JPH04501558A - 2’、3’―ジデオキシヌクレオシドの調製方法 - Google Patents

2’、3’―ジデオキシヌクレオシドの調製方法

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JPH04501558A
JPH04501558A JP1508538A JP50853889A JPH04501558A JP H04501558 A JPH04501558 A JP H04501558A JP 1508538 A JP1508538 A JP 1508538A JP 50853889 A JP50853889 A JP 50853889A JP H04501558 A JPH04501558 A JP H04501558A
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チュ,チュン ケイ.
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ユニバーシティ オブ ジョージア リサーチ ファウンデーション,インコーポレイテッド
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 2゛、3°−ジデオキシヌクレオシドの調製方法&豆ユ互盈 合衆国政府は、公共保健サービスおよびアレルギーと感染症の国立研究所から補 助金が出されていることにより、本発明の権利を有する。
本出願は、合成有機化学の分野に於けるものであり、特に2゛、3°−ジデオキ シヌクレオシドの改良された合成方法に関する。
ヌクレオシドは、五炭糖、およびプリンまたはピリミジン塩基からなる分子であ る。燐酸基をヌクレオシドの5゛位に付けて、ヌクレオシドをヌクレオチドに変 換する。ヌクレオチドは核酸、RNA(リボ核酸)およびDNA (デオキシリ ボ核酸)の構成要素である。
最近幾つかのヌクレオシドは、ヒト免疫不全ウィルス1型および2型(BIV− 1および旧v−2.一般にここでは旧Vと称する)に対する抗ウィルス活性をも つことが示されてきた。これら二つのウィルスは、エイズ、すなわち、後天性免 疫不全症候群の原因になると考えられている。
エイズは、ヘルパーフィンデューサー1978球およびサプレッサー7978球 と言う、二つの基本的な型の免疫系細胞に於て、サプレッサー細胞のヘルパー/ インデューサー細胞に対する比率が大いに高められるという、不均衡により特徴 づけられる。CD4と呼ばれる表面抗原により定義される、ヘルパー/インデュ ーサー細胞は、ヒト免疫系のほとんどの機能の誘導に関与するが、これにはBリ ンパ球による抗体産生に関わる体液性の免疫応答、および細胞毒性T細胞の刺激 に関わる細胞仲介性の応答が含まれる。HIVに関連した容態は、エイズ関連性 症候群、すなわちARCである。ARCになったほとんどの患者は、結局エイズ となる。
日和見感染したエイズ患者、およびカポシ肉腫の患者全体のおよそ半数は、診断 されてから2年以内に死ぬ。エイズ患者に於ける免疫系の回復の試みは成功して いない。
抗旧V活性を含む抗ウィルス活性を有することが示されているヌクレオシドの中 には、3°−アジド−3°−デオキシチミジ7 (AZT)、2゛、3’−ジデ オキシシチジン(DDC) 、2°、3゛−ジデオキシアデノシン(DDA)、 2°、3°−ジデオキシイノシン(DDI)、3°、−アジド−2′、3°−ジ デオキシウリジン(CS−87) 、2°、3゜−ジデオキシ−2°、3°−ジ デヒドロシチジン(DAC) 、3°−デオキシ−2°、3°−ジデヒドロチミ ジン(DAT) 、および3゛−アジド−5−エチル−2’ 、 3’−ジデオ キシウリジン(C5−85)がある。
3°−アジド−3゛−デオキシチミジン(AZT)は、エイチ・ミツヤ(H,M i t5uya)等により、Nature、 325.773. (1987) の中で、アール・ヤルコアン(R,Yarchoan)等により肚L」旺1、  J、 Mad、、316.557. (1987)の中で、エイチ・ミツヤ(H ,Mitsuya)等により、−Modern Concepts and T herapeutic Challenges″皿、303頁(マーセル デツ カ−) (Marcel Dekker)ニューヨーク、(19g?)の中で、 エイチ・ミツヤ(H,Mitsuya)等によりProe、Nat’l Aca d、Sci、USA、827096 (1985)の中で、およびビー・ニー・ ファーマン(P、A、Furman)等によりヒ匹コ担」」μ山玉吐よ」鎧、8 3,8333. (1986)の中で報告している様に、イン ビトロでHIV −1に対して非常に効力のある抗ウィルス剤であると同時に、エイズ患者の死亡 率と通性の感染を減少させることが見いだされた。最近では、AZTはエイズ患 者に有効な唯一の化学療法剤である。AZTはリュー・ビー・ホロウィッッ(J 、 P、 1lorovi tz)等がJ、 Or 、 Chom、。
29、2076 (1984)中で述べているように、元来、チミジンから合成 された。最近では、AZTは調剤配布のためにチミジンから製造されている。不 幸にも、にしんの精子から得られるチミジンの非常な要求のために、AZTの供 給は、今や、限られたものであり、高価である。
最近、チミンを前もって合成された3°−アジド−2°−デオキシリボフラノー スで縮合するということによりAZTを全合成することが、エヌ・ビー・ディア トキナ(N、 B、 Dyatkina)等により、 5ovfet J、 B ior 、 Chew、、 12.563 (L986)中で、またジー・ダブ リュー・ジェイ・フリート(G、 W、 J、 Fleet)等により、Tet rahefron、44,625 (1988)中で報告された。しかしながら 、これらの方法では、中間体のアジド糖は中間体の1.2 : 3,5−ジ−ロ ーインプロピリデン−リーキシロフラノースあるいはメチル3.5−0−イソプ ロピリデンートキシロフラノースを経る、複雑な多段階の工程を経て叶キシロー スから調製された。
3°−アジl’−2’、3−ジテオキシウリジン(AZDU、 C5−87)は また、アール、エフ、シナジ(R,F、 5chinazi)等により、J。
Ce1l旧ochem、 Su ]、 IID、 74. (1987)中で報 告されたように、またはアール・エフ・シナジ(R,F、 5chinazi) 等により、ヴアージニア州、ウリアムズバーグで1988年の4月1o日から1 4日にわたって開かれた、研究”2nd International C。
nference on Autiviral Re5earch、” (Wi lliamsburg、 VA、 April 10−14.1988)で発表 された、Antiviral Re5earch、9゜84 (1988)中に 報告されているように、イン ビトロで旧V−1に対して効力のある抗ウィルス 剤であることが見出され、現在前臨床毒性試験を受けている。 AZDU (C S−87)は、ティー・ニス・リン(T、 S、 Lin)等によりJ、 Me d、 Chew、、 2!9J54(1983)中で、シー・チー・チー −( C,K、 Chu)等により工、 M6d、 Chew、 (印刷中)中で報告 されているように、ホロウィツ (Horovi tz)により開発されたチミ ジンからのAZTの合成と同様のアプローチに於いて、2°−デオキシウリジン から合成されたこの合成経路は、2°−デオキシウリジンの出発物質のコストの ために同様に高価である。
有効、廉価で、容易に利用できる出発物質に基づいた2°3゜−ジデオキシヌク レオシドの一般的な合成スキームを開発することが大いに必要とされている。エ イズで苦しんでいる人々が払える金額で彼等に効力のある抗ウィルス剤を供給す ることが必要である。加えて、これらのヌクレオシドに対して、効果的で一般的 な合成ルートは、研究のための新たな誘導体を生み出すであろう。
従って、2°3−ジデオキシヌクレオシドへの一般的な合成ルートを提供するこ とが本発明の目的である。
更に、容易に利用できる出発物質に基づく2°3°−ジデオキシヌクレオシドへ の合成ルートを提供することが本発明の目的である。
更にまた、効力があり、廉価な2゛3−ジデオキシヌクレオシドへの合成ルート を提供することが本発明の目的である。
大量生産し易い、AZTおよびAZDUの効率的で安価な調製方法を提供するこ とも本発明のもう一つに目的である。
λ胛旦斐葱 本発明は、有効、廉価で、容易に利用できる出発物質D−マンニトールに基づい た2°3°−ジデオキシヌクレオシドの一般的な合成方法である。
本発明は抗ウイルス置換ヌクレオシドを工業的スケールで調製するために使用さ れうる。ウィルス障害で苦しんでいる人々に抗ウィルス剤を低価格で供給すると いう現在までの厳しい問題を緩和する。特に、この方法はAZTおよびAZDU を調製するのに使用され得るもので、このAZTおよびAZDUは、HIMに対 する効果的な抗ウィルス剤である。
