JPH04501545A - 液体の組成を変化させるためのパッケージ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 液体の組成を変化させるためのパッケージ本発明は、液体の包装及び精製に関連 した、より詳しくは組み込まれた検子が備えられたタイプの容器への及び特に液 体の物理的又は化学的修飾に関連した、産業に関する。

本発明は、製薬産業において、とりわけ、眼科学、皮膚科学、婦人科学及び化粧 品学において使用されるような、局所適用のための治療用製品に関して、特に有 利な用途を見出す。本発明はまた、例えば日用品や化学製品の瓶の分野において も利用し得ることが理解されるであろう。

プラグ弁又はスライド弁を備えたタイプの、弾性変形可能の壁と、容器の閉止位 置と開放位置との間で意のままに動かすことのできる分離不能の検子又はプラグ を含んだ首とを有する、特にプラスチック材料よりなる、公知のタイプの容器が 存在する。

特に、容器の外側のフィルター部材若しくは精製部材を通過させることによる望 ましくない物質の抽出により、又は容器に収容されている液体に可溶な物質の即 時的添加により、放出されるべき液体を修飾することが、時に必要とされる。こ の添加は、凍結乾燥物の治療用溶液の場合にはごく普通であり、通常、使用時ま で容器内の破壊し得る封体内に添加用物質を閉じ込めておくことにより行われる 。

これらの包装上の問題に対して現在までに与えられた答えは、とりわけ組み立て るための部材の複雑さからくる、そして他方では、容器の外側にあるか又は使用 前の液体と接触している部材の弱さからくる実際上の不利益を伴なっている。さ らに各々の用途ごとに特別な容器を設計する必要があり、それが生産の連続性を 制限して製造コストに影響を及ぼす。

本発明の目的の一つは、使用時まで外界から、及びあらゆる添加用物質から又は 濾適用若しくは精製用部材から、液体を分離して保持することを可能にする、取 り扱いの容易な、丈夫な作りのそして製造に費用のかからない一体容器を構成す るための製造及び組立が簡単な部材から構成された、直ちに標準化し得る液体用 容器を提供することである。

本発明の別の目的は、、使用に際して容器内の液体がら抜き取られる小さい部分 量の即時的精製を行うことである。

かかる製品の貯蔵中における保存のためには、治療的通用を意図した製品におい ては特に、貯蔵される液体に保存剤を添加溶解することがしばしば必要でありま た法的に義務づけられさえする。大半の例では、しかしながら、これらの保存剤 は治療的適用の後又はその間に、望ましくない影響を与える。すなわち、廠痕形 成用製品その他の作用を阻害するような刺激を起こすことがしばしば認められる 。

こうして、解決困難な問題に直面している。すなわち、治療用溶液を適切な貯蔵 期間中無菌状態に維持するという必要（これは保存剤の添加を伴なう）且つ、同 じ無菌溶液を純粋な状態で従って保存剤を含まないで適用するという必要である 。この問題は、局所的な治療的適用の大半においてはパッケージの使用が分割的 なものである、という事実により一層複雑化している。一旦容器が開けられると 液体は外気と接触し、もし保存剤を含んでいなければ、無菌性は失われてしまう 。

この問題に現在採用されている通常の解決策は、−回の全処置に各々対応した容 器に、適用前に完全に精製されているがしかし無菌性の口火の危険を伴う無菌の 液を包装することである。容器の出口に滅菌用フィルターを置くことにより、逐 次的な部分的抜き取りの間に容器の内容物の無菌性を防護することも提案されて いる。

このタイプのフィルターは、なる程、実際容器内に残る未放出の液体の外界から の汚染に対して無菌性を防護することができるが、いずれの保存剤をも、放出さ れた液体中にあらゆる不利益と共に残ることを許容する。容器の出口における、 放出される液体部分のいかなる（完全な）精製も、通用される液体の無菌性喪失 の危険と、一時的使用者である患者にとって不便な取扱い操作とを伴う。

本発明の目的は、この問題を解決し、使用には望ましくない物質、特に治療用液 体の保存剤、を含有する分割し得る液量を保持し、そして何ら特別の取扱い操作 なしに無菌状態でかつ該望ましくない物質を精製除去して、逐次的投与において 意のままにこの液体を放出することである。

主たる特徴に従うと、本発明は、精製されるべき液体のためのパッケージであっ て、液体が容器から放出されるとき液体を処理するための少なくとも−の部材を 収容するための係止チャ゛／バーを囲む首を有する容器よりなるものであり、該 係止チャンバーが、容器の内部を該係止チャンバーから分離する貯蔵位置と、容 器の内部と係止チャンバーの内部との連通を確率する使用位置との間で、少なく とも最初の使用のときに変位し得る検子又は可動性プラグに固着されている、と いう事実によって特徴づけられ、該検子が一定内容積を有する前記係止チャンバ ーに固着したままであるよう意図されている、というものに関する。

