JPH0450477Y2 - - Google Patents

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JPH0450477Y2
JPH0450477Y2 JP1987083404U JP8340487U JPH0450477Y2 JP H0450477 Y2 JPH0450477 Y2 JP H0450477Y2 JP 1987083404 U JP1987083404 U JP 1987083404U JP 8340487 U JP8340487 U JP 8340487U JP H0450477 Y2 JPH0450477 Y2 JP H0450477Y2
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front frame
frame
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案は、電動機と送風羽根を内装した箱型送
風機に関し、具体的には扇風機、換気扇等があ
る。
(ロ) 従来の技術 本考案に先行する技術に実公昭58−27116号公
報に記載の箱型送風機がある。この箱型送風機は
前枠に相当する送風機本体の筒状開口部中央に、
支持桟にて支持されたモータ取付部を形成し、後
枠に相当するカバーに風洞を形成し、風洞の開口
にガード体を装着し、送風機本体の開口部には回
転グリル体を回転自在に装着している。従つて、
この箱型送風機は、送風機本体、カバー、ガード
体、回転グリル体の4部品にて形成される。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点 従来の箱型送風機においては、送風機本体、カ
バー、ガード体、回転グリル体の4部品にて形成
され、構成部品点数が多い欠点があつた。
そこで、構成部品点数を削減するため、カバー
にガード体を一体形成することが考えられるが、
カバーには風洞を形成しているため、ガード体を
カバーに一体形成することは成形金型設計上困難
なものであつた。また、電動機を支持する送風機
本体はそれのみで十分な強度を必要とし、そのた
めの補強構造を必要とすることから、送風機本体
の構造が複雑となる欠点があつた。
本考案は、上記欠点に鑑みなされたもので、構
成部品数を削減し、簡単な構成で十分な強度を得
られる箱型送風機を提供することを課題とするも
のである。
(ニ) 問題点を解決するための手段 本考案における構成を第1図乃至第6図に基づ
き説明する。
箱型送風機1は箱型枠体2を有し、箱型枠体2
は風洞3を形成したグリル体4と、前枠5と後枠
6とからなる。グリル体4と前枠5と後枠6は合
成樹脂にて成型され、三者を連結して箱型枠体2
を形成する。グリル体4と前枠5と後枠6とは相
互に連結され、その連結は弾性係止部7,8,9
と係合部10,11,12とにて行なつてもよい
し、螺子等の連結具を用いて行なつてもよい。弾
性係止部7,8,9と、係合部10,11,12
とは爪部と凹部であり、弾性係止部7,8,9が
爪部であつてもよいし、凹部であつてもよい。
前枠5と後枠6の上半側は半円型に形成され、
前枠5と後枠6の上部には通気口13,14を形
成している。通気口13の中央には支持杆15に
て電動機16の取付部17を形成している。電動
機16はDCブラシレスモータを用い内側固定子
18は取付部17より突設する筒部に被嵌支持す
ると共に螺子19にて固定し、筒部内面に支持し
た軸受にて傘状外側回転子20の軸21を軸支し
ている。取付部17には電動機16の制御用基板
22を装着している。
外側回転子20には送風羽根23を装着してい
る。送風羽根23の有底円筒状ボス部を外側回転
子20に被嵌して装着し、その結合は接着、ピン
の溶着等の技術でもつて行なわれる。
前枠5に対し、グリル体4を装着すると、通気
口13はグリル体4にて被われ、同時に取付部1
7もグリル体4にて被われる。風洞3は通気口1
3に沿つて挿入されて突出し、後枠6を前枠に装
着すると後枠6の通気口14と風洞3とは当接接
続される。送風羽根23は風洞3内に位置し、通
気口14から吸入する空気を通気口13からグリ
ル体4を通過して吹き出される。
(ホ) 作用 本考案において箱型枠体2を前枠と後枠6とグ
リル体4にて形成し、グリル体4は前枠5の補強
部材としての作用をなすと共に箱型枠体2の補強
をも行える。前枠5に形成した取付部17はグリ
ル体4にて被うことができる。
(ヘ) 実施例 本考案を第1図乃至第6図に示す箱型送風機
1、具体的には携帯用扇風機に基づき説明する。
箱型送風機1は携帯用扇風機であることから、
前枠5と後枠6の下半側を方形に形成し、箱型枠
