JP3016855B2 - 一酸化炭素およびオレフィン性不飽和モノマーのコポリマー製の細長い物体およびその製造方法 - Google Patents

一酸化炭素およびオレフィン性不飽和モノマーのコポリマー製の細長い物体およびその製造方法

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JP3016855B2 JP2508446A JP50844690A JP3016855B2 JP 3016855 B2 JP3016855 B2 JP 3016855B2 JP 2508446 A JP2508446 A JP 2508446A JP 50844690 A JP50844690 A JP 50844690A JP 3016855 B2 JP3016855 B2 JP 3016855B2
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、一酸化炭素およびオレフィン性不飽和モノ
マーの配向交互コポリマー製の細長い物体に関する。
欧州特許公開第310,171号は、一酸化炭素COおよび1
種またはそれ以上のオレフィン性不飽和成分の交互コポ
リマーの繊維が溶融コポリマーから紡糸され、延伸によ
り配向した、この種の物体を開示している。
これらの繊維の引張り強さは数多くの用途に適してい
るが、その弾性率は相変わらず他の多くのポリマー繊維
がこのような引張り強さに関連して有する値より低い。
欧州特許公開第310,171号だけが繊維の曲げ弾性率の値
について述べていることに留意すべきである。この弾性
率は、通常、矩形の棒状物について、繊維には適用でき
ないASTM標準D790−86のような方法に従って測定され
る。欧州特許公開第310,171号はこれを詳しく説明して
いないが、おそらく用語「曲げ弾性率」は、ここでは繊
維に対して、ASTM標準D790−89のような上記方法により
曲げ弾性率を測定する場合と同様、初期モジュラスでは
なく、曲線の直線部分における正接モジュラスを表すこ
とを示すために用いられている。
それらの比較的低い曲げ弾性率は、公知の繊維を、引
張り強さは適当であるが高い弾性率が必要な用途には不
向きにする。このような用途の例は、複合材料の強化成
分および物体の衝撃強さの向上である。
さて、本発明は一酸化炭素およびオレフィン性不飽和
成分のコポリマー製の細長い物体を提供するが、その弾
性率は少なくとも16GPa、好ましくは少なくとも22GPaで
ある。より好ましくは、この物体の引張り強さは少なく
とも1.2GPaであり、弾性率は少なくとも30GPaであり、
特に好ましくは、これらのパラメータは、それぞれ少な
くとも1.5GPaおよび40GPaである。
引張り強さの特定の値に対して、本発明による物体の
弾性率は、コポリマー製の公知の配向物体の場合よりか
なり高い。
また、本発明は一酸化炭素およびオレフィン性不飽和
成分のコポリマー製の高い引張り強さを有する細長い物
体を提供するが、好ましくはこの引張り強さは少なくと
も2GPaである。
細長い物体は、少なくとも一方向の寸法が他の方向の
うち少なくとも一方における寸法よりもかなり大きいよ
うな物体であると理解される。このような物体の列は、
繊維、糸、テープおよびフィルムである。本発明による
物体は、例えば延伸により、少なくとも一方向に配向し
ている。
一酸化炭素とオレフィン性不飽和成分との交互コポリ
マーは、以下ではCOコポリマーと呼ばれるが、実質的に
は、一酸化炭素単位と交互に存在するオレフィン性不飽
和モノマー単位から誘導される1つの単位から構成され
るコポリマーである。したがって、各成分の割合は50mo
l%である。また、これは、この種のコポリマーにおい
てCO単位が取り得る最大の割合でもある。本発明の枠内
では、このコポリマーが少なくとも48mol%程度のCO単
位から構成されていれば、該コポリマーは、やはり交互
コポリマーと呼ばれる。欧州特許公開第310,171号に開
