JPH04504209A - 胞子形成―アルブスクラー菌根系菌類を刺激する方法および組成物 - Google Patents

胞子形成―アルブスクラー菌根系菌類を刺激する方法および組成物

Info

Publication number
JPH04504209A
JPH04504209A JP91501483A JP50148391A JPH04504209A JP H04504209 A JPH04504209 A JP H04504209A JP 91501483 A JP91501483 A JP 91501483A JP 50148391 A JP50148391 A JP 50148391A JP H04504209 A JPH04504209 A JP H04504209A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
growth
fungi
composition
plant
compound
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP91501483A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0763277B2 (ja
Inventor
サファー,ジーン,アール.
ネアー,ムラリードハラン,ジー.
シクエイラ,ジョゼ,オウ.
Original Assignee
ミシガン ステイト ユニバーシティー
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ミシガン ステイト ユニバーシティー filed Critical ミシガン ステイト ユニバーシティー
Publication of JPH04504209A publication Critical patent/JPH04504209A/ja
Publication of JPH0763277B2 publication Critical patent/JPH0763277B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A01AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
    • A01NPRESERVATION OF BODIES OF HUMANS OR ANIMALS OR PLANTS OR PARTS THEREOF; BIOCIDES, e.g. AS DISINFECTANTS, AS PESTICIDES OR AS HERBICIDES; PEST REPELLANTS OR ATTRACTANTS; PLANT GROWTH REGULATORS
    • A01N43/00Biocides, pest repellants or attractants, or plant growth regulators containing heterocyclic compounds
    • A01N43/02Biocides, pest repellants or attractants, or plant growth regulators containing heterocyclic compounds having rings with one or more oxygen or sulfur atoms as the only ring hetero atoms
    • A01N43/04Biocides, pest repellants or attractants, or plant growth regulators containing heterocyclic compounds having rings with one or more oxygen or sulfur atoms as the only ring hetero atoms with one hetero atom
    • A01N43/14Biocides, pest repellants or attractants, or plant growth regulators containing heterocyclic compounds having rings with one or more oxygen or sulfur atoms as the only ring hetero atoms with one hetero atom six-membered rings
    • A01N43/16Biocides, pest repellants or attractants, or plant growth regulators containing heterocyclic compounds having rings with one or more oxygen or sulfur atoms as the only ring hetero atoms with one hetero atom six-membered rings with oxygen as the ring hetero atom
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A01AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
    • A01NPRESERVATION OF BODIES OF HUMANS OR ANIMALS OR PLANTS OR PARTS THEREOF; BIOCIDES, e.g. AS DISINFECTANTS, AS PESTICIDES OR AS HERBICIDES; PEST REPELLANTS OR ATTRACTANTS; PLANT GROWTH REGULATORS
    • A01N63/00Biocides, pest repellants or attractants, or plant growth regulators containing microorganisms, viruses, microbial fungi, animals or substances produced by, or obtained from, microorganisms, viruses, microbial fungi or animals, e.g. enzymes or fermentates
    • A01N63/30Microbial fungi; Substances produced thereby or obtained therefrom

