JP2954549B2 - 容器のための再シール可能なコネクタ組立体 - Google Patents

容器のための再シール可能なコネクタ組立体

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JP2954549B2 JP25076697A JP25076697A JP2954549B2 JP 2954549 B2 JP2954549 B2 JP 2954549B2 JP 25076697 A JP25076697 A JP 25076697A JP 25076697 A JP25076697 A JP 25076697A JP 2954549 B2 JP2954549 B2 JP 2954549B2
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    • Y10S215/03Medical

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は薬剤容器のためのコ
ネクタ組立体に関し、特に、薬剤容器のためのはね返り
防止弁を有するコネクタ組立体に関する。
【0002】
【従来の技術】粉末薬剤又は凍結乾燥薬剤の如き乾燥薬
剤は密封ガラスびん内で保存される。使用直前にガラス
びんのシールを開封又は穿孔することにより薬剤に接近
する。次いで、塩水の如き溶剤溶液をガラスびん内へ導
入して、粉末薬剤又は凍結乾燥薬剤から薬剤溶液を作
る。薬剤溶液は使用のためにガラスびんから排出され
る。
【0003】粉末薬剤又は凍結乾燥薬剤のためのある従
来のガラスびんは、ガラスびんの開いた頂部に封止固定
された穿孔可能な膜(シール)を有する。一般には、溶
剤に連通する針により膜を穿孔する。しかし、膜を穿孔
する際に膜から破片が分離するのを阻止するように注意
を払わねばならない。膜から分離した破片は薬剤溶液と
一緒に患者の体内へ進入する虞れがあるからである。典
型的には、溶液が必要となる度にこれらのシールを穿孔
しなければならず、これに関連する問題が生じる。
【0004】他の従来のガラスびんは、薬剤から薬剤溶
液を形成するために溶剤を送給するときにガラスびんか
ら取り外されるか、又はガラスびん内へ押し込まれるゴ
ムストッパを有する。一般に、このような組立体は使用
前に薬剤を安全に保存するように働くが、このようなス
トッパの1つの欠点は、ストッパがガラスびん内へ落ち
込んだ後にストッパに接近できないことである。従っ
て、最初に設けてあったストッパを使用してガラスびん
を再シールすることができない。つまり、この従来のガ
ラスびんの構造は、繰り返しの開閉を行うガラスびんに
とって不向きである。ガラスびん内に保持された全部の
薬剤溶液を投与するのが望ましくない(又は必要でな
い)場合は、ガラスびんに残った薬剤溶液の殺菌状態を
維持するために周囲環境に対してガラスびんを再シール
する必要がある。
【0005】特定の薬剤に使用するストッパはガラスび
ん内に保持されるその薬剤に対して影響を与えない材料
から作られる。ストッパは、通常、薬剤溶液に対して無
害であるが、ガラスびんの内部にストッパが入ると、ガ
ラスびん内に保持された薬剤に対して多少なりとも悪影
響を及ぼす虞れがある。また、ガラスびんの内のストッ
パが薬剤溶液の流れを妨害する虞れもある。
【0006】上述の問題点を解決する1方法は、コネク
タ組立体の一部として膜構造体を使用することである。
膜は1以上の流体開口を備えることができ、これらの開
口はコネクタ組立体に対して薬剤送給装置を取り付けた
り取り外したりすることにより医者によって選択的に作
動せしめられる。このような組立体においては、膜はガ
ラスびんの反復使用において自動(自己)シール作動を
行うようになっている。しかし、使用中、僅かな過圧力
がガラスびん内に発生することがある。このような僅か
な過圧力は、薬剤送給装置をコネクタ組立体から取り外
すときにガラスびんからの薬剤溶液のはね返りを生じさ
せることがある。
【0007】
【発明の構成並びに作用効果】ガラスびん即ちボトルに
対して再密封可能な流体のためのコネクタ組立体が提供
される。この組立体はそれが取り付けられるボトルへ流
体を導入し、ボトルから流体を吸い出すための薬剤送給
装置と当該ボトルの間に再シール可能な流体経路を確立
し、ボトル内に保持された薬剤の殺菌状態を維持したま
まで、医者がボトル内の薬剤に繰り返し接近できるよう
にする。更に、再密封(再シール)可能なコネクタ組立
体は、薬剤送給装置をコネクタ組立体から取り外したと
きにガラスびんからの(薬剤溶液の)はね返りを実質的
に阻止するように構成される(このコネクタ組立体がな
ければ、このようなはね返りを避けることができな
い)。
【0008】ボトルは、内部と、この内部に流体連通す
る開いた頂部と、開いた頂部を取り巻くボトル部分のま
わりに位置した頂表面とを有する。頂表面は、例えば、
開いた頂部のまわりの環状リムとして形成することがで
きる。
【0009】コネクタ組立体はボトルの頂表面上に位置
する本体を有する。流体接近装置は本体上に位置し、ボ
トルの内部に対する流体の接近(出し入れ)を可能にす
る。一実施形態においては、流体接近装置はルア(luer)
コネクタハブとして構成することができる。ルアコネク
タハブは可動プラグを受け入れるための空所(キャビテ
ィ)を有する。ルアコネクタハブのコネクタ端部は薬剤
送給装置の素子が接近できるような形状を有し、反対側
の端部はボトルの開いた頂部に流体連通するように位置
する。ルアコネクタハブの反対側端部を取り巻く本体部
