JPH04500809A - ヌクレオシド誘導体 - Google Patents
ヌクレオシド誘導体Info
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- JPH04500809A JPH04500809A JP1510983A JP51098389A JPH04500809A JP H04500809 A JPH04500809 A JP H04500809A JP 1510983 A JP1510983 A JP 1510983A JP 51098389 A JP51098389 A JP 51098389A JP H04500809 A JPH04500809 A JP H04500809A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
ヌクレオシド誘導体
本発明は抗ウィルス化合物、さらに詳しく云えばエイズ(AIDS)疾患を惹起
させるレトロウィルスであるヒト免疫不全ウィルス(HIV)に対して活性であ
るヌクレオシド誘導体のエステルおよびアミドに関する。
AIDSは比較的新しい病気である。それは1981年に発見され、それ以来該
疾患の数千例が診断されている。その数は翌2.3年のうちには少なくとも数十
刃に増加すると予想されている。その状況は中央アフリカのいくつかの国々では
特に重度である。エイズは死の病であり、診断された全症例の約40%が死亡し
ている。3年以上前にエイズと診断された人々のうち、今日では約85%が死亡
していると見積もられている。
臨床的症状はT−細胞の損失による体重減少、慢性下痢、持続する熱および日和
見感染症であって、免疫系の全体的なバランスをくずしてしまう。患者はAID
Sでなければ大したことのない感染症を抑制し得る力を失ってしまう。
感染症抑制のためのいくつかの相異なる手法が今までに試みられている。それら
の手法には免疫系の刺激および(第2次の)生命をおびやかす感染症の慣用的治
療がある。今までに最も有望な手法は、■■v−ウィルスの複製を攻撃すること
にあった。複製を妨害する種々の化合物のいくつか例えばホスホノホルメート(
Foscarnet)、スラミン、エバンズブルー(Evans B1.ue)
、3′−アジド−3′−デオキシチミジン(^ZT)および2’ 、 3’−ジ
デオキシヌクレオシド類が試みられている。
例えばヨーロッパ特許出願No、0196185AにはAIDSおよびAIDS
−関連複合体の治療に極めて有望なことが分かっている既知化合物の^ZTを含
有する医薬組成物が記載されている。^ZTは、レトロウィルスの生活環におけ
るウィルス酵素である逆転写酵素を阻害することによって作用すると信じられて
いる。
さらに、^ZTの限界および欠点例えば骨髄抑圧、または比較的多量を頻繁に投
与する必要性を回避し得るかもしれない別の逆転写酵素阻害剤についての研究が
なされており、とりわけ2’ 、 3’−ジデオキシヌクレオシド類が示唆され
ている。
上記化合物の合成および活性は記載されており(llitsuya and B
roder、 Proc、 Natl、^cad、 Sci、 83゜1911
(1986)参照)そしておそらく対応するヌクレオチドへの生体内変換を可
能ならしめるためであろうが、5′−ヒドロキシ基は存在しなければならないが
、2′および3′の両位置は非置換でなければならないことが証明された。
ヨーロッパ特許出願No、 0206497 Aにはシトシンまたはプリン塩基
の2’、3’−ジデオキシリボフラノシド誘導体が抗ウィルス化合物として開示
されている。これらの化合物のエステルについては代謝プレカーサーとしての可
能性が述べられているが、エステルが元の5′−ヒドロキシ化合物と比較してい
ずれかの有利な性質を有することは全く示唆されていないし、またエステルは具
体的に名づけられていないし、それらの合成も例示されてはいない。いずれかの
対応するチミジン化合物についてまたはN−アシル化アミノ基を有するいずれか
のヌクレオシド誘導体については何の言及もない。
本発明によれば、4−または5′−酸素のエステル化またはエーテル化および/
またはプリンまたはピリミジン環中に存在する理外または環内窒素原子のアミド
化は、該エステル、エーテルまたはアミド基のうちの少なくとも1つがN−アル
キルジヒドロニコチニル基を包含する場合には、吸収、全体的な活性および作用
部位に関して有意な利点を提供しうろことが見出された。本発明者等の同時係属
中のPCT出願であるPCT/GB88100224号には5′位または環外窒
素にアシル基を担持しているこの種の型のある種のエステルおよびアミドが記載
されている。
本発明はその原則をより広い範囲の関連化合物にまで拡大するものである。
本発明の1つの特徴によれば、式(1)〔式中、Zは水素原子またはアジド基で
あり、Y’ハ水素原子であるかまたは式R’ (0)r、C0(OCRlRす、
−(コこでnは0または1であり、mは0または1でありそしてR′は場合によ
り置換されたアルキルまたはアリール基であるか、またはnがOである場合には
水素原子でありそしてR1およびR3は独立して水素原子または低級アルキル基
である)を有する生理学的に許容しうる基であり、そして
Xは下記の基
(A) (B) (C)
(D) (E) (F)
(ここで基Y2、Y3およびY4はylの定義を有しモしてYlとまたは互いに
同一または相異なることができ、R4は水素原子または基−NY3Y4 (ここ
でY3およびY4は前記の定義を有する)でありモしてR8は水素原子または低
級アルキル基である)から選択される基であるが、但し基Y1、Y2、Y3およ
びY4のうちの少なくとも1つは式(式中R6はC2〜7アルキル基または07
〜1゜アラルキル基であり、R2およびR3は前記の定義を有しそしてpは0ま
たは1である)の基であり、そしてYlが前記の定義を有する式(III)の基
であり、Zがアジド基でありモしてXが前述の定義を有する式(A)または(B
)の基である場合にはY2は式(III)の基であるかまたは前記の定義を有す
る式R’ (0)nCo(OCR3R’)m−の基である〕で表される化合物が
