JP3003223U - 電動独楽 - Google Patents

電動独楽

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JP3003223U
JP3003223U JP1994001521U JP152194U JP3003223U JP 3003223 U JP3003223 U JP 3003223U JP 1994001521 U JP1994001521 U JP 1994001521U JP 152194 U JP152194 U JP 152194U JP 3003223 U JP3003223 U JP 3003223U
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JP
Japan
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box
motor
flywheel
shaft
switch
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Application number
JP1994001521U
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Inventor
裕二 上田
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Tokyo Unique Co Ltd
Original Assignee
Tokyo Unique Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 スイッチを入れるとそのスイッチを切るまで
回り続け、容易には倒れることがなく、倒しても又起き
上がって回り続ける電動独楽を提案するものである。 【構成】 胴部をフライホイル8で形成する独楽本体2
の回転軸3上部内へ、モータ1下面中心から垂下するモ
ータ軸を同軸に嵌合固着し、上記モータ軸を底板14に貫
通させてモータ1を収納させたボックス11内へ乾電池12
を共に収納させ、又該ボックス外周面一部にスイッチ29
を設けて該スイッチを介してモータ1を乾電池12へ電気
的に接続させた。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本案はフライホイルで胴部を形成する電動独楽に係る。
【0002】
【従来の技術】
玩具としての独楽は古くから知られており、通常回転軸中間部に胴部を固着し 、回転軸に巻付けた紐を強く引くことで回転軸を中心に回転させている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
上記従来の独楽は、回転軸への紐掛けが面倒であり、又独楽を空中に放り出し た状態で紐を強く引き、回転させなければならないから、そのコツを習得する必 要があり、更にその回転時間も短かかった。
【0004】 本案独楽は、独楽本体の回転軸上部へモータ及び乾電池入りのボックスを取付 け、該ボックスに付設したスイッチをオンするだけで回せるようにして上記欠点 を除去したものであり、又上記モータ等収納のボックスを回転軸上部へ固着した ことにより独楽が倒れ易くなる欠点を、独楽本体の胴部をフライホイルとしてそ の回転時の慣性モーメントを大とすることで解決しようとするものであり、更に 独楽本体に対してボックスが逆回転することへの教育的理解を高め、更に又上記 ボックスにいわゆるキャラクターを着脱自在に装着させることで、独楽の外観お よび回転状態に変化を持たせて玩具としての興味を高めることが可能とするもの である。
【0005】
【課題を解決するための手段】
胴部をフライホイル8で形成する独楽本体2の回転軸3上部内へ、モータ1下 面中心から垂下するモータ軸を同軸に嵌合固着し、かつ上記モータ軸を底板14に 貫通させて、上記モータを収納するボックス11内へ乾電池12を共に収納させ、又 該ボックスの外周面一部にスイッチ29を設け、該スイッチを介してモータ1を乾 電池12へ電気的に接続させた。
【0006】 上記構成の電動独楽において、フライホイル8外径よりもボックス11長径部の 長さを大として、その長径部の外端部をフライホイル外周上方よりも側外方へ突 出させた。
【0007】 上記各構成の電動独楽において、上部両側から自在継手を介して強制回動自在 に腕部47、47を突出するキャラクター40を、ボックス11上面へ着脱自在に装着さ せ、かつ垂下時における上記腕部47、47の下端高さは、回転軸3の下端高さと等 しい状態に保つことが可能に形成した。
【0008】
【作用】
図1が示す状態からスライドスイッチ29を図左方へ押し摺動させると、モータ 1が従ってモータ軸を嵌合固着した回転軸3が回されることで独楽本体2が回転 する。又モータ1は独楽本体2回転による反力により反対方向へ回転することと なるため、該モータおよび乾電池12、12を収納固定するボックス11を、独楽本体 2と反対方向へ回転させることとなる。図示のようにフライホイル8直径よりも ボックス11の長径部長さを大としてあれば、その長径部外端はフライホイル外周 上方から側外方へ突出するため、回転時、電動独楽が他物に接触する際はそのボ ックスの長径部外端が接触してそのボックスの回転を停止させるが、該回転停止 により独楽本体はその回転数を高めることとなるため、殆ど倒れることはなく、 通常倒れても直ちに起き上がって回転を継続する。
