処理回路とを備え、スイッチと移相器を切換
えることにより2種類の擬似信号を入力して2個の前段
アナログ信号処理回路の利得誤差と透過位相誤差と2個
の後段アナログ信号処理回路の利得誤差と透過位相誤差
とを検出し、制御信号により補正できる構成となってい
るので、2チャンネルの前段アナログ信号処理回路及び
後段アナログ信号処理回路の利得、透過位相をH/Wで
一致させる必要がなく、試験調整が容易であり、さらに
部品の選別が不要となり歩留がよく、角度追尾性能が高
いレーダ受信装置を得ることができる。
【0031】また、この発明におけるレーダ受信装置
は、擬似信号発生器と電力分配器と入力切換のためのス
イッチと可変減衰器とを備え、スイッチと可変減衰器を
切換えることにより2種類の擬似信号を入力して2個の
前段アナログ信号処理回路の利得誤差と透過位相誤差と
2個の後段アナログ信号処理回路の利得誤差と透過位相
誤差とを検出し、信号処理演算により補正できる構成と
この発明におけるレーダ受信装置は、擬似信号により振
幅誤差、位相誤差を補正できる構成となっているので、
2チャンネルの前段アナログ信号処理回路及び後段アナ
ログ信号処理回路の利得、透過位相をH/Wで一致させ
る必要がなく、試験調整が容易であり、さらに部品の選
別が不要となり歩留がよく、角度追尾性能が高いレーダ
受信装置を得ることができる。
【0032】また、この発明におけるレーダ受信装置
は、擬似信号発生器と電力分配器と入力切換のためのス
イッチと可変減衰器と利得透過位相調整機能を持つ前段
アナログ信号処理回路とを備え、スイッチと可変減衰器
を切換えることにより2種類の擬似信号を入力して2個
の前段アナログ信号処理回路の利得誤差と透過位相誤差
と2個の後段アナログ信号処理回路の利得誤差と透過位
相誤差とを検出し、信号処理演算及び制御信号により補
正できる構成となっているので、2チャンネルの前段ア
ナログ信号処理回路及び後段アナログ信号処理回路の利
得、透過位相をH/Wで一致させる必要がなく、試験調
整が容易であり、さらに部品の選別が不要となり歩留が
よく、角度追尾性能が高いレーダ受信装置を得ることが
できる。
【0033】また、この発明におけるレーダ受信装置
は、擬似信号発生器と電力分配器と入力切換のためのス
イッチと可変減衰器と利得透過位相調整機能を持つ後段
アナログ信号処理回路とを備え、スイッチと可変減衰器
を切換えることにより2種類の擬似信号を入力して2個
の前段アナログ信号処理回路の利得誤差と透過位相誤差
と2個の後段アナログ信号処理回路の利得誤差と透過位
相誤差とを検出し、信号処理演算及び制御信号により補
正できる構成となっているので、2チャンネルの前段ア
ナログ信号処理回路及び後段アナログ信号処理回路の利
得、透過位相をH/Wで一致させる必要がなく、試験調
整が容易であり、さらに部品の選別が不要となり歩留が
よく、角度追尾性能が高いレーダ受信装置を得ることが
できる。
【0034】また、この発明におけるレーダ受信装置
は、擬似信号発生器と電力分配器と入力切換のためのス
イッチと可変減衰器と利得透過位相調整機能を持つ前段
アナログ信号処理回路と利得透過位相調整機能を持つ後
段アナログ信号処理回路とを備え、スイッチと可変減衰
器を切換えることにより2種類の擬似信号を入力して2
個の前段アナログ信号処理回路の利得誤差と透過位相誤
差と2個の後段アナログ信号処理回路の利得誤差と透過
位相誤差とを検出し、制御信号により補正できる構成と
なっているので、2チャンネルの前段アナログ信号処理
回路及び後段アナログ信号処理回路の利得、透過位相を
H/Wで一致させる必要がなく、試験調整が容易であ
り、さらに部品の選別が不要となり歩留がよく、角度追
尾性能が高いレーダ受信装置を得ることができる。
【0035】また、この発明におけるレーダ受信装置
は、擬似信号発生器と電力分配器と入力切換のためのス
イッチと擬似信号を入切するためのスイッチとを備え、
スイッチを切換えることにより2種類の擬似信号を入力
して2個の前段アナログ信号処理回路の利得誤差と透過
位相誤差と2個の後段アナログ信号処理回路の利得誤差
と透過位相誤差とを検出し、信号処理演算により補正で
きる構成となっているので、2チャンネルの前段アナロ
グ信号処理回路及び後段アナログ信号処理回路の利得、
透過位相をH/Wで一致させる必要がなく、試験調整が
容易であり、さらに部品の選別が不要となり歩留がよ
く、角度追尾性能が高いレーダ受信装置を得ることがで
きる。
【0036】また、この発明におけるレーダ受信装置
は、擬似信号発生器と電力分配器と入力切換のためのス
イッチと擬似信号を入切するためのスイッチと利得透過
位相調整機能を持つ前段アナログ信号処理回路とを備
え、スイッチを切換えることにより2種類の擬似信号を
入力して2個の前段アナログ信号処理回路の利得誤差と
透過位相誤差と2個の後段アナログ信号処理回路の利得
誤差と透過位相誤差とを検出し、信号処理演算及び制御
信号により補正できる構成となっているので、2チャン
ネルの前段アナログ信号処理回路及び後段アナログ信号
処理回路の利得、透過位相をH/Wで一致させる必要が
なく、試験調整が容易であり、さらに部品の選別が不要
となり歩留がよく、角度追尾性能が高いレーダ受信装置
を得ることができる。
【0037】また、この発明におけるレーダ受信装置
は、擬似信号発生器と電力分配器と入力切換のためのス
イッチと擬似信号を入切するためのスイッチと利得透過
位相調整機能を持つ後段アナログ信号処理回路とを備
え、スイッチと可変減衰器を切換えることにより2種類
の擬似信号を入力して2個の前段アナログ信号処理回路
の利得誤差と透過位相誤差と2個の後段アナログ信号処
理回路の利得誤差と透過位相誤差とを検出し、信号処理
演算及び制御信号により補正できる構成となっているの
で、2チャンネルの前段アナログ信号処理回路及び後段
アナログ信号処理回路の利得、透過位相をH/Wで一致
させる必要がなく、試験調整が容易であり、さらに部品
の選別が不要となり歩留がよく、角度追尾性能が高いレ
ーダ受信装置を得ることができる。
【0038】また、この発明におけるレーダ受信装置
は、擬似信号発生器と電力分配器と入力切換のためのス
イッチと擬似信号を入切するためのスイッチと利得透過
位相調整機能を持つ前段アナログ信号処理回路と利得透
過位相調整機能を持つ後段アナログ信号処理回路とを備
え、スイッチと可変減衰器を切換えることにより2種類
の擬似信号を入力して2個の前段アナログ信号処理回路
の利得誤差と透過位相誤差と2個の後段アナログ信号処
理回路の利得誤差と透過位相誤差とを検出し、制御信号
により補正できる構成となっているので、2チャンネル
の前段アナログ信号処理回路及び後段アナログ信号処理
回路の利得、透過位相をH/Wで一致させる必要がな
く、試験調整が容易であり、さらに部品の選別が不要と
なり歩留がよく、角度追尾性能が高いレーダ受信装置を
得ることができる。
【0039】
【実施例】
実施例1 図1は、この発明の一実施例のレーダ受信装置の構成を
示すブロック図である。図において、1、2、5a〜1
0は上記従来装置と同一のものであり、3及び4はスイ
ッチ、12は擬似信号発振器、13は電力分配器であ
る。
【0040】次に動作について説明する。図1におい
て、スイッチ3及びスイッチ4はモノパルスコンパレー
タ2の出力信号と電力分配器13の出力信号とを切換
え、前段アナログ信号処理回路5aと前段アナログ信号
処理回路5bとに信号を出力する。スイッチ3及びスイ
ッチ4がモノパルスコンパレータ2側に接続されている
場合の動作を以下に示す。図1において、アンテナ1は
一部が重なり合った、方向の異なる2個のアンテナビー
ムにより目標からの反射電波を受信する。アンテナ1で
受信した2つの信号はモノパルスコンパレータ2により
2つの信号の和信号と差信号とに変換される。和信号及
び差信号は、2つの前段アナログ信号処理回路5aと前
段アナログ信号処理回路5bとにより増幅、周波数変
換、利得制御されΣ及びΔに変換される。ΣとΔは90
度ハイブリッド7によりベクトル合成され数1により与
えられるそれぞれM1とM2に変換される。
【0041】ここで、Σ、Δ、M1、M2は信号の複素
表現であり、jを乗算することは位相を90度進ませる
ことを表わしている。また、数1では変換損失、透過位
相を表わす比例定数は省略されている。M1、M2はそ