提供される。
本発明のさらに別の特徴によれば、レトロウィルス感染症特に神経向性ウィルス
および特にHIV感染症の治療または予防用組成物の製造における、前記定義を
有する式(I)の化合物および/またはその塩の使用が提供される。このような
組成物もまた本発明の一部を形成する。
基R1は直鎖または分枝鎖状であることのできる、1〜20個の炭素原子を有す
るアルキル基または6〜20個の炭素原子を有しかつ単環式または多環式である
ことのできるアリール基であるのが好ましい。アルキル基[1上に存在し得る置
換基には、好ましくは6〜IO個の炭素原子(アラルキル基中に)を有するアリ
ール基、ヒドロキシ基およびカルボキシ基がある。アリール基としては複素環式
アリール基例えばピリジニル基およびチェニル基がある。アリール基上に存在し
得る置換基には例えば1〜6個の炭素原子を有するアルキル基、ヒドロキシ基お
よびカルボキシ基がある。このような基の例としてはメチル、エチル、プロピル
、t−ブチル、ペンチル、ステアリル、パルミチル、カルボキシエチルおよびベ
ンジル基がある。
低級アルキル基R2、R3およびR3は1〜6個の炭素原子を有するのが好まし
い。しかし、R2は水素原子を示すのが好ましい。R3は好ましくは水素原子、
より好ましくはメチル基である。R5は水素原子またはメチル基であるのが好ま
しい。R6はメチル基であるのが好ましい。
本発明化合物は基Y1、Y2、Y3およびY4の1つより多(を担持し得ること
が注目され、実際には、後述のように血液−脳関門への浸透を促進するのに式■
の基の外に少なくとも1つの式R(0)nCO(OCR’R’)−の基が存在す
ることが好ましい。式(I)D、ES IおよびJの各化合物において、基Y4
中のmはゼロであるのが好ましい。基Y2は式1式%
式(I)の化合物の塩は有機酸または無機酸例えば塩酸、りん酸、メタンスルホ
ン酸、エタンジスルホン酸、2−ナフチルスルホン酸、ピバリン酸およびバモイ
ツク(paIIoic)酸との酸付加塩であることができる。抗ウィルス性対−
イオン例えばホスホノホルメートまたはスラミンも使用され得る。有機または無
機塩基塩は分子中に存在する酸性基で形成され得る。適当な対−イオンとしては
アルカリ金属イオン例えばナトリウムイオンおよびカリウムイオン、二価イオン
例えばカルシウムイオンおよび亜鉛イオン並びに有機イオン例えばテトラアルキ
ルアンモニウムおよびコリン、またはメグルミンまたはエチレンジアミンから誘
導されるイオンがある。本発明による塩は式(1)の化合物と適当な酸または塩
基との反応によって形成され得る。
本発明組成物はレトロウィルス感染症特にHIv感染症の治療および/または予
防法に使用することができ、該方法は本発明のさらに別の特徴を形成する。該組
成物は前記定義を有する式(1)の化合物1種以上を賦形剤および/または担体
と混合することによって慣用法で処方され得る。
式(i)の化合物それ自体は逆転写酵素阻害剤ではないが、しかし生体内におい
て対応する2’ 、 3’−ジデオキシまたは3′−アジド−2’ 、 3’−
ジデオキシヌクレオシドに変換されると信じられている。それにもかかわらず、
単独におけるまたは本発明によるその他のアシル化およびアルキル化との組合せ
における、N−アルキルジヒドロニコチン酸での誘導化が吸収および活性持続の
面において驚くべき利点をもたらす。式(I)の化合物は原化合物よりも親油性
であり、そのために胃腸管からの迅速かつ効率的吸収が可能になる。吸収速度は
親油性および親水性の望ましいバランスを与える置換基を慎重に選択することに
よって最適化され得る。また式(I)の化合物の親油性はより容易に細胞膜に浸
透し得る力を与え、より高い細胞内濃度になって投与量/効果の割合を改善する
。
化合物の一定した加水分解のために細胞内における活性化合物の濃度が確実に維
持され、そのために投与間の間隔を長くすることができて従来技術の化合物例え
ばAZTの有意な欠点が克服される。
最終的には、本発明化合物は血液−脳関門に浸透することができ、そのために神
経向性ウィルス例えばIIIVおよびレンチウィルスのようなレトロウィルスの
存在に関係すると認められている神経系疾患の治療を可能にする(Yarcho
an et al、、、 The Lancet、 January 17.
1987゜page 132参照)。これは対応する非置換化合物またはその他
の抗ウィルス化合物に比べて有意な利点であり、例えばEP−A−019618
5号またはEP−^−0206497号のような従来技術のどこにも述べられて
はいない1.これらの神経系疾患をAZTで治療する試みは今までなされてきた
が、成功は限られていた。
Boder et al、(Science、 vol 214. Decem
ber 18.1981゜pp1370〜72)および国際特許出願10831
03968号には血液−脳境界または血液−精巣境界を通過することが必要とさ
れる薬物のためのジヒドロピリジニル/ピリジニウムレドックス担体の使用が開
示されている。
すなわち、上記引用のBoder et al、に開示されているように、N−
アルキルジヒドロニコチニル基は生体内で酸化されてN−アルキルニコチニル基
、すなわち第4窒素原子を含有しそしてそれ故に正電荷を担持している基を生成
する。還元された、荷電していない分子は極めて容易に血液−脳境界に浸透する
ことが可能であるが、一旦酸化された荷電した分子は脳中に捕えられ、次いで有
意濃度の酸化された担体結合薬物が脳中に維持され得る。
薬物それ自体は遅いエステル加水分解によって脳内に遊離される。
Boderはヨーロッパ特許出願第020649A号における抗ウイルスヌクレ
オシドのいずれかに対しては前記レド・ソクス系の適用を開示していない。遊離
ヌクレオシドを遊離させる加水分解速度は、血液−脳関門または血液−精巣関門
内に捕えられた薬物の四級化形態の貯留所を提供するためにかなり遅いごとが重
要であるということが分かるであろう。このような加水分解速度は化合物によっ
て変化し、前記レドックス系がこのようなヌクレオシドにおいて有益であろうこ
とは自明ではなかった。Boderの開示は、ヌクレオシド中の複素環式塩基へ
