JPH0450191Y2 - - Google Patents

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JPH0450191Y2
JPH0450191Y2 JP2297083U JP2297083U JPH0450191Y2 JP H0450191 Y2 JPH0450191 Y2 JP H0450191Y2 JP 2297083 U JP2297083 U JP 2297083U JP 2297083 U JP2297083 U JP 2297083U JP H0450191 Y2 JPH0450191 Y2 JP H0450191Y2
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JP
Japan
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mirror holder
spacer
pin
mirror
glare
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JP2297083U
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JPS59129644U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は自動車に取付けて使用する防眩バツ
クミラーに関するもので、特にミラーホルダを回
動自在に保持する軸受構造に係るものである。
[従来の技術と考案が解決しようとする問題点] 従来のこの種のものとしては、例えば第9図に
示すようにミラーホルダ1の背面部に、ほぼU形
断面の受座2を設け、一方ミラーホルダ後方のサ
ポート部材3に支軸となるピン4を保持する左右
一対の脚5,5を設け、前記ピンを前記受座に嵌
着させてミラホルダを定常位置と防眩位置とに角
度切換えができるように構成されていた。そして
上記のような従来のものは、ピン4に対する受け
座2のホールド力(保持力)を大きくして該ピン
を受座に密着状態に嵌め込み、自動車の振動等に
よりミラーホルダがその支軸から脱落することを
防止している。しかし、そのためピンを受座に嵌
め込みにくく、またピンと受座との間の摺動抵抗
が大きくなるのでミラーホルダの角度を定常位置
から防眩位置に切替える際、ミラーホルダがスム
ーズに回動しないという欠点があつた。他方、受
座のホールド力を弱めてピンを嵌め込み易くする
と、ミラーホルダがガタついて、正しい位置を確
保しにくくなるという問題を生じていた。
この考案は、上記のような従来のものの欠点を
排除し、ミラーホルダをその支軸に対して脱落し
にくい構造にすると同時に、ミラーホルダの角度
を定常位置と防眩位置とにスムーズに切替えるこ
とのできるミラーホルダの軸受構造を提供するこ
とを目的とする。
[問題点を解決するための手段] 上記目的を達成するため本考案は、サポート部
材に固定した左右の支持脚間にピンを取付け、該
ピンにミラーホルダを枢着して該ミラーホルダを
定常位置と防眩位置とに切換え得るようにした防
眩バツクミラーにおいて、 前記ピンの外周に、広がり傾向を有した割溝を
もつ円筒状スペーサを取付け、 かつ前記ピンと前記円筒状スペーサの摺動面間
にすきまを設けると共に、 前記円筒状スペーサの外部をミラーホルダに設
けたスペーサの嵌合部に押し込んで保持したこと
を特徴とする。
[実施例] 次にこの考案を図面によつて具体的に説明す
る。第1図ないし第5図は本考案の一実施例を示
すものであり、符号6は防眩バツクミラーのハウ
ジング、7はそのステーで、このステーによりハ
ウジング6は車両に取付けられる。8はプリズム
型ミラー、9はこのミラーを保持する合成樹脂製
のミラーホルダである。このミラーホルダ9の背
面には後方に突出するほぼU形の断面形状をもつ
受座10が一体に形成されている。このU形受座
10は後記するスペーサが嵌合する凹部10aを
具えている。またミラーホルダ後方に配設される
サポート部材11には、前記受座10に対応させ
て一対の支持脚12,12を突設し、その先端に
ピンの挿入孔13,13を設ける。符号14は前
記挿入孔13に挿入され、ミラーホルダ回動時の
支軸となるピン、15は前記ピン14の外周に取
付ける円筒形スペーサであり、支持脚12,12
間に介装される。このスペーサは前記受座10に
設けた凹部10aに圧入嵌着されるように形成さ
れていて、スペーサ中央部に前記ピン14が挿入
される挿入孔16を、側面軸方向に割溝17をそ
れぞれ具えている。また前記割溝は樹脂の弾性を
利用して広がり傾向が付与されている。なお、ピ
ン14とその外周に取付ける円筒形スペーサ15
との摺動面間には若干のすきま18を設けてピン
とスペーサとが相対的に自由に回転できるように
構成されている。
第3図に示すように、ミラーホルダ9を一例と
して磁気作用により傾動保持するため、このミラ
ーホルダの上下におけるほぼ対称的な位置にマグ
ネツト19,19とコ字形ヨーク20,20とが
一体に取付けられている。またサポート部材11
には、前記マグネツトとヨークとに対向するソレ
ノイド21,21が取付けられており、このソレ
ノイドは、コア22,22とコ字形のヨーク2
3,23を一体に具えている。上記マグネツトと
ソレノイドは、防眩時においては上部側が、定常
時においては下部側が、それぞれ当接するように
構成されている。そしてミラーホルダ9の角度を
切替える際は、ソレノイドの一方または双方に通
電してマグネツトと同一または反対の時局を発生
させてミラーホルダを定常位置と防眩位置とに切
替えるようにしている。
第6図ないし第8図は、この考案の他の実施例
を示すものである。この実施例はミラーホルダ9
にU形断面の受座10を形成させずに嵌合孔24