係止チャンバーは、有利的には、上流フィルタ一部材と下流フィルタ一部材との 間に保持された液体には不溶性の精製用物質を収容する。

パッケージの機構と構造とが、液体の放出のときにのみ液体と接触する処理用部 材又は液体修飾用部材を下流フィルターが係止チャンバー内に受けとめることが できるようにする。

こうして、係止チャンバー／検子ユニットが提供されるが、それは使用に先立つ 容器の貯蔵のときに、容器内に収容されている液体から該係止チャンバーに収容 されている修飾用部材が完全に分離されることを可能にし、容器内に収容されて いる液体の保存を妨害することなしにいかなる位置でも容器を貯蔵できる、とい う結果をもたらす。

更に係止チャンバーが両端にあるフィルターによって仕切られているという事実 は使用時における液体の処理の可能なり様の数を担当程度に増加させ、そして構 造に何ら変更を加える必要なしに多くの異なる用途にこのタイプのパッケージを 使用することを可能にする。

こうＬ７て、係止チャンバーが精製用物質又は液体の修飾用の部材を収容するこ とと、液体が精製用物質に達する前に第１のタイプの粒子を保持する効果を上流 フィルター部材又は第１のフィルタ一部材を有することと、液体が外部へと放出 される前に第２のタイプの粒子を下流フィルター部材又は第２のフィルタ一部材 が保持することどを保障するため諸々の調整が有利的になされ、そしてこれら二 のフィルタ一部材の追加の機能は係止チャンバー内に精製用物質を保持すること である。

更に、後に説明されるように、ユニットの位置にかかわりなく係止チャンバーに 検子が固着したままであるという事実は、同一のパッケージ構造を保持しながら 、各々の使用時期の後に容器の内部から係止チャンバーの内部を分離することが 望まれる用途、及び／又は最初の使用に先立ち液体の全量を−の製品と混合し得 ることが望まれる用途にパッケージを使用することを可能にする。

加えて、このパッケージの構造は、貯蔵の位置やパッケージの使用にかかわりな く係止チャンバーの内容積が一定となることを許容し、係止チャンバーの利用し 得る容積がその内容積と一致するという結果をもたらし、こうして完成したアセ ンブリの全体サイズの減少を達成している。

係止チャンバーは有利的には、液体に不溶の精製用物質を収容することができる 。下流のフィルタ一部材は有利的には細菌学的フィルターとすることができる。

使用時にのみ望ましくない物質を含む、点眼液、点ｆ＃溶液、皮膚用液よりなる グループの、及び通常の態様においては粘膜に直接又はその周辺に適用されるべ き局所適用のための製品のような治療用溶液に適用する場合においては、係止チ ャンバーは有利的には、精製されるべき液体に含まれている保存剤を除去する効 果を有する物質を含む。

フィルター部剤、特に上流フィルタ一部材の透過性は有利的には、使用時期の間 における突然の圧迫があった場合にも接触を防止するだめに、液体の通過に予め 決定された最小限の差圧（例えば、可撓性容器の壁−１の手による加圧）が必要 であるようなものである。

本発明のパッケージは有利的には、容器の内容積を変化させるための手段を含ん でなる。これにより、例えば弾性変形可能な壁に作用を加えるごとにより、そこ に収容された液体を放出づることが可能となる。

特に有利的な具体例Ｕ二あっては、容器の容積を変化させるための手段は、容器 の少なくとも−・の、そこに収容されている液体が放出されるように容器の容積 を減少させるようシリンジがするのと同じ態様で動くことのできる壁０、例えば 底の末端壁を含んでなる。放出された液体を空気によって置き換えないという事 実により、容器への空気の流入が避けられる限り連続的な使用時期の間に空気に よ。

て起こり得るいかなる汚染りこ対しても、液体を防護することを可能にする。

有利的な具体例Ｃごおいて２、係止チャンバーとプラグとは９、−の管状体を有 するユ、ニットアセンブリを形成し、該管状体は、プラグを通過する液体の流れ のための少な（とも−の導管及び、最初の使用の前には該流れを容器の首と液体 遮断的に協力することにより、特に液体遮断ノズルにより、閉止する末端壁を備 えている。

係止チャンバー／プラグユニットは容器の筒内にてスライドすることができ、そ して、該ユニットがそれが封鎖している容器内部から分離されている貯蔵位置か ら、容器を液体で満たすか又は該液体を放出するために該ユニットを介して容器 内部が外部に連通される使用位置へと、意のままに動かすことができる。

実際は、係止チャンバー／プラグユニットは有利的には−の回転管状体により構 成され、液体の外部との連通を意図した端には内側フレア部分が末端管状フラン ジに設けられ、その外側放射状面は前記下流フィルタ一部材の外周のための液体 遮断管状支持体を形成し、そして前記ユニットは有利的には、環状フランジの環 状受は部に対して下流フィルタ一部材の外周を押し当てる内側環状肩を有し且つ 、下流フィルタ一部材の外面とノズルの軸方向の放出用導管との間で液体の流れ を起こす手段を有する放出用ノズルを有してなる。

