JPS5932918Y2 - 導管又は圧力容器の気密度測定器具 - Google Patents

導管又は圧力容器の気密度測定器具

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Publication number
JPS5932918Y2
JPS5932918Y2 JP1976151341U JP15134176U JPS5932918Y2 JP S5932918 Y2 JPS5932918 Y2 JP S5932918Y2 JP 1976151341 U JP1976151341 U JP 1976151341U JP 15134176 U JP15134176 U JP 15134176U JP S5932918 Y2 JPS5932918 Y2 JP S5932918Y2
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JP
Japan
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pressure vessel
conduit
pressure
tank
measuring
Prior art date
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Expired
Application number
JP1976151341U
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English (en)
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JPS5367489U (ja
Inventor
勝彦 中山
悟司 山本
Original Assignee
大阪瓦斯株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、導管又は圧力容器に連通接続させて該導管又
は圧力容器内の圧力変動を水柱高さ変動として取り出し
、この水柱高さ変動を目視により測定することにより該
導管又は圧力容器の気密度を測定すべく構威しである導
管又は圧力容器の気密度測定器具に関する。
この種の気密度測定器具としては水柱ゲージ管(マノメ
ータ)が最もポピユラーであり、かつ、ガス導管等の気
密度測定に従来から多用されてきている。
即ち、この水柱ゲージ管は、構造が極めて簡単で、ダ
イヤプラム等を用いた他の測定器具のようにリンク機構
などの圧力変化に伴う機械的可動部材を全く有していな
いため、長期使用に伴なうこれらの劣化に起因する測定
誤差発生の心配が全くなく、しかも、比較的小さな比重
の液に属する水を利用しているので、圧力変化によるそ
の水頭変化が比較的大きく、かつ、その変化はアナログ
的なものであるから、目視測定に極めて適すると共に精
度や感度の面で優れているといった長所を備えている反
面、試験圧力に見合う水頭を得るのに十分な長さの水管
が必要であるから、ガス導管等の測定対象内に封入する
試験圧力を高くしてより高精度な気密度測定を行なおう
とすれば、著しく長大な水管が要求されることになるた
め、携帯容易性や操作容易性といった実用性の面からそ
の試験圧力をあまり大きくとることはできないという欠
点を有するものであった。
本考案は、上記実情に鑑みて鋭意研究の結果なされたも
のであって、その目的は、優れた精度及び感度を有する
と共に目視によるアナログ的測定が容易であるという水
柱ゲージ管の長所を十分に利用でき、かつ、従来の単な
る水柱ゲージ管では現実的には不可能とされていた比較
的高い試験圧力のもとでのより一層高精度の気密度測定
をも行ない得る気密度測定器具を提供すること、しかも
、広い地域範囲に分布するガス導管等を対象とする場合
に特に要求される携帯容易性及び操作容易性を高めるた
めに、その気密度測定器具をできるだけシンプルかつコ
ンパクトに構成せんとすることにある。
上記目的を達成すべく、本考案による導管又は圧力容器
の気密度測定器具は、冒記したものにおいて、圧力気体
供給源に接続するための開閉バルブ付き接続部ならびに
前記導管又は圧力容器に対する接続部とを備えた上タン
クと底部に水を貯留する下タンクとを、上記上タンクの
下面から前記下タンクの上面に亘って設けられた比較的
短い開閉バルブ付き連通路を介して接続すると共に、前
記下タンクの底部から前記上タンクの上部に亘る水柱ゲ
ージ管を前記上下両タンクの側部に位置する状態に配設
しである、という特徴を備えている。
かかる特徴構成によって発揮される作用効果は、下記の
通りである。
即ち、本考案によれば、(7)圧力計測具として水柱
ゲージ管を採用しているので、精度及び感度に優れ、か
つ、目視によるアナログ的測定が容易であるというその
長所を十分に利用できること、 (イ)上タンクを圧力容器に接続すると共に、上タンク
と下タンクとを開閉バルブ付き連通路を介して直接連通
可能に構成しているので、構造が極めてシンプルであり
、また、単なる水柱ゲージによる場合のように大気圧を
基準とするのでは無く、試験時の基準圧力として高圧を
用いることができるので、導管等の気密度をより一層確
実かつ高精度で行なえること、ならびに、連通路に設け
られた開閉バルブを開くのみの極めて簡単な操作によっ
て、上タンクと下タンクとの初期圧力均衡状態を設定で
きること、 (つ)上タンクと下タンクとを、比較的短い開閉バルブ
付き連通路、換言すればひとつの開閉バルブを介在させ
得るに必要最小限の長さを有するごく短い連通路によっ
て連結すると共に、これら両タンクに連通する水柱ゲー
ジ管を両タンクの側部に沿うように配置する構成である
から、装置全体の大きさ、殊にその高さを可及的に小さ
なものとできること、そして、 (勾 水柱ゲージ管を下タンクの底部から上タンクの上
部に亘って設けであるので、上下タンクの高さ範囲内で
可及的に長い水柱ゲージ管とすることができ、比較的大
きな圧力変動に対しても十分測定可能である、 というように、極めてシンプルかつコンパクトな構成を
有していて携帯や操作が容易で、しかも、比較的高い試
験圧力のもとて水柱ゲージ管による測定を行なえるとい
う、導管等の気密度測定に極めて適した気密度測定器具