れぞれ、後段アナログ信号処理回路8a及び後段アナロ
グ信号処理回路8bで増幅、周波数変換、利得制御、位
相検波されm1、m2に変換される。m1、m2はA/
D変換器10でディジタル信号に変換され、信号処理器
11に入力される。信号処理器11ではベクトル合成の
逆演算に相当する演算を行ない、Σ、Δが後段アナログ
信号処理回路8a及び後段アナログ信号処理回路8bの
利得、透過位相で増幅、周波数変換、利得制御、位相検
波された信号σ、δを求める。ここでベクトル合成逆演
算は数2で表される。
【0042】ここで、σ、δ、m1、m2は信号の複素
表現であり、数2では比例定数は省略されている。信号
処理器11は、ベクトル合成逆演算で求められたδをσ
で正規化することにより角度誤差電圧を求め、角度誤差
分のアンテナビーム方向の補正をすることにより目標を
追尾する。ベクトル合成を行うのはδがσに比較して小
さいため、A/D変換器10で信号対雑音比が劣化する
ことを防ぐためである。
【0043】ここでレーダ受信装置では、前段アナログ
信号処理回路5aと前段アナログ信号処理回路5bとに
前段振幅誤差と前段位相誤差とがあるため、90度ハイ
ブリッド7の入力端子でのΣとΔの比は、モノパルスコ
ンパレータ2の出力端子での和信号と差信号の比が保存
されていない。この前段振幅誤差、前段位相誤差により
レーダ装置の角度追尾性能が劣化する。このため、装置
内試験(以下BITとする)により誤差を自動的に検出
し補正を行なう。但し、本実施例は、後段アナログ信号
処理回路8aと後段アナログ信号処理回路8bとに後段
振幅誤差と後段位相誤差とがないまたは無視できる場合
である。
【0044】スイッチ3及びスイッチ4が電力合成器1
3側と接続された場合の動作を以下に示す。図1におい
て、擬似信号発振器12は受信周波数と同一周波数の擬
似信号を発生する。擬似信号発振器12で発生した信号
は電力分配器13で分配され、スイッチ3及びスイッチ
4に同振幅、同位相で入力される。電力分配器13で分
配された2つの信号は2つの前段アナログ信号処理回路
5a及び前段アナログ信号処理回路5bにより増幅、周
波数変換、利得制御され擬似和中間周波数信号(以下Σ
pとする)及び擬似差中間周波数信号(以下Δpとす
る)に変換される。ΣpとΔpは90度ハイブリッド7
によりベクトル合成されそれぞれM1p信号とM2p信
号に変換される。ここでベクトル合成は数3で表わされ
る。
【0045】
【数3】
【0046】ここで、Σp、Δp、M1p、M2pは信
号の複素表現である。また、数3では変換損失、透過位
相を表わす比例定数は省略されている。M1p、M2p
はそれぞれ、後段アナログ信号処理回路8a及び後段ア
ナログ信号処理回路8bで増幅、周波数変換、利得制
御、位相検波された信号m1p、m2pに変換される。
m1p、m2pはA/D変換器10でディジタル信号に
変換され、信号処理器11に入力される。信号処理器1
1ではベクトル合成の逆演算に相当する演算を行ない、
Σp、Δpが増幅、周波数変換、利得制御、位相検波さ
れた信号σp、δpを求める。ここでベクトル合成逆演
算は数4で表される。
【0047】
【数4】
【0048】ここで、数4では比例定数は省略されてい
る。前段アナログ信号処理回路5aの入力信号と前段ア
ナログ信号処理回路5bとの入力信号は同振幅、同位相
であるから、σpとδpの比が前段振幅誤差、前段位相
誤差となる。これをベクトル合成逆演算の後、信号処理
器11の演算により補正する。δ信号を補正する場合の
補正式は数5で表される。
【0049】
【数5】
【0050】このように、前段振幅誤差と前段位相誤差
とを補正することにより、H/Wで2チャンネルの特性
を一致させる必要がなく、試験調整が容易であり、さら
に部品の選別が不要となり歩留がよく、角度追尾性能が
高いレーダ受信装置を得ることができる。
【0051】実施例2 図2は、この発明の他の実施例のレーダ受信装置の構成
を示すブロック図である。図において、1〜5a、7〜
13は、実施例1と全く同一のものであり、6は外部制
御の利得調整、位相調整の機能をもつ前段アナログ信号
処理回路である。
【0052】次に動作について説明する。スイッチ3及
びスイッチ4がモノパルスコンパレータ2側に接続され
た場合の目標追尾動作、及び、スイッチ3及びスイッチ
4が電力分配器13と接続された場合の前段振幅誤差、
前段位相誤差の検出動作は実施例1と同様である。この
振幅誤差及び位相誤差を補正するための制御信号を前段
アナログ信号処理回路6に出力し、前段アナログ信号処
理回路6の利得及び透過位相を変化させる。これによ
り、前段振幅誤差、前段位相誤差が減少する。
【0053】このように、前段振幅誤差と前段位相誤差
とを補正することにより、H/Wで2チャンネルの特性
を一致させる必要がなく、試験調整が容易であり、さら
に部品の選別が不要となり歩留がよく、角度追尾性能が
高いレーダ受信装置を得ることができる。
【0054】実施例3 図3は、この発明の他の実施例のレーダ受信装置の構成
を示すブロック図である。図において、1〜13は、実
施例1と全く同一のものであり、14は移相器である。
【0055】次に動作について説明する。図3におい
て、スイッチ3及びスイッチ4がモノパルスコンパレー
タ2側に接続された場合の目標追尾動作は実施例1と同
様である。
【0056】ここでレーダ受信装置では、前段アナログ
信号処理回路5aと前段アナログ信号処理回路5bとに
前段振幅誤差、前段位相誤差があるため、90度ハイブ
リッド7の入力端子でのΣとΔの比は、モノパルスコン
パレータ2の出力端子での和信号と差信号の比が保存さ
れていない。また、後段アナログ信号処理回路8aと前
段アナログ信号処理回路8bとに後段振幅誤差、後段位
相誤差があるため、m1とm2の比は、M1とM2の比
が保存されていない。この振幅誤差、位相誤差よりレー
ダ装置の角度追尾性能が劣化する。このため、BITに
より誤差を自動的に検出し補正を行なう。
【0057】スイッチ3が電力合成器13側に、スイッ
チ4が移相器14側に接続された場合の動作を以下に示
す。図3において、擬似信号発振器12は受信周波数と
同一周波数の擬似信号を発生する。擬似信号発振器12
で発生した信号は電力分配器13で分配され、1つはス
イッチ3に、1つは移相器14を通ってスイッチ4に入
力される。このとき、スイッチ3とスイッチ4に入力さ
れる信号は同振幅、同位相とする。スイッチ3とスイッ
チ4に入力された擬似信号は2つの前段アナログ信号処
理回路5aにより増幅、周波数変換、利得制御されΣp
とΔpとに変換される。ΣpとΔpは90度ハイブリッ
ド7によりベクトル合成されそれぞれM1p信号とM2
p信号に変換される。ここでベクトル合成は数3で表わ
される。
【0058】ここで、Σp、Δp、M1p、M2pは信
号の複素表現である。また、数3では変換損失、透過位
相を表わす比例定数は省略されている。M1p、M2p
はそれぞれ、後段アナログ信号処理回路8a及び後段ア
ナログ信号処理回路8bで増幅、周波数変換、利得制
御、位相検波された信号m1p、m2pに変換される。
このとき、後段振幅誤差、後段位相誤差があるため、m
1pとm2pの比はM1pとM2pの比が保存されてい
ない。m1pとm2pはA/D変換器10でディジタル
信号に変換され、信号処理器11に入力される。信号処
理器11ではベクトル合成の逆演算に相当する演算を行
ない、Σp、Δpが後段アナログ信号処理回路8aの利
得及び透過位相で増幅、周波数変換、利得制御、位相検
波された信号σp、δpを求める。ここでσp、δpは
数6で表される。
【0059】
【数6】
【0060】ここで、数6では比例定数は省略されてい
る。Aは後段振幅誤差と後段位相誤差を表している。
【0061】さらに、移相器14でΔpの位相をφ変化
させた信号Δp′を入力したときの後段アナログ信号処
理回路8a及び後段アナログ信号処理回路8bの出力を
m1p′、m2p′とすると、Σp、Δp′が後段アナ
ログ信号処理回路8aの利得及び透過位相で増幅、周波
数変換、利得制御、位相検波された信号σp、δp′を
求める。ここでσp、δp′は数7で表される。
【0062】
【数7】
【0063】ここで、数7では比例定数は省略されてい
る。さらにδp′はδpに対して位相をφ変化させたも
