JPH04502352A - 燃料量を定める方法 - Google Patents

燃料量を定める方法

Info

Publication number
JPH04502352A
JPH04502352A JP2500126A JP50012690A JPH04502352A JP H04502352 A JPH04502352 A JP H04502352A JP 2500126 A JP2500126 A JP 2500126A JP 50012690 A JP50012690 A JP 50012690A JP H04502352 A JPH04502352 A JP H04502352A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
value
amount
intake pipe
pipe pressure
calculated
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2500126A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3138467B2 (ja
Inventor
クレンク・マルティン
モーゼル・ヴィンフリート
イングリッシュ・クルト
クリンケ・クリスティアン
Original Assignee
ローベルト・ボッシュ・ゲゼルシャフト・ミット・ベシュレンクテル・ハフツング
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ローベルト・ボッシュ・ゲゼルシャフト・ミット・ベシュレンクテル・ハフツング filed Critical ローベルト・ボッシュ・ゲゼルシャフト・ミット・ベシュレンクテル・ハフツング
Publication of JPH04502352A publication Critical patent/JPH04502352A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3138467B2 publication Critical patent/JP3138467B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02DCONTROLLING COMBUSTION ENGINES
    • F02D41/00Electrical control of supply of combustible mixture or its constituents
    • F02D41/02Circuit arrangements for generating control signals
    • F02D41/18Circuit arrangements for generating control signals by measuring intake air flow
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02DCONTROLLING COMBUSTION ENGINES
    • F02D41/00Electrical control of supply of combustible mixture or its constituents
    • F02D41/02Circuit arrangements for generating control signals
    • F02D41/04Introducing corrections for particular operating conditions
    • F02D41/047Taking into account fuel evaporation or wall wetting
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02DCONTROLLING COMBUSTION ENGINES
    • F02D41/00Electrical control of supply of combustible mixture or its constituents
    • F02D41/02Circuit arrangements for generating control signals
    • F02D41/14Introducing closed-loop corrections
    • F02D41/1401Introducing closed-loop corrections characterised by the control or regulation method
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02DCONTROLLING COMBUSTION ENGINES
    • F02D41/00Electrical control of supply of combustible mixture or its constituents
    • F02D41/24Electrical control of supply of combustible mixture or its constituents characterised by the use of digital means
    • F02D41/2406Electrical control of supply of combustible mixture or its constituents characterised by the use of digital means using essentially read only memories
    • F02D41/2425Particular ways of programming the data
    • F02D41/2429Methods of calibrating or learning
    • F02D41/2451Methods of calibrating or learning characterised by what is learned or calibrated
    • F02D41/2474Characteristics of sensors
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02DCONTROLLING COMBUSTION ENGINES
    • F02D2200/00Input parameters for engine control
    • F02D2200/02Input parameters for engine control the parameters being related to the engine
    • F02D2200/04Engine intake system parameters
    • F02D2200/0402Engine intake system parameters the parameter being determined by using a model of the engine intake or its components

