JPH04502928A - ヘパリン・サッカリドおよび医薬組成物 - Google Patents

ヘパリン・サッカリドおよび医薬組成物

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 抗アテローム性動脈硬化活性を有する新規なデルマタン硫酸およびヘパリン・オ リゴサツカリドヘパリン、ヘパラン硫酸、デルマタン硫酸が有する種型の薬理活 性は、最も長いポリサツカリド鎖に含まれている特徴ある構造ブロックの存在に ほとんどいつも関係がある。−例を挙けると、ヘパリンが抗凝血活性を有するた めの重要な必要条件は、D−グルクロン酸残基と1個だけのD−グルコサミン  トリ硫酸残基を有する特異的なペンタサツカリドの存在である( Thunbe rg L、他、Carbohydr、 Res、、第100巻、第393ページ 、1982年:Ca5u n、他、Bioch、 J、、#!197巻、第59 9 ページ、1981年; Choay J、、 Biochem、 Biop bys、 ks、 Comm、。
纂116巻、第492巻、1985年)。この配列が抗トロンビン■(λTit )K対する真の結合部位である。ヘパリン補因子1(HCII)は、8個以上の モノサツカリドからなるオリゴサツカリドによシ活性化される。このオリゴサツ カリドはデルマタン硫酸に含まれている( Tollefaen D、 M、他 、J、Biol、、 Chem、、第262巻8、(第19号)、第8854ペ ージ、1986年〕。
それ故、種々のポリサツカリドの巨大構造に含まれる特異的なモノサツカリドの 配列が、特異的活性部位の活性化には不可欠なものであると考えられる。
ところで、鳶<べきことには、デルマタン硫酸のポリサツカリド鎖の7レキシビ リテイを増大すると血漿タンパクと結合する可能性が高まシ、その結果、デルマ タン硫酸自体の薬理活性が増大することがわかった。
過ヨウ素酸塩は、隣接する2個の未置換ヒトミキシル基を有する炭素間の結合を 切断することが知られている。
デルマタン硫酸においては、ウロン酸のC(2)位およびC(3)位には、はと んどすべて、2個の未置換トランスヒドロキシル基を有するので、この炭素原子 は前記と同じ条件にある。従って、過甘つ素識塩アニオンは、C(2)−C(3 )結合を切断し、それぞれの炭素ヲ酸化してアルデヒドとし、その結果ウロン酸 サツカリド環の切断が生じる。
C(2)位またはC(3)位に0803基を有するウロン酸成分だけが影響を受 けることなくそのまま残る。この成分はマイナ一部分である。従って、過ミウ素 酸イオンによる酸化管受けるときには、高分子鎖全体が、出発物質のデルマタン の:+7ホーメー71ンとは異なるコンホーメーシlンを必要とする。C(2) 位およびC(3)位のアルデヒド基は、水素化ホウ素ナトリウムを用いて還元し 、−級アルコールにすることができる。さもないと、これらのアルデヒド基は酸 化されることがある。とにかく、デルマタ/鎖は散性W1境に対して不安定なも のとなシ1分解を受けて低分子量オリゴマーとなる(スミス・デグラデーシ1ン 〕か、tたは更に酸分単位にまでなる(スキーム1参照)。
加水分解の条件を適当に調整することにより、広い分子量範囲のものt得ること ができる。得られるフラクシ薯ンは、イオン交換樹脂における電荷密度の増大に 基づいて選ぶことができる。
このような連続反応に、分析の目的ですでにデルマタン硫酸に適用されている(  Fransson L、 A、他、Carbohydr。
Res 、 、第56巻、第549ページ、1974年)。
それに亀かかわらず、得られたオリゴマー〇構造は、すでに立証されている出発 物質のデルマタンの抗血栓活性に比して、その抗血栓活性の驚くべき増大金示さ なかった。同様に、驚くべきことには、C(2) −C(3)が開いたデルマタ ン硫酸は、ヘパリン補因子夏に対する親和力が乏しいか、または親和力を全く有 しないことを示した。