分は凹状のテーパを具備することができる。
【0010】上述のように、可動プラグはルアコネクタ
ハブの空所内に設けられる。可動プラグは開いた外端
と、開いた内端と、これらの端部間に形成され、ルアコ
ネクタハブの空所に接触する外壁とを有する。開いた外
端と開いた内端との間にはオリフィスも設けられ、この
オリフィスは薬剤送給装置に関連するルアチップ(先
端)の侵入を許容するような寸法を有する。オリフィス
は普通のルアチップに関連する形状に対応するテーパを
有することができる。可動プラグは、ガラスびんの開い
た頂部に対する流体の出し入れを禁止するシール位置
と、ガラスびんの開いた頂部に対する流体の出し入れを
可能にする作動位置との間を、空所内で軸方向に移動で
きるような寸法を有する。可動プラグの外壁はルアコネ
クタハブの空所に対してかるく摩擦嵌合するような形状
を有することができるが、代わりに、可動プラグと空所
との間にネジ連結を採用することもできる。開いた内端
に隣接する可動プラグの部分はルアコネクタハブの反対
側端部における構造体と流体密関係にて係合するような
形状とすることができる。可動プラグとルアコネクタハ
ブの反対側端部との間に補助シール構造体を配置するこ
とができる。
【0011】必要なら、本体及びルアコネクタハブを別
個の素子として設けることができ、又は1つの部材とし
て一体的に形成することもできる。
【0012】コネクタ組立体は更に、ボトルの開いた頂
部とルアコネクタハブの反対側端部との間に位置する膜
を有する。この膜は本体とボトルの頂表面との間で支持
することができる。膜は例えばボトルの頂表面に本体を
保持する環状のクリップにより適所に保持することがで
きる。必要なら、本体及びボトルの頂表面は一体の部材
として形成することができ、膜をこの一体の部材に固定
してルアコネクタハブの反対側端部とボトルの開いた頂
部との間に位置させる。
【0013】種々の熱可塑性エラストマー、天然又は合
成ゴム等の如きエラストマー材料で作ることのできる膜
は、好ましくは、可動プラグの開いた内端に接触するよ
うに位置した中央領域を有する。この中央領域は隣接す
る膜の表面より上方に位置することができる。中央領域
はまた、可動プラグの開いた内端により画定される幅に
少なくとも等しい幅を有する。好ましくは、1以上の流
体開口が中央領域の外側で膜に設けられる。これらの開
口はボトルの開いた頂部と薬剤送給装置との間の再シー
ル可能な流体経路の一部を構成する。
【0014】可動プラグの開いた内端の周辺部のまわり
で本体上に1以上のシールリブを配置することができ
る。好ましくは、シールリブは中央領域と1以上の開口
との間の位置で膜とシール接触するように位置する。必
要なら、シールリブは膜自体に設けることができる。膜
は、流体経路を閉じるように膜が本体に対してシール接
触するようなシール位置と、流体経路を開くように膜が
本体から離れるような作動位置との間で変位できる。必
要なら、1以上の流体チャンネルを膜の中央領域に設け
て、可動プラグにより膜がその作動へ変位せしめられた
ときに薬剤送給装置と膜との間での流体の流れを容易に
することができる。
【0015】必要なら、ルア係止シールを設けて、ルア
コネクタハブのコネクタ端部をシールすることができ
る。ある形状においては、ルア係止シールは着脱可能な
膜として形成することができる。別の形状においては、
ルア係止シールはルアコネクタハブのコネクタ端部にネ
ジ係合できるキャップとして形成することができる。ル
ア係止シールは、使用前にボトルの内部への偶発的な接
近を阻止する。また、必要なら、保護キャップをボトル
の外表面に取り付けてルアコネクタハブを保護すること
ができる。従来のようにタンパ保証(tamper-evident)シ
ールをキャップに取り付けることができる。
【0016】使用において、(必要なら)ルア係止シー
ルを取り外し、薬剤送給装置がルアコネクタハブのコネ
クタ端部に接近できるようにする。薬剤送給装置はルア
コネクタハブのコネクタ端部を通して可動プラグのオリ
フィス内へ挿入できる雄型ルアチップを具備することが
でき、この雄型ルアチップ及びオリフィスは互いに流体
密関係にて位置する。雄型ルアチップを下降させ続ける
と、内端方向に向いた力が膜の中央領域に作用し、膜が
その作動位置へ変位する。膜とシールリブとのシール接
触が解除され、膜とシールリブとの間にギャップが形成
される。従って、膜の中央領域に形成された1以上のチ
ャンネル、膜の1以上の開口及びボトルの開いた頂部と
薬剤送給装置との間の流体経路を介して、薬剤送給装置
とボトルの内部との間を流体が流れることができる。ル
アコネクタハブの反対側端部を取り巻く本体の凹状テー
パはガラスびんから薬剤送給装置への流体の完全な吸い
出しに寄与する。中央領域から離れるように薬剤送給装
置を移動させると、ルアチップが可動プラグのオリフィ
スから離れる前に、膜はそのシール位置の方へ再度偏向
する。従って、膜はリブと再度シール接触し、流体経路
を閉じる。同時に、膜が再シールされる前にルアチップ
がオリフィスから離れた場合に生じるようなはね返りが
阻止される。
【0017】
【発明の実施の形態】ガラスびん即ちボトルを参照して
説明を行うが、カプセル、ジャーその他の器の如き当業
界で普通に使用される任意の容器を利用できることは言
うまでもない。更に、外部の供給源から得られる液体と
混合されて薬剤溶液を作る乾燥薬剤を収容した容器に関
連して説明するが、本発明はこれに限定されるものでは
ない。例えば、本発明は繰り返しのアクセスが必要な場
合の液薬を保持した容器に適用できる。更に、ルアコネ