を設け、これに円筒状スペーサを直接に取付ける
ことができるようにした事例である。この事例に
あつては、ミラーホルダ9の背面部に方形の嵌合
孔24を設けたうえでこの孔に挿入できるよう
に、合成樹脂製円筒状スペーサ15には割溝17
を挟んだ両側の先端に外向きの突出部25,25
を設けたものである。それ以外は、第4〜5図の
ものと同様であるので、同一の構成部分には第4
〜5図のものと同一の番号を付してあらわした。
上記円筒形スペーサ15はサポート部材11に突
設されている左右の支持脚12,12間にピン1
4を介装したうえで前記ピン14の外周に取付け
る。そしてこのスペーサの割溝の両側に設けた突
出部25,25を利用して、ミラーホルダ9に設
けた嵌合孔24に圧入嵌着させて使用する。な
お、上記スペーサ15の割溝17に樹脂の弾性を
利用して広がり傾向を与え、ピン14とスペーサ
の摺動面間に若干のすきま18を形成して摺動抵
抗を少なくすることは第4〜5図のものと同様で
ある。
[考案の効果] 上述したようにこの考案は広がり傾向を与えた
円筒形スペーサの変形を利用して、ミラーホルダ
の背面部に設けたスペーサの嵌合部に前記スペー
サの外側を押し込み係着させたものである。した
がつて組立時、ミラーホルダの背部に設けた受座
の凹部または嵌合孔にスペーサを押し込むとき
は、割溝が一旦すぼまつて容易に挿着され、その
後自己の弾性で割溝は開いてスペーサ元の状態に
復元するので嵌合部から外れにくくなる。このよ
うにミラーホルダの支軸となるピンの外周に前記
円筒状スペーサを取付けて組み立てたときは、支
軸周面に対しスペーサの抱きつき量が大きくなる
ので、ミラーホルダは支軸から極めて脱落しにく
いという効果がある。またミラーホルダとその支
軸との間に広がり傾向を有する円筒形スペーサが
介装されて該スペーサと軸との間に若干のすきま
が形成されているので、ミラーホルダの角度を切
替える際の摺動抵抗が少なくなり、定常状態と防
眩状態とにスムーズに回動させることができる等
のすぐれた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は防眩バツクミラーの一部切欠正面図、
第2図は第1図−線に沿つた縦断面図、第3
図は第1図−線に沿つた断面図、第4図はこ
の考案の一実施例を示す分解斜視図、第5図は同
上組立状態を示す要部の断面図、第6図はこの考
案の他の実施例を示す分解斜視図、第7図及び第
8図は同上組立途中及び組立状態を示す要部の断
面図、第9図は従来の軸受構造を示す要部の断面
図である。 6……ハウジング、8……プリズムミラー、9
……ミラーホルダ、10……受座、10a……凹
部、11……サポート部材、12……支持脚、1
3……ピン挿入孔、14……ピン、15……円筒
形スペーサ、16……ピン挿入孔、17……割
溝、18……すきま、19……マグネツト、20
……ヨーク、21……ソレノイド、22……コ
ア、23……ヨーク、24……嵌合孔、25……
突出部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) サポート部材に固定した左右の支持脚間にピ
    ンを取付け、該ピンにミラーホルダを枢着して
    該ミラーホルダを定常位置と防眩位置とに切換
    え得るようにした防眩バツクミラーにおいて、 前記ピンの外周に、広がり傾向を有した割溝
    をもつ円筒状スペーサを取付け、 かつ前記ピンと前記円筒状スペーサの摺動面
    間にすきまを設けると共に、 前記円筒状スペーサの外部をミラーホルダに
    設けたスペーサの嵌合部に押し込んで保持した
    ことを特徴とする防眩バツクミラー用ミラーホ
    ルダの軸受構造。 (2) 前記ミラーホルダに設けたスペーサの嵌合部
    は、ミラーホルダ背面に突設されたほぼU形断
    面をもつ受座である実用新案登録請求の範囲第
    1項記載のミラーホルダの軸受構造。 (3) 前記ミラーホルダに設けたスペーサ嵌合部
    は、ミラーホルダ背面に形成された嵌合孔であ
    る実用新案登録請求の範囲第1項記載のミラー
    ホルダの軸受構造。
JP2297083U 1983-02-21 1983-02-21 防眩バツクミラ−用ミラ−ホルダの軸受構造 Granted JPS59129644U (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2297083U JPS59129644U (ja) 1983-02-21 1983-02-21 防眩バツクミラ−用ミラ−ホルダの軸受構造

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JP2297083U JPS59129644U (ja) 1983-02-21 1983-02-21 防眩バツクミラ−用ミラ−ホルダの軸受構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59129644U JPS59129644U (ja) 1984-08-31
JPH0450191Y2 true JPH0450191Y2 (ja) 1992-11-26

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JP2297083U Granted JPS59129644U (ja) 1983-02-21 1983-02-21 防眩バツクミラ−用ミラ−ホルダの軸受構造

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JPS59129644U (ja) 1984-08-31

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