デルマタン硫酸の抗血小板活性は、おそらくヘパリン補因子Iを活性化する力に よるだけではな((TollefseaD、 M、他、J、 Biol、 Ch em、第257巻、Ig 2162 ページ、1982年; Tollefae n他、J、Biol、 Chem、、第258巻、第6715ページ、1985 年)、またまだ知られていないファクターおよび/またはメカニズムによるもの と思われる。
デルマタン硫酸、そのフラグメントtたはその誘導体を特許請求している特許ま たは特許出願は知られているが、それにもかかわらず、開環デルマタン硫酸の薬 理活性は今日にいたるまでまだ開示されていない。
EP−A−0097625号ri、抗浮腫活性および抗うっ血活性を有する、殆 んど純粋なデルマタン硫酸を特許請求している。EP−λ−0199055号オ ヨび同02!18994号は、抗血栓活性を有する純粋なデルマタン硫II!を 特許請求している。イギリス特許第2098232号は、人為的に多硫酸化し、 化学的にデボリメリゼー7w yL、 7t、薬理作用を有するコンドロイチン 硫酸¥r特許請求している。
POT/EP100291号は、デポリメリゼーシ1ンされて分子量が5〜6  Kdとなシ、抗血栓活性を有し、バイオアベイラビリティが改善された、デルマ タン硫酸からのフラクシ璽ンt−特許請求している。
BP−A−0208625号9−1、ポリサツカリド、従っテを友低分子量(1 0Kd以下)で、結合繊織病理学上活性を有するデルマタン硫酸(請求項6)を 本包括的に特許請求している。
日本特開昭57−40502号(CA、蕗97巻、第28459ページ、198 2年)Fi、pn≦2においてDMSO中でデボリメリゼーシ璽ンした後、H, 804で再硫酸化した、デルマタン硫酸からのフラクシ璽ンt−特許請求してい る。
フランス特許第2584728号は、全ゲルコサミノグリカンの硫酸化、従って ま皮ピリジン中におけるピリジン−スルホトリオキサイドを用いたデルマタン硫 酸のポリ硫酸化についても特許請求している。
本発明は、開環した未置換ウロン歌成分t−Vするデルマタン硫酸に関し、ま7 ’CC(2)またはC(3)KO−80s基を変化させることなく有するつC1 7Mに関する。更に本発明にまた、開環したデルマタン硫酸フラグメントに関す る。
驚くべきことKは、前記ポリサツカリドは、抗アテローム性動脈硬化活性、抗血 栓活性および血栓溶解活性を有し、しかもこれらの活性は、このポリサツカリド が誘導された天然のデルマタン硫酸の活性の4倍以上も高い。
本発明はまた。xsoo〜1000ダルト/の範囲の分子量上官するヘパリンか らのオリゴサツカリドに関する。
このようなオリゴサツカリドは、抗凝血活性を全く有しないし、抗トロンビンI (ATI)K対する親和力も有しない。これらのサツカリドは、1nvsvoに おいて抗アテローム性動脈硬化活性を有し、経口投与によっても血小板凝集上抑 制し、また自己筋収縮をブロックする。後者の活性は、内皮下平滑筋細胞の増殖 に関係がある。
本発明はま友、きわめて低分子量のヘパリン・オリゴサツカリドの7ラグメント に関する。現在までに知られておシ、また先行技術において開示されたヘパリン ・フラクシ曹ンまたは7ラグメントのすべては、ムTl親和力が高すことに関係 がある、抗凝血(人PTT)活性および抗血栓活性が乏しいことが特徴である。
とにかく、これまで開示されたヘパリンの解縮方法はすべて、ヘパリン・フラグ メントよシ低分子量よシ低分子量で、異なる構造特性を有する7ラグメンを生成 する。
肩〈べきことには、本発明のヘパリン・オリゴサツカリドは、分子量を除iては ヘパリン構造を保持し、しかも実験静脈血栓症モデルにおいて抗血栓活性を示し 、更に驚くべきことには、実験動脈血栓症モデルにおいても抗血栓活性を示す。
先行技術には、多数のヘパリン解縮方法が開示されている。各方法に特有の、異 なる構造特性を有する生成物を得ることができる。この特性によ〕、既知物質と 本発明の物質と1!tlII!別することができる。