示されているように、使用されるオレフィン性不飽和成
分は、例えば、エタン、プロパンおよびより高級のアル
ケン類またはその混合とすることができる。COコポリマ
ーの特性は、使用したオレフィン性不飽和モノマーに依
存する。オレフィン性部分におけるエテンの割合が少な
くとも95mol%であるようなCOコポリマーが特に適して
いる。例えばプロペンのような極く少量の他のオレフィ
ン性不飽和モノマーの共重合反応により、同じCO含量を
有し、それ以外ではエテンだけが共重合したようなコポ
リマーに比べてコポリマーの融点がかなり低下する。し
たがって、好ましくは、この物体は、エテンだけがオレ
フィン性不飽和成分として存在するCOコポリマーである
と理解されるCO−エテンコポリマーからなる。
驚くべきことに、配向したCO−エテンコポリマー製の
物体は、一般的には250℃と257℃との間にあるCO−エテ
ン出発材料よりかなり高い融点を有すると思われるが、
好ましくはCO−エテンコポリマーは融点が少なくとも26
5℃であるような程度まで配向している。
m−クレゾール中にて100℃で測定されたCOコポリマ
ーの固有粘度IVは、好ましくは少なくとも1dl/gであ
る。この種のCOコポリマーを製造する方法は、それ自
体、例えば欧州特許公開第121,965号および欧州特許公
開第239,15号から公知である。
さらに、本発明は、一酸化炭素およびオレフィン性不
飽和モノマーの延伸により配向している交互コポリマー
からの細長い物体の製造方法に関する。
また、欧州特許公開第310,171号も、この種の方法を
開示しているが、該方法では、一酸化炭素、エテンおよ
び融点220℃の8mol%プロペン−エテンのコポリマー
を、その融点より高い287℃の温度で紡糸して繊維を
得、207℃の温度で延伸して弾性率15.1GPaおよび引張り
強さ14GPaの繊維を得る。
この方法の欠点は、比較的高い引張り強さを得ること
ができるにもかかわらず、関連する弾性率が低い値しか
取り得ないことであるが、多くの場合、製造された物体
が特定の場合に用いることができるかどうかを決定する
のは弾性率である。また、特に米国特許第4,798,884
号、第2欄24〜41行に開示されているように、融点より
高い使用温度ではCOコポリマーの分解および変色が起こ
ることが予想される。
このため、おそらく欧州特許公開第310,171号のすべ
ての実施例では、1種またはそれ以上のオレフィン性不
飽和モノマー、特にエテン−プロペンコポリマーがCOコ
ポリマー中に組み込まれる。この組み込みにより、熱安
定性が向上するが、同時にCOコポリマーの融点が著しく
低下する。したがって、CO−エテンコポリマー製の物体
の主要な利点の1つ、すなわち耐熱性が失われる。
本発明の更なる目的は、一酸化炭素とオレフィン性不
飽和成分とのコポリマーから、公知の方法により得るこ
とができるものよりかなり高い弾性率を有する配向物体
を製造する方法を提供することである。
この目的は本発明により以下のように達成される: −コポリマーを適当な溶媒に溶解し、 −得られた溶液を該溶液の溶解点より高い温度で該溶液
からなる物体に転化し、 −該溶液からなる物体を該コポリマーからなる溶媒含有
物体に転化し、 −溶媒の全部または一部を該コポリマーからなる溶媒含
有物体から除去し、次いで −少なくともこのようにして得られた物体または該ポリ
マーからなる溶媒含有物体を高温で延伸する。
驚くべきことに、本発明による方法を用いて得られた
物体は、延伸により特定の強度を得ているのであれば、
公知の物体よりかなり高い弾性率を有することが見い出
される。特に、この方法を融点の高い他のポリマー、例
えばナイロン、フッ化ポリビニリデンおよびポリエステ
ルに適用しても、この種の有利な結果が得られないこと
が見い出されるので、このことはやはり意外である。し
たがって、例えば、溶液からナイロンを紡糸し、紡糸繊
維を延伸することが高い弾性率の値を与えないことは、