Landscapes

  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Zoology (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Pest Control & Pesticides (AREA)
  • Agronomy & Crop Science (AREA)
  • Plant Pathology (AREA)
  • Microbiology (AREA)
  • Dentistry (AREA)
  • Wood Science & Technology (AREA)
  • Environmental Sciences (AREA)
  • Biotechnology (AREA)
  • Mycology (AREA)
  • Virology (AREA)
  • Agricultural Chemicals And Associated Chemicals (AREA)
  • Medicinal Preparation (AREA)
  • Micro-Organisms Or Cultivation Processes Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 を刺激する方法および組成物 本発明は胞子形成−アルプスクラ−菌根系菌類(VAM菌類: vesicul ar−arbuscular mycorrhizalfungi)の刺激にイ ソフラボノイド化合物を使用することに関する。特に、本発明はVAM菌類の存 在下における植物物質の生長を刺激するためにイソフラボノイド化合物を使用す る方法および組成物に関する。 従来技術 エンドゴナセアx (EndogonaceaeXZigonycetes)族 の一員である数種の菌種は地球上に生息しているほとんど全部の種類の大多数の 管束植物の根と内部共生集団を形成する[Harley、 J、 L、およびS mi th、 S、 E、 、 Mycorrhizalsymbiosi:A cademic Press、London、483頁(1983) ; 5a fir、G、R,、εcophysiology of VAmycorrhi zal plants、cRc Press、Boca Raton、 224 頁(1987)]。これらの集団は、胞子形成−アルプスクラ−菌根類(VAM )と称され、アブラナ科植物(crucifers)および若干のその他の種類 を除いて、大部分の農業上で重要な作物を含む、少なくとも300.000種の 植物で発生することが知られている。広く知られているように、VAM菌類は、 非生物性および生物性の両方のストレスに対して、植物生長、栄養摂取および耐 容性に意味深い有益な効果を育することができる[Powell、 G、 L、 およびBagyaraj、 D、 J、 、 VA mycorrhiza。 CRCPress、Boca Raton、 234頁(1984) : 5a fir、。 G、 R,、εcophysiology of VA mycorrhiza l plants、CRCPress、Boca Raton、224頁(19 87)コ。これらの利益は、土壌栄養物摂取の増加、マメ科植物における生物学 的窒素固定および結節の増加、好ましい植物−水相互関係、疾病の減少、植物生 長促進物質の蓄積の増加およびその他の生理学的効果をもたらす[Smi th 、 S、 E、およびGianinazzi−Pearson、 V、 、 A nn、 Rev、 Plants Physiol、 。 PlantMol、Biol、39 : 221 〜244 (1988) コ  。 全世界からの研究者および会社は、これらの菌類を農業および林業において大規 模に使用することに関して、極めて多大のバイオチクノロシイ的可能性を認識し ている[Jeffries、P、、Use of Mycorrhizae i n agriculture。 Cr1t、Rev、Biotechnol、、5 : 319〜357(+ 9 87 ) : Powell、C,L、およびBagyara j、 D、 J 、纒、VA mycorrhiZa、cRc Press、Boca Rato n、 234頁(1984) ; 5afir、 G、R,i!、εcophy sjology of VAa+ycorrhizal plants、cRc  Press、Boca Raton、 224頁(1987);および5iq ueira、 J、 0.およびFranco。 A、A、、 Biotechnologia do 5olo、 MEC/AB EAS、Brasilia。 234頁(1988)]。植物または土壌の接種物として、これらの菌類を使用 することは、肥料および農薬使用の減少、非生物学的ストレス(金属素、早魅、 有害な温度)および生物学的ストレス(線虫および病原菌の攻撃)による作物収 穫の損失の減少によって、農業および地球的環境品質に対して重大な衝撃を与え る。さらにまた、これらの菌類は、栽培植物の早まった生長不調および生き残り を改良し、そしてまた貧弱で、有害な場所における生産性または植物再生性を増 大させることが証明されている。実際に、成る植林森および果樹ならびにコーヒ ー実生における自然の成長が50〜5ooo%の適当なVAM接種によって改良 されることが知られている。 園芸および耕作作物の場合に、VAM接種によって、収穫が5〜290%の範囲 で増加したことが報告されている[Powell、 C,L、およびBagya raj、 D、 J、纒、VAmycorrhiza、CRCPress、Bo ca Raton、 234頁(1984) ; 5iqueira、J、0. およびFranco、 A、 A、 。 Biotechnologia do 5olo、、MEc/ABEAS、Br asilia、235頁(1988)]。 開発国における環境品質に関して、熱帯土壌の高い肥料要求(この地域では農業 拡大が期待される)および全地球的なリン酸塩沈着物が約70年間の間に潜在的 に枯渇するだろうという事実を考慮すると、VAM接種に対する巨大な全世界的 市場が存在している。 大部分の土壌における植物生長に対するVAM菌類の重要性は、土壌化学者、農 学者、園芸家、地球学者、農家および養樹家によって受け入れられ、認識されて いるが[P owe l L C8L、およびBagyaraj、 D、 J、 纒、VAmycorrhiza、CRCPress、Boca Raton、  234頁(1984) : 5afir、 G、R,li Ecophysio logy of VAmycorrhizal plants、CRCPres s、Boca Raton、 224頁(1987)]、多量の活性で有効な接 種物の供給に対して現在は無力であることがそれらの大規模使用における主要欠 点である。 VAM菌類は絶対ビオトローフ(obligate biotroph)として 認識されている、すなわちこれらの菌類は異種生物の存在しない条件の下では充 分に培養することはできない[Hepper、C,M、、VAM 5pare  germination and hyphalgrowth in vitr o: prospects for axenic culture 。 In: Proc、7 th NACOM、5ylvia等(纒) 、LIr+ jversjtyof Florida、Ga1nesville、172〜l  74 (1987) :Mo5se、B、、some 5tudies re lating to 1ndependent’growth of vesi cular−arbuscular endphytes+canj。 Bot、、66 ;2533〜2540 (1988);5iqueira等、 Can、J、Microbiol、、31 : 965〜972(1985)] 。感染性のVAM菌類が無いということは基礎生物学、生態学、宿主関係および 接種材料生産技術に対する増大する研究を非常に困難にしている。 VAM菌類のインビトロ培養は、しばしば試みられているが、不定の結果が得ら れているだけである[ Hepper。 C,M、、VAM 5pore germination and hypha l growth 1nvitro: prospects for axen ic culture、In: Proc。 7 th NACOM、5ylvia等(纒) 、University of  Florida。 Ga1nesvi11. 172〜174 (1987) ;5jqueira 等、Mycologia 74 : 952〜959 (19B2) ;5iq ueira、 J、 0.等、Can、J、Microbiol、、31 :  965〜972(1985)コ。ヨーロッパ特許出願No、EP0172085 には、VAM菌類の無条件増殖が記載されている。しかしながら、その増殖因子 は非植物原からのものであり、これらのVAM菌類は植物感染に関する能力が制 限されている。適当な培地上で表面培養すると、大部分の種類で生きている胞子 が容易に生じるが、生きている根の不存在下における発芽管の生長速度および生 殖共時態は、数種の先天的な環境因子および栄養因子によって影響を受ける[H epper、 C,M、、 VAM sporegermtnatton an d hyphal growth in VitrO: prospectsf or axenic culture、 In: Proc、7 th NAC OM、5ylvia等(編) 、University of FIorida 、Ga1nesville、 172〜174 (1987) ; 5ique ira、J、0.等、Can、 J。 Mjcrobiol、 3 1 : 985〜972 (1985) コ 。  大部分の種の胞子は発芽または菌糸生長に対して特異的栄養上の要件を有しては いないが、成る種の因子を加えると、非常に制限された程度ではあるが、有益で あることが照明されている[ 5iqueira、 J、 0. 、 Can、  J、 Microbiol、 。 31:985〜972(1985)コ。連続する菌糸生長および胞子形成は、生 きている植物の根の存在の下で得られるだけである[ B6card、 G、お よびFortin、J、A、。 NewPhytol、、108 : 211〜218 (1988) ;Mo5 se、 B、、 CanJ、 Bot、、66 : 2533〜2540(19 8g)コ。日本特許63−87973 (1988)には、ジャガイモおよび種 々の生長促進剤とともに、VAM菌類を接種することが示されており、そしてま た、IJosse等に対する米国特許No、4.294.037には、植物根の 存在の下におけるVAM菌類の増殖が記載されている。 長い間、根はVAM生産の開始および拡大において重要な役割を果たすものと考 えられていた[Harley、 J、 o。 およびSm1th、S、E、、Mycorrhizal symbiosis、  AcademicPress、London、483頁(1983)コ。根の 存在は、物理的接触がなくても、菌糸生長を刺激する[ B6card、 G。 およびFortin、J、A、、New Phytol、、 108 : 21 1〜218 (1988) ;Mo5se、B、およびHepper、 C,M 、 、 Physiol。 Plant Pathol、、5 : 215〜223 (1975) ;およ びMo5se、 B、、Can、 J、 Bot、、66 : 2533〜25 40(1988)]。しかしながら、イイントロの胞子発芽または菌糸生長に対 する根浸出物または種油出物の効果は、非常に変わりやすい[Harley、  J、 L、およびSmi th、 S。 