【0009】 ボックス11上部にキャラクター40を装着させた図3、図4が示す第2実施例の 場合は、上下両腕部を共に垂下し、下腕部46、46下端を回動軸3下端が接地の床 面等に接触させた状態でスイッチ29を摺動させオンすることで、ボックス11およ びキャラクター40の独楽本体に対する逆回転を阻止させることが出来、この場合 は独楽本体2だけが回転する。又それ等下腕部等を上方ないし側外方へあげ、接 地しないようにすることで、それ等キャラクター等も独楽本体と反対方向へボッ クスと共に回転するが、この場合は、独楽本体2の慣性モーメントに比べて上記 キャラクター等独楽本体上方部分の慣性モーメントがはるかに大となるため、既 述第1実施例の場合に比べてそのキャラクター40等の逆方向回転は緩やかな回転 となる。
【0010】
【実施例】
まず図1と図2とが示す第1実施例について説明すると、1はモータ下面中心 からモータ軸を垂下し、該モータ軸を独楽本体2の回転軸3の上部内へ同軸に嵌 合固着している。回転軸3はその上半を大径かつ横断面楕円形状としてその上端 に外向きフランジ4を付設し、上記回転軸上半の短径部分両側方の外向きフラン ジ部分下面から短径部外面との間に逃げ代としての小間隙をおいて下端外面に係 合突条5、5を有する係止片6、6を垂下している。又回転軸上半の長径部外面 には係合条7、7を縦設している。
【0011】 8は独楽本体胴部としてのフライホイルで、該フライホイル中心の透孔9の対 向位置には既述係合条7、7を嵌合させるための溝10、10を縦設している。該フ ライホイルは全体を金属で形成してもよく、又その外周部内に金属短筒を埋設し てもよい。
【0012】 11は上記モータおよび乾電池12、12を収納させて電動独楽上部を形成するボッ クスであり、該ボックスは図2のように下箱13と上箱21とスイッチ付きの側壁形 成の蓋板28とで形成している。
【0013】 下箱13は、底板14中央を大きく開孔15してその開孔周縁から嵌合短筒を垂下し 、該筒下端にモータ下面支持用の内向きフランジ16を付設している。又該下箱は 、一方側面を除いてその底板外周から周壁17を起立し、かつ上記開孔側方から後 述上箱との位置合わせのための軸受け18、18を起立している。更に前後側壁上端 外面には、後述上箱から垂下するフック係合用の突部19、19を付設し、開放側面 側底板部分には蓋板のフック係合用長孔20を穿設している。
【0014】 上箱21は、モータ上部を下面凹部内へ嵌合させるための隆起部22を上板23中央 部に有し、又上記下箱周壁17上面へ下端面を載置可能に一方側面開放の周壁24を 垂下し、上板下面から上記軸受け18、18内へ下部を嵌合させる軸を垂下する。更 に周壁24の前後両部下縁からはU字状のフック25、25を垂下して既述突部19、19 下面への係合により下箱11から上箱21が外れないよう設け、又周壁開放側の上板 側部に蓋板のフック係合用長孔26を穿設している。尚隆起部22前後にはキャラク ター取付け突部27、27を付設している。27a 、27a は電気接片である。
【0015】 側壁形成蓋板28は、既述上下箱の側面開口部を閉寒するもので、スライドスイ ッチ29を設け、又電気接片30を内面に付設している。又前後両部内面には嵌合突 部31、31を付設し、かつ上下内面からフック32、32を突出する。ボックスはフラ イホイルより大としているが、小としてもよい。
【0016】 電動独楽35の組立ては次のように行えばよい。まずモータ軸に回転軸3を嵌着 させておき、その回転軸を内向きフランジ孔に挿通させてモータ1下面を下箱13 の内向きフランジ16で支持させ、上箱21の軸を軸受け18、18内へ、又モータ上部 を隆起部22下面が形成する凹部内へそれぞれ嵌合させ、更に上箱21のフック25、 25を下箱の突部19、19下面へ係合させて上下両箱を一体的に連結させる。次いで 乾電池12、12をモータ1の左右両側方へボックスの側方開口面から挿入し、蓋板 28をその側方開口面へ嵌合させ、フック32、32の先端突部を既述長孔20、26内へ 嵌着させる。このようにしてボックス11を組立てた後、フライホイルの透孔9内 へ回転軸3下部を挿入し、その透孔に設けた溝10、10上端へ回転軸上部の係合条 7、7下端を、又透孔上部内側部へ係止片6、6下端を、それぞれ当てがい、そ のままフライホイルを押上げる。係止片6、6は回転軸上部側へ押込まれた後、 弾性復元してその係合突条5、5が透孔9下縁へ係合してフライホイルの抜け落 ちを防止し、又係合条7、7は上記溝10、10内へ嵌合して、回転軸3に対しフラ イホイル8を回転不能に嵌合する。
【0017】 図3、図4が示す第2実施例は、第1実施例のように形成した電動独楽35上部 に、いわゆるキャラクター40を装着したものである。尚キャラクターは図示例に 限らず、漫画の主人公等を選択する。
【0018】 図示のキャラクター40は、戦闘ロボットを形どったもので、頭部41の下部左右 から各種武器を載置した肩部42を介してボックス側面へ嵌合させる側板43、43を 垂下し、側板下端内面に下箱の底板側縁に係合させた爪44、44を付設している。 頭部41下面は既述隆起部22上を嵌合させる凹部に形成しており、肩部側外面上部 からは自在継手を介して強制回動可能に上腕部45、45を、又上腕部下端から内外 両方向へ強制屈折可能に下腕部46、46を垂下する。それ等上下両腕部からなる腕 部47、47は前後、左右いずれの方向へも突出させることが可能であり、又その長 さは、垂下時において下腕部46下端高さが回転軸3の下端高さと等しい状態に保 つことが出来るよう、つまり図3が示すようにキャラクター付き電動独楽として 下腕部46、46を下方へ垂下し、スイッチをオンして独楽本体2を回転させたとき 、回転軸3下端が接する床面等に下腕部46、46下端も接するよう設ける。