アメリカ特許第4305451号(EP−A−0014184号に対応する。) は、14−18個のサツカリド単位を有し、分子量が3600〜4800ダルト ンであシ、亜硝at−用いる脱アミノボリメリゼー7璽ンによ)得られるオリゴ サツカリドt−特許請求している。このオリゴサツカリドの主成分は、ジサッカ リド L−イズロノジルー2−0−サルフェイトーD−グルコサミン−N、4− ジサルフエイトであシ、硫酸化されていないイズロン酸は、非還元端から5〜5 サツカリド単位離れ次位置く存在する。このオリゴサツカリドはグルクロン&を 含まない。
アメリカ特許第4500519号および同455198号は、亜硝In用いてヘ パリンをデボリメリゼーシ宵ンすることによシ得られるオリゴサツカリドt−特 許請求している。
このオリゴサツカリドの還元端にアンヒドロマンノースからなる。このアンヒド ロマンノースは、還元するとアンヒドロマンニトールにすることができ、酸化す るとD−マンナン酸にすることができる。
アメリカ特許第4401662号および同4474770号は、抗血栓活性が高 く、人T IK対する親和力が高く、特に抗X1活性がきわめて高いオリゴサツ カリドt−特許請求している。このオリゴサツカリドは、6個以下のモノサツカ リドからなシ、亜硝@!またはヘパリナーゼ管用いてデボリメリゼーシ璽ンする ことにより得られる。その構造は3位にも0SOs基を有するグルコサミンを含 む。
BP−A 0048231号は、4〜8個のモノサツカリドを含み、且つグルコ サミン 3−〇−硫酸が存在することおよび還元端が2,5−アンヒドロ−D− マンノースからなることを特徴とするオリゴサツカリドt−特許請求している。
前記特許のすべてにおいて開示されている解縮は、アミノ糖とウロン酸との間の アセタール結合にかかわシがある。従って、得られるオリゴサツカリドは、常に 整数個のジサッカリドを有する化合物である。しかも、切断が生じる場合には、 硫黄の喪失が必ず起る。
アメリカ特許jI!4281108号は、中間体へパラミノ、敗北剤の存在下酸 性媒体中での加熱によるデポリメリゼーシ璽ンおよび再硫酸化を経内するN−脱 硫酸によって得られる低分子ヘパリンを開示している。この方法は、ヘパリン構 造に実質上の変化をひき起し、再硫酸化によりてもこの構造はもはや修復するこ とができない。
EP−人−40144号に、ヘパリンのアルカリ加水分解法を開示している。
BP−A−44228号においては、ヘパリンのカルボキシル基のアルキルエス テルま次はアリールエステルKをいて必ず起り、平均分子量が2000〜900 Gダルトンのオリゴマーを生成する。
前記後者の2方法は、ともにβ−説離を経て末端ノー4.5−不飽和ウロン識を 有するオリゴマーを生成する。
アメリカ特許第4687765号は、分子量が2000〜5ooaであるLMW −Hの血栓溶解に関する薬理用途を特許請求している。
アメリカ特許@44a4288号は、6個以上のすツカリド単位(分子量IJI GOダルトン以上)からなシ、且り2.5−アンヒドロマンノース還元端がある 鎖を有するムコポリサツカリドの製造方法t−特許請求している。
本発tsoヘパリンーオリゴサツカリドは、PCT/EP/86100291号 (WO8410472?号〕に開示された方法に類似の方法によって生成される 。前記方法は、ヘパリン・デボリメリゼー7wンのイニシエーターである2価の 金属(たとえば、CuH)および過酸化物(たとえば、H宜0雪)を用いるHo ・フリーラジカルの生成に基づいている。(ス中−ム2参照ン本発明のヘパリン ・7ラグメントは、平均分子量が3500ダルトンであるC 21131夏、分 子量が約2000であるOP S 81 / 1 / 1 、平均分子量が17 00であるC 2QB5 ifおよび分子量がtoooであるOF 581 /  1 / 2としてデザインされている。前記フラグメントは、4÷12のサツ カリド単位からなシ、先行技術の生成物と区別する下記の構造的特性を有する。
末端のアノマー炭素に還元していて、末端七ノサッカリドに、グルコサミン N 、!−ジ硫酸およびウロン酸2−@酸からなる。