クタハブ(luer connector hub)として示す流体連通手段
を主に参照して本発明を説明するが、本発明の原理を針
やスパイクの如き他の流体連通手段に適用できること明
らかである。
【0018】類似の素子を同じ符号にて示す図面を参照
すると、図2、3は本発明の一実施形態に係る再シール
可能なコネクタ組立体20を示し、図1は薬剤16を収
容したボトル即ちガラスびん10に装着された再シール
可能なコネクタ組立体20の分解部品斜視図である。薬
剤16は、例えば、注射器60の如き薬剤送給装置によ
りガラスびん10内へ導入された流体と混合されて薬剤
溶液を形成するようになった凍結乾燥薬剤の如き粉末状
又は粒状の薬剤とすることができる。代わりに、薬剤1
6は、必要な場合に医者が繰り返しアクセスできる液体
薬剤とすることもできる。
【0019】注射器60は、例えば、後に詳述するよう
な再シール可能なコネクタ組立体20に関連するルアコ
ネクタハブ32を介してボトル10の内部へ流体を導入
するための雄型ルアチップ62を有することができる。
また、注射器60はルアチップ62を取り巻くルア係止
カラー64を有することができる。ルア係止カラー64
の内側部分はネジ部65を具備することができる。ネジ
部65はルアコネクタハブ32に関連するルアウイング
(翼)の如きエッジ35に係合できる。代わりに、ネジ
部65は後述する可動プラグ80(図4)のまわりに設
けたエッジ235に係合できる。図示の注射器60は好
ましくはルア係止(luer lock)注射器として構成された
が、ルアスリップ(luer slip)注射器に本発明を等しく
適用できること明らかである。また、ボトル10から薬
剤溶液16を吸い出すために注射器60を使用できるこ
とも明らかである。
【0020】種々の図面から明らかなように、ボトル1
0は幅Xの開いた頂部12を備えたネック部分13を有
することができる。更に、ボトル10は好ましくは開い
た頂部12のまわりに位置した頂表面14を有する。図
示の形状においては、頂表面14はボトルの開いた頂部
12のまわりに形成された環状リム15の最上方部分に
より構成される。ボトルの頂表面はボトルの開いた頂部
12のまわりに取り付けたリングその他の手段により形
成することもできる。
【0021】図2、3を参照すると、再シール可能なコ
ネクタ組立体20はボトルの頂表面14上に設けたほぼ
円板状の本体22を有する。本体22は内側に向いた面
23を有する。図示のように、面23はボトルの開いた
頂部12から離れるように凹状に傾斜している。本体2
2はボトル10とは別個に形成し、クリンプキャップ4
8で本体を環状リム15に固定することによりボトルの
頂表面14に取り付けることができる。本体を別個に形
成する代わりに、本体22をボトル10と一体的に形成
することができる。例えば、本体22は環状リム15の
連続的な延長部とすることができる。
【0022】再シール可能なコネクタ組立体20は、注
射器60の如き薬剤送給装置によりボルト10に供給さ
れるか又はボトル10から吸い出される流体をボトル1
0に連通させる手段を有する。この連通手段は種々の形
をとることができ、1つの型式の構造に限定されない。
例えば、連通手段は例えば米国特許第5,487,73
7号明細書に開示された如き針コネクタ組立体として形
成することができる。また、連通手段は例えば米国特許
第5,358,501号明細書に開示された如きスパイ
クのような構造体とすることができる。図示のように、
連通手段はルアコネクタハブ32として具体化されてい
る。他の手段を利用できることは言うまでもない。
【0023】ルアコネクタハブは、注射器のルアチップ
62が接近できるような形状のコネクタ端部34と、ボ
トルの開いた頂部12に隣接する反対側端部36とを有
する。反対側端部36は本体22の構造体の一部として
示されている。ルアコネクタハブのコネクタ端部と反対
側端部との間には空所(キャビティ)37が設けられ
る。後述する目的のために、コネクタ端部34に隣接し
て空所内に係止当接部39を設けることができる。図2
に示すように、ルアコネクタハブの反対側端部36はボ
トルの開いた頂部12の幅Xより小さな幅Aを有するこ
とができる。後に詳述する目的のために、好ましくは、
ルアコネクタハブの反対側端部36の周辺部のまわりに
シールリブ30を設ける。シールリブ30は本体22の
一部として形成することができ、または、ルアコネクタ
ハブ32の反対側端部36の延長部として形成すること
ができる。
【0024】ルアコネクタハブ32を本体22とは別個
に形成し、例えば、接着剤、溶接その他の取り付け方法
により本体に取り付けることができる。同様に、必要な
ら、ルアコネクタハブ32を本体22と一体的に形成す
ることができる。
【0025】再シール可能なコネクタ組立体20は好ま
しくは開位置(図3)と閉位置(図2、4、5)との間
で変位できる膜40を有する。後述するが、膜が開位置
にあるときは、ルアチップ62とボトルの開いた頂部1
2との間に流体経路54が確立され、注射器60とボト
ル10の内部との間の自由な流体の流れが可能になる。
同様に、膜40がその閉位置へ戻ったときには流体経路
54が閉じられ、ルアコネクタハブ32を通る流体の流
れが阻止され、ボトル10の内部を周囲環境から隔離す
る。
【0026】図2−6に示すように、種々の熱可塑性エ
ラストマー、天然又は合成ゴム等の如きエラストマー材
料で作ることのできる膜40はおよそ円形の平坦部材と
して形成することができる。膜40は、例えばクリンプ
キャップ48により与えられる力により本体22とボト