のであるから、δp′とδpの関係は数8で表される。
【0064】
【数8】
【0065】数6、数7、数8を連立させることによ
り、前段振幅誤差、前段誤差を表すδpとσpの比及び
後段振幅誤差、後段位相誤差を表すAが求められる。信
号処理器11の演算により、ベクトル合成逆演算の前で
後段振幅誤差、後段位相誤差を補正し、ベクトル合成逆
演算の後で前段振幅誤差、前段位相誤差を補正する。δ
信号を補正する場合の補正式は数5で表される。
【0066】このように、前段振幅誤差と前段位相誤差
と後段振幅誤差と後段位相誤差とを補正することより、
H/Wで2チャンネルの特性を一致させる必要がなく、
試験調整が容易であり、さらに部品の選別が不要となり
歩留がよく、角度追尾性能が高いレーダ受信装置を得る
ことができる。
【0067】実施例4 図4は、この発明の他の実施例のレーダ受信装置の構成
を示すブロック図である。図において、1〜5a、7〜
14は、実施例3と全く同一のものであり、6は外部制
御の利得調整、位相調整の機能をもつ前段アナログ信号
処理回路である。
【0068】次に動作について説明する。図4におい
て、スイッチ3及びスイッチ4がモノパルスコンパレー
タ2側に接続された場合の目標追尾動作、及び、スイッ
チ3が電力分配器13側に、スイッチ4が移相器14側
に接続された場合の振幅誤差、位相誤差の検出動作は実
施例3と同様である。また、後段振幅誤差、後段位相誤
差の補正は信号処理器11の演算により実施例3と同様
に行う。さらに制御信号により、前段アナログ信号処理
回路6の利得及び透過位相を変化させ、前段振幅誤差、
前段位相誤差を補正する。
【0069】このように、前段振幅誤差と前段位相誤差
と後段振幅誤差と後段位相誤差とを補正することによ
り、H/Wで2チャンネルの特性を一致させる必要がな
く、試験調整が容易であり、さらに部品の選別が不要と
なり歩留がよく、角度追尾性能が高いレーダ受信装置を
得ることができる。
【0070】実施例5 図5は、この発明の他の実施例のレーダ受信装置の構成
を示すブロック図である。図において、1〜8a、10
〜14は、実施例3と全く同一のものであり、9は外部
制御の利得調整、位相調整の機能をもつ後段アナログ信
号処理回路である。
【0071】次に動作について説明する。図5におい
て、スイッチ3及びスイッチ4がモノパルスコンパレー
タ2側に接続された場合の目標追尾動作、及び、スイッ
チ3が電力分配器13側に、スイッチ4が移相器14側
に接続された場合の振幅誤差、位相誤差の検出動作は実
施例3と同様である。また、前段振幅誤差、前段位相誤
差の補正は信号処理器11の演算により実施例3と同様
に行う。さらに制御信号により、後段アナログ信号処理
回路9の利得及び透過位相を変化させ、後段振幅誤差、
後段位相誤差を補正する。
【0072】このように、前段振幅誤差と前段位相誤差
と後段振幅誤差と後段位相誤差とを補正することによ
り、H/Wで2チャンネルの特性を一致させる必要がな
く、試験調整が容易であり、さらに部品の選別が不要と
なり歩留がよく、角度追尾性能が高いレーダ受信装置を
得ることができる。
【0073】実施例6 図6は、この発明の他の実施例のレーダ受信装置の構成
を示すブロック図である。図において、1〜5a、7〜
8a、10〜14は、実施例3と全く同一のもの、6は
実施例4と全く同一のものであり、9は実施例5と全く
同一のものである。
【0074】次に動作について説明する。図6におい
て、スイッチ3及びスイッチ4がモノパルスコンパレー
タ2側に接続された場合の目標追尾動作、及び、スイッ
チ3が電力分配器13側に、スイッチ4が移相器14側
に接続された場合の振幅誤差、位相誤差の検出動作は実
施例3と同様である。さらに制御信号により、前段アナ
ログ信号処理回路6の利得及び透過位相を変化させ、前
段振幅誤差、前段位相誤差を補正する。また、制御信号
により、後段アナログ信号処理回路9の利得及び透過位
相を変化させ、後段振幅誤差、後段位相誤差を補正す
る。
【0075】このように、前段振幅誤差と前段位相誤差
と後段振幅誤差と後段位相誤差とを補正することによ
り、H/Wで2チャンネルの特性を一致させる必要がな
く、試験調整が容易であり、さらに部品の選別が不要と
なり歩留がよく、角度追尾性能が高いレーダ受信装置を
得ることができる。
【0076】実施例7 図7は、この発明の他の実施例のレーダ受信装置の構成
を示すブロック図である。図において、1〜13は、実
施例1と全く同一のものであり、15は可変減衰器であ
る。
【0077】次に動作について説明する。図7において
スイッチ3及びスイッチ4がモノパルスコンパレータ2
側に接続された場合の目標追尾動作は実施例1と同様で
ある。
【0078】ここでレーダ受信装置では、前段アナログ
信号処理回路5aと前段アナログ信号処理回路6とに前
段振幅誤差、前段位相誤差があるため、90度ハイブリ
ッド7の入力端子でのΣとΔの比は、モノパルスコンパ
レータ2の出力端子での和信号と差信号の比が保存され
ていない。また、後段アナログ信号処理回路8aと前段
アナログ信号処理回路8bとに後段振幅誤差、後段位相
誤差があるため、m1とm2の比は、M1とM2の比が
保存されていない。この振幅誤差、位相誤差よりレーダ
装置の角度追尾性能が劣化する。このため、BITによ
り誤差を自動的に検出し補正を行なう。
【0079】スイッチ3が電力合成器13側に、スイッ
チ4が可変減衰器15側に接続された場合の動作を以下
に示す。図3において、擬似信号発振器12は受信周波
数と同一周波数の擬似信号を発生する。擬似信号発振器
12で発生した信号は電力分配器13で分配され、1つ
はスイッチ3に、1つは可変減衰器15を通ってスイッ
チ4に入力される。このとき、スイッチ3とスイッチ4
に入力される信号は同振幅、同位相とする。スイッチ3
とスイッチ4に入力された擬似信号は2つの前段アナロ
グ信号処理回路5aと前段アナログ信号処理回路5bと
により増幅、周波数変換、利得制御されΣpとΔpとに
変換される。ΣpとΔpは90度ハイブリッド7により
ベクトル合成されそれぞれM1p信号とM2p信号に変
換される。ここでベクトル合成は数3で表わされる。
【0080】ここで、Σp、Δp、M1p、M2pは信
号の複素表現である。また、数3では変換損失、透過位
相を表わす比例定数は省略されている。M1p、M2p
はそれぞれ、後段アナログ信号処理回路8a及び後段ア
ナログ信号処理回路8bで増幅、周波数変換、利得制
御、位相検波された信号m1p、m2pに変換される。
このとき、後段振幅誤差、後段位相誤差があるため、m
1pとm2pの比はM1pとM2pの比が保存されてい
ない。m1pとm2pはA/D変換器10でディジタル
信号に変換され、信号処理器11に入力される。信号処
理器11ではベクトル合成の逆演算に相当する演算を行
ない、Σp、Δpが後段アナログ信号処理回路8aの利
得及び透過位相で増幅、周波数変換、利得制御、位相検
波された信号σp、δpを求める。ここでσp、δpは
数6で表される。
【0081】ここで、数6では比例定数は省略されてい
る。Aは後段振幅誤差と後段位相誤差を表している。
【0082】さらに、可変減衰器15でΔpの振幅をK
倍とした信号Δp′を入力したときの後段アナログ信号
処理回路8a及び後段アナログ信号処理回路8bの出力
をm1p′、m2p′とすると、Σp、Δp′が後段ア
ナログ信号処理回路8aの利得及び透過位相で増幅、周
波数変換、利得制御、位相検波された信号σp、δp′
を求める。ここでσp、δp′は数7で表される。
【0083】ここで、数7では比例定数は省略されてい
る。さらにδp′はδpに対して振幅をK倍としたもの
であるから、δp′とδpの関係は数9で表される。
【0084】
【数9】
【0085】数6、数7、数8を連立させることによ
り、前段振幅誤差、前段誤差を表すδpとσpの比及び
後段振幅誤差、後段位相誤差を表すAが求められる。信
号処理器11の演算により、ベクトル合成逆演算の前で
後段振幅誤差、後段位相誤差を補正し、ベクトル合成逆
演算の後で前段振幅誤差、前段位相誤差を補正する。δ
信号を補正する場合の補正式は数5で表される。
【0086】このように、前段振幅誤差と前段位相誤差
と後段振幅誤差と後段位相誤差とを補正することによ
り、H/Wで2チャンネルの特性を一致させる必要がな