この型のパッケージにおいては、貯蔵位置における容器の良好な閉止及び使用位 置における液体の流通の効果的な開放は、もし係止チャンバー／プラグユニット の長さがその内部でスライドする容器の首の長さより長く、そして同一の直径を 有するプラグと管状体の部分とに、貯蔵位置及び使用位置において首の中に環状 のシール用台又は押し縁を設ければ一層効果を高められる。環状フランジは係止 チャンバー／プラグユニットが使用位置に向かって下方に移動するに際し限度を 設けるためのストッパーを容器の首に縁に形成するが、該位置においては少なく ともプラグの−＝の側方開口部が首から開放されている一方、貯蔵位置において は、それは首の中に液体遮断態様で包み込まれ、分離される。

貯蔵位置における及び使用時期以外での使用位置における、並びに使用位置へと 設定する際の操作のときにおける、係止チャンバー／プラグユニットと外部との 分離は、首の外部に螺着され、ノズルの放出用導管を閉鎖するための軸方向のス パイクと、ノズルを手によって使用位置へと筒内で下方に押しやるためにノズル 外面に対して当接する環状突起とを有するキャップとによって、有利的に達成さ れるが、該キャップは、最初の使用の後はキャップとノズルとがもはや係止チャ ンバー／プラグユニットの変位を生ずることができないよう、スカーＩ・の延長 部分を形成し容器の首の基部に当接している破壊可能安全リングを備える。

本発明の好ましい具体例においては、係止チャンバー／プラグユニットは有利的 には管状体によって一体成形されており、そして液体の、容器の内部との連通を 意図し７た端には、使用位置へと最初に設定する時に液体に混合すべき製品を収 容するチャンバーが設けられ、そしてそれは第１の側方開口部を通ってプラグの 周辺へと、また第２の開口部を通って前記上流フィルタ一部材に向かい合った係 止チャンバー内−・と放出されるものであり、有利的には前記収容チャンバーは 、貯蔵位置においては容器内から分離されており且つ使用位置においては該容器 と連通しているものであり、前記製品は使用位置へと最初に設定する時に前記容 器に注入されるものである。

この構造は、液体に不溶性で係止チャンバー中に収容された、各回の使用の毎に 液体の一投与量分を精製するものである処理又は使節用部材の使用と、液体に可 溶性で、特には凍結乾燥物であり、プラグ内に形成されたナヤンバーに含まれて おりそして使用位置へと最初に設定する時に容器に注入されるものである製品の 使用とを、特に有利な態様で組み合わセることを可能にする。

管状体は、有利的には係止チャンバーとプラグとを分離している前記土浦フィル タ一部材をその外周において支持する液体遮断環状肩を有する。かくして、第１ のフィルタ一部材を支持する環状肩の長軸上の位置決めを変えることにより、係 止チャンバー／プラグユニット全体の大きさを変化させることなく、所望の用途 及び使用される修飾用部材に応じて係止チャンバーと前記チャンバーの大きさを 各々変更することができる。

更に、係止チャンバー／プラグユニットの一体構造設計のおかげで、例えばボト ルバック（Ｂｏｔｔｌｅ−Ｐａｃｋ）の商品名で知られている滅菌即時包装の方 法に従って、何ら中断なしに製造、充填ぞして密封されるパッケージに、本発明 は直ちに適用することができる。

本発明の他の具体例に例えば、係止チャンバー／プラグユニットは、管状回転体 により実際上構成されており、その、容積の内部と連通ずることを意図した端に は、第１のフィルタ一部材をその外周にて支持する内側環状肩と環状体と同じ外 径を有するプラグのための液体遮断スナップ式かみ合い手段とを備え、管状体の 外周縁は管状体を支持するための環状肩に対して第１のフィルタ一部材を押し当 てており、該層には液体が自由に流れるための放射状水路がきざまれでおり、該 水路は容器に最も近い側の第１のフィルタ一部材の下に開口することを意図した ものである。

フィルタ一部材に良好な支持を与え、液体に良好な循還を与えるためには、フィ ルタ一部材と向い合うプラグとノズルの面が、外周は別として、フィルタ一部材 の表面を支持し、そして液体の循環のための連通し合った水路をその間に形成す る表面上の粗いイボを有することを確保するのが有利である。

容器が貯蔵される位置にかかわりなく液体を保存するために、使用時期の間容器 の内部から係止チャンバーを分離するのが望まれる本発明の別の具体例において は、係止チャンバー／検子ユニットは有利的には、貯蔵位置と使用位置との間を 意のままに変位させ得るものである。

ごの目的には、有利的には、使用者によって把持されるためのそして並進運動を 係止チャンバー／プラグユニットに伝えるための手段を、ノズルが有することを 確保するための段階をとることができる。

代わりの具体例においては、係止チャンバー／プラグユニットは有利的には容器 の反転した筒内の回転式閉鎖装置と連動しており、そしてプラグには、反転した 首の内側末端を部分的に閉鎖している壁に回転自在にラッチ止めされた軸方向の スパイクと開口部とを有する底側末端壁が備えられている。