ルの頂表面14との間で固定できるエッジ46を有す
る。好ましくは、膜40はルアコネクタハブの反対側端
部36の幅Aに少なくとも等しい幅N(図6)を有する
中央領域42を具備する。図示のように、中央領域42
は膜40の周辺部分から隆起したプラットフォームの形
をしている。後述するように、ルアチップ62がルアコ
ネクタハブの開いた端部34を通して可動プラグ80の
オリフィス86内へ挿入されたときに、膜40はその作
動位置(図3)へ移動せしめられる。膜40がボトル1
0に固定されたときには、中央領域42はルアコネクタ
ハブ32の反対側端部を完全に横切って位置する。
【0027】本体22とボトルの頂表面との間での膜4
0の保持を補助し、本体とボトルの頂表面との間のシー
ル作用を強化するために種々の構造体を組み込むことが
できる。例えば、リブ46a(図9)をエッジ46に組
み込み、本体22と環状リム15との間に予備の把持力
を提供することができる。同様に、同様の目的を達成す
るために、リブ23及び(又は)リブ15a(図10)
を本体及び(又は)環状リムにそれぞれ組み込むことが
できる。代わりに、図11に示すように、膜40はクリ
ンプキャップ48の作用により環状リム15の下方で係
止されるフラップ247を有することができる。同様
に、膜はクリンプキャップの把持作用を高めるために本
体22に設けた溝穴(図12)内に楔着される部分24
9を有することができる。他の構造体を利用できること
明らかである。
【0028】ボトルの開いた頂部とルアコネクタハブの
反対側端部との間の流体連通を可能にするために膜40
に流体通路を設ける。一例においては、流体通路は、好
ましくは中央領域42の外側で膜40に形成された1以
上の開口44として形成される。膜40がその開位置に
あるときに、開口44は流体経路54の一部を構成す
る。膜がその閉位置(図2、4、5)にあるときに、シ
ールリブ30が中央領域42と1以上の開口との間で膜
のまわりに位置したシール領域43に接触し、ボトルの
開いた頂部12に対して流体連通しないようにルアコネ
クタハブ32をシールし、流体通路54を閉じるよう
に、1以上の開口44が膜40上に位置する。膜がその
閉位置にあるときには、1以上の開口44が本体22に
当接して、ボトルの開いた頂部に対して流体連通しない
ようにルアコネクタハブを更にシールするように、膜4
0を構成するか、これに適する適当な材料で膜を形成す
ることができる。
【0029】開口44の代わりに、膜に設けた溝(スリ
ット)44a又はピンポイント型の穴44b(図7)に
より流体通路を構成することができる。膜40がその開
位置に位置するときに、溝/穴が伸ばされて開き、ボト
ルの開いた頂部とルアコネクタハブとの間の流体連通を
確立するように、溝44a又は穴44bの形状が選定さ
れている。同様に、膜がその閉位置に位置するとき、溝
44a又は穴44bも閉じて、自己シール能力を提供
し、リブ30により提供されるシール効果を高める。
【0030】ルアチップ62とボトルの開いた頂部12
との間での流体流れを容易にするため、1以上の流体チ
ャンネル45を中央領域42に設けることができる(図
6)。設けた場合は、流体チャンネル45はルアチップ
62とボトルの開いた頂部12との間で開くことのでき
る流体経路54の一部を構成する。図示のように、流体
チャンネル45は中央領域に形成されたリブ47間に画
定される空間を有することができる。流体チャンネル4
5はルアチップ62を介して供給され又は吸い出される
流体を中央領域42の外側の膜40の部分に有効に連通
させる。
【0031】再シール可能なコネクタ組立体20はルア
コネクタハブの空所37内に位置する可動プラグ80を
有する。好ましくは、可動プラグ80は適当なプラスチ
ック材料から作られ、開いた外端82と、開いた内端8
4と、これらの端部間に形成されたオリフィス86とを
有する。オリフィス86は注射器60の如き薬剤送給装
置の雄型ルアチップ62を受け入れるように構成されて
いる。この場合、雄型ルアチップ62がオリフィス86
内に挿入されたときに、雄型ルアチップ62とオリフィ
ス86とが流体密接触するように、オリフィス86が外
端82と内端84との間で傾斜している。可動プラグ8
0は、膜40が本体22とシール接触するような保存位
置(図2)と、膜40が作動位置に位置していて流体経
路54を開くような作動位置(図3)との間を軸方向に
移動できるように空所37内に位置している。可動プラ
グ80は係止当接部39によってルアコネクタハブ32
内に固定保持される。
【0032】可動プラグ80は空所37に対して摩擦的
に保持される外壁88を有することができる。1以上の
シールリブ(図示せず)を外壁に設けて空所37とシー
ル接触させることができる。好ましくは、外壁88(及
び、設けた場合のシールリブ)は、空所37と可動プラ
グの外壁88とが実質的に流体密接触するように、空所
37の内径Zより僅かに大きな直径を有する。
【0033】可動プラグ80はルアコネクタハブの開い
た反対側端部36に対してシール作用を行うように構成
することができる。この目的のため、可動プラグの内端
84は本体22及び(又は)ルアコネクタハブ32上の
補助構造体とシール係合するような形状とすることがで
きる。一例において、可動プラグ80はルアコネクタハ
ブの開いた反対側端部36に設けた円筒状部93を通っ
て延びるようなネック90を有することができる。保存
位置(図2)又は作動位置(図3)のいずれかにおい
て、ネック90がルアコネクタハブの反対側端部の円筒
状部93に流体密関係にて保持されるように、1以上の