く、試験調整が容易であり、さらに部品の選別が不要と
なり歩留がよく、角度追尾性能が高いレーダ受信装置を
得ることができる。
【0087】実施例8 図8は、この発明の他の実施例のレーダ受信装置の構成
を示すブロック図である。図において、1〜5a、7〜
15は、実施例7と全く同一のものであり、6は外部制
御の利得調整、位相調整の機能をもつ前段アナログ信号
処理回路である。
【0088】次に動作について説明する。図8におい
て、スイッチ3及びスイッチ4がモノパルスコンパレー
タ2側に接続された場合の目標追尾動作、及び、スイッ
チ3が電力分配器13側に、スイッチ4が可変減衰器1
5側に接続された場合の振幅誤差、位相誤差の検出動作
は実施例7と同様である。また、後段振幅誤差、後段位
相誤差の補正は信号処理器11の演算により実施例7と
同様に行う。さらに制御信号により、前段アナログ信号
処理回路6の利得及び透過位相を変化させ、前段振幅誤
差、前段位相誤差を補正する。
【0089】このように、前段振幅誤差と前段位相誤差
と後段振幅誤差と後段位相誤差とを補正することによ
り、H/Wで2チャンネルの特性を一致させる必要がな
く、試験調整が容易であり、さらに部品の選別が不要と
なり歩留がよく、角度追尾性能が高いレーダ受信装置を
得ることができる。
【0090】実施例9 図9は、この発明の他の実施例のレーダ受信装置の構成
を示すブロック図である。図において、1〜8a、10
〜15は、実施例7と全く同一のものであり、9は外部
制御の利得調整、位相調整の機能をもつ後段アナログ信
号処理回路である。
【0091】次に動作について説明する。図9におい
て、スイッチ3及びスイッチ4がモノパルスコンパレー
タ2側に接続された場合の目標追尾動作、及び、スイッ
チ3が電力分配器13側に、スイッチ4が可変減衰器1
5側に接続された場合の振幅誤差、位相誤差の検出動作
は実施例7と同様である。また、前段振幅誤差、前段位
相誤差の補正は信号処理器11の演算により実施例7と
同様に行う。さらに制御信号により、後段アナログ信号
処理回路9の利得及び透過位相を変化させ、後段振幅誤
差、後段位相誤差を補正する。
【0092】このように、前段振幅誤差と前段位相誤差
と後段振幅誤差と後段位相誤差とを補正することによ
り、H/Wで2チャンネルの特性を一致させる必要がな
く、試験調整が容易であり、さらに部品の選別が不要と
なり歩留がよく、角度追尾性能が高いレーダ受信装置を
得ることができる。
【0093】実施例10 図10は、この発明の他の実施例のレーダ受信装置の構
成を示すブロック図である。図において、1〜5a、7
〜8a、10〜15は、実施例7と全く同一のもの、6
は実施例8と全く同一のものであり、9は実施例9と全
く同一のものである。
【0094】次に動作について説明する。図10におい
て、スイッチ3及びスイッチ4がモノパルスコンパレー
タ2側に接続された場合の目標追尾動作、及び、スイッ
チ3が電力分配器13側に、スイッチ4が可変減衰器1
5側に接続された場合の振幅誤差、位相誤差の検出動作
は実施例7と同様である。さらに制御信号により、前段
アナログ信号処理回路6の利得及び透過位相を変化さ
せ、前段振幅誤差、前段位相誤差を補正する。また、制
御信号により、後段アナログ信号処理回路9の利得及び
透過位相を変化させ、後段振幅誤差、後段位相誤差を補
正する。
【0095】このように、前段振幅誤差と前段位相誤差
と後段振幅誤差と後段位相誤差とを補正することによ
り、H/Wで2チャンネルの特性を一致させる必要がな
く、試験調整が容易であり、さらに部品の選別が不要と
なり歩留がよく、角度追尾性能が高いレーダ受信装置を
得ることができる。
【0096】実施例11 図11は、この発明の他の実施例のレーダ受信装置の構
成を示すブロック図である。図において、1〜13は、
実施例1と全く同一のものであり、16はスイッチであ
る。
【0097】次に動作について説明する。図11におい
て、スイッチ3及びスイッチ4がモノパルスコンパレー
タ2側に接続された場合の目標追尾動作は実施例1と同
様である。
【0098】ここでレーダ受信装置では、前段アナログ
信号処理回路5aと前段アナログ信号処理回路6とに前
段振幅誤差、前段位相誤差があるため、90度ハイブリ
ッド7の入力端子でのΣとΔの比は、モノパルスコンパ
レータ2の出力端子での和信号と差信号の比が保存され
ていない。また、後段アナログ信号処理回路8aと前段
アナログ信号処理回路8bとに後段振幅誤差、後段位相
誤差があるため、m1とm2の比は、M1とM2の比が
保存されていない。この振幅誤差、位相誤差よりレーダ
装置の角度追尾性能が劣化する。このため、BITによ
り誤差を自動的に検出し補正を行なう。
【0099】スイッチ3が電力合成器13側に、スイッ
チ4がスイッチ16側に接続された場合の動作を以下に
示す。図3において、擬似信号発振器12は受信周波数
と同一周波数の擬似信号を発生する。擬似信号発振器1
2で発生した信号は電力分配器13で分配され、1つは
スイッチ3に、1つはスイッチ16を通ってスイッチ4
に入力される。このとき、スイッチ3とスイッチ4に入
力される信号は同振幅、同位相とする。スイッチ3とス
イッチ4に入力された擬似信号は2つの前段アナログ信
号処理回路5aと前段アナログ信号処理回路5bとによ
り増幅、周波数変換、利得制御され擬似和中間周波数信
号(以下Σpとする)及び擬似差中間周波数信号(以下
Δpとする)に変換される。ΣpとΔpは90度ハイブ
リッド7によりベクトル合成されそれぞれM1p信号と
M2p信号に変換される。ここでベクトル合成は数3で
表わされる。
【0100】ここで、Σp、Δp、M1p、M2pは信
号の複素表現である。また、数3では変換損失、透過位
相を表わす比例定数は省略されている。M1p、M2p
はそれぞれ、後段アナログ信号処理回路8a及び後段ア
ナログ信号処理回路8bで増幅、周波数変換、利得制
御、位相検波された信号m1p、m2pに変換される。
このとき、後段振幅誤差、後段位相誤差があるため、m
1pとm2pの比はM1pとM2pの比が保存されてい
ない。m1pとm2pはA/D変換器10でディジタル
信号に変換され、信号処理器11に入力される。信号処
理器11ではベクトル合成の逆演算に相当する演算を行
ない、Σp、Δpが後段アナログ信号処理回路8aの利
得及び透過位相で増幅、周波数変換、利得制御、位相検
波された信号σp、δpを求める。ここでσp、δpは
数6で表される。
【0101】ここで、数6では比例定数は省略されてい
る。Aは後段振幅誤差と後段位相誤差を表している。
【0102】さらに、Δpの信号を零としたときの後段
アナログ信号処理回路8a及び後段アナログ信号処理回
路8bの出力をm1p′、m2p′とすると、m1
p′、m2p′は数10で表される。
【0103】
【数10】
【0104】ここで、数10では比例定数は省略されて
いる。
【0105】数6、数10を連立させることにより、前
段振幅誤差、前段誤差を表すδpとσpの比、及び後段
振幅誤差、後段位相誤差を表すAが求められる。信号処
理器11の演算により、ベクトル合成逆演算の前で後段
振幅誤差、後段位相誤差を補正し、ベクトル合成逆演算
の後で前段振幅誤差、前段位相誤差を補正する。δ信号
を補正する場合の補正式は数5で表される。
【0106】このように、前段振幅誤差と前段位相誤差
と後段振幅誤差と後段位相誤差とを補正することによ
り、H/Wで2チャンネルの特性を一致させる必要がな
く、試験調整が容易であり、さらに部品の選別が不要と
なり歩留がよく、角度追尾性能が高いレーダ受信装置を
得ることができる。
【0107】実施例12 図12は、この発明の他の実施例のレーダ受信装置の構
成を示すブロック図である。図において、1〜5a、7
〜16は、実施例11と全く同一のものであり、6は外
部制御の利得調整、位相調整の機能をもつ前段アナログ
信号処理回路である。
【0108】次に動作について説明する。図12におい
て、スイッチ3及びスイッチ4がモノパルスコンパレー
タ2側に接続された場合の目標追尾動作、及び、スイッ
チ3が電力分配器13側に、スイッチ4がスイッチ16
側に接続された場合の振幅誤差、位相誤差の検出動作は
実施例11と同様である。また、後段振幅誤差、後段位
相誤差の補正は信号処理器11の演算により実施例11
