JPH04500062A - 超伝導性金属酸化物組成物、その製造方法と使用 - Google Patents

超伝導性金属酸化物組成物、その製造方法と使用

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 超伝導性金属酸化物組成物、その製造方法と使用発明の背景 関連特許願に対する相互参照 本出願は1988年8月lO日出願の米国特許願第07/230,631号(ド ケット番号CR−8679)の部分的継続である。
発明の分野 本発明は超伝導性である新規Tl−Pb−Ca−3r−Cu−0組成物に関する 。
艶1文本 ヘトノルス及ヒムラー、ツアイトンユリフト ヒュル フイジークB64.18 9 (1986)は約35にの超伝導転移温度を有するLa−Ba−Cu−0系 における超伝導相を開示している。この開示は、その後に多くの研究者によって 確認された[lことえば、ラオ及びガングリ−、カレント サイエンス、56. 47 (1987)、チューら、サイエンス 235,567 (1987)、 チューら、フィジカル レビュー レターズ 58,405 (1987)、キ ャバら、フィジカル レビュー レターズ 58,408 (1987)、ベド ノルズら、ユーロフィジックス レターズ 3,379 (1987)参照]。
超伝導相は正方晶系に2NiF、形構造をもつLa、−x (Ba、Sr、Ca )xCu○、−yの組成として同定されており、ここでXは一般に約0. 15 でyは酸素空位を示す。
ウーら、フィジカル レビュー レターズ 58.908 (1987)は約9 0にの超伝導転移温度をもつY−Ba−Cu−○系における超伝導相を開示して いる。キャバら、フィジカル レビュー レターズ58.1676 (1987 )は、この超伝導性Y−Ba−Cu−0相が、斜方晶系の、ねじれた、酸素不足 のペロブスカイトY B a 2Cu 、ot−s(ここでδは約2,1である )であることを同定し且つ粉末X線回折図と格子パラメーターを提示している。
C,ミソチェルら、ツァイトシュリフト フイジーク B−コンデンスドマッタ −68,421(1987)はB its r2cuzo++δに近い組成をも つB i −5r−Cu−0系における超伝導性酸化物の新規部類を開示してい る。組成り I 2S r zc u 207+δに対する純粋相を単離した。
この物質に対するX線回折図はベロブスカイ]・のものと多少の類似性を示し、 また電子回折図は、a=5.32A (0,532nm)、b=26.6A ( 2−66nm)、C−48,8A (4,88nm)の斜方晶系格子パラメータ ーをもつペロブスカイト サブセルを示す。超純粋酸化物から製造した物質は、 固有抵抗の測定から決定するときに22にの中点と14に以下のゼロ抵抗温度を 有する超伝導転移を有している。工業用縁の酸化物から製造した材料は7にの中 点をもつ超伝導転移を有する。
H,マエダら、ジャパニーズ ジャーナル オブ アプライド フィジックス  27.L209 (1988)はB15rCaCu20Xに近い組成と約150 にの超伝導転移温度をもつB1−5r−Cu−Cu −0系における超伝導性酸 化物を開示している。
共通に譲渡された、1988年2月4日出願のS、N、152,186の部分的 継続である1988年2月8日出願のS、N、153,107、′超伝導金属酸 化物組成物とその製造方法”は公称式BiaSrbCacCu、0xi5:有す る超伝導組成物を開示しており、式中でaは約1−約3、bは約378〜約4、 Cは約3/16−約2でありX−(1゜5a+b+c十y)で、ここにyは約2 〜約5であり、但しb+cは約372〜約5であることを条件とし、該組成物は 約70に以上の超伝導転移温度を有している。式BB125r3−zcazcu 10+ωを有する超伝導金属酸化物相をも開示しており、式中で2は約0.1〜 約0.9、好ましくは0.4〜0.8であり、ωはゼロより大きいが1よりも小 さい。M、A、サブラマニアンら、サイエンス 239.1015 (1988 )もまたBi、Sr、−zCa、Cu、O,+a+超伝導体を開示している。