ポリマー(Polymer)、1985年、26巻、1394〜1400頁に
掲載されたエフ・ゴゴレフスキー(F.Gogolewski)およ
びエイ・ジェイ・ペニングス(A.J.Pennings)の論文か
ら知られている。
本発明による方法の更なる利点は、公知の方法による
溶融加工とは対照的に、CO−エテンコポリマーを応用す
る場合には、分解現象が発生しないことである。本発明
による方法では、使用されるコポリマーは、それ製の物
体の耐熱性がかなり高いので、好ましくはCO−エテンコ
ポリマーである。
COコポリマー製の融点以下で良好な延伸性を有する物
体を得るために、m−クレゾール中にて100℃で測定さ
れたコポリマーの固有粘度IVは少なくとも1dl/gであ
る。
本発明による方法の場合、COコポリマーは適当な溶媒
に溶解される。適当な溶媒はCOコポリマーの融点より低
い温度でCOコポリマーが均質な溶液を形成するようなも
のである。一般的には、適当な溶媒は双極子モーメント
が3×1030クーロン・メートルと9×10-30クーロン・
メートルとの間であり、ヒルデブランド溶解度パラメー
タが16MPa−1/2と27MPa−1/2との間であるという条件を
満足することが見い出されており、好ましくはこれらの
条件を満足する溶液が用いられる。ヒルデブランド・パ
ラメータの定義は、アラン・エフ・エム・バートン(Al
lan F.M.Barton)による「溶解度パラメータおよび他の
凝集パラメータのCRCハンドブック(CRC Handbook of s
olubility parameters and other cohesion parameter
s)」(1983年、CRCプレス・インク、8頁)中に見い出
すことができる。本願で述べる溶媒および多くの他の溶
媒に対する上記パラメータの値は、同じ参考文献の186
頁以降、および一般的に用いられている専門家の文献、
例えば「化学および物理のCRCハンドブック(CRC Handb
ook of Chemistry and Physics)」および「ポリマーハ
ンドブック(Polymer Handbook)」に見い出すことがで
きる。非常に好ましくは、ヘキサフルオロ−イソプロパ
ノール、m−クレゾール、フェノール、ピロール、2−
クロロフェノールおよび3−クロロフェノールからなる
群から選択される溶媒が用いられる。
本発明による方法は、溶液中におけるCOコポリマーの
濃度に対して主要な限定を課すことはない。50重量%よ
り高い濃度を有する溶液は、特に高分子量の場合には粘
度が高くなるので、取り扱いが困難であるのに対し、非
常に低濃度、例えば0.5重量%より低いときは、比較的
多量の溶媒を処理しなければならないので、この方法は
経済的に非常に不利になる。これらの境界条件に関連し
て、溶液中におけるCOコポリマーの濃度は、好ましくは
0.5重量%と50重量%との間であり、より好ましくは2
重量%と35重量%との間である。
得られた溶液は、溶解点より高い温度で、この溶液か
らなる物体に転化され、次いで、この物体は、COコポリ
マーからなる溶媒含有物体に転化される。これは、それ
自体公知の様々な方法、例えば乾式紡糸または乾式押出
成形により行うことができる。この場合、溶液からなる
物体が形成され、例えば通風管中に導入される。この通
風管には、所望であれば、空気または不活性ガスが吹き
込まれ、また物体の冷却や溶媒の蒸発、あるいはその両
方が行われる。また、湿式紡糸または湿式押出成形を行
うこともできる。この場合、溶液からなる物体が形成さ
れ、この物体は、適するのであれば、小さい空隙を通過
した後、1個の液槽中へ、あるいは一連の数個の液槽中
へ連続的に導入される。この液槽中では、物体の冷却、
物体からの溶媒の部分的または完全な抽出、あるいはそ
の両方が同時または連続的に行われる。溶液からなる物
体を形成する別の方法は、プレート、ストリップまたは
ロール上で、溶液をキャスティングすることであり、こ
の場合、溶液からなる物体のCOコポリマーからなる溶媒