容器内の液体が乳濁剤よりなる場合であり、そして特に、例えば、油性物質の保 存のための条件がそれを水性物質と混合すべきことを要する場合のように、もし 投与されるべき活性産物が、この乳濁液の油性物質のみであるときには、上流フ ィルター部剤は、液体の全ての成分に対して透過性であり且つ下流フィルター部 剤は油性物質に対し選択的に透過性である一方、水性物質を係止チャンバー内に 保持するものであることを確保することが、特に有利である。

逆に、油性物質を保持したいならば、上流フィルタ一部材は、水性物質に対して 選択的に透過性又は液体の全成分に対して選択的に透過性であり、且つ、下流フ ィルタ一部材は水性物質にのみ選択的に透過性であって、水性物質に含まれてい る保存剤は係止チャンバー内に捕捉されることを確保するのが有利である。

ここに本発明の−の特定の具体例を一層具体的に記述するが、それはその本質的 な特徴と利点とを一層よく理解するのに役立つであろう、もっとも、この具体例 が何らの限定を意味することなく例示として選ばれたものであることは明らかに しておかなければならない。この記述において、添付の図面に言及がなされるが 、それにおいて、 図１は、本発明のバケッージの係止チャンバー／プラグユニットを示す、立位に おけるそして軸方向断面における概要図であり、該ユニットは容器の首に挿入さ れており、そして貯蔵位置においてキャップで覆われている。

図２は、図１と同様の図であり、使用位置における係止チャンバー／プラグユニ ットを示している。

図３は、図１及び２の係止チャンバー／プラグユニットの本体／プラグアセンブ リを示す斜視の且つ軸方向断面における部分的な概要図である。

図４は、図３の本体／プラグアセンブリのプラグを示す斜視の且つ軸方向断面に おける概要図である。

図５は、図１及び２の係止チャンバー／プラグユニットの放出ノズルを示す斜視 の且つ軸方向断面における概要図である。

図６は、図１から５の貯蔵から液体の放出への異なる段階におけるパッケージ配 置を示す概略図である。

図８及び９は、各使用時期の間における係止チャンバーの容器内部からの分離を 可能にする二の択一的な構成態様を示す立位のそして軸方向のそして軸方向断面 の概要図である。

図１０は、最初の使用に先立ち容器に製品を注入することが可能な係止チャンバ ー／ブラフユニットの−の構成態様を示す立位のそして軸方向断面の概要図であ る。

これらの図面に示されたパッケージは、本質的に容器１、すなわちこの例では弾 性変形し得る壁を有するポリエチレンボトル、よりなる。容器１に最も近い端で プラグ３にそして他端において放出ノズル１８に終わる係止チャンバー４よりな るユニットは、軸方向のスライド運動可能に該容器の首２の中に挿入されている 。該ユニットを覆うキャップ２６は首２の外部に螺着されている。

係止チャンバー４は、回転体である管状体７、多孔性膜、織物部材、又は焼結板 によって構成された第１のフィルター部材又は上流フィルタ一部材８のための環 状の外周支持肩１０を内部に備えた、はざま付き基部３１及びプラグ３のための スナップ式かみ合い溝１１ａより構成される。

プラグ３は管状体７と同じ外径を有し、この後者の延長部分を形成する。その端 面ば欠けがなく、一方その反対面、すなわち第１のフィルタ一部材８に向い合っ て位置する面、は体７の環状の肩１０に向かい合って位置する環状の外周縁１２ を有する。該外周縁にきざまれた放射状水路１３は、体７のはざまの奥部３１に 向い合って外部へと、そして絨突起２２をちりばめた後退した軸面中へと内部へ と開口している。該絨突起の間に形成された連通し合った水路２４は、放射状水 路１３より又はこれに向って第１のフィルタ一部材の下を液体が自由に流れるこ とを保障している。プラグのはざま付き縁１２は、水路１３の外周集液導管３４ を形成するようにはざまの奥部３１の内径よりもわずかに小さい外径を有する。

第１のフィルタ一部材８の外周はこのようにして、側面の外周りブｌｌｂによる スナップ作用により体７の端のみぞｌｌａの中にかみ合うプラグ３の外周縁１２ よって、体７の環状肩１０に対して液体遮断態様に保持される。さらに、容器ｌ に最も近い側のその表面の全残り部分は、プラグ３の絨突起２２により定位置に 保持されるプラグ３から遠い末端において、体７は、内側フレア部分１４に終止 し、外側は環状フランジ１５に終止するが、後者の外側放射状面１６はミクロ多 孔性膜又は細菌学的フィルターにより構成されていてよい第２のフィルター部材 又は下流のフィルタ一部材５の外周のための液体遮断環状支持体を形成する。環 状フランジ１５の外側側面は、放出ノズル１８の管の内側外周りブ１７ｂとのス ナップ式かみ合いを保障するために、これと協同するように適合された環状みぞ １７ａを有する。