Y6ヤマダら、ジャパニーズ ジャーナル オブ アプライド フィジックス  27.L996 (1988)はB11−xPbxSrCaCu 20 yの系 列でのBiに対するPbの置換について開示しているが、ここでXは0.0.1 .0.3.0.5.0.7.0.9及び1.0である。TcはPbが存在しない x−0に対する75.5Kからx−0゜5に対する85.5Kまで上昇する。T cはx−0,7のように、さらに高いPb含量に対しては低下する。
M、タカノら、ジャパニーズ ジャーナル オブ アプライド フィジックス  27.L1041 (1988)はB i −S r−Ca−Cu −O系に8 けるBiのPbによる部分的置換は高Tc相の体積分率の増大をもたらす。異な る比で関連するイオンを含有する共沈殿したしゅう酸塩に773に以下で熱分解 を施した。次いで粉末状の試料を空気中で1073Kに12時間加熱し、ペレッ ト状としたのち、1118にで、場合によっては240時間を超えるまで続く種 々の時間にわたって加熱しtこ。 Bi:Pb:Sr:Ca:Cu−0,7+0 . 3:1:l:l:8の出発組成物を1118にで24時間加熱した。高Tc 相は約115にで超伝導の開始を示す。この相は板状結晶を形式し、これらの結 晶の分析はカチオン比がBi :Pb:Sr:Ca:Cu−67:5:100: 85:180であり、従って高Tc相では出発材料におけるよりもかなり少ない Pbが存在していることを示す。
M、ミズノら、ジャパニーズ ジャーナル オブ アプライド フィジックス  27.L1225(1988)もまたB i −5r−Ca−Cu−〇系へのp bの添加は、高Tc相の体積分率とこの相を取得するための最適温度の約855 ℃への低下を生じさせることを開示している。
E、V、サンパスクマランら、ジャーナル オブ フィジックスF:メタル フ ィジックス 18.L163 (1988)はB I 4Ca 3Cu 40、 中のBiのK又はPbによる部分的置換は約110にで超伝導性となる相の分率 の増大をもたらすことを開示している。
Z、Z、’/47ら、不−チャ−332,55(1988)は公称組成Tl2B t5Cu30H+x及びT ] B a、c u 30 B、 s + xを有 する試料におけるTl−Ba−Cu−0系での超伝導を開示している。両試料が 90によりも高い開始温度と81Kにおけるゼロ抵抗を有することを報告してい る。これらの試料は適当な量のBaCoxとCuOをめのうの乳鉢と乳棒を用い て混合及び摩砕することによって調製した。この混合物を空気中で925℃にお いて24時間よりも長時間にわたって数回の中間約な摩砕を伴なって加熱するこ とによって、均一な黒色のBa−Cu酸化物粉末を取得し、それを適当な量のT  I 、O,と混合し、完全に摩砕したのち、7mmの直径と1〜2mmの厚さ を有するペレット状に圧縮した。次いでペレットを88θ〜910℃に加熱しで ある管炉中に入れ、酸素気流中で2〜5分加熱した。僅かに溶融し始めたとき直 ちに試料を炉から取り出し、空気中で室温まで急冷した。目視による観察によっ て、TI、O,が黒色の煙として部分的に蒸発し、一部は淡黄色液体となり、ま た一部はBa−Cu酸化物と反応して黒色の部分的に溶融した、多孔性物質を形 成していることを認めた。
2.2ジエンら、不一チャ−332,138(1988)は公称組成TI*ca Jacusos+xを有する試料中のTl−Ca−Ba−Cu−0系における超 伝導を開示している。
R,M、ハーゼンら、フィジカル レビュー レターズ 60.1657(19 88)はT I −Ba−Ca−Cu−0系、T1.Ba、Ca。
CuxO+o及びTl2Ba、cacu、O,における二つの超伝導相を開示し ている。
斐の要約 本発明は公称式Tl ePbacabsrccudoxを有する新規超伝導組成 物を提供するが、ここでaは約171O〜約372であり、bは約1〜約4であ り、Cは約1〜約3であり、dは約1〜約5であり、eは約3/10−約1であ り、x= (a十す十c+d+e+y)であり、ここでyは約1/2〜約3であ る。a十〇の合計は約1であり、bは約2であり、Cは約2であり、dは約3〜 約4であり且つyは約1/2〜約2であることが好ましい。これらの組成物に対 する超伝導の開始は少なくとも70にである。