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Analytical Chemistry (AREA)
  • Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)
  • Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 燃料量を定める方法 本発明は、行程当たり内燃機関に供給される燃料量を定める方法に関する。
従来技術 以下に従来から知られている方法を第11図に図示した従来の装置に基づき説明 する。この装置は、制御値を定める手段11、非定常な変砒値を定める手段12 、閉ループ制御手段13並びに、絞り弁15、噴射弁装置16、吸気管18の圧 力センサ17、排気管20に配置されたラムダセンサ19を有する内燃機関14 を備えている。まず、内燃機関14が開ループで駆動されるとする。この場合に は、制御値を定める手段11からの信号だけが噴射弁装置16に作用する。制御 値を定める手段11には、運転量、特に絞り弁15の設定角並びに回転数の値が 入力され、続いてこの手段11により噴射時間信号が出力される。
入力信号として制御値を定める手段11に吸気管の圧力センサ17からの圧力信 号のみを入力させることもできる。噴射時間はほぼ測定された圧力に比例して調 節される。全負荷領域に対しては、噴射時間信号が好ましくは運転量の値に基づ き特性マツプ値から読みだされる値で補正される。
このように噴射時間を大ざっばに制御するのでは所望の排ガス特性を得るのに不 十分であることが多い。これはラムダセンサ19並びに閉ループ制御手段13を 用いて改良することができる。このためにラムダセンサ19からのラムダの実際 値が比較部21においてラムダの目標値と比較され、その差値が制御偏差として 閉ループ制御手段13に入力される。閉ループ制御手段は制御偏差に従って制御 係数RFで表される操作値を出力する。この制御係数は制御値を定める手段11 により出力される値と操作値結合部22において乗算される。このような閉ルー プ制御回路により、制御値だけでは所望のラムダ値を得ることができない様な制 御値を補正し、その目的を達成さ、せることが可能になる。
噴射すべき燃料量を単に開ループ制御するか、あるいは予め開ループで制御値を め閉ループ制御を重畳させるかに無関係に、制御値を定める手段11から出力さ れる値は通常定常的な運転状態に対して定められる。しかし第1の定常運転状態 と第2の定常運転状態の間に例えば加速が行われると、当面加速濃化が必要にな ってくる。この例に示した非定常状態あるいは他の非定常状態を処理することが できるようにするために、非定常な変化値を定める手段12が設けられる。運転 量の値が大きな勾配で変化すると、非定常な変化値を定める手段12により時系 列的な値が出力され、この値が非定常補正部23において制御値と結合される。
この非定常補正は、開ループだけの制御装置あるいは閉ループ制御を重畳させる 開ループ制御の装置に設けることができる。全ての使用例において、それぞれ新 しい非定常的な応答関数を発生させる多数の非定常的な条件が短時間の間に現れ るような場合には特に問題となる。それにより通常互いに好ましくなく助長しあ ったりあるいは相殺する重なり合いが発生する。
このような重なりを回避するために、同じ方法、即ち運転状態が定常的かあるい は非定常的かを区別することなく同じ方法で制御値をめる試みがなされている。
このような方法が、「タイセン(M、 Theissen)、ブラウン(H,− 5t、 Braun)、クレーマ(Q、 Kraemer)の非定常特性、エン ジン調節時の新しい核心 第1回アーへナコロキュウム(Aachener K olloquium)会議録 自動車とエンジン技術(Fahrzeug−un d Motorentechnik)87 アーヘン 1987年lO月」の論 文に記載されている。
何も具体的な手段を取らない時非定常状態において制御値を定める場合に発生す る誤差には、更新誤差、位相誤差及び管壁産膜誤差が挙げられる。更新誤差は従 来の方法で処理される。即ち次の行程で供給される燃料量を計算した後に非定常 状態が発生し、この結果を考慮する新しい燃料量ふ吸気行程終了前に計算に入れ ることができるときには、後噴射を行うことによって処理している。管壁産膜誤 差は個々に種々の運転量の値に従って計算される。位相誤差は、エアフローメー タにより燃焼に吸入される空気だけでなく吸気管の圧力を増大させる空気も測定 されてしまうことによって発生する誤差である。この位相誤差はエアフローメー タの信号の勾配を吸気管圧力の勾配に合わせることにより補償される。従って吸 気管圧力が測定され燃焼のため行程あたり吸入される空気量がこの吸気管圧力を 用いて定められる。
エアフローメータの信号の勾配を圧力センサの信号の勾配に合わせることにより 位相誤差を補償することができることにより、この方法は非定常状態において燃 焼のために吸入される空気量を測定された吸気管圧力から直接求めている従来程 度に補償をしていないということも知られている。
本発明の課題は位相誤差を更に回避することができる行程あたり内燃機関に供給 される燃料量を定める方法を提供することである。
発明の利点 本発明は特許請求の範囲第1項と第10項に記載の特徴により示される。請求の 範囲第1項に記載の方法の好ましい実施例並びに改変例が請求の範囲第2項から 第9項に記載されている。
両方法は別々にあるいは好ましくは互いに一緒にして用いることができる。点火 時点も更に補正する方法が請求の範囲第11項に記載されている。
請求の範囲第1項に記載の方法は以下のことを特徴とする。
即ち燃焼あたり吸入される空気量が現時点で測定された吸気管圧力からめられる のではなく、次の行程時にどのような吸気管圧力が得られるかが予測的にめられ 、空気量の計算がこの前もって計算された吸気管圧力を用いて計算されることで ある。この方法では、非定常的な変化時板気管圧力は行程ごとにかなり顕著に変 動し、従って次の行程時に供給される燃料量は予測される吸気管圧力を計算にい れた時にかなり良好な制御値を得ることができるという認識が利用されている。
請求の範囲第10項に記載の方法は、吸気管圧力を用いてめられた空気量が、特 に温度の影響を考慮した補正値で補正されることを特徴としている。燃焼のため に吸入される空気量は圧力状態に基づいて本来予想される空気量と一致しないこ とが明らかになっている。この場合、圧力状態は空気体積の流れを変化させる。
が、空気量の流れを変えるものではない。
所定の体積に存在する空気量は吸入された空気の温度に関係する。しかし内燃機 関の温度状態は非定常的な変化時変化する。補正値と運転量の値の関係は予め定 められる。この予め定められた関係はまず吸気管圧力を用いて定められた空気量 圧力を定めるために種々の観点に従ってそれぞれ好ましい変形例が示される。
これからの吸気管圧力を計算することができるためには、吸気管圧力が時間的に 所定の関数に従って変化すると仮定しなければならない。最も簡単な場合は線形 な変化とすることができるが、変化に対して1次の応答関数を用いると計算され た値と測定された値の偏差が最も少なくなることが明らかになっている。このよ うな関数は4つのパラメータを有する。これらのパラメータは例えば外乱発生時 点と吸気管圧力を前後する3つのサイクルにねたうて(現時点のサイクルも含め る)測定し、値を格納し、続いて4つの測定結果からパラメータの現時点の値を 計算することによりめられる。このような応答関数を用いて次の行程時に予想さ れる吸気管圧力がめられる。この方法は、常に現時点の値を用いて、従って特性 マツプ値を用いることなく動作することを特徴としており、特に絞り弁の設定角 度が変化することにより流れ断面が変化した後見にそのような変化が無い時に精 度が高くなる。しかし断面が継続的に変化すると、応答関数のパラメータも継続 的に変化し、計算時には前の値が用いられることにより十分な精度を得ることが できなくなる。
