JPH04505344A - 一酸化炭素およびオレフィン性不飽和モノマーのコポリマー製の細長い物体およびその製造方法 - Google Patents

一酸化炭素およびオレフィン性不飽和モノマーのコポリマー製の細長い物体およびその製造方法

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JPH04505344A JP2508446A JP50844690A JPH04505344A JP H04505344 A JPH04505344 A JP H04505344A JP 2508446 A JP2508446 A JP 2508446A JP 50844690 A JP50844690 A JP 50844690A JP H04505344 A JPH04505344 A JP H04505344A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 2、弾性率が少なくとも22GPaであることを特徴とする請求項1記載の物体 。
3、引張り強さが少なくとも1.20Paであり、弾性率が少なくとも30GP aであることを特徴とする請求項1または2記載の物体。
4、引張り強さが少なくとも1.5GPaであり、弾性率が少なくとも40GP aであることを特徴とする請求項1〜301つに記載の物体。
5、引張り強さが少なくとも2.0GPaであることを特徴とする請求項】記載 の物体。
6、コポリマーが一酸化炭素一エテンコポリマーであることを特徴とする請求項 1〜501つに記載の物体。
7、コポリマーの固有粘度が少なくともldl/gであることを特徴とする請求 項1〜6の1つに記載の物体。
8、延伸により配向している、−酸化炭素およびオレフィン性不飽和モノマーの 交互コポリマーから細長い物体を製造する方法であって、 該コポリマーが適当な溶媒に溶解され、得られた溶液が該溶液の溶解点より高い 温度で該溶液からなる物体に転化され、 該溶液からなる物体が、該コポリマーからなる溶媒含有物体に転化され、 全部または一部の溶媒が、該コポリマーからなる溶媒含有物体から除去され、次 いで 少なくともこのようにして得られた物体または該コポリマーからなる溶媒含有物 体が高温で延伸されることを特徴とする一酸化炭素およびオレフィン性不飽和モ ノマーの交互コポリマー製の細長い物体の製造方法。
9.コポリマーが一酸化炭素−エテンコポリマーであることを特徴とする請求項 8記載の方法。
10、コポリマーの固有粘度が少なくとも1617gであることを特徴とする請 求項8または9記載の方法。
11、m媒の双極子モーメントが3X10−”クーロン・メートルと9X10− ”°クーロン・メートルとの間であり、溶媒のヒルデブランド溶解iパラメータ が16MPa−”t& 27MP a −、”との間であることを特徴とする請 求項8〜10の1つに記載の方法。
12、溶媒がへ牛すフルオロインブロパノール、m−クレゾール、フェノール、 ビロール、2−クロロフェノールおよび3−クロロフェノールからなる群から選 択されることを特徴とする請求項11記載の方法。
13、溶液中のコポリマー濃度が0.5重量%と5o重量%との間であることを 特徴とする請求項8〜12の1つに記載の方法。
14、溶液中のコポリマー濃度が2重量%と35重量%との間であることを特徴 とする請求項13記載の方法。
15、ゲル化溶媒が用いられ、溶液からなる物体が溶液のゲル化点より低(冷却 されることを特徴とする請求項8記載の方法。
16、延伸が開始される際に、物体が依然として0.1〜10重量%の溶媒を含 有していることを特徴とする請求項8〜15の1つに記載の方法。
17、延伸が、少なくとも16GPaの弾性率を有する物体を得るのに充分な延 伸変まで行われることを特徴とする請求項8〜16の1つに記載の方法。
18、延伸が、二軸的に、および少なくとも一方向には、その方向において少な くとも0.3GPaの引張り強さおよび少なくとも3.50Paの弾性率を有す る物体を得るのに充分な延伸度まで行われることを特徴とする請求項8〜16の 1つに記載の方法。
19、引張り強さが少なくとも0.5GPaであり、弾性率が少なくとも5GP aであることを特徴とする請求項18記載の方法。
20、二軸延伸により二方向に配回しており、少なくとも一方向において少なく とも0.3GPaの引張り強さおよび少なくとも3゜5GPaの弾性率を有する ことを特徴とする、配向した一酸化炭素コポリマー製の物体。
21、引張り強さが少なくとも0.5GPaであり、弾性率が少なくとも5GP aであることを特徴とする請求項20記載の物体。
22、実施例により実質的に記述され、説明されている方法。
23、実施例により実質的に記述され、説明されている物体。