【0019】 このようにすることで、既述のように独楽本体2だけが回転し、キャラクター 等の逆回転は阻止され、その独楽本体の移動により恰もキャラクターが自由に方 向を変え乍ら摺動するような独楽回転状態を得ることが出来る。40a は前方取付 け部27に装着させたヘルメットで、キャラクターの一部を形成する。
【0020】
【考案の効果】
本案は既述構成とするもので、各請求項共通の効果として、スイッチをオン、 オフすることで回転し、又停止する電動独楽としたから、通常の手動の独楽のよ うに独楽の回転に技術を要することがなく、簡単に回すことが出来ると共に、ス イッチをオフしない限りいつまでも回し続けることが出来、独楽本体胴部をフラ イホイル8で形成したから、回転時の慣性モーメントが大となってその安定度を 高めることが出来、又独楽本体2の回転軸3上部内へ、モータ1下面中心から垂 下するモータ軸を同軸に嵌合固着すると共に、そのモータ軸を底板に貫通させて モータ1を乾電池12と共にボックス11内へ収納させたから、独楽本体2を回転さ せる力の反力で上記モータ等を収納するボックス11は独楽本体2と逆方向へ回転 することとなり、又このようにして逆回転しているボックス11に指等を当ててそ の逆回転を停止させると、該逆回転によって消費されていたモータの仕事が今度 は独楽本体の回転に用いられることとなり、そのため逆回転停止時における独楽 本体2の回転は更に高速化することとなり、これ等は簡単に実験でき、確認でき るから、反力、慣性モーメント等の理解に役立つ教育的効果がある。
【0021】 請求項2の場合は、フライホイル8外径よりもボックス長径部の長さを大とし てその長径部の外端部をフライホイル外周上方よりも側外方へ突出させたから、 電動独楽回転時に該電動独楽が他物に接触しても、該接触は上記ボックス外端部 が当り、該接触によりボックスがその回転を停止しても、既述のように独楽本体 はそのボックスの回転停止により却って回転速度を高めることとなるため、手回 しの独楽の場合のように回転速度低下により電動独楽が倒れるようなことがない 。又上記接触によりボックスが回転を停止しても独楽本体は回転し続けるから、 フライホイルが他物に接触する場合に比べてモータにかかる負荷が急激に増大す ることはなく、よってモータの耐久性を高めることが出来る。
【0022】 請求項3の場合は、既述のように腕部下端を回転軸3下端と等しい高さに位置 させて、即ち腕部下端を接地させて回転させることで、独楽本体2だけを回転さ せることが出来るから、キャラクターが自由に向きを変え乍ら摺動するかのよう に電動独楽を動かすことが出来、又腕部突出方向を変えて回転させることで、い わゆる首振り現象によりキャスターが暴れ狂う状態を現出させることも出来、玩 具としての興味を高めることが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本案電動独楽の斜視図である。
【図2】図1電動独楽の分解斜視図である。
【図3】第2実施例電動独楽の斜視図である。
【図4】図3電動独楽の分解斜視図である。
【符号の説明】
1…モータ 2…独楽本体 3
…回転軸 8…フライホイル 11…ボックス 40
…キャラクター
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成6年5月12日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項3
【補正方法】変更
【補正内容】

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 胴部をフライホイル8で形成する独楽本
    体2の回転軸3上部内へ、モータ1下面中心から垂下す
    るモータ軸を同軸に嵌合固着し、かつ上記モータ軸を底
    板14に貫通させて、上記モータを収納するボックス11内
    へ乾電池12を共に収納させ、又該ボックスの外周面一部
    にスイッチ29を設け、該スイッチを介してモータ1を乾
    電池12へ電気的に接続させたことを特徴とする電動独
    楽。
  2. 【請求項2】 フライホイル8外径よりもボックス11長
    径部の長さを大として、その長径部の外端部をフライホ
    イル外周上方よりも側外方へ突出させたことを特徴とす
    る請求項1記載の電動独楽。
  3. 【請求項3】 上部両側から自在継手を介して強制回動
    自在に腕部47、47を突出するキャラクター40を、ボック
    ス11上面へ着脱自在に装着させ、かつ垂下時における上
    記腕部47、47の下端高さは、回転軸3の下端高さと等し
    い状態に保つことが可能に形成したことを特徴とする、
    請求項1および請求項2記載の電動独楽。
JP1994001521U 1994-02-04 1994-02-04 電動独楽 Expired - Lifetime JP3003223U (ja)

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