JPH0449618B2 - - Google Patents

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JPH0449618B2
JPH0449618B2 JP61013904A JP1390486A JPH0449618B2 JP H0449618 B2 JPH0449618 B2 JP H0449618B2 JP 61013904 A JP61013904 A JP 61013904A JP 1390486 A JP1390486 A JP 1390486A JP H0449618 B2 JPH0449618 B2 JP H0449618B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ridge
roof
horizontal
eave
shaped
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP61013904A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS62174442A (ja
Inventor
Gantan Funaki
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Gantan Beauty Industry Co Ltd
Original Assignee
Gantan Beauty Industry Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Gantan Beauty Industry Co Ltd filed Critical Gantan Beauty Industry Co Ltd
Priority to JP1390486A priority Critical patent/JPS62174442A/ja
Publication of JPS62174442A publication Critical patent/JPS62174442A/ja
Publication of JPH0449618B2 publication Critical patent/JPH0449618B2/ja
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  • Roof Covering Using Slabs Or Stiff Sheets (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は例えば体育館などの比較的大型の建物
に用いる横葺き屋根に関するものである。
〔従来の技術〕
従来、前記のような横葺き屋根として実開昭59
−185322号公報の第8図に記載されたものが知ら
れている。
上記発明は、H型鋼などの鋼材の上に、C型鋼
からなる垂木をその開口部を横向きに配設し、こ
の垂木上に下地材を敷設すると共に、この下地材
上に前記H型鋼と平行にハツト型鋼を敷設し、止
金具でこのハツト型鋼を下地材上に前記C型鋼に
下地材を介して止着し、更に前記ハツト型鋼上に
ビス等の固定具で吊子を止着させて軒、棟方向に
隣接する金属瓦からなる屋根板の係合部を係合支
持させて、屋根板を横葺きしたものである。
〔発明が解決しようとする課題〕
前述したように従来の横葺き屋根は、I、H型
鋼の他、多数のC型鋼と、多数のハツト型鋼とが
必要である他、吊子とは別の止金具が必要となつ
て重量が重くなるだけでなく、これらの組立に手
数を要し、コストが高くなるという問題点があつ
た。反面、コストを安くするため、母屋や垂木の
数を少なくすると強度が弱くなるという問題点が
あつた。
本発明は、前述した問題点を解決するためにな
されたもので、軽量であると共に、施工に要する
手数を減らすことができ、更に、資材の節減とコ
ストダウンを図ることができ、しかも強度的にも
強い横葺き屋根を提供することを目的としてい
る。
〔課題を解決するための手段〕
本発明の横葺き屋根は、I型鋼からなり母屋を
兼ねたサブトラス上に、断面ほぼC型の金属垂木
をその開口部を横向きに配置して固定し、前記垂
木上に下地材を敷設すると共に、前記垂木に固定
した吊子によつて隣接する屋根板の棟側係合部と
軒側係合部を係合させて横葺きする屋根におい
て、 前記屋根板の棟側係合部には、水切り用の立上
り部の上端部から棟側に折曲げた中間部分を形成
し、この中間部分から起立部を介して横U型に軒
側上方に曲げた横U型部を設けると共に、この横
U型部を軒側上方に向かう先端部に連続形成さ
せ、 前記屋根板の軒側係合部には、垂下部の下端部
から棟側に折曲げた中間部分を形成し、この中間
部分から起立部を介して軒側先端部を設け、 前記棟側係合部の横U型部分を吊子の支持片に
支持させると共に、棟側係合部の先端部を吊子の
支持片上方に設けた抑え部で支持したもである。
〔作用〕
本発明による横葺き屋根は、I型鋼を母屋を兼
ねたサブトラスとして使用し、このサブトラス上
に断面C型の金属垂木を固定した下地部材上に、
前記構成の木毛板等からなる下地材と屋根板と吊
子とを用いて横葺き屋根を形成することができる
ため、従来の横葺き屋根に用いていたハツト型断
面の金属垂木は不要となつて資料を節減できると
共に、組立に手数がかからないため、大幅にコス
トを安くすることができる。
又、本発明の屋根ではI型鋼からなる母屋を兼
ねたサブトラスおよびC型鋼のような断面ほぼC
型の金属垂木はともに強度が強い上に、従来のも
のと比べ、ハツト型の金属垂木を必要としないた
め、軽量でありながら強度も強い屋根を提供する
ことができる。
しかも、屋根板の係合部に設けた横U型部によ
つて雨仕舞のしつかりした構成が得られると共
に、吊子の段部に下地材を載置できるため、屋根
板は下地材に密接に支持されるので屋根板の支持
がより強固に得られる。しかも下地材と屋根板と
の密接した載置により体育館のような大型屋根の