明細書 一酸化炭素およびオレフィン性不飽和モノマーのコポリマー製の細長い物体およ びその製造方法本発明は、−酸化炭素およびオレフィン性不飽和モノマーの配向 交互コポリマー製の細長い物体に関する。
欧州特許公開第310.171号は、−酸化炭素COおよび1種またはそれ以上 のオレフィン性不飽和成分の交互コポリマーの繊維が溶融コポリマーから紡糸さ れ、延伸により配向した、この種の物体を開示している。
これらの繊維の引張り強さは数多くの用途に適しているが、その弾性率は相変わ らず他の多くのポリマー繊維がこのような引張り強さに関連して有する値より低 い。欧州特許公開第310.171号だけが繊維の曲げ弾性率の値について述べ ていることに留意すべきである。この弾性率は、通常、矩形の棒状物について、 繊維には適用できないASTM標準D7e0−86のような方法に従って測定さ れる。欧州特許公開第310.171号はこれを詳しく説明していないが、おそ らく用語「曲げ弾性率」は、ここでは繊維に対して、ASTMIII準D790 −89のような上記方法により曲げ弾性率を測定する場合と同様、初期モジュラ スではなく、曲線の直線部分における正接モジ二ラスを表すことを示すために用 いられている。
それらの比較的低い曲げ弾性率は、公知の繊維を、引張り強さは適当であるが高 い弾性率が必要な用途には不向きにする。このような用途の例は、複合材料の強 化成分および物体の衝撃強さの向上である。
さて、本発明は一酸化炭素およびオレフィン性不飽和成分のコポリマー製の細長 い物体を提供するが、その弾性率は少なくとも16GPa、好ましくは少なくと も220Paである。より好ましくは、この物体の引張り強さは少なくとも1. 20Paであり、弾性率は少なくとも30GPaであり、特に好ましくは、これ らのパラメータは、それぞれ少なくとも1.5GPaおよび40GPaである。
引張り強さの特定の値に対して、本発明による物体の弾性率は、コポリマー製の 公知の配向物体の場合よりかなり高い。
また、本発明は一酸化炭素およびオレフィン性不飽和成分のコポリマー製の高い 引張り強さを有する細長い物体を提供するが、好ましくはこの引張り強さは少な くとも2GPaである。
細長い物体は、少なくとも一方向の寸法が他の方向のうち少なくとも一方におけ る寸法よりもかなり大きいような物体であると理解される。このような物体の例 は、繊維、糸、テープおよびフィルムである。本発明による物体は、例えば延伸 により、少なくとも一方向に配向している。
一酸化炭素とオレフィン性不飽和成分との交互コポリマーは、以下ではCOコポ リマーと呼ばれるが、実質的には、−酸化炭素単位と交互に存在するオレフィン 性不飽和モノマー単位から誘導される1つの単位から構成されるコポリマーであ る。したがって、各成分の割合は50mo1%である。また、これは、この種の コポリマーにおいてCO単位が取り得る最大の割合でもある。本発明の枠内では 、このコポリマーが少なくとも48mo1%程度のCO単位から構成されていれ ば、該コポリマーは、やはり交互コポリマーと呼ばれる。欧州特許公開第310 .171号に開示されているように、使用されるオレフィン性不飽和成分は、例 えば、エタン、プロパンおよびより高級のアルケン類またはその混合物とするこ とができる。
COコポリマーの特性は、使用したオレフィン性不飽和モノマーに依存する。オ レフィン性部分におけるエデンの割合が少なくとも95mo 1%であるような COコポリマーが特に適している。例えばプロペンのような極く少量の他のオレ フィン性不飽和モノマーの共重合反応により、同じCO含量を有し、それ以外で はエタンだけが共重合したようなコポリマーに比べてコポリマーの融点がかなり 低下する。したがって、好ましくは、この物体は、エタンだけがオレフィン性不 飽和成分として存在するCOコポリマーであると理解されるCO−エタンコポリ マーからなる。
驚くべきことに、配向したCO−エタンコポリマー製の物体は、一般的には25 0°Cと257°Cとの間にあるCo−エタン出発材料よりかなり高い融点を有 すると思われるが、好ましくはCO−エタンコポリマーは融点が少なくとも26 5℃であるような程度まで配向している。
m−クレゾール中にて100’Cで測定されたcoコポリマーの固有粘度IVは 、好ましくは少な(とも1dl/gである。この種のCO;ポリマーを製造する 方法は、それ自体、例えば欧州特許公開第121,965号および欧州特許公開 第239.145号から公知である。
さらに、本発明は、−酸化炭素およびオレフィン性不飽和上ツマ−の延伸により 配向している交互コポリマーからの細長い物体の製造方法に関する。
また、欧州特許公開第310.171号も、この種の方法を開示しているが、該 方法では、−酸化炭素、エタンおよび融点220℃の8mo 1%プロペン一二 テンのコポリマーを、その融点より高い287℃の温度で紡糸して繊維を得、2 07℃の温度で延伸して弾性率15.IGPaおよび引張り強さ1.4GPaの 繊維を得る。