E、、 Mycorrhizal symbiosis、Academic P ress、London、 483頁(1983) ; 5iqueira、J 、O,、Cu1tura axenicae monoxenica dos  fungos m1cosizicos vesiculo−arbuscul ares、In:Proc、II Reuniao bras、m1corri zas。 Sao Paulo、Sec、Meio Ambiente、 44〜70頁( 1987)コ。しかしながら、fi近の研究によって、1!浸出物の量よりもそ の質がインビトロでのVAM菌類増殖に対して重要な因子であることが示された 。[EIras+ K、S。 および5afir+G、R,、ApPl、Bnviron、Microbiol 、、53 : 1928〜1933 (1987)コ。この刊行物の著者は、リ ンを与えられていないクローバ−の根の根浸出物中に一時的なVAM増殖因子が 存在することを示唆した。 Brassfcaのような非VAM種は、これらが適合する宿主の根の近くに拡 散性の生長刺激物を持っていないことから、集落を形成しないものと見做される [Glenn。 M、 G、等、NewPhytol、110 : 217〜225 (1988 )]。このことは、VAM樹立の初期に化学的シグナルが生じなければならない という示唆と一致する[Elias、 K、 S、およびSaf ir、 G、  R,、Appl、 Environ。 Microbiol、、53 :19213〜1933 (1987) ;B6 card、 G、およびFortin、J、A、、New Phytol、 1 08 ; 211〜218 (1988) :Bonbate−Fasolo  1nScannerini等(Scannerini、 S、 、 Sm1th 、 D、 、 Bonfante−Fasolo、 P、in Gianina zzi−Pearson、V、纒、Ce1l to cellsignals  in plant、animal and m1crobial symbio sis。 Spring Verlag、Berlin、4 1 4 頁 (1988)]  。 低分子量フェノール系化合物は、広く種々の植物−微生物系において重要な役割 を演じることが知られている、植物−根粒バクテリア(Rhizobium)共 時懇において、根浸出物中に存在するフラボノイド類は、この細菌の共生プラス ミドに対して、nod遺伝子のインデューサーまたはリプレッサーとして、調節 様相で作用する[RolbeおよびGresshoff、Ann、Rev、P  1.Physiol、P 1.Mo1.Biol、。 するルテオリンはアルファルファ根圏に低濃度で生じることがあり、結節および 窒素固定を制限する[Kapulnik。 Yo等、Plant Physiol、、84 : 1193〜1196 (1 987)]。フラボノイド類はまた、寄生植物で吸管形成を誘発させることがで き[5teffens、 J、 C,等、Ann。 Bot、、50 : 1〜7 (1982)] 、植物−徹生物侵入をコントロ ールし[Ba1ley、 J、 A、編、Bilogy andmolecul ar biology of plant−pathogen 1nterac tions。 spring Verlag、Berlin、 415頁(1986)。 Pa1acios、 R,およびVerma、 D、 P、 S、纒、Mole culargentics of plant−microbe 1ntera ctions、APS、st、Paul。 401頁(1988) : Templeton、M、D、およびLamb。 DJ、、Plant、Ce1l Fuviron、11 : 395〜401  (1988) ; Van Etten、H,D、、Phytochemist ry、 l 5 : 655〜659 (1976)]、天然のオーキシン調節 体として作用し[Jacobs、 M、およびRubery、 P、 H,、5 cience、 241つ346〜349 (1987)]、そしてまた病原体 侵入に対する応答として蓄積することが知られている[Templeton、M 、D、およびLamb、C,J、Plant、Ce1l Environ。 11ψ395〜401(1988)コ。別の低分子量フ[Conn、 E、 E 、編、0pportunities for phytochemistryi n plant biotechnology、Plenum Press、N ew York、210頁(1988) ; Powell、G、に、等Mo1 . Plant−MicrobeInteractions、 l : 235 〜242 (1988) コ 、 地衣類におけるサイクルプロセスを調整する ことができる[ 5canneirni、 S、等、Ce1l to cell  signals in plant。 animal and m1crobial symbiosis、Sprin g Verlag。 Berlin、414頁(1988)]、これらの化合物はまた、遠隔作用性化 合物としても作用することができ、インビトロでのVAM菌糸生長および根集落 形成の両方に作用する[Wacker、 T、 L、等、J、Chem、 Ec ol、(in press)(1989)]。 VAM菌類は、絶対ビオトローフである。これらはそれらの植物との長期間の共 −進化の間に、席上生長するための遺伝子的能力を失なっている(または、必要 なゲノムの中に抑圧された部分を育する) [5iqueira、J、0.。 Cu1tura aXenica e m0nOXenica dos fun gosmicrorizicos Vesiculo−arbusculare s、 [n 二Proc、 IIReuniao bras、m1coriza s、Sao Poulo、Sec、Mei。 Am1biente、 44〜70頁(1987)]。従って、最近示唆された ように、これらの菌類は菌核DNAの複製による干渉によって、この菌類のライ フサイクルの完全なコントロールは宿主植物が持つことになる。 [Burggraaf、 A、 J、 P、およびBeringer、 J、  E、 、 New Phytol。 プロセスは胞子インビビションの後に、容易に誘発されるが[5iqueira 等、Can、J、Microbiol、、31 : 965〜972 (198 5)]、少なくとも1種においては、核DNA合成は、インビトロ発現の間は見 られない[Burggraaf、 A、 J、 P、およびBeringer、  J、 E、 、 New Phytol、 。 る根の不存在の下においては、アブレソリア(appresoria)の生成も 、あるいはアルプスクルス(arbuscules) (ホストリウム状構造体 )の生成も報告されたことはない。連続的菌糸生長および分化の両方が宿主のコ ントロールの下にあるものと見做れる。別の絶対ビオトローフ菌類に見られるよ うに[Hoch、 H,C,および5taples、R,C,、Ann、Rev 、Phytopathol、25 : 231〜247(1987)]、植物メ ツセンジャーまたはインデューサーが、侵入歯の初期生長、繁殖および分化に、 トリが−として必要であることがある。 目的 従って、本発明の目的は、培地または土壌中で、あるいは他の植物において、植 物感染性VAM菌類を生産する方法を提供することにある。本発明のもう一つの 目的は、VAM菌類を含有する新規組成物を提供することにある。本発明のさら にもう一つの目的は、VAM菌類の存在下における植物生長または植物細胞増殖 を刺激するための方法および組成物を提供することにある。本発明のさらにもう 一つの目的は、植物毒性レベルの除草剤およびその他の農薬を含有する土壌にお いて、感染性VAM菌類の刺激により、植物生産性を改良する方法を提供するこ とにある。本発明のさらにもう一つの目的は、簡単にかつまた経済的に使用でき 、安価な農業用組成物を調合できる方法を提供することにある。これらの、そし てまたその他の目的は、以下の説明および図面を参照することによって、次第に 明白になるであろう。 図面において、 図1は、イソフラボノイド クローバ−(C1over)A[ホルモンネチン( formononetin)、種油出物からの天然産物);ホルモンネチン(合 成);ビオカニン(biochanin) Aで処理したクローバ−を、無効の フラボノイド化合物と比較して示す図である。VAM菌類根集落形成およびクロ ーバ−生長に係る大きい増加が、ホルモンネチン、ビオカニンAおよびクローバ −八で示されている。 図2には、ビオカニンA含有栄養培地、ホルモンネチン含有栄養培地およびこれ ら2種の化学物質のどちらもている。ホルモンネチンまたはビオカニンAを添加 することによって、対照に比較して大きい菌類増殖の増加が生じる。 図3〜図6には、天然および合成のホルモンネチンのCDs ODおよびDMS O中におけるスペクトルデータが示されている。 図7には、ビオカニンAおよびホルモンネチンの濃度の関数として、VAM菌類 根集落形成パーセンが示されている。 図8には、ホルモンネチンおよびビオカニンAの存在の下で、非殺菌畑土壌にお けるトウモロコシ生長による葉面積の増加が示されている。この畑土壌はトウモ ロコシに対して毒性のレベルで、除草剤イマザクイン(imazaquin)を 含有する。 図9には、添加ホルモンネチンおよびビオカニンAの存在の下での、トウモロコ シに対する除草剤による損害の減少が示されている。この損傷レベルは、図8に 示されいるトウモロコシ植物に関するものである。 図1Oには、ホルモンネチンおよびビオカニンAの存在の下における図8に記載 のトウモロコシ植物の収穫(乾燥重量)の4週間令での増加が示されている。 一般的説明 本発明は胞子形成−アルプスクラ−根菌系菌類の存在の下における植物生長を刺 激する方法に関するものであり、この方法は、好ましくは次式で示されるイソフ ラボノイド化合物の存在の下に、上記菌類とともに植物を生長させることからな る方法である: (式中、R+、RzおよびR8は、水素、ヒドロキシおよび1〜30個の炭素原 子を有するアルコキシからなる群から選ばれる)。 さらにまた、本発明は植物の生長を刺激するために有用な植物組成物に関するも のであり、この組成物は、好ましくは式 (式中、R1、R,およびR1は、水素、ヒドロキシおよび1〜30個の炭素原 子を有するアルコキシからなる群から選ばれる)で示されるイソフラボノイド化 合物および植物物質をVAM菌類の存在の下に生長させた場合に、この植物の生 長を刺激する量で、イソフラボノイド化合物を含有する植物物質からなる。 本発明はさらにまた、植物生長の刺激に有用な胞子形成−アルプスクラー慣菌糸 菌類の胞子を含む当該菌類の増殖方法に関するものであり、この方法は、好まし くは式 (式中、R1、R2およびR2は、水素、ヒドロキシおよび1〜30個の炭素原 子を有するアルコキシからなる群から選ばれる)で示されるイソフラボノイド化 合物を、生産される菌類が植物の生長を生長を刺激する量で存在させて、胞子形 成−アルプスクラ−根菌系菌類を増殖させることからなる方法である。 本発明はまた、菌類組成物に関するものであり、この組成物は、好ましくは式 (式中、R+、RzおよびR5は、水素、ヒドロキシおよび1〜30個の炭素原 子を含有するアルコキシからなる群から選ばれる)で示されるイソフラボノイド 化合物の存在の下に増殖される胞子形成−アルプスクラ−根菌系菌類を含有する 。 さらにまた、本発明は、培地中で植物の生長を刺激する方法に関し、この方法は 、胞子形成−アルプスクラ−根菌系菌類および好ましくは式 (式中、R+、RzおよびR5は、水素、ヒドロキシルおよび1〜30個の炭素 原子を育するアルコキシからなる群から選ばれる)で示されるイソフラボノイド 化合物を含有する培養溶液中で、植物または植物細胞を生長させることからなる 。 