本発明に従って、D−マンニトールが最初にD−グリセルアルデヒドのアセター ルに変換される。二者択一的ルートを通して、グリセルアルデヒド誘導体は、鍵 となる中間体である1−0−(置換’) −3−(置換)−2,3−ジデオキシ −5−O−(置換) −D−(エリスロまたはスレオ)−ベントフラノシドに変 換されるが、このベントフラノシドは、プリンまたはビリデジンのような窒素を 含む塩基と反応して、ヌクレオシドを形成し得る。
該合成は、広範囲なヌクレオシドの一般的なルートであり、多種多様の核試薬が ヌクレオシドの3°−位に置換基をつけるために用いられる。二者択一的に、3 °−位を置換しないでおくことができる。更にまた、多種多様の塩基が、ベント フラノシド糖と縮合され得る。
l1旦1俄1斑尻 第1図は、本発明に従ったスキームIの説明である。ここで、D−マンニトール は1−〇−置換−3−置換−2.3−ジデオキシ−S−O−Itm−D−エリス ローベントフラノシドに変換される。
第2図は本発明に従ったスキーム■の説明である。ここで、D−マンニトールは 1−〇−置換−3−置換−2.3−ジデオキシ−5−〇−置換−〇−(エリスロ またはスレオ)−ベントフラノシドに変換される。
第3図は本発明に従ったスキーム■の説明である。ここで、1−〇−置換−3− 置換−2.3−ジデオキシ−5−〇−置換−D−(エリスロまたはスレオ)−ペ ントフラノシドは、3°−置換−2°3°−ジデオキシヌクレオシドに変換され る。
1胛旦1綴鼠晟囲 本発明は、有効、廉価で容易に利用できる炭素数6のポリヒドロキシアルコール であるD−マンニトールに基づく2°3゛−ジデオキシヌクレオシドの一般的な 合成法である。第1図および第2図に示されているように、スキームはプリンま たはピリミジンのような含窒素塩基と反応させてヌクレオシドを形成させる1− 0−(置換)−3−(置換)−2,3−ジデオキシ−5−O−<置m”) −D −(エトスロまたはスレオ)−ペントフラノシド旦または12の形成に至る二つ の二者択一的なルートを提供する。第1図にはスキーム1が、第2図にはスキー ム2が説明されている。第3図には、ヌクレオチドの形成のための旦とプリンま たはビリジジン塩基との縮合が示されている。
スキームIおよびスキーム■の両方で、D−マンニトールが、2段階の工程でD −グリセルアルデヒドのアセタールにまff換される。イー・バーエル(E、  Baer)、 Biochemical Preparations、 Vol 、2.イー・ジー・パル(E、 G、 Ba1l) ai、ジョンウィリー、ニ ューヨーク、1952.31頁(E、 Baer、 BiochemicaI  Preparations、 Vol、2. Editors E、 G、 B a11. John Wiley。
New York、 1952. P、31:)ビー・ハフエール(B、 Ha fele)および ヴイー・ジャガー(V、 Jager)、 Liebege  Ann、 Chem。
85 (1987) (B、 Hafele and V、 Jager、 L iebege Ann、 Chem。
85 (1987))。最初の工程で、D−マンニトールをアセトン中で1)− トルエルスルホン酸と反応させて、1,2: 5,6ジイソプロビリデンD−マ ンニトールを調製し、これを第2工程目で四酢酸錫と反応させて上を形成させる 。
本発明に従った反応順序の次の工程は、保護されたグリセルアルデヒドをα、β −不飽和エステルである、(2)−および(E)−エチル−(S)−(+)−3 −(2,2−ジメチル−1,3−ジオキサラン−4−イル)アクリレート、つま り、ハ、およびaの混合物に変換するために行われるウイッティッヒ(IHtt ig)反応である。E−異性体(Eは独語の“entgegen″のEであり、 ′反対の′を意味する)は二者択一的にトランス アルケンと呼ばれている。
2−異性体(Zは独語のzusammen”のZで“−緒に′を意味する)は、 二者択一的にシス−アルケンと呼ばれている。溶媒の選択は、ウィッティッヒ反 応の生成混合物に於けるZ異性体のE異性体に対する比率に大きな影響を与える 。スキームIで使用されているアセトニトリル(C13CN)、ベンゼン(C6 H8)、またはクロロホルム(HCCI g)のような低い極性の非プロトン性 溶媒中では、熱力学的な反応生成物であるE−異性体が支配的に得られる。スキ ーム■で使用されているメタノール(CH30H)のような極性溶媒中では、速 度論的な反応生成物である2−異性体が支配的に得られる。2−異性体くシス  アルケン)は内部環化により2°−デオキシリボース誘導体を形成する正確な立 体配置を持っているが、E−異性体くトランス配置)は持っていない。
スキームIでは、本発明に従って、支配的にα、β−不飽和エステルが支配的で ある混合物が、次いで請求核試薬と反応して、飽和エステルの鏡像異性体混合物 を形成するが、これは、クロマトグラフィーにより分離され、次いで、環化され 、変換されて、重要な中間体の1−0− (置換)−3−(置換)−2,3−ジ デオキシ−5−0−(置換)−α、β−D−(エリスロまたはスレオ)−ペント フラノシド旦およびUを形成する。
スキーム■に於いては、本発明に従ってシスα、β−不飽和エステルが支配的な 混合物は、クロマトグラフィーにより精製され、純粋のシス異性体わ、が環化さ れ変換されて重要な中間体1を形成する。
スキームエに於いては、(2)と(E)α、β−不飽和エステルの混合物、つま り(Z)異性体の2aが支配的なnが支配的なハおよびaをミハエルの反応に於 いて核試薬と反応させてアルキル3−(R)−および(S)−(置換) −3− (2,2−ジメチル−1,3ジオキサラン−4−イル)−プロピオネート、つま りnおよび肚を生成させた。旦と抜との比率は■/aの比率によっては変えられ ない。例えば、AZTおよびC5−87の合成に於いては請求核試薬として リ チウム アジド(LiN3)またはナトリウム アジド(NaN3)を使用する ことが出来る。代わりに、フッ化物、臭化物、ヨウ化物、塩化物、シアン化物、 アルコキシ、フェノキシ、アルキルメルカプチル、チオフェニル、ビニル、アセ チレン(acetylinic)、チオミアノ、フォスフォノメチレン、ニトロ メチレン、シアノメチレン、およびニトロを使用し得る。
これらの核試薬のアルキル領域は、炭化水素、ハロゲン、ニトロ、チオまたはこ れらを組み合わせた基で置換され得る。
チオフェノール(またはp−アルキルチオフェノール)は、二重結合の保護基の 一つの型として使用され得るが、これは、ヌクレオシドが形成されてヌクレオシ ドの3°4°−位に不飽和結合が再生された後で取り除くことが出来る。他の核 試薬の場合のように、チオフェノールはβ−異性体がより多く生成するような仕 方で糖付加を導く。二者択一的に、チオフェニル誘導体は触媒の存在下還元され て3−無置換のヌクレオシドを形成し得る。
リチウム アジドのハおよび比の混合物へのミハエル付加を、例えば、室温下水 酢酸および水の混合体中で行い得る。
例えば、かりに、C1(2NO2、CH2CNまたはNO2が核性試薬の場合に は、テトラヒドロフラン、ジオキサン、ベンゼンまたはトルエンのような非極性 の溶媒は、溶媒として使用することができる。
ミハエル反応のRおよびS異性体生成物であるハおよヒ3bは、次いでクロマト グラフで分離される。例えば、シリカゲルの真空フラッシュクロマトグラフィー はへ牛サン:酢酸エチルの溶媒系で、3(R)−および(S)−アジド−3−( 2,2−ジメチル−1,3−ジオキサラン−4−イル)−プロピオネートを分離 する溶媒とゲルのシステムを変化させることにより、乳の鏡像異性体生成物を他 の核試薬類と共に分離することができる。
化合物旦および肚は次いで、ハまたは劫(酸の中で一50℃から100℃の温度 範囲で反応が完結するに充分な時間、別々に撹拌することにより、別々に環化し て対応する4(R)−および−4(S)−アジド−3,4−ジヒドロ−5(S) −(ヒドロキシエチル)−5(H)−フラン−2−オンΣおよび1となり得る。
本発゛明に於いては、Σまたは1の5(s)−ヒドロキシメチル基は、次いで、 Σまたは灸を、アルコールと反応させ、容易に除去される、かさ高の(bulk y)試薬と反応させて、4(R)−または4(S)−(置換)−3,4−ジヒド ロ−5(S)−(置換)オキシメチル−5(H) −フラン−2オン1および灸 を生成せしめて、保護される。アルコールの保護試薬の例には、t−ブチルクロ ロジメチルシラン、t−ブチルクロロジフェニルシラン、およびトリフェニルメ タノールを含有する。他のアルコール保護基も当業界で用いらは炙のカルボニル をアルコールに還元して、3−置換−5−0−(置換)−2,3−ジデオキシ− α、β−D−にリス口またはスレオ)−フラノ−スジまたは胆を別々に生成させ ることにある。適当な還元剤は、水素化ジイソブチルアルミニウム(D[BAL −H)、水素化リチウムホウ素、(リチウム ボロハイドライド、LiBH4) 、水素化ビス(2−メトキシエトキシ)アルミニウム ナトリウム(Red−A L)または他の立体障害された還元剤を含有する。
ス−1−−11の最終工程は、化合物主または垣の1−アルコール基を、適当な アルコールの保護基またはハロゲン(CIまたはBr)で保護して、重要な中間 体である1−0−(置換)−3−(置換)−2,3−ジデオキシ−5−0−(置 換)−α、β−D−(エリスロまたはスレオ)−ペントフラノシド、■およびH を別々に形成させることである。