これは、”C,NMRスペクトルにおいて、シグナルがそれぞれ9L7ppmお よび944 pりmに現われることから明らかである。”C−NMRの残シの部 分から、ヘパリン構造が完全に保持されていることがわかる。ゲル浸透クロマト グラフィーは、本発明の方法によって得られるヘパリン・オリゴサツカリドにり いての連続パターンが、亜硝III!を用いる他の脱アミン・デボリメリゼーシ 箇ン法によって生成されるオリゴサツカリドについて得られる、600ダルトン の不連続パターンとは異なることを明示する。従って、これらのヘパリン・オリ ゴサツカリドの化学構造は、他の特許が特許請求してbる化学構造とは全く異な る。
本発明のオリゴサツカリドは、ヘパリンの抗凝血活性を失なっているが、動脈血 栓症および静脈血栓症の双方に対して、抗アテローム性動脈硬化活性および抗血 栓活性並びに皮下ルートおよび経口ルートによる良好なバイオアベイラビリティ および長い持続効果を有する。これらのオリゴサツカリドは、コラーゲン、リス トセチ/およびADP Kよりて誘発される血小板凝集@ ex vivoで抑 制する。これとは逆に、もとのヘパリンは血小板凝集を誘発しく Brace  L、 D、、 Fareed J、、 −8eminars inThromb 、 and Haemost、、第11巻、第190ページ、1985年; E ika C,、8cand J、 )iaematol、、 $ 8巻、第24 8ページ、1972年)、および/または他の薬剤によって誘発された血小板凝 集を増進する。このオリゴサツカリドは血小板粘着を減小する。前記活性のすべ てが、EP−人−00291/84号について行なわれた研究に基づいては予期 することはできないものである。
これまでに得られ几薬理結果は、経口投与量が1日当ル3〜15M97ktたは 注射投与量が1日当シ1〜5岬/榊で、本発明のオリゴサツカリドは臨床的に有 用であることt推定させる。
本発明はま几、抗凝血活性が乏しいかまたは抗凝血活性が全くない抗血投薬、抗 アテローム性動脈硬化薬、線雑素溶解薬として人体の治療に用いるために行なう 本発明の生成物の産業上の適用すべてに関する。この目的達成のために、本発明 の化合物を、従来の技術と添加物とを用いて、非経口投4、局所投与および経口 投与に適した医薬組成物の形11に処方する。たとえば、非経口投与に適した処 方には、バイアルびんに充てんした無菌液がある。ま友経口投与に適した処方に は、カプセル剤、錠剤期よびシロップ剤がある。シロップ剤においては、活性成 分をリポソームまたはミセルの形態にすることもできる。更にま九、局所投与の 処方には、常用の添加剤を・含有する軟膏がある。
以下に挙ける実施例に、更に詳細に説明するものであって、本発明を限定するも のではない。
実施fl11 satの純粋なデルマタン硫酸〔〔α) T =−b oo:so;/coo− レシオ LO4(il farmco−Ed、 Pr、。
第43巻、第165ページ、1988年〕、分子量MWp =30000ダルト ン、抗凝血活性なし]t−500m1の水に加え、これに300dのα5M N a工Oa溶液を加える。この溶液を一晩攪拌し続ける。pHを6にm整し、20 fのNaBH4t−、少しずり3時間かけて加える。酢酸をたえ間なく定期的に 加えることによってpHを常に7に保つ。
この反応は温度t−25℃に自動vIi整する。次いでこの溶液を、INHCj 2用いてpH5に調整し、室温でα5時間攪拌する。その後I N NaOHt −用いてp)l’ii5に調整し、この溶液t−172容に濃縮する。これに、 3倍容のメタノールを加える。生成した沈殿を回収し、水に再溶解した後、メタ ノールを用いて再沈殿させ、乾燥して547tの0P616(収率82.5チ〕 を得る。
実施例2 実施例1で得た6tの生成物を110−の水に加え、180d(D IRA 9 2 SP vシフ (Rohm and )Lwas社製〕を用いてパーコレー トする。このパーコレート液を濃縮して少量となし、S倍容のエタノールを加え て沈殿させる。