さらにまた、本発明は次式で示される新規化合物に関する: (式中、R,、R,およびRsは、1〜30個の炭素原子を存するアルコキシ基 からなる群から選ばれる)。 このイソフラボノイド化合物には、種々の長鎖状アルコキシ基を付加することが できる。これらの基はVAM菌類の刺激を干渉しないように選択する。 本発明の最も好ましいイソフラボノイド化合物は次式で示される化合物である: この式において、R,、R,およびR3は、表1に示されているとおりである: 表 1 (1) HHH (2) OHOHOMe (3) OMe OMe OMe (4) HOHOM e (5) OHOMe OMe (6) HOMe OMe (7) HOMe 0H (8) HHOMe 最も好ましい化合物は、ビオカニンA(2)およびホルモンネチン(4)である 。 インビトロで菌糸生長を刺激するイソフラボノイド化合物は宿主根から単離され 、ホルモンネチンおよびビオカニンAとして化学的に同定された。ホルモンネチ ンは後刻、合成されている。5 ppm濃度のホルモンネチンおよびビオカニン Aに応答して、大きいVAM菌類増殖刺激が見い出された。これらの根因子は、 自生の土壌菌集団によるVAM生成の増加によって、あるいは土壌中の外部菌根 綱の形成の刺激、それによる土壌からの植物の栄養吸収能の増加によって、植物 生長促進物質として使用される。 植物物質の用語は、根付き植物、あるいは植物組繊細胞、植物の器管、種子また はその他の部分を意味することができ、VAM菌類とともに培地中で生長させる ことができるものである。好適な植物物質は、トウモロコシ、大豆、コウリャン 、アスパラガス、ニラ類、タマネギ、Taxus種、コーヒー、クローバ−、カ ンキツ類、シーオーツ、小麦、ジャガイモおよびその他の作物植物、特にVAM 菌類によって集落を形成する根を有する植物である。イソフラボノイドは土壌中 または栽培用ミックス中に約0.1〜400 ppmの量で使用する。栽培用ミ ックスはバーミキュライト、ポリスチレン ビーズ、ピートモスおよびその他の 充填剤および生長因子を含有することができる。組織培養においては、イソフラ ボノイドは、植物物質およびVAM菌類とともに、約o、ooot〜400 p pmの量で存在させる。 イソフラボノイド化合物は、植物を植付ける前または植付けた後に、土壌または 栽培用ミックスに加えることができる。好ましくは、イソフラボノイドを種子の 植付時点で施用する。VAM菌類もまた、加えることができ、あるいはVAM菌 類は土壌中に天然に存在することもある。 イソフラボノイドは、植物物質、たとえば種子または珠芽に施用することができ る。好ましくは、イソフラボノイドを、メチルセルロースなどの植物生長に適合 する接着剤を用いて種子上に付着させる。イソフラボノイドはまた、種子中に含 浸させることもできる。好ましくは、VAM菌類およびイソフラボノイド付着種 子を一緒に使用する。VAM菌類はまた、イソフラボノイドとともに培養するこ ともできる。 これらのVAM菌類は、商業的に特に重要である。 VAM菌類は、培養培地中で約0.0001〜400ppmの量のイソフラボノ イドの存在の下に増殖させると好ましい。この培養培地は、当業者に知られてい る、炭素源、窒素源、ミネラル源およびビタミン類を含存する。 イソフラボノイド化合物は、イソフラボノイドを約0.1〜400マイクログラ ム/mlの量で溶液中に維持する分散剤とともに、液状濃業用担体に入れて施用 することができる。好適な分散剤は低級アルカノール類、特にメタノールであり 、これはアニオン性およびカチオン性界面活性剤を包含する種々の界面活性剤と ともに使用する。その他の有機溶剤を使用して、水中のイソフラボノイドのエマ ルジョンを形成することもできる。イソフラボノイドは分散剤およびイソフラボ ノイドを含有する固形混合物として提供することもできる。この組成物は土壌ま たは栽培材料中にイソフラボノイドを分散させる働きをする固形担体を用いて調 製することができる。イソフラボノイドは固形担体の重量に対し約0.1〜40 0 ppmの量で存在させる。 イソフラボノイドは湿潤性粉末、流動性濃縮物、乳化性濃縮物、顆粒状組成物な どとして組成物にすることができる。 湿潤性粉末は、微粉砕した担体、たとえばカオリン、ベントナイト、ケイソウ土 、アタパルガイドなど約20〜45重量%、活性化合物45〜80重量%、分散 剤、たとえばリグノスルホン酸ナトリウム、2〜5重量%および非イオン性界面 活性剤、たとえばオクチルフェノキシ ポリエトキシ エタノール、ノニルフェ ノキシ ポリエトキシ エタノールなど2〜5重量%を一緒に粉砕することによ って調製することができる。 代表的な流動性液剤は、活性成分約40重量%を、ゲル化剤、たとえばベントナ イト約2重量%、分散剤、たとえばリグノスルホン酸ナトリウム3重量%、ポリ エチレン グリコール1重量%および水54重量%を混和することによって調製 することができる。 代表的な乳化性濃縮物は、活性成分約5〜25重量%を、N−メチル−ピロリド ン、イソホロン、ブチル セロソルブ、メチルアセテートなどの約65〜90重 量%中に溶解し、ここに非イオン性界面活性剤、たとえばアルキルフェノキシ  ポリエトキシ アルコールなど約5〜10重量%を分散させることによって調製 することができる。この濃縮物は、液状噴霧液として施用する場合に、水を分散 させる。 イソフラボノイド化合物を土壌処理に使用する場合には、この化合物を製造し、 粒状生成物として施用することができる。この粒状生成物の調製は、活性化合物 を溶剤、たとえば塩化メチレン、N−メチルピロリドンなどの中に溶解し、この ようにして調製された溶液を粒状担体、たとえばトウモロコシ穂軸粉砕物砂、ア タパルガイド、カオリンなどの上に吹付けることによって行なうことができる。 このようにして調製された粒状生成物は一般に、活性成分約3〜20重量%およ び粒状担体約97〜80重量%からなる。 イソフラボノイドはまた、除草剤または農薬と混合することもでき、これは除草 剤または農薬の施用の前または施用後に、植物に使用する。VAM菌類は、イソ フラボノイドの存在の下に「緩和剤」として機能し、除草剤または農薬により生 じる損傷を解消する。イミダゾリノン除草剤、たとえばイマザクイン(imaz aquin)およびイマゼサピル(imazethapyr)など、およびベン ジメタリン(pendimethalin)によって生じる損傷は本発明の方法 によって、特に解消される。この畑に植えられた作物に損傷を生じさせるのに充 分の除草剤残留レベルを示す畑に除草剤を施用した後に、その年のうちに、この 組成物を施用した場合に、最良の結果が見られる。 式 (式中、R1,R,およびR1は、1〜30個の炭素原子を有するアルコキシ基 からなる群から選ばれる)。 で示される新規化合物は、公知のヒドロキシ置換イソフラボノイド化合物に比較 して増大した水溶性を育する。 これらの新規化合物を製造するには、表1中の(2)などのヒドロキシ フラボ ノイド化合物を、塩基または酸および有機溶剤、たとえばジクロロメタン、アセ トンなどの存在の下に、アルキル ハライド(タロライド、ブロマイドまたはヨ ーダイト)との反応によってアルキル化する。この混合物を数時間、好ましくは 12〜24時間還流させる。基本的に、この反応はフェノール化合物の慣用のア ルキル化反応である。 表1に記載のイソフラボノイド化合物は、ノく一アルコキシイソフラボノイド化 合物を除いて市販されている。 これらのパーアルコキシ化合物は表1中のイソフラボノイド化合物のアルキル化 によって製造した。 イソフラボノイド化合物を、先ずクローノく−の根から単離し、次いでホルモン ネチンおよびビオカニンへとして同定した。イソフラボノイド化合物は、表2に 示されている一般経路によって、クローバ−の根から単離した。 天然および合成のホルモンネチンのスペクトル データを図3〜図6に示す。 表 2 凍結乾燥クローバ−〇根 MeOF(抽出液 純粋な化合物 生物検定 (a)TLCは薄層クロマトグラフィである。 TLCからの2種の活性化合物を化学的に特徴確認した。高Rfの化合物、クロ ーバ−Aは、ホルモンネテン、7−ヒドロキシ、4° −メトキシ イソフラボ ンと同一であることが見い出された。これは、図3〜図6にホされているように 、 IH1”C−NMR1広範囲cosyおよび合成ホルモンネチンとの直接比 較によって確認された。 低Rfの化合物はCHCl、/MeOHで溶出し、淡褐色の固形物として得られ た: H−NMR(CDCI 。 /DMSO)δ 8.00 (IH,s、H−2)。 7.40 (2H,d、J=8H!、H−2°。 H−6°)、6.90 (2H,d、J=8Hz 。 H−3’ 、H−5°)、6.35 (IH,d、J=1.8Hz、H−8)、 6.25 (IH,d、J=1.8H2,H−6)、3.75 (3H,S、O Me):分子イオン:m/zで284.これらのデータを、ビオカニンAに関し て報告されている数値と比較し、クローバ−根から単離された、この低Rf化合 物がまた、ビオカニンへであることを確認した。 これら2?!lの化学的に同定された化合物は、7−ヒドロキシ、4゛ −メト キシ イソフラボン(表1.4)(ホルモンネチン)および5,7−ジヒドロキ シ、4′−メトキシ イソフラボン(表1.2)(ビオカニンA)であった。こ れらの化合物は0.1〜400 ppmの濃度範囲で活性であり、この使用は知 られていない。 初めに、Ladino白クローバ−の実生からの根浸出物を、表3に示されてい るリンを含有していない栄養溶液中で生長させた2週間令の当該植物から得た。 KNOs 606.60 Ca (NCL)2 ”4H20656,40Mg5O,・7H,0240,8 0 Hz BO32,86 MnC1t ”4H201,81 ZnSO4+ 7H200,22 CuSO= ・5H200,08 H*Mo0. 0.02 Fe−酒石酸塩 5.00 pHは、O,IN NaOHにより1)H6,8に調整。 これらの実生の根浸出物を凍結乾燥させ、次いで室温でMeOHにより抽出した 。このM e OH抽出液を減圧で乾燥させ、生成した粗製抽出液をシリカ ゲ ル薄層プレート上で4:l クロロホルム−メタノール溶剤系を用いてクロマト グラフィに付した。長波長および短波長の紫外部光(254nmおよび36.6 nm)で検出された3つのバンドを1 : I Me OHCHC1sを用いて 別々に溶出し、次いで蒸発乾燥させた。これらの純粋フラクションを、寒天培地 におけるVAM菌・糸の増殖を刺激する、それらの能力に関して生物検定を行な い、この能力に関して活性であることが見い出された。この浸出物フラクション は低濃度の活性化合物を含有しているので、これらの化合物を得るために、クロ ーバ−の根を抽出した。クローバ−根は、非殺菌砂中で、蒸留水を毎日水やりし て生長させた、2週間以下の年令の植物から得た。根は5°Cで凍結乾燥させ、 次いで室温でMeOHにより抽出した。M e OH溶剤を40°Cで減圧の下 に除去し、生成した抽出液をシリカ ゲル上でM e OHを用い、固体相抽出 によって部分的に精製し、回転蒸発器を用いて蒸発乾燥させ、次いで生成した生 成物をテープ付き薄層プレート(シリカ、4:1 クロロホルム−メタノール) 上で精製した。根浸出物と同一のRf値を有する3つのバンドを採取し、抽出し 、次いで前記と同様に処理する。得られた純粋な化合物は、VAM生物学的活性 に関して、根浸出物からの化合物と同一であった。最高のRf値を育する化合物 および真中のRf値を有する化合物である2種の化合物を選択し、直接同定およ びVAM菌類増殖に関して試験した。