1−アルコール基の酢酸塩を調製し、次いで、ハロゲン化水素と反応させて対応 するハロゲン誘導体を生成させ得る。例えば、適当な試薬は無水酢酸である。
スキームIの方法は、以下の実施例によって限定されるものではないが、参照す ることによりより理解されるであろう。
2−およびE−エチル−3−+ −3−22−ジメチル−13−ジオキサラン− 4−イル アクリレート nおよびaL (13,0g、 100mmol)お よびカルボエトキシルメチレントリフ s ニルフォスフオラン(CMTP)  (38,33g、 110mmol)の混合物を乾燥アセトニトリル(CH3C N) (200mL)中で2時間還流した。代わりに、(CH3CH2) 3P CHCO2CH2CH3を使用することができる。次いで、混合物を冷却し、真 空中でアセトニトリルを除去した後、残渣を無水ジエチルエーテル(loo+u L)で粉末にした。得られた固体を濾別し、濾液を真空中で濃縮して小容量にし た濾液を、溶出剤としてヘキサン−酢酸エチル(4:1)を使用したシリカゲル のカラムクロマトグラフィーにかけて、217) (E/Z)−混合物(7:1 )を無色の液体(12,5g、 63%)として得た。異性体混合物は、溶出液 としてヘキサン−酢酸エチル(8:1)を使用したシリカゲルカラム(12X7 cm)の真空フラッシュクロマトグラフィーにより分離出来る。得られた2−異 性体(1,79g、9%)は、スキームII ニ於イテ、CMTPを1とメタノ ール中で反応させて得られた生成物りと物理的およびスペクトル的特性が同一で あった。
E−エノエート(E−6y1oate)より極性の分画として分別された。IR (Neat) 1720(C=O)および1665 (C=C) ; ’HNM R(CDCl2) 1.29 (t、J=7.03Hz、3H,CH2CH3) 、1.41 (S、3H,CH3)。
1.45 (S、3H,C)I3)、3.67 (dd、J”7.03. 8. 13Hz、LH,H−5a)、 4.21 (m、 3H,CH2CH3および H−5b)、 4.67 (u+、IH,H−4>、 6゜08 (dd、J= 1.32. 15゜6Hz、 ltl、 H−2トランス)、 6.89 (d d、 J=5.49.15.6Hz、 LH,H−3トランス)。元素分析C1 flH160Aの計算値: C,59,99,H,8,06゜測定値: C,5 9,96:H,8,06゜エチル3−R−およびS−アジド−3−22−ジメチ ル−13−ジオキサラン−4−イル プロピオネートnおよび肚リチウムアジド (LiN3) (7,8g、 L60mmol)の水溶液(水20mL)を ( E/Z) エノエート (7: 1 ) 2. (5g、25mmol)の混合 物を氷酢酸(20mL)中に溶解した溶液に滴下した。反応混合物を室温で24 時間撹拌した。酢酸(20mL)を加えた後、追加のリチウム アジド(7,8 g、 160mmol)の水溶液(水20mL)を加え、次いで、さらに48時 間撹拌を続けた。反応混合物を炭酸水素、ナトリウム(40g)で中性とし、ジ エチル−エーテル(100mL×3)で抽出した。エーテル抽出物を合わせて硫 酸マグネシウムで乾燥し、真空中エーテルを蒸発させて、黄色の油(5゜5g) を得た。次いで、二つの異性化アジドエステルnおよび江を真空フラッシュクロ マトグラフィー (シリカゲル、ヘキサン−酢酸エチル20:1)により分離し た。
極性の低いアジドニステルハ、は黄色の液体として得られた。
より極性の高いアジドエステル几は黄色の油として分離された。IR(Nea  t) 2120 (N3)および1735(C=O);’HNMR(CDC13 ) 1.29(t、J=7.25Hz、3H,CH2C13)、1.36(3, 3H,CH3)、1.48(s。
3H,CH3)、2.57(d、 J=6.18Hz、 2H)、3.7−4. 35 (複雑な吸収、6−H):元素分析。
■Hシトー34−ジヒドロー53−(ヒドロキシメチル−5H−フラン−2−オ ン 5 アジドエステル3a (1,5g、 6.2mmol)のエタノール(15mL )溶液に、濃塩酸(1,5mL)を滴下した混合物を室温で12時間撹拌した。
溶媒を真空下蒸留により除去し、残渣を数回ベンゼン(10mL) と共沸した 。
薄黄色の残渣をヘキサン−酢酸エチル(4:1’)を溶出剤として使用したシリ カゲルカラム上でクロマトグラフにかけ、4−アジドクラ4江を無色の液体(0 ,513g、 52.9%)として得た。IR(Neat) 3600−320 0 (ブロード、OH) 、 2110 (Na)および1780cm” (C −0) ; ’HNMR(CDC13) 2.43−3.23 (m、 2H, H−3) 、2.84 (t、 J=6Hz、IH,OH) 、3.63−4. 15 (+、 2H,5位のCH2)4.35−4.55 (m、 2B、 H −4およびH−5) ’HNMR(CDCI3+D20) 2.56 (dd、  J=4.62.18.02Hz、 IH,H−3a) 、3.05 (dd、  J=7.47゜18.02Hz、 1B、 H−3b) 、3.86 (qd 、 J=3.6.12.74Hz、 2H,5位のCH2)、 4.3−4.5 5 (+a、 2H,H−4およびH−5)。元素分析、 C3HTN303の 計算値: C,38,22、H,4,49、N、 26.75゜測定値:C13 a、23 、 H,4,53、N、 26.75゜4S−アジド−34−ジヒド ロ−53−ヒドロキシメチル−5H−フラン−2−オン6 アジドエステル3b (1,0g、 4.1m+aol)のエタノール(10i L)溶液を濃塩酸(1mL)と共に室温で12時間撹拌した。溶媒を蒸発しベン ゼン(10iL)と共沸して、シロップ状の残渣を得た。
リカゲルカラム上で真空フラッシュクロマトグラフィーによりシロップを精製し た。アジドラクトン炙が無色の油として得られた(0.42g、 66%)。I R(Neat) 3420 (OH)、 2110 (N3)および1780c m−’ (C=o) ; ’HNMR(CDC13)上記の化合物はさらに精製 することなしに次の反応に使用された。
4R−アジド−5S t−ブチルジメチルシリル オー!−’iメチル −34 −ジヒドロ−5H−フラン−2−オン 1アジドラクトン5 (2,2g、 1 4mmol)の無水ジメチルフォルムアミド(DMF) (64+eL)溶液に イミダゾール(1,85g、 27.32nmo1)およびt−ブチルジメチル シリルクロライド(2,53g、16゜78mmol)を加えた。反応混合物を 室温で1時間撹拌し、次いで、溶媒を減圧下で蒸留により除去した。残渣をクロ ロホルム(125iL)に溶解し、水(25iL)で洗い、硫酸マグネシウムで 乾燥し、真空下で濃縮すると無色の油を得た。該油を溶出剤としてヘキサン−酢 酸エチル(8:1)を使用して、シリカゲルの真空フラッシュクロマトグラフィ ーを行うと、融点力35−36°Cの無色の結晶(3,24g、 85%)とし てLが得られた。IR(Neat) 2110 (Na)および1790cm− ’ (C=0) : ’HNMR(CDC13)0.08 (s、 6H,CH 3) 、0.89 (s、 9H,t−ブチル) 、2.38−3.11(m、  2H,H−3) 、3.84 (+*、 2H,5位f) CH2) 、 4 .40 (m、 2H,H−,4及びH−5)元素分析 CuH2+?Js03 Siノ計算値: C,48,68: H。
7.80 : N、 15.49゜測定値: C,48,5B 、 H,7,8 2、N、 15.45゜ 4−3−アジド−5S−t−ブチルジメチルシリルオキシメチル −34−ジヒ ドロ−5Hフラン−2−オン lアジドラクトン6 (0,5g 3.32mm ol)の乾燥DMF (5++L)溶液に、イミダゾール(0,34g、 5m mol)を加え、ざらにt−ブチルジメチルシリルクロライド(0,6g、 3 .99mmol)を加えた。混合物を室温で1時間撹拌した。次いで、真空中で 溶剤を除去し、残渣をクロロフォルム (30+aL)に溶解した。トリクロロ メタン層を水(5+oL)で洗い、硫酸マグネシウムで乾燥し、濃縮して、油を 得た。該油を、溶出剤として、ヘキサン−酢酸エチル(10:1)を使用したシ リカゲル カラム クロマトグラフィーにかけて、無色の液体として1を0.6 19g (75%)得た。IR(Neat) 2110 (N3)および179 0cmす(C’O) ; ’HNMR(CDC13) 0.11 (s、 6H ,CH3)、0.91 (s、 9H,t−ブチル) 、 2.75 (d。