この方法の欠点は、比較的高い引張り強さを得ることができるにもかかわらず、 関連する弾性率が低い値しか取り得ないことであるが、多くの場合、製造された 物体が特定の場合に用いることができるかどうかを決定するのは弾性率である。
また、特に米国特許第4゜798.884号、第2欄24〜41行に開示されて いるように、融点より高い使用温度ではCOコポリマーの分解および変色が起こ ることが予想される。
このため、おそらく欧州特許公開第310.171号のすべての実施例では、1 種またはそれ以上のオレフィン性不飽和モノマー、特にエタンーブロペンコポリ マーがC○ココポリマー中組み込まれる。この組み込みにより、熱安定性が向上 するが、同時にC○コポリマーの融点が著しく低下する。したがって、C〇−エ タンコポリマー製の物体の主要な利点の1つ、すなわち耐熱性が失われる。
本発明の更なる目的は、−酸化炭素とオレフィン性不飽和成分とのコポリマーか ら、公知の方法により得ることができるものよりかなり高い弾性率を有する配回 物体を製造する方法を提供することである。
この目的は本発明により以下のように達成される一コポリマーを適当な溶媒に溶 解し、 −得られた溶液を該溶液の溶解点より高い温度で該溶液からなる物体に転化し、 一該溶液からなる物体を該コポリマーからなる溶媒含有物体に転化し、 一溶媒の全部または一部を該コポリマーからなる溶媒含有物体から除去し、次い で 一部なくともこのようにして得られた物体または該ポリマーからなる溶媒含有物 体を高温で延伸する。
驚くべきことに、本発明による方法を用いて得られた物体は、延伸により特定の 強度を得ているのであれば、公知の物体よりかなり高い弾性率を有することが見 い出される。特に、この方法を融点の高い他のポリマー、例えばナイロン、フッ 化ポリビニリデンおよびポリエステルに適用しても、この種の有利な結果が得ら れないことが見い出されるので、このことはやはり意外である。したがって、例 えば、溶液からナイロンを紡糸し、紡糸繊維を延伸することが高い弾性率の値を 与えないことは、ポリマー(Poly+net)、1985年、26巻、139 4〜1400頁に掲載されたエフ・ゴゴレフスキー(F、 Gogolewsk i)およびエイ・ジェイ・ペニングス(A、J、 Pennings)の論文か ら知られている。
本発明による方法の更なる利点は、公知の方法による溶融加工とは対照的に、C 〇−エタンコポリマーを応用する場合には、分解現象が発生しないことである。
本発明による方法では、使用されるコポリマーは、それ製の物体の耐熱性がかな り高いので、好ましくはC〇−エタンコポリマーである。
C○コポリマー製の融点以下で良好な延伸性を有する物体を得るために、m−ク レゾール中にて100℃で測定されたコポリマーの固有粘度IVは少なくともl dl/gである。
本発明による方法の場合、C○フポリマーは適当な溶媒に溶解される。適当な溶 媒はCOコポリマーの融点より低い温度でCOコポリマーが均質な溶液を形成す るようなものである。一般的には、適当な溶媒は双極子モーメントが3X10− ”クーロン・メートルと9X1fI”クーロン・メートルとの間であり、ヒルデ ブランド溶解度パラメータが16MPa”’と27MPa−””との間であると いう条件を満足することが見い出されており、好ましくはこれらの条件を満足す る溶媒が用いられる。ヒルデブランド・パラメータの定義は、アラン・エフ・エ ム・バートン(Allan F、M、 Barton)による「溶解度パラメー タおよび他の凝集パラメータのCRCハンドブ/り(CRCBandbook  of 5olubility I)arameters and other  cohesionparaa+eters)j(1983年、CRCブレス・イ ンク、8頁)中に見い出すことができる。本願で述べる溶媒および多くの他の溶 媒に対する上記パラメータの値は、同じ参考文献の186頁以降、および一般的 に用いられている専門家の文献、例えば「化学および物理のCRCハンドブック (CRCHandbook of Chemistry and Physic s)jおよび「ポリマーハンドブック(Polymer Handbook)J に見い出すことができる。
非常に好ましくは、へ牛すフルオローインプロパ/−ル、m−タレ/−ル、フェ ノール、ピロール、2−クロロフェノールおよび3−クロロフェノールからなる 群から選択される溶媒が用いられる。
本発明による方法は、溶液中におけるCOコポリマーの濃度に対して主要な限定 を課すことはない。50重量%より高い濃度を有する溶液は、特に高分子量の場 合には粘度が高くなるので、取り扱いが困難であるのに対し、非常に低濃度、例 えば0.5重量%より低いときは、比較的多量の溶媒を処理しなければならない ので、この方法は経済的に非常に不利になる。これらの境界条件に関連して、溶 液中におけるCOコポリマーの濃度は、好ましくは0.5重量%と50重量%と の間であり、より好ましくは2重量%と35重量%との間である。