これらの化合物の特徴は’H−NMR,1 3C−NMRおよびMS法により確認し、下記に示すように、環Bに結合した1 個のメトキシ置換基および埋入に結合したヒドロキシ基(1個または2個以上) を有するイソフラボン化合物であることが見い出された: H−NMRスペクトル分析は、この活性化合物が7−ヒドロキシ−4′−メトキ シイソフラボン(ホルモンネチン、表1の化合物4)および5.7−シヒドロキ シー4° −メトキシイソフラボン(ビオカニンA1表1の化合物2)であるこ とを示した。 子および他の種類の植物からの種子の表面を70%エチル アルコールで30秒 間、次いで1mM HCl中(7)0.1% HgC12で5〜7分間殺菌し、 次いで無菌蒸留水で徹底的に洗浄した。 これらの種子を次いで、無菌ペトリ皿中の含水フィルター紙上におき、暗所にお いて23°Cて2日間インキュベートし、発芽させた。このペトリ皿から、50 個の実生を、殺菌Hoagland栄養溶液100m1を含存し、リンを含有し ていない、無菌ガラス皿中の含水チーズクロスに移した。これらの皿を無菌の透 明プラスティック製袋の中に入れ、気密にシールし、次いで16時間の昼間長さ の蛍光光(4,5ルツクス)の下でこれらの実生を生育した。Hoagland 溶液は1週間毎に変えた。 1週間の間隔で、これらのクローバ−およびその他の実生の根から浸出物または 抽出物を採取した。1週間毎に、溶液を集め、濾過殺菌し、元の容積のl/10 の量まで回転蒸発させ、再び殺菌濾過し、凍結乾燥させ、次いで4℃で貯蔵した 。 (2)化学的特徴 種々の植物源からのイソフラボノイド化合物を含有する活性フラクションの化学 的特徴を、確立されている方法に従い調べた。精製または特徴確認の各段階にお いて、抽出液の一部分を取り出し、VAM菌類増殖刺激活性を測定した。この生 物検定の結果は、イソフラボノイド化合物のもう一つの化学的特徴を示す。 例2: クローバー根から単離された化合物、ホルモンネチンおよびビオカニンAの化学 性にもとづいて、追加の市販のフラボノイド化合物のVAM生物学的活性を、ホ ルモンネチンおよびビオカニンAとともに試験した。これらの実験は、池の化合 物がVAMm類1!!集落形成を刺激し、引続いて植物を生長させるかに関して 測定するために行なった。クローバ−植物を使用し、Glomusintrar adices または類似菌類Glomus fasciculatumを感染 させた基質で生長させた。 殺菌した発芽前のクローバ一種子を4つの各60ccセルを含むプラスティック 製挿入物中の砂土環ミックス(2: 1)中に移植した。4−セル単位のそれぞ れを、90X15mmプラスティック製ペトリ皿の底におき、化学的汚染を回避 し、水かけを容易にした。VAM球芽珠芽土壌接種により感染させた。基質は、 中性pH1低交換能および低階中の肥よくレベルを育していた。このVAM土壌 接種物は少なくとも4ケ月間、温室に保持されたポット培地から得た。乾燥した 接種物を基質と充分に混合し、土壌ミックスtg当り2〜5個の胞子の範囲の最 終胞子濃度を得た。 種子を植える前に、クローバ−A(単離された天然のホルモンネチン)または他 の純粋化学物質の5 ppm溶液5〜10m1を各セルに分配した。この挿入物 をプラスティック製トレイにおき、1日当り日照14時間+1日当り暗時10時 間にセットした完全光生育箱に移した。 植物には、1日2回、蒸留水を与え、4週間生長させ、その後で収穫した。生長 応答は、成長新鮮重量として測定した。土壌から根を分離し、VAM根集落形成 の評価に使用した。 atに示されているように、ホルモンネチン(天然形および合成形の両方)およ びビオカニンAは、植物をVAM菌類感染基質で生長させた場合に、VAM菌類 根集落形成およびクローバ−植物生長を刺激した。他の無効の被験化合物、ゲニ ステイン(genistein) 、7−8ジヒドロキシフラボン、クリシン( chrysin) 、ルテオリン(Iuteolin)、ナリンゲニン(口ar ingenin)およびヘセペルチン(hesepert in)は、植物生長 またはVAM菌類根集落形成の改善に失敗した。図7には、ビオカニンAおよび 類集落形成パーセントに対する効果が示されている。同様の生長および菌類憬集 落形成における増加か、トウモロコシおよびコウリャンに関して、ホルモンネチ ンおよびビオカニンへによる処理後に見い出された。 例3: ホルモンネチン(Form)、ビオカニンA(B i o)またはVAM菌類G lomus intraradices(Myc)(7胞子/土壌1gの添加割 合)の存在または不存在における、非殺菌畑土壌で生育させた、トウモロコシ実 生に関する生長が図8および図10に、そして除草剤による損傷レベルが図9に 示されている。この畑土壌は除草剤イマザクイン13ppbの初期残留レベルお よび約7胞子/土壌1gの固有のVAM菌類レベルを有していた。土壌から三番 目の葉の葉面積測定を、発芽前トウモロコシ種子を生育箱中の3.5“×6“ス チロフォームポット内の畑土壌中に植付け、生長させた後の2週問および3週間 後に行なった。この生育箱は30°Cの日中温度および25℃の夜間温度を存し 、かつまた1日当り昼14時間+1日当り暗時10時間であった。図8は、ホル モンネチン(−My c F o rm) 、ビオカニンA (−My c B  i o)またはVAM菌類Glomusintraradicesで処理した 後の2週問および3週間の時点におけるトウモロコシ葉の増加面積が対照植物( −myc対照)と比較して示している。付加VAM!1類接種物とともにビオカ ニンAまたはホルモンネチンを添加すると(+MyCBiOまたは+MycFo rm)、トウモロコシ葉面積はまた、増加した。 図9には、移植後の2週問および3週間の時点における、図8(上記)に記載の トウモロコシ実生の除草剤による損傷が示されている。この損傷評価尺度は葉の 萎黄化の強さにもとづき、0=損傷なしから5=重篤までの範囲で示すものであ る。ホルモンネチンおよびビオカニンAは両方ともに、これらの化合物で処理さ れていない植物に比較して、トウモロコシ植物の除草剤による損傷を減少させた 。 図1Oには、4週間の時点における、図8に記載のトウモロコシ植物の収穫物の 乾燥重量に係り、VAM接種されていない対照と比較した増加パーセントが示さ れている。ホルモンネチンまたはビオカニンAによる処理はトウモロコシ植物の 収穫物の乾燥重量を増加した。 数種の菌類のVAM胞子を、殺菌土壌を含有するポットで、増殖させる胞子の存 在の下に、コウリャン植物を生長させることによって得た。これらの胞子を発芽 させ、生長している植物に感染させ、3〜4ケ角の間に、土壌中に新しい胞子を 産生ずる根菌感染を生じさせた。生じる胞子を実験目的に使用した。胞子分裂後 に、ポット培養物を、使用前の少なくとも30日間、4℃で貯蔵した。 このVAM感染土壌を湿らせて篩分けし、土壌の大部分および篩上に集められた 有機物片を除去した。次いで、各種濃度のFicoll溶液中で改良遠心−浮遊 技法を使用し、土壌残片から胞子を単離した。パスツールとベットを解剖顕微鏡 の下に操作することによって、胞子懸濁液から有機物残片をさらに除去した。こ れらの胞子を次いで、294クロラミン(Chloramine) −T (w / v )+ストレプトマイシン200 ppmを含有する溶液で表面殺菌し、 その後発芽および菌糸生長試験に使用した。 2、発芽および菌糸生長生物検定 ホルモンネチンおよびビオカニンAを、培地容積当り成る範囲の濃度で、寒天に 加えた。VAM胞子の発芽および菌糸生長を追跡した。発芽は、胞子の径が少な くとも2倍である発芽管と定義する。菌糸生長効果の用語は発芽する胞子だけの 平均菌糸長さを意味するものとする。 生物検定時間は4週間から2週間に短縮した。菌類増殖の生物検定法には2種の 追加の方法がある。第一の方法は液状培地を使用する方法であり、第二の方法は 栄養物質含有無菌砂上に重ねられたVAM胞子を含有する膜サンドイッチの使用 を包含している。これらの両方法は、1週間で類似の結果をもたらした。寒天培 地からの結果ホルモンネチン(250mg)およびビオカニンA(500mg) を別々に、アセトン(25ml)中に溶解\し、室温で無水Kt COs (3 0g)とともに攪拌した(5分間)。上記反応混合物に、硫酸ジメチル(各3  ml)を加え、18時間還流させた。この反応混合物を冷却し、別々に濾過し、 次いでメタノールとともに回転蒸発させた。 粗製生成物をメタノールから結晶化させ、次いで減圧の下に乾燥させた。このメ チル化生成物の融点をコフラーホットステージ装置で測定し、補正はしない。こ のパーメトキシイソフラボノイド化合物の物理学的性質を下記に示す: 融点、7−メトキシ、4′−メチル イソフラボン±155〜156℃(白色板 状結晶)、 分子量=282 融点、5,7−ジメトキシ、4゛−メトキシ イソフラボン=158〜160℃ (淡黄色板状結晶)、分子量=312 溶解性:5,7−ジメトキシ、4′−メトキシ イソフラボンおよび7−メトキ シ、4′−メチルイソフラボン=メタノール、メタノール−水に可溶、CHCl 、中に部分的に可溶。 これらのイソフラボノイド化合物が増大された水溶性を有することは、これらの 化合物を特に有用にする。 例6: 表2に示されているイソフラボノイド化合物、たとえばホルモンネチンを包含す る、その他のヒドロキシのメチル化に例4の方法を使用することができる。この 方法によって、公知の化合物が生成される。 前記の記載は本発明を説明するものにすぎず、本発明は以下に示す請求の範囲に よってだけ制限されるものとする。 へ(′ rO でλ′ら Q ト vAM l;シ#4千′ンノブ\c(7a)1罠イ爲レベ、し (O・ブシ:S =童バ烏9惟(才1甲ワつ専乞脈111ヒ (す1デ、子、しこ少1づ)5ツ1 0γt)国際調査報告 PC’r/1Js901067141111−+ta神 L1nl A峠ktjl−Na、 KT/L’590106714Fcr/US 90106714 y JP、 A、 63−87973 (KYOWA )tAKKo X0EY OKl(119April 1saa、3.22−28y R,Pa1acio s at al、 ad、 ”MOlaCular Genetics Of  Plant−1,[1−15M1crobe工nt*ractions、” M +ay 198B、 p、73−91,94−95゜FCT/郭9010671 4 P、Y US、A、4,945,059 (OK:HET AL) コL Ju ly 1990. 1,3.8−15.22−28PCT/υ!9901067 14 υ、S、+ 4フ/1.1,57.6; 71/7.フ7,8B、92,94. L21; 514/100; 549/4031MuuMmlIllilalk labs*11v X1nlQQnK−fflムPCT/υ590106714 、An、AOI%aT To PART V工(rom PCT/ISA/21 0. xpplemencal 5beet)にroup n7. CIJIi ms 7,43,44 drawn to a nxthod to auev iata pastidd=@or harbicide injury、 elasg 71 gubclass 121゜Group  V、Claims 7,43,44 dxtvn to a mathsセo  aueviate pasticide or@herbicide injur)y、 elass 5145ubclass Look。 Group XX is an ad4itional product。 Groups XX1.IV and v ar@additional me thods of use。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.