2H1H−3) 、3.95 (+++、 2H,5位のCH2)、 4.45  (11,2H,H−4およびH−5) 、元素分析C11H21N303Sf の計算値: C,48,58、H,7,80、N、 15.49.測定値: C ,48,74; H,?、84 、 N、 15.40゜3−アジド−5−〇− t−プチルジメチAz9リルー2.3−ジデオキシ−D−エリスローゴシ二Σ、 乙、2ノース、えシリル化アジドラクトンL (4,0g 、 14.74mm ol)の窒素気流下−78℃(ドライアイス/アセトン)に冷却されたよく攪拌 されたジクロロメタル(65iL)溶液に、スポイトを使用してDIBAL−1 1(ヘキサン中IM、 22.0m17.22. Ommol)を滴下した。無 色の溶液を一78°Cに2時間保持し、ついで、クロロフォルム(130iL) 中メタノール溶液と共に急冷した。反応混合物を放置して室温にし、酒石酸ナト リウム溶液(LM、 130iL)で洗浄した。有機層を硫酸マグネシウムで乾 燥し、真空下で濃縮して、無色の油(3,712g )を得た。さらに、該油を 溶出剤としてヘキサン−酢酸エチル(16:1)を使用した。シリカゲルの真空 フラッシュクロマトグラフイーにより精製した。適当な分画を蒸発すると、無色 の油(3,1g 、 77%)として1が得られた。
IR(Neat) 3600−3100 (OH)、および2110cm−’  (N3); ’HNMR(CDC13) 0.07および0.13 (sx2. 6H,CH3) 、0.89および0.93 (sX2.9H,t−ブチル)  2.00−2.5 (m、 2H,H−2)、2.99 (d。
J=6.37Hz、 IH,OR交換可能) 、3.5−3.8 (a、 2H ,H−5)、 4゜0−4.3 (m、 2H,H−3およびH−4)、 5. 4−5.6 (m、 IH,H−1)。元素分析C1、H23N303Siの計 算値: C,48,32; H,8,48; N、 15.37.測定値: C ,48,39; H,8,52; N、 15.28゜3−アジド−5−〇−t −ブチルジメチルシリルー23−ジデオキシ−α −D−スレオ−ベントフラノ シド 胆アジドラクトンlの乾燥ジクロロメタン溶液(0,549g、 2n+ m01)を−78℃まで冷却した。DIBAL−Tlのヘキサ71M溶液(3m L)を、窒素雰囲気下で撹拌しながら滴下した。−78°Cで、1時間撹拌を続 け、メタノール(0,4mL)のジクロロメタン(18iL)溶液を加えた。該 混合物を室温に温まるまで放置した後、酒石酸ナトリウムの1M溶液(18iL )を加え、0.5時間撹拌した。クロロホルム層を分離し、硫酸マグネシウムで 乾燥し、濃縮して薄黄色の油を得た。クロマトグラフィー (シリカゲル、酢酸 エチル−へ牛サン1:5)により精製して、 0.42g (76%)のラクト ールを無色の液体として得た。IR(Neat)無水酢酸(6,2mL)をアジ ドラクトールi (3,1g、 11.34++mo1)に加え、更にピリジン (5滴)を加え、混合物を室温で15時間撹拌した。減圧下、蒸留により溶媒を 除去し、残渣を溶出剤としてヘキサン−酢酸エチル(10: 1)を使用してシ リカゲルカラム上で真空フラッシュクロマトグラフィーにより精製した。適当な 分画を蒸留して且の環状異性体の混合物(比率(2:1))を無色の油(3,1 g、 87%)として得た。IR(Neat) 2110 (N3)および17 55c+i−’ (C=o) ; ’HNMR(CDC13)0.06および0 .09 (sX2.6H,CH3) 、0.89および0.92 (sx2、9 H,t−ブチル)、2.03および2.08 (sX2.3H,C0CH5)  、2.15−2.5 (m、 2H,H−2) 、3.5−4.0 (a、 2 H,H−5)、 4.0−4.35 (m。
2H,HL3およびH−4)、6.30 (m、 H−1)。元素分析Ct 3 H26N304s iの計算値: C,49,52: H,?、93 、 N、  13.33.測定値: C,49゜60 、+(、8,03: N、13.3 0゜アジドラクトール10 (1,0g、 3.66mmol)を無水酢酸(2 mL)およびピリジン(2滴)で処理した。混合物を室温で15時間撹拌した。
真空中で、溶媒を除去した後、得られたシロップを、溶出剤としてヘキサン−酢 酸エチル(16:1)を使用したシリカゲルカラムを通しC濾別した。化合物■ が無色のシロップ(0,6g、 52%)として得られた。IR(Neat)  2110 (N3)および1750cm”(C;O) : ’HNMR(CDC 13)。
ルをカルボエトキシメチレントリフェニルフォスフオランまたハ(C1(3CH 2) 3PCHCO2CH2CH3と極性溶媒中で反応させてHノ2−異性体2 a (Z/E 8 : 1 )を支配的に得た。溶媒無水メタノールあるいは他 のアルコールが溶媒となり得る。計異性体りはト異性体よりも極性が低く、真空 フラッシュクロマトグラフィーあるいは他の適切なりロマトグラフィーで精製さ れ得る。
スキーム■の次の工程に於いては、本発明に従って、 (Z)−アルキル−(S ) −(+)−3−(2,2−ジメチル−1,3−ジオキサラン−4−イル)ア クリレートハをα、β−不飽和ラクトン、(S)−5−ヒドロキシメチル−5( H)−フラン−2−オンUに変換する。この反応は、例えば希塩酸またはp−1 −ルエンスルホン酸を使用して、無水のエタノール中で酸性の条件下に行われ得 る。無水のエタノール中、希釈酸での環化により90%の収率で得られる。本方 法はハフェレエ (Hafele)およびジャガー (Jager)、l吐江s 、 An 、 Chem、 85 (19B?>の方法の修正であり、大量合成 (>100g>に通じやすい。
α、β−不飽和ラクト4■は次いで、ミハエル付加で核試薬と反応して、4−置 換−5−(S)−(ヒドロキシメチル) −3,4−ジヒドロ−5(H)−フラ ン−2−オンエを生成する請求核試薬は、ラクトン面の上から二重結合を攻撃し て、β−異性体を生成するか、またはラクトン面の下から二重結合を攻撃して、 α−異性体を形成することが出来る。α−異性体はAZTおよびC5−87のよ うな抗ウィルス化合物の合成に必要である。請求核試薬と反応した化合物■はα 異性体とβ異性体との比率が6=1の混合物を与える。しかしながら、本発明の 方法を使用すると、β−異性体は、ミハエル付加の前にUの5−位に、t−ブチ ルジメチルシリル のようなかさ高の(bulky)基を導入することによって、反応生成物として 完全に除去することができる。ミハエル付加に於いては、スキーム■のように、 適切な核試薬ならどんなものでも使用し得る。その例には、アジド、フッ化物、 臭化物、ヨウ化物、塩化物、シアン化物、アルコキシ、フェノキシ、アルキルメ ルカプチル、チオフェニルビニル、アセチリニック( acetylinic)  、チオシアノ、フォスフォノメチレン、ニトロメチレン、シアノメチレンおよ びニトロである。これらの核試薬のアルキル領域は炭化水素、ハロゲン、ニトロ 、またはチオ基又はこれらの組み合わせの基で置換され得る。
スキームIの工程に於いては、本発明に従って、化合物りのカルボニルはアルコ ールに還元されて、3−置換−5−0−(置換)−2、3−ジデオキシ−(α, β)−D−エリスローベントフラノ−スジを形成する。適切な還元剤の例には、 DiBal, LiBH4, Red Alおよび他のいかなる立体障害の還元 剤も含有される。主はαおよびβアルコールの鏡像異性体混合物であるが、この 混合物は最終生成物の立体化学には何の影響も及ばないことが見出された。さら に、ラクトンヱのラクトン主への還元は、収率(70〜80%)よく進行し、全 体の反応の効率化に寄与している。
スキームHの最終工程に於いては、ヌクレオシドのi−o4換−3−置換−2. 3−ジデオキシ−5−0−(置換)−(α,β)−Dエリアセチル基を提供する 他のいかなる試薬も試薬として適切である。二者択一的に、lに於けるアルコー ルは糖付加化の中間体として塩化物または臭化物に変換され得る。
スキーム■は以下の実施例によりより理解されるが、それに限定されるものでは ない。
Z−およびE−エチルS−+−3−22−ジメチル−13−ジオキサラン−4− イル アクリレートハおよびa2、 3−0−インプロピリデン−D−グリセル アルデヒドL ( 39. 0g。
300mmol)の水冷ツタノール( 1200mL)溶液にカルボエトキシル メチレントリフェニルフォスフオラン(314g, 900mmol)を加えた 混合物を減圧下に蒸留によって除去した。残渣にジエチルエーテル( 1000 mL)を加え、混合物を外から冷却しながら撹拌した。得られた固体を濾別した 。濾液を真空中で濃縮してシロップとし、そのシロップから残ったフォスフイン 酸化物を、溶出剤としてヘキサン−酢酸エチル(4:1)を使用したシリカゲル のカラムを通した濾過により分離して、生成物の( E/Z)−混合物(8:1 )を得た。2−およびE−異性体を、溶出剤としてヘキサン−酢酸エチル(8: 1)を使用したシリカゲルカラム( 19X 8. 5c+a)の真空フラッシ ュクロマトグラフィーにより分離した。極性の低い2−鏡像体垣が無色の液体( 32.0g, 53%)として得られた。IR(Neat) 1720 (c= 0)および1645cm−’ (C=C) ; ’H NMR (CDC13)  1.29 (t, J=7.03Hz, 3H, CH2CH3)、 1.3 9 (s, 3H, CH3)、 1.45 (S, 3H, CH3)。
3、61 (dd, J・6.8, 8.13Hz, LH. H−5)、 4 .25 (m.、 31, CH2CH3およびH−5)、 5.50 (dq , J=1.54, 6.59Hz, IH, H−4)、 5.83(dd,  JJ.54, 11.43Hz, 11, H−2 シス)、 6. 38( dd, J=6.89, 11. 42Hz, IH, H−3シス)、元素分 析ctal(teoaの計算値: C, 59.99 。
