JPH0450221A - 合成皮革表皮層用ポリウレタン樹脂 - Google Patents

合成皮革表皮層用ポリウレタン樹脂

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JPH0450221A
JPH0450221A JP2160429A JP16042990A JPH0450221A JP H0450221 A JPH0450221 A JP H0450221A JP 2160429 A JP2160429 A JP 2160429A JP 16042990 A JP16042990 A JP 16042990A JP H0450221 A JPH0450221 A JP H0450221A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野コ 本発明は、2,2−ジアルキル−1,3−プロパンジオ
ール類を鎖延長剤として用いた合成皮革表皮層用ポリウ
レタン樹脂に関するものである。
[従来の技術] 従来、乾式法による合成皮革の一般的構成は、表皮層用
樹脂、中間接着層用樹脂及び基布の三層構造からなって
いる。使用される合成樹脂は、表皮層用、中間接着層用
ともにポリウレタン樹脂であり、表皮層用は熱可塑性ポ
リウレタン樹脂、中間接着層用には熱硬化性ポリウレタ
ン樹脂が用いられることが多い。−数的な合成皮革の製
造法としては、離型紙に表皮層用の熱可塑性ポリウレタ
ン樹脂を塗布して乾燥後、この上に中間接着層用熱硬化
性ポリウレタン樹脂を塗布して基布に貼り合わせ乾燥す
る。その後、離型紙を剥離して合成皮革を得る方法が多
く用いられている。
この合成皮革の表皮層用熱可塑性ポリウレタン樹脂に要
求される性能としては、表面滑性に優れていること、耐
熱ブロッキング性にも優れていること、更に顔料等で着
色して使用することが多いので、顔料分散性、発色性に
優れることが必要である。
[本発明が解決しようとする課題] この合成皮革製造時に、表皮層用ポリウレタン樹脂とし
て前記の性能以外に次の性能が要求される。それは、前
記の合成皮革製造プロセスにおいて表皮層用ポリウレタ
ン樹脂皮膜に接着用ポリウレタン樹脂を重ね塗りする場
合の適性問題に関するものである。合成皮革製造時にこ
の適性不良に基づくトラブルが多く発生しており、この
適性を満足することは不可欠である。即ち、離型紙に表
皮層用熱可塑性ポリウレタン樹脂溶液を塗布して乾燥し
、ついで、この上に中間接着層用熱硬化性ポリウレタン
樹脂溶液を塗布した場合、先に塗布乾燥した表皮層膜に
亀の甲状の模様が発生するため、離型紙を剥離して得ら
れた合成皮革の外観が著しく損なわれ、商品価値のない
不良品となるトラブルが起こるのである。
これは、中間接着層用ポリウレタン樹脂溶液を表皮層用
ポリウレタン樹脂皮膜上に重ね塗りする工程で、中間接
着層用ポリウレタン樹脂溶液の溶剤、例えば、 トルエ
ン、酢酸エチル、酢酸ブチル、アセトン、メチルエチル
ケトンなどによって表皮層用ポリウレタン樹脂が膨潤す
るために起きる現象である。つまり、表皮層用熱可塑性
ポリウレタン樹脂は通常、ポリエステルジオール、ポリ
エーテルポリオールの様な両末端活性水素含有高分子化
合物とジオール、ジアミンの様な鎖延長剤およびジイソ
シアネート化合物からなっており、実質的に線状のポリ
マーである。構造的には、活性水素含有高分子化合物に
基づくソフトセグメント部分と鎖延長剤−ジイソシアネ
ートに基づくハードセグメント部分からの縁り返しから
なっている。
そしてハードセグメント間では分子間凝集力が強く働い
て擬結晶を形成し強靭な性能を付与するものである。
しかし、この特徴は重ね塗り工程においては逆にマイナ
スに作用し、接着層用ポリウレタン樹脂溶液の溶剤によ
って表皮膜のハードセグメント部分が膨潤し、亀の甲状
の模様が発生する。
これを改善させるためには、接着層用ポリウレタン樹脂
溶液の溶剤として良好な溶媒であるジメチルホルムアミ
ドなどを使用して擬結晶部分を完全に溶解させて亀の甲
状膨潤現象を防止するという方法もあるが、表皮層用ポ
リウレタン樹脂が溶解してピンホールが発生したり、隠
ぺい力が低下したり、接着層用ポリウレタン樹脂が表面
に移行したりして表面滑性や耐熱ブロッキング性などを
大幅に低下させ、商品価値を著しく損なう恐れがある。