胞子形成−アルブスクラー菌根系菌類の存在下における植物物質の生長を刺 激する方法において、植物物質をイソフラボノイド化合物の仔在の下に、上記菌 類とともに生長させることからなる改良方法。 2.植物の生長を刺激するために有用な植物物質組成物であって、 (a)イソフラボノイド化合物、および(b)植物物質、 からなり、この植物物質は、VAM菌類の存在の下に生長させた場合に、この植 物物質の植物への生長を刺激する量で、上記化合物を添加剤として含有している 、組成物。 3.植物生長の刺激に有用な、胞子形成−アルブスクラー菌根系菌類の胞子を含 む、当該菌類を増殖させる方法であって、胞子形成−アルブスクラー菌根系菌類 を、産生される当該菌類が植物の生長を刺激する量のイソフラボノイドの存在の 下に増殖させることからなる方法。 4.胞子形成−アルブスクラー菌根系菌類の存在の下における植物物質の生長を 刺激するために有用な農業用組成物であって、および (b)農業用担体 からなり、上記イソフラボノイド化合物が担体の0.1〜400重量%の量で存 在しており、この組成物は上記菌類の存在の下に植物物質の生長を刺激するもの である、農業用組成物。 5.イソフラボノイド化合物の存在の下に増殖させた胞子形成−アルブスクラ− 菌根系菌類を含有する菌類組成物。 6.(a)イソフラボノイド化合物、および(b)このイソフラボノイド化合物 によって刺激される胞子形成−アルブスクラー菌根系菌類、の混合物を含む、菌 類組成物。 7.農薬または除草剤が施用されており、植物に対して毒性のレベルで存在する 土壌において、胞子形成−アルブスクラ−菌根系菌類の存在の下における農薬ま たは除草剤による損傷を軽減する方法であって、植物物質をイソフラボノイド化 合物の存在の下に、上記菌類を用いて生長させる方法。 8.胞子形成−アルブスクラー菌根系菌類の存在の下における植物物質の生長を 刺激する方法において、植物物質を、 式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、R1、R2およびR3は、水素、ヒドロキシおよび1〜30個の炭素原 子を有するアルコキシからなる群から選ばれる)で示されるイソフラボノイド化 合物の存在の下に、上記菌類とともに生長させることからなる改良方法。 9.胞子形成−アルブスクラー菌根系菌類の存在の下における植物物質の生長を 刺激する方法において、植物物質の生長を刺激する量の、ホルモノネチンおよび ビオカニンA、ならびにそれらの混合物からなる群から選ばれるイソフラボノイ ド化合物の存在の下に、植物物質を上記菌類とともに生長させることからなる改 良方法。 10.胞子形成−アルブスクラー菌根系菌類を含有する土壌または栽培用ミック スに植えられている植物の生長を刺激する方法であって、ホルモノネチンおよび ビオカニンA、ならびにその混合物からなる群から選ばれるイソフラボノイド化 合物を、植物の生長を刺激する量で土壌に施用することからなる方法。 11.イソフラボノイド化合物を、土壌または栽培用ミックスに、約0.1〜4 00ppmの量で施用する、請求項10の方法。 12.上記菌類をイソフラボノイド化合物とともに施用する、請求項11の方法 。 13.植物が、これらの菌類によって集落形成する根を有する植物からなる群か ら選ばれる、請求項10の方法。 14.種子または実生を植付け、この植付け時点付近でイソフラボノイド化合物 を施用する、請求項10の方法。 15.種子または実生に、イソフラボノイド化合物を付着させる、請求項14の 方法。 16.植物の生長の刺激に有用な植物物質組成物であって、 (a)式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、R1、R2およびR3は、水素、ヒドロキシおよび1〜30個の炭素原 子を有するアルコキシからなる群から選ばれる)で示されるイソフラボノイド化 合物、(b)植物物質、 からなり、この植物物質は、VAM菌類の存在の下に生長させた場合に、この植 物物質の植物への生長を刺激する量で、上記化合物を添加物として含有している 、植物物質組成物。 17.種子または植付けられた種子の球芽からの植物の生長を刺激するために有 用な植物物質組成物であって、(a)ホルモノネチンおよびビオカニンA、なら びにそれらの混合物からなる群から選ばれるイソフラボノイド化合物、および (b)種子または球芽、 からなり、この種子または球芽は、植付けられた場合に、この種子または球芽の 生長を刺激する量で、上記化合物を添加物として含有している、植物物質組成物 。 18.種子または球芽が、胞子形成−アルブスクラー菌根系菌類によって集落形 成する植物の全部からなる群から選ばれる、請求項17の組成物。 19.胞子形成−アルブスクラー菌類が種子または球芽と混和されている、請求 項15の組成物。 20.イソフラボノイド化合物が種子または球芽に付着されている、請求項17 の組成物。 21.イソフラボノイド化合物が種子または球芽中に含浸されている、請求項1 7の組成物。 22.植物生長を刺激するために有用な菌類の胞子を包含する胞子形成−アルブ スクラー菌根系菌類の増殖方法であって、 式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、R1、R2およびR3は、水素、ヒドロキシおよび1〜30個の炭素原 子を有するアルコキシからなる群から選ばれる)で示されるイソフラボノイド化 合物を、産生される菌類が植物の生長を刺激する量で存在させ、当該胞子形成− アルブスクラー菌根系菌類を増殖させることからなる方法。 23.植物生長の刺激に有用な胞子形成−アルブスクラー菌根系菌類を、菌類胞 子分裂を含み、増殖させる方法であって、ホルモノネチンおよびビオカニンA、 ならびにそれらの混合物からなる群から選ばれるイソフラボノイド化合物を、産 生される菌類が植物生長を刺激する量で存在させ、当該胞子形成−アルブスクラ ー菌根系菌類を増殖させることからなる方法。 24.菌類が植物の根を集落形成する菌類からなる群から選ばれる、請求項23 の方法。 25,約0.1〜400ppmの量の上記化合物を、菌類増殖用培地中に付与す る、請求項23の方法。 26.上記培地が、炭素源、窒素源および菌類の増殖を刺激するビタミン類およ びミネラル類を含有する、請求項25の方法。 27.上記培地がこれらの菌類の増殖を刺激する植物物質を含有する、請求項2 5の方法。 28.上記培地が、炭素源、窒素および菌類の増殖を刺激するビタミン類および ミネラル類を含有しており、そしてまたこの培地が菌類の生長を刺激する植物物 質を含有する、請求項25の方法。 29.胞子形成−アルブスクラ−菌根系菌類の存在下における植物物質の生長を 刺激するために有用な農業用組成物であって、 (a)式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、R1、R2およびR3は、水素、ヒドロキシおよび1〜30個の炭素原 子を有するアルコキシからなる群から選ばれる)で示される、本質的に純粋なイ ソフラボノイド化合物、および (b)農業用担体、 からなり、上記イソフラボノイド化合物が担体の0.5〜400重量部の量で存 在しており、当該組成物は、菌類の存在下における植物物質の生長を刺激するも のである、農業用組成物。 30.胞子形成−アルブスクラ−菌根系菌類の存在下における植物または植物の 種子の生長を刺激するために有用な農業用組成物であって、 (a)本質的に純粋なホルモノネチンおよびビオカニンAならびにそれらの混合 物からなる群から選ばれる、実質的に純粋なイソフラボノイド化合物、および( b)農業用担体、 からなり、上記イソフラボノイド化合物が、担体の0.1〜400重量部の量で 仔在しており、当該組成物は、菌類の存在の下における植物または種子の生長を 刺激するものである、農業用組成物。 31.担体が胞子形成−アルブスクラー菌根系菌類の増殖を刺激する栄養物質を 含有している、請求項30の組成物。 32.胞子形成−アルブスクラー菌根系菌類をさらに含有する、請求項30の組 成物。 33.培地中の植物の生長を刺激する方法であって、(a)胞子形成−アルブス クラー菌根系菌類と、ホルモノネチンおよびビオカニンA、ならびにそれらの混 合物からなる群からの化合物を含有する培養溶液中に、植物または植物の細胞を 加え、次いで (b)この培地溶液中で植物を生長させる、ことからなる方法。 34.植物が上記菌類によって集落形成するものである、請求項38の方法。 35.フラボノイド化合物の量が溶溶中で薬0.1〜400ppmである、請求 項33の方法。 36.式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、R1、R2およびR3は、水素、ヒドロキシおよび1〜30個の炭素原 子を有するアルコキシからなる群から選ばれる)で示されるイソフラボノイド化 合物の存在の下に増殖させた胞子形成−アルブスクラー菌根系菌類を含有する菌 類組成物。 37.上記イソフラボノイド化合物がホルモノネチンおよびビオカニンAからな る群から選ばれる、請求項36の組成物。 38.上記菌類が植物物質と混和されている、請求項36の組成物。 39.(a)式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、R1、R2およびR3は、水素、ヒドロキシおよび1〜30個の炭素原 子を有するアルコキシからなる群から選ばれる)で示されるイソフラボノイド化 合物、および (b)胞子形成−アルブスクラー菌根系菌類、を混合物で含む、菌類組成物。 40.上記イソフラボノイド化合物が、ホルモノネチンおよびビオカニンAから なる群から選ばれる、請求項39の組成物。 41.式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、R1、R2およびR3は、1〜30個の炭素原子を有するアルコキシ基 からなる群から選ばれる)で示される化合物。 42.R1、R2およびR3がメトキシである、請求項41の化合物。 43.土壌中に存在する毒性レベルの農薬または除草剤による植物に対する損傷 を軽減する方法であって、胞子形成−アルブスクラー菌根系菌類および式▲数式 、化学式、表等があります▼ (式中、R1、R2、R3は、水素、ヒドロキシおよび1〜30個の炭素原子を 有するアルコキシからなる群から選ばれる)で示されるイソフラボノイド化合物 の存在の下に植物を生長させ、これによって上記土壌における植物の生長を増大 させることによる上記軽減方法。 44.上記イソフラボノイド化合物かビオカニンAおよびホルモノネチンならび にその混合物からなる群から選ばれる、請求項43の方法。
JP3501483A 1989-12-04 1990-11-19 胞子形成―アルブスクラー菌根系菌類を刺激する方法および組成物 Expired - Lifetime JPH0763277B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US07/444,838 US5002603A (en) 1989-12-04 1989-12-04 Method and compositions for stimulating vesicular-arbuscular mycorrhizal fungi
US444,838 1989-12-04
PCT/US1990/006714 WO1991007868A1 (en) 1989-12-04 1990-11-19 Method and compositions for stimulating vesicular-arbuscular mycorrhizal fungi