後者の場合更に精度のある方法は、現時点の吸気断面、現時点の回転数、並びに 現時点の吸気管圧力に基づいてのみ次の行程で予想される吸気管圧力をめる方法 である。このような実際性は、各計算サイクルの開始時が応答関数の開始時とし てセットされ、特性マツプ値、具体的には応答関数の最終値を定める特性マツプ 値並びに応答関数の時定数の特性マツプ値を用いた時に可能になる。時定数のパ ラメータは現時点の吸気管圧力をめることにより定められる。吸気管圧力をめる のは、吸気管圧力を測定するか、あるいは再帰式において前のサイクルで次の圧 力として計算された吸気管圧力を現時点の吸気管圧力として用いることによりめ られる。最初の方法は現時点の吸気管圧力が常に確実に正しい値で得ることがで きるという利点があるが、圧力センサ、即ち比較的高価な部品が必要であるとい う欠点がある。第2の方法は圧力センサは不用でないという利点があるが、再帰 式から得られた圧力が現時点の圧力とわずかに異なってしまう。
吸気管圧力を測定すると、好ましい実施例によれば特性マツプ値の値を適応させ ることが可能になる。空気流量を測定すると更に適応が可能になる。
前もって計算された空気量を用いると、供給される燃料量だけでなく点火時点も 決められるという好ましい結果が得られる。
図面 以下図面に示された実施例に基づき本発明の詳細な説明す応した吸気管圧力の変 化、それに対応した温度に関係する空気量の変化並びに管壁産膜の燃料量の変化 を時間に関係して示した図である。
第5図はブロック図で示した好ましい方法の流れを示す図である。
第6図から第8図は次のサイクルで予想される吸気管圧力を定める部分の方法の 流れを示す図であり、第6図の流れではフローチャート図として、第7図及び第 8図ではブロック図として図示されている。
第9図は適応方法を説明するフローチャート図である。
第10図は吸気行程と計算サイクル間の時間的な関係を説明する図である。
実施例の説明 以下の説明では、吸入される空気の流れ断面を調節するために第10図の絞り弁 に相当する絞り弁が設けられるものとする。従って流れ断面の代わりに絞り弁角 度を用いることができる。断面を調節するのに絞り弁の代わりに他の装置、例え ばスライダあるいは薄片装置を用いる時には、絞り弁角度の代わりにスライダ移 動量あるいは薄片角度が用いられる。また以下では燃料供給は噴射弁装置を用い て行われるものとする。しかし他の燃料供給装置、例えば吸気行程あたり吸入さ れた空気量に対して所定の燃料量が計量されるように構成されたキャブレター等 を用いることができる。更に以下で説明される方法に従って計算される値は燃料 量の開ループ制御だけではなく閉ループ制御を重畳させる前もって行われる開ル ープ制御にも用いることができるものである。
好ましい実施例を第1図から第5図を用いて概略説明する。
第1図には絞り弁角度αが時間tに関して図示されている。
時点toにおいて絞り弁角度は前の定常的な値から前よりも大きな断面開口に対 応する新しい定常的な値に飛躍的に変化する。
開口断面が増大することにより絞り弁角度が変化した後吸気管圧力が上昇する。
具体的にはほぼ1次の応答関数、すなわち pS(t) !pS(to) + (pStat(to)−pS(tO) ・の 式に従って上昇する。
第2図には吸気管圧力pS (t)の時間的な変化が図示されている。これを用 いて今の時点よりも期間Δt(ω)だけ後の時点で吸気管圧力がどんな値となっ ているかを予測することができる。この期間が第2図に同様に図示されている。
以下で注意すべきことは、吸気管圧力を現時点で計算する場合予測は所定の時間 幅ではなく所定のクランク角幅にわたって行なわなければならないことである。
予測時間幅は従って回転数ωに関係する。まず簡単のために、予測時間幅は72 0°のクランク角幅、すなわちそれぞれ所定のシリンダの2つの吸気行程間の距 離に対応しているとする。それぞれシリンダの計算サイクルの数はこのシリンダ の吸気行程の数に一致している。
各現時点の計算サイクルを以下ではnの符号で示す。
第5図によれば吸気管圧力の計算は圧力計算手段24において行なわれる。現時 点の計算サイクルnでそれぞれ注目しているシリンダの次の吸気行程で予想され る圧力pS(n+1)が計算される。計算の例は後で第6図から第8図を参照し て説明する。
第5図から、次の行程の吸気管圧力pS(n+1)から次の吸気行程で吸入され ると予測される暫定的な空気量mLV(n+1)が計算されていることが理解さ れる。この空気量は全負荷領域ではほぼ吸気管圧力に比例することが知られてい る。実施例では暫定的な空気量mLV (n + 1)は空気量マツプ値25か ら読み出され、具体的には計算された吸気管圧力pS(n+1)、回転数ω、エ ンジン温度Twの値を介してアドレスされる。
吸気管圧力pS (t)の関数となる暫定的に計算された空気量mLV (t) の時間的な経過が第3図に図示されている。第3図には他の空気量、具体的には 温度に関係した空気量mLT(1)が図示されている。このmLT(t)は暫定 的な空気量に加算されそれにより現時点に燃焼のために吸入される空気量mL( t)が得られる。温度に関係した空気量mLT(t)は温度補助量ΔT (t) を用いて計算される。そのために第5図では温度補助量マツプ値26から計算サ イクルnでの絞り弁角度、回転数並びにエンジン温度の値を介してアドレスされ て補助量TStat (n)、hl (n)、h2 (n)が読み出される。こ の読み出された値は再帰計算手段27により次の値ΔT(n+1)に換算され、 これが常数kT並びに暫定的な空気量mLV(n+1)で乗算され、このように して得られた温度に関係した空気量mLT (n + 1)が暫定的な空気量m LV(n+1)に加算される。
このようにしてめられた吸気管から吸入される空気量mL(n+1)からこの空 気量に付加される燃料量が計算され、それにより所定のラムダ値が得られる。第 5図によればこの計算は割算部28において行なわれる。このようにして計算さ れた燃料量は、吸入された空気量に付加される正確な量とはなっていない。とい うのは燃料の一部はざらに管壁産膜として用いられるかあるいは第1図と異なり 加速ではなく減速が行なわれるときには燃料が管壁産膜から得られるからである 。吸入された空気量mL(n+1)から計算される燃料量は従って暫定的な燃料 量mKV(n+1)となる。
この暫定的な燃料量mKV(t)の時間的な特性が第4図に図示されている。同 図においては管壁産膜にさらに噴射すべき燃料量mKU(t)が図示されている 。現時点で噴射される燃料量mK(t)は暫定的な燃料量と管壁産膜に必要な燃 料量の合計である。この合計の形成が第5図にも図示されている。
全体の処理は次のようにして行なわれる。すなわち絞り弁角度から吸気管圧力が 計算され、この吸気管圧力を用いて吸入される空気量が暫定的にめられ、この暫 定的な値が温度に関係した値で補正され、補正された値から所定のラムダ値を得 るに必要な燃料量が計算され、この燃料量が管壁産膜を用いて補正され、現時点 の行程に続く次の行程に対して実際に噴射される燃料量がめられる。
次に第6図から第8図を参照して圧力の計算がどのようにして行なわれるかの実 施例を説明する。第6図から第8図に基づいたすべての3つの方法に対して基礎 になるのは第2図並びに式(1)で示した1次の応答関数である。1次の応答関 数は絞り弁角度が突然変化した場合これまで調べた内燃機関において観察される 特性を最も正確に記述している。式(1)で示した1次の応答関数は、3つのパ ラメータ、具体的には最終圧力pStat、初期圧力ps (to)並びに時定 数kpを有する。第6図の方法では、すべての3つのパラメータが圧力測定によ りめられることを特徴としており、一方策7図および第8図の方法では2つのパ ラメータがマツプ値からめられ、第3番目のパラメータが圧力測定により得られ るかないしは第3番目97ぐラメータが再帰式を用いて定められる。変化時点1 0は各計算サイクルで新たにOに設定され、それによりpS (to) =pS (n)となる。