を得られるに至ったのである。
以下、本考案の実施の態様を図面に基づいて説明する。
第1図、第2図に示すように、一枚の比較的厚さが小さ
い仕切壁1により区画された上下一対のタンク2,3間
に、前記下タンク3底部から上タンク2上部に亘ろ水位
変動読取り用水柱ゲージ管4を両タンク2,3の側部に
位置する状態に接続するとともに、前記仕切壁1には開
閉バルブ■1を有する連通路5を形威しである。
上方のタンク2の天壁6には、図外のポンプなど圧力
気体供給源に接続するための開閉バルブ■2をもった接
続部7、ガス導管又は圧力容器Aに接続するための開閉
バルブv3を有する接続部8、ならびに、上方のタンク
2を介して下方のタンク3内に水を供給するための開閉
バルブ■4を有する給水部9を付設しである。
Pは圧力計、■5は底壁10に設けた水抜き用の開閉バ
ルブ、11は外装枠、12は開閉バルブv2の操作具、
13は開閉バルブV3の操作具、14は開閉バルブ■1
の操作具、15は開閉バルブ■5の操作具であり、外
装枠11の一側面に配設されている。
図示しないが、外装枠11の他側面には、開閉バルブ
v4の操作具が配設されている。
16・・・・・・は天壁6、仕切壁1、底壁10の四隅
を貫通するロンドであり、ナツト17・・・・・・によ
りこれらを締付は固定しである。
上記構成の測定器具によるガス導管又は圧力容器Aの気
密度測定方法について説明すると、開閉バルブ■1.■
4のみを開にした状態で、給水部9より、上タンク2、
連通路5を介して、下タンク3内に適量の水を入れて、
水柱ゲージ管4内の水位をゼロ目盛に合わせる。
次に、接続部7に圧力気体供給源を、接続部8には、
ガス導管又は圧力容器人を接続し、開閉バルブ■1.■
2.■3のみを開にした状態で、圧力空気を上下タンク
2゜3及び、ガス導管又は圧力容器人肉に供給する。
圧力計Pを見て、これら2,3.A内が一定の試験圧力
に達した時点で、開閉バルブ■2を開じ、試験圧力を封
入するとともに、開閉バルブ■1 を閉じ、上下タンク
2,3同志の連通を断つ。
このようにすると、ガス導管又は圧力容器kに洩れがな
い場合には、上下タンク2,3内が均圧状態に保たれる
ため、水柱ゲージ管4内の水位は上昇しない。
ガス導管又は圧力容器餡こ洩れがあると、その内圧が下
降するため、上タンク2内の圧力が低下し、上下タンク
2,3間に差圧を生じるため、水柱ゲージ管4内の水位
が上昇する。
従って、この水位を読み取ることによって、ガス導管
又は圧力容器人に洩れがあることを確認できる。
この場合、破孔、亀裂等により、ガス導管又は圧力容器
A内の圧力が異常に低下すると、タンク3内の水が、水
柱ゲージ管4を介して上方のタンク2内に逆流するが、
水柱ゲージ管4及び接続部8が共に比較的高い位置で上
タンク2に連通接続されているため、全部又は殆んどの
水が上タンク2内に逆流しても、両者4,8の連通接続
位置が流入水面よりも上方に位置する状態で上下タンク
2.3内が均圧することになる。
従って、接続部8を介して、ガス導管又は圧力容器人
肉まで水が逆流することがない。
尚、図示の実施例では、上下タンク2,3が、合成樹脂
製の天壁6、筒体18、仕切り壁1、筒体19、底壁1
0によって形成され、開閉バルブ■2.■3.■4が天
壁6の肉厚内に、開閉バルブ■1が仕切り壁1の肉厚内
に、開閉バルブ■5が底壁10の肉厚内に、夫々形成さ
れている。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案に係る導管又は圧力容器の気密度測定器具
の実施の態様を例示し、第1図は斜視図、第2図は作用
を示す概略断面図である。 A・・・・・・導管又は圧力容器、2・・・・・・上タ
ンク、3・・・・・・下タンク、4・・・・・・水柱ゲ
ージ管、5・・・・・・連通路、7・・・・・・接続部
、8・・・・・・接続部、vl ・・・・・・開閉バル
ブ、■2・・・・・・開閉バルブ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 導管又は圧力容器人に連通接続させて該導管又は圧力容
    器A内の圧力変動を水柱高さ変動として取り出し、この
    水柱高さ変動を目視により測定することにより該導管又
    は圧力容器Aの気密度を測定すべく構成しである導管又
    は圧力容器の気密度測定器具であって、圧力気体供給源
    に接続するための開閉バルブ■2付き接続部7ならびに
    前記導管又は圧力容器Aに対する接続部8とを備えた上
    タンク2と底部に水を貯留する下タンク3とを、前記上
    タンク2の下面から前記下タンク3の上面に亘って設け
    られた比較的短い開閉バルブV、付き連通路5を介して
    接続すると共に、前記下タンク3の底部から前記上タン
    ク2の上部に亘る水柱ゲージ管4を前記上下両タンク2
    ,3の側部に位置する状態に配設しであることを特徴と
    する導管又は圧力容器の気密度測定器具。
JP1976151341U 1976-11-09 1976-11-09 導管又は圧力容器の気密度測定器具 Expired JPS5932918Y2 (ja)

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JP1976151341U JPS5932918Y2 (ja) 1976-11-09 1976-11-09 導管又は圧力容器の気密度測定器具

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Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5367489U JPS5367489U (ja) 1978-06-06
JPS5932918Y2 true JPS5932918Y2 (ja) 1984-09-14

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JP1976151341U Expired JPS5932918Y2 (ja) 1976-11-09 1976-11-09 導管又は圧力容器の気密度測定器具

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