(125M、(L 5 Mkよび5 MONaCj 溶液を用いてカラムから溶 離してフラクシ璽ンヲ得ル。
沈殿させて乾燥し友後、下記の化合物を得る。
2078 0M:2.85F(収率4Z2%); 2078 (:125M:c L71F(収、$11.843 ) ; 207B (15M:(LA2F ( 収率10%); 2078 3M:al?F(収車5%)得られた化合物の特性 を出発物質と比較して第1図に示す。
20 MHz で10諺プキープ・オペレーティングし、Varian CFT  2 Gによ〕配置した第1図の”C−NM5xベクトルは、化合物2078  0M (第1図B)および化合物2078 α5M(第1図C)において、イズ ロン酸残基のC(2)とC(3) t−’l?定するシグナルおよび不可欠の鎖 デルマタン硫酸(第1図人)と比較するイズロン酸残基のC(1)のシグナルに 関するハイ・フィールドに対するシフトを示す。マイナー・シグナルは、多硫酸 化配列を特定する。冥際、アニオン交換樹脂から溶離し九開環デルマタン硫酸に 対するこれらのマイナー・シグナルの強さは、NaCJ濃度が増大するにつれて 増大する(第1図C)。
得られた化合物は、出発物質デルマタン硫酸(OF437)と比較して改善され た抗血栓活性を示す。
実施例3 1fの化合物2078 0Mを100dの(LIM HCjに加え、−60℃に S時間加熱する。仁の溶液t−NaOHで中和し、凍結乾燥する。生成物OP  402が得られる。50M)hで、5■プp−ブ・オペレーティングしてBru keiAC200に記録したこの化合物のimC・NMRスペクトル(第2図) は、デグラデーシ曽ン生成物の12の特性的シグナルのほかに、アステリスを付 した2つの他のマイナー・シグナルを示す。その中の一つは91ppmKあシ、 おそらくグログ口/#Rのレムナy ) (remnant )によるものであ る。A−12人−2,ムー32人−4,A〜5およびA−6で示されるシグナル は、不確かではあるがガラクトサミン核のそれぞれの炭lAヲ特定するものであ る。シグナルl−4は、もともとはイズロン識の4位にあり次が、今ではそのレ ムナンドに含まれている炭素を特定するものである。
アステリス會付したシグナルQ−4は、もともとはデルマタン硫酸構造に含まれ るグルクロン酸の4位にある炭素を特定するものである。デグラデーシW/生成 物の構造から、実施例2で得られて開示され友化合物の構造をMl!する。
実施例5 (OF A81/1/1 ) 300tのヘパリンt2jの水に溶かし、これに121Fの一水利酢酸銅を加え たものを反応器にいれる。五6時間かけて1000s+jの1696過酸化水素 を反応物に加える。
1N 水酸化ナトリウム溶液を加えることによt)pHt−7,5に保ち、外部 から加熱することによシ第1反応FI#開中温度t−44〜66℃に高かめる。
120−の50僑酢酸を用いてpHt&5に調整し、6fのアスコルビンi1! t−加える。そのオリゴサツカリドを冷却し、5倍容のメタノールを加えて沈殿 させる。
−過して乾燥し、19Z7Fの生成物を得る。この生成物の平均分子量1j29 00ダルトンである。ろ液入を集める。191tのこの中間生成物t−130G sdの、68℃に加熱した水に溶解する。水酸化ナトリウムを用いてpH’tz 5に保ちながら、400dの16慢過酸化水素溶液をz5時間かけて加える。冷 却後、4倍容のメタノールを加える。−過によって沈1&を回収し、乾燥する。
120tの生成物を得る。
全固形物を水に再溶解し、Chelex 100 (Bio−几ad社製)レジ ン・力2ム([径4備、高さS 5 tx ) t−#iいてパーコレートする 。このパーコレート液に4倍容のメタノールを加える。
沈sr集めて乾燥する。99.51 tのUP 581/1/1と名付ける生成 物を得る。