と同様に行う。さらに制御信号により、前段アナログ信
号処理回路6の利得及び透過位相を変化させ、前段振幅
誤差、前段位相誤差を補正する。
【0109】このように、前段振幅誤差と前段位相誤差
と後段振幅誤差と後段位相誤差とを補正することによ
り、H/Wで2チャンネルの特性を一致させる必要がな
く、試験調整が容易であり、さらに部品の選別が不要と
なり歩留がよく、角度追尾性能が高いレーダ受信装置を
得ることができる。
【0110】実施例13 図13は、この発明の他の実施例のレーダ受信装置の構
成を示すブロック図である。図において、1〜8a、1
0〜16は、実施例11と全く同一のものであり、9は
外部制御の利得調整、位相調整の機能をもつ後段アナロ
グ信号処理回路である。
【0111】次に動作について説明する。図13におい
て、スイッチ3及びスイッチ4がモノパルスコンパレー
タ2側に接続された場合の目標追尾動作、及び、スイッ
チ3が電力分配器13側に、スイッチ4がスイッチ16
側に接続された場合の振幅誤差、位相誤差の検出動作は
実施例11と同様である。また、前段振幅誤差、前段位
相誤差の補正は信号処理器11の演算により実施例11
と同様に行う。さらに制御信号により、後段アナログ信
号処理回路9の利得及び透過位相を変化させ、後段振幅
誤差、後段位相誤差を補正する。
【0112】このように、前段振幅誤差と前段位相誤差
と後段振幅誤差と後段位相誤差とを補正することによ
り、H/Wで2チャンネルの特性を一致させる必要がな
く、試験調整が容易であり、さらに部品の選別が不要と
なり歩留がよく、角度追尾性能が高いレーダ受信装置を
得ることができる。
【0113】実施例14 図14は、この発明の他の実施例のレーダ受信装置の構
成を示すブロック図である。図において、1〜5a、7
〜8a、10〜16は実施例11と全く同一のもの、6
は実施例12と全く同一のもの、9は実施例13と全く
同一のものである。
【0114】次に動作について説明する。図14におい
て、スイッチ3及びスイッチ4がモノパルスコンパレー
タ2側に接続された場合の目標追尾動作、及び、スイッ
チ3が電力分配器13側に、スイッチ4がスイッチ16
側に接続された場合の振幅誤差、位相誤差の検出動作は
実施例11と同様である。さらに制御信号により、前段
アナログ信号処理回路6の利得及び透過位相を変化さ
せ、前段振幅誤差、前段位相誤差を補正する。また、制
御信号により、後段アナログ信号処理回路9の利得及び
透過位相を変化させ、後段振幅誤差、後段位相誤差を補
正する。
【0115】このように、前段振幅誤差と前段位相誤差
と後段振幅誤差と後段位相誤差とを補正することによ
り、H/Wで2チャンネルの特性を一致させる必要がな
く、試験調整が容易であり、さらに部品の選別が不要と
なり歩留がよく、角度追尾性能が高いレーダ受信装置を
得ることができる。
【0116】実施例15 上記実施例では、スイッチ3とスイッチ4に入力する信
号が同振幅、同位相の場合を記載しているが、スイッチ
3とスイッチ4とに入力する信号の振幅位相が異なった
場合であっても、振幅差、位相差が既知の値であり、振
幅誤差、位相誤差の検出時に信号処理器11の演算で補
正することにより同様の動作が期待できる。
【0117】実施例16 上記実施例では、スイッチ4に入力する信号の振幅また
は位相のみを変化させた場合を記載しているが、振幅、
位相の両方が変化する場合であっても、振幅変化、位相
変化が既知の値であり、振幅誤差、位相誤差の検出時に
信号処理器11の演算で補正することにより同様の動作
が期待できる。
【0118】実施例17 上記実施例では、差信号チャンネルに入力する信号の振
幅または位相を変化させた場合を記載しているが、和信
号チャンネルに入力する信号の振幅または位相を変化さ
せた場合であっても、同様の動作が期待できる。
【0119】実施例18 上記実施例では、差信号チャンネルの利得、透過位相を
変化させて振幅誤差、位相誤差を調整する場合を記載し
ているが、和信号チャンネルの利得、透過位相を変化さ
せて振幅誤差、位相誤差を調整する場合であっても、同
様の動作が期待できる。
【0120】実施例19 上記実施例では、2チャンネルのレーダ受信装置に利用
した場合を記載しているが、その他、多チャンネルのレ
ーダ受信装置の2チャンネルが上記実施例の構成をとっ
たものに対しても利用できることは言うまでもない。
【0121】
【発明の効果】この発明におけるレーダ受信装置は、擬
似信号発生器と電力分配器と入力切換のためのスイッチ
とを備え、入力のスイッチを切換え擬似信号を入力して
2個の前段アナログ信号処理回路の利得誤差と透過位相
誤差とを検出し、信号処理演算により補正できる構成と
なっているので、2チャンネルの前段アナログ信号処理
回路の利得、透過位相をH/Wで一致させる必要がな
く、試験調整が容易であり、さらに部品の選別が不要と
なり歩留がよく、角度追尾性能が高いレーダ受信装置を
得ることができる。
【0122】また、この発明におけるレーダ受信装置
は、擬似信号発生器と電力分配器と入力切換のためのス
イッチと利得透過位相調整機能を持つ前段アナログ信号
処理回路とを備え、入力のスイッチを切換えることによ
り、擬似信号を入力して2個の前段アナログ信号処理回
路の利得誤差と透過位相誤差とを検出し、制御信号を用
いて補正できる構成となっているので、2チャンネルの
前段アナログ信号処理回路の利得、透過位相をH/Wで
一致させる必要がなく、試験調整が容易であり、さらに
部品の選別が不要となり歩留がよく、角度追尾性能が高
いレーダ受信装置を得ることができる。
【0123】また、この発明におけるレーダ受信装置
は、擬似信号発生器と電力分配器と入力切換のためのス
イッチと移相器とを備え、スイッチと移相器を切換える
ことにより2種類の擬似信号を入力して2個の前段アナ
ログ信号処理回路の利得誤差と透過位相誤差と2個の後
段アナログ信号処理回路の利得誤差と透過位相誤差とを
検出し、信号処理演算により補正できる構成となってい
るので、2チャンネルの前段アナログ信号処理回路及び
後段アナログ信号処理回路の利得、透過位相をH/Wで
一致させる必要がなく、試験調整が容易であり、さらに
部品の選別が不要となり歩留がよく、角度追尾性能が高
いレーダ受信装置を得ることができる。
【0124】また、この発明におけるレーダ受信装置
は、擬似信号発生器と電力分配器と入力切換のためのス
イッチと移相器と利得透過位相調整機能を持つ前段アナ
ログ信号処理回路とを備え、スイッチと移相器を切換え
ることにより2種類の擬似信号を入力して2個の前段ア
ナログ信号処理回路の利得誤差と透過位相誤差と2個の
後段アナログ信号処理回路の利得誤差と透過位相誤差と
を検出し、信号処理演算及び制御信号により補正できる
構成となっているので、2チャンネルの前段アナログ信
号処理回路及び後段アナログ信号処理回路の利得、透過
位相をH/Wで一致させる必要がなく、試験調整が容易
であり、さらに部品の選別が不要となり歩留がよく、角
度追尾性能が高いレーダ受信装置を得ることができる。
【0125】また、この発明におけるレーダ受信装置
は、擬似信号発生器と電力分配器と入力切換のためのス
イッチと移相器と利得透過位相調整機能を持つ後段アナ
ログ信号処理回路とを備え、スイッチと移相器を切換え
ることにより2種類の擬似信号を入力して2個の前段ア
ナログ信号処理回路の利得誤差と透過位相誤差と2個の
後段アナログ信号処理回路の利得誤差と透過位相誤差と
を検出し、信号処理演算及び制御信号により補正できる
構成となっているので、2チャンネルの前段アナログ信
号処理回路及び後段アナログ信号処理回路の利得、透過
位相をH/Wで一致させる必要がなく、試験調整が容易
であり、さらに部品の選別が不要となり歩留がよく、角
度追尾性能が高いレーダ受信装置を得ることができる。
【0126】また、この発明におけるレーダ受信装置
は、擬似信号発生器と電力分配器と入力切換のためのス
イッチと移相器と利得透過位相調整機能を持つ前段アナ
ログ信号処理回路と利得透過位相調整機能を持つ後段ア
ナログ信号処理回路とを備え、スイッチと移相器を切換
えることにより2種類の擬似信号を入力して2個の前段
アナログ信号処理回路の利得誤差と透過位相誤差と2個
の後段アナログ信号処理回路の利得誤差と透過位相誤差
とを検出し、制御信号により補正できる構成となってい