含有物体への転化は上記の方法の1つにより行うことが
できる。
溶液からなる物体をCOコポリマーからなる溶媒含有物
体に転化する上記公知の方法、すなわち冷却、蒸発また
は抽出に加えて、溶液からなる物体を、COコポリマーに
対して特異的な非溶媒と密に接触させることにより、こ
の転化を行うことができることが確かめられている。こ
の場合、抽出の場合や、非溶媒が物体の温度よりも低く
ないが、あるいはほとんど低くない温度を有するときに
は主要な役割を果たし、したがって冷却が役割を果たす
ことができないような、非溶媒による物体からの溶媒の
除去とは別に、非溶媒の物体への浸透により転化が起こ
ると思われる。この形式の転化に適する非溶媒は、アセ
トンやメチルエチルケトンのようなケトンおよびトルエ
ンである。乾式紡糸および乾式押出成形の場合や、スト
リップまたはロール上での溶液のキャスティングの場合
には、溶液からなる物体と非溶媒との間に必要とされる
密な接触は、蒸気または噴霧形態の非溶媒を通風管中
に、あるいは溶液からなる物体上に通過させることによ
り行うことができる。湿式紡糸および湿式抽出成形の場
合、非溶媒は物体を通過させる液槽中に存在していても
よい。非溶媒以外に、この液槽中には、予め抽出剤が存
在していてもよい。非溶媒との密な接触は、溶液が紡糸
口または押出口を離れる前に、非溶媒を溶液と手早く混
合することによっても生じさせることができる。
上記の方法では、冷却の結果として、あるいは溶媒の
少なくとも一部を除去した結果として、あるいは適当な
非溶媒と接触した結果として、あるいはこれら3つの組
み合わせの結果として、溶液からなる物体中におけるCO
コポリマーの溶解度が減少するので、溶液からなる物体
中で、実質的にCOコポリマーからなる相と、その中に組
み込まれ、全体的または部分的に溶媒からなる相とへの
分離が起こる。したがって、溶液からなる物体は、COコ
ポリマーからなる溶媒含有物体に転化され、この物体
は、必要な以後の加工操作において取り扱うことができ
るほど充分な剛性率を有する。
冷却液および/または抽出液として使用される液体
は、使用温度において、COコポリマーが溶解しないか、
あるいはほとんど溶解しないものである。このような液
体の例は、アルカノール類、例えばメタノール、エタノ
ールおよびブタノール、および双極子モーメントまたは
ヒルデブランド溶解度パラメータが、溶媒について上に
示した範囲から外れるような液体である。溶液からなる
物体中における上記の相分離が実質的に抽出の結果とし
て起こるのであれば、使用した液体は溶媒と混和しなけ
ればならない。
好ましくは、ゲル化溶液が用いられ、溶液からなる物
体は溶液のゲル化点より低く冷却され、高い延伸性によ
り特徴付けられるゲル物体が形成される。溶媒を完全に
または部分的に除去した後、適するのであれば、延伸に
は、引張り強さおよび弾性率の実質的な増大が伴う。特
に、ピロールはゲル化溶媒として非常に適切であること
が見い出される。
上記の公知技術を用いて形成された物体の形状は、使
用した技術、それゆえ例えば、溶液がキャストされる表
面、または溶液が紡糸または押さ出される開口部に依存
する。高さが低く幅の広いスリットは、例えばフィルム
形状の物体を得るのに非常に適しているが、繊維は口径
の小さい円形の開口部を用いて製造することができる。
COコポリマーからなり、所望の高い引張り強さおよび
弾性率を有する物体を得るためには、上記の方法工程の
1つにおいて得られた物体を延伸しなければならない。
部分的な予備延伸は、溶液からなり、紡糸用または押出
成形用の開口部を離れる物体に延伸応力を加えることに
より、予め行うことができる。しかし、予備延伸に関係
なく、上記の相分離が起こった後、溶媒が完全にまたは
部分的に除去されたら、物体は高温で延伸しなければな
らない。好ましくは、COコポリマーからなる物体は、延
伸性を向上することが見い出されていることから、延伸
の開始時に、依然として、0.1〜10重量%の溶媒を含有