本発明は公称式T]PbaCabSrcCudOxを有する新規超伝導組成物を も包含するが、ここでaは約1/2〜約372であり、bは約1〜約4であり、 Cは約1〜約3であり、dは約1〜約5であり且つX= (a+b+c+d+y )であり、ここでyは約1/2−約3である。
aは約1であり、bは約1〜約2であり、Cは約1であり、dは約3〜約4であ り且つyは約172〜約2であることが好ましい。これらの組成物に対する超伝 導の開始は少なくとも70にである。
これらの超伝導組成物は、原子比Tl:Pb:Ca:Sr:Cuがe:a:b: C:dであるように選んだ相対量にあるTI、Pb%Ca。
Sr及びCu酸化物の混合物を、局限した雰囲気中で、たとえば、金及び酸素を 含む反応成分の逸出を完全に防止する、たとえば、金のような非反応性金属から 成る密閉した管中で、約り50℃〜約940°C1好ましくは約1/2〜約92 5°Cの温度で、約3〜12時間加熱すること図1は温度の関数としての本発明 の組成物によって排除される磁束のプロットを示す。
本発明の詳細な説明 本発明の超伝導組成物は下記の方法によって調製する。Tl:Pb:Ca:Sr :Cuの原子比がe:a:b:c:d、ここでaは約1/10〜約3/2であり 、bは約1〜約4であり、Cは約1〜約3であり、dは約1〜約5であり、eは 約3/lO〜約lである、となるように酸化物反応成分子1.0!、PbO2、 CaO2、Sr○、及びCuOの量を選び、たとえば、乳鉢中でそれらを一緒に 摩砕することによって、混合する。混合した粉末を次いで直接に、又は先ずペレ ット又はその成の成形体を形成させたのちに、加熱する。本発明の超伝導組成物 は反応成分を加熱する際の雰囲気を注意深く制御する場合にのみ生成する。この 制御しt:雰囲気を達成するための一方法は、たとえば金のような非反応性の金 属から成る管中に反応成分を入れ、次いで溶接によって管を閉じることである。
封じた管を次いで炉中に入れて、約り50℃〜約940℃に約3〜12時間加熱 する。次いで炉への電力を切り、管を炉内で常温、約20℃、まで冷却したのち 、炉から取り出す。次いで管を開き、黒色の生成物を回収する。このようにして 調製した組成物は70によりも高い温度で超伝導の開始を示す。
これらの超伝導組成物中では二つの超伝導相が確認された。一つの相、“12オ ングストローム相”は約85にの超伝導の開始及び正方晶系セルに対してインデ ックスしたX線粉末回折結果から決定したa=0.380nmとC−1−21n mの格子パラメーターを有し、他の相、″15オングストローム相”は約120 にの超伝導の開始および正方晶系セルに対してインデックスしたX線粉末回折結 果から決定したa=0.380nmとC”1.52nmの格子パラメーターを有 する。
超伝導は磁束排除、すなわち、マイスナー効果の観察によって確認することがで きる。この効果はフィジカル レビューB、36.5586(1987)におけ るE、ボルトラック及びB、フィッンヤーによる文献中に記載の方法によって測 定することができる。
本発明の超伝導組成物は、きわめて効率的に電流を伝導するために、又は医療目 的に対する磁気撮像のための磁場を提供するために用いることができる。すなわ ち、針金又は棒の形状にある組成物を、この分野で公知であるように、超伝導遷 移温度(Tc)が77によりも高いときは液体窒素に、又はTcが77によりも 低いときは液体ヘリウムにさらすことによって、Tc以下の温度に冷却し、次い で電流の流れを開始することによって、何らの電気抵抗による損失なく、かかる 電気の流れを取得することができる。最低限度の電力の損失のもとで極度に高い 磁場を提供するためには、前記の針金をコイル状に巻き、それをTcに依存して 液体ヘリウム又は液体窒素にさらしたのち、電流をコイル中に誘導すればよい。
このような磁場は鉄道車輌のような大さな対象物の浮揚のために用いることがで きる。これらの超伝導組成物は、たとえばSQU ID5(超伝導量子干渉素子 )のようなジョセフソン素子において、また、たとえば高速サンプリング回路及 び電圧標準のような、ジョセフソン効果に基づく機器においても有用である。