得られた溶液は、溶解点より高い温度で、この溶液からなる物体に転化され、次 いで、この物体は、COコポリマーからなる溶媒含有物体に転化される。これは 、それ自体公知の様々な方法、例えば乾式紡糸または乾式押出成形により行うこ とができる。この場合、溶液からなる物体が形成され、例えば通風管中に導入さ れる。この通風管には、所望であれば、空気または不活性ガスが吹き込まれ、ま た物体の冷却や溶媒の蒸発、あるいはその両方が行われる。また、湿式紡糸また は湿式押出成形を行うこともできる。この場合、溶液からなる物体が形成され、 この物体は、適するのであれば、小さい空隙を通過した後、1個の液槽中へ、あ るいは一連の数個の液槽中へ連続的に導入される。この液槽中では、物体の冷却 、物体からの溶媒の部分的または完全な抽出、あるいはその両方が同時または連 続的に行われる。溶液からなる物体を形成する別の方法は、プレート、ストリッ プまたはロール上で、溶液をキャスティングすることであり、この場合、溶液か らなる物体のCOコポリマーからなる溶媒含有物体への転化は上記の方法の1つ により行うことができる。
溶液からなる物体をcoコポリマーからなる溶媒含有物体に転化する上記公知の 方法、すなわち冷却、蒸発または抽出に加えて、溶液からなる物体を、coコポ リマーに対して特異的な非溶媒と密に接触させることにより、この転化を行うこ とができることが確かめられている。この場合、抽出の場合や、非溶媒が物体の 温度よりも低くないか、あるいはほとんど低くない温度を有するときには主要な 役割を果たし、したがって冷却が役割を果たすことができないような、非溶媒に よる物体からの溶媒の除去とは別に、非溶媒の物体への浸透により転化が起こる と思われる。この形式の転化に適する非溶媒は、アセトンやメチルエチルケトン のようなケトンおよびトルエンである。乾式紡糸および乾式押出成形の場合や、 ストリップまたはロール上での溶液のキャスティングの場合には、溶液からなる 物体と非溶媒との間に必要とされる密な接触は、蒸気または噴霧形態の非溶媒を 通風管中に、あるいは溶液からなる物体上に通過させることにより行うことがで きる。湿式紡糸および湿式抽出成形の場合、非溶媒は物体を通過させる液槽中に 存在していてもよい。非溶媒以外に、この液槽中には、予め抽出剤が存在してい てもよい。
非溶媒との密な接触は、溶液が紡糸口または押出口を離れる前に、非溶媒を溶液 と手早く混合することによっても生じさせることができる。
上記の方法では、冷却の結果として、あるいは溶媒の少なくとも一部を除去した 結果として、あるいは適当な非溶媒と接触した結果として、あるいはこれら3つ の組み合わせの結果として、溶液からなる物体中におけるCOコポリマーの溶解 度が減少するので、溶液からなる物体中で、実質的にCOコポリマーからなる相 と、その中に組み込まれ、全体的または部分的に溶媒からなる相とへの分離が起 こる。したがって、溶液からなる物体は、coコポリマーからなる溶媒含有物体 に転化され、この物体は、必要な以後の加工操作において取り扱うことができる ほど充分な剛性率を有する。
冷却液および/または抽出液として使用される液体は、使用温度において、CO コポリマーが溶解しないか、あるいはほとんど溶解しないものである。このよう な液体の例は、アルカノール類、例えばメタノール、エタノールおよびブタノー ル、および双極子モーメントまたはヒルデブランド溶解度パラメータが、溶媒に ついて上に示した範囲から外れるような液体である。溶液からなる物体中におけ る上記の相分離が実質的に抽出の結果として起こるのであれば、使用した液体は 溶媒と混和しなければならない。
好ましくは、ゲル化溶媒が用いられ、溶液からなる物体は溶液のゲル化点より低 く冷却され、高い延伸性により特徴付けられるゲル物体が形成される。溶媒を完 全にまたは部分的に除去した後、適するのであれば、延伸には、引張り強さおよ び弾性率の実質的な増大が伴う。特に、ピロールはゲル化溶媒として非常に適切 であることが見い出される。
上記の公知技術を用いて形成された物体の形状は、使用した技術、それゆえ例え ば、溶液がキャストされる表面、または溶液が紡糸または押し出される開口部に 依存する。高さが低く幅の広いスリットは、例えばフィルム形状の物体を得るの に非常に適しているが、繊維は口径の小さい円形の開口部を用いて製造すること ができる。