OF 381/1/1 化合物o”C−NMRxべp ) ルH、ヘパリン構造 が本質を変える変化を受けることなくそのまま保たれていることを示し、またイ ズロン改やアミノ糖のアノマー炭素原子を還元しているC凰シグナルを明示して いる。この化合物について、in vivoおよび1nvitroでの生物学的 評価を行なう。この評価(第5表)によれば、動脈血栓症(artr、 thr omb )実験モデルおよび静脈血栓症(マen、 throoxb )実験モ デルにお−て、この化合物は驚くべき活性を示し、バイオアベイラビリティが良 好であル、効果が長く持続する(皮下投与した場合には、処置後8時間も効果が 持続する。)本発明のオリゴサツカリドに対する皮下注射ED、・/静脈注射H D、・のレシオは、ヘパリンについてのレシオよりかなシ大である。
カオリン誘発血栓症モデルにおいて、ラットの場合(Hladvec J、、  Phyiiol、 Bohemoslovaca、第24巻、第551〜554 ページ、1975年)は、静脈注射ED、、 、皮下注射ED、・および経口投 与ED、、は、それぞれa5q/時、ミロMII/1qおよび94Ml1輪であ ると七が判明した。生成物のバイオアベイラビリティの指標である前記の数値の レシオは、1/’7/1?である。
同一条件ては、λDr−誘発凝集f20%も増すヘパリンと比較すると、OP  381/1/1は、7 o mcf/d員度で、2mctのコラーゲンによりて 誘発される血小凝集、リストセチン−誘発血小板凝集および14mcf−のAD Pによって誘発される血小板凝集を抑制する。本発明の生成は、生理食塩水と比 較すると血小板粘着を4996も減少しく Mascia −Brunellj 、 Hellem A、 J、 。
5cand、 J、 Haematol、、第7巻、第574ページ、1970 年〕、血小板減少症を全く生じない。
前記の特性は、動脈血栓症実験モデルにおけるOPS 81/1/1 の驚くべ き活性を明らかにするものである。
0P 381/1/2 本実施例5の初めの部分で集めたp浪人を減圧下に1ojK濃縮する。これに5 倍容のアセトンを加える。
生成した沈1lLt−濾過によシ回収し、水に再溶解(100%)し、100− のCbelex 100 (Bio−Rad社製)レジ7f用いてパーコレート する。完全に銅を除去し次バーコレート液を凍結乾燥する。15 f OOP  518/1/2 t−得る。
化合物OF 381/1/2の”C−NMRスペクトルは、きわめて低分子量の 生成物のシグナル特有のディスバージlンを示す。しかも更に、アミノ糖および ウロン酸の還元アノマー炭素を特定するシグナルが、きわめて明瞭に現われてい る。
ヘパリンに共通の構造(これri特に、スルファミノのシグナルとC−硫酸のシ グナルによって立証されている。)は、そのまま保持されている。
β−7ノマー炭素を特定するシグナルの存在はまた、アノマー炭素の領域におい ても明らかである。この存在は、概して高分子量を有するヘパリン中に隠蔽され ている。
実施例6 (C2Q85 ) ゲル濾過カラムによる72クシlネ一7wン笑施fII5で得几、5fの生成物 OF 381/1/1を50df) (H5M NaCj溶液に加え、Ul t rogel Ac、 A 202(LKB社製社製シカラム径5工、高さ100 cfn)を用いて、211t/分でパーコレートする。420 dの効力のない 部分は棄て、各7ラクシWン10df@収する。初めの307ツクシ、yFi棄 てる。フラクシ叢751〜404(740d)を合わせる(1)。他の112の フラクシ曹ンをそれぞれプールする(ト)。
この2グループのフラクシ17を濃縮して少量となし、Triaszcryl  GF l 5 M f用いてソルト・オフして、凍結乾燥する。生成物C208 5I (五IIF)およびC20851(α471)f得る。その分子量プロフ ィルを第5図Cに示す。例として、BP−A−14184号の実施例1に従い、 亜硝酸音用いてデボリメリゼーシlンすることによって得られる生成物のプロフ ィル〔第5図a〕およびアメリカ特許第4500519号に従い、亜硝酸を用い てデポリメリゼーシ璽ンすることによって得られる生成物のプロフィル(第S図 b)1−示す。整数はジサッカリド単位の数を意味する。
