JPH044978Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH044978Y2 JPH044978Y2 JP1984149479U JP14947984U JPH044978Y2 JP H044978 Y2 JPH044978 Y2 JP H044978Y2 JP 1984149479 U JP1984149479 U JP 1984149479U JP 14947984 U JP14947984 U JP 14947984U JP H044978 Y2 JPH044978 Y2 JP H044978Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- liquid level
- pressure
- tap
- differential pressure
- measuring tube
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000007788 liquid Substances 0.000 claims description 40
- 238000005259 measurement Methods 0.000 claims description 16
- 238000000605 extraction Methods 0.000 claims description 4
- 239000012530 fluid Substances 0.000 claims description 2
- 229920006395 saturated elastomer Polymers 0.000 description 6
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 5
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 238000001816 cooling Methods 0.000 description 3
- 238000009833 condensation Methods 0.000 description 1
- 230000005494 condensation Effects 0.000 description 1
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000007613 environmental effect Effects 0.000 description 1
- 239000011810 insulating material Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Measurement Of Levels Of Liquids Or Fluent Solid Materials (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は密閉ドラム型液位計に関するものであ
る。
る。
更に詳述すれば、密閉ドラムの上限液位測定位
置より上方に設けられた上方圧力取り出しタツプ
から取り出した圧力と下限液位測定位置より下方
に設けられた下方圧力取り出しタツプから取り出
した圧力とを利用して、差圧検出器により液位を
測定する密閉ドラム型液位計に関するものであ
る。
置より上方に設けられた上方圧力取り出しタツプ
から取り出した圧力と下限液位測定位置より下方
に設けられた下方圧力取り出しタツプから取り出
した圧力とを利用して、差圧検出器により液位を
測定する密閉ドラム型液位計に関するものであ
る。
第1図は従来より一般に使用されている従来例
の構成説明図である。
の構成説明図である。
図において、1は密閉ドラム、2は密閉ドラム
1に流入管11を経て流入される液体である。1
2は出力流体が流出する出力管である。3は密閉
ドラム1の液位測定範囲H1より上方に設けられ
た上方圧力取り出しタツプである。4は液位測定
範囲より下方に設けられた下方圧力取り出しタツ
プである。31は上方圧力取り出しタツプに一端
が接続された第1配管である。41は下方圧力取
り出しタツプに一端が接続された第2配管であ
る。5は上部が第1配管31の他端に接続され、
下部が第2配管41の他端に接続され周囲が保温
材により保温された保温槽である。51は保温槽
5の頂部に設けられた冷却部で、第1配管31か
らの蒸気が冷却される。52は一端521が保温
槽5内で、上限液位測定範囲位置で開口し、他端
522が差圧検出器6(図示せず)の一方に接続
された第1測定管である。53は一端531が保
温槽5の底部に接続され、他端532が差圧検出
器6の他方に接続された第2測定管である。
1に流入管11を経て流入される液体である。1
2は出力流体が流出する出力管である。3は密閉
ドラム1の液位測定範囲H1より上方に設けられ
た上方圧力取り出しタツプである。4は液位測定
範囲より下方に設けられた下方圧力取り出しタツ
プである。31は上方圧力取り出しタツプに一端
が接続された第1配管である。41は下方圧力取
り出しタツプに一端が接続された第2配管であ
る。5は上部が第1配管31の他端に接続され、
下部が第2配管41の他端に接続され周囲が保温
材により保温された保温槽である。51は保温槽
5の頂部に設けられた冷却部で、第1配管31か
らの蒸気が冷却される。52は一端521が保温
槽5内で、上限液位測定範囲位置で開口し、他端
522が差圧検出器6(図示せず)の一方に接続
された第1測定管である。53は一端531が保
温槽5の底部に接続され、他端532が差圧検出
器6の他方に接続された第2測定管である。
以上の構成において、密閉ドラム1に液体2が
流入管11より導入されると、液体2は保温槽5
にも導入される。一方、第1配管31からの蒸気