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04504209A true JPH04504209A (ja) 1992-07-30
JPH0763277B2 JPH0763277B2 (ja) 1995-07-12

Family

ID=23766562

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3501483A Expired - Lifetime JPH0763277B2 (ja) 1989-12-04 1990-11-19 胞子形成―アルブスクラー菌根系菌類を刺激する方法および組成物

Country Status (15)

Country Link
US (3) US5002603A (ja)
EP (1) EP0456808B1 (ja)
JP (1) JPH0763277B2 (ja)
CN (2) CN1040458C (ja)
AT (1) ATE158920T1 (ja)
AU (1) AU639058B2 (ja)
BR (1) BR9007092A (ja)
CA (1) CA2045538C (ja)
DE (2) DE456808T1 (ja)
DK (1) DK0456808T3 (ja)
ES (1) ES2042433T3 (ja)
GR (2) GR920300029T1 (ja)
HU (1) HU211206B (ja)
TW (1) TW197936B (ja)
WO (1) WO1991007868A1 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010510996A (ja) * 2006-11-29 2010-04-08 バイエル・クロツプサイエンス・アクチエンゲゼルシヤフト 殺虫性活性成分の組み合わせ(フォルモノネチン+殺虫剤)
WO2020149373A1 (ja) * 2019-01-16 2020-07-23 出光興産株式会社 植物生育調節剤

Families Citing this family (33)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE69006502T2 (de) * 1990-04-06 1994-05-19 Chinoin Gyogyszer Es Vegyeszeti Termekek Gyara Rt., Budapest Verbessertes verfahren zur darstellung substituierter isoflavonderivate.
US5204369A (en) * 1991-07-01 1993-04-20 The Endowment For Research In Human Biology Method for the inhibition of aldh-i useful in the treatment of alcohol dependence or alcohol abuse
FR2693724B1 (fr) * 1992-07-17 1994-10-07 Lipha Utilisation de composés benzopyraniques ou benzothiopyraniques pour l'induction de l'expression des gènes de la nodulation des bactéries du genre Rhizobium associées aux légumineuses.
US5691275A (en) * 1996-01-29 1997-11-25 Board Of Trustees Operating Michigan State University Alkali metal formononetin and method of mycorrhizal stimulation
DE19612649A1 (de) * 1996-04-02 1997-10-09 Thatje Sven Inokulieren von Gräsern und Getreidearten durch den Pilz Marasimus oreades
US6255497B1 (en) 1997-04-29 2001-07-03 The Endowment For Research In Human Biology, Inc. Method for the inhibition of ALDH-I useful in the treatment of alcohol dependence or alcohol abuse
WO1999038509A1 (en) * 1998-01-28 1999-08-05 Dusan Miljkovic Isoflavanoid formulations for oral administration
US5981775A (en) * 1998-09-16 1999-11-09 Board Of Trustees Operating Michigan State University Process for the preparation of isoflavones
US6576457B1 (en) 2000-12-15 2003-06-10 The United States Of America, As Represented By The Secretary Of Agriculture Fungal media and methods for continuous propagation of vesicular-arbuscular mycorrhizal (VAM) fungi in root organ culture
CN100348592C (zh) * 2001-12-28 2007-11-14 中国人民解放军第二军医大学 3,7,8-三取代-5-羟基苯并-γ-吡喃酮类化合物及其制备方法
US6907691B2 (en) 2002-06-26 2005-06-21 Stewart C. Miller Cultivation of morchella
US7000348B2 (en) * 2003-01-07 2006-02-21 Vamtech, Llc Method and composition for tree root colonization
ES2545376T3 (es) * 2003-12-23 2015-09-10 Novozymes Bioag A/S Métodos y composiciones que proporcionan efectos beneficiosos agronómicamente en leguminosas y no leguminosas
FR2865897B1 (fr) * 2004-02-10 2006-06-09 Univ Toulouse Modulateurs de developpement des champignons mycorhiziens a arbuscules, et applications.
DK1755392T3 (en) * 2004-03-18 2015-10-05 Novozymes Bioag As Isoflavonoidforbindelser and use thereof.
DE102004035136A1 (de) * 2004-07-20 2006-02-16 Bayer Cropscience Gmbh Safening-Methode
EP2129770A2 (en) * 2006-12-18 2009-12-09 Novozymes North America, Inc. Processes of producing fermentation products
WO2008086948A1 (en) * 2007-01-16 2008-07-24 Syngenta Participations Ag Pesticidal combinations
PT2124557E (pt) * 2007-02-02 2015-02-27 Plant Health Care Inc Composições fungicidas sinérgicas compreendendo formononetina
US9049814B2 (en) * 2007-02-23 2015-06-09 Vamtech, Llc Coated seeds and methods of making coated seeds
EP2033517A3 (en) 2007-09-06 2010-12-29 Bayer CropScience AG Synergistic pesticide mixtures containing an isoflavone
CN102715004B (zh) * 2012-06-29 2016-05-11 浙江农林大学 一种提高园林植物抗逆性的方法
ITRM20130366A1 (it) * 2013-06-25 2014-12-26 Univ Roma La Sapienza Multitarget hedgehog pathway inhibitors and uses thereof
LU92274B1 (en) 2013-08-30 2015-03-02 Symplanta Gmbh & Co Kg System and methods for continuous propagation and mass production of arbuscular mycorrhizal fungi
EP2962568A1 (en) 2014-07-01 2016-01-06 Basf Se Mixtures comprising a bacillus amyliquefaciens ssp. plantarum strain and a pesticide
EP2952512A1 (en) 2014-06-06 2015-12-09 Basf Se Substituted [1,2,4]triazole compounds
EP2952507A1 (en) 2014-06-06 2015-12-09 Basf Se Substituted [1,2,4]triazole compounds
EP2952506A1 (en) 2014-06-06 2015-12-09 Basf Se Substituted [1,2,4]triazole and imidazole compounds
FR3023452B1 (fr) 2014-07-11 2016-07-08 Prp Holding Utilisation d'une composition organo-minerale pour augmenter l'assimilation des elements nutritifs du sol par la plante
JP2017538860A (ja) 2014-10-24 2017-12-28 ビーエーエスエフ ソシエタス・ヨーロピアBasf Se 固体粒子の表面荷電を改変するための、非両性の四級化可能な水溶性ポリマー
EP3111763A1 (en) 2015-07-02 2017-01-04 BASF Agro B.V. Pesticidal compositions comprising a triazole compound
AR109268A1 (es) * 2016-07-22 2018-11-14 Valent Biosciences Llc Composiciones de polvos humectables con micorrizas arbusculares y métodos para su uso
EP3628158A1 (en) 2018-09-28 2020-04-01 Basf Se Pesticidal mixture comprising a mesoionic compound and a biopesticide