H, 8.06,測定値: C, 59.91 、 H, 8.08。
S゛−5−ヒドロキシメチル−5H−フラン−2−オン ■(Z)−:r−チル (S)−(+)−3−(2,2−ジメチ/l/−1,3−ジオキシサラン−4− イル)アクリレ−1−(35,0g、175mm+ol)の無水のエタノール( 300mL)溶液に、濃塩酸(23+oL)を加えた。反応混合物を室温で1時 間撹拌した。溶媒を真空中で蒸留により除去し、残渣をベンゼン(100mL) で数回共沸した。得られた薄黄色のシロップを1次いで、溶出剤としてジクロロ メタン:ジエチルエーテル(4:1)を使用してシリカゲルカラムを通して濾別 した。適当な分画を蒸留して、無色のシロップを得、n−ヘキサンで粉末にして 無色の固体を得た。ジエチルエーテルから再結晶して融点38−39℃(文献値 37−39℃)の1(17,38g。
87%)を得た。〔α〕D・−145,3°C(Ct、 I’120) (文献 値〔α〕D=−145℃ (CO,13,H2O) ) ; IR(Neat)  3700−3150 (ブロード、OH) 1750 (C=0)および16 00cm+−’ (C=C) ; ’HNMR(CDCl2) 3.51−4. 1 (複雑な吸収、3H,CH2およびOH)、 5.16 (it、 LH。
H−5)、 6.19 (dd、 J=1.98.5.71Hz、 IH,H− 3)、 7.53 (dd、 J=1.54. 5.71Hz、IH,H−4) ヨ゛−3.4−シヒ」ニー±住ル二〇LLロキシとi亜欠ユl鄭ト1」ヨ仁ユ≦ 虹乙 n ラクトン13 (4,56g、 40mmol)の氷酢酸(40mL)溶液にリ チウムアジド(9,79g、 200mmol)の水溶液(66mL)を加えた 。反応混合物を室温で72時間撹拌した。反応混合物を周期的にTLC(ヘキサ ン−酢酸エチル2:1)により分析し、追加の酢酸(20mL)およびリチウム アジド(6,12g、 125+i+*ol)の水溶液(50+mL)を加えた 。72時間撹拌後、反応混合物を炭酸水素ナトリウムで中性化し、ジエチルエー テル(10hLx 6 )で抽出した。エーテル抽出物を合わせて炭酸水素ナト リウム (25mLx 2 )と水(50mLX 2 )との飽和溶液で洗浄し 、乾燥(硫酸ナトリウム)し、濃縮して、薄黄色の油(3,4g)を得た。生成 物の’HNMRはαおよびβ−アジドラクトンΣおよびlが6:1の割合で存在 することを示した。異性体混合物は、溶出剤としてヘキサン−酢酸エチル(2: 1)を使用したシリカゲルの真空フラッシュクロマトグラフィーにより分離され 得る。
無色の油(2,89g、 46%)として得られた極性の低いアジドラクトンヱ のハ2を塩酸で環化することにより得られた1と物理的およびスペクトル的な特 性が一致した。IR(Neat) 3600−無色の油(0,458g、 7% )として得られたより極性の高いβ−アジドラクトン鎚は、川を塩酸で環化する ことにより得られた生成物と同一であることが見い出された。IR(Neat) 3600−3100 (OH)、 2110 (N3)および1780c+a− ’ (C=0)。
(以下余白) 4R)−アジド−5−3−t−ブチルジメチルシリル オキシメチル −34− ジヒドロ−5H)フラン−2−、オフ/’Lα−アジドラクトン7a (これは スキーム1からの互と同じもの) (2,2g、14mmol)の無水のDMF  (64mL)溶液に、イミダゾール(1,86g、27.32mmol)およ びt−ブチルジメチルシリルクロライド(0,253g、 16.78mmol )を加えた反応混合物を室温で1時間撹拌し、溶媒を減圧蒸留により除去した残 渣をCHCl3(125ml)にとり、水(25mL)で洗浄し、乾燥(Mg5 O4) L、真空中で濃縮して、無色の油を得た。得た油を、溶出剤としてヘン キサン−酢酸エチル(8: 1)を使用したシリカゲルカラム上で真空フラッシ ュクロマトグラフィーにかけて融点35−36℃の無色の結晶(3,24g、8 5%)1.、を得た。IR(Neat) 2110 (N3)および1790c m−’ (C=O) ; ’HNMR(CDCl2) 0.08 (S、SH, CTo)、0.89(s、9H,t−ブチル)、2.38−3.11 (m、2 H,H−3) 3゜84 (m、 2H,5位のCH2)、4.40 (m、  2HSH−4およびH−5)。元素分析C+ tH2+N503siの計算値: C,48,68;H,?、80:N、 I5.49゜測定値:C48,58,H ,7,82,N、 15.45゜51mユLflニア’fルジメチルシリル オ キシ メチル−5(H)−フラン−2−オン 月1 ラクトン13 (2g、 17.5m+nol)およびイミダゾール(2,38 g。
34、5mmol ;2.2当量)のDMF(20+ol)溶液にt−ブチルジ メチルシリルクロライド(2,9g、 19.2mm、 1.1eq)を加え、 反応混合物を1時間撹拌した。減圧下溶媒を除去し、残渣をクロロホルム中に取 りあげて、水洗し、乾燥、濾別後濃縮した。t−ブチルジメチルシリルエーテル ■を、溶出剤として5%酢酸エチル−ベンゼンを使用したシリカの真空フラッシ ュカラムにより精製し、3.8g (95%)の薄い油として得たが、この油は すぐに固化した。IR(KBr) 2980−2910 ((CHs)sC−3 t−0)、1770cm−1(C=O)、’HNMR(CDCl2) 0.06 3 (S、 6H,2XCHs−3i)、0.875(S’、 9)1. t− ブfル)、3.87 (t、 J=5H2,2H)、5.15−4.9 (複雑 な多重積 IH): 6.15 (dd、 J=2.6Hz、 IH)、 7. 49 (dd、 J=2H2および6Hz、 IH)。 元素分析: CuH2 sO3Siの計算値: C57゜89、H,8,77゜測定値: C,57,9 7,H,8,86゜SS−t−ブチルジフェニルシリル オキシ メチ上ユニl 飢公≦仁ムンー2−オン 月1ラクトン i(1,14g、 10mmol)  およびイミダゾール(1,33g、 19.55mmol)の乾燥DMF (3 0mL)の水冷溶液に−tブチルジフェニルシリルクロライド(3,28g、  11.92mmol)を加えた。
混合物を0−5℃で0.5時間撹拌した。溶媒を真空中で蒸留により除去した。
残渣をCHCl3 (50mL)中で混合し、水洗(10×2)シ、乾燥(Mg SO4) シ、蒸発させて黄色状のシロップを得た。
そのシロップを、溶出剤として、ヘキサン−酢酸エチルく8:1)を用いたシリ カゲルの真空フラッシュクロマトグラフィーにより精製した。化合物上を融点8 6−88°C(文献値 融点?9−80℃)の結晶体(1,87g、 53%) として得た。IR(KBr) NMR(CDC13) 1.04(S、9H,t −ブチル) 3.89 (d、 J=4.62Hz。
2H,C1h)、5.5 (i+、LH,H−5)、6.17 (dd、J=1 .76、 5.71Hz。
LH,H−3)、 7.3−7.7 (+m、 IIH,H−4および2XC8 H6)。元素分析C+H2a03Si計算値: C,71,55: H,6,8 6,測定値: C,?1.42;6.92゜ 4R−アジド−5−S−t−ブチルジフェニルシリルラクト714 (0,35 g、 1mmol)の氷酢酸(3n+L)およびTHF(1mL)溶液にリチウ ムアジド (0,245g、 5mmol)の水溶液(水2mL)を加えた。反 応混合物を室温で72時間撹拌した。反応混合物を規則的な間隔(12時間)で TLCヘキサン−酢酸エチル(2:1)により分析した。Lih (0,123 g、 2.5mmol)と酢酸(0,3mL)の水溶液(水1mL)を追加した 。反応が完結した後で、水(5mL)を加え、溶液を炭酸水素ナトリウムで中性 化し、エーテル(50X4)で抽出した。エーテル抽出物を混合して乾燥(Mg SO4)シ、濃縮して、無色のシロップ(0,354g)を得た。シロップを、 溶出剤としてヘキサン−酢酸エチル(8: 1)を用いたシリカゲルカラム(6 X 3cm)上で真空フラッシュクロマトグラフィーにより精製した。適切な分 画(0,25g)を蒸発後、無色の結晶として、極性の低いα−アジドラクトン Lを単離した。
IR(KBr) ’HNMR(CDCIs) 1.06 (S、 9H,t−ブ チル)、2.54(dd、 J=3.3. 18.02Hz、 IH,H−2a )、 3.OL (dd、 J=7.25.18゜02Hz、IH,H−2b) 、 3.83 (m、 2H,H−5)、 4.3−4.45 (m、2H,I t−3およびH−4)、 7J−7,7(n+、 IOH,2XC5Hs)。元 素分析C21H2sO3N3Siノ計算値: C,63,77; H,6,37 ,N、10.62゜測定値:C,63,60:H,6,38: N、10.53 ゜溶出剤の後期分画から未反応の出発物質 20 cO,io2g)を得た。