体2の下部空間に電池24と、制御用基板25を
装着している。電池24は二次電池又は一次電池
等の種々の電池を用いることができ、二次電池で
あれば内蔵としてもよいし、一次電池の場合は当
然交換できる構成となり、開閉自在の蓋体を必要
とする。前枠5の下部右側部にはスイツチ26を
操作するための操作体27を装着している。
箱型枠体2には出入自在の支持脚体28を形成
し、支持脚体28は後枠6の下部後面に引き起こ
し自在に枢支している。
前枠5のグリル体4が装着される部分にはグリ
ル体4を前枠5の前面と面一とするための凹部3
1を形成している。グリル体4には前枠5の取付
部17と支持杆15を被う被部32,33と斜め
状の棧34とを形成している。取付部17は被部
32で被われることで螺子19や軸21が露出し
ない。支持杆15の一本には溝35を形成し、電
動機16への給電コード36を配線している。溝
35も被部33にて被われる。風洞3は前枠5の
通気口13に沿つて挿入され、風洞3には支持杆
15を挿通する切り込み37を形成している。支
持杆15の基端には切り込み37を埋めるための
突片38を形成している。突片38にて切り込み
37が埋められることで風洞3は完全な筒体とな
る。
グリル体4を前枠5に装着すると、グリル体4
の爪部にて形成した弾性係止部7が前枠5の穴に
て形成した係合部10に係合し、グリル体4と前
枠5とは連結されて一体化される。後枠6のグリ
ル体4と前枠5への装着は前枠5の外周部に形成
した段部の数箇所に凹部にて形成した弾性係止部
8に、後枠6の外周部が被嵌され、後枠6の外周
部内面に爪部にて形成した係合部11が係合して
連結される。前枠5への後枠6の連結と同時に風
洞3の端部にて形成した爪部にて形成される弾性
係止部9が後枠6の通気口14内縁部に凹部にて
形成した係合部12が係合して風洞3と後枠6が
連結され、風洞3と通気口14が連通する。
前枠5にグリル体4を合成樹脂にて一体に形成
することもできるがグリル体4を別部材に形成す
ることで、取付部17の螺子19等を被うことが
できるだけでなく、前枠5とグリル体4を形成す
る合成樹脂の材質又は色を変えて設計上の意匠的
制約を少なくできると共に、箱型枠体2、特に前
枠5の強度を向上させることができる。
前枠5の右側部に操作体27を形成したこと
で、箱型送風機1の重量部材である電池24を収
納した箱型枠体2の下部を持つて操作体27を操
作でき、操作中に箱型送風機1が揺れて操作しに
くいといつたこともなくスムーズに操作できる。
操作体27は右側部に限定されず箱型枠体2の下
側部にあれば同様の作用効果を得ることができ
る。
前枠5の下部内には電池24の4本を横に配設
し、電池24はテープ等にて一体化されていると
共に前枠5に内設したリブ39にて位置決めされ
る。電池24の前枠5に対するガタツキを防止す
るためにウレタンや弾性体等のガタツキ防止シー
トを介在させてもよい。前枠5には制御用基板2
5を螺子にて固定し、基板25に装着した充電用
端子40を前枠5の下部側面より露出している。
後枠6の通気口14にはガード体41を一体に
形成している。後枠6の下部には支持脚体28を
収納するコ字型凹部42を形成し、コ字型凹部4
2の上部には支持脚体28の枢軸43を軸支する
軸受44を形成している。軸受44部分には支持
脚体28の引き起した時の回動を規制するストツ
パ部45を形成している。軸受44とストツパ部
45は後枠6内面に突出して突出部46を形成し
ている。突出部46は前枠5に後枠6を連結した
時に電池24の位置決め部となる。後枠6には電
池24の側方の位置決めを行う突起47を形成
し、突起47は三角状リブ又は電池24に当接す
る縁が円弧となつたリブにて形成される。
箱型送風機1の重心は電池24の上部近傍に位
置し、支持脚体28の枢軸43部分にほぼ位置し
ている。従つて支持脚体28を引き起こして載置
した時後枠6と支持脚体28と床Fにて形成され
る三角形の頂点より少し前方に重心が位置するこ
とになり、形成された三角形の底辺上に重心があ
ることから安定性が良く、支持脚体28の上方よ
り後方に箱型枠体2が突出しているが後方に転倒
することはなく、支持脚体28も小型化できるも
のである。
前枠5と後枠6とは弾性係止部8と係合部11
にて連結された後、下部のみを螺子48にて固定
している。螺子48による固定は前枠5と後枠6
との連結をより確実なものとする他に、携帯用で
あることから不用意に落としたとしても分解する
ことがないようにする作用もある。
箱型送風機1は電池24として二次電池を用い
ており、電池24による使用と商用電源による使
用とが行える。また電池24を充電する必要もあ