1:11:1:1のTI:Pb:Ca:Sr:CuJ[子比に相当する、2.2 837gのT1.03.2.391gのPbO,,0,7208gのCaO2, 1,1962gの5r02及び0.7954gのCuOを一緒にめのう乳鉢中で 約30分摩砕した。直径10+n+nと厚さ約3關のペレットを、この混合した 粉末から圧縮した。二つのペレットを金の管(直径3/8#、長さ4″)中に入 れ、両端を溶接することによって管を閉じた。管を炉中に入れ、1分間当り5℃ の速度で875℃まで加熱し11次いで875℃で6時間保った。次いで炉への 入力を切り、炉中で室温まで冷却した。次いで管を炉から取り出し、切って開い た。黒色の生成物を回収した。
マイスナー効果の測定は約75Kにおける超伝導の開始を示した。
実施例2 実施例1の混合した粉末の他の二つのペレットを、それらを加熱し且つ保持する 温度を925°Cとした以外は実施例1に記したように処理しtこ。
マイスナー効果の測定は約70にの超伝導の開始を示した。
実施例3 1:1:2:1:3のTl:Pb:Ca:Sr:Cu:原子比に相当する、2. 2837gのTIxOs、2.3919gのPbO*、1.1416gのCab 、、1.1962gのSro、及び2.3862gのCuOを一緒にめのう乳鉢 中で約30分間摩砕した。この混合物から直径10mm、厚さ約3mmのペレッ トを圧縮しj;。二つのペレットを金の管(直径3/8#、長さ4″)中に入れ 、両端の溶接によって管を閉じた。管を炉中に入れ、1分間当り5℃の速度で8 75°Cに加熱し、次いで875°Cで6時間保った。次いで炉への入力を切り 、管を炉中で室温まで冷却した。次いで管を炉から取り出し、切って開いた。黒 色の生成物を回収した。
マイスナー効果の測定は約80Kにおいて超伝導の開始を示した。
衷裏勇土 実施例3の混合した粉末の他の二つのペレットを、それを加熱し且つ保持する温 度を925℃とする以外は実施例3に記すようにして処理しI:。
マイスナー効果の測定を行ない、その結果を第1図中に示したが、この図では磁 束の排除を温度の関数としてプロットしている。このプロットは約110Kにお いて超伝導の開始を示す。
生成物のX線粉末回折は支配的な相は15オングストローム相である1:i:l :l:3のTl :Pb:Ca:Sr:Cu原子比に相当する2、2837gの T l x Os、2.3919gのpbo、、0.7208gのCa O2, 1,1962gのSr’s及び2.3862gのCuOを一緒にめのう乳鉢中で 約30分間摩砕した。この混合しI;粉末から直径10mm、厚さ3mmのペレ ットを圧縮した。二つのペレットを金の管(直径3/8” 、長さ4#)中に入 れ、両端の溶接によって管を閉じた。管を炉中に入れ、1分間当り5℃の速度で 875℃に加熱し、次いで875°Cで6時間保った。次いで炉への入力を切り 、管を炉中で室温まで冷却しl;。次いで管を炉から取り出して、切って開いた 。黒色の生成物を回収した。
マイスナー効果の測定は約85Kj:おける超伝導の開始を示した。□生成物の X線粉末回折は支配的な相が12オングストローム相である実施例5の混合した 粉末の他の二つのペレットを、加熱し且つ保持する温度を925℃とする以外は 実施例5に記したようにして処理した。
マイスナー効果の測定は約120Kにおける超伝導の開始を示した。
生成物のX線粉末回折は支配的な相が15オングストローム相である1:l:l :1:2のTl:Pb:Ca:Sr:Cu:W、子比に相当する2、2837g 17)TI、O,,2,3919g(’)P boy、0.7208gのCab 、、1.1962gのSrO,及び1.5908gのCuOを一緒にめのう乳鉢 中で約30分間摩砕した。この混合した粉末から直径10mm、厚さ約3mmの ペレットを圧縮した。二つのペレットを金の管(直径3/8″、長さ4″)中に 入れ、両端の溶接によって管を閉じた。管を炉中に入れ、1分間当り5℃の速度 で875℃に加熱し、次いで875℃で6時間保った。次いで炉の入力を切り、 管を炉中で室温まで冷却した。次いで管を炉から取り出し、切って開いた。黒色 の生成物を回収した。
マイスナー効果の測定は約80Kにおいて超伝導の開始を示した。
