JPS5832666A - 防食塗料組成物 - Google Patents

防食塗料組成物

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Publication number
JPS5832666A
JPS5832666A JP12965181A JP12965181A JPS5832666A JP S5832666 A JPS5832666 A JP S5832666A JP 12965181 A JP12965181 A JP 12965181A JP 12965181 A JP12965181 A JP 12965181A JP S5832666 A JPS5832666 A JP S5832666A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
polyester resin
unsaturated polyester
parts
glass flakes
weight
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP12965181A
Other languages
English (en)
Inventor
Akira Murakami
明 村上
Shunichi Sano
俊一 佐野
Masato Okajima
岡嶋 眞人
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NOF Corp
Original Assignee
NOF Corp
Nippon Oil and Fats Co Ltd
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Publication date
Application filed by NOF Corp, Nippon Oil and Fats Co Ltd filed Critical NOF Corp
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Publication of JPS5832666A publication Critical patent/JPS5832666A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、鉄構造物に対して優れた付着性と長期的な防
食性を与える防食塗料組成物に関する。
近年、船舶や橋梁、海洋構造物などの鉄構造物に対する
長期的な防食保護を目的として、ガラスフレークを不飽
和ポリエステル樹脂に混入した、いわゆるフレークライ
ニング材の使用が注目されている。
しかしながら、このフレークライニング材には、イ、素
材に対する接着性が劣る。
口1機械的な歪や衝撃あるいは熱ショックにより亀裂や
剥離などを生ずる。
と云う欠点があり、これを改良するため、少閂のシラン
カップリング剤を配合してガラス、フレークとポリエス
テル樹脂成分との間のなじみ易さを向上させ、付着力を
上げようとする試みがなされているが、完全なものは無
く、強い衝撃や熱ショックが加わると亀裂などが発生し
易いと云う問題がある。
本発明者らは、この問題を解決するため鋭意研究を行っ
た結果、γ−メタクリルオキシプロピルジメトキシメチ
ル7ランおよびビニルトリメトキシシランを用いること
が効果のあることを見出し、本発明を完成したものであ
る。
すなわち本発明は、接着性および耐衝撃性、耐熱ショッ
ク性に優れ、しかも防食性が良好なフレークライニング
材であって、其の要旨とする所は、不飽和ポリエステル
樹脂100重量部、ガラスフレー210〜70重量部、
有機過酸化物05〜15重量部、およびγ−メタクリル
オキンプロビルジメトキシメチル7ラン、ビニルトリメ
トキシ料組成物である。
以下、本発明の詳細な説明する。
本発明で使用する不飽和ポリエステル樹脂は、イノ7タ
ル酸系、ビスフェノール系の不飽和ポリエステル樹脂ま
たはエポキシアクリレート樹脂などであって、一般に市
販されているものの中から適宜選択して用いる。
また、本発明で使用する。ガラスフレークは、厚さ0,
1〜10ミクロン、大きさく最大長さ)30〜3000
ミクロンの鱗片状極薄ガラスフレークであって、上記不
飽和ポリエステル樹脂との混合組成物を素材に塗付した
場合、形成した硬化塗膜内でガラスフレークが素地に、
平行して層状に配列し、水分やイオンなどの透過物質の
素地への到達速度を著しく遅延させて長期間の防食効果
を発揮する。
ここで不飽和ポリエステル樹脂成分100重量部に対す
るガラスフレークの混合量を10〜70重量部としたの
は、ガラスフレークの混合量がlO重量部未□満では水
分やイオンなどの透過物質の到達速度遅延効果が期待で
きないためでちゃ、また70重量部を超える場合は連続
した塗膜を得ることができなくなるからである。
本発明で使用する有機過酸化物は、メチルエチルケトン
パーオキサイド、t−ブチルパーオキサイド、ベンゾイ
ルパーオキサイドなどの通常不飽和ポリエステル樹脂の
硬化剤として用いられる市販の有機過酸化物が使用可能
であって、これらの1種または2種以上の混合物を、不
飽和ポリエステル樹脂成分100重量部に対して05〜
1.5重量部の範囲で使用時に添加し使用する。
さらに本発明では、必須成分としてγ−メタクリルオキ
シプロビルジメトキ7メチルシランおよびビニルトリメ
トキシシランをそれぞれ単一または混合して使用する。
これらはいづれもいわゆるシラ/カップリング剤の1種
で、ガラスフレーク含有塗料組成物において、無機質材
料であるガラスフレークと有機質材料である不飽和ポリ
エステル樹脂との間のなじみ易さを向上させ、さらに化
学結合することによって塗膜の物理的化学的特性、特に
耐水性を向上させる。
ここで本発明者らがγ−メタクリルオキシプロピルジメ
トキシメチル7ランおよびビニルトリメトキシシランと
云う特定のシラ/カップリング剤を用いた理由は、従来
用いられている他の7ランカツプリング剤では、不飽和
ポリエステル樹脂成分とガラスフレークとの間を完全に