補助のシールリング92をネック90の周辺部のまわり
に設けることができる。オリフィス86に連通するノズ
ル94がネック90に設けてある。ノズル94は膜の中
央領域42に設けた流体チャンネル45に流体連通する
ように位置する。
【0034】再シール可能なコネクタ組立体20は更
に、使用中の薬剤16を含む種々の成分の殺菌状態を保
持するための外部シールを有することができる。一例に
おいて、このシールはルアコネクタハブのコネクタ端部
34上に取り付けた適当な材料の膜100とすることが
できる。偶発的な脱落を阻止し、タンパ保証の可視表示
を提供するため、膜の自由端102を位置104(図
4)においてルアコネクタハブに溶着することができ
る。代わりに、外部シールはルアコネクタハブのコネク
タ端部34上に位置するキャップ70(図5)として構
成することができる。キャップ70は円形の端壁72
と、ルアコネクタハブのコネクタ端部34に設けたエッ
ジ35にネジ係合できる内ネジ部76を備えた円筒状側
壁74とを有する。ゴムシールの如き適当なシール材料
78を円形の端壁72の内面に固定することができる。
従って、キャップ70はルアコネクタハブ32にネジ係
合してこれを締め付け、シール材料78をルアコネクタ
ハブの開いたコネクタ端部34にシール係合させること
ができる。従って、汚物その他の異物がルアコネクタハ
ブのコネクタ端部34を通らないようにするバリヤが確
立される。ルアコネクタハブのコネクタ端部34を塞が
ない場合は、汚物その他の異物がルアコネクタハブを通
ってボトル10の開いた頂部12からボトルへ侵入する
ことになる。
【0035】ボトル10内に保持された薬剤16へ流体
を導入したい場合は、ルア係止シール70(又は10
0)をルアコネクタハブのコネクタ端部34から取り外
す。従って、コネクタ端部34は露出し、注射器60の
ルアチップ62を可動プラグのオリフィス86内へ挿入
できる。使用者が注射器60に力を作用させることによ
り、または、ルアコネクタハブのエッジ35に注射器の
ルア係止カラー64をネジ係合させることにより、ルア
チップ62が押圧されてオリフィス86と流体密接触す
る。ルアチップ62は空所37内で可動プラグ80を内
端方向へ押圧し、ネック90が内端方向の力を膜の中央
領域42に作用させる。ネック90は膜40をボトル1
0の内部の方へ押圧し、膜を開位置へ変位させる。シー
ルリブ30と中央領域42との間にギャップ61が形成
される。このギャップ61の形成により、ルアチップと
ボトル10の内部との間で流体経路54が完成する。流
体経路54を介して、流体はルアチップ62、流体チャ
ンネル45、ギャップ61及び膜40に設けた1以上の
開口44を通って注射器60とボトルの内部との間を流
れることができる。
【0036】ここで、注射器60のプランジャ(図示せ
ず)を押し進め、流体をボトル10の内部に供給する。
その後、注射器60とルアコネクタハブ32との連結を
維持させることにより流体経路54を開いた状態に保っ
たまま、流体の逆流により薬剤溶液16を注射器60内
へ吸い出すことができる。すなわち、薬剤溶液16は1
以上の開口44、ギャップ61、流体チャンネル45及
びルアチップ62を通って注射器60内へ流入できる。
このようにして準備された薬剤16は必要に応じて投与
される。
【0037】ボトル10内に保持された薬剤16をすべ
て使用する必要がない場合は、注射器60をルアコネク
タハブ32から取り外すことにより、ボトル10を再シ
ール(再密封)できる。本発明に係る再シール可能なコ
ネクタ組立体20は例えば薬剤と溶剤との混合中にガラ
スびんの内部が僅かに加圧された場合に生じる可能性の
あるガラスびんからの流体のはね返りを実質的に阻止す
る。ルアチップ62をガラスびんから引き抜いたとき、
ルアチップ62と可動プラグのオリフィス86との間の
摩擦係合により、可動プラグ80がルアチップ62と一
緒に空所37内で外端方向へ引き出される。オリフィス
86とルアチップ62との間の摩擦力が空所37と可動
プラグの外壁88との間の摩擦力を越えるようにするよ
うに種々の素子の寸法を選定することができる。従っ
て、可動プラグ80が係止当接部39へ引き戻されてし
まうまで、ルアチップ62は可動プラグ80と一緒に固
定維持される。この時点で、膜40はその保存位置の方
へ上方に弾性的に偏向されており、膜40とシールリブ
30との間のシール係合により流体経路54は閉じられ
ている。更に、開口44を通してのボトルの開いた頂部
12における流体の外端方向への流れは阻止される。膜
40がその保存位置へ戻った後にのみ、ルアチップ62
がオリフィス86から引き離される。従って、ボトルか
らの流体のはね返りは阻止される。膜40がそのシール
位置へ戻っていない場合は、オリフィス86が露出状態
にあるのではね返りが生じ得ることとなる。ルアコネク
タハブの反対側端部36に対する補助シール92のシー
ル作用は、ルアコネクタハブの空所37と可動プラグの
外壁88との間の流体密接触と共働して、流体のはね返
り流がルアコネクタハブを通る可能性を完全に排除す
る。
【0038】図4は本発明の別の実施の形態に係る再シ
ール可能なコネクタ組立体200を示す。本体220は
可動プラグ280を収容した直立の円筒状延長部222
を具備する。円筒状延長部222は開いた外端224を
有する。可動プラグ280は円筒状延長部の外端223
を越えて延びる開いた外端284を有する。可動プラグ
280の開いた外端284のまわりで可動プラグ上にル
アウイング235を設けることができる。ルアウイング
235はギャップB分だけ外端224から離れている。