友汰旦:保護ラクトン14(0,228g、 1mmol)を氷酢酸(1mL) および丁HP(0,25mL)との混合物に溶解した溶液に、LiN5(0,1 23g、 、2.5mmol)の水溶液(水1mL)を加え、更に12−クラウ ン−4(1滴)を加えた。反応混合物を室温で72時間撹拌した。TLC(ヘキ サン:酢酸エチル 4:1)により分析を周期的に行った。さらに反応を完結さ せるために、LiN5 (0,369g)の水溶液を加えた。TLCは36時間 の終わりに反応の全生成物としてアジドラクトンLの形成を示した。しかしなが ら、反応時間を増やすと、低いRf値を有する新たな生成物の形成が観察された 。炭酸水素ナトリウムで中性化後、反応混合物−をエーテル(15mL X 4  )で抽出した。エーテル抽出物を混合し、乾燥(MgSO4) L、、蒸発す ると、薄黄色のシロップが得られ、このシロップを真空フラッシュクロマトグラ フィー (シリカゲル、酢酸エヂルーヘキシル1.8)により精製した。アジド ラクトールは、方法Aを用いて合成された生成物と同一の、融点35〜36℃の 無色の結晶性化合物として得られた。
3−アジド−5−O−t−ブチルジメチルシリル −23−ジデオキシ−α − D−エリスロベントフラノース、り一シリル化アジドラクトン7(4,0g、  14.74mmol)のよく撹拌され、窒素下で一78℃まで冷却されたジクロ ロメタン(65mL)溶液にDIBAL−)! (ヘキサン中LM、 22.0 mL、 22.0mmoL)をスポイトを用いて滴加した。無色の溶液を一78 °Cに2時間保ち、次いで、CHCIs(130mL)中にCH30H(2,6 mL)を含む溶液で急冷した。
反応混合物を室温まで温め、酒石酸ナトリウム(LM、 130mL)の溶液で 洗浄した。有機層を乾燥(MgSO4) L、真空中で濃縮すると無色の油(3 ,712g)が得られたが、この油を更に、溶出剤としてヘキサン−酢酸エチル (16: 1)を用いたシリカゲルカラム上で真空フラッシュクロマトグラフィ ーにより精製した。
適切な分画の蒸留により1を無色の油(3,1g、 77%)として得た。
IR(Neat) 3600−3100 (OH)、および2110cm−’( h): ’HNMR(CDC1a) 0.07および0.13 (SX2.6H ,CH3)、 0.89および0.93(SX2. 9H,t−ブチル)、 2 .00−2.5(m、 2H,+1−2)、 2.99(d。
J=6.37Hz、 IH,OH交換可能) 3.5−3.8 (m、 2H, H−5>、4.0−4.3 (m、 2H,H−3およびH−4)、 5.4− 5.6 (m、 1B、 H−1)、元素分析C+ tH2s)J303Siの 計算値: C,48,32,H,8,48,N、 15.37゜測定値:C48 ,39: H,8,52,N、 15.28゜1−0−アセチル−3−アジド2 .3−ジデオキシ−5−0−t−ブチルジメチルシリル−α −D−エリスロー ベントフラノシド旦無水酢酸(6,2a+L)をアジドラクトール9− (3, 1g 11.34mmol)に加え、更にピリジン(5滴)を加え、混合物を室 温で15時間撹拌した。溶媒を減圧蒸留により除去し、残渣を、溶出剤としてヘ キサン−酢酸エチル(10:1)を用いたシリカゲルカラムの真空フラッシュク ロマトグラフィーにより精製した。
適切な分画の蒸留により旦の鏡像異性体混合物(割合(2:1)が無色の油(3 ,1g、 87%)として得られた。IR(Neat) 2110(N3)およ び1755cm−’ (C20): ’HNMR(CDC13)0.06および 0゜09 (S N2.6H,CHs) 、 0.89および0.92(SX2 .9H,t−ブチル) 2.03および2.08(Sx2.3H,C0CH5) 、 2.15−2.5 (m、 2H。
H−2)、 3.5−4.0(m、 2H,H−5)、 4.0−4.35(m 、 2H,H−3及びH−4)、 6.30 (m、 m、 H−1)o 元素 分析C+aH2sNsOaSfの計算値:C949、52,H,?、 93.N 、 13.33゜ 測定値:C,49,60,H,l!、03. N、13゜3 0゜ とプリンまたはピリミジンとの 合 化合物旦と含窒素塩基と反応させてヌクレオシドを得る。
本反応に従って用いられ得る塩基の中にプリンおよびピリジジンがある。しかし ながら、電子欠損性の中心と反応し得る窒素を含有する化合物はいかなるもので も使用し得る。プリン塩基はアデニン Hf3−アルキルプリン Ha−ベンジ ルプリンおよびグアニンを含有する。ピリミジン塩基はチミン、シトシン、およ びウラシルを含有する。シチジンまたはシチジン誘導体を生成する場合には、チ ミンの酸素またはシトシンの窒素は糖と縮合させる前に、例えばシリル基で保護 しなければならない。
本発明が有利な点の1つは、化合物旦が、チミン塩基を有す゛るAZTおよびウ ラシル塩基を有するC3−87のような種々様々のヌクレオシドの合成の際の中 間体として使用し得ることである。
化合物■と塩基との縮合は、例えば、無水の塩化第2錫、またはトリメチルシリ ルトリフレート (トリメチルシリルトリフルオロメタンスルホネート)と行わ せ得る。
例えば、且をトリメチルシリルトリフレートの存在下1.2−ジクロロエタン中 でシリル化チミンと縮合させると、出およヒ16b (66%)のα、β混合物 を与えるが、これは、カラムクロマトグラフィーによっては各々の異性体には分 離されなかった。しかしながら、’HNMRスペクトルはα、β混合物が1:1 の割合で存在することを示した。混合物はn−テトラブチルアンモニウムフルオ ライドで脱シリル化され、次いで、溶出剤として酢酸エチルとへ牛サン(10: 1)の混合液を用いたシリカゲルカラムにより分離されてV、および■(11か らHの全体収率は25%であった)を与えた。
AZDU (CS−87)の場合には、ヱをシリル化ウラシルとトリメチルシリ ルトリフレートと1,2−ジクロロエタンの混合溶液中で縮合し、シリカゲルク ロマトグラフィー (CHCl3 メタノール19:1)により55%収率でα 、β−混合物(33: 67)を得た。
分離できないα、β−混合物(33: 67)をn−テトラブチルアンモニウム クロライドで処理し、短いシリカゲルフラッシュカラムを通した後で、AZDU  (CS−87)をそのα−異異性出出存在下にイソプロパツールから結晶化し た (工からの10aの収率は全部で20%であった)。
■または■の脱シリル化は、酢酸、三フッ化酢酸、フッ化水素、n−テトラブチ ルアンモニウムフルオライド、フッ化カリウム2、およびピリジンの塩酸塩を含 有する種々の試薬で行われ得る。安価なので、酢酸が商業的な規模での使用は好 適である。他の脱シリル化のための試薬も当業界で知られている。本発明に従っ た糖のプリンまたはピリジジンとの縮合は以下の実施例に関してよりよく理解さ れるが、それに限定されるものではない。
2°−アジド−゛3°−ジデオキシー5−〇−t−ブチルジメチルシリル ウリ ジン15aおよび1−3−アジド−2゛3−ジデオキシ−5−0−t−ブチルジ メチルシリル −D−エリススロベントフラ4仁2」公−2」」6上 山 亙汰人:無水塩化箪2錫のアセトニトリル溶液中での縮合。
アノマーアセテート11 (Ig、 3.17 mmol)および2.4−ビス トリメチルシリウラシル(1,6g、 6 mmol)のアセトニトリル(50 mL、 4Aモレキニラーシーブにより乾燥)の撹拌された溶液に、無水の塩化 第2錫(1,65g、 6.34mmol)を加え、反応混合物を室温で18時 間湿気から保護しながら撹拌を続けた。
18時間後に、反応混合物を飽和の炭酸水素ナトリウム溶液(25mL)で希釈 し、酢酸エチルで抽出した。溶媒層を乾燥(MgSO4) L、、濾過し、濃縮 した。残渣を、溶出剤として30%の酢酸エチル−ベンゼンを用いたシリカ真空 フラッシュカラムのクロマトグラフィーにかけ、αおよびβ異性体の混合物を得 たが、この混合物は溶媒を除去すると、固化した(0.95g。
82%、 NMRによる割合67:33)。この固化物をジエチルエーテルで粉 砕すると、純粋なβ異性体17a 9,509g)が沈澱した。
融点133−134℃; (α) n”1′=−8,3° (CO,55,CH 30H)IR(KBr) 2120cm””(Ns) ’HNMR(CDC1g ) 0.09 (s、 6H,2X CH35i>。
0.912 (s、 9H,5−t−ブチル−3t)、 2.15 (dT、J =lS、 2HzJH,2−H)、 2.82 (dt、、 LH,J=15. 7Hz、 IH,2−H)、 3.7 (d、 J=4Hz。
2H,H−5°>、 4.2−4.4 (m、 2H,H−3°およびH−4’ )、 5.70 (dd。
J=8.2Hz、 IH,H−5°)、 6.18 (dd、 J=7.2Hz 、 H−1°)、 7.52(d、 J=8Hz、 IH,H−6)、 8.4 2 (br、 IH,NH,交換可能) UV極犬(メタノール) 262mm 、元素分析C+ 5HzsNsOasiの計算値:C149,04;H6,8、 N、 19.0?、測定値: C,49,10: H,6,9、N。
19、06.母液にヘキサンを加えると、固体が得られ、その固体1;! I) I NMRI: ヨリ割合が30ニア0 ノiaおよび1’17)混合物(0, 394g)であることが見出された。