なじませることができず、上記樹脂成分とガラスフレー
クとの界面に部分的な空泡が生成するとかあるいは分散
が不均一で部分的にガラスフレークの集塊が残るなどの
塗膜欠陥部を生ずるため、機械的な歪や衝撃あるいは熱
ショックが与えられた場合、この塗膜欠陥部に応力が集
中し、その結果亀裂や剥離などが発生すると云う現象を
生ずるが、本発明で使用する上記シランカップリング剤
では、不飽和ポリエステル樹脂□成分とガラスフレーク
との間が完全になじむため、前記の如き塗膜欠陥が発生
せず、亀裂や剥離の現象を防止することができることを
見出したからである。これはγ−メタクリルオキシ シプロピルジメトキ孝メチルシランにあっては、γ−メ
タクリルオキシプロピルトリメトキシシラ/のメトキ7
基1個をメチル基に置換したことにより、また、ビニル
トリメトキシシランにあっては、ビニルトリエトキシシ
ラノのエトキシ基をメトキシ基に置換したことによるも
のと考えられる。
なおこれらの2種の特定のシラ/カップリング剤の添加
量を、不飽和ポリエステル樹脂100重量部に対し0.
01〜5重量部としたのは、001重量部未満では前述
のなじみ易さの改善効果が不十分であり、また5重量部
を超える場合、過剰のカップリング剤が防食性に悪影響
を与えるからである。
なお、本発明の防食塗料組成物では、前述する成分の他
、必要により着色顔料、体質顔料、たれ止剤、沈降防止
剤、反応触媒などを添加、使用することができる。
反応触媒を主剤に加えた、主剤と硬化剤から成る2液型
の2つの塗料形体で調整される。
以上説明したように、本発明の防食塗料組成物は付着性
、耐衝撃性、耐熱ショック性などに優れ九強社な塗膜強
度を示す防食塗膜を与えるものであって、橋梁、船舶ま
たは海洋構造物などの長期防食塗料として有用である。
以下、実施例、比較例により本発明の効果を更に詳細に
説明する。
なお、実施例、比較例において、部、係は重量部、重量
%を示す。
防食塗料組成物の製造 表1に配合を示す実施例1〜.6、比較例1〜3につい
て、主剤の内ガラスフレークとシランカップリング剤を
除く成分を、ロールミルに゛て練合摩砕した後、ディパ
ーを用いて撹拌しながらガラスフレークとシランカップ
リング剤を添加混合して主剤を作り、次いで硬化剤であ
るメチルエチルケトンパーオキサイドを加えて混合し、
更に添加剤のナフテン酸コバルト6チ溶液を加えて実施
例1〜6、比較例1〜3の防食塗料組成物を得た。
塗装および塗膜の性能試験 実施例1〜6、比較例1〜3の防食塗料組成物は、15
0X150X1.6閣の大きさのショツトブラスト処理
を行って黒皮、錆、油分を除去し・た軟鋼板(JIS−
G−3141)に、それぞれ乾燥塗膜厚1mになる如く
エアレススプレーし、20℃、75チR)lで7日間乾
燥した。
得られた塗膜の性能を表2に示す。
表2 表2の注 *lクロスカットを入れた試験片を、50℃にて、5幅
食塩水の噴霧を1500時間行う塩水噴霧試験による。
*2*lの塩水噴霧試験後の試験片について、1dの塗
面に2+a+間隔のスクラッチを入れたゴパン目試験に
よる。残存目数で表示、25目を満点とする。
*3. * 1の塩水噴霧試験後の試験片について、3
0°の折り曲げ試験による。
*4.−50℃のメチルアルコール浸漬10分、+50
℃の蒸溜水浸漬10分を1サイクルとする冷・熱サイク
ル試験を行い、塗膜にキレンを生ずる迄のサイクル数で
示す。
*590℃の蒸溜水に浸漬し、塗膜に発錆、フクレ、剥
離等の塗膜異常が表われる迄の時間で示す。
表2から明らかな如く、実施例は付着性、可撓性、耐熱
ショック性に秀で、耐塩水噴霧性、耐食性も良好である
が、比較例は回帰性、付着性が悪く耐熱ショック性も実
施例の大約1/2以下であり、耐塩水噴霧性、耐食性も
不良である。
以上の如く、本発明の防食塗料組成物は、付着性が良好
のうえ、塗膜も丈夫で、かつ耐食性に優れたものであっ
て産業上有用なものである。
′、) 特許出願人  日本油脂株式会社

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 不飽和ポリエステル樹脂100重量部、ガラスフレー2
    10〜70重量部、有機過酸化物05〜15重量部、お
    よびγ−メタクリルオキシプロビルジメトキ7メチル7
    ラン、ビニルトリメトキシシランのいづれか1種または
    両種の混合物001〜5重量部から成る組成物を主成分
    とする防食塗料組成物。
JP12965181A 1981-08-19 1981-08-19 防食塗料組成物 Pending JPS5832666A (ja)

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JP12965181A JPS5832666A (ja) 1981-08-19 1981-08-19 防食塗料組成物

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JPS5832666A true JPS5832666A (ja) 1983-02-25

Family

ID=15014781

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6227475A (ja) * 1985-07-30 1987-02-05 Nippon Paint Co Ltd メタリツク塗料組成物
JPS62141234U (ja) * 1986-02-27 1987-09-05

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6227475A (ja) * 1985-07-30 1987-02-05 Nippon Paint Co Ltd メタリツク塗料組成物
JPS62141234U (ja) * 1986-02-27 1987-09-05
JPH0450546Y2 (ja) * 1986-02-27 1992-11-27

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