生成物のX線粉末回折は支配的な相が12オングストローム相である実施例7の 混合した粉末の他の二つのペレットを、それらを加熱し且つ保持する温度を92 5℃と゛する以外は実施例7に記したようにして処理した。
マイスナー効果の測定は約85Kにおける超伝導の開始を示した。
生成物のX線粉末回折は支配的な相が12オングストローム相であることを示す 。
1:I:1:2:3のTl:Pb:Ca:Sr:CujN子比に相当する2−2 837gのTI、O,,2,3919gのpboz、0.7208gのCaO1 ,2,3924gのSrO,及び2.3862gのCuOをめのう乳鉢中で一緒 に約30分間摩砕した。この混合した粉末から直径10mm、厚さ3mmのペレ ットを圧縮した。二つのペレットを金の管(3/8”の直径と4#の長さ)中に 入れ。両端の溶接によって管を閉じt;。管を炉中に入れ、1分間当り5℃の速 度で860℃に加熱し、次いで860℃で6時間保った。次いで炉への入力を切 り、炉中で室温まで冷却させた。次いで炉から管を取り出し、切って開いた。黒 色の生成物を回収した。
マイスナー効果の測定は約80Kにおける超伝導の開始を示した。
生成物のX線粉末回折は支配的な相が12オングストローム相である加熱し且つ 保持する温度を890℃とする以外は実施例9に記したようにして、実施例9の 混合した粉末の他の二つのペレットを処理した。
マイスナー効果の測定は約80Kにおける超伝導の開始を示した。
生成物のX線粉末回折は支配的な相が12オングストローム相である3/10ニ ア/10:2:2:3のTl :Pb:Ca:Sr:Cu原子比に相当する0、 6851gのTI!03.1.6743gのpbo、、1.4416gのCab 、、2.3924gの5r02及び2.3862gのCuOを一緒にめのうの乳 鉢中で約30分間摩砕した。この混合した粉末から直径10mm、厚さ約3mm のペレットを圧縮した。二つのペレットを金の管(直径3/8′、長さ4#)中 に入れ、両端の溶接によって管を閉じた。管を炉中に入れ、1分間当り5℃の速 度で900℃l:加熱し、次いで900℃で6時間保った。次いで炉の入力を切 り、管を炉中で室温まで冷却した。次いで管を炉から取り出し、切って開いた。
黒色の生成物を回収した。
マイスナー効果の測定は約120Kにおいて超伝導の開始を示した。
生成物のX線粉末回折は本質的に実施例12に示したものと同様であつt二。
実施例12 x/2: I/2:2:2:3のTI:Pb:Ca:Sr:Cu原子比に相当す る1、1419gのTIzOs、1.1960HのPbO2,1゜4416gの CaO2,2,3924gのSrO,及び2.3862gのCuOを一緒にめの うの乳鉢中で約30分間摩砕した。この混合した粉末から直径10mm、厚さ3 mmのペレットを圧縮した。二つのペレットを金の管(直径3/8″、長さ4″ )中に入れ、両端の溶接によって管を閉じた。管を炉中に入れ、1分間当り5° Cの速度で900℃に加熱し、次いで900°Cで6時間保った。次いで炉の入 力を切り、管を炉中で室温まで冷却した。次いで管を炉から取り出し、切って開 いた。黒色の生成物を回収した。
マイスナー効果の測定は120Kにおいて超伝導の開始を示した。
本質的に単−相である、生成物のX線粉末回折図のd−間隔、相対強度及び観察 される反射指数を第」表中に示す。これは15オングストローム相の特性図であ る。
第1表 0’、5097 m 003 0.3811 m 004 0.3704 w 101 0.3400 m 102 0.3049 m 103 0.2698 vs 104 1.558 m 218 S−強 実施例13 7/10 : 3/l O: 2 : 2 : 3のTl:Pb:Ca:Sr: Cu原子比に相当する1、5986gのT I t O3,0,6696gのp bo、、1.4416gのCab、、2.3924gのSrO,及び2.386 2gのCuOを一緒にめのうの乳鉢中で約30分間摩砕した。この混合した粉末 から直径10mm、厚さ約3mmのペレットを圧縮した。二つのペレットを金の 管(直径3/8#、長さ4#)中に入れ、両端に溶接によって管を閉じた。管を 炉中に入れ、1分間当り5℃の速度で900℃に加熱し、次いで900℃で6時 間保った。次いで炉の入力を切り、管を炉中で室温まで冷却した。次いで管を炉 から取り出し、切って開いた。