るので、2チャンネルの前段アナログ信号処理回路及び
後段アナログ信号処理回路の利得、透過位相をH/Wで
一致させる必要がなく、試験調整が容易であり、さらに
部品の選別が不要となり歩留がよく、角度追尾性能が高
いレーダ受信装置を得ることができる。
【0127】また、この発明におけるレーダ受信装置
は、擬似信号発生器と電力分配器と入力切換のためのス
イッチと可変減衰器とを備え、スイッチと可変減衰器を
切換えることにより2種類の擬似信号を入力して2個の
前段アナログ信号処理回路の利得誤差と透過位相誤差と
2個の後段アナログ信号処理回路の利得誤差と透過位相
誤差とを検出し、信号処理演算により補正できる構成と
この発明におけるレーダ受信装置は、擬似信号により振
幅誤差、移相誤差を補正できる構成となっているので、
2チャンネルの前段アナログ信号処理回路及び後段アナ
ログ信号処理回路の利得、透過位相をH/Wで一致させ
る必要がなく、試験調整が容易であり、さらに部品の選
別が不要となり歩留がよく、角度追尾性能が高いレーダ
受信装置を得ることができる。
【0128】また、この発明におけるレーダ受信装置
は、擬似信号発生器と電力分配器と入力切換のためのス
イッチと可変減衰器と利得透過位相調整機能を持つ前段
アナログ信号処理回路とを備え、スイッチと可変減衰器
を切換えることにより2種類の擬似信号を入力して2個
の前段アナログ信号処理回路の利得誤差と透過位相誤差
と2個の後段アナログ信号処理回路の利得誤差と透過位
相誤差とを検出し、信号処理演算及び制御信号により補
正できる構成となっているので、2チャンネルの前段ア
ナログ信号処理回路及び後段アナログ信号処理回路の利
得、透過位相をH/Wで一致させる必要がなく、試験調
整が容易であり、さらに部品の選別が不要となり歩留が
よく、角度追尾性能が高いレーダ受信装置を得ることが
できる。
【0129】また、この発明におけるレーダ受信装置
は、擬似信号発生器と電力分配器と入力切換のためのス
イッチと可変減衰器と利得透過位相調整機能を持つ後段
アナログ信号処理回路とを備え、スイッチと可変減衰器
を切換えることにより2種類の擬似信号を入力して2個
の前段アナログ信号処理回路の利得誤差と透過位相誤差
と2個の後段アナログ信号処理回路の利得誤差と透過位
相誤差とを検出し、信号処理演算及び制御信号により補
正できる構成となっているので、2チャンネルの前段ア
ナログ信号処理回路及び後段アナログ信号処理回路の利
得、透過位相をH/Wで一致させる必要がなく、試験調
整が容易であり、さらに部品の選別が不要となり歩留が
よく、角度追尾性能が高いレーダ受信装置を得ることが
できる。
【0130】また、この発明におけるレーダ受信装置
は、擬似信号発生器と電力分配器と入力切換のためのス
イッチと可変減衰器と利得透過位相調整機能を持つ前段
アナログ信号処理回路と利得透過位相調整機能を持つ後
段アナログ信号処理回路とを備え、スイッチと可変減衰
器を切換えることにより2種類の擬似信号を入力して2
個の前段アナログ信号処理回路の利得誤差と透過位相誤
差と2個の後段アナログ信号処理回路の利得誤差と透過
位相誤差とを検出し、制御信号により補正できる構成と
なっているので、2チャンネルの前段アナログ信号処理
回路及び後段アナログ信号処理回路の利得、透過位相を
H/Wで一致させる必要がなく、試験調整が容易であ
り、さらに部品の選別が不要となり歩留がよく、角度追
尾性能が高いレーダ受信装置を得ることができる。
【0131】また、この発明におけるレーダ受信装置
は、擬似信号発生器と電力分配器と入力切換のためのス
イッチと擬似信号を入切するためのスイッチとを備え、
スイッチを切換えることにより2種類の擬似信号を入力
して2個の前段アナログ信号処理回路の利得誤差と透過
位相誤差と2個の後段アナログ信号処理回路の利得誤差
と透過位相誤差とを検出し、信号処理演算により補正で
きる構成となっているので、2チャンネルの前段アナロ
グ信号処理回路及び後段アナログ信号処理回路の利得、
透過位相をH/Wで一致させる必要がなく、試験調整が
容易であり、さらに部品の選別が不要となり歩留がよ
く、角度追尾性能が高いレーダ受信装置を得ることがで
きる。
【0132】また、この発明におけるレーダ受信装置
は、擬似信号発生器と電力分配器と入力切換のためのス
イッチと擬似信号を入切するためのスイッチと利得透過
位相調整機能を持つ前段アナログ信号処理回路とを備
え、スイッチを切換えることにより2種類の擬似信号を
入力して2個の前段アナログ信号処理回路の利得誤差と
透過位相誤差と2個の後段アナログ信号処理回路の利得
誤差と透過位相誤差とを検出し、信号処理演算及び制御
信号により補正できる構成となっているので、2チャン
ネルの前段アナログ信号処理回路及び後段アナログ信号
処理回路の利得、透過位相をH/Wで一致させる必要が
なく、試験調整が容易であり、さらに部品の選別が不要
となり歩留がよく、角度追尾性能が高いレーダ受信装置
を得ることができる。
【0133】また、この発明におけるレーダ受信装置
は、擬似信号発生器と電力分配器と入力切換のためのス
イッチと擬似信号を入切するためのスイッチと利得透過
位相調整機能を持つ後段アナログ信号処理回路とを備
え、スイッチと可変減衰器を切換えることにより2種類
の擬似信号を入力して2個の前段アナログ信号処理回路
の利得誤差と透過位相誤差と2個の後段アナログ信号処
理回路の利得誤差と透過位相誤差とを検出し、信号処理
演算及び制御信号により補正できる構成となっているの
で、2チャンネルの前段アナログ信号処理回路及び後段
アナログ信号処理回路の利得、透過位相をH/Wで一致
させる必要がなく、試験調整が容易であり、さらに部品
の選別が不要となり歩留がよく、角度追尾性能が高いレ
ーダ受信装置を得ることができる。
【0134】また、この発明におけるレーダ受信装置
は、擬似信号発生器と電力分配器と入力切換のためのス
イッチと擬似信号を入切するためのスイッチと利得透過
位相調整機能を持つ前段アナログ信号処理回路と利得透
過位相調整機能を持つ後段アナログ信号処理回路とを備
え、スイッチと可変減衰器を切換えることにより2種類
の擬似信号を入力して2個の前段アナログ信号処理回路
の利得誤差と透過位相誤差と2個の後段アナログ信号処
理回路の利得誤差と透過位相誤差とを検出し、制御信号
により補正できる構成となっているので、2チャンネル
の前段アナログ信号処理回路及び後段アナログ信号処理
回路の利得、透過位相をH/Wで一致させる必要がな
く、試験調整が容易であり、さらに部品の選別が不要と
なり歩留がよく、角度追尾性能が高いレーダ受信装置を
得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例のレーダ受信装置の構成を
示すブロック図である。
【図2】この発明の他の実施例のレーダ受信装置の構成
を示すブロック図である。
【図3】この発明の他の実施例のレーダ受信装置の構成
を示すブロック図である。
【図4】この発明の他の実施例のレーダ受信装置の構成
を示すブロック図である。
【図5】この発明の他の実施例のレーダ受信装置の構成
を示すブロック図である。
【図6】この発明の他の実施例のレーダ受信装置の構成
を示すブロック図である。
【図7】この発明の他の実施例のレーダ受信装置の構成
を示すブロック図である。
【図8】この発明の他の実施例のレーダ受信装置の構成
を示すブロック図である。
【図9】この発明の他の実施例のレーダ受信装置の構成
を示すブロック図である。
【図10】この発明の他の実施例のレーダ受信装置の構
成を示すブロック図である。
【図11】この発明の他の実施例のレーダ受信装置の構
成を示すブロック図である。
【図12】この発明の他の実施例のレーダ受信装置の構
成を示すブロック図である。
【図13】この発明の他の実施例のレーダ受信装置の構
成を示すブロック図である。
【図14】この発明の他の実施例のレーダ受信装置の構
成を示すブロック図である。
【図15】従来のこの種のレーダ受信装置の構成を示す
ブロック図である。
【符号の説明】
2 モノパルスコンパレータ 3 スイッチ 4 スイッチ 5a 前段アナログ信号処理回路 5b 前段アナログ信号処理回路 6 外部制御により利得調整、位相調整機能を持つ前段
アナログ信号処理回路 7 90度ハイブリッド 8a 後段アナログ信号処理回路 8b 後段アナログ信号処理回路 9 外部制御により利得調整、位相調整機能を持つ後段