C○コポリマーからなり、所望の高い引張り強さおよび弾性率を有する物体を得 るためには、上記の方法工程の1つにおいて得られた物体を延伸しなければなら ない。部分的な予備延伸は、溶液からなり、紡糸用または押出成形用の開口部を 離れる物体に延伸応力を加えることにより、予め行うことができる。しかし、予 備延伸に関係なく、上記の相分離が起こった後、溶媒が完全にまたは部分的に除 去されたら、物体は高温で延伸しなければならない。好ましくは、COコポリマ ーからなる物体は、延伸性を向上することが見い出されていることから、延伸の 開始時に、依然として、0.1〜10重量%の溶媒を含有している。溶媒の除去 は、それ自体公知の方法、例えば蒸発、または使用温度ではCOコポリマーの溶 媒ではないが、上記の溶媒と混和するような液体を用いた抽出により行うことが できる。
全部または一部の溶媒が除去された物体は、好ましくは、少なくとも16GPa の弾性率を有する物体を得るのに充分な延伸度まで延伸される。この延伸は、高 温、特に125°Cより高いが、coコポリマーの熱分解が著しい程度で起こる 温度より低く、とりわけCOコポリマーの融点より低い温度で行われる。COコ ポリマーの分解を防止するためには、不活性雰囲気中、例えば窒素中で延伸を行 うのが有利である。また、物体が依然として溶媒を含有していれば、延伸温度は 、COコポリマーがその時の濃度で溶媒中に溶解する温度より低くなければなら ない。高温におけるこの延伸の間に、依然として存在する溶媒は、通常、物体か ら蒸発するが、好ましくは、物体が延伸工程の最後には実質的に溶媒を含有して いないように延伸条件が選択される。延伸後に依然として存在する溶媒残留分は 、例えば蒸発または抽出、次いで乾燥により、さらに除去することができる。
このようにして得られた物体は、例えば、ゴム、セメントおよび他のマトリクス を用いた複合体中における強化材料として、衝撃強さを向上させるために、一般 的には、耐熱性の強繊維、フィルムまたはテープが必要とされる場所で用いるこ とができる。
高い弾性率および高い引張り強さを達成するために、本発明による方法では、細 長い物体は、C○コポリマーの配向が最大になり、かつ、それに関連して引張り 強さおよび弾性率の値が最大になるような手段により、実質的に一方向に、特に 物体の長さ方向に延伸される。しカル、本発明による方法を用いれば、特定の物 体を二方向に延伸し、二軸延伸された物体を得ることも可能である。この目的で は、延伸は、二輪的に、かつ、少な(とも一方向に、その方向において少なくと も0.3GPaの引張り強さおよび少なくとも3.5GPaの弾性率を有する物 体を得るのに充分な延伸度まで行われる。
一方向に、その方向において引張り強さが少なくともQ、5GPaであり、弾性 率が少なくとも5GPaであるような延伸度まで延伸される。
上記の有利な特性を有するCOコポリマーの二輪延伸物体は、これまで開示され ていないものであり、したがって、本発明は、また、二方向に二軸延伸すること により配向しており、少なくとも一方向に、少なくとも0.3GPaの引張り強 さおよび少なくとも3.5GPaの弾性率、好ましくは少なくとも0.50Pa の引張り強さおよび少なくとも5GPaの弾性率を有する配向C○コポリマーか らなる物体に関する。二方向における高い弾性率および引張り強さ、高い融点お よび優れた遮断特性を含む独特の特性の組み合わせの結果として、これらの二軸 延伸物体は、多くの用途、特に包装材料として適している。第3のモノマーが共 重合しているCOコポリマーに比べて、C〇−エタンコポリマー〇二軸延伸物体 は、すでに述べた高い融点に加えて、おそらく高い結晶性により生ずると思われ る良好な遮断特性を有することも見い出される。
本発明は、以下の実施例により説明されるが、それらに限定されることはない。
実施例に示されたパラメータは下記のように測定される。
引張り強さおよび弾性率は、ツウイック(Zwick)1435・引張り強さ試 験機を用い、締め付は長さ150mmの試験片について、*i21℃および相対 湿度65%の環境中で、引張り速度15mm/分を用いて測定される。
配向COフポリマー繊維の応カー歪み曲線はASTM標準D標準o−86の付録 1における図x1.1の形状に類似した形状を示すので、この標準による曲げ弾 性率の測定に類似して、これらの曲線を解釈する際に、正接モジ二ラスは初期モ ジユラスより典型的な値を与える。このことは、欧州特許公開第310.171 号の用語「曲げ弾性率」の使用に関する上記の仮定を裏付ける。したがって、「 弾性率」は、伸びが破断時伸びの80%である時点で測定された正接モジユラス と理解される;実施例では、「Eモジユラス(80%)」と呼ばれる。比較のた めに、−より典型的ではない一初期モジュラスも測定結果に与えられ、0〜0. 4%歪みの範囲内で応カー歪み曲線から導出される。
延伸度は試料の延伸後の長さと締め付は長さとの商として定義される。
融点は、デュポン・インスツルメンツ(Dupont Instruments )910・示差、走査熱量計を用いて、5℃/分の加熱速度で測定される。
I固有粘度IV4tm−クレゾール中にて100℃で測定される。