黒色の生成物を回収した。
マイスナー効果の測定は約110Kにおいて超伝導の開始を示した。
生成物のX線粉末回折は本質的に実施例12において示したものと同様であった 。
実施例14 9/10:l/10:2:2:3のTI:Pb:Ca:Sr:Cu[子比に相当 する2−0553gのTl2O3,0,22319gのPbO2,1,4416 gのCaO2,2,3924gのSrO2及び2−3862gのCuOを一緒に めのうの乳鉢中で約30分間摩砕した。この混合した粉末から直径10mm、厚 さ約3mmのペレットを圧縮した。二つのペレットを金の管(直径3/8” 、 長さ4#)中に入れ、両端の溶接によって管を閉じた。管を炉中に入れ、1分間 当り5℃で900℃に加熱し、次いで900℃で6時間保った。次いで炉の入力 を切り、管を炉中で室温まで冷却した。次いで管を炉から取り出し、切って開い た。黒色の生成物を回収した。
マイスナー効果の測定は約85Kにおいて弱い超伝導の開始を示した。
生成物のX線粉末回折は比較的少量の12オングストローム相の存在1:1/2 :3/2:2:3のTl:Pb:Ca:Sr:Cu[子比に相当する2、283 8gのT ] ! Os、1.1960gのpbo、、1゜1412gのCab 、、2.3924gのSrO,及び2.3862gのCuOを一緒にめのうの乳 鉢中で約30分間摩砕した。この混合した粉末から直径10mm、厚さ約3mm のペレットを圧縮しt;。二つのペレットを金の管(直径3/8″、長さ4″) 中に入れ、両端の溶接によって管を閉じた。管を炉中に入れ、1分間当り5℃の 速度で900°Cに加熱し、次いで900℃で6時間保った。次いで炉の入力を 切り、管を炉中で室温まで冷却した。次いで管を炉から取り出し、切って開いた 。黒色の生成物を回収した。
マイスナー効果の測定は、約116にで一つと約80にで一つの、二つの超伝導 転移を示した。
生成物のX線粉末回折図は12及び15オングストローム相の両者の存在を示し た。
λ;に第44#とた rイ壬」町Jヂ4τ)国際調査報告

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.公称式: TlePbaCabSrcCudOx 式中でaは約1/10〜3/2であり、bは約1〜4であり、 cは約1〜3であり、 dは約1〜5であり、 eは約3/10〜1であり、 x=(a+b+c+d+e+y)であり、ここでyは約1/2〜3である、 を有する、少なくとも70Kの超伝導転移温度を有する超伝導組成物。
  2. 2.“a”は約1/2であり、“b”は約2であり、“c”は約2であり、“d ”は約3〜4であり、“e”は約1/2であり且つ“y”は約1/2〜2である 請求の範囲第1項記載の超伝導組成物。
  3. 3.“a”は約7/10であり、“b”及び“c”はそれぞれ2に等しく、“d ”は約3であり、“e”は約3/10であり且つ“y”は約1/2〜2である請 求の範囲第1項記載の超伝導組成物。
  4. 4.本質的に、請求の範囲第1項記載の組成物を与えるための理論的な量のTl 、Pb、Ca、Sr及びCuの酸化物を混合し、その混合物を局限した雰囲気中 で約850℃〜940℃の温度に加熱し且つ該温度を約3〜12時間保って該組 成物を生成させ、次いで該組成物を冷却することから成る超伝導組成物の製造方 法。
  5. 5.酸化物又は酸化物前駆体の理論量は請求の範囲第2項の組成物を与えるよう に選択する請求の範囲第4項記載の方法。
  6. 6.請求の範囲第1項記載の組成物から成る導体材料を該組成物のTcよりも低 い温度に冷却し; 該導体材料を該温度よりも佳い温度に保ちながら該材料内の電流の流れを開始す る段階から成る電気抵抗による損失なしに導体材料内に電流を伝導するための方 法。
  7. 7.超伝導材料は請求の範囲第1項記載の組成物から成る改良したジョセフソン 効果装置。
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