ノズル１８は軸方向の放出導管２１を有すがその一端は外部へ開口し、その他端 は、連通し合った水路２０がその間に形成されている絨突起２３のちりばめられ た面の中心に開口部を有する。該面は、体７の外側放射状面１６と向かい合って 位置する第２のフィルタ一部材の外周のための液体遮断環状支持体を形成する外 周環状肩１９によって、囲まれている。

第２のフィルタ一部材５は、こうして、液体遮断態様で、その外周によって、互 いにスナップ止めされる体７とノズル１８との間に、支持される。加えて、該部 材は、その表面の残り部分にわたって絨突起２３によって支持されている。こう して、液体は導管２１から又はこれに向かって自由に流れることができる。

第１のフィルタ一部材８、第２のフィルタ一部材５及び体７の内壁の間に、放出 されるべき液体３２を修飾するための可溶性又は不溶性の物質で部分的に又は完 全に満たしてよい係止チャンバー４を形成する囲いが、境界を定められて存する 。考えられる物質は塩類又は凍結乾燥物又は精製用物質である。

容器の首２内の係止チャンバー４と、プラグ３よりなるユニットの液体遮断は、 貯蔵位置（図１）においては外周環状リブ９ａ（プラグ３の）及び９ｃ（体７の ）により、そして使用位置（図２）においては体７の外周環状リブ９ｂ及び９ｄ によって、該首２の各々の末端において保障される。

係止チャンバー４及びプラグ３よりなるユニットの長さは、貯蔵位置（図１）に おいてはプラグ３の基部が実際上容器ｌ内に首２の内側縁を越えて突き出してお らず、一方、使用位置（図２）においては、首２の内側縁の下で水路１３が自由 に開くことを保障するに十分な深さにまで容器１の内部にプラグ３が貫入してい る一方で、環状フランジ１５の放射状下縁は容器の首２の外側縁２５上に当接し ている。

使用位置（図２）においては、ノズル１８の外周縁は連続性を何ら遮るものなし に容器の首の外側縁２５に対して当接しているが、それはこうして係止チャンバ ー／プラグユニットをつかんで不用意に貯蔵位Ｗ（図１に示す）へと戻してしま うあらゆる可能性と防止する。代わりに、ノズルの縁が首の縁に設けた環状の凹 みに嵌るものでもよい。

キャップ２６は容器１の首２のネジ付き外側縁に螺着されている。その内側にね じの付いたスカートは、パッケージの最初の使用のためにたやすくもぎ取ること のできる破壊可能保証リング２９の形態の延長部分を有する。貯蔵中は、該保証 リング２９は、使用位置（図２）へのいかなる不用意なねじ込みをも防止するた め、容器の首の基部３３（図１）と通常隣接している。軸方向のスパイク２７が ノズル１８の放出導管２１を封印している一方、内部環状突出２８はノズル１８ の外部表面を圧迫している。保証リング２９がもぎ取られると、キャップ２６が 手によってねじ込まれてノズル１８、係止チャンバー４及びプラグ３よりなるユ ニットの、首の縁２５に対し環状フランシュ１５が隣接するに到るまでの下方変 位を生じ、こうして使用位置（図２）が決定され、一方、放出導管２１はスパイ ク２７によって閉止された状態に維持される。ノズル１８．係止チャンバー４及 びプラグ３よりなるユニットを変位させることなく、ネジを戻してキャップ２６ をパッケージから取り除くことがこうして可能となる。

次いで、容器１の中の液体３２は、液体を係止チャンバー４及びそのフィルタ一 部材８及び５を通過させるため、そしてそれをノズル１８の導管２１を通って放 出されるよう、壁を圧迫することによって、放出させることができる。

液体の分割放出の場合には、キャップ２６は元の位置に戻すことができ、そうす ることにより係止チャンバー４を分離し、従って容器Ｉを外部から分離すること ができる。容器の弾性的戻りに−よって吸い込まれた空気は、フィルタ一部材５ 及び８により、及び係止チャンバー内に封入された物質６によっても濾過され、 残留する液体３２及び係止チャンバー内部をあらゆる汚染から防護する。

図８及び９に示す択一的具体例は、パッケージが貯蔵される位置にかかわりなく 異なる使用時期の間、係止チャンバー４の内部が容器１の内部から分離されるこ とが望まれる用途を第一に意図したパッケージに関するものである。