実施例7 (C20811) 実施例60′j5法と同様の方法によるが、但し最初の81の75クシ嘗ンだけ を集めて、化合@C20811(1−041)を得る。
R=H;C,H,Co、CM、c。
ヘパリン:m=40$ n=31119Go=10 s p =2091 オリゴサツカリド: 〜1700ダルトンの分子量については、ジサツカリドの統計的アバンダンス( abundsince )は下記のとおシである。
a”:t4 b’::1 c’:α35 d′″:[L7Fig、l 13c、 NMR5pectra (20MHz)180 140 100 60 20  ppm補正書の写しく翻訳文)提出書 く特許法第184条の8) 平成3年4月188 1、特許出願の表示 PCT/EP 891012142、発明の名称 抗アテ ローム性動脈硬化活性を有する新規なデルHaおよびヘパリン・オリゴサツカリ ド3、特許出願人 住所 イタリア国 41040 (モデナ) コル口 ヴイア バチノツチ1  −名称 オボクリン エツセ ピ ア ラボラトリオ ファルマコビオロジコ代 表者 ジウスティ ジオルジオ 国籍 イタリア国 4、代理人 住所 〒170東京都豊島区東池袋1丁目28番1号グローリア初穂池袋 70 8号 5、補正書の提出年月日 1990年10月12日6、添付書類の目録 補正書の写しく翻訳文) 浄否(トーL−二次史なし) 請求の範囲 t 下記の一般式で表わされるデルマタン硫酸フラグメント 式中、Aは、ピラノース環が2位と3位にあるR素の間でR環し次、 で表わされる構造を有する、−硫酸化されていないりnン駿であってもよいし、 また、 式 で表わされる構造を有するL−イズロン!!2−硫駿であってもよい。
ここにおいて、伽)と比較すると、(a)のアパンダンス(abundance  )は90%以上であシ、(b) d (a) 色比較する七10−以下である 。
mは1ないし60の範囲の整数である。
zso;7coo″″レシオが0.9ないしt4である請求項IK記載のデルマ タン硫酸7ラクシ箇ン。
A 2000ダルトンまでの分子量を有するデルマタン硫酸7ラクシ箇ン。
デルマタンまたはそのフラクシ璽ンと過ヨウ素酸塩イオンのような酸化剤との反 応; C(2) −C(3)位にあるアルデヒド基を可能な限〕還元してヒドロキシメ チル基に変えること; 得られた生成物全アニオン交換樹脂によ〕可能な限シ7ラクシ璽ネーシ璽ンを行 ない、電子密度が異なるフラグメントを分離すること: 可能な限シの酸加水分解全行ない、所望の分子量を有するオリゴサツカリド全生 成すること からなる、請求項1〜Sのいずれかに記載のデルマタン硫酸7ラクシ箇ンの製造 方法。
五 ヘパリンのラジカル・デポリメリゼーク曹ンにより得ることができる、平均 4〜12個のモノサツカリドを含むヘパリン・オリゴサツカリド。
& イズロン酸 2−〇−硫酸またはゲルコサきン N。
6−ジ硫酸からなル、還元アノマー炭素全盲する末端基を含む、請求項5に記載 のオリゴサツカリド。
2 分子量が!!500〜1000/ルトンであり、SO;/COO−レシオが 出発物質のヘパリンのそれと必ず同じである請求項5および6のいずれかに記載 のヘパリン・オリゴサツカリド。
a 抗Xa活性がヘパリンのそれよシロ0倍も低く、動脈血栓症においてさえ抗 血栓活性が高く、抗血小板凝集活性が高く、皮下ルートおよび経口ルートによる バイオアベイラビリティが高い、請求項5,6および7のいずれかに記載のヘパ リン・オリゴサツカリド。
2 活性成分として、請求項1〜Sのいずれかに記載のデルマタン硫酸7ラクシ 曹ンおよび7ラグメントを有し、抗血栓活性、血栓溶解活性および抗アテローム 性動脈硬化活性が高い医薬組成物。
1α 活性成分として、請求項5〜8のいずれかに記載のヘパリン・オリゴサツ カリドを含有し、抗血栓活性、血栓溶解活性および抗アテローム性動脈硬化活性 を有する医薬組成物。