のレド・ツクス系例えばN−フルキルジヒドロニコチニルオキシ基の結合すなわ
ちメチレンまたは置換メチレン基を介してのヌクレオシド酸素または窒素へのこ
のような基の結合を示唆してはいない。
Torrence et al (FEBS Letters、 vol 23
4. July 1988゜pp135〜140)にはAZTのN−メチルジヒ
ドロニコチニル誘導体の製造が開示されている。しかし、この誘導体は単に糖残
基の5′−位にアシル化されているだけであって、塩基残基中の窒素または酸素
原子のアシル化については全く示唆されていない。また、血液−脳境界への浸透
を確実に良くする多アシル化例えばN−アルキルジヒドロニコチニル基および第
2アシル基の組合せまたは2つのN−アルキルジヒドロニコチニル基の組合せに
ついても示唆はない。
すなわち、本発明はさらに神経向性ウィルスによる神経系疾患の患者に式(1)
の化合物またはその塩の有効量を投与することからなる、該疾患の治療法を提供
する。
式(I)の化合物はいずれか慣用の方法で、例えば式(II)
〔式中、ylおよびZは前述の定義を有しそしてX11は基y11Y1、ysお
よびY4のいずれかがそれぞれさらに保護基を示すことができることを除いては
Xの前述の定義を有するが、但しYl、Yl、Y3およびY4のうちの少なくと
も1つは水素原子である〕の化合物を、前記定義を有する基R’(0)。CO,
(OCR2R3)、−を導入するのに適した試薬と反応させ、次に必要によりい
ずれかの保護基および/または導入された望ましくない置換基を除去することに
よって製造され得る。出発物質中、Yl、 Yl、Y3およびY4のうちの1つ
のより多くが水素である場合には多反応の起る可能性があることに注目されよう
。
Yl、yt、 ylおよびY4のうちの1つより多(の基が水素原子として存在
して、アシル化またはアルキル化が確実に行われることが所望される場合には該
基をまず保護してylSy!、Y3およびY4のうちの1つより多くが保護基で
ある式(1)の化合物を形成し、これら保護基を所望のアシルまたはエーテル基
導入後に除去するのが望ましい。
このような保護基は実際には慣用のN−または〇−保護基、例えば残したい基を
そのままにして選択的に除去され得る基R’ 0CO−であることができる。例
えばN−ベンジルオキシカルボニルは、環外アミノ基を保護するのに使用され得
そして残したい基が還元で除去され得る基ではない場合、例えば直鎖状アルコキ
シカルボニル基の場合には該N−ベンジルオキシカルボニル基は水素および貴金
属触媒例えばパラジウムを用いて選択的に容易に除去され得る。トリ置換シリル
基もまた、特に5′−酸素原子のための保護基として使用され得る。これにはト
リアルキルシリル例えばトリメチルシリルおよびジメチル−を−ブチルシリル基
がある。
一般に、Yl、 Yl、Y3およびY4のうちの1つより多くが水素であって、
化合物の混合物が製造される場合には、個々の成分は例えばクロマトグラフィー
により容易に分離され得る。
5′−〇−モノアルキル化を実施しようとする場合には(すなわちmが1である
基ylの導入)、ヌクレオシドのジアニオンを形成しく例えば水素化ナトリウム
との反応による)そしてそれを1当量のアルキル化剤と反応させることが特に有
効である。勿論、例えば核性窒素原子のアシル化によってヌクレオシドの保護さ
れた形態を用い、次に水素化ナトリウムでの塩形成を行うことも可能である。
該反応に使用するのに適当なアシル化剤は式^c−L (ここでLは離脱基であ
る)を有する。アシル基Ac−がカルボン酸から誘導される場合、すなわち式R
’−Co−からなる場合には、適当なアシル化剤としては有利には塩基の存在下
での酸ハライドおよび酸無水物がある。アシル基が炭酸から誘導される場合、す
なわち式R1,O,CO−からなる場合には、アシル化剤としてはハロホルメー
トエステルおよび反応性炭酸ジエステルがある。このような試薬において、ハロ
ゲンは例えば塩素または臭素であることができる。前記酸ハライドまたは酸無水
物とともに該反応で用いる塩基は例えば複素環式塩基例えばピリジンまたは4−
ジメチルアミノピリジンであることができる。後者は反応の速度を増加し、有利
にはピリジンと一緒に用いるのがよい。反応は通常、不活性溶媒例えば置換アミ
ド溶媒例えばジメチルホルムアミド、ジメチルアセトアミドまたはハロゲン化炭
化水素例えばジクロロメタンの存在下で実施される。
一般に、本発明によれば基R’CO−を導入するのにアシル化剤として酸無水物
を用いると、5′−位での0−アシル化がN−アシル化よりも容易に行われるが
、酸ハライドを用いるとN−アシル化またはN−ジアシル化さえもが優勢になる
ことが見出された。しかし、N−アシル基R’CO−は例えばp−メチルフェノ
ールルとの反応により選択的に除去され得る。多置換を実施しようとする場合に
は例えば水素化ナトリウムのようなより強い塩基が有利である可能性がある。
本発明で用いるのに適当なアシルオキシアルキル化剤は一般に式R’CO,O、
CR2R3LまたはR’0. CO, O、CR”R3L (ここでLは離脱基
である)からなる。すなわち、基りは例えばハロゲン原子例えば塩素もしくは臭
素原子または炭化水素−スルホニルオキシ基例えばトシルオキシもしくはメシル
オキシ基であることができる。
該反応がニコチニルオキシアルキル基すなわちpが1である前記の定義を有する
式(III)の基のプレカーサーを導入するのに利用される場合には、ピリジン
窒素原子のアルキル化を防止し、従って試薬の重合化を防止するために、ニコチ
ニル基が容易に置換可能な置換基で保護された試薬^c−Lを用いるのが有利で
ある。一つの方法は、1個または2個のハロゲン原子(例えば塩素、臭素または
ヨウ素)が窒素原子に対してオルト位に存在するニコチニル誘導体例えば2−ク
ロロニコチン酸または好ましくは6−クロロニコチン酸を用いることからなる。
この誘導体をアルキル化形態^c−Lに変換しそしてヌクレオシドをアルキル化
した後に、置換基は除去され得る。塩素の場合には例えばパラジウム/木炭での
水素化分解によって除去され得る。