第6図の方法ではステップs1.6において現時点の計算サイクルで圧力pS  (n)が測定される。この新しく測定された値並びに前のサイクルで測定された 2つの値pS(n−1)、pS(n −2)からステップ82.6において式( 1)の3つのバラメー夕が定められ、さらに式(1)からn+1のサイクル時点 における吸気管圧力pS(n+1)が計算される。ステップ83.6では前回の サイクルの圧力値が前々回のサイクルの圧力値として処理され、また現時点のサ イクルの圧力値が前回のサイクルの圧力値として処理されるので、これらの2つ の値は、他の処理ステップを通過した後噴射すべき燃料量を計算するために次の サイクルで再びステップs1,6に達し測定された圧力が現時点の圧力となった ときに過去の値として用いられる。
上述した圧力計算方法では、絞り弁が第1図に図示したように飛躍的に変化した 時測定値と非常に正確に一致する圧力値が次のサイクルで得られる。この場合す べての測定点に対して同じ応答関数が適用され、従って3つのパラメータは不変 となっている。しかし測定点間で絞り弁角度が変化するとパラメータも変化する ので、異なる時点で異なるパラメータが適用されるが、ステップ52.6では常 に同じ応答関数が適用されると仮定されている。
現時点のサイクル前に起こった絞り弁の変化は第7図および第8図に説明した方 法では問題とならない。これらの両方法では式(1)の3つのパラメータのうち 2つが、すなわち最終圧力と時定数kpがマツプ値から読み出される。これらの 値は現時点のサイクルで得られる絞り弁角度αと回転数に関係している。定常圧 力マツブ値28から値α(n)とω(n)を介してアドレスされる定常圧力pS tatが読み出され、また時定数マツプ値29からこの値を介してアドレスされ るこの値で有効な時定数の値kp (n)が読み出される。定常圧力と時定数の 値が式計算手段30に入力される。この手段30にはさらに吸気管圧力の現時点 の値pS (n)が入力される。これらの測定値を用いて式(1)から第3のパ ラメータ10が計算される。これが行なわれると、式(1)を用いて次のサイク ルで予想される吸気管圧力pS(n+1)が計算される。このようにこの方法で はすべての3つのパラメータが現時点に得られる測定値からのみ定められる。そ れにより非定常状態では第6図で説明した方法で得られるよりも精度は高くなる 。しかし定常運転ではマツプ値をめる必要がないので圧力値のみで計算される方 法が幾らか正確である。
第8図に図示した方法は非常に簡単な手段で行なうことができる。すなわち圧力 測定が必要でなく、内燃機関によって得られる絞り弁角度αと回転数ωの値だけ が用いられる。これらの値を用いて第7図に説明されたマツプ値がめられる。第 8図に示した方法は第7図と異なり、吸気管圧力ps (n)が測定されず再帰 計算を行なう手段31において再帰式から吸気管圧力がめられる事である。これ は以下の式%式%)) に従って行なわれる。
再帰式で得られる次のサイクルの吸気管圧力pS(n+1)は計算時次のサイク ルにおいて格納される。これが第8図でサンプルホールド回路32で図示されて いる。次のサイクルではこのようにして計算された次のサイクルの圧力pS(n +1)が現時点の圧力値pS (n)となる。式(1)の係数Gと時定数icp は互いに換算可能である。上述した方法は第7図の方法に比較して長短はあるが 、比較的高価な圧力センサが不要になるという利点が得られる。それに対して欠 点としては吸気管圧力計算値の誤差が累積される事である。というのは次のサイ クルに対して該当しない値が正しいと考えられる現時点の値として次の計算に用 いられてしまうからである。
第6図と第7図に記載の方法の比較においてすでに、第7図の方法並びにそれに 対応して第8図に記載の方法は、非常に実際的であることが説明された。しかし 、場合によってその内燃機関に対してあまり正確でない値が格納されたマツプ値 から値を読み出さなければならない点において少し欠点がある。
この欠点は、適応方法によって解決することができる。この方法の実施例を第9 図を用いて説明する。
第9図の適応方法のステップs1.9において現在のサイクルnで得られる吸気 管圧力pS (n)が測定される。ステップ52゜9においてこの測定値が前回 のサイクルで次のサイクルに対して計算された圧力値と比較される。両値が所定 のしきい値ΔpSだけ相違すると、ステップ53.9において、前回の計算によ り今回のサイクルで測定された値が得られるには、時定数Gがどのような値でな ければならなかったかが計算される。この値がめられると、絞り弁角度と回転数 の該当する値に対して格納された値が新しく計算された値の方向に補正される。
この補正がどのように行なわれるかは、DE3603137A1を参照する。こ こには更に適応方法に関する文献が示されている。
ステップ53.9の後あるいはステップ52.9の判断で否の答のときステップ s4゜9に達する。このステップでは、定常的な運転状態かどうかが判断される 。そうでない場合にはステップs1.9の処理に戻る。それに対して定常的な運 転状態である場合には、ステップ85.9において定常圧力pStat (α、 ω)が測定される。ステップ86.9では、この測定値がアドレス量α、ωの現 在の値で格納された圧力値と所定のしきい値ΔpStat以上相違するかどうか が判断される。相違する場合には、ステップs7,9においてマツプ値が測定さ れた値の方向に補正される。これに関する詳細は時定数マツプ値の補正に関して 述べたことが当てはまる。ステップ87.9並びにステップ56.9の判断で否 の答の場合ステップ81.9の処理に戻る。
第6図、7あるいは8図、第9図の方法は一緒に用いることも可能である。例え ば、全ての方法を継続的に並列に動作させることかできる。前回の3つの測定前 に絞り弁が変化しなかった場合には、第6図の方法で計算された圧力値が用いら れる。
それに対してそのような変化があった場合には、第7図あるいは第8図の方法を 用いて計算された圧力値が用いられる。マツプ値の適応は上述した方法で継続的 に行なわれる。
従来技術の説明で、吸気圧が継続的に測定され現時点の吸 ゛気圧から次の吸気 行程に対する噴射時間が計算される装置が量産されていると、説明した。このよ うな装置で制御値を定めるときの精度は、本発明の方法によりめられた吸気管圧 力を用いるとき、すなわち、現時点に測定された吸気管圧力でなく、シリンダの 次の吸気行程に対して予め計算された圧力を用いるとき、顕著な改良が得られる 。
第3図及び第5図を用いて既に簡単に説明したように、計算された値を温度に関 係した空気量m L Tを用いて補正することにより更に改良が得られる。この ような手段は、上述した吸気圧を前もって計算しない場合も、すなわち、現時点 に測定された吸気管圧力が次のサイクルで得られる吸気管圧力として用いられる ときにも実施できる。
温度に関係した補正は、吸気管並びにエンジンが比較的冷えているときには、吸 気管並びにエンジンに流入する空気量は、吸気管が冷えてエンジンが暖まってL iして異なって分配される、との認識に立脚している。燃焼のためにエンジンに 流入する空気量は、吸気管圧力だけでなく、温度差にも関係する。このような温 度の影響による時間的な特性は、運転量の値に顕著に依存するパラメータ、すな わち定常温度ΔTStatのみを有する2次の応答関数を用いるとよ(近似でき ることが知られている。このような定常温度は、絞り弁角度、回転数並びにエン ジン温度の値を介してアドレス可能に格納されている。すなわちΔTStat= f (a (n)、ω(n)、Tw(n))であり、再帰式は以下のようになる 。
ΔT(n+1) = kl(n) ・ (ΔTStat (n)−ΔT(n))  +に2(n) ・(ΔT(n)−ΔT(n−1)) (3)常数kl (n) 、k2 (n)も定常温度ΔTStatに対応して温度補助量マツプ値26から 読み出すことができる。これらの量を用いて上述した式(3)が再帰計算手段2 7において処理される。
暫定的に計算された空気量m L Vの補正に用いられる補助量ΔTは、簡単の ために温度のディメンジョンを有し、それにより補正される影響量が温度の影響 であるとすることができる。補正量もディメンジョンのないものにすることがで きる。