1t 滅菌注射液剤奄しくに滅菌注射懸濁液剤、カプセル剤、錠剤、活性成分が リポソームもしくはミセルのいずれかの形態とすることがあるシqツブ剤または 軟膏剤もしくは臂薬剤の形態とした非経口投与用、経口投与用および局所投与用 の、請求項91友は10に記載の医薬組成物。
手続補正書(方幻 2、発明の名称 抗アテローム性動脈硬化活性を有する新規なデルマタン硫酸お 呼びヘパリン・オリゴサツカリド 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 住所 イタリアl] 41040 (モデナ) コル口 ヴイアバチノッティ  3 名称 オボクリン エッセ ビ ア ラボラトリオファルマコビオロジコ 4、代理人 住所 〒170東京都豊島区東池袋1丁目28番1号グローリア初穂池袋708 号 5、補正命令の日付 自発 6、補正により増加する発明の数 なし

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.硫酸化されていないウロン酸のC(2)−C(3)結合の酸化切断の条件下 、過ヨウ素酸塩イオンを用いて生成することができる開環鎖デルマタン硫酸フラ クション。
  2. 2.硫酸化されていないウロン酸のC(2)−C(3)結合の切断反応によって 得られるアルデヒド基を還元してヒドロキシメチル基にした、請求項1に記載の フラクション。
  3. 3.アニオン交換樹脂を用い、電解質溶液により更にフラクショネーションし、 SO■/COO−レシオが0.9ないし1.4である、請求項1および2のいず れかに記載のデルマタン硫酸ブラウシュン。
  4. 4.酸性媒体またはアルカリ性媒体中において、分子量が2000ダルトンのフ ラグメントに加水分解した、請求項1,2および3のいずれかに記載のフラクシ ョン。
  5. 5. デルマタンまたはそのフラクションと過ヨウ素酸塩イオンのような酸化剤との反 応; C(2)−C(3)位にあるアルデヒド基を可能な限り還元してヒドロキシメチ ル基に変えること; 得られた生成物をアニオン交換樹脂により可能な限りフラクショネーションを行 ない、電子密度が異なるフラグメントを分離すること; 可能な限りの酸加水分解を行ない、所望の分子量を有するオリゴサッカリドを生 成すること からなる、請求項1,2,3および4のいずれかに記載のデルマタン硫酸フラク ションの製造方法。
  6. 6.ヘパリンのラジカル・デポリメリゼーションにより得ることができる、平均 4〜12個のモノサッカリドを含むヘパリン・オリゴサッカリド。
  7. 7.イズロン酸2−O−硫酸またはグルコサミンN,6−ジ硫酸からなり、還元 アノマー炭素を有する末端基を含む、請求項6に記載のオリゴサッカリド。
  8. 8.分子量が3500〜1000ダルトンであり、SO3/COO−レシオが出 発物質のヘパリンのそれと必ず同じである請求項6および7のいずれかに記載の ヘパリン・オリゴサッカリド。
  9. 9.抗Xa活性がヘパリンのそれより60倍も低く、動脈血栓症においてさえ抗 血栓活性が高く、抗血小板凝集活性が高く、皮下ルートおよび経口ルートによる バイオアベイラビリティが高い、請求項6,7および8のいずれかに記載のヘパ リン・オリゴサッカリド。
  10. 10.活性成分として、請求項1ないし4のいずれかに記載のデルマタン硫酸フ ラクションおよびフラグメントを含有し、抗血栓活性、血栓溶解活性および抗ア テローム性動脈硬化活性が高い医薬組成物。
  11. 11.活性成分として、請求項6ないし9のいずれかに記載のヘパリン・オリゴ サッカリドを含有し、抗血栓活性、血栓溶解活性および抗アテローム性動脈硬化 活性を有する医薬組成物。
  12. 12.滅菌注射液剤もしくは目津菌注射懸濁液剤、カブセル剤、錠剤、活性成分 がリボソームもしくはミセルのいずれかの形態とすることがあるシロップ剤また は軟膏剤もしくは膏薬剤の形態とした非経口投与用、経口投与用および局所投与 用の、請求項10または11に記載の医薬組成物。
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