−トリメチル−シリロキシピリミジン(0,35g、 1.37mmol)の混 合物の乾燥アセトニトリル(15mL)溶液をトリメチルシリルトリフレー)  (0,149g、 0.67mmol)で室温で24時間処理した。方法Aで記 載されたように反応混合物を処理し、続いてクロマトグラフィー (シリカゲル 、CHCl3、メタノール、19二11)で精製するとυレーまたは15a−の α、β鏡像異性体混合物(]:1)が得られた。 (0,125g、 76%) 工汰旦:五しムftk乙工土Σ去二とニエ旦二とヱL三二王ヱンr゛を いる  A 方法Bで記載された方法に従って、■(1,0g、 3.17mmol)を2. 4−ビストリメチルシリロキシピリミジン (2,0g、 7.8mmol)と トリメチルシリルトリフレート (1,15g、 5.2mmol)の存在下、 乾燥1.2−ジクロロエタン(20mL)中で反応させると’HNMRにより示 されるように、1:2の割合の16aおよび■a(0,65g、 55%)のα :β−混合物が得られた。
1−3゛−アジド−2°−3′−ジデオキシ−D−エリスローベントフラム上丑 ユニ75と上長1 5−t−ブチルジメチルシロキシ化合物■a (0,30g、 0.817mm ol)のTMF (15mL)の撹拌された溶液にテトラブチルアンモニウムフ ルオライドのTHF (1mL 1mmol)の1M溶液を加え、0゜5時間後 、反応混合物を濃縮し、残渣を5%メタノール−CHC13を溶出剤として用い たシリカ真空フラッシュカラムのクロマトグラフィーにかけた。分画を合わせて 濃縮すると、吸湿性のα−異性体が得られた。(0,165g、 80%);〔 α) 、=−4,6゜(C−0,49,メタール)、 IR(KBr) 212 0cm−’ (N3): ’HNMR(DMSO−d6) 、2.1(dt、  J=14.4Hz、 LH,H−2’)、 2.73 (dt、 J=14.7 Hz、 LH,H−2′)、 3.47 (m、 2H,H−5°)、4.1− 4.45 (複雑な多重項、2H,H−3’、および4°)、 5.02 (t 、 J=5 Hz、 LH,0H−5’交換可能)、5.63 (d、 J=8 Hz、 IH,H−5)、 6.07 (dd、 J=7.4Hz。
IH)、 7.67 (d、 J=8 Hz、 IH,H−6)、11.27  (広巾、 IH,NH。
交換可能) UV極大262mm 元素分析C9H1IN504の計算値:C0 42,68; H,4,35: N、27.66; 測定値:3−アジド−2° 3°−ジデオキシウリジ7 AZDU C5−8717a5−t−ブチルジメチ ルシリルエーテル16aおよび15a (0,26g、 0.708mmo1) のα、β−混合物(30ニア0)のTHF(10mL)溶液に、テトラブチルア ンモニウムフルオライドのTHF (1mL、 1.Omm。
1)1M溶液を加え、反応混合物を引続き攪拌した。0.5時間後、反応混合物 を濃縮し、残渣を5%メタノール−酢酸エチルを溶出剤として用いるシリカ真空 フラッシュクロマドグフィーにかけた。β−異性体を含有する分画くいくらかの α−異性体の混じった)を合わせて濃縮した。残渣をインプロパツールから結晶 化すると17a (0,066g、 53%)が樽られた。融点16g−169 °C(文献値161−163°C); [α) o =+79.25°(CO, 54,メタノール(文献値〔α〕D・+HNMR(DMSO−do) 2.33 (T、J=6Hz、2H,)I−2°)、3.6(m、2H,H−5’)、3. 85 (q、J=4Hz、 IH,H−4°)、 4.4(q、J=6Hz、  IH,ト3’)、 5.18(t、 J=5Hz、 IH,H−1”)、 7. 83(d、 J=8 Hz、1)1. H−6>、11.3(広巾、IH,NH 。
交換可能)。 IR(KBr) 2120cm−1(N3) UV極大(メタノ ール) 261 nmo 元素分析 CeH+tNsO4の計算値: C,42 ,68、H。
4.35 、 N、 27.66゜測定値: C,42,61,H,4,41;  N、 27.56゜上記の方法に従って、方法CからのLおよび匡のβ−混合 物(1:2)を脱保護すると、0.167gノAZDU (37%)が得られた (且からの収率全体は20%)。
3°−アジド−3°−デオキシチシジン 13 および 1−3゛−アジド−2 ゛3°−ジデオキシ−D−エリスローペントフラノシルーチミ ン15 五汰人:無水の塩化第2錫で、アセトニトリル中での縮合。
アノマーアセテート11 (1,0g、 3.17mmol)および5−メチル −2,4−ビス (トリメチルシロキシ)−ピリミジン (4,2g、15.5 mm。
l)の乾燥CH3CN (125mL)溶液に塩化第2錫(IV) (0,55 mL、 4゜7mmol)を加えた。反応混合物を室温で18時間撹拌し、濾過 した。濾液を5%炭酸水素ナトリウムで中性化し、酢酸エチル(50mLX 4 )で抽出した。酢酸エチル抽出物を乾燥(MgSOa) I、、濃縮するとシロ ップが得られた(0.825g、 68%)。シロップを乾mTHF (20, 9mL)に溶解した。テトラブチルアンモニウムフルオライド(2,3mL)の 1M溶液を滴加し、室温で0.5時間撹拌した。真空中で蒸留することにより溶 媒を除去し、得られた褐色のシロップを酢酸エチル−へ牛サン(10:1)を溶 出剤として用いて、シリカゲル(200−400メツシユ、45 x 3.2c m)のカラムクロマトグラフィーにかけることにより出および土を両方合わせて 78%の収率で得た(0.45g)。
9g、 31%)に得られた。融点120−122°C(文献値118−120 °C); [α〕o =+41.5°(C1,Hz0) IR(KBr) 21 00 (N3)および1750−1600cm” ;UV極大(メタノール)、  265.5r+m (文献値極大(メタノール) 263nm;IHNMR( (CH3)25o−do) 1.78 (d、 J=0.88Hz、3H,CH 3−5)、2.32 (m、2H,H−2°)、3.61(m、2H,H−5° )、3.8(m、LH,H−3’)、4.39(IIl、IH,H−4°)、5 .18(t、J=5゜28 Hz、 IH,OH交換可能)、6.C9(t、  J=6.44 Hz、 LH,H−1°)。
7.67(d、 J=0.88Hz、 IH,H−6)、 11.28(広巾、  LH,NH,交換可能)。
より極性の高い1−(3’−アジド−2°、−3−ジデオキシ−D−エリスロー ペントフラノシル)チミン16bが無色の結晶(0,26g。
45%)(吸湿性)が得られた。[α〕o =+42.6°C(C1,Hz0) 〔文献値(α) D”’ =+41°(CO,5g、Hz0) ; IR(KB r)2110(N3)および1750−1600cm−’;UV極大(Hz0) 268nm: IHNMR((CH3)2so−do) 1.8(d、 J:1 .2Hz、 3H,CH3)、 2.17(m、IH、H−2a)、 2.75 (1,2Hz、3H,CH3)、2.17(m、IH,H−2a)、2.75( m、IH。
H−26>、 3.49(m、 2B、 H−5°) 4.28(m、 2H, H−3°およびH−4’ )。
5.01(t、 J=5.56 Hz、 IH,OH交換可能)、 5.99( dd、 J=4.39.6.44Hz、 IHH(°) 、 7.54 (s、  IH,H−6)、11.27 (広巾、IHlNH,交換可能)。
工区l: )リメチルトリフレートで無水1.2−ジクロロエタン中での縮合。
化合物11(1,0g、 3.17mmol)を、5−メチル−2,4−ビス  (トリメチルシロキシ)ピリミジン(2,1g、 ?、8mmol)およびトリ メチルシリルトリフレート (1,15g、 5.2mmol)と共に、無水の 1,2−ジクロロエタン(20mL)中で室温で24時間撹拌した。生成物を取 り出し、CHCl3: メタノール(19:1)を溶出剤として用いたシリカゲ ルで真空フラッシュクロマトグラフィーを行い保護された旦1および16b ( 0,8g、66%)のα、β−混合物を’HNMRスペクトルによって示された ように55:45の割合で得た。
本発明がその好ましい実施態様に関連して記載された。2゛3°−ジデオキシヌ クレオシドの調製方法の変化および修正は前記の本発明の詳細な記載から当業者 では明かである。これらの変化および修正のすべては、添付の請求の範囲に包含 される。
FIGURE7 FIGURE 2 補正書の写しく翻訳文)提出書(特許法第184条の7第1項)1、特許出願の 表示 PCT/US89103275 2、発明の名称 2′、3゛−ジデオキシヌクレオシドの調製方法3、特許出願人 住所 アメリカ合衆国 ジョーシア 30602 アセンス。
ボイド リサーチ センター。
ザ ユニバーシティ オブ ジョーシア(番地なし)名称 ユニバーシティ オ ブ ジョーシア リサーチファウンデーション、インニーポレイテッド4、代理 人 住所 〒540大阪府大阪市中央区域見−下目2番27号5、補正書の提出年月 日 1989年12月4日 6、添付書類の目録 (1)補正書の写しく翻訳文) 1通 訂正さ゛れた請求の範囲(国際事務局に1989年12月4日に受理され、当初 請求項1−13が訂正請求項1−17(3頁)により差し替えられた。) 1、(a)〜(h)を含有する2°、3−ジデオキシヌクレオシドの調製方法。
