JPH04501826A - フォールディングプレス - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 フォールディングプレス 技術分野 本発明はフォールディングプレスに係り、特に上部フレームと下部フレームとか ら構成され、上記フレームの少なくとも一方が少なくとも１個のプレス部材の少 なくとも一部の撓み手段を構成し、フォールディングプレスに起因する欠陥を除 去するようなフォールディングプレスに関する。

背景技術 フォールディングプレスの折り畳み時に２個のフレームの内部には撓みが生じ、 これらの撓みはプレスの寸法が重要なこと以上に重要なことである。特にこれら の撓みは形状寸法、折り畳む材料の品質に依存しており、それらは一般に両方の フレームに対して同一ではない。特に材料を折り畳む時に上部フレームは作動シ リンダピストンのスラストの影響下で、上部ダイスホルダの表面の長手方向の上 方への撓みを引き起こすように上方に湾曲する傾向にある。同様に下部フレーム は下部ダイスホルダの表面の長手方向の下方への撓みを引き起こすように下方に 湾曲する傾向にある。その結果、２個のフレームの各作動表面、すなわちダイス の表面はもはや平行でなくなる。雄ダイスの雌ダイス内への貫入深さはもはやプ レスの全長にわたって等しいという状態ではなくなってしまう。このことは得ら れた折り畳み角度は折り畳まれた片の全体長さにおいて等しくならないという結 果になる。

この困難性を取り除（ために補償シリンダがフレームの一方あるいは両方に配置 されたフォールディングプレスがある。このフォールディングプレスはプレスの 作動と、特に上下のフレームの近似した屈曲を確保することで撓みに対する補償 を許容している。しかしながらこの種のシステムでは調整のために非常に多くの 試行が必要であり、これらの試行のほとんどは利用者にプレス操作のために屈曲 部をあらかじめ決定させることを強いる。

発明の開示 本発明の目的はプレスの事前調整を要しないで、雄ダイスの雌ダイス内への貫入 深さを折り畳み長さ全体にわたり等しく保持するフォールディングプレスを操作 することにより上述の不具合を除去することである。

この効果に関し、本発明は上部フレームと下部フレームとから構成され、上記フ レームの少なくとも一方が少なくとも１個のプレス部材の少なくとも一部の撓み のための一つの手段を構成し、フォールディングプレスに起因する欠陥を除去す ることを特徴とする請求の範囲第１項に示されたフォールディングプレスに関す る。

本発明の他の重要な特許請求の範囲第１項に従属する請求の範囲に示されている 。

図面の簡単な説明 本発明は、本発明によるフォールディングプレスの一例を示した以下の図面の助 けにより十分理解できるであろう。

第１図は、本発明によるフォールディングプレスの一例の概略の構成作用を示し た斜視図、 第２図は、上下フレームの撓みのための比較器の一実施例を示したプレスの部分 正面図、 第３図は、第２図のプレスの上部フレームのＡ−Ａ線部分断面図、 第４図は、第２図のプレスの下部フレームのＢ−Ｂ線部分断面図。

発明を実施するための最良の形態 第１図に示されたフォールディングプレスは雄ダイスを保持する上部フレーム１ と雌ダイスを保持する下部フレーム２とから構成されている。上記下部フレーム は折り畳み過程に起因する欠陥を除去するため使用される複数の補償ジヤツキ３ を備えている。この補償ジヤツキの動作は例えば数値制御装置のような電子装置 １１により制御されている。上記フレームの各部の撓みのための比較器は上記フ レームの屈曲下の伸長量を測定するのに使用される長手方向測定装置４．５を備 えており、この測定装置は上記数値制御装置１１に接続されている。

第２図に示された類似の装置の実施例によれば、上下各フレームはそれぞれの形 成されたハウジング６．７内にそれぞれ配置された２本の長手方向バー４．５を 備えている。上部バー４は単にハウジング６内に配置されている。そしてバーは その一端に取付けられた固定手段１４により上部フレームに保持されている。上 部フレームにいかなる撓みが生じた場合にもバーの他端部は自由であり、その結 果、ハウジング６に対して自由に移動できる。このバーの他端部は測定手段９に 固定されており、例えば線形電磁誘導センサがハウジング６の端部において上部 フレームに装着されている。同様に下部バー５も単にハウジング７内に配置され ている。そしてバーの一端は固定手段１５により下部フレームに固定されている 。

測定手段９と同様に、第２の測定手段１０がハウジング７の端部で下部フレーム に装着され、またバー５の第２の端部に接続されている。

センサ９．１０はともに数値制御装置１１に接続されており、この数値制御装置 は特に上下フレームのいかなる撓みに対してもセンサ９．１０により送られた信 号を受信するようになっており、その目的は信号を受信するとともにセンサ１０ で得られた信号とセンサ９により得られた信号とが等しくなるまで補償ジヤツキ ３の操作を自動的に制御することである。第２図に一点鎖線で示したようなこの 瞬間において、上下のフレームの２個のダイスホルダの表面は平行状態にある。

このとき雄ダイスの雌ダイス内への貫入深さは折り畳み長さ全体にわたり等しく なる。

第３図に示したように上部バー４は上部フレームの下側部分でその面の一部の表 面に形成されたハウジング６内に収容させることもできる。このハウジングは、 もちろん上部フレームや上部ダイスホルダの他、いかなる部分にも形成すること ができる。

第４図に示された下部バー５は下部フレームのテーブル８の下側部分に形成され たハウジング内に配置されている。このハウジングも、もちろん下部フレームの 他のいかなる部分にも形成することができる。

国際調査報告 ミー一一〜−−−−、　ＰＣＴ／ＣＨ９０１００２１７ＳＡ　３９８４０

Claims (5)

【特許請求の範囲】
1. １．上部フレーム（１）と下部フレーム（２）とから構成され、上記フレームの 少なくとも一方が少なくとも１個のプレス部材の少なくとも一部の撓み手段（３ ）を構成し、フォールディングプレスに起因する欠陥を除去するようにしたフォ ールディングプレスにおいて、上記フォールディングプレスは上記フレームの撓 みの差を補償するために上記撓み手段の操作をプログラムするように設定された 各フレームの撓み量の比較器を備えたことを特徴とするフォールディングプレス 。
2. ２．上記比較器は上記フレームが撓んだときにフレームの各伸長量の比較を認め るような長手方向測定手段（４，５）を備えたことを特徴とする請求の範囲第１ 項記載のフォールディングプレス。
3. ３．上記比較器は上下フレームの各々の長手方向ハウジング（６，７）内にそれ ぞれ配置された２個の長手方向バー（４，５）であって、上記バーの各端部の一 端は対応するハウジングに保持され、他端は各ハウジング内で長手方向に自由に 移動できるとともに、上下フレームにそれぞれ固定された測定手段（９，１０） に接続され、上記上下フレームの全撓みのために各ハウジング内のパーの他端の 各移動量を測定できるようにした長手方向パーを備えたことを特徴とする請求の 範囲第１項または第２項のいずれかに記載のフォールディングプレス。
4. ４．上記測定手段は線形電磁誘導センサ（９，１０）を備えたことを特徴とする 請求の範囲第３項記載のフォールディングブレス。
5. ５．上記測定手段は、上下フレームの撓みの差が補償されるまで撓み手段の駆動 を自動的にプログラミングできるように設定された電子装置（１１）に接続され たことを特徴とする請求の範囲第２項乃至第４項のいずれか１項に記載のフォー ルディングプレス。