[課題を解決する為の手段] 本発明者らは、鋭意研究した結果、接着層用ポリウレタ
ン樹脂溶液の溶剤として、例えば、ジメチルホルムアミ
ドなどの強力な溶剤を使用しなくても、表皮層用ポリウ
レタン樹脂の構造、特にハードセグメント部分の限定さ
れた構造により、これらのM問題がすべて解決すること
を見いだし、本発明を完成するに至った。
即ち本発明は、(1)両末端活性水素含有高分子化合物
、(2)2. 2−ジアルキル−1,3−プロパンジオ
ール(但シ、上記アルキルはエチル基、フロビル基、ブ
チル基、ペンチル基を示し、同一もしくは異なっていて
もよい。)類より選ばれる鎖延長剤、及び(3)有機ジ
イソシアネート化合物とからなる合成皮革表皮層用ポリ
ウレタン樹脂を提供するものである。
本発明のポリウレタン樹脂が何故亀の甲状の模様の発生
を防止し得るのか理由は確かではないが、恐らく特定の
鎖延長剤を使用することによりハードセグメント間の擬
結晶の結晶化速度がコントロールされ結晶化が遅延する
こと、2.2−ジアルキル−1,3−プロパンジオール
に由来する4級炭素に付いた2つのアルキル基に起因し
他の樹脂との相溶性が改善されることの為であると思わ
れる。
本発明の両末端活性水素含有高分子化合物(1)は、数
平均分子量500−10000であり、好ましくは50
0〜5000であるポリエステルジオール、ポリオキシ
エチレングリコール、ポリオキシプロピレングリフール
、ポリカーボネートグリコール等である。ポリエステル
ジオールとしては、例えば、エチレングリコール、プロ
ピレングリコール、フタンジオール、ベンタンジオール
、3−メチル−1,5−ベンタンジオール、ヘキサンジ
オール、ネオペンチルグリコール、2. 2−ジエチル
−1,3−プロパンジオール、2−ブチル−2−エチル
−1,3−プロパンジオール、2−エチル−2−プロピ
ル−1,3−プロパンジオール、2−ペンチルー2−プ
ロピル−1,3−プロパンジオール、ジエチレングリコ
ールなどの脂肪族グリコールト二塩基酸、例えば、アジ
ピン酸、コハク酸、アゼライン酸、セパチン酸、インフ
タル酸、テレフタル酸などの脂肪族または芳香族のジカ
ルボン酸とから得られるものである。
本発明の鎖延長剤(2)は、2,2−ジアルキル−1,
3−7’ロバンジオールであり、具体的には2゜2−ジ
エチル−1,3−プロパンジオール、2−ブチル−2−
エチル−1,3−プロパンジオール、2−ペンチル−2
−プロピル−1,3−プロパンジオールである。これら
を2種類以上併用しても構わない。また、エチレングリ
コール、ブタンジオール、ベンタンジオール、ヘキサン
ジオール、ジエチレングリコール、ネオペンチルグリコ
ール、スピログリコール等の一般的なグリコールを併用
しても構わないが、この場合、これらの−数的なグリコ
ールの添加量は50重量%以下に抑えるのが好ましい。
上記の鎖延長剤の他に、通常使用される他の鎖延長剤で
ある低分子量ジアミン類、例えば、エチレンジアミン、
ヘキサメチレンジアミン、ピペラジン、インホロンジア
ミン、ジシクロヘキシルメタンジアミンなどを併用して
もよい。その使用割合は、本発明の鎖延長剤である2、
2−ジアルキル−1,3−プロパンジオールに対して5
0モル%以下であることが望ましい。
有機ジイソシアネート化合物(3)としては、例えば、
4.4’−ジフェニルメタンジイソシアネート、トリレ
ンジイソシアネート、ヘキサメチレンジイソシアネート
、インホロンジイソシアネート、キシリレンジイソシア
ネート、4. 4’ −ジシクロヘキシルメタンジイソ
シアネートなどが使用できる。
また、熱可塑性ポリウレタン樹脂が実質的に線状の形態
を壊さない範囲においてトリメチロールプロパン、グリ
セリン、ペンタエリストールなども少量使用できる。そ
して該熱可塑性ポリウレタン樹脂に使用される溶剤は、
イソシアネート基に不活性であり、均一に溶解するもの
であれば特に制限はない。−数的にはメチルエチルケト
ン、アセトン、ジメチルホルムアミド、ジエチルホルム
アミド、メチルイソブチルケトン、テトラヒドロフラン
、ジオキサン、酢酸エチル、酢酸ブチル、トルエン、キ
シレン、N−メチルピロリドンなどの単独、または2W
以上が使用される。
本発明のポリウレタン樹脂の製造方法としては、前記し
た(1)、(2)N  (3)成分及び溶剤を用いて通
常のポリウレタン樹脂の溶液重合法によりNC010H
=1:1(モル比)で反応させ、固形分30%で100