アナログ信号処理回路 10 A/D変換器 11 信号処理器 12 擬似信号発振器 13 電力分配器 14 移相器 15 可変減衰器 16 スイッチ

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アンテナに接続されるモノパルスコンパ
    レータと、モノパルスコンパレータの出力端子に接続さ
    れる2個のスイッチと、2個のスイッチのそれぞれに接
    続される2個の前段アナログ信号処理回路と、2個の前
    段アナログ信号処理回路に接続される90度ハイブリッ
    ドと、90度ハイブリッドに接続される2個の後段アナ
    ログ信号処理回路と、2個の後段アナログ信号処理回路
    にそれぞれ接続される2個のアナログデータ/ディジタ
    ルデータ変換器と、2個のアナログデータ/ディジタル
    データ変換器に接続される信号処理器と、擬似信号発振
    器と、擬似信号発振器の出力信号を2分配し前記2個の
    スイッチに接続される電力分配器とを備えたことを特徴
    とするレーダ受信装置。
  2. 【請求項2】 アンテナに接続されるモノパルスコンパ
    レータと、モノパルスコンパレータの出力端子に接続さ
    れる2個のスイッチと、2個のスイッチのそれぞれに接
    続され、2個のうち両方又はどちらか一方の内部に信号
    処理器からの制御信号により利得及び位相の調整する機
    能を持つ2個の前段アナログ信号処理回路と、2個の前
    段アナログ信号処理回路に接続される90度ハイブリッ
    ドと、90度ハイブリッドに接続される2個の後段アナ
    ログ信号処理回路と、2個の後段アナログ信号処理回路
    にそれぞれ接続される2個のアナログデータ/ディジタ
    ルデータ変換器と、2個のアナログデータ/ディジタル
    データ変換器に接続される信号処理器と、擬似信号発振
    器と、擬似信号発振器の出力信号を2分配し前記2個の
    スイッチに接続される電力分配器とを備えたことを特徴
    とするレーダ受信装置。
  3. 【請求項3】 アンテナに接続されるモノパルスコンパ
    レータと、モノパルスコンパレータの出力端子に接続さ
    れる2個のスイッチと、2個のスイッチのそれぞれに接
    続される2個の前段アナログ信号処理回路と、2個の前
    段アナログ信号処理回路に接続される90度ハイブリッ
    ドと、90度ハイブリッドに接続される2個の後段アナ
    ログ信号処理回路と、2個の後段アナログ信号処理回路
    にそれぞれ接続される2個のアナログデータ/ディジタ
    ルデータ変換器と、2個のアナログデータ/ディジタル
    データ変換器に接続される信号処理器と、擬似信号発振
    器と、擬似信号発振器の出力信号を2分配し前記2個の
    スイッチの一方に接続される電力分配器と、電力分配器
    と前記2個のスイッチのうちの電力分配器の接続されて
    いないスイッチとに接続される移相器とを備えたことを
    特徴とするレーダ受信装置。
  4. 【請求項4】 アンテナに接続されるモノパルスコンパ
    レータと、モノパルスコンパレータの出力端子に接続さ
    れる2個のスイッチと、2個のスイッチのそれぞれに接
    続され、2個のうち両方又はどちらか一方に信号処理器
    からの制御信号により利得及び位相の調整する機能を持
    つ2個の前段アナログ信号処理回路と、2個の前段アナ
    ログ信号処理回路に接続される90度ハイブリッドと、
    90度ハイブリッドに接続される2個の後段アナログ信
    号処理回路と、2個の後段アナログ信号処理回路にそれ
    ぞれ接続される2個のアナログデータ/ディジタルデー
    タ変換器と、2個のアナログデータ/ディジタルデータ
    変換器に接続される信号処理器と、擬似信号発振器と、
    擬似信号発振器の出力信号を2分配し前記2個のスイッ
    チの一方に接続される電力分配器と、電力分配器と前記
    2個のスイッチのうちの電力分配器の接続されていない
    スイッチとに接続される移相器とを備えたことを特徴と
    するレーダ受信装置。
  5. 【請求項5】 アンテナに接続されるモノパルスコンパ
    レータと、モノパルスコンパレータの出力端子に接続さ
    れる2個のスイッチと、2個のスイッチのそれぞれに接
    続される2個の前段アナログ信号処理回路と、2個の前
    段アナログ信号処理回路に接続される90度ハイブリッ
    ドと、90度ハイブリッドに接続され、2個のうち両方
    又はどちらか一方に信号処理器からの制御信号により利
    得及び位相の調整する機能を持つ2個の後段アナログ信
    号処理回路と、2個の後段アナログ信号処理回路にそれ
    ぞれ接続される2個のアナログデータ/ディジタルデー
    タ変換器と、2個のアナログデータ/ディジタルデータ
    変換器に接続される信号処理器と、擬似信号発振器と、
    擬似信号発振器の出力信号を2分配し前記2個のスイッ
    チの一方に接続される電力分配器と、電力分配器と前記
    2個のスイッチのうちの電力分配器の接続されていない
    スイッチとに接続される移相器とを備えたことを特徴と
    するレーダ受信装置。
  6. 【請求項6】 アンテナに接続されるモノパルスコンパ
    レータと、モノパルスコンパレータの出力端子に接続さ
    れる2個のスイッチと、2個のスイッチのそれぞれに接
    続され、2個のうち両方又はどちらか一方に信号処理器
    からの制御信号により利得及び位相の調整する機能を持
    つ2個の前段アナログ信号処理回路と、2個の前段アナ
    ログ信号処理回路に接続される90度ハイブリッドと、
    90度ハイブリッドに接続され、2個のうち両方又はど
    ちらか一方に信号処理器からの制御信号により利得及び
    位相の調整する機能を持つ2個の後段アナログ信号処理
    回路と、2個の後段アナログ信号処理回路にそれぞれ接
    続される2個のアナログデータ/ディジタルデータ変換
    器と、2個のアナログデータ/ディジタルデータ変換器
    に接続される信号処理器と、擬似信号発振器と、擬似信
    号発振器の出力信号を2分配し前記2個のスイッチの一
    方に接続される電力分配器と、電力分配器と前記2個の
    スイッチのうちの電力分配器の接続されていないスイッ
    チとに接続される移相器とを備えたことを特徴とするレ
    ーダ受信装置。
  7. 【請求項7】 アンテナに接続されるモノパルスコンパ
    レータと、モノパルスコンパレータの出力端子に接続さ
    れる2個のスイッチと、2個のスイッチのそれぞれに接
    続される2個の前段アナログ信号処理回路と、2個の前
    段アナログ信号処理回路に接続される90度ハイブリッ
    ドと、90度ハイブリッドに接続される2個の後段アナ
    ログ信号処理回路と、2個の後段アナログ信号処理回路
    にそれぞれ接続される2個のアナログデータ/ディジタ
    ルデータ変換器と、2個のアナログデータ/ディジタル
    データ変換器に接続される信号処理器と、擬似信号発振
    器と、擬似信号発振器の出力信号を2分配し前記2個の
    スイッチの一方に接続される電力分配器と、電力分配器
    と前記2個のスイッチのうちの電力分配器の接続されて
    いないスイッチとに接続される可変減衰器とを備えたこ
    とを特徴とするレーダ受信装置。
  8. 【請求項8】 アンテナに接続されるモノパルスコンパ
    レータと、モノパルスコンパレータの出力端子に接続さ
    れる2個のスイッチと、2個のスイッチのそれぞれに接
    続され、2個のうち両方又はどちらか一方に信号処理器
    からの制御信号により利得及び位相の調整する機能を持
    つ2個の前段アナログ信号処理回路と、2個の前段アナ
    ログ信号処理回路に接続される90度ハイブリッドと、
    90度ハイブリッドに接続される2個の後段アナログ信
    号処理回路と、2個の後段アナログ信号処理回路にそれ