温度の他に振動のような他の作用は、上述した再帰式を変形することにより、例 えば3角法の振動関数で乗算することにより計算に入れることができる。
補正値を計算に入れて燃料が付加される空気量は、次のようになる。
mL(n+1) −mLV(n+1) + (1+kT ・ΔT(n+1))゛ 空気量mLに対しても適応方法を用いることができる。そのために計算された空 気量mL(n+1)がn+1のサイクルで現時点に吸気された空気量と比較され る。この測定は、空気流量を測定するエアフローメータを用いて行なわれる。流 量と吸気時間から吸入された空気量が得られる。現時点に吸入された空気量と計 算された空気量の差がしきい値を越えると、好ましくは、定常温度TStatが 逆方向に計算され、補正された定常温度で正しい空気量が得られるようにされる 。続いて補正された定常温度がマツプ値26に格納される。
計算された空気量mL(n+1)に基づき点火時点が調節されるとともにこの空 気量に付加される燃料量が計算される。点火時点の調節、通常の回転数−空気量 一点火時点のマツプ値を読み出すことにより行なわれる。好ましくは、このマツ プ値の読み出しは、現時点に測定された空気量値ではなく、前もって計算された 値を用いて行なわれる。マツプ値の代りに回転数と空気量の値から式を用いて点 火時点を計算することもできる。この場合も、計算は現時点の空気量の値ではな (、予想される値で行なうことができるという利点が得られる。
燃料量の計算は、空気量から所定のラムダ値λ5oll(n+1)を用いて割り 算部27において行なわれる。空気量mL(n+1)を目標値で割り算すること により得られる燃料量は、暫定的な燃料量mKV(n+1)である。二の量は暫 定的である。
というのは、燃料が増量される場合、どのぐらいの燃料が管壁産膜の形成にいっ てしまうかあるいは燃料が減量される場合にはどのぐらいの燃料が管壁産膜から 取り崩されるかを計算に入れなければならないからである。管壁産膜の補正は、 任意の従来の方法、好ましくはr C,F、 Aquinoの51集中燃料噴射 エンジンの過渡的なA/F制御特性(Transient A/F Contr olCharacteristics of 51 Cenral Fuel  Injection Engine)SAE論文81 0494 S、1−15 Jに記載された方法に従って行なわれる。これによれば、Xを産膜形成率、τを 蒸発時定数として dmKF/dt =X−mKZ −(1/ r ) ・mKFの式に従って供給 される燃料量から管壁産膜の燃料量mKFの時間的変化が計算される。
これから管壁産膜に基づ(あるいは管壁産膜に移行する移行燃料量m K Uと して次の式が得られる。
r (1−X) (d+JU/dt) + +nKU = r ・X ・(d+ nKV/dt)現時点に噴射される燃料量mK(n+1)は、mk(n+1)  = mKY(n+1) 十 mKU(n+1)として計算される。
なお、上述した吸気管圧力あるいは温度の影響量を計算する応答関数並びに再帰 式は、これまでの測定で好ましいものであることが判明した単なる1例であるこ とに注意しておく。
具体的な使用例では、他の応答関数並びに関連する再帰式も現時点に測定された 関係をよりよく記述することができる。重要なのは、2つの処理が行なわれ、そ の各々が従来の方法を改善していることである。画処理は、それぞれ単独である いは一緒に用いることができる。一つの処理は、次の吸気行程でそれぞれ存在す る吸気管圧力が前もって計算されることでありゝ す、他の処理は、吸気管圧力が検出され后ソうかに無関係に温度作用モデルを用 いて補正されることである。
これまでは、簡単のためにそれぞれ個々のシリンダの吸気行程に対してそれぞれ 計算サイクルが行なわれ、従って4行程エンジンでは各シリンダに対してクラン ク角の720 ’毎に計算が新しく行なわれている。4気筒4行程エンジンでは 吸気行程は、180°お互いにずれているだけなので、これは、全ての4シリン ダに対して個々に計算を行なわなければならず、各シリンダに対してそれぞれ前 回に計算した値でこのシリンダのそれぞれ次の値の計算に用いられる値を格納し なければならないことを意味する。各シリンダに対しては、条件が変化した場合 、特に絞り弁位置が変化した場合の適応は、7206毎しか行なわれない。従っ て理解のために簡単にした方法では種々の欠点を有することになる。
第1O図を参照して上述した欠点を解消する方法を説明する。
第1O図には、4つのシリンダZlから22に対してそれぞれ吸気行程が同じ長 さの、すなわち同じクランク角範囲の矩形のブロックとして図示されている。そ れぞれ吸気管圧力は、吸気行程の中央で計算され、それにより噴射すべき燃料量 が定められる。各吸気行程の中央はそれぞれ180°お互いにずれている。この 中央にはマークMlからM4が印されている。マークMlは、シリンダZ1に対 してどのぐらいの燃料量を噴射し、このシリンダが次の吸気サイクルでこの燃料 量を吸入することができるかを判断するクランク角を示す。図示した例ではマー クMlは、クランク角0″にあり、関連する吸気行程の中央は540°である。
燃料量の計算は、マークの一つが発生するよりも僅かクランク角度前に開始され 、それによりマークが発生したとき計算結果が得られるようにする。この前提の もとに、吸気管圧力に対する再帰式(2)の処理について説明する。
180”毎に吸気管圧力が計算されるので、時定数G(α(n)、ω(n))が 、それぞれの回転数で180°のクランク角が重なる期間で格納される。再帰式 (2)が一度計算されると、180得られる。しかし、興味あるのはマークM4 での吸気管圧力であるので、再帰は式(2)に従って更に2回実施しなければな らない。従ってマークMlが現れる直前に再帰式(2)を高速に3回連続して処 理しなければならない。このようにして、マークM1が現れたときには、マーク M4で存在するシリンダZlの吸気行程に対して噴射すべき燃料量の計算結果が 得られることになる。
各個々の再帰計算に対する中間結果を格納するのが好ましい。これは、以下の理 由による。最初再帰を用いたときの計算結果により初期値が形成され、マークM 2が発生する直前再帰が再び3回実施されたとき、それにより次のマークM1で シリンダZ2の吸気行程に対して必要な燃料量が計算される。この初期値で再帰 式が一回用いられると、その結果は、マークMlが発生する直前再帰式を2回用 いた後に得られる結果と一致しなければならない。しかし、その間絞り弁位置が 変化したときには、一致は得られない。一致が得られない場合には、それにより 好ましくはシリンダZlの常に前の吸気行程に対すた量よりも燃料が少なくて済 む場合には、シリンダZ1に対する次の噴射時差量が減算される。今の運転状態 で僅かの進み時間でしか動作していない場合、従ってマークM2が現れたときマ ークM4でシリンダZlの吸気行程に対する燃料がまだ噴射されていない場合に は、必要な燃料量を新たに計算する。
各再帰処理を180°ではなく、もワと小さい角度範囲、例えば60°だけの範 囲をカバーするようにすることも可能である。そのときには、各60″のクラン ク角毎に計算マークが出りMlからM4の内一つのマーク直前に行なわれた場合 には、再帰式を再度続けて実行し540 ’のクランク角をカバーする時点での 吸気管圧力を予測するようにする。再帰処理でカバーされる角度範囲が小さけれ ば小さいほど、絞り弁角度が変化したときに対する適合はより現実的になるが、 それだけ計算の範囲は、最大の進み時間をカバーしているので例として選ばれた ものである。最大進み時間がもっと短いエンジンにこの方法を用いる場合には、 それに対応した狭い角度範囲だけ未来のものが計算される。
温度補助量ΔTに対する式(3)を用いる場合、式(2)の処理に対して説明し たことが同様に適用される。
F 1g 、11 (虞4を幻苓iン 補正書の写しく翻訳文)提出i!F(特許法第184条の8)平成3年6月 7 日