これらの択一的具体例を表した図は概要的であり、明瞭さを高めるため、これら の図においてはフィルタ一部材は示されていない。

図８のパッケージは、容器１の平滑な壁をもった首２の内部で軸方向の並進運動 をする閉止装置と連動する係止チャンバー４を含んでなる。その外側末端にて、 係止チャンバー４は、慣用のキャップ３７によって意のままに封印することので きる軸方向ノズル３６に終止している、溶着され、接着され又は螺着された円錐 形の末端部材３５により、蓋をされており、そして該末端部材は係止チャンバー ４及びプラグ３日よりなるユニットに使用者が並進運動を伝えることができるよ うにする把持手段を構成するようなものである。プラグ３８により構成される係 止チャンバー４の内側末端は、容器１の首の基底から誘導された内側環状フラン ジ４０にスナップ固定された、盲末端壁の付近に側方開口部４１を備えた盲末端 部材３９にスライド自在に取りつけられている。プラグ３８はその外側末端にて 外部に密着した円錐台形の環状フランジ３８ａを備え、一方、末端部材３９の盲 末端壁は、プラグ３８のフランジ３８ａと相補的な円錐面を内部に備えている。

盲末端部材３９内のプラグ３８の個々の寸法及びそれらの偏差は、図８の右側半 回に示すように、末端部材３５、係止チャンバー４及びプラグ３８よりなるユニ ットが盲末端部材３９内にいっばいまで下げられて末端部材３５の基部が首２の 末端に当接したとき、プラグ３８が開口部４１を閉止し容器内部を係止チャンバ ー４及び外部から分離するようなものである。

他方、図８の左側半固に示すように、末端部材アセンブリ３５が外方に引かれそ してプラグ３８が首２の基部に当接するとき、開口部４１が開放され、容器の内 部が係止チャンバー４と自由に連通し、キャップ３７を取り除いた後はノズル３ ６が外部へ開口する。

図９は、本発明のパッケージの、そして係止チャンバー４が容器１の反転゛した 首４２内にある回転式閉止装置と連動している検子の、他の択一的具体例を示す 。係止チャンバー４は、慣用のキャップ４６により意の刑：まに閉じることので きる、軸方向の放出ノズル４５に終車するスナツグ固定された円錐形末端部材４ ４εこより閉じられた体４３、ｋよって仕切られてい、る。プラグ４７には開「 １部、及び上流フィルダ一部材の外ＩＩＦ＆が当たろ内側環状肩４８が設けら； ・・Ｌ−？：　：ｉｉす１、二のため該部材の１１部中心面１．ｆ、グラグ４７ の末端壁から開メ１；（、欠−ヒフ　（二い、？−。

プラグ４７から伸びていシ）軸方向のスパイク４９は１、反転したｊ４２の内側 末端・を部分的に閉鎖する壁５０の中で回転するようラッチ止めされる。壁５０ 及び体４３のプラグ４７にば１８０°未満（例えば９０°）の各６．７円弧状の 同一の開口部５１．５２が設けられておりそれらは、体４３の同転により、図９ に示すように容器１の内部が係止チャンバー４とぞしてキャップ４６を取り除い た後はノズル４５を介して外部と連通ずるように、相互に向がい合うように、又 は容器１の内部を係止チャンバー４からそして外部から分離するよ・）、各々が 体４３のプラグ４７と反転した首４２の壁にそれぞね向かい合一）ように、意の ままに動かずことができる。

係止チャンバー４に使用する態様の何如にかかわりなく、係止チャンバーを通る 以外、液体がいかなる方向へも流れることができないようなシールをアセンブリ が有することが必須である。

これは、リブ付きリップ、押し縁又は弾性シールにより慣用の方法で達成するこ とができる。

図１０、係止チャンバー４とプラグ３とからなるユニットが管状体７により一体 成形されたものである、本発明のパッケージの具体例を示す。

容器１の内部と連通ずることを意図した体７の末端を構成するプラグ３は、使用 位置にお【ノるベッケー・ジの最初の設定の間、容器内の液体と混合すべき製品 を収容するためのチャンバー５３を有する。この、チ・ヤンバー５３は、体７の 二の外周環状リブ９ａないし９ｂの間にあるプラグ３の高さ位置にて体７の外周 に第１の何方開口部５４を有すが、リブ９ａば、係止チャンバー４及びプラグ３ からなるユ；ツＩ・の貯蔵位置において容器１の首２３の内周に対して液体遮断 態様で当接しており、そしてリブ９ｂは、係止チャンバ・・−４及びプラグ３か らなるユニットの位置にかかわりなく、首２の内周に液体遮断態様で当接してい る。

体７の追加の管状リブ９ｄは、２つのリブにより使用位置における液体遮断を完 全にするために及び使用又は貯蔵の位置にかかわりなく液体遮断を保障するため に設けられている。

チャンバー５３の第２の開口部５５は、上流フィルタ一部材８と向かい合う係止 チャンバー４への入口を提供する。チャンバー５３に含まれている製品が一担液 体と混合すると、上述の第２の開口部は、チャンバー５３を介して容器１の内部 と係止チャンバー４との連絡を確立するという役割をなし、これによって図１か ら５に示す具体例の水路１３の機能を果たす。

図１Ｏに表されたパッケージにも、軸方向の放出用導管２１を有するノズル１８ が設けられているが、その一端は外部に開口し一方他端は、相互に連通ずる水路 ２０を形成する絨突起２３をちりばめた面の中央に開口する。該面は、体７の外 側放射状面１６に向かい合う下流フィルタ一部材５の外周のための液体遮断環状 支持体を形成する外周環状肩１９によってかこまれ′ζいる。