アルキル化反応は通常、塩基好都合には無機炭酸塩例えば炭酸カリウムまたはア
ルカリ金属水素化物例えば水素化ナトリウムの存在下で実施される。アシル化に
用いられる塩基もまた有用であり得る。Yl、Yl、Y3およびY4が全て水素
原子である式(n)の出発化合物は文献に十分記載されている(例えばLin
et al, J. led. Chet 30。
440(1987)参照)。Yl, Yl、Y3およびY4のうちの1つより多
くが水素以外である出発化合物は前記の各予備的反応によって製造することがで
きる。
また式(1)の化合物は対応するN−アルキルニコチニル類似体の還元によって
製造することもでき、それは次いで前記の反応条件を用いて式(II)の化合物
をアシル化またはエーテル化するかまたは対応するニコチニル化合物をN−アル
キル化することによって製造されうる。このようなアルキル化は、Yl、 Yl
、Y3およびY4のうちの少なくとも1つが水素である式(II)の化合物をハ
ロメチルニコヂン酸エステル例えばクロロメチルエステルと反応させることによ
って遂行されうる。後者の試薬はニコチン酸の酸ハライドを例えばバラホルムア
ルデヒド形態のホルムアルデヒドと反応させることによって得ることができる。
別法としては、ニコチン酸の酸ハライドをバラホルムアルデヒドおよびp−クロ
ロチオフェノールの混合物と反応させてニコチン酸のp−クロロフェニルチオメ
チルエステルを得、次にそれをスルフリルクロライドと反応させて所望のクロロ
メチルエステルを得ることができる。
N−アルキルニコチニル化合物のN−アルキルジヒドロニコヂニル化合物への還
元は、不活性溶媒例えばジエチルエーテル中でまたは2相溶媒系例えばジエチル
エーテル中水中で適当な還元剤例えば亜ジチオン酸ナトリウムを用いて遂行され
うる。
ニコチニル化合物のN−アルキル化は、アルキル化剤例えばヨウ化アルキル例え
ばヨウ化メチルを用いて達成されうる。適当な溶媒にはアルコール例えばメタノ
ールがある。
所望のニコチニル出発物質を得るためのアシル化およびアルキル化は、前記のよ
うなニコチン酸のアシル化またはアルキル化誘導体例えばニコチニルクロライド
塩酸塩またはニコヂニルオキシメチルクロライドを用いて遂行されうる。
本発明の医薬組成物は本技術分野でよく知られた手法によって慣用的に処方され
、いずれか都合のよい経路によりて例えば経口的、直腸、膣内、静脈内または筋
肉内に投与され得る。適当な製剤の例としては錠剤およびカプセル剤、静脈注射
用の水性製剤および筋肉注射用の油を基礎とする製剤がある。適当な投与量は2
4時間当たり体重1&9につき0.1〜lO口mgである。本発明組成物はまた
その他の活性抗ウィルス剤例えばアサイクロビル、ホスボッホルメート、スラミ
ン、エバンズブルー、インターフェロン類またはAZTを含有し得る。
以下に本発明を製造例および実施例により説明する(その他の出発物質は知られ
た物質であるかまたは本発明者等の同時継続中PCT出願のPCT/GB881
00224号明細書の記載に従って製造されるのかのいずれかである)。
カブスゲル(Capsugel、)は商標である。
製造例 1
クロロメチル3−ピリジンカルボキシレート方法Δ: (文献−α−ハロアルギ
ルエステル製造の一般的方法: M Neuenschwander et a
l、、 1lelv、 Chin、 Acta61 (1978) 2047に
基づく方法)ジクロロメタン(25m/)中の3−ピリジンカルボニルクロライ
ド塩酸塩(20ミリモル)および無水塩化亜鉛(1019)の混合物を窒素下で
周囲温度において30分間撹拌し、その混合物を0℃に冷却しついで激しい撹拌
のFでバラホルムアルデヒド(25ミリモル)を滴加した。混合物を周囲温度で
3時間撹拌し、溶媒を留去し、残留物を0.005mmRgで急速蒸留に付した
。
方法B:窒素下、乾燥THF(30g+/)中のp−クロロチオフェノール(2
0ミリモル)リチウム塩に撹拌下O℃でバラホルムアルデヒド(25ミリモル)
を滴加した。混合物を周囲温度で2時間撹拌し、乾燥T)IF(20ml)中の
3−ピリジンカルボニルクロライド塩酸塩(20ミリモル)を撹拌下で滴加しつ
いで混合物を1時間撹拌し、溶媒を減圧下で除去した。残留物をジクロロメタン
(3X 25m/)で抽出し、生成物、p−クロロフェニルチオメチル3−ピリ
ジンカルボキシレートを含有する溶液を水洗し、乾燥しく璽gso 4で)そし
て乾燥ジクロロメタン(2(1+Aり中のスルフリルクロライド(20ミリモル
)を撹拌下O℃で5分かけて滴加した。混合物を周囲温度で10分間撹拌し、乾
燥ジクロロメタン(20禦l)中のシクロヘキセン(20ミリモル)を10分か
けて滴加して、高沸点を有する対応する付加物としてのスルフェニルクロライド
を得た。次に溶媒を留去し、クロロメチルエステルを前記のように残留物の急速
蒸留により単離した。
製造例 2
N4−プロピオニル−2’ 、 3’−ジデオキシシチジンおよびN’−,5’
−0−ジプロビオニル−2’ 、 3’−ジデオキシシチジン
2’ 、 3’−ジデオキシシチジン(0,10009,4,734,10−4
モル)およびN、N−ジメチルアミノピリジン(0,0636g、5、208.
10−’モル)を、ジクロロメタン(5認e)およびジメチルホルムアミド(1
,+77)の混合物中において0℃で撹拌した。プロピオニルクロライド(0,
04389,4,74,to4モル)を耐ガスシリンジで徐々に(1o分かけて
)加えた。
得られた混合物を室温で24時間撹拌した。水(1mtりを加えた。水および有
機溶媒を高真空蒸発により除去した。
生成物を、溶離剤としてクロロホルムおよびクロロホルム:エタノール 9:1
を用いるシリカカラムでのクロマトグラフィーにより精製した。
N’、5’−0−ジブロビオニル−2’ 、 3’−ジデオキシシチジン
収量: 0.074b (48,4%)N4−プロピオニル−2’ 、 3’−
ジデオキシシチジン収II: 0.0359 (27,7%)。白色結晶性物質
。
’HNMR(CDCら、300 Hlz)δ+t、oct、 31)、1.90
〜2、10(m、III)、2.15〜2.26(w、In)、2.48〜2.