〜1500 ps、  好ましくは500〜1000p
sとなるまで反応を進め、樹脂溶液を得る。
得られた樹脂溶液は、離型紙に100〜200g/m”
(固形分20%)で塗布し100〜120℃で1〜2分
間乾燥し、接着層用ポリウレタン樹脂を200〜300
 g/m2(固形分40%)で塗布して基材を貼合わせ
120〜140℃で1〜2分間乾燥し、離型紙を剥離す
ることにより乾式合成皮革を得ることができる。
さらに本発明の樹脂に顔料、充填剤、耐光安定剤、艶調
整剤、触感付与剤などを併用してもよい。
[実施例コ 以下、実施例及び比較例により本発明をさらに詳しく説
明する。なお、実施例及び比較例中、 「部」「%」は
断わりのない限り重量基準である。
実施例1 撹拌装置、温度計、冷却管を備えた反応器に高分子化合
物(1)成分として1,4−ブタンジオールとアジピン
酸を反応させて得た分子量2000のブチレンアジペー
ト(以下BA−2000と称する。)を1000部、鎖
延長剤(2)として2−ブチル−2−エチル−1,3−
プロパンジオール(以下DMHと称する。)を114部
、有機ジイソンアネート化合物(3)成分として4.4
′ −ジフェニルメタンジイソシアネート(以下MDI
と称する。
)を500部、および溶剤としてメチルエチルケトン(
以下MEKと称する。)を1880部、ジメチルホルム
アミド(以下DMFと称する。)を1880部加え65
℃で10時間反応させて不揮発分30%で粘度400p
sの粘稠な熱可塑性ポリウレタン樹脂を得た。
実施例2 実施例1と同様の装置で高分子化合物(1)として分子
量1000のブチレンアジペート(以下BA−1000
と称する。)を1000部、鎖延長剤(2)として2.
 2−ジエチル−L  3−プロパンジオール(以下D
MPと称する。)を101.4部、ジイソシアネート(
3)成分としてMDIを625部、および溶剤としてM
EK2010部、DMF2010部を加え実施例1と同
様に反応させて不揮発分30%で粘度500psの粘稠
な熱可塑性ポリウレタン樹脂溶液を得た。
実施例3 実施例1と同様の装置で高分子化合物(1)としてBA
−2000を1000部、鎖延長剤(2)とじて2−べ
/チルー2−プロピルー1. 3−プロパンジオール(
以下DMNと称する。)を126.6部、ジイソシアネ
ート(3)成分としてMDIを500部、および溶剤と
してMEK1900部、DMF1900部を加え実施例
1と同様に反応させ不揮発分30%で粘度450psの
粘稠な熱可塑性ポリウレタン樹脂溶液を得た。
実施例4 実施例1と同様の装置で高分子化合物(+)として分子
量2000のポリオキシテトラメチレングリコール(以
下PTMG2000と称する。)を1000部、鎖延長
剤(2)としてDMHを96部、1゜4−ブタンジオー
ル(以下1.48Gと称する。)を20部、ジイソシア
ネート(3)成分としてMDIを500部、および溶剤
としてMEK1890部、DMF1g90部を加え実施
例1と同様に反応させて不揮発分30%で粘度350p
sの粘稠な熱可塑性ポリウレタン樹脂溶液を得た。
実施例5 実施例1と同様な装置で高分子化合物(1)とじてPT
MG2000を1000部、鎖延長剤(2)としてDM
H89部、DMP54部、エチレングリフール(以下E
Gと称する。)9部、ジイソシアネート成分(3)とし
てMDI500部、および溶剤としてMEK1930部
、DMF1930部を加え実施例1と同様に反応させて
不揮発分30%で粘度550psの粘稠な熱可塑性ポリ
ウレタン樹脂を得た。
実施例6 実施例1と同様の装置で高分子化合物(1)としてBA
−2000を1000部、鎖延長剤(2)としてDMH
114部、有機ジイソシアネート化合物(3)成分とし
てトリレンジイソシアネート(以下TDIと称する。)
を500部、および溶剤としてメチルイソブチルケトン 80部を加え実施例1と同様に反応させて不揮発分30
%で粘度450p sの粘稠な熱可塑性ポリウレタン樹
脂溶液を得た。
実施例7 実施例1と同様の装置で高分子化合物(1)とじてBA
−1000を1000部、鎖延長剤(2)としてDMH
75部、エチレンジアミン(以下EDAと称する。)2
5部、ジイソシアネート(3)成分としてTDIを50
0部、および溶剤として酢酸ブチル2010部、キシレ
ン2010部を加え実施例1と同様に反応させて不揮発
