JPH04502598A - 包装容器用排出装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 包装容器用排出装置 技術分野 本発明は包装容器用排出装置に関し、更に特にドツキング（ｄｏｃｋｉｎｇ）型 の排出装置に関するものである。例えば、ホースの口へ包装容器を結合またはド ツキングする際にしばしば要求されるものである。診療の場合、種々のタイプの 栄養溶液用の軟質材のパウチ（ｐｏａｃｈｅｓ）の大蓋の消費があり、かかるパ ッケージをより一層合理的に扱う必要性がある。

更に、例えば点滴溶液等の非経口溶液に関する場合、高度の無菌性が必要である 。

背景技術 軟質パンチ用の排出装置の分野における従来技術は、充填および密封の前にパン チに溶接される特殊な口を有するパンチに関し、上記口は引き裂き可能なりロー ジャー、あるいは針またはクロージヤーの膜を貫通するための他の正確な工具を 有する。

従来技術の排出またはトンキング装置は適当な衛生および無菌基準には適合はし ているが、製造上の見地からは、既知の構造では、例えば別個に口の細部の溶接 を必要とする不合理な製造手順のためコストが高（なることが考えられる。

以前は、実際のタイプのパンチは伝統的方法により製造されていた。すなわち、 パウチはブランク（ｂｌａｎｋ）から個々に製造されていた。

特殊な内容物を有するパウチを製造するための「ホース」技術の採用は、例えば スウェーデン国特許第４５５０４４号明細書に開示されている。しかし、かかる 技術では、パウチの内部へドツキングするために別個のコネクタ部材が使用され る。

本発明の目的は、例えばホース形成法により直接形成され、排出導管に無菌タイ プの組み立てまたはドツキングを可能にする一体的（ｉｎｔｅｇｒａｌ）ドツキ ング装置または排出装置を有する包装容器を提供することにある。本発明のドツ キング装置は、その利点として、製品含有パッケージをそれが充填されたホース から生ぜしめる用途に使用することができるが、他の分野の用途があることは勿 論のことである。

発明の開示 従って、本発明は、軟質材で形成されたチャネルを有する包装容器であって、該 容器の内部が排出装置、例えばホースの口に連結されることが企図される包装容 器を提供することにある。

この容器は、チャネルが該チャネルを開放するためのグリップフラップ（ｇｒｉ ｐ　ｆｌａｐ）により止められており（ｔｅｒｍｉｎａｔｅ）、該グリップフラ ップは、チャネルを開放すると該チャネルの内側の部分が露出されるようになっ ていることを特徴とする。

好適例においては、チャネルの端部領域において、グリップフラップを最初に切 り裂くための印を付け、この切り裂くための印はチャネルに対して横方向にある 周辺部の弱部ラインと一致し、該周辺部の印は開放されたチャネルから突出しか つ排出装置用の挿入面として作用する少なくとも１つの断面を画成する。

特別なる例においては、チャネルを弱く溶接した部分により止め、フリーグリッ プフラップを上記溶接部の外側に配置する。

図面の簡単な説明 第１図は、本発明の切り裂くための構造を有する、あるタイプの軟質パウチを示 し、 第２図は、グリップフラップを有するチャネルの最初の一例の一部分を示し、 第３図は、グリップフラップを除去した後に露出される第２図におけるチャネル を示し、 第４図は、グリップフラップを有するチャネルの他の例を示し、 第５図は、チャネルとグリップフラップの更に他の一例を示し、 第６図は、開放された第５図のチャネルを示し、第７図は、同伴グリップを有す るチャネルの一例を示し、第８図は、開放され露出された第７図のチャネルを示 す。

発明を実施するための最良の形態 第１図におけるパウチ１０は、２辺あるいはまた３辺が溶接されたパウチである 。第１番目の場合は、軟質プラスチックまたは積層材料の単一のプレーナーブラ ンクを第１図における形状に折り曲げることにより、もしくは側部溶接部１１． １２の領域に沿ってホースを平らにすることにより得られる側部溶接部１１゜１ ２がある。後者の場合、溶接部１１．１２は製品で満たされたホースにおいて生 せしめることが好ましく、このことは、かかる溶接を行う前に、上記商品それ自 体を溶接のための場所から離間させて圧縮させることを意味する。

上記溶接を行うと同時に、第１図における充填されたパウチ１０のひし形の角頭 域にチャネル１３を形成せしめるための溶接部も作る。更に、対角の角には吊り 下げ用の穴２３を形成せしめるための溶接部を作る。