62(s+q(AB)、 IH[)+2’まタハH3’ ]およびcFI2)、
3.81および4.1゜(d(八〇)、 20. [5’)、4.25〜4.3
3(m、 11. [4’)、6.12(dd。
IF[、旧′)、7.47(d、 18’、 H5)、8.49(d、 III
、 f16)、9.2゜(幅広のs、 11. NH)。
”CNIR(CDC/3. 75 11Hz) δ :8.45、24.13、
30.71.33、33.62.99.82.75.88.28.96.01.
145.31.155.47.162、35および174.24゜
実施例 1
a) 2’ 、 3’−ジデオキシ−N’、5’−0ジ(ピリジン−3−カルボ
ニル)シチジン(式(I ) C、Z=Y’=H1ys=y+=(l、4−ジヒ
ドロ−N−メチルピリジン−3−イルカルボニル)
2’ 、 3’−ジデオキシシチジン(0,100g、5.12X10−’モル
)および4−N、N−ジメチルアミノピリジン(0,073g、6 X 10−
’モル)を、ジクロロメタン(5■11水素化カルシウムから蒸留されたもの)
およびピリジン(5■l)の混合物中に溶解し、0℃に冷却した。ピリジン−3
−カルボニルクロライド塩酸塩(1,126ミリモル)を30分かけて徐々に加
えた。得られた混合物を窒素下で周囲温度において48時間撹拌した。水(41
11りを加え、その溶液を減圧下で蒸発した。生成物をカラムクロマトグラフィ
ー(溶離剤としてクロロホルムおよびエタノールを用いるシリカゲル)により精
製した。
b) 2’、3’−ジデオキシ−N’、5’ −0−ビス(1−メチルビ−リグ
ニウム−3−カルボニル)シチジンジョージド
2’ 、 3’−ジデオキシ−N’、5’ −0−ビス(ピリジン−3−カルボ
ニル)シチジン(0,100g、2.47X 10−’モル)をメタノール(5
ml>中に溶解し、0℃に冷却した。ヨウ化メチル(0,07g、4.93X
10−’モル)を加え、そのままで温度を室温にした。混合物を室温で2時間撹
拌し、次に短期間還流した。溶媒を除去し、生成物を結晶化により単離した。
c) 2’、3’−ジデオキシ−N4.5’−0−ビス(1,4−ジヒドロ−1
−メチルピリジン−3−カルボニル)シチジン
2’、3’−ジデオキシ−N4.5’−0−ビス(1−メチルピリジニウム−3
−カルボニル)シチジンジョージド(0,10h、1.06X10−’モル)を
炭酸水素ナトリウム(6,36x to−’モル)含有の脱気した水(5■l)
中に溶解した。
ジエチルエーテル(10■l)を加え、得られた2相系を水浴で0℃に冷却した
。亜ジチオン酸ナトリウム(4,24X10−4モル)を10分かけて加えた。
混合物を窒素下で12時間撹拌した。有機層を分離し、水相をジエチルエーテル
(3,25m/)で抽出した。合一したエーテル相を水洗し、硫酸マグネシウム
で乾燥しついで蒸発した。生成物はクロマトグラフィーにより単離した。
実施例 2
3−(1,4−ジヒドロ−1−メチルピリジン−3−カルボニルオキシ)メチル
−5’ −0−バルミトイル−2’ 、 3’−ジデオキシチミジン(式(I
)A、 Yl−=1.4−ジヒドロニコチニル−オキシメチル、Yl−=バルミ
トイル、R8−=メチル)
a) クロロメチルN−メチルピリジニウム−3−カルボキシレートクロライド
■−メチルピリジニウムー3−カルボニルクロライド(1ml>をジオキサン(
50m/)中に懸濁し、バラホルムアルデヒド(1,5ミリモル)を加えついで
混合物を周囲温度で一夜撹拌した。溶媒を減圧下で除去し、粗生成物は次の反応
のアルキル化のために直接用いた。
b)乾燥N、N−ジメチルアセトアミド(50ml)中の5′−〇−バルミトイ
ルー2’、3’−ジデオキシチミジン(1ミリモル)、クロロメチルN−メチル
ピリジニウム−3−カルボキシレートクロライド(1ミリモル)および炭酸カリ
ウム(0,5ミリモル)の混合物を周囲温度で一夜撹拌した。
溶媒を減圧下で除去し、残留物を少量の水で摩砕し、濾過し、濾液を少量のアセ
トンで洗浄しついで固形物を乾燥した。こうして製造されたヌクレオシドのピリ
ジニウム誘導体を炭酸ナトリウム(0,8ミリモル)含有のエタノール水溶液(
1: l ; 25麿l)に加えた。ジエチルエーテル(25m1)を加え、混
合物を0℃に冷却し、亜ジチオン酸ナトリウム(1ミリモル)を15分かけて加
え、混合物を窒素下で12時間撹拌し、有機層を分離し、水性相をエーテル(2
X 50wA’)で抽出し、合一したエーテル相を水洗し、乾燥しくMgSO4
で)、蒸発しついで生成物を、石油エーテル:酢酸エチルを用いるフラッシュク
ロマトグラフィーにより精製した。
実施例 3
3−(1,4−ジヒドロ−1−メチルピリジン−3−カルボニルオキシ)メチル
−5′−〇−バルミトイルー3′−デオキシチミジン(式(I )AlY”−=
1.4−ジヒドロ−1−メチルピリジン−3−カルボニルオキシメチル、YI−
=バルミトイル、R5−=メチル)
a)5’−0−バルミトイル−3−(ピリジン−3−カルボニルオキシ)メチル
−3′−デオキシチミジン乾燥N、N−ジメチルアセトアミド(20m/)中の
5’ −0−バルミトイル−3′−デオキシチミジン(1ミリモル)および炭酸
カリウム(0゜8ミリモル)の混合物を周囲温度で2時間撹拌しついで乾燥N、
N−ジメチルアセトアミド(101/)中に溶解したクロロメチルビリジン−3
−カルボキシレート(1,2ミリモル)の溶液を撹拌下0℃で30分かけて滴加
した。得られた混合物を周囲温度で35時間撹拌し、濾過し、濾液を蒸発しつい
で生成物を、酢酸エチル:石油エーテルを用いるシリカゲルでのフラッシュクロ
マトグラフィーにより精製した。
b)3−(1−メチルピリジニウム−3−カルボニルオキシ)メチル−5′−〇
−バルミトイルー3′−デオキシチミジンヨージド
無水アセトン(20璽l)中に溶解した5′−〇−バルミトイルー3−(ピリジ
ン−3−カルボニルオキシ)メチル−3′−デオキシチミジン(1ミリモル)の
溶液にヨウ化メチル(2ミリモル)を加え、該溶液を含有するフラスコをアルミ
ニウムホイル中に包み、その溶液を周囲温度で48時間撹拌しついで沈殿した生
成物を濾過により単離した。
C) 3−(1,4−ジヒドロ−1−メチルピリジン−3−カルボニルオキシ)
メヂルー5’ −0−バルミトイル−3′−デオキシチミジン
3−(1−メチルピリジニウム−3−カルボニルオキシ)メチル−5’ −0−
バルミトイル−3′−デオキシチミジソヨージド(1ミリモル)を脱気した10
%メタ7ノール水溶液(75++4)中に溶解し、溶液を0℃に冷却し、炭酸水
素ナトリウム(4ミリモル)およびジチオン酸ナトリウム(4ミリモル)を加え
、得られた混合物を周囲温度で20分間撹拌しついで沈殿した黄色がかった生成
物を濾過により除去し、水洗しそして乾燥した。生成物を酢酸エチル:石油エー
テルを用いるシリカゲルでのフラッシュクロマトグラフィーによりさらに精製す
ることができた。
実施例 4
i)フェニルチオメチル6−クロロピリジン−3−カルボキシレート
1.2−ジメトキシエタン(250tl)中に溶解した6−クロロニコチン酸(
11,039,10ミリモル)の溶液に水素化ナトリウム(0,315g、21
ミリモル)を4℃で滴加し、混合物を40℃に加熱し、クロロメチルフェニルス
ルフィド(H,109,70ミリモル)、ヨウ化ナトリウム(0,3159,2
41ミリモル)およびテトラブチルアンモニウムブロマイド(1,35g、4.