分30%で粘度550psの粘稠な熱可塑性ポリウレタ
ン樹脂溶液を得た。
比較例1 実施例1と同様の装置で高分子化合物(1)としてBA
−1000を1000部、鎖延長剤としてEGを93部
、ジイソシアネート(3)成分としてMDIを625部
、および溶剤としてMEK2000部、DMF2000
部を加え実施例1と同様に反応させて不揮発分30%で
粘度E300psの粘稠な熱可塑性ポリウレタン樹脂溶
液を得た。
比較例2 実施例1と同様の装置で高分子化合物(+)としてBA
−2000を1000部、鎖延長剤として1、48Gを
135部、ジイソシアネート(3)成分と1.4MD 
Iを500部、および溶剤としてMEK1910部、D
MF1910部を加え実施例1と同様に反応させて不揮
発分30%で粘度E300pSの粘稠な熱可塑性ポリウ
レタン樹脂溶液を得た。
比較例3 実施例1と同様の装置で高分子化合物(1)としてPT
MG2000を1000部、鎖延長剤としてEGを48
.5部、 1.4BGを60.8部、 1゜6−ヘキサ
ンジオール(以下1,68Gと称する。)を8.9部、
ジイソシアネート(3)成分としてMDIを500部、
および溶剤としてMEK1890部、DMF1890部
を加え実施例1と同様に反応させて不揮発分30%で粘
度500p sの粘稠な熱可塑性ポリウレタン樹脂溶液
を得た。
実施例1〜7並びに比較例1〜3で得られた表皮層用熱
可塑性ポリウレタン樹脂溶液を大日本印刷轢製離型紙D
N−TP−AP−Z (DE−3)上に0.1mmの厚
さで塗布して100°C12分間、熱風乾燥して30μ
の表皮層用皮膜を得た。
次いで表1の組成からなる接着剤をそれぞれ001mm
の厚さで塗布し、直ちに綿起毛布(#3010)を貼合
わせて120℃、2分間乾燥した。
40℃で40時間熟成後、離型紙を剥離し亀の甲状膨潤
現象の発生の有無、ピンホールの発生、表面滑性、耐熱
ブロッキング性、顔料分散性、発色性について観察した
。それぞれについて、評価は次のような基準で行った。
亀の甲状膨潤現象の発生の有無 目視による。
○:発発生口。
62部分的に発生。
X:全面に発生。
ピンホールの発生 目視による。
O:発生無し。
62部分的に発生。
×:全面に発生。
表面滑性 目視及び手による触感で行った。
◎:全てにおいて優秀。
○:全てにおいて良好。
△: 1種以上が不適。
×:全てにおいて不適。
耐熱ブロッキング性 J Is−に−6833に従い、温度60℃におけるブ
ロッキング性を評価した。
◎: 全てブロッキング無し O: ブロッキングは見られないが、所々で接着力が働
いている。
△: 若干ブロッキング発生。
X:全面的にブロッキングしている。
顔料分散性 実施例1〜7並びに比較例1〜3で得られた表皮層用ポ
リウレタン樹脂溶液に顔料としてトルイジンレッド50
部を加え、上記と同様の方法で作成した表皮層用皮膜に
ついて観察した。
O: 優秀。
O: 良好。
△: 色むらあり。
×:所々に顔料の塊有り。
発色性 顔料分散性の評価に用いた表皮層用皮膜について観察し
た。
◎: 良好。
O: 見る角度により若干色あせている。
△::干色あせている。
×: 色あせている。
評価結果は表2に示す通りであり、いずれの評価項目に
ついても、本発明実施例に係る合成皮革表皮層用ポリウ
レタン樹脂は比較例のものに比し極めて優れていること
が理解される。
[発明の効果] 本発明からなる合成皮革表皮層用ポリウレタン樹脂は一
般に多用されている合成皮革接着層用ボリウレタノ樹脂
溶液の重ね塗りにおいても亀の甲状の模様の発生もなく
、またピンホールの発生もなく広汎に実用性を存してお
り、しかも、表面滑性、耐熱ブロッキング性、顔料分散
性、発色性にも優れており合成皮革表皮層として好適で
ある。
以上

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、(1)両末端活性水素含有高分子化合物、 (2)2,2−ジアルキル−1,3−プロパンジオール (但し、上記アルキルはエチル基、プロピル基、ブチル
    基、ペンチル基を示し、同一もしくは異なっていてもよ
    い。)類より選ばれる鎖延長剤、及び (3)有機ジイソシアネート化合物 とからなる合成皮革表皮層用ポリウレタン樹脂。
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