実施例で使用したcoコポリマーは下記のようにして製造される。
コポリマーA: メタノールに溶解した、0.08mmo+の酢酸パラジウム、0゜08mmo+ の1.3−ビス(ジフェニルホスフィン)プロパン、およUo、16mmo I のパラ−トルエンスルホン酸の触媒溶液を、オートクレーブ中に導入する。圧力 が30バールに達するまでエテノを添加した後、圧力が120バールに達するま で一酸化炭素を添加する。重合温度は20℃である。
50時間後、圧力を解放し、形成されたC〇−エタンコポリマーを濾去し、メタ ノールで洗浄する。このコポリマーは交互であり、255℃の融点および9.9 dl/gのIVを有する。
コポリマーB: 交互C〇−エテンコポリマーは、コポリマーAと同様にして、ただし、さらに0 .8mmolのベンゾキノンを触媒溶液に添加し、圧力が80バールに達するま で一酸化炭素を添加することを条件として、80°Cの重合温度で製造される。
このコポリマーは250’Cの融点およびldl/gのIVを有する。
叉皇±ユ 8グラムのコポリマーAを40℃で100m1のへキサフルオロイソプロパツー ルに溶解する。この溶液を直径0.5mmの紡糸穴に通して繊維に紡糸し、通風 管中に供給する。通風管中では、溶媒が急速に蒸発し、繊維が固化する。窒素( N、)環境中で24時間乾燥した後、繊維は依然として2.8重量%のへキサフ ルオロインプロパツールを含んでいる。この繊維をN、環境中にて、それぞれ2 20℃、240℃および267℃で3段階に延伸する。全延伸度、弾性率、引張 り強さ、および破断時伸びは、このようにして延伸された数多くの様々な繊維に ついて、表1に与えられている。
表1 延伸度 初期 Eモジュラス 引張り強さ 破断時伸びモジ1ラス (80%) (G P a (G P a ) (G P a ) (%)13 1B、2  25.6 1.4 6.315 24.2 30.8 1.3 4.616 2 8.5 36.4 1.7 5.516 33.3 40.0 1.7 5.2 16 35.4 50.0 2.1 5.116 32.1 48.6 L、6  3.817 35.3 57.2 2.3 4.71B 30.5 42.6  1.7 4.5寒旌然1 8グラムのコポリマーAを室温で100m1のへキサフルオロインプロパツール に溶解する。この溶液を室温で直径0.3mmの紡糸穴からアセトン浴中へ通し て繊維に紡糸する。乾燥後、この繊維をN、環境中ニテ、それぞれ220”C1 240°Cおよび267℃で3段階に延伸する。数多くの試験片についての結果 は表2に与えら延伸度 初期 Eモジユラス 引張り強さ 破断時伸びモジ1ラ ス (80%) (GPa) (GPa) (GPa) (%)20 20.6 29.9 0. 9 4.122 22.4 30.6 1.3 4.722 31.5 40. 0 1.6 クランプ中ですべる 22 36.1 57.1 1.4 3.326 24.1 35.7 1.2  3.7実施例■ 7グラムのコポリマーAを120℃で100m1のm−クレゾールに溶解する。
この溶液を120℃で直径0.5mmの紡糸穴に通して紡糸し、室温にてアセト ン浴中で冷却する。抽出し、乾燥した後、繊維の融点は252℃である。これら の繊維を、N、環境中にて、18倍の全延伸間まで、それぞれ220”C124 0℃および260℃で3段階に延伸する。延伸した繊維の融点は268℃であり 、弾性率は3B、5GPaである。
大奥力■ 10グラムのコポリマーAを120℃で100m1のm−クレゾールに溶解する 。この溶液を120℃で直径0.5mmの紡糸穴に通して紡糸し、室温にてメタ ノール浴中で冷却する。抽出し、乾燥した後、繊維の融点は255°Cである。
これらの繊維を、N 2環境中にて、18倍の全延伸間まで、それぞれ220℃ および240’Cて2段階に延伸する。数多くの試験片についての結果は表3に 与え延伸度 初期モジ Eモジュラ 引張り 破断時 融点ユラス ス(80% ) 強さ 伸び −(GPa) (GPa) (GPa) (%) ℃10 20.0 2B、6  1.2,6.9 27110 21.4 30.3 1.1 9.6 測定せ ず12 26.7 41.I L、S 5.0 273寒皇ヨX 3グラムのコポリマーAを100m1の3−クロロフェノールに溶解する。この 溶液を室温でキャスティングして、フィルムを形成する。フィルムが依然として 約4%重量の溶媒を含有するまで乾燥した後、乾燥フィルムを、ある方向に、そ れぞれ180℃および220℃で2段階に延伸する。数多くの試験片についての 結果は表4に与えられている。