2ミリモル)を加えた。混合物を還流下(Nt−雰囲気)で光を除外して20時
間加熱したところ、TLCによるモニターでは反応の完了したことが示された。
この冷混合物を濾過し、濾液を蒸発し、残留物をジクロロメタン(1h4)中に
溶解し、溶液を飽和Na(J−水および2N炭酸ナトリウムで洗浄し、乾燥しく
11gS04で)、蒸発しそして残留物を蒸留した。bp、 135℃/ 0.
005gmHg、収率80%(0,979) 、融点142〜144℃。
’IT N11R(CDCら)δ: 5.67(C!’lz、S)、7.2〜7
.7(Ph。
U)クロロメチル6−クロロピリジン−3−カルボキシ1ノー−ト
乾燥ジクロロメタン(30m/)中に溶解したフェニルチオメチル6−クロロピ
リジン−3−カルボキシレート(2,809,10ミリモル)の撹拌溶液に、乾
燥ジクロロメタン(15mm’り中のスルフリルクロライド(1,8h、14ミ
リモル)を窒素下で0℃において30分かけて滴加した。混合物を0℃でさらに
30分、室温で60分撹拌し、0℃に冷却しついで乾燥ジクロロメタン(10m
A’)中のシクロヘキセン(0,909,11ミリモル)の溶液を10分かけて
滴加した。
得られた混合物を室温で2.5時間撹拌し、蒸発し、石油エーテルを加え、沈殿
をシリカゲルの床に通して濾過することにより除去し、濾液を傾斜溶出: CH
,C/、 :石油エーテル(2: 3)〜CH2C/、:EtOAe(9: 1
)を用いるシリカカラムでのクロマトグラフィー処理に付した。収率95%(1
,979)。
’HN1IR(CDC1s)δ・5.92(CJh)、7.43(II−5,d
、厚8.5tti) 5’−0−(6−クロロピリジン−3−カルボニルオキシ
)メチル−3′−デオキシチミジン3′−デオキシチミジン(0,5ミリモル)
を乾燥DIF(10IIl)中に溶解し、水素化ナトリウム(1,13ミリモル
)を加えた。混合物を室温で20分間撹拌し2、−40℃に冷却し、DIIF(
5111)中に溶解したクロロメチル6−クロロピリジン−3−カルボキシしノ
ート(0,53ミリモル)の溶液を撹拌下で滴加した。反応はTLCによりモニ
ターした。−40℃で30分経過後にそのままで混合物を室温にし、室温で2時
間撹拌し、濾過し、濾液を減圧で蒸発し、次にその濾液をCR(J、 : Et
OH(9: l )を用いるフラッシュクロマトグラフィー処理に付した。
1v)5’−0−(ピリジン・−3−カルボニルオキシル−3′−デオキシチミ
ジン
DMF( 4諺l)およびエタノール(]−ffil)中に溶解した5′−0−
(6−クロロピリジン−3−カルボニルオキシ)メチル−3′−デオキシチミジ
ン(0.5ミリモル)の溶液に酸化マグネシウム(2ミリモル)および5%Pd
/木炭(65粁)を加えた。水素化分解を、水素化ホウ素ナトリウムの水溶液へ
の3NFICAI’の添加により調整された条件の下で■2ーガスが発生される
ブラウン(Brown)装置を用いて大気圧で実施した。反応は50℃で2時間
実施した(TLCでモニター)。次に混合物を、セライト(Celite)の床
を通して濾過し、濾液を減圧下で蒸発乾固した。生成物を、CIIIC/3:
EtOR(9 : 1 )を用いるシリカゲルでのフラッシュクロマトグラフィ
ーによりさらに精製した。
v)5’−0−(1−メチルピリジニウム−3−カルボニルオキシ)メチル−3
′−デオキシチミジン ヨーシト
アセトン( 2(1+1)中に溶解した5’−0−(ピリジン−3−カルボニル
オキシ)メチル−3′−デオキシチミジン(1ミリモル)の溶液にヨウ化メチル
( 2 m/)を加え、混合物を、光を除外して室温で48時間撹拌しついで沈
殿した生成物を濾過により単離した。
vi) 5’ − 0 − (1.4−ジヒドロ−1−メチルビリジン−3−カ
ルボニルオキシ)メチル−3′−デオキシチミジン
5’−0−(1−メチルピリジニウム−3−カルボニルオキシ)メチル−3′−
ジデオキシチミジン(1ミリモル)を脱気した10%メタノール水溶液( 75
g+/)中に溶解し、溶液を0℃に冷却し、炭酸水素ナトリウム( 4 Ill
)および亜ジチオン酸ナトリウム(4ミリモル)を加え、得られた混合物を室温
で20分間撹拌しついで沈殿した生成物を濾過により除去し、水洗しそして乾燥
した。生成物はCHC/, : Neon(9 : 1 )を用いるシリカゲル
でのフラッシュクロマトグラフイーによりさらに精製されることができた。
実施例 5
i) 5’−0−(3’−ピリジニルカルボニル)−H4−プロピオニル−2’
、 3’−ジデオキシシチジンN4−プロピオニル−2’、3’−ジデオキシ
シチジン(0,0359,1,309,10−’モル)およびN、N−ジメチル
アミノピリジン(0,3299,1,440,10−4モル)を乾燥ジクロロメ
タン(2ml)中で0℃において撹拌した。無水ニコチン酸(Schreche
r et al、、 J、 Am、 Chet Soc、、 5803(195
4)によってニコチン酸ナトリウムから製造された)(0,0178g、1.4
53.10−’モル)を室温で12時間撹拌し、さらに無水ニコチン酸(0,0
1789,1,453,10−’モル)を加え、その混合物を12時間以上撹拌
した。水(2ml)を加えた。
水およびジクロロメタンを高真空蒸発により除去した。
生成物を、溶離剤としてクロロホルムおよびクロロホルム・エタノール(9:
1)を用いるシリカゲルでのクロマトグラフィーにより精製した。収量: 0.