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)計算サイクルで行なわれる計算により吸気行程当たり内燃機関に供給される 燃料量を定める方法であって、燃焼のために吸気行程当り吸入される空気量を吸 気管圧力を用いて定め、 この空気量から管壁燃膜モデルを考慮し吸気行程当り供給される燃料量を定める 方法において、 現時点と計算が行なわれる吸気行程間で空気吸入断面が変化しないとき、現時点 の吸気管圧力に基づいて得られる圧力によりそれぞれ吸気行程で存在する吸気管 圧力を計算することにより燃焼のために吸入される空気量を定めることを特徴と する燃料量を定める方法。 2)各計算前に吸気管圧力が測定され、現時点と過去の時点での吸気管圧力値並 びに外乱発生後の吸気管圧力の既知の時間的特性から、計算しようとする吸気行 程で予測される吸気管圧力が計算されることを特徴とする請求の範囲第1項に記 載の方法。 3)計算前に空気吸入断面を示す値と回転数が測定され、これらの測定値から定 常運転状態に対して得られる吸気管圧力並びに吸気管圧力の変化時定数が求めら れ、これらの値並びに現時点の吸気管圧力から吸気管圧力が計算されることを特 徴とする請求の範囲第1項に記載の方法。 4)現時点吸気管圧力が測定により求められることを特徴とする請求の範囲第3 項に記載の方法。 5)次の計算サイクルの吸気管圧力が再帰式から計算され、この再帰式では、前 の計算サイクルで次の計算サイクルの値として計算された吸気管圧力が現在の吸 気管圧力の値として用いられることを特徴とする請求の範囲第3項に記載の方法 。 6)定常運転状態の吸気管圧力に対するそれぞれの値が空気吸入断面を示す量並 びに回転数の現在の値を介してアドレス可能なマップ値から読み出されることを 特徴とする請求の範囲第4項又は第5項に記載の方法。 7)定常運転状態での吸気管圧力が測定され、それぞれ測定された値がこの運転 状態に属するマップ値が比較され、比較値間の差が所定のしきい値を越えるとき にはマップ値が測定値の方向に補正されることを特徴とする請求の範囲第6項に 記載の方法。 8)時定数のそれぞれの値が空気吸入断面を示す量並びに回転数の現在の値を介 してアドレス可能なマップ値から読み出されることを特徴とする請求の範囲第3 項から第7項までのいずれか1項に記載の方法。 9)現時点の吸気管圧力が測定され、この測定値が現時点で計算された値と比較 され、差が所定のしきい値を越えるときには計算値が測定値と一致するように時 定数が選ばれ、時定数のマップ値が計算値の方向に補正されることを特徴とする 請求の範囲第8項に記載の方法。 10)計算サイクルで行なわれる計算により吸気行程当たり内燃機関に供給され る燃料量を定める方法であって、燃焼のために吸気行程当り吸入される空気量を 吸気管圧力を用いて定め、 この空気量から管壁燃膜モデルを考慮し吸気行程当り供給される燃料量を定める 、特に請求の範囲第1項から第9項までのいずれか1項に記載の方法において、 燃焼のために吸入される空気量を定める部分の処理が各計算サイクルで行なわれ る以下の工程、すなわち燃焼に吸入される暫定的な空気量を吸気管圧力から計算 する工程と、 制御すべき内燃機関に対して予め定められた運転量とそれぞれ関連する補正値間 の関係から温度の影響を考慮した空気量補正値を計算する工程と、 吸気管圧力から計算された暫定的な空気量を空気量補正値で補正する工程を有す ることを特徴とする燃料量を定める方法。 11)各行程での点火時点が通常の方法で空気量の値から求められ、空気量の値 として予測的に計算された値が用いられることを特徴とする請求の範囲第1項か ら第10項までのいずれか1項に記載の方法。
JP02500126A 1988-12-14 1989-11-29 燃料量を定める方法 Expired - Lifetime JP3138467B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE3842075.9 1988-12-14
DE3842075A DE3842075A1 (de) 1988-12-14 1988-12-14 Verfahren zur kraftstoffmengenbestimmung
PCT/DE1989/000741 WO1990007053A1 (de) 1988-12-14 1989-11-29 Verfahren zur kraftstoffmengenbestimmung