している。溶媒の除去は、それ自体公知の方法、例えば
蒸発、または使用温度ではCOコポリマーの溶媒ではない
が、上記の溶媒と混和するような液体を用いた抽出によ
り行うことができる。
全部または一部の溶媒が除去された物体は、好ましく
は、少なくとも16GPaの弾性率を有する物体を得るのに
充分な延伸度まで延伸される。この延伸は、高温、特に
125℃より高いが、COコポリマーの熱分解が著しい程度
で起こる温度より低く、とりわけCOコポリマーの融点よ
り低い温度で行われる。COコポリマーの分解を防止する
ためには、不活性雰囲気中、例えば窒素中で延伸を行う
のが有利である。また、物体が依然として溶媒を含有し
ていれば、延伸温度は、COコポリマーがその時の濃度で
溶媒中に溶解する温度より低くなければならない。高温
におけるこの延伸の間に、依然として存在する溶媒は、
通常、物体から蒸発するが、好ましくは、物体が延伸工
程の最後には実質的に溶媒を含有していないように延伸
条件が選択される。延伸後に依然として存在する溶媒残
留分は、例えば蒸発または抽出、次いで乾燥により、さ
らに除去することができる。
このようにして得られた物体は、例えば、ゴム、セメ
ントおよび他のマトリクスを用いた複合体中における強
化材料として、衝撃強さを向上させるために、一般的に
は、耐熱性の強繊維、フィルムまたはテープが必要とさ
れる場所で用いることができる。
高い弾性率および高い引張り強さを達成するために、
本発明による方法では、細長い物体は、COコポリマーの
配向が最大になり、かつ、それに関連して引張り強さお
よび弾性率の値が最大になるような手段により、実質的
に一方向に、特に物体の長さ方向に延伸される。しか
し、本発明による方法を用いれば、特定の物体を二方向
に延伸し、二軸延伸された物体を得ることも可能であ
る。この目的では、延伸は、二軸的に、かつ、少なくと
も一方向に、その方向において少なくとも0.3GPaの引張
り強さおよび少なくとも3.5GPaの弾性率を有する物体を
得るのに充分な延伸度まで行われる。好ましくは、二軸
延伸が用いられる場合には、物体は、少なくとも一方向
に、その方向において引張り強さが少なくとも0.5GPaで
あり、弾性率が少なくとも5GPaであるような延伸度まで
延伸される。
上記の有利な特性を有するCOコポリマーの二軸延伸物
体は、これまで開示されていないものであり、したがっ
て、本発明は、また、二方向に二軸延伸することにより
配向しており、少なくとも一方向に、少なくとも0.3GPa
の引張り強さおよび少なくとも3.5GPaの弾性率、好まし
くは少なくとも0.5GPaの引張り強さおよび少なくとも5G
Paの弾性率を有する配向COコポリマーからなる物体に関
する。二方向における高い弾性率および引張り強さ、高
い融点および優れた遮断特性を含む独特の特性の組み合
わせの結果として、これらの二軸延伸物体は、多くの用
途、特に包装材料として適している。第3のモノマーが
共重合しているCOコポリマーに比べて、CO−エテンコポ
リマーの二軸延伸物体は、すでに述べた高い融点に加え
て、おそらく高い結晶性により生ずると思われる良好な
遮断特性を有することも見い出される。
本発明は、以下の実施例により説明されるが、それら
に限定されることはない。実施例に示されたパラメータ
は下記のように測定される。
引張り強さおよび弾性率は、ツウィック(Zwick)143
5・引張り強さ試験機を用い、締め付け長さ150mmの試験
片について、温度21℃および相対湿度65%の環境中で、
引張り速度15mm/分を用いて測定される。
配向COコポリマー繊維の応力−歪み曲線はASTM標準D7
90−86の付録1における図X1.1の形状に類似した形状を
示すので、この標準による曲げ弾性率の測定に類似し
て、これらの曲線を解釈する際に、正接モジュラスは初
期モジュラスより典型的な値を与える。このことは、欧
州特許公開第310,171号の用語「曲げ弾性率」の使用に
関する上記の仮定を裏付ける。したがって、「弾性率」