(a) D−マンニトールからのグリセルアルデヒドのアセクールの調製; (b) グリセルアルデヒドのアセタールをフォスフォラスイリドと非極性溶媒 中で反応させ、支配的にE1α、β−不飽和エステルの幾何異性体混合物を調製 すること;(c) 該幾何異性体混合物を来談試薬と反応させること;(d)  工程(c)の生成物を4−置換−3,4−ジヒドロ−5−ヒドロキシメチル−5 (■)−フラン−2−オンへ速比すること;(e) 該5−ヒドロキシメチル基 を保護すること:(f) 該フラン−2−オンを3−置換−5−〇−置換−2. 3−ジデオキシーD−エリトロ−ベントフラノースへ還元すること;(g) 該 ベントフラノースの1−0位を活性化すること;次いで (h) 該活性化されたベントフラノースを含窒素塩基と反応させること。
2、含窒素塩基がプリンおよびピリミジンから成る群から選ばれる請求項1の方 法。
3、来談試薬がアジド、フッ化物、臭化物、塩化物、ヨウ化物、シアン化物、ア ルコ牛シ、フェノキシ、アルキル、アルキルメルカプチル、チオフェニル、P− アルキルチオフェニル、ビニル、アセチリニック、チオシアノ、フォスフォノメ チレン、ニトロメチレン、シアノメチレンおよびニトロ、から成る群から選ばれ 、これらの来談試薬のアルキル領域が炭化水素、ハロゲン、ニトロ、またはチオ 基またはこれらを組合わせた物で置換される請求項1の方法。
4、さらに、速比の前に該異性体を分離することを含有する請求項1の方法。
5、さらに該5−OH位を、ジメチルへキシルシリル、t−ブチルジメチルシリ ル、t−ブチルジフェニルシリル、およびトリチルメチルから成る群から選ばれ たかさ高の置換基で保護することを含有する請求項1の方法。 □6、請来談試 薬がチオフェニルまたはp−アルキルチオフェニルである請求項3の方法。
7、さらに、ヌクレオシド調製後、該チオフェニルまたはp−アルキルチオフェ ニル基を除去して該ヌクレオシドの3°、4°−位の不飽和性を再生させること を含有する請求項6の方法。
8、さらに、該3°、4−不飽和ヌクレオシドを3゛−不飽和ヌクレオシドに還 元することを含有する請求項7の方法9、(a)〜(h)を含有する2゛、3° −ジデオキシヌクレオシドの調製方法。
(a) D−マンニトールからグリセルアルデヒドのアセタールを調製すること ; (b) グリセルアルデヒドのアセタールをフォスフォラスイリドと極性溶媒中 で反応させて、支配的にzl α、β−不飽和エステルの幾何異性体混合物を生 成させること;(C) 該z1α、β−不飽和エステルを5−ヒドロキシメチル −5(H)−フラン−2−オンへ速比すること;(d) 該フラン−2−オンを 来談試薬と反応させて4−置換−5−ヒドロキシメチル−3,4−ジヒドロ−フ ラン−2−オンを生成させること; (e) 該5−ヒドロキシメチル基を保護すること;(f) 該フラン−2−オ ンを3−置換−5−〇−置換−2.3−ジデオキシーD−エリトロ−ベントフラ ノースへ還元すること;(g) 該ベントフラノースの1−0位を活性化するこ と;次いで (h) 該活性化ベントフラノースを含窒素塩基と反応させること。
10、該含窒素塩基がプリンおよびピリミジン塩基から成る群から選ばれる含窒 素塩基である請求項9の方法。
11、来談試薬との反応の前に、さらに、立体障害を有する置換基を、該5一ヒ ドロキシメチル位に付けることを含有する請求項9の方法。
12、該立体障害を有する置換基がジメチルへキシルシリル、t−ブチルジフェ ニルシリル、t−ブチルジメチルシリルおよびトリフェニルメチルから成る群か ら選ばれる請求項11の方法。
13、さらに、速比の前に該異性体を分離することを含有する請求項9の方法。
14、来談試薬が、アジド、フッ化物、臭化物、塩化物、ヨウ化物、シアン化物 、アルコキシ、フェノキシ、アルキル、アルキルメルカプチル、チオフェニル、 p−アルキルチオフェニル、ビニル、アセチリニック、チオシアノ、フォスフォ ノメチレン、ニトロメチレン、シアノメチレンおよびニトロから成る群から選ば れ、これらの来談試薬のアルキル領域が炭化水素、ハロゲン、ニトロ、またはチ オ基、またはこれらを組合わせた物で置換される請求項9の方法。
15、該来談試薬がチオフェニルまたはp−アルキルチオフェニルである請求項 14の方法。
16、さらに、ヌクレオシド調製後、該チオフェニル基を除去して該ヌクレオシ ドの3°、4°−位に不飽和性を再生させることを含有する請求項15の方法。
17、さらに、該3°、4°−不飽和ヌクレオシドを3′、−不飽和ヌクレオシ ドに還元することを含有する請求項16の方法。
国際調査報告

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.D−マンニトールから1−O−(置換)−3−(置換)−2′,3′−ジデ オキシ−5−O−(置換)−(α,β)−D−(エリスロまたはスレオ)−ペン トフラノシドを調製することを含有する、2′,3′−ジデオキシヌクレオシド の調製方法。
  2. 2.さらに該ペントフラノシドを含窒素塩基と反応させることを含有する請求項 1の方法。
  3. 3.含窒素塩基がプリンおよびピリミジンから成る群から選ばれた請求項2の方 法。
  4. 4.支配的にE,α、β不飽和エステルの幾何異性体混合物を求核試薬と反応さ せる請求項1の方法。
  5. 5.請求項1の方法は以下の(a)〜(h)を含有する。 (a)D−マンニトールからグリセルアルデヒドのアセタールを調製すること; (b)グルセルアルデヒドのアセタールを非極性の溶媒中でフォスフォラスイリ ドと反応させて、支配的にE、α、β−不飽和エステルの幾何異性体混合物を生 成させること;(c)該幾何異性体混合物を求核試薬と反応させること;(d) 該異性体を分離すること; (e)(d)のいずれかの異性体を4−置換−3,4−ジヒドロ−5−ヒドロキ シメチル−5(H)−フラン−2−オンヘと環化すること;(f)該5−ヒドロ キシエチル基を保護すること;(g)該フラン−2−オンを3−置換−5−O− 置換−2,3−ジデオキシD−エリスローペントフラノースに還元すること;お よび(h)該1−ヒドロキシメチル基を置換ペントフラノシドを形成するために 保護すること。
  6. 6.支配的にZ、α、β不飽和エステルである幾何異性体混合物を求核試薬と反 応させることを含有する請求項1の方法。
  7. 7.(a)〜(h)を含有する請求項1の方法。 (a)D−マンニトールからグリセルアルデヒドのアセタールを調製すること; (b)グリセルアルデヒドのアセタールをフォスフォラスイリドと極性溶媒中で 反応させて、支配的にZ、α、β−不飽和エステルの幾何異性体混合物を生成さ せること;(c)該異性体を分離すること; (d)該Z、α、β−不飽和エステルを5−ヒドロキシメチル−5(H)−フラ ン−2−オンに環化させること;(e)該フラン−2−オンを求核試薬と反応さ せて4−(置換)−5−ヒドロキシメチル−3,4−ジヒドロ−フラン−2−オ ンを生成させること; (f)該5−ヒドロキシメチル基を保護すること;(g)該フラン−2−オンを 3−置換−5−O−置換−2,3−ジデオキシ−D−エリスローペントフラノー スに還元すること;および(h)該1−ヒドロオキシメチル基を置換ペントフラ ノシドを形成するために保護すること;
  8. 8.さらに求核試薬と反応させる前に立体傷害を有する置換基を該5−ヒドロキ シメチル位に付加することを含有する請求項7の方法。
  9. 9.さらに、該ペントフラノシドをプリンまたはピリミジンまたは関連した異項 環式塩基と反応させてヌクレオシドを形成させることを含有する請求項5または 7の方法。
  10. 10.求核試薬が、アジド、フッ化物、臭化物、塩化物、ヨウ化物、シアン化物 、アルコキシ、フェノキシ、アルキル、アルキルメルカプチル、チオフェニル、 ビニル、アセチリニック(acetylinic)、チオシアノ、フォスフォノ メチレン、ニトロメチレン、シアノメチレン、およびニトロから成る群から選ば れ、これらの求核試薬のアルキル領域が炭化水素、ハロゲン、ニトロ、またはチ オ基またはこれらを組合わせた物で置換される、請求項5または7の方法。
  11. 11.立体的な障害を有する置換基がジメチルセキシリシリル、t−ブチルジフ ェニルシリル、t−ブチルジメチルシリル、およびトリフェニルメチルから成る 群から選ばれる請求項8の方法。
  12. 12.該5−ヒドロキシメチル部分の保護基が、ジメチルセキシルシリル、t− ブチルジメチルシリル、t−ブチルジフェニルシリル、およびトリチルメチルか ら成る群から選ばれる、請求項5または7の方法。
  13. 13.(a)−(d)を含有する、2′,3′−ジデオキシヌクレオシドの調製 方法。 (a)D−マンニトールから5(S)−(置換オキシメチル)−5(H)−フラ ン−2−オンを調製すること; (b)該アルケンを還元すること; (c)該カルボニルをアルコールへ還元すること;および(d)該アルコールを 保護すること。
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