円筒状延長部との摩擦係合の代わりに、可動プラグ28
0は円筒状延長部222の内側部分に形成した対応する
ネジ部246に係合できるネジ245を有することがで
きる。1以上のシールリング250を可動プラグ280
上に設けて、円筒状延長部222の内側部分に流体密摺
動接触させることができる。可動プラグ280は内端2
84を備え、この内端は、可動プラグが作動位置の方へ
押圧されたときに円筒状延長部222の開いた反対側端
部236に流体密係合するような形状とすることができ
る。一例においては、可動プラグの内端284は、可動
プラグが作動位置に位置するときに円筒状延長部の開い
た反対側端部236に設けたテーパに対応するテーパ表
面285を有することができる。
【0039】シール100を可動プラグ280から取り
外した後、ルアコネクタチップ(図示せず)をオリフィ
ス286内へ挿入する。ルア係止カラー64の内側部分
は、注射器60が可動プラグ280に係止されるまで、
可動プラグのルアウイング235に螺入される。注射器
を回転させ続けると、可動プラグ280が円筒状延長部
222内で回転し、対応するネジ構造体245、246
の作用により、可動プラグが作動位置の方へ押圧され
る。ギャップBは可動プラグ280がその作動位置に到
達するまでの移動距離より大きくなっており、従って、
ルアウイングは作動位置への可動プラグの到達を妨げな
い。可動プラグの内端284は上述と同様の方法で膜2
40の中央領域242に力を作用させる。従って、ルア
チップとボトルの内部との間の流体経路が開く。ボトル
を再シールしたい場合は、注射器60を反対方向に回転
させ、可動プラグ280及び薬剤送給装置のルアチップ
を直立の円筒状延長部222内で保存位置の方へ上方に
引き出す。上述のように、ルアチップとルアウイング2
35との間の摩擦力は可動プラグ280と円筒状延長部
222との間の摩擦力を僅かに越えるように選定でき
る。ルアチップが空所286から引き出される前に、膜
240はリブ230に対してシールされる。従って、ボ
トルからの流体のはね返りが大幅に防止される。その理
由は、膜240がシールされるまで空所286が露出さ
れないからである。
【0040】図5は本発明の更に別の実施の形態に係る
再シール可能なコネクタ組立体300を示す。再シール
可能なコネクタ組立体20と同様、空所337がルアコ
ネクタハブ332に設けてある。ルアウイング335は
ルアコネクタハブ332に設けられる。可動プラグ38
0の開いた外端382は空所337内に位置する。可動
プラグ380及びルアコネクタハブ332は図4につい
て説明したようなネジ連結部345、346を具備す
る。また、1以上のシールリング350を可動プラグ3
80の外側部分に配置して、空所337と流体密シール
接触させることができる。図4の実施の形態と同様、オ
リフィス386からのルアチップの引き抜きにより、本
体320に対する膜340の再シールが生じる。従っ
て、流体のはね返りが大幅に防止される。
【0041】必要なら、本体と一緒に又はルアコネクタ
ハブの延長部として形成されたシールリブ330の代わ
りに、膜340自体の構造の一部としてシールリブ(密
封突条)400を形成することができる(図6に、シー
ルリブの位置のみを示す)。シールリブ400は1以上
の開口44と中央領域42との間に位置することができ
る。従って、膜40がその閉位置に戻ったときに、リブ
400は本体22とシール接触するように押圧される。
【0042】ルアコネクタハブ又は本体に関連する種々
の素子は医療用プラスチック、ガラス又は同等の材料か
らモールド成形又は形成できる。同様に、ボトル10は
従来のようにプラスチック又はガラスで作ることができ
る。可動プラグ80、280、380は種々の熱可塑性
材料、熱硬化性材料等の種々の剛直なプラスチック材料
から作ることができる。同様に、図8に示すように、本
体とボトルの頂表面との間に保持されたエッジ46に対
して中央領域42を相対的に移動させるような弾性が与
えられる限り、膜はプラスチック、金属、複合体等の非
エラストマー材料から作ることができる。例えば、流体
の流れを許容する空間502を設けた状態で、エッジ4
6に取り付けられた1以上の可撓性の片持ち梁500に
より中央領域42を懸架させることができる。
【0043】更に、膜を本体とボトルの頂表面との間で
固定する必要はない。例えば、膜を本体自体と関連さ
せ、例えばボトルのネック内に固定することによりボト
ルの開いた頂部に係合させることができる。図13はボ
トルのネックに対して膜を保持するような構成の更に別
の実施の形態に係る再シール可能なコネクタ組立体60
0を示す。本体622は下方に延びた部分622bを有
する。ルアコネクタハブ632は可動プラグ680を具
備する。下方に延びた部分622bはボトル610のネ
ック部分613に挿入されるような形状を有する。膜6
40はネック部分613と下方に延びた部分622bに
設けた対応する溝660との間に保持される環状のビー
ド648を有する。1以上の環状リブ649を環状ビー
ド648の下端近傍で膜240上に設けることができ
る。図示のように、本体622はクリンプキャップを介
して環状リム615に固定できるが、本体622は環状
リム及び本体の側壁627にそれぞれ形成された対応す
るネジ部628、626を介して環状リム615にネジ
固定される。先の実施の形態と同様、膜640は(下方
に延びた部分622bを介して)可動プラグ680の内
端とボトルの開いた頂部との間に位置し、流体経路を開
閉させる。このような構成により、環状ビード648
(及び、設けた場合の1以上の環状リブ649)はボト