る。さらに箱型送風機1の運転としては連続した
運転と一定時間運転した後一定時間停止する間欠
的運転とが行え、間欠的運転では送風羽根23が
完全に停止することがないので強弱のある風とな
る。
実施例として携帯用扇風機を示したものである
が、電池24を内蔵しない商用電源でのみ使用さ
れる箱型扇風機であつてもよいし、窓用換気扇で
あつてもよく、送風機としての作用を有するもの
であれば実施できる。
(ト) 考案の効果 本考案は、前枠、後枠、グリル体の3部品で構
成することができ、従来に比し部品点数を削減す
ることができる。グリル体に風洞を形成している
ので、各部品の成型金型設計を簡素化することが
できると共に、前枠と後枠とを固定し、グリル体
の風洞を後枠に接続すことで枠体全体の強度を向
上することができる。また、前枠にグリル体に固
定することで前枠を補強することができ、電動機
の長期にわたる安定した保持が行え、前枠の構造
も簡素化することができる等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
図は本考案を示すもので、第1図は側断面図、
第2図は後枠を外した背面図、第3図は正面図、
第4図は斜視図、第5図は分解斜視図、第6図は
後枠の分解斜視図である。 1……箱型送風機、2……箱型枠体、3……風
洞、4……グリル体、5……前枠、6……後枠、
7,8,9……弾性係止部、10,11,12…
…係合部、13,14……通気口、15……支持
杆、16……電動機、17……取付部、23……
送風羽根。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 通気口を形成した前枠と、該前枠に固定され、
    前枠の通気口と連通する通気口を有する後枠と、
    前記前枠の通気口に挿入される風洞を有するグリ
    ル体とにて箱型枠体を形成し、前記前枠の通気口
    には支持杆にて支持される電動機の取付部を形成
    すると共に、前記グリル体は通気口を被う如く前
    枠に装着固定して風洞を後枠の通気口と接続し、
    前記電動機にて駆動する送風羽根を風洞内に配設
    してなる箱型送風機。
JP1987083404U 1987-05-29 1987-05-29 Expired JPH0450477Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987083404U JPH0450477Y2 (ja) 1987-05-29 1987-05-29

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JP1987083404U JPH0450477Y2 (ja) 1987-05-29 1987-05-29

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Publication Number Publication Date
JPS63191289U JPS63191289U (ja) 1988-12-09
JPH0450477Y2 true JPH0450477Y2 (ja) 1992-11-27

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Families Citing this family (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5851566B2 (ja) * 2014-08-08 2016-02-03 株式会社マキタ 扇風機
CN113840986A (zh) * 2019-05-20 2021-12-24 京瓷工业工具株式会社 衣服用风扇及带风扇的衣服

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JPS6141886B2 (ja) * 1976-04-02 1986-09-18 Yoshio Katsuta

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JPS6141886U (ja) * 1984-08-21 1986-03-17 株式会社 日本計器製作所 フアン・モ−タ
JPS61118994U (ja) * 1985-01-14 1986-07-26

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JPS63191289U (ja) 1988-12-09

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