は、伸びが破断時伸びの80%である時点で測定された正
接モジュラスと理解される;実施例では、「Eモジュラ
ス(80%)」と呼ばれる。比較のために、一より典型的
ではない−初期モジュラスも測定結果に与えられ、0〜
0.4%歪みの範囲内で応力−歪み曲線から導出される。
延伸度は試料の延伸後の長さと締め付け長さとの商と
して定義される。
融点は、デュポン・インスツルメンツ(Dupont Instr
uments)910・示差走査熱量計を用いて、5℃/分の加
熱速度で測定される。
固有粘度IVはm−クレゾール中にて100℃で測定され
る。実施例で使用したCOコポリマーは下記のようにして
製造される。
コポリマーA: メタノールに溶解した、0.08mmolの酢酸パラジウム、
0.08mmolの1,3−ビス(ジフェニルホスフィン)プロパ
ン、および0.16mmolのパラ−トルエンスルホン酸の触媒
溶液を、オートクレーブ中に導入する。圧力が30バール
に達するまでエテンを添加した後、圧力が120バールに
達するまで一酸化炭素を添加する。重合温度は20℃であ
る。
50時間後、圧力を解放し、形成されたCO−エテンコポ
リマーを濾去し、メタノールで洗浄する。このコポリマ
ーは交互であり、255℃の融点および9.9dl/gのIVを有す
る。
コポリマーB: 交互CO−エテンコポリマーは、コポリマーAと同様に
して、ただし、さらに0.8mmolのベンゾキノンを触媒溶
液に添加し、圧力が80バールに達するまで一酸化炭素を
添加することを条件として、80℃の重合温度で製造され
る。このコポリマーは250℃の融点および1dl/gのIVを有
する。
実施例I 8グラムのコポリマーAを40℃で100mlのヘキサフル
オロイソプロパノールに溶解する。この溶液を直径0.5m
mの紡糸穴に通して繊維に紡糸し、通風管中に供給す
る。通風管中では、溶媒が急速に蒸発し、繊維が固化す
る。窒素(N2)環境中で24時間乾燥した後、繊維は依然
として2.8重量%のヘキサフルオロイソプロパノールを
含んでいる。この繊維をN2環境中にて、それぞれ220
℃、240℃および267℃で3段階に延伸する。全延伸度、
弾性率、引張り強さ、および破断時伸びは、このように
して延伸された数多くの様々な繊維について、表1に与
えられている。
実施例II 8グラムのコポリマーAを室温で100mlのヘキサフル
オロイソプロパノールに溶解する。この溶液を室温で直
径0.3mmの紡糸穴からアセトン浴中へ通して繊維に紡糸
する。乾燥後、この繊維をN2環境中にて、それぞれ220
℃、240℃および267℃で3段階に延伸する。数多くの試
験片についての結果は表2に与えられている。
実施例III 7グラムのコポリマーAを120℃で100mlのm−クレゾ
ールに溶解する。この溶液を120℃で直径0.5mmの紡糸穴
に通して紡糸し、室温にてアセトン浴中で冷却する。抽
出し、乾燥した後、繊維の融点は252℃である。これら
の繊維を、N2環境中にて、18倍の全延伸度まで、それぞ
れ220℃、240℃および260℃で3段階に延伸する。延伸
した繊維の融点は268℃であり、弾性率は38.5GPaであ
る。
実施例IV 10グラムのコポリマーAを120℃で100mlのm−クレゾ
ールに溶解する。この溶液を120℃で直径0.5mlの紡糸穴
に通して紡糸し、室温にてメタノール浴中で冷却する。
抽出し、乾燥した後、繊維の融点は255℃である。これ
らの繊維を、N2環境中にて、18倍の全延伸度まで、それ
ぞれ220℃および240℃で2段階に延伸する。数多くの試
験片についての結果は表3に与えられている。
実施例V 3グラムのコポリマーAを100mlの3−クロロフェノ
ールに溶解する。この溶液を室温でキャスティングし
て、フィルムを形成する。フィルムが依然として約4%
重量の溶媒を含有するまで乾燥した後、乾燥フィルム
を、ある方向に、それぞれ180℃および220℃で2段階に
延伸する。数多くの試験片についての結果は表4に与え