第２図においては、最初の例として、平行な２箇所の溶接部１４、１５を画成し 、グリップフラップ１６により止められているチャネル１３′の一部分を示す。

グリップフラップを初期に切り裂くための一対の印１７．１７’を溶接部１４． １５の各々に配置する。

実際の場合、２枚のプラスチック、箔、積層体またはウェブにより形成され得る チャネル１３′は、第２図における湾曲したライン１８に沿った非開口状態で止 める。かかるラインの外側において、グリップフラップを、ハツチング領域で示 すように溶接する。チャネル１３′を形成する第２図における上側ウェブにおい ては、第１湾曲弱部１９があり、第２図における下側ウェブにおいては、点線で 示す第２湾曲弱部２０がある。第２図より、より精密には第３図より明らかなよ うに、グリップフラップを弱部１９．２０に沿って切り裂いた後に、チャネルの ドツキングまたは挿入（ｅｎｔｅｒｉｎｇ）部分２１が得られる。この部分２１ は切り裂いた後、直接チャネルの内側の部分を露出し、排出装置の口の迅速なる 挿入を可能とする。無菌性はほんの僅かな間阻止されるが、内部の包装器の内容 物は挿入またはドツキング操作によっては全く乱されない。

第４図においては、１以上の挿入面を如何にして得るかを示す。また、この図で は、チャネル１３′をグリップ１６′で止めている。溶接部１４’　、　１５’ においては、最初の印１７“、１７″″があり、上側の基ウェブにはＳ字型の弱 部１９′があり、また第２図に対応するように、この場合下側の基ウェブにＳ字 型の弱部２０′がある。

第５図においては、グリップが一対のフリーフラップ１６＃を有する。チャネル １３″″は、２つの平行な溶接部１４’　、　１５’により画成し、横方向に弱 く溶接された部分２２により止める。この溶接部２２は、従来技術によりいわゆ る剥離自在の溶接部として形成せしめることができる。無菌的ドツキング用に得 られる挿入面を第６図において符号２１″″で示す。

第７．８図においては、チャネル１３″″が２つの平行する溶接部１４″′″、 １５″′″により画成されている。第７，８図においてチャネルを形成する２枚 の箔は、第７図から明らかなように、すなわち従来の「平らな」断面とは対照的 に湾曲した断面を有するように共に溶接する。第７図におけるグリップ部１６″ ″は、引き裂き印の弱部より除去し、結果として第８図に示すような形状を得る 。挿入面は２１−で示す。

本発明の数例を示したが、実際、本発明の範囲内において改良および変更を行う ことができる。

一般的な例として、チャネル１３〜１３″を包装容器の内部方向に断面を減する ように形成せしめることができる。内部チャネルを有する軟質パウチ１０をもつ 代わりに、異なる種類の容器に取り付けるための別のチャネルユニットを形成せ しめることができる。しかし、本例における一体的製造手法が本発明の場合には 好ましい。

補正書の写しく翻訳文）提出書（特許法第１８４条の７第１項）平成３年１月８ 日

Claims (4)

【特許請求の範囲】
1. １．軟質材で形成されたチャネルを有する包装容器であって、該容器の内部が排 出装置、例えばホースの口に連結される包装容器において、チャネル（１３′， １３′′，１３′′′１３′′′′）がグリップフラップ（１６〜１６′′′′ ）により止められており、該グリップフラップが、チャネルを開放すると該チャ ネルの内側の部分（２１〜２１′′′′）が露出されるようになっていることを 特徴とする包装容器。
2. ２．グリップフラップ（１６，１６′）を最初に切り裂くための印（１７，１７ ′）がチャネルの端部に形成されており、上記印がチャネルに対して横方向にあ る周辺部の弱部（１９，２０；１９′，２０′）と一致し、該周辺部の印が開放 チャネルから突出し、かつ排出装置用の挿入面として作用する少なくとも１つの 断面を画成することを特徴とする請求の範囲第１項記載の包装容器。
3. ３．チャネルが弱く溶接された領域（２２）により止められており、フリーグリ ップフラップ（１６′′）が上記溶接領域の外側に配置されていることを特徴と する請求の範囲第１項記載の包装容器。
4. ４．グリップフラップ（１６′′′′）が湾曲した断面を有するチャネル（１３ ′′′′）の切り裂き自在の端部として配置されている請求の範囲第１項記載の 包装容器。