    ぞれ接続される2個のアナログデータ/ディジタルデー
    タ変換器と、2個のアナログデータ/ディジタルデータ
    変換器に接続される信号処理器と、擬似信号発振器と、
    擬似信号発振器の出力信号を2分配し前記2個のスイッ
    チの一方に接続される電力分配器と、電力分配器と前記
    2個のスイッチのうちの電力分配器の接続されていない
    スイッチとに接続される可変減衰器とを備えたことを特
    徴とするレーダ受信装置。
  9. 【請求項9】 アンテナに接続されるモノパルスコンパ
    レータと、モノパルスコンパレータの出力端子に接続さ
    れる2個のスイッチと、2個のスイッチのそれぞれに接
    続される2個の前段アナログ信号処理回路と、2個の前
    段アナログ信号処理回路に接続される90度ハイブリッ
    ドと、90度ハイブリッドに接続され、2個のうち両方
    又はどちらか一方に信号処理器からの制御信号により利
    得及び位相の調整する機能を持つ2個の後段アナログ信
    号処理回路と、2個の後段アナログ信号処理回路にそれ
    ぞれ接続される2個のアナログデータ/ディジタルデー
    タ変換器と、2個のアナログデータ/ディジタルデータ
    変換器に接続される信号処理器と、擬似信号発振器と、
    擬似信号発振器の出力信号を2分配し前記2個のスイッ
    チの一方に接続される電力分配器と、電力分配器と前記
    2個のスイッチのうちの電力分配器の接続されていない
    スイッチとに接続される可変減衰器とを備えたことを特
    徴とするレーダ受信装置。
  10. 【請求項10】 アンテナに接続されるモノパルスコン
    パレータと、モノパルスコンパレータの出力端子に接続
    される2個のスイッチと、2個のスイッチのそれぞれに
    接続され、2個のうち両方又はどちらか一方に信号処理
    器からの制御信号により利得及び位相の調整する機能を
    持つ2個の前段アナログ信号処理回路と、2個の前段ア
    ナログ信号処理回路に接続される90度ハイブリッド
    と、90度ハイブリッドに接続され、2個のうち両方又
    はどちらか一方に信号処理器からの制御信号により利得
    及び位相の調整する機能を持つ2個の後段アナログ信号
    処理回路と、2個の後段アナログ信号処理回路にそれぞ
    れ接続される2個のアナログデータ/ディジタルデータ
    変換器と、2個のアナログデータ/ディジタルデータ変
    換器に接続される信号処理器と、擬似信号発振器と、擬
    似信号発振器の出力信号を2分配し前記2個のスイッチ
    の一方に接続される電力分配器と、電力分配器と前記2
    個のスイッチのうちの電力分配器の接続されていないス
    イッチとに接続される可変減衰器とを備えたことを特徴
    とするレーダ受信装置。
  11. 【請求項11】 アンテナに接続されるモノパルスコン
    パレータと、モノパルスコンパレータの出力端子に接続
    される2個のスイッチと、2個のスイッチのそれぞれに
    接続される2個の前段アナログ信号処理回路と、2個の
    前段アナログ信号処理回路に接続される90度ハイブリ
    ッドと、90度ハイブリッドに接続される2個の後段ア
    ナログ信号処理回路と、2個の後段アナログ信号処理回
    路にそれぞれ接続される2個のアナログデータ/ディジ
    タルデータ変換器と、2個のアナログデータ/ディジタ
    ルデータ変換器に接続される信号処理器と、擬似信号発
    振器と、擬似信号発振器の出力信号を2分配し前記2個
    のスイッチの一方に接続される電力分配器と、電力分配
    器と前記2個のスイッチのうちの電力分配器の接続され
    ていないスイッチとに接続されるスイッチとを備えたこ
    とを特徴とするレーダ受信装置。
  12. 【請求項12】 アンテナに接続されるモノパルスコン
    パレータと、モノパルスコンパレータの出力端子に接続
    される2個のスイッチと、2個のスイッチのそれぞれに
    接続され、2個のうち両方又はどちらか一方に信号処理
    器からの制御信号により利得及び位相の調整する機能を
    持つ2個の前段アナログ信号処理回路と、2個の前段ア
    ナログ信号処理回路に接続される90度ハイブリッド
    と、90度ハイブリッドに接続される2個の後段アナロ
    グ信号処理回路と、2個の後段アナログ信号処理回路に
    それぞれ接続される2個のアナログデータ/ディジタル
    データ変換器と、2個のアナログデータ/ディジタルデ
    ータ変換器に接続される信号処理器と、擬似信号発振器
    と、擬似信号発振器の出力信号を2分配し前記2個のス
    イッチの一方に接続される電力分配器と、電力分配器と
    前記2個のスイッチのうちの電力分配器の接続されてい
    ないスイッチとに接続されるスイッチとを備えたことを
    特徴とするレーダ受信装置。
  13. 【請求項13】 アンテナに接続されるモノパルスコン
    パレータと、モノパルスコンパレータの出力端子に接続
    される2個のスイッチと、2個のスイッチのそれぞれに
    接続される2個の前段アナログ信号処理回路と、2個の
    前段アナログ信号処理回路に接続される90度ハイブリ
    ッドと、90度ハイブリッドに接続され、2個のうち両
    方又はどちらか一方に信号処理器からの制御信号により
    利得及び位相の調整する機能を持つ2個の後段アナログ
    信号処理回路と、2個の後段アナログ信号処理回路にそ
    れぞれ接続される2個のアナログデータ/ディジタルデ
    ータ変換器と、2個のアナログデータ/ディジタルデー
    タ変換器に接続される信号処理器と、擬似信号発振器
    と、擬似信号発振器の出力信号を2分配し前記2個のス
    イッチの一方に接続される電力分配器と、電力分配器と
    前記2個のスイッチのうちの電力分配器の接続されてい
    ないスイッチとに接続されるスイッチとを備えたことを
    特徴とするレーダ受信装置。
  14. 【請求項14】 アンテナに接続されるモノパルスコン
    パレータと、モノパルスコンパレータの出力端子に接続
    される2個のスイッチと、2個のスイッチのそれぞれに
    接続され、2個のうち両方又はどちらか一方に信号処理
    器からの制御信号により利得及び位相の調整する機能を
    持つ2個の前段アナログ信号処理回路と、2個の前段ア
    ナログ信号処理回路に接続される90度ハイブリッド
    と、90度ハイブリッドに接続され、2個のうち両方又
    はどちらか一方に信号処理器からの制御信号により利得
    及び位相の調整する機能を持つ2個の後段アナログ信号
    処理回路と、2個の後段アナログ信号処理回路にそれぞ
    れ接続される2個のアナログデータ/ディジタルデータ
    変換器と、2個のアナログデータ/ディジタルデータ変
    換器に接続される信号処理器と、擬似信号発振器と、擬
    似信号発振器の出力信号を2分配し前記2個のスイッチ
    の一方に接続される電力分配器と、電力分配器と前記2
    個のスイッチのうちの電力分配器の接続されていないス
    イッチとに接続される移相器とを備えたことを特徴とす
    るレーダ受信装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006226722A (ja) * 2005-02-15 2006-08-31 Mitsubishi Electric Corp 追尾受信機及び誤差情報生成方法及び通信装置
JP2008216070A (ja) * 2007-03-05 2008-09-18 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 追尾アンテナ装置、追尾制御方法およびそのプログラム
CN114779179A (zh) * 2022-06-20 2022-07-22 成都远望探测技术有限公司 一种基于气象雷达的抗饱和接收电路

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