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04502352A true JPH04502352A (ja) 1992-04-23
JP3138467B2 JP3138467B2 (ja) 2001-02-26

Family

ID=6369145

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP02500126A Expired - Lifetime JP3138467B2 (ja) 1988-12-14 1989-11-29 燃料量を定める方法

Country Status (5)

Country Link
EP (1) EP0449851B1 (ja)
JP (1) JP3138467B2 (ja)
KR (1) KR0148796B1 (ja)
DE (2) DE3842075A1 (ja)
WO (1) WO1990007053A1 (ja)

Families Citing this family (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB9222328D0 (en) * 1992-10-23 1992-12-09 Lucas Ind Plc Method of and apparatus for fuelling an internal combustion engine
FR2709151B1 (fr) * 1993-08-20 1995-09-15 Renault Procédé de calcul de la masse d'air admise dans un moteur à combustion interne.
DE4401828B4 (de) * 1994-01-22 2004-02-19 Robert Bosch Gmbh Verfahren und Vorrichtung zur Vorhersage eines zukünftigen Lastsignals im Zusammenhang mit der Steuerung einer Brennkraftmaschine
IT1268039B1 (it) * 1994-03-04 1997-02-20 Weber Srl Sistema elettronico di calcolo del tempo di iniezione
DE19515855A1 (de) * 1995-04-29 1996-10-31 Volkswagen Ag Verfahren zum Einstellen der Bewegung eines leistungsverändernden Regelorgans
DE19853410A1 (de) 1998-11-19 2000-05-25 Bayerische Motoren Werke Ag Verfahren zur Bestimmung des Drosselklappenwinkels
DE19902203A1 (de) * 1999-01-21 2000-07-27 Bosch Gmbh Robert Verfahren und Vorrichtung zum Festlegen des Zündzeitpunktes einer Brennkraftmaschine
FR2821388B1 (fr) * 2001-02-28 2003-04-25 Renault Procede de calcul de la masse d'air admise dans le cylindre d'un moteur a combustion interne equipant un vehicule automobile et calculateur d'injection mettant en oeuvre le procede
DE10141929A1 (de) * 2001-08-28 2003-03-27 Volkswagen Ag Verfahren zum Starten eines Ottomotors
DE102005031030A1 (de) * 2005-07-04 2007-01-18 Robert Bosch Gmbh Verfahren zum Betreiben einer Brennkraftmaschine
KR100793738B1 (ko) * 2006-12-14 2008-01-10 현대자동차주식회사 밸브타이밍 가변엔진의 흡입공기량 연산방법
DE102008041689B4 (de) 2008-08-29 2019-07-25 Robert Bosch Gmbh Verfahren und Motorsteuergerät zur Adaption von Verdampfungsparametern eines Kraftstoffs bei einem dualen Einspritzsystem
DE102009032064B3 (de) * 2009-07-07 2010-08-26 Continental Automotive Gmbh Verfahren und Vorrichtung zum Betreiben einer Brennkraftmaschine
US20160123824A1 (en) 2012-07-09 2016-05-05 Ji An Wan Full Load Brake Torque Inspection Method

