JPH0450139Y2 - - Google Patents

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JPH0450139Y2
JPH0450139Y2 JP9914790U JP9914790U JPH0450139Y2 JP H0450139 Y2 JPH0450139 Y2 JP H0450139Y2 JP 9914790 U JP9914790 U JP 9914790U JP 9914790 U JP9914790 U JP 9914790U JP H0450139 Y2 JPH0450139 Y2 JP H0450139Y2
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film
layer
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urethane
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JP9914790U
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案はタツク・フイルムに関するものであ
り、詳しくは乾式コピーの外ワードプロセツサー
或いはパーソナルコンピユータ等の熱転写プリン
ター或いはワイヤドツトプリンター又はレーザー
プリンターでの印刷にも使用することのできる印
刷(コピー又は水性インク)用メタリツク・タツ
ク・フイルムに関するものである。
[従来技術とその問題点] 従来のネーマ消銀或いは消金フイルム・タツク
は印刷機用のタツク・フイルムで、これらのフイ
ルムは、印刷の際、溶剤系(油性)のインクをし
ようしなければならず、またその不透明性を金、
銀色をフイルムの裏面、即ち糊付け面にアルミ蒸
着を施すことで得ていた。従つてコピー機やパー
ソナルコンピユータ等のワイヤドツトプリンター
では印刷できず、ネームシール等を造る際に、実
際に必要な枚数はそれほどいらないにしても、例
えば2×5cmほどのシールでは最低で1万枚は造
らなければならなかつたのである。
近年、ワードプロセツサーとかパーソナルコン
ピユータ或いは乾式コピー機等の普及は著しく、
ワードプロセツサーにしてもプリンターヘツドの
ドツト数も増え、48ドツト、56ドツトのものが出
現している。また、複雑な文書編集様式から印刷
様式が設定できる等、機能も向上している。その
ため、このようなOA機器を用いて直接メタリツ
クのタツク・フイルムに印刷し、必要なだけ、必
要な大きさの、それでいて高品質の印刷と同じ様
な鮮明な印字でシールを造りたいという要望がお
こつている。
しかし、従来のタツク・フイルムはレーザープ
リンターとかコピー機に用いた場合、蒸着による
導電層が静電気の帯電を弱めるためにフイルム面
に鮮明なコピー画像を得ることはできなかつた。
またワイヤドツトプリンターでは、フイルムがイ
ンクを吸わぬためインクがフイルム面に定着しな
いという問題もあつた。
[問題点を解決するための手段] 而して本考案にあつては係る問題に鑑み、フイ
ルム表面に静電気の帯電を弱めることのないよう
な金又は銀印刷を施し、更にその表面にトナーの
定着性やインクの吸着性を向上させるために吸水
結晶体処理を施して鮮明なコピーや印字画像を得
られるように勘案したものであり、透明又は乳白
色のPETフイルム等の一面に不透明性を向上せ
しめる白色等の着色層を設け、その上に金又は銀
印刷を施し、更にその表面にウレタン系の吸水結
晶体処理を施すと共に、前記フイルムの他面に
は、適宜の粘着剤層を介して離型紙を裏打ちして
なるメタリツク・タツク・フイルムであり、更に
は透明又は乳白色のPETフイルム等の一面にウ
レタン系の吸水結晶体処理を施し、前記フイルム
の他面には金又は銀印刷を施し、その上に不透明
性を向上せしめる白色等の着色層を設けると共
に、該着色層の表面に適宜の粘着剤層を介して離
型紙を裏打ちしてなるメタリツク・タツク・フイ
ルムを呈せんとするものである。
[実施例] 以下本考案に係る実施例の態様を図面に基いて
詳述する。
第1図に示す(一)の実施例としては、透明又
は乳白色のPETフイルム1等の一面に銀印刷2
を施し、更にその表面にウレタン系の吸水結晶体
処理層4を設けると共に、前記フイルム1の他面
には、適宜の粘着剤層5を介して離型紙6を裏打
ちしている。
第2図に示す(二)の実施例としては、透明又
は乳白色のPETフイルム1等の一面に不透明性
を向上せしめる白色等の着色層3を設け、その上
に金又は銀印刷層2を設け、更にその表面にウレ
タン系の吸水結晶体処理層4を設けると共に、前
記PETフイルム1の他面には、適宜の粘着剤層
5を介して離型紙6を裏打ちしている。
第3図に示す(三)の実施例としては、同じく
透明又は乳白色のPETフイルム1等の一面にウ
レタン系の吸水結晶体処理層4を設け、前記
PETフイルム1の他面には、金又は銀印刷層2
を設け、その上に不透明性を向上せしめる白色等
の着色層3を設けると共に、着色層3の表面に適