られている。
実施例VI 2グラムのコポリマーAを100℃で100mlのピロールに
溶解する。この溶液をキャスティングしてフィルムを
得、急速に冷却してゲルフィルムを得る。メタノールで
ピロールを抽出し、フィルムを乾燥した後、フィルムの
融点は255℃である。このフィルムを幅の狭いストリッ
プに切断し、これらを、それぞれ220℃、240℃および26
0℃で3段階に延伸する。結果は表5に与えられてい
る。
実施例VII 20mlのヘキサフルオロイソプロパノール中における5
グラムのコポリマーAの溶液を室温で加圧して平坦なフ
ィルムを得る。アセトンで抽出し、乾燥した後、フィル
ムを220℃でポスト加圧する。フィルムの融点は261℃で
ある。このポスト加圧フィルムを、ある方向に、それぞ
れ240℃および260℃で2段階に延伸する。結果は表6に
与えられている。
実施例VIII 20mlのヘキサフルオロイソプロパノール中における5
グラムのコポリマーBの溶液を室温で平坦なフィルムに
圧縮する。アセトンで抽出し、乾燥した後、フィルムを
200℃でアフター圧縮する。このアフター圧縮フィルム
を、ある方向に、それぞれ220℃および235℃で2段階に
延伸する。結果は表7に与えられている。
実施例IX 20mlのヘキサフルオロイソプロパノール中における5
グラムのコポリマーAの溶液を、室温で直径0.5mmの紡
糸穴を通して紡糸し、繊維を得、これをアセトン浴中に
通す。抽出し、乾燥した後、この繊維をN2環境中にて、
それぞれ240℃、260℃および280℃で3段階に延伸す
る。様々な試験片についての結果は表8に与えられてい
る。
実施例X 100mlの2−クロロフェノール中における2グラムの
コポリマーAの溶液を、室温で厚さ2mmのペトリ皿中に
キャスティングする。このペトリ皿上にメチルエチルケ
トン蒸気を通すことにより、取り扱うことができるフィ
ルムが得られる。アセトンで抽出し、乾燥した後、フィ
ルムを220℃で12倍に延伸する。Eモジュラス(80%)
は27.3GPa、初期モジュラスは19.4GPaおよび引張り強さ
は1.05GPaである。次いで、このフィルムをさらに14倍
まで延伸する。Eモジュラス(80%)は32.3GPa、初期
モジュラスは23.6GPaおよび引張り強さは1.25GPaであ
る。
比較実験A コポリマーAを280℃の溶融物として、ゲットフェル
ト・ヴィスコテスタ(Gttfert ViscoTester)1500か
ら紡糸する。ヴィスコテシタ中で4分間加温した後、繊
維を形成しない黄褐色粉末が紡糸口から噴出する。260
℃でも同様に粉末が得られる;この粉末はそれほど変色
しないが、やはりコヒーレント繊維を形成しない。温度
を240℃まで、すなわちポリマーの融点よりも低く下げ
ると、ヴィスコテスタが供給することのできる最大圧力
は、ポリマーを加圧して紡糸口に通すには不充分であ
る。
比較実験B コポリマーBは比較例Aの方法により紡糸される。こ
の場合にも、変色した粉末が得られ、繊維は得られな
い。
比較実験C コポリマーAを、N2環境中にて、280℃の温度および8
0バールの圧力で4分間加圧し、厚さ0.7mmの平坦なフィ
ルムを得る。このフィルムは濃褐色に変色する。このフ
ィルムは高温で延伸することができるが、ポリマーの融
点である260℃より高いと流動効果を示さず、弾性的な
挙動を示し、延伸後に元の寸法に戻る。この挙動は、お
そらく、この材料の架橋および分解により生じるのであ
ろう。コポリマーBを260℃の温度および80バールの圧
力で2分間加圧して厚さ0.3mmの薄いフィルムを形成す
る。この材料を225℃で延伸する。結果を表9に示す。
この材料は240℃で延伸できないことが見い出されてい
る。

Claims (17)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】Eモジュラス(80%)(以下「弾性率」と
    いう)が少なくとも30GPaであることを特徴とする、一