Family Cites Families (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2043688B (en) * 1979-02-14 1983-04-27 Thompson J P Production of mycorrhizal fungi
US4294037A (en) * 1980-02-13 1981-10-13 National Research Development Corporation Production of mycorrhizal fungi
IT1128367B (it) * 1980-02-18 1986-05-28 Giusto Giovannetti Procedimento per la produzione di piante micorrizate con funghi simbionti
US4749402A (en) * 1980-06-19 1988-06-07 The Curators Of The University Of Missouri Method and composition for enhancement of mycorrhizal development by foliar fertilization of plants
FR2516921A1 (fr) * 1981-11-25 1983-05-27 Lipha Haloalkyl-8-4h-(1) benzopyran-4-ones, et procedes de preparation
US4550527A (en) * 1982-04-22 1985-11-05 National Research Development Corporation Method and material for improving the growth of plants
NZ203860A (en) * 1982-04-22 1985-04-30 Nat Res Dev Seed pellets containing mycorrhizal fungi
FR2528865A1 (fr) * 1982-06-21 1983-12-23 Rhone Poulenc Sa Procede d'obtention in vitro de champignons endomycorhiziens a vesicules et a arbuscules
US4589225A (en) * 1983-03-11 1986-05-20 Stensaas Larry J Plant fertilization using a microbiological system for phosphorus extraction and distribution
WO1984004653A1 (en) * 1983-05-25 1984-12-06 Nat Res Dev Method of culture of va mycorrhizal fungi
FR2568094B1 (fr) * 1984-07-24 1987-05-29 Centre Nat Rech Scient Procede de culture in vitro de champignons a partir de mycorhizes a vesicules et arbuscules
JPS6219028A (ja) * 1985-07-16 1987-01-27 エヌ・ピ−・アイ 器官培養した根と共生するアゼニツク性ベシキユラ−ア−ビユスキユラ−菌根菌類の生産方法
ZA872087B (en) * 1986-03-27 1988-06-29 Lubrizol Genetics Inc Nodulation inducing factors
JPS638797A (ja) * 1986-06-30 1988-01-14 日本電気株式会社 パタン認識方法
EP0263553A3 (en) * 1986-09-30 1989-03-08 Shell Internationale Researchmaatschappij B.V. Method of inhibiting gene induction
JPS6387973A (ja) * 1986-10-02 1988-04-19 Kyowa Hakko Kogyo Co Ltd のう状体−樹枝状体菌根菌の増殖方法
DE69006502T2 (de) * 1990-04-06 1994-05-19 Chinoin Gyogyszer Es Vegyeszeti Termekek Gyara Rt., Budapest Verbessertes verfahren zur darstellung substituierter isoflavonderivate.

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010510996A (ja) * 2006-11-29 2010-04-08 バイエル・クロツプサイエンス・アクチエンゲゼルシヤフト 殺虫性活性成分の組み合わせ(フォルモノネチン+殺虫剤)
KR101283369B1 (ko) * 2006-11-29 2013-07-15 플랜트 헬스 케어, 인코포레이티드 살충 활성 성분의 배합물 (포르모노네틴 + 살충제)
WO2020149373A1 (ja) * 2019-01-16 2020-07-23 出光興産株式会社 植物生育調節剤

Also Published As

Publication number Publication date
HU211206B (en) 1995-11-28
US5002603A (en) 1991-03-26
DE456808T1 (de) 1992-05-21
CN1186599A (zh) 1998-07-08
WO1991007868A1 (en) 1991-06-13
CN1077767C (zh) 2002-01-16
ES2042433T1 (es) 1993-12-16
AU6957891A (en) 1991-06-26
EP0456808B1 (en) 1997-10-08
CN1040458C (zh) 1998-10-28
BR9007092A (pt) 1991-12-24
CA2045538A1 (en) 1991-06-05
ATE158920T1 (de) 1997-10-15
EP0456808A4 (en) 1992-11-04
HU912581D0 (en) 1992-02-28
HUT61430A (en) 1993-01-28
AU639058B2 (en) 1993-07-15
ES2042433T3 (es) 1997-12-01
CN1052329A (zh) 1991-06-19
CA2045538C (en) 1998-10-27
DK0456808T3 (da) 1998-07-20
EP0456808A1 (en) 1991-11-21
TW197936B (ja) 1993-01-11
GR3025492T3 (en) 1998-02-27
DE69031560T2 (de) 1998-02-12
US5125955A (en) 1992-06-30
DE69031560D1 (de) 1997-11-13
JPH0763277B2 (ja) 1995-07-12
US5085682A (en) 1992-02-04
GR920300029T1 (en) 1992-08-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH04504209A (ja) 胞子形成―アルブスクラー菌根系菌類を刺激する方法および組成物
RU2668832C2 (ru) Микробные штаммы, композиции и способы увеличения доступного фосфата для растений
UA116195C2 (uk) Мутований штам bradyrhizobium japonicum для збільшення врожаю рослин
US5922316A (en) Composition for enhancing grain yield and protein yield of legumes grown under environmental conditions that inhibit or delay nodulation thereof
CN101212907B (zh) 来自“百子莲”的提取物和化合物及其作为生物学植物保护剂的应用
AU2012303664A1 (en) Insecticidal lipid agents isolated from entomopathogenic fungi and uses thereof
US5051255A (en) Nematocidal preparations
CN109452313B (zh) 一种昆虫病原线虫制剂及制备方法和应用
Ganesan et al. Isolation of disease-tolerant cotton (Gossypium hirsutum L. cv. SVPR 2) plants by screening somatic embryos with fungal culture filtrate
KR940010036B1 (ko) 마크로사이클릭 화합물의 제조방법
KR20210019721A (ko) 측백나무 추출물에서 유래한 다이터페노이드 화합물을 유효성분으로 함유하는 식물병 방제용 조성물 및 상기 조성물을 사용한 식물병 방제 방법
KR20070080775A (ko) 세라티아 프라이뮤티카 a21-4 균주, 상기 균주를이용한 식물 역병의 생물적 방제 및 상기 균주가 생산하는항균활성 화합물
JP2004143102A (ja) 放線菌を含む微生物製剤
JP2011229443A (ja) Fusariumuoxysporumのジャガイモシストセンチュウおよびジャガイモそうか病に対する防除方法
JPH11279015A (ja) 植物生長促進剤
JP2824510B2 (ja) 揮発性静菌物質を利用した施設栽培キュウリの病害防除と生育促進に効果的な栽培方法
KR20130092313A (ko) 신규한 뷰베리아 바시아나 엠130 균주 및 그를 이용한 온실가루이와 담배가루이에 대한 생물학적 방제 방법
JPH0791141B2 (ja) 土壌病害防除資材及びこれを用いた土壌病害防除方法
JPH04368306A (ja) 新規微生物、微生物を含有する除草剤およびそれらによる雑草の防除方法
KR100313414B1 (ko) 믹소코쿠스 스티피타투스 균주로부터 생산되는 신규 항균 활성화합물 및 이를 함유하는 농업용 살균제
KR20160114424A (ko) 흰등멸구를 접종한 벼로부터 크리소에리올을 분리하는 방법
KR100361135B1 (ko) 식물병원균의 길항미생물,이것을 포함하는 미생물제제 및 이것을 이용한 식물병원균의 방제방법
JPH09299076A (ja) バチルス・サーキュランスを用いたナス科植物の土壌病害防除剤および防除方法と植物の生育促進剤および促進方法
KR20010109531A (ko) 식물병원균의 길항미생물, 이것을 포함하는 미생물 제제 및 이것을 이용한 식물병원균의 방제방법
CN102731455A (zh) 具杀菌活性的天明精内酯酮腙类衍生物及其用途

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080712

Year of fee payment: 13

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090712

Year of fee payment: 14

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100712

Year of fee payment: 15

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110712

Year of fee payment: 16

EXPY Cancellation because of completion of term
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110712

Year of fee payment: 16