表土 延伸度 初期 Eモジ二ラス 引張り強さ 破断時伸びモジユラス (80%) −(・GPa) (GPa) (GPa) (%)10 L4,1 16.5  0.83 6.111 16.5 18.7 1.0 6.712 19、.7  22.6 1.22 5.4大豊豊M 2グラムのコポリマーAを100’Cで100m1のビロールに溶解する。この 溶液をキャスティングしてフィルムを得、急速1;冷却してゲルフィルムを得る 。メタノールでビロールを抽出し、フィルムを乾iした後、フィルムの融点は2 55°Cである。このフィ、ルムを幅の狭いストリップに切断し、これらを、そ れぞれ220’C,,240℃および260℃で3段階に延伸する。結果は表5 に与えら・れ延伸度 初期モジ Eモジュラ 引張り 破断時 融点ユラス ス (80%) 強さ 伸び −(G P a ) (G P a ) (G P a ) (%) ℃17  29.4 33.3 0.93 3.6 26724 31.1 38.5 1 ,55 5.0 271夾良撚M 2Om1のへキサフルオロイソプロパツール中における5グラムのコポリマーA の溶液を室温で加圧して平坦なフィルムを得る。アセトンで抽出し、乾燥した後 、フィルムを220’Cでポスト加圧する。フィルムの融点は281℃である。
このポスト加圧フィルムを、ある方向に、それぞれ240℃および260℃で2 段階に延伸する。
結果は表6に与えられている。
表6 延伸度 初期モジ Eモジュラ 引張り 破断時 融点二ラス ス(80%)  強さ 伸び −(GPa) (GPa) (GPa)(%)°C720,92B、3 0.9 9 5.4 26813 37.0 42.6 1.47 3.9 測定せず1 5 32.7 48.4 1.88 3.7 28015 36.4 44.4  1,51 4.1 276寒嵐廻」 20m1のへキサフルオロイソプロパ/−ル中における5グラムのコポリマ−B の溶液を室温で平坦なフィルムに圧縮する。アセトンで抽出し、乾燥した後、フ ィルムを200″Cでアフター圧縮する。
このアフター圧縮フィルムを、ある方向に、それぞれ220℃および235°C て2段階に延伸する。結果は表7に与えられている。
轟至 延伸度 初期 Eモジュラス 引張り強さ 破断時伸びモジ二ラス (80%) −(GPa) (GPa) (GPa) (%)14 12.3 21.7 0 .58 3.914 14.1 21.7 0.69 4.520m1のへキサ フルオロイソプロパツール中における5グラムのコポリマーAの溶液を、室温で 直径0.5mmの紡糸穴を通して紡糸し、繊維を得、これをアセトン洛中に通す 。抽出し、乾燥した後、この繊維をN、環境中にて、それぞれ240℃、260 ’Cおよび280’Cで3段階に延伸する。様々な試験片についての結果は表8 に与えられている。
表8 延伸度 初期 Eモジュラス 引張り強さ 破断時伸びモジ二ラス (80%) −(GPa) (GPa) (GPa) (%)15 32.8 43.6 1 .5 3.71B 37.4 52.2 1.8 3.521 40゜7 60 .3 2.1 3.620 38.0 5B、1 2.2 −一一一一一一一一一一一一一一一一一一一二し」−一−大と男■ 100m1の2−クロロフェノール中における2グラムのコポリマーAの溶液を 、室温で厚さ2mmのペトリ皿中にキャスティングする。このペトリ皿上にメチ ルエチルケトン蒸気を通すことにより、取り扱うことができるフィルムが得られ る。アセトンで抽出し、乾燥した後、フィルムを220’Cで12倍に延伸する 。Eモジユラス(80%)は27.3GPa、初期モジユラスは19.4GPa および引張り強さは1.05GPaである。次いで、このフィルムをさらに14 倍まで延伸する。Eモジュラス(80%)は32.3GPa、初期モジユラスは 23.6GPaおよび引張り強さは1.25GPaコポリマーAを280℃の溶 融物として、ゲットフェルト・グイスコテスタ(G5ttfert Viseo Tester)1500から紡糸する。グイスフテスタ中で4分間加温した後、 繊維を形成しない黄褐色粉末が紡糸口から噴出する。260°Cでも同様に粉末 が得られる;この粉末はそれほど変色しないが、やはりコヒーレント繊維を形成 しない。温度を240″Cまで、すなわちポリマーの融点よりも低く下げると、 ヴイスフテスタが供給することのできる最大圧力は、ポリマーを加圧して紡糸口 に通すには不充分である。
比較実験B コポリマーBは比較例Aの方法により紡糸される。この場合にも、変色した粉末 が得られ、繊維は得られない。
コポリマーAを、NJjj!境中にて、280°Cの温度および80バールの圧 力で4分間加圧し、厚さ0.7mmの平坦なフィルムを得る。このフィルムは濃 褐色に変色する。このフィルムは高温で延伸することができるが、ポリマーの融 点である260℃より高いと流動効果を示さず、弾性的な挙動を示し、延伸後に 元の寸法に戻る。
この挙動は、おそらく、この材料の架橋および分解により生じるのであろう。コ ポリマーBを260”Cの温度および80バールの圧力で2分間加圧して厚さ0 .3mmの薄いフィルムを形成する。この材料を225°Cで延伸する。結果を 表9に示す。この材料は240℃で延伸できないことが見い出されている。