0278g(57,1%)(不純なフラクション中に約10%強(油状物))。
宜HNIIR(CDCA’3300 Mflz)δ:1.72(t、 c■3)
、1.75〜1.83(s、In)、 2.1θ〜2.22(m、21)、 2
.49(q、cHl)、 2.50〜2.66(■、1■)、4.44〜4.5
4(w+、III、 [14’ )、4.62(幅広のd、 2■、 15’)
、6.04(dd、 111. Ill’)、7.35(d、 ll’l、 1
5)、7.42(dd、 1■、 15’)、8.09(d、 IL 116)
、8.26(dt、 In。
■″)、8.79(dd、IH,H6’)、9.21(t、IH,112’)、
9.41(幅広のs、 111. Ni1)。
”CNIR(CDC/s 75 MHz)δ : 8.69、25.32、30
.62.39、09.65.54.79.64.88.30.96.06.12
3.49.123.43.137.03.143.64.150.90.153
.96.155.09.162.6L165、03.174.21゜
1i)5’−0−(1’−メチル−35−ピリジニルカルボニル)−H4−プロ
ピオニル−2’ 、 3’−ジデオキシシチジンヨージド
5’ −0−(3’−ピリジニルカルボニル)−H4−プロピオニル−2’ 、
3’−ジデオキシシチジン(0,0278v、?、 47.10−’モル)を
アセトン(4@jり中に溶解し、ヨウ化メチル(50tri)を加えた。反応混
合物を穏和に還流し、反応をTLCにより追跡した。さらにヨウ化メチルを6時
間間隔で(3X 5hjりで加えた。24時間還流後に反応混合物を蒸発し、黄
色生成物をジューテロ化アセトンおよび重水中で溶解しついで’HNMHにより
分析した。
収率: ’l’l NIRによれば約90%。
鵞HNIIR(D、O/アセトン−do、 30011Hz)δ: 1.00(
t。
C03)、1.72〜1.88(m、 IB)、2.822.18(m、 21
1)、2.34〜2.44(q、 CH2)、2.40〜2.52(m、 11
)、4.41(s、 N−C0,)、5.95(dd’、 ll’l、 14’
)、7.17(d、 111.15)、8.15(dtt、 21゜116−1
15’)、8.95(dd、 2H,+14’および■6′)、9.40(幅広
の8゜11、 12’)、水共鳴により不明瞭な)4′および■5プロトン。
ff1) 5’ −0−(1’、4″−ジヒドロ−1′−メチル−3′−ピリジ
ニルカルボニル)−%4−プロピオニルー2’ 、 3’−ジデオキシシチジン
前記(n)からの生成物(7,47X 10−’モル)を少量のCHCらで洗浄
して疎水性不純物を除去し、次に10%メタノール水溶液(3ml>中に溶解し
た。炭酸水素ナトリウム(0,0319; 3.735X 10−’モル)およ
び亜ジチオン酸ナトリウム(0,065g、3.735X 10−4モル)を1
0分かけて徐々に加えた。反応を窒素雰囲気下で1時間実施した。反応混合物を
減圧下で蒸発し、得られた残留物をシリカカラムに適用し、cncらそして次に
CHCj!s/ EtOTI (9: 1 )で溶離した。生成物を含有するフ
ラクションを蒸発して油状物を得た。
’HNIR(CDC1s、300 11flz) δ : 1.17(t、31
1. 璽e)、 1.9Cm、11)、 2.1〜2.3(■、 2■)、 2
.4〜2.65(q+ m、3H)、 2,9(s、3t1. 璽e)、3.1
(幅広のs、28)、4.5(*、111. H4’)、4.6(s、21.