ル610のためのストッパとして作用することができ
る。
【0044】本発明の要旨を逸脱することなく種々の変
形、修正が可能であることは言うまでもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】薬剤を収容したボトルに取り付けられた再シー
ル可能なコネクタ組立体の分解部品斜視図で、薬剤への
溶剤の供給に使用される薬剤送給装置をも示す図であ
る。
【図2】本発明の一実施形態に係る再シール可能なコネ
クタ組立体の保存位置における部分断面図である。
【図3】図2と同様の図であるが、薬剤送給装置の作用
により可動プラグ及び膜が開位置へ移動し、薬剤送給装
置とボトルの開いた頂部との間の流体経路が開いた状態
を示す図である。
【図4】本発明の別の実施形態に係る再シール可能なコ
ネクタ組立体の部分断面図である。
【図5】本発明の更に別の実施形態に係る再シール可能
なコネクタ組立体の部分断面図である。
【図6】図2−5に示す膜の一例を示す図である。
【図7】図6の膜の別の例を示す図である。
【図8】図2−5に示す膜の更に別の例を示す図であ
る。
【図9】本体とボトルの頂表面との間での膜の保持を向
上させる構造の一例を示す図である。
【図10】本体とボトルの頂表面との間での膜の保持を
向上させる構造の別の例を示す図である。
【図11】本体とボトルの頂表面との間での膜の保持を
向上させる構造の更に別の例を示す図である。
【図12】本体とボトルの頂表面との間での膜の保持を
向上させる構造の他の例を示す図である。
【図13】再シール可能なコネクタ組立体の別の実施の
形態を示す図である。
【符号の説明】
10 容器(ボトル) 12 開いた頂部 14 頂表面 15 環状リム 20 再シール可能なコネクタ組立体 22 本体 23 テーパ面 30 シールリブ 32 ルアコネクタハブ(連通手段) 34 コネクタ端部 35 ルアウイング 36 反対側端部 37 空所 40 膜 42 中央領域 43 シール領域 44 開口 45 流体チャンネル 47 リブ 48 クリンプキャップ 54 流体経路 60 注射器(薬剤送給装置) 61 ギャップ 62 ルアチップ 80 可動プラグ 84 内端 86 オリフィス 90 ネック 92 シールリング 93 円筒状区分 100 膜
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 フーバート・ヤンセン フランス共和国38560 オート・ジャリ ー,ル・ドマン・ドゥ・ランクロー(番 地なし),バーティマン・エ (56)参考文献 特開 平5−103819(JP,A) 特開 平5−137773(JP,A) 実開 昭48−44025(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) A61J 1/10 A61J 1/05

Claims (13)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 容器に取り付けられ、薬剤送給装置が接
    続可能で、該薬剤送給装置と容器との間に再シール可能
    な流体経路を提供する再シール可能なコネクタ組立体に
    おいて、 開いた頂部と、同開いた頂部を取り巻く頂表面とを備え
    た容器;上記容器の頂表面に隣接して位置し決めされた
    本体;流体を上記容器に連通させる連通手段であって、
    薬剤送給装置との流体連通を開始させる外端部と、当該
    容器の開いた頂部に流体連通するように上記本体上に位
    置した反対側端部と、これらの端部間に形成された空所
    とを有する連通手段;上記連通手段の空所内に位置し、
    同空所内で軸方向に運動できるような寸法を有し、上記
    薬剤送給装置を受け入れるためのオリフィスを備え、当
    該連通手段の反対側端部に対してシール関係にて位置す
    る内端部を有する可動プラグ;及び、 上記容器の開いた頂部と上記連通手段の反対側端部との
    間に位置した膜であって、上記可動プラグの内端部に接
    触するように位置し、かつ、当該連通手段の反対側端部
    の幅に少なくとも等しい幅を有する中央領域を備え、該
    連通手段の反対側端部と当該容器の開いた頂部との間を
    流体連通させるために上記中央領域の外側に位置する1
    以上の流体通路を備え、当該中央領域と上記1以上の流
    体通路との間に位置していて上記本体にシール接触する
    ようになったシール部分を備えた膜;を有し、 上記薬剤送給装置の素子を上記可動プラグのオリフィス
    内へ挿入したときに、上記膜が作動位置へ変位せしめら
    れて、当該薬剤送給装置と上記容器の開いた頂部との間
    の流体経路を開くために当該膜が上記本体とのシール接
    触を解除するように押圧され;上記素子を上記オリフィ
    スから離すときには、同素子が同オリフィスから切り離
    される前に該膜が当該本体に再度シール接触し、当該容
    器からの流体のはね返りを阻止することを特徴とする再
    シール可能なコネクタ組立体。
  2. 【請求項2】 上記連通手段がルアコネクタハブを有す
    ることを特徴とする請求項1の再シール可能なコネクタ
    組立体。
  3. 【請求項3】 上記中央領域が上記薬剤送給装置と上記
    容器との間での流体の流れを容易にする1以上の流体チ
    ャンネルを有することを特徴とする請求項1の再シール
    可能なコネクタ組立体。
  4. 【請求項4】 上記連通手段の反対側端部の周辺部の少