係止チャンバー４とプラグ３の分離は、上流フィルタ一部材を外周にて支持しそ して開口部５５を形成する液体遮断環状肩１０により構成される。

図１から５を参照して記述したものに似た、そして同一の機能を果たすキャップ が、アセンブリ全体に蓋をするために設けられている。

パッケージの全部材は、同一の又は異なったプラスチック材料を成形することに より容器に形成することができ、又は種々の切削した部材より作ることができる 。

本発明は当然いかなる意味においても、先に特記した個々の特徴や本発明の説明 のために選んだ特定の具体例の詳細に限定されるもの゛ではない。例示として記 述された特定の具体例の及びその構成部材のあらゆる種類の変形を、それによっ て本発明の範囲から逸脱するこ１１ｒなｊ、に、考慮することができる。本発明 は従って、記述された−５・段の技術的等個物を構成する２）らゆる手段及びそ れらの組み合わせを包含するものである。

Ｆｌ６４　Ｆｌ［３３ 国際調査報告 Ｆｉｇ、１０ 国際調査報告

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １．容器（１）から放出されるに際して液体を処理するための少なくとも一つの 部材を収容するための係止チャンバー（４）を取り囲む首（２）を有する容器（ １）よりなる、精製されるべき液体のためのパッケージであって、該係止チャン バー（４）が、容器（１）の内部を係止チャンバー（４）から分離する貯蔵位置 と、容器（１）内と係止チャンバー（４）内との間に連絡を確立する使用位置と の間で、少なくとも最初の使用の時に変位することが可能である栓子又は可動性 プラグ（３）に固定されており、そして該栓子（３）が一定の内容積を有する前 記係止チャンバー（４）に固定されたまま維持されることを意図したものである ことを特徴とするパッケージ。 ２．該係止チャンバーが、上流フィルター部材（８）と下流フィルター（５）の 間に保持される液体に不溶性である精製用物質（６）を収容することを特徴とす る、請求項１に記載のパッケージ。 ３．前記精製用物質が該精製されるべき液体に含有される保存剤を除去すること ができることを特徴とする、請求項２に記載のパッケージ。 ４．該下流フィルター部材（５）が細菌学的フィルターであることを特徴とする 、請求項２又は３に記載のパッケージ。 ５．該フィルター部材（５，８）そして特に上流フィルター部材（８）が予め決 定された最小限差圧によってのみ該精製されるべき液体の通過を許容するもので あることを特徴とする、請求項１及至４のいずれかに記載のパッケージ。 ６．前記パッケージか容器（１）の内容積を変化させるための手段を含んでなる ことを特徴とする、請求項１乃至５のいずれかに記載のパッケージ。 ７．上記手段が容器（１）の弾性変形し得る壁よりなることを特徴とする、請求 項６に記載のパッケージ。 ８．上記手段が、含まれる液体が放出されるとき容積が減少するよう、容器（１ ）の少なくとも一つの可動性壁を含んでなることを特徴とする、請求項６に記載 のパッケージ。 ９．請求項１乃至８のいずれかに記載のパッケージであって、該係止チャンバー 及び該プラグが管状体（７）を有するユニットアセンプリを形成し、該体が、プ ラグを通って液体が流れるための少なくとも一つの導管、及び少なくとも最初の 使用の前には容器（１）の首（２）との液体遮断的協力によって前記流れを閉止 する末端壁を備えていることを特徴とするパッケージ。 １０．請求項１乃至９のいずれかに記載のパッケージであって、該係止チャンバ ー／プラグユニットが、回転体である管状体（７）によって構成されており、該 体の外部との連通を意図された端は、内側フレア部分（１４）を末端環状フラン ジ（１５）内に備え、該フランジの外側放射状面は前記下流フィルター部材（５ ）の外周のための液体遮断環状支持体（１６）を形成する、ことを特徴とするパ ッケージ。 １１．請求項１０に記載のパッケージであって、下流フィルター部材（５）の外 周を環状フランジ（１５）の環状支持肩（１６）に対して当接させる内側環状肩 （１９）を有し且つ下流フィルター部材（５）の外側表面とノズル（１８）の軸 方向の放出導管（２１）との間で液体を流すための手段（２０）を有する放出ノ ズル（１８）、を含んでなることを特徴とするパッケージ。 １２．請求項１０又は１１に記載のパッケージであって、係止チャンバー／プラ グユニット（４，３）の長さが、中で該ユニットがスライドする容器の首（２） の長さより長く、プラグ（３）と、等しい直径を有する管状体（７）の部分は、 貯蔵位置（９ａ，９ｃ）及び使用位置（９ｂ，９ｄ）において首（２）の中に、 環状シール用舌又は押し縁を備え、環状フランジ（１５）は、使用位置に向かっ ての係止チャンバー／プラグユニット（４，３）の下方移動の程度を限定するた めに容器の首の縁（２５）上に止めを形成することを意図したものであり、使用 位置においてはプラグの少なくとも一つの側方開口部（１３）が首（２）から解 放されており、一方、貯蔵位置ではそれは首内にて取り囲まれ分離されるもので あることを特徴とするパッケージ。 １３．請求項１１又は１２に記載のパッケージであって、首（２）の外部に螺著 されそしてノズル（１８）の放出導管（２１）を閉領するための軸方向のスパイ ク（２７）及び前記ノズルを使用位置へ向けて首（２）内を手で下方に押しやる ために、ノズル（１８）の外面に対し当接している内側環状突起を有するキャッ プ（２６）を含んでなり、該キップ（２６）が最初の後にキャップとノズル（１ ８）とが係止チャンバー（４）とプラグ（３）よりなるユニットの変位をもはや 生じることがないよう、キャップのスカート部（３０）の延長部分を形成して容 器（１）の首の基部（３３）に当接する破壊し得る安全リング（２９）を備えた ものであることを特徴とするパッケージ。 １４．請求項１乃至１３のいずれかに記載のパッケージであって、係止チャンバ ー（４）及びプラグ（３）よりなるユニットが前記管状体（７）により一体成形 されており、該体の容器（１）の内部と連絡すること意図された端は、使用位置 に最初に設定するときに液体と混合すべき製品を収容するチャンバー（５３）を 備え、該製品は第１の側方開口部（５４）を通って前記プラグ（３）の周辺に放 出され且つ第２の開口部（５５）を通って上流フィルター部材（８）と向かい合 った係止チャンバー（４）内へと放出されるものであることを特徴とするパッケ ージ。 １５．請求項１４に記載のパッケージであって、前記管状体（７）が係止チャン バー（４）とプラグ（３）との間を分離する上流フィルター部材（８）をその外 周において支持するための液体遮断環状肩（１０）を有することを特徴とするパ ッケージ。 １６．請求項１４又は１５に記載のパッケージであって、前記収容チャンバー（ ５３）が、貯蔵位置においては容器の内部から分離され且つ使用位置においては 前記容器と連通しているものであり、前起、製品が使用位置へと最初に設定する 時に容器（１）に注入されるものであることを特徴とするパッケージ。 １７．請求項１乃至１３のいずれかに記載のパッケージであって、前記管状体（ ７）が管状体（７）と等しい外径を有するプラグ（３）のための液体遮断スナッ プかみ合い手段（１１）を含んでなり、プラグの外周縁（１２）が管状体の環状 支持肩（１０）に対して前記上流フィルター部材（８）を当接させるものである ことを特徴とするパッケージ。 １８．請求項１７に記載のパッケージであって、プラグが液体が自由に流れるた めの放射状水路（１３）を有し、該水路が容器（１）に最も近い側の上流フィル ター部材（８）の下に開口するよう意図されていものであることを特徴とするパ ッケージ。 １９．請求項１７又は１８に記載のパッケージであって、前記管状体が、容器（ １）の内部と連絡するよう意図された端に、前記上流フィルター部材（８）をそ の外周で支持するための液体遮断内側環状肩（１０）を備えたものであることを 特徴とするパッケージ。 ２０．請求項１７乃至１９のいずれかに記載のパッケージであって、フィルター 部材（５，８）に向かい合うプラグ（３）の及びノズル（１８）の面が、外周は 別として、フィルター部材の面を支持し液体の循環のための連通し合った水路（ ２０，２４）を間に形成する粗な表面体を有するものであることを特徴とするパ ッケージ。 ２１．請求項１乃至２０のいずれかに記載のパッケージであって、係止チャンバ ー（４）と栓子（３）とよりなるユニットが貯蔵位置と使用位置との間で意のま まに変位させ得るものであることを特徴とするパッケージ。 ２２．請求項２１に記載のパッケージであって、末端部材（３５）が、使用者に よって把持されるための及び並進運動を係止チャンバー（４）及びプラグ（３８ ）よりなるユニットに伝えるための手段を有するものであることを特徴をするパ ッケージ。 ２３．請求項２１に記載のパッケージであって、係止チャンバー（４）とプラグ （４７）よりなるユニットが容器（１）の反転した首（４２）内の回転式閉止装 置と連動しており、前記プラグ（４７）は、開口部分を有する底部未端壁と、反 転した首（４２）の内側末端を部分的に閉鎖する壁（５０）に回転自在にラッチ 止めされた軸方向スパイク（４９）とを備えたものであることを特徴とするパッ ケージ。 ２４．請求項１乃至２３のいずれかに記載のパッケージであって、前記下流フィ ルター部材が、放出されるべき液体の第１の成分に対して選択的に透過性であり 、且つ、前記上流フィルター部材が、液体の全量に対して透過性であるか又は放 出されるべき成分に対して及び放出時に係止チャンバー内に捕捉されるべき第２ の成分に対して選択的に透過性であることを特徴とするパッケージ。