表9 延伸度 Eモジュラス 引張り強さ 破断時伸び(80%) (GPa) (GPa) 、(%) 8 4.3 0.41 ?、4 9 5.3 0.42 8.3 6.4 0.36 4.8 補正書の翻訳文提出書 (特許法第184条の8) 平成3年11月18日

Claims (23)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.弾性率が少なくとも16GPaであることを特徴とする、−酸化炭素および オレフィン性不飽和モノマーの配向交互コポリマー製の細長い物体。
  2. 2.弾性率が少なくとも22GPaであることを特徴とする請求項1記載の物体 。
  3. 3.引張り強さが少なくとも1.2GPaであり、弾性率が少なくとも30GP aであることを特徴とする請求項1または2記載の物体。
  4. 4.引張り強さが少なくとも0.5GPaであり、弾性率が少なくとも40GP aであることを特徴とする請求項1〜3の1つに記載の物体。
  5. 5.引張り強さが少なくとも2.0GPaであることを特徴とする請求項1記載 の物体。
  6. 6.コポリマーが−酸化炭素−エテンコポリマーであることを特徴とする請求項 1〜5の1つに記載の物体。
  7. 7.コポリマーの固有粘度が少なくとも1dl/gであることを特徴とする請求 項1〜6の1つに記載の物体。
  8. 8.延伸により配向している、−酸化炭素およびオレフィン性不飽和モノマーの 交互コポリマーから細長い物体を製造する方法であって、 該コポリマーが適当な溶媒に溶解され、得られた溶液が該溶液の溶解点より高い 温度で該溶液からなる物体に転化され、 該溶液からなる物体が、該コポリマーからなる溶媒含有物体に転化され、 全部または一部の溶媒が、該コポリマーからなる溶媒含有物体から除去され、次 いで 少なくともこのようにして得られた物体または該コポリマーからなる溶媒含有物 体が高温で延伸されることを特徴とする−酸化炭素およびオレフィン性不飽和モ ノマーの交互コポリマー製の細長い物体の製造方法。
  9. 9.コポリマーが一酸化炭素−エテンコポリマーであることを特徴とする請求項 8記載の方法。
  10. 10.コポリマーの固有粘度が少なくとも1dl/gであることを特徴とする請 求項8または9記載の方法。
  11. 11.溶媒の双極子モーメントが3×10−30クーロン・メートルと9×10 −30クーロン・メートルとの間であり、溶媒のヒルデブランド溶解度パラメー タが16MPa−1/2と27MPa−1/2との間であることを特徴とする請 求項8〜10の1つに記載の方法。
  12. 12.溶媒がへキサフルオロイソプロパノール、m−クレゾール、フェノール、 ピロール、2−クロロフェノールおよび3−クロロフェノールからなる群から選 択されることを特徴とする請求項11記載の方法。
  13. 13.溶液中のコポリマー濃度が0.5重量%と50重量%との間であることを 特徴とする請求項8〜12の1つに記載の方法。
  14. 14.溶液中のコポリマー濃度が2重量%と35重量%との間であることを特徴 とする請求項13記載の方法。
  15. 15.ゲル化溶媒が用いられ、溶液からなる物体が溶液のゲル化点より低く冷却 されることを特徴とする請求項8記載の方法。
  16. 16.延伸が開始される際に、物体が依然として0.1〜10重量%の溶媒を含 有していることを特徴とする請求項8〜15の1つに記載の方法。
  17. 17.延伸が、少なくとも16GPaの弾性率を有する物体を得るのに充分な延 伸度まで行われることを特徴とする請求項8〜16の1つに記載の方法。
  18. 18.延伸が、二軸的に、および少なくとも一方向には、その方向において少な くとも0.3GPaの引張り強さおよび少なくとも3.5GPaの弾性率を有す る物体を得るのに充分な延伸度まで行われることを特徴とする請求項8〜16の 1つに記載の方法。
  19. 19.引張り強さが少なくとも0.5GPaであり、弾性率が少なくとも5GP aであることを特徴とする請求項18記載の方法。
  20. 20.二軸延伸により二方向に配向しており、少なくとも一方向において少なく とも0.3GPaの引張り強さおよび少なくとも3.5GPaの弾性率を有する ことを特徴とする、配向した一酸化炭素コポリマー製の物体。
  21. 21.引張り強さが少なくとも0.5GPaであり、弾性率が少なくとも5GP aであることを特徴とする請求項20記載の物体。
  22. 22.実施例により実質的に記述され、説明されている方法。
  23. 23.実施例により実質的に記述され、説明されている物体。
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