宜の粘着剤層5を介して離型紙6を裏打ちしてい
る。
前記PETフイルム1は透明又は乳白色のポリ
エチレンテレフタレート・フイルムであるが、該
フイルムは耐熱性、耐候性、寸法安定性等にすぐ
れ、コピー機に用いる際に熱で劣化収縮せず、入
手も容易である。フイルム自体の厚みは50〜
25μmで離型紙6をつけたトータルの厚みが
200μm以下のものが使いやすい。
2の金又は銀印刷を施すインクとしては、イン
ク量が16Kgとしてアルミを5Kg以下としている。
これはコピーの静電気の帯電を弱めぬ限度量であ
る。またメタリツク調を出すために貝殻の粉(パ
ール)の混用も有効である。
不透明性を向上せしめるための着色層3として
は白色を用いているが、該着色層3はより不透明
とするために二重に設けている。
4の吸水結晶体処理層の材料としてシリカゲル
等も考えられるが、本実施例においてはウレタン
系の樹脂を用いており、溶剤としてはケトン類、
芳香族炭化水素類、エステル類、アルコール類等
を用い、助剤としてポリエチレンワツクス等を用
いている。
[考案の効果] 以上のように本考案は、透明又は乳白色の
PETフイルム1等の一面に金又は銀印刷2を施
し、更にその表面にウレタン系の吸水結晶体処理
4を施すと共に、前記フイルム1の他面には、適
宜の粘着剤層5を介して離型紙6を裏打ちしてな
るメタリツク・タツク・フイルムであり、更には
透明又は乳白色のPETフイルム1等の一面に不
透明性を向上せしめる白色等の着色層3を設け、
その上に金又は銀印刷2を施し、更にその表面に
ウレタン系の吸水結晶体処理4を施すと共に、前
記フイルム1の他面には、適宜の粘着剤層5を介
して離型紙6を裏打ちしてなるメタリツク・タツ
ク・フイルムであり、更には透明又は乳白色の
PETフイルム1等の一面にウレタン等の吸水結
晶体処理4を施し、前記フイルム1の他面には金
又は銀印刷2を施し、その上に不透明性を向上せ
しめる白色等の着色層3を設けると共に、着色層
3の表面に適宜の粘着剤層5を介して離型紙6を
裏打ちしてなるメタリツク・タツク・フイルムで
あるから、ワードプロセツサーとかパーソナルコ
ンピユータ等の様々なプリンターで、高品質の印
刷と同じように鮮明に印字でき、乾式コピーに用
いても蒸着フイルムのごとく蒸着による導電層が
静電気の帯電を弱めることがなく鮮明な画像を得
ることができ、そしてその印字はフイルム面に強
固に付着する。しかも、不透明性を向上せしめる
ために白色等の着色層3を二重に設けているの
で、フイルム1が25μmという薄さでも離型紙6
から剥離したシールを印刷文字の上に貼着して
も、下の印刷文字が透けて見えることはない等、
贈答品、記念品、カバン、備品等に貼つたり、ま
た機番、銘板としても使用でき、小ロツトや個別
のシールに、資源の無駄使いをなくす意味でも極
めて有用なものである。
【図面の簡単な説明】
第1図本考案による(一)の実施例のメタリツ
ク・タツク・フイルムの積層状態をあらわした断
面図。第2図は同じく(二)の実施例の積層状態
をあらわした断面図。第3図は同じく(三)の実
施例の積層状態をあらわした断面図である。 1……PETフイルム、2……金又は銀印刷層、
3……着色層、4……吸水結晶体処理層、5……
粘着剤層、6……離型紙。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 透明又は乳白色のPETフイルム等の一面に
    金又は銀印刷を施し、更にその表面にウレタン
    形の吸水結晶体処理を施すと共に、前記フイル
    ムの他面には、適宜の粘着剤層を介して離型紙
    を裏打ちしてなるメタリツク・タツク・フイル
    ム。 (2) 透明又は乳白色のPETフイルム等の一面に
    不透明性を向上せしめる白色等の着色層を設
    け、その上に金又は銀印刷を施し、更にその表
    面にウレタン系の吸水結晶体処理を施すと共
    に、前記フイルムの他面には、適宜の粘着剤層
    を介して離型紙を裏打ちしてなるメタリツク・
    タツク・フイルム。 (3) 透明又は乳白色のPETフイルム等の一面に
    ウレタン系の吸水結晶体処理を施し、前記フイ
    ルムの他面には金又は銀印刷を施し、その上に
    不透明性を向上せしめる白色等の着色層を設け
    ると共に、着色層の表面に適宜の粘着剤層を介
    して離型紙を裏打ちしてなるメタリツク・タツ
    ク・フイルム。
JP9914790U 1990-09-22 1990-09-22 Expired JPH0450139Y2 (ja)

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JP9914790U JPH0450139Y2 (ja) 1990-09-22 1990-09-22

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JPH0458368U JPH0458368U (ja) 1992-05-19
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