は、冷却部51で冷却されるので、液体2に戻り
第1測定管52を満し、余分の液体2は保温槽5
に満される。而して、第1測定管52と第2測定
管53との差圧を測定することにより、第1測定
管の一端521と保温槽5の液位とのヘツド差
H2が検出できる。したがつて、密閉ドラム1の
液位が検知できる。
流入管11より導入されると、液体2は保温槽5
にも導入される。一方、第1配管31からの蒸気
は、冷却部51で冷却されるので、液体2に戻り
第1測定管52を満し、余分の液体2は保温槽5
に満される。而して、第1測定管52と第2測定
管53との差圧を測定することにより、第1測定
管の一端521と保温槽5の液位とのヘツド差
H2が検出できる。したがつて、密閉ドラム1の
液位が検知できる。
しかしながら、このようなものにおいては、
今、密閉ドラム1内の飽和蒸気比重量をγs,飽和
水比重量をγw,保温槽5内の飽和蒸気比重量を
γs1、飽和水比重量γw1、第1測定管52内の飽
和水比重量をγaとすれば、γs=γs1、γw=γw1、
γw=γaでなければならないが、蒸気を冷却部5
1で復水させる原理を使用しているので、γs<
γs1、γw<γw1、γw<γaとなり、差圧検出器に
よる差圧の測定に誤差を生じる。この結果、液位
の検出に誤差を生じることになる。
今、密閉ドラム1内の飽和蒸気比重量をγs,飽和
水比重量をγw,保温槽5内の飽和蒸気比重量を
γs1、飽和水比重量γw1、第1測定管52内の飽
和水比重量をγaとすれば、γs=γs1、γw=γw1、
γw=γaでなければならないが、蒸気を冷却部5
1で復水させる原理を使用しているので、γs<
γs1、γw<γw1、γw<γaとなり、差圧検出器に
よる差圧の測定に誤差を生じる。この結果、液位
の検出に誤差を生じることになる。
本考案は、この問題点を解決するものである。
本考案の目的は、簡単な構成により精度のよい
密閉ドラム型液位計を提供するにある。
密閉ドラム型液位計を提供するにある。
この目的を達成するために、本考案は、上方圧
力取り出しタツプと下方圧力取り出しタツプより
取り出された圧力を差圧検出器により検出して液
位を検出する密閉ドラム型液位計において、 測定流体の導入される密閉ドラムと、該密閉ド
ラムの上方圧力取り出しタツプよりの圧力が導か
れ下部が過熱器に連通された保温槽と、一端側が
該保温槽内に設けられて下限液位測定位置で開口
し他端が差圧検出器の一方に接続された第1測定
管と、一端側が前記保温槽内に設けられて上限液
位測定位置まで伸びて開口し途中に下方圧力取り
出しタツプよりの圧力が導かれ他端が前記差圧検
出器の他方に接続された第2測定管とを具備した
ことを特徴とする密閉ドラム型液位計を構成した
ものである。
力取り出しタツプと下方圧力取り出しタツプより
取り出された圧力を差圧検出器により検出して液
位を検出する密閉ドラム型液位計において、 測定流体の導入される密閉ドラムと、該密閉ド
ラムの上方圧力取り出しタツプよりの圧力が導か
れ下部が過熱器に連通された保温槽と、一端側が
該保温槽内に設けられて下限液位測定位置で開口
し他端が差圧検出器の一方に接続された第1測定
管と、一端側が前記保温槽内に設けられて上限液
位測定位置まで伸びて開口し途中に下方圧力取り
出しタツプよりの圧力が導かれ他端が前記差圧検
出器の他方に接続された第2測定管とを具備した
ことを特徴とする密閉ドラム型液位計を構成した
ものである。
以下、実施例について述べる。
第2図は、本考案の一実施例の構成説明図であ
る。
る。
図において、第1図と同一記号は同一機能を示
す。
す。
以下、第1図と相違部分のみ説明する。
5Aは上部が第1配管31の他端に接続され、
下部が過熱器7(図示せず)に接続された保温槽
である。52Aは一端521が保温槽5A内で下
限液位測定範囲位置で開口し、他端522が差圧
検出器6(図示せず)の一方に接続された第1測
定管である。53Aは、一端側531が保温槽5
A内に設けられ上限液位測定位置まで伸びて開口
し、途中が第2配管41の他端に接続され、他端
が差圧検出器6の他方に接続された第2測定管で
ある。
下部が過熱器7(図示せず)に接続された保温槽
である。52Aは一端521が保温槽5A内で下
限液位測定範囲位置で開口し、他端522が差圧
検出器6(図示せず)の一方に接続された第1測
定管である。53Aは、一端側531が保温槽5
A内に設けられ上限液位測定位置まで伸びて開口
し、途中が第2配管41の他端に接続され、他端
が差圧検出器6の他方に接続された第2測定管で
ある。
以上の構成において、密閉ドラム1と第2測定
管53Aとは第2配管41により連通されている
ので液位は等しくなる。一方、第1測定管52A
の一端は下限液位測定範囲位置で開口しているの
で、第1測定管52Aと第2測定管53Aとの差
圧を差圧検出器6により測定することにより、第
1測定管の一端521と第2測定管53Aとのヘ
ツド差H3が検出できる。したがつて、密閉ドラ
ム1の液位が検出できる。
管53Aとは第2配管41により連通されている
ので液位は等しくなる。一方、第1測定管52A
の一端は下限液位測定範囲位置で開口しているの
で、第1測定管52Aと第2測定管53Aとの差
圧を差圧検出器6により測定することにより、第
1測定管の一端521と第2測定管53Aとのヘ
ツド差H3が検出できる。したがつて、密閉ドラ
ム1の液位が検出できる。
而して、第2測定管53A内の飽和水比重量は
γw1となりγs=γs1、γw=γw1、γw=γaとなるの
で、差圧検出器の測定に該差を生じないものが得
られる。
γw1となりγs=γs1、γw=γw1、γw=γaとなるの
で、差圧検出器の測定に該差を生じないものが得
られる。
以上説明したように、本考案は、密閉ドラムの
上方圧力取り出しタツプよりの圧力が導かれ下部
が過熱器に連通された保温槽を設け、この保温槽
内に一端が下限液位測定位置が開口し他端が差圧