    酸化炭素およびオレフィン性不飽和モノマーの配向交互
    コポリマー製の細長い物体。
  2. 【請求項2】引張り強さが少なくとも1.2GPaであること
    を特徴とする請求項1記載の物体。
  3. 【請求項3】弾性率が少なくとも35GPaであることを特
    徴とする請求項1または2記載の物体。
  4. 【請求項4】引張り強さが少なくとも1.5GPaであること
    を特徴とする請求項1〜3のいずれか1項記載の物体。
  5. 【請求項5】引張り強さが少なくとも2.0GPaであること
    を特徴とする請求項1記載の物体。
  6. 【請求項6】コポリマーが一酸化炭素−エテンコポリマ
    ーであることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項
    記載の物体。
  7. 【請求項7】コポリマーの固有粘度が少なくとも1dl/g
    であることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項記
    載の物体。
  8. 【請求項8】100℃にてm−クレゾール中で測定された
    コポリマーの固有粘度が少くとも1dl/gである、一酸化
    炭素およびオレフィン性不飽和モノマーの交互コポリマ
    ーから、その溶液を該溶液の溶解点より高い温度で該溶
    液からなる物体に転化することにより細長い物体を製造
    する方法であって、 該溶液からなる物体、該コポリマーからなる溶媒含有物
    体に転化し、 90%と99.9%との間の溶媒を、該コポリマーからなる溶
    媒含有物体から除去し、次いで、 このようにして得られた物体を該コポリマーの融点より
    低い温度で延伸することを特徴とする、 一酸化炭素およびオレフィン性不飽和モノマーの交互コ
    ポリマー製の細長い物体の製造方法。
  9. 【請求項9】コポリマーが一酸化炭素−エテンコポリマ
    ーであることを特徴とする請求項8記載の方法。
  10. 【請求項10】溶媒の双極子モーメントが3×10-30
    ーロン・メートルと9×10-30クーロン・メートルとの
    間であり、溶媒のヒルデブランド溶解度パラメータが16
    MPa−1/2と27MPa−1/2の間であることを特徴とする請求
    項8または9記載の方法。
  11. 【請求項11】溶媒が、フェノール、ピロール、2−ク
    ロロフェノールおよび3−クロロフェノールからなる群
    から選択されることを特徴とする請求項10記載の方法。
  12. 【請求項12】溶液中のコポリマー濃度が0.5重量%と5
    0重量%との間であることを特徴とする請求項8〜11の
    いずれか1項記載の方法。
  13. 【請求項13】溶液中のコポリマー濃度が10重量%と35
    重量%との間であることを特徴とする請求項12記載の方
    法。
  14. 【請求項14】ゲル化溶媒を用い、溶液からなる物体を
    溶液のゲル化点より低く冷却することを特徴とする請求
    項8記載の方法。
  15. 【請求項15】延伸を、少なくとも16GPaの弾性率を有
    する物体を得るの充分な延伸度まで行うことを特徴とす
    る請求項8〜14のいずれか1項記載の方法。
  16. 【請求項16】延伸を、二軸的に、しかも、少なくとも
    一方向には、その方向において少なくとも0.3GPaの引張
    り強さおよび少なくとも3.5GPaの弾性率を有する物体を
    得るのに充分な延伸度まで行うことを特徴とする請求項
    8〜15のいずれか1項記載の方法。
  17. 【請求項17】引張り強さが少なくとも0.5GPaであり、
    弾性率が少なくとも5GPaであることを特徴とする請求項
    16記載の方法。
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