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62206245A (ja) * 1986-03-07 1987-09-10 Nissan Motor Co Ltd 内燃機関の燃料噴射制御装置
JPS63215848A (ja) * 1987-03-05 1988-09-08 Toyota Motor Corp 内燃機関の吸気管圧力検出方法
JPH01134042A (ja) * 1987-11-17 1989-05-26 Fujitsu Ten Ltd 内燃機関の燃料噴射量制御方式
JPH01138340A (ja) * 1987-11-25 1989-05-31 Fujitsu Ten Ltd 内燃機関の燃料噴射量制御方式
JPH01138338A (ja) * 1987-11-25 1989-05-31 Fujitsu Ten Ltd 内燃機関の燃料噴射量制御方式
JPH01271642A (ja) * 1988-04-22 1989-10-30 Toyota Motor Corp 内燃機関の燃料噴射量制御装置

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4424568A (en) * 1980-01-31 1984-01-03 Hitachi, Ltd. Method of controlling internal combustion engine
US4373501A (en) * 1981-09-17 1983-02-15 Ford Motor Company Fuel metering system for an internal combustion engine
KR940001010B1 (ko) * 1984-02-01 1994-02-08 가부시기가이샤 히다찌세이사꾸쇼 엔진의 연료분사 제어방법
US4761994A (en) * 1986-05-06 1988-08-09 Fuji Jukogyo Kabushiki Kaisha System for measuring quantity of intake air in an engine
US4873641A (en) * 1986-07-03 1989-10-10 Nissan Motor Company, Limited Induction volume sensing arrangement for an internal combustion engine or the like
DE3627308A1 (de) * 1986-08-12 1988-02-18 Pierburg Gmbh Elektronisch gesteuertes gemischbildungssystem
US4903668A (en) * 1987-07-29 1990-02-27 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Fuel injection system of an internal combustion engine
DE68904437D1 (de) * 1988-01-29 1993-03-04 Hitachi Ltd Steuerung fuer motor-kraftstoffeinspritzung.

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62206245A (ja) * 1986-03-07 1987-09-10 Nissan Motor Co Ltd 内燃機関の燃料噴射制御装置
JPS63215848A (ja) * 1987-03-05 1988-09-08 Toyota Motor Corp 内燃機関の吸気管圧力検出方法
JPH01134042A (ja) * 1987-11-17 1989-05-26 Fujitsu Ten Ltd 内燃機関の燃料噴射量制御方式
JPH01138340A (ja) * 1987-11-25 1989-05-31 Fujitsu Ten Ltd 内燃機関の燃料噴射量制御方式
JPH01138338A (ja) * 1987-11-25 1989-05-31 Fujitsu Ten Ltd 内燃機関の燃料噴射量制御方式
JPH01271642A (ja) * 1988-04-22 1989-10-30 Toyota Motor Corp 内燃機関の燃料噴射量制御装置

Also Published As

Publication number Publication date
DE58904884D1 (de) 1993-08-12
EP0449851B1 (de) 1993-07-07
KR910700403A (ko) 1991-03-15
EP0449851A1 (de) 1991-10-09
KR0148796B1 (ko) 1998-10-01
DE3842075A1 (de) 1990-06-21
JP3138467B2 (ja) 2001-02-26
WO1990007053A1 (de) 1990-06-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5465617A (en) Internal combustion engine control
EP0582085B1 (en) Fuel metering control system and cylinder air flow estimation method in internalcombustion engine
US7305967B1 (en) Control apparatus for an internal combustion engine
RU2027051C1 (ru) Способ регулирования количеств воздуха и топлива для многоцилиндрового двигателя внутреннего сгорания
US4424568A (en) Method of controlling internal combustion engine
JP2973418B2 (ja) 内燃機関の吸気管圧力検出方法
US4792905A (en) Method of fuel injection control in engine
EP1227233A1 (en) A method and system for engine air-charge estimation
US5190020A (en) Automatic control system for IC engine fuel injection
JPH04502352A (ja) 燃料量を定める方法
JPH04311643A (ja) エンジンの気筒流入空気量算出方法
US4404946A (en) Method for improving fuel control in an internal combustion engine
JP2796432B2 (ja) 熱薄膜式空気重量測定器の測定誤差補正方法
GB2255658A (en) Electronic control system for controlling fuel feed to an internal combustion engine
US5367462A (en) Process for determining fuel quantity
GB2190202A (en) System for measuring the quantity of intake air in an engine
US5301126A (en) Method of processing a signal from a thermal type flow sensor
US6422202B1 (en) Method and device for controlling a gas flow over a throttle valve in an internal combustion engine
JPH0158335B2 (ja)
JP2749226B2 (ja) 内燃機関の流入空気量検出装置及びこれを利用した燃料噴射量制御装置
US6223121B1 (en) Air-to-fuel ratio control device
KR900001298B1 (ko) 엔진제어장치
JP2754744B2 (ja) 内燃機関の燃料噴射量制御装置
JP3295150B2 (ja) 基本燃料噴射方法
JP3041025B2 (ja) 内燃機関制御装置

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071208

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081208

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081208

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091208

Year of fee payment: 9

EXPY Cancellation because of completion of term