    なくとも一部のまわりに位置するシールリブを備え、上
    記膜が閉位置にあるときに、上記シールリブが当該膜と
    シール接触することを特徴とする請求項1の再シール可
    能なコネクタ組立体。
  5. 【請求項5】 上記可動プラグが上記膜を作動位置へ変
    位させたとき、当該膜が上記シールリブとのシール接触
    を解除するように押圧されて同膜と同シールリブとの間
    にギャップを形成し、上記薬剤送給装置と上記容器との
    間の流体経路を開くことを特徴とする請求項4の再シー
    ル可能なコネクタ組立体。
  6. 【請求項6】 上記可動プラグの内端部が内方に向いた
    ネックを有し、上記連通手段の反対側端部が円筒状区分
    を有し、上記可動プラグの上記内方に向いたネックが上
    記反対側端部の円筒状区分にシール表面接触するように
    位置していることを特徴とする請求項1の再シール可能
    なコネクタ組立体。
  7. 【請求項7】 1以上のシールリングが上記可動プラグ
    の内方に向いたネックと上記反対側端部の円筒状区分と
    の間に位置することを特徴とする請求項6の再シール可
    能なコネクタ組立体。
  8. 【請求項8】 上記可動プラグのオリフィスが上記薬剤
    送給装置のルアチップの形状に対応するテーパを有する
    形状とされていることを特徴とする請求項1の再シール
    可能なコネクタ組立体。
  9. 【請求項9】 上記ルアコネクタハブのコネクタ端部を
    シールするための外部シールを備えたことを特徴とする
    請求項2の再シール可能なコネクタ組立体。
  10. 【請求項10】 上記外部シールが上壁と、同上壁から
    突出する環状の側壁とを備えたルアコネクタシールを有
    し、上記環状の側壁が上記ルアコネクタハブのコネクタ
    端部に選択的に係合できる内ネジ部と、当該ルアコネク
    タハブの上壁とコネクタ端部との間に位置し、同コネク
    タ端部にシール係合するようになったシールとを有する
    ことを特徴とする請求項9の再シール可能なコネクタ組
    立体。
  11. 【請求項11】 上記外部のシールを取り外し可能な膜
    で構成したことを特徴とする請求項9の再シール可能な
    コネクタ組立体。
  12. 【請求項12】 薬剤送給装置が接近でき、薬剤送給装
    置と容器との間に再シール可能な流体経路を提供する再
    シール可能なコネクタ組立体において、 開いた頂部
    と、同開いた頂部を取り巻く頂表面とを備えたボトル;
    上記ボトルの頂表面に隣接して位置し、当該ボトルの開
    いた頂部のまわりに凹状テーパを有する本体;流体を上
    記ボトルに連通させるルアコネクタハブであって、上記
    薬剤送給装置に関連するルアチップを導入するような形
    状とされたコネクタ端部と、当該ボトルの開いた頂部に
    流体連通するように上記本体上に位置した反対側端部
    と、上記コネクタ端部と上記反対側端部との間に形成さ
    れた空所と、当該反対側端部の周辺部のまわりに設けら
    れた1以上のリブとを有するルアコネクタハブ;上記ル
    アコネクタハブの空所内に位置し、同空所内で軸方向に
    運動できるような寸法を有し、開いた外端部と、当該ル
    アコネクタハブの反対側端部にシール係合するような形
    状とされた開いた内端部と、上記開いた外端部と上記開
    いた内端部との間に位置し、上記薬剤送給装置に関連す
    るルアチップを受け入れるためのオリフィスとを備えた
    可動プラグ;及び、 上記ボトルの開いた頂部と上記ルアコネクタハブの反対
    側端部との間に位置した膜であって、上記可動プラグの
    内端部に接触するように位置し、かつ、当該ルアコネク
    タハブの反対側端部の幅に少なくとも等しい幅を有する
    中央領域を備え、該ルアコネクタハブの反対側端部と当
    該ボトルの開いた頂部との間を流体連通させるために上
    記中央領域の外側に位置する1以上の流体通路を備え、
    当該中央領域と上記1以上の流体通路との間に位置して
    いて、上記ルアコネクタハブの反対側端部に設けた1以
    上のリブにシール接触するようになったシール部分を備
    えた膜;を有し、 上記薬剤送給装置のルアチップを上記可動プラグのオリ
    フィス内へ挿入したときに、上記膜が作動位置へ変位せ
    しめられて、当該薬剤送給装置と上記ボトルの開いた頂
    部との間の流体経路を開くために、当該膜が、上記ルア
    チップを上記オリフィスにシール接触させたままの状態
    で、上記本体とのシール接触を解除するように押圧さ
    れ;当該ルアチップを当該オリフィスから離したときに
    は、同ルアチップが同オリフィスから切り離される前に
    該膜が当該本体に再度シール接触し、当該ボトルからの
    流体のはね返りを阻止することを特徴とする再シール可
    能なコネクタ組立体。
  13. 【請求項13】 上記膜が非エラストマー材料で形成さ
    れることを特徴とする請求項1の再シール可能なコネク
    タ組立体。
JP25076697A 1996-09-13 1997-09-16 容器のための再シール可能なコネクタ組立体 Expired - Lifetime JP2954549B2 (ja)

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