検出器の一方に接続された第1測定管と、保温槽
内に一端側が上限液位測定位置まで伸びて開口
し、途中が密閉ドラム下方圧力取り出しタツプに
連通され他端が差圧検出器の他端に接続された第
2測定管とを設けるようにした。
上方圧力取り出しタツプよりの圧力が導かれ下部
が過熱器に連通された保温槽を設け、この保温槽
内に一端が下限液位測定位置が開口し他端が差圧
検出器の一方に接続された第1測定管と、保温槽
内に一端側が上限液位測定位置まで伸びて開口
し、途中が密閉ドラム下方圧力取り出しタツプに
連通され他端が差圧検出器の他端に接続された第
2測定管とを設けるようにした。
この結果、第1測定管に満された測定液位ヘツ
ドと第2測定管に満された下限測定液位ヘツドと
の差圧を測定することにより密閉ドラムの液位を
検出することができる。而も、密閉ドラムと保温
槽とは同じ環境条件となるように構成したので、
蒸気や液体の比重量が異なることなく、差圧を精
度よく測定することができる。したがつて、液位
を精度よく測定することができる。
ドと第2測定管に満された下限測定液位ヘツドと
の差圧を測定することにより密閉ドラムの液位を
検出することができる。而も、密閉ドラムと保温
槽とは同じ環境条件となるように構成したので、
蒸気や液体の比重量が異なることなく、差圧を精
度よく測定することができる。したがつて、液位
を精度よく測定することができる。
したがつて、本考案によれば、簡単な構成によ
り精度のよい密閉ドラム型液位計を実現すること
ができる。
り精度のよい密閉ドラム型液位計を実現すること
ができる。
第1図は従来より一般に使用されている従来例
の構成説明図、第2図は本考案の一実施例の構成
説明図である。 1……密閉ドラム、11……流入管、12……
出力管、2……液体、3……上方取り出しタツ
プ、31……第1配管、4……下方取り出しタイ
プ、41……第2配管、5A……保温槽、52A
……第1測定管、521……一端、522……他
端、53A……第2測定管、531……一端、5
32……他端、6……差圧検出器、7……過熱
器。
の構成説明図、第2図は本考案の一実施例の構成
説明図である。 1……密閉ドラム、11……流入管、12……
出力管、2……液体、3……上方取り出しタツ
プ、31……第1配管、4……下方取り出しタイ
プ、41……第2配管、5A……保温槽、52A
……第1測定管、521……一端、522……他
端、53A……第2測定管、531……一端、5
32……他端、6……差圧検出器、7……過熱
器。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 上方圧力取り出しタツプと下方圧力取り出しタ
ツプより取り出された圧力を差圧検出器により検
出して液位を検出する密閉ドラム型液位計におい
て、 測定流体の導入される密閉ドラムと、 該密閉ドラムの上方圧力取り出しタツプよりの
圧力が導かれ下部が過熱器に連通された保温槽
と、 一端側が該保温槽内に設けられて下限液位測定
位置で開口し他端が差圧検出器の一方に接続され
た第1測定管と、 一端側が前記保温槽内に設けられて上限液位測
定位置まで伸びて開口し途中に下方圧力取り出し
タツプよりの圧力が導かれ他端が前記差圧検出器
の他方に接続された第2測定管と、 を具備したことを特徴とする密閉ドラム型液位
計。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1984149479U JPH044978Y2 (ja) | 1984-10-02 | 1984-10-02 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1984149479U JPH044978Y2 (ja) | 1984-10-02 | 1984-10-02 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6165322U JPS6165322U (ja) | 1986-05-06 |
JPH044978Y2 true JPH044978Y2 (ja) | 1992-02-13 |
Family
ID=30707659
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1984149479U Expired JPH044978Y2 (ja) | 1984-10-02 | 1984-10-02 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH044978Y2 (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5212862A (en) * | 1975-07-21 | 1977-01-31 | Hitachi Ltd | Level detector for liquefied gases |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS56112633U (ja) * | 1980-01-29 | 1981-08-31 |
-
1984
- 1984-10-02 JP JP1984149479U patent/JPH044978Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5212862A (en) * | 1975-07-21 | 1977-01-31 | Hitachi Ltd | Level detector for liquefied gases |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6165322U (ja) | 1986-05-06 |
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