115’)、 4.8(11)、 5.6(11)、 6.0(w、IH,旧′
)、7.0(IH)、7.4(d、 III、 15)、8.1(d、 IH,
116)。
製剤例 A
経口用カプセル剤の調製
活性化合物 50ヨ。
トウモロコシデンプン(^−ylu菖■aydis) 十分量上記粉末を混合し
、ハードゼラチンカプセル(Capsu−gel 5ize 00)中に充填し
た。
製剤例 B
活性化合物 1g
流動パラフィン 100g
白色パラフィン 全体で10009になるまで白色パラフィンを溶融し、流動パ
ラフィン中に混入しついで混合物が冷た(なるまで撹拌した。活性化合物をこの
基剤の一部分で摩砕し次に基剤の残りを徐々に混入させた。軟こうをラッカーが
けのアルミニウム管中に充填しく2h)ついで密封した。この軟こうは活性化合
物0.1%を含有した。
製剤例 C
非経口用懸濁剤の調製
活性化合物 200g
ポリソルベート803g
ソルビトール 400g
ベンジルアルコール 8g
水 を加えて1000g+Zとする
IMncx 十分量
ポリソルベート(Polysorbate) 80、ソルビトールおよびベンジ
ルアルコールを蒸留水50(1+7中に溶解した。活性化合物を0.15mm篩
にかけ、激しい撹拌の下で溶液中に分散した。1MH(Jの滴加によりp■を4
.5に調整した。
水を加えて1000m/にし、その懸濁液を1mlバイアル中に充填した。バイ
アルをγ−放射線により滅菌した。各バイアルは活性化合物200mgを含有し
た。
製剤例 D
錠剤の調製
活性化合物 200
ラクトース 85
ポリビニルピロリドン 5
デンブソ 42
タルカムパウダー 15
ステアリン酸マグネシウム 3
活性化合物およびラクトースを0.15s+m篩にかけ、10分間−緒に混合し
た。混合された粉末をポリビニルピロリドンの水溶液で湿らせた。これを顆粒に
し、乾燥(40℃)した該顆粒をデンプン、タルカムパウダーおよびステアリン
酸マグネシウムとともに混合した。この顆粒を圧縮して錠剤にした。錠剤の直径
はlimeであり、重量は350■9でありそして各錠剤は活性化合物200m
9を含有した。
製剤例 E
直腸投与用懸濁剤の調製
メチルp−ヒドロキシベンゾエート(70119)およびプロピルp−ヒドロキ
シベンゾエート(15mv)を90℃で水(100m/)中に溶解した。30℃
に冷却後、メチルセルロース(2g)を加えそして混合物を3時間振とうした。
活性化合物1すを0.15mg篩にかけ、激しい撹拌下で溶液中に分散した。こ
の懸濁液を100m/管中に充填した。該懸濁剤は1m/当たり10mgの活性
化合物を含有した。
製剤例 F
経口懸濁剤の調製
活性化合物 10
カルボキシメチルセルロース 1.5
ソルビトール 200
ナトリウムベンゾエート1.0
オレンジエツセンス 0.3
アプリコツトエツセンス 0.7
エタノール 50
水 236.5
カルボキシメチルセルロース、ソルビトールおよびナトリウムベンゾエートを水
中に撹拌下で2時間溶解した。
エタノール中に溶解した上記エツセンスの溶液を加えた。
活性化合物を0.15mm篩にかけ、激しい撹拌の下で溶液中に分散した。この
懸濁液(109)を2Qml管中に充填した。
容管は活性化合物200mgを含有した。
製剤例 G
注射溶液の調製
活性化合物10mgを0.9%塩化ナトリウム10mJ中に溶解した。iN n
clでpiを4.5に調整した。溶液を滅菌濾過しついで10m/バイアル中に
充填した。この溶液は1stl当たり1りの活性化合物を含有した。
製剤例 H
ダラム
活性化合物 500
ステアリン酸マグネシウム 5
活性化合物、ヒドロキシプロピルメチルセルロースおよびラクトースを20分間
−緒に混合し、ポビドン溶液で顆粒にした。ステアリン酸マグネシウムを加え、
その混合物を圧縮して錠剤にした。錠剤の直径は13■電であり、重量は700
11gでありそして各錠剤は活性化合物500m9を含有した。
国際調査報告
m−−m−−HoPCT/EP 89101183
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1)式(I) ▲数式、化学式、表等があります▼(I)〔式中、Zは水素原子またはアジド基 であり、Y1は水素原子であるかまたは式R1(O)nCO(OCR2R3)m −(ここでnは0または1であり、mは0または1でありそしてR1は場合によ り置換されたアルキルまたはアリール基であるか、またはnが0である場合には 水素原子でありそしてR2およびR3は独立して水素原子または低級アルキル基 である)を有する生理学的に許容しうる基であり、そして Xは下記の基 ▲数式、化学式、表等があります▼(A)▲数式、化学式、表等があります▼( B)▲数式、化学式、表等があります▼(C)▲数式、化学式、表等があります ▼(D)▲数式、化学式、表等があります▼(E)▲数式、化学式、表等があり ます▼(F)▲数式、化学式、表等があります▼(G)▲数式、化学式、表等が あります▼(H)▲数式、化学式、表等があります▼(I)▲数式、化学式、表 等があります▼(J){ここで基Y2、Y3およびY14はY1の定義を有しそ してY1とまたは互いに同一または相異なることができ、R4は水素原子または 基−NY3Y4(ここでY3およびY4は前記の定義を有する)でありそしてR 5は水素原子または低級アルキル基である}から選択される基であるが、但し基 Y1、Y2、Y3およびY4のうちの少なくとも1つは式(III) ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中R6はC1−7アルキル基またはC7−10アラルキル基であり、R2お よびR3は前記の定義を有しそしてpは0または1である)の基であり、そして Y1が前記の定義を有する式(III)の基であり、Zがアジド基でありそして Xが前述の定義を有する式(A)または(B)の基である場合にはY2は式(I II)の基であるかまたは前記の定義を有する式R1(O)nCO(OCR3R 4)m−の基である〕 で表される化合物。 2)R1が場合により置換されたC1−20アルキル基およびC■−20アリー ル基から選択される請求項1記載の式(I)の化合物。 3)基Y1、Y2、Y3およびY4のうちの少なくとも1つにおいてmが1を示 し;R2が水素原子であり、そしてR3が水素原子またはメチル基である請求項 1記載の式(I)の化合物。 4)活性成分としての、前記請求項のいずれかに定義された式(I)の化合物1 種以上および/またはその無毒性塩を製薬担体または賦形剤と一緒に含有する医 薬組成物。 5)請求項1〜3のいずれかに定義された式(I)の化合物の製造において、式 (II) ▲数式、化学式、表等があります▼(II)[式中、Y1およびZは前記の定義 を有しそしてX■は基Y1、Y2、Y3およびY4のいずれかがそれぞれさらに 保護基を示すことができることを除いてはXの前記定義を有するが、但しY1、 Y2、Y3およびY4のうちの少なくとも1つは水素原子である]の化合物を、 基R1(O)nCO.(OCR2R3)m−を導入するのに適した試薬と反応さ せ、次に必要によりいずれかの保護基および/または導入された望ましくない置 換基を除去することからなる製造方法。 6)レトロウイルス感染症の治療または予防用医薬製造における請求項1〜3の いずれかに定義された式(I)の化合物および/またはその塩の使用。
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