体裁の良い内部形状を安価に得ることができる。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例につき図を参照して説明
する。
第1図ないし第3図は第1実施例であつて、第
1図に示すように、体育館のような建物の母屋を
兼ねたサブトラス1がI型鋼によつて構成され、
これらが3〜5m程度の間隔で配設されている。
前記サブトラス1上にこれらと直行させてC型
鋼や厚鋼板を一長辺中央部が開口した断面矩形筒
状に曲げ加工したものからなる金属垂木2が適宜
の手段で固定されている。これらの垂木2は、開
口を横向きにして従来の横葺き屋根の母屋と同程
度の相互間隔で配設されている。
第2図にも示すように、金属垂木2上には厚鋼
板のプレス成形品からなる吊子3が固定されてい
る。吊子3は、取付板4の軒側端部にほぼ直角に
立上り部5が形成されている。取付部4には立上
り部5に接する位置に斜め下方に切起し片からな
る係止片4aが形成されている。立上り部5に
は、軒棟側に折曲する段部5aが形成され、段部
5aより上方に切起し片からなる支持片5bが軒
側に突設される。立上り部5の上端部に抑え部6
が連設され、抑え部6は軒側に突出したへ字状部
6aから棟側に先端部6bが鋭角に折返えされて
いる。
このように構成された吊子3は、係止片4aを
前記垂木2の上壁2aに設けた窓孔部と係止し、
ビス7で取付板4が上壁2aに締付けられること
で垂木2に固定されている。
8は下地材であつて、下地材8は木毛をセメン
トで連結した硬質木毛板などの断熱性と遮音性の
ある板状のもので、垂木2上に敷設されている。
すなわち、下地材8は軒側の下地材8の棟側端部
の垂木2の上壁2aに支持され、棟側に隣接する
下地材8の軒側端部は吊子3の立上り部5に設け
た段部5aに支持されて、軒側の下地材8の棟側
端部上方に前記段部5aを介して重ねられてい
る。
第1図、第2図に示すように、下地材8,8上
には吊子3を用いて屋根板9,9が横葺きされて
いる。屋根板9は、第3図にも示すように、焼付
け塗装を施した鋼板かどからなる長尺のもので、
面板部10の両側に棟側係合部11および面側係
合部12がそれぞれ長手方向に沿つて形成されて
いる。
屋根板9の棟側係合部11には、面板部10か
ら上方に屈曲した水切り用の立上り部11aが形
成され、この立上り部11aの上端部から棟側に
折曲げた中間部分11bに起立部11cが設けら
れ、更にこの起立部11cの棟側端部には軒側上
方に曲がつた横U型部11dが連設され、横U型
部11dの軒側先端部を軒側上方に向けて折り曲
げた段めほぼへ字状の先端部11eが軒側上方に
連設されている。
屋根板9の軒側係合部12には、面板部10か
ら斜め下向きに若干屈曲した面板延長部12aか
ら垂下部12bが垂下され、垂下部12bの下端
部から棟側に屈曲した起立部12cを有する中間
部分12dが連設され、起立部12cの棟側端部
には軒側下方に曲がつた横U型部12eからなる
軒側先端部が連設されている。
以上のように構成された屋根板9,9は軒側か
ら棟側に順次横葺きされ、軒側の屋根板9の棟側
係合部11に設けた立上り部11a上端部と棟側
の屋根板9の軒側係合部12に設けた垂下部12
aの下端部とが当接され、立上り部11aと垂下
部12bとがほぼ同一平面上に配置される。
棟側係合部11と軒側係合部12の各起立部1
1c,12cと各横U型部11d,12eがそれ
ぞれ係合することで、毛細管現象防止用の空間部
13が形成される。
軒側の屋根板9が横U型部11dは外周側に位
置し、前記吊子3の支持片5b上に支持され、へ
字状の先端部11eは吊子3の抑え部6内面で係
合支持されて、軒棟方向に隣接した屋根板9,9
の棟側、軒側係合部11,12が係合されると共
に、これらが吊子3によつて垂木2上に連結され
ている。
なお、軒側端の屋根板の軒側端部、棟側端の屋
根板の棟側端部は、図示省略した従来公知の適宜
の手段で垂木側に固定される。
本実施例による横葺き屋根は、後述する本発明
の効果が得られると共に、吊子3の段5a上に棟
側に下地材8の軒側端部を支持させ、軒側に隣接
する下地材8の棟側端部上方に重ねたので、断熱
性、遮音性が良好である。
また、軒側の屋根板9の立上り部11aをその
面板部10上方に屈曲させ、立上り部11aの上
端部と棟側の屋根板9の垂下部12bの下端部を
当接させ、両屋根板9,9の棟側係合部11と軒
側係合部12に設けた中間部分11b,12dの
後端部に係合毛細管現象防止用の空間部13を形
成し、さらに横U型部11d,12eを係合させ
たのぢ、これらより内側に雨水などが浸入するこ
とがない。
そして、棟側係合部11と軒側係合部12は、
吊子3の支持片5b、抑え部6で囲まれた内部で
係合され、位置決めされているので、係合、支持
を容易に行うことができ、組立が容易にできる。
第4図、第5図は本発明の第2実施例を示し、
本実施例によるものは、吊子3の棟側端部に設け
た切欠き4b周辺部上に垂木2の上壁2aに設け
た切起し片2bを屈曲させることで、吊子3の取
付板部4を上壁2a上に支持した点、軒棟方向に
隣接する屋根板9,9の棟側係合部11と軒側係
合部12の各中間部分11b,12dの棟側端部
から棟側間に空間を設けない点、および、棟側係
合部11と軒側係合部12、吊子3上部の形状が
若干異なる点以外は、第1図ないし第3図に示す
第1実施例のものと構成が同様である。
なお、第4図、第5図中第1図ないし第3図と
同符号は対応する部分を示し、説明を省略する。
本発明において、吊子は、補強用の突条を適宜
軒棟方向に沿つて設けてもよく、またビスのみで
金属垂木の上壁に固定してもよい。さらに、屋根
板の係合部の形状は実施例のものに限られること
なく、適宜変更できる。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明では、I型鋼から
なり母屋を兼ねたサブトラスを使用し、このサブ
トラス上に断面C型の金属垂木を固定した下地部
材上に、前記構成の下地材と屋根板と吊子とを用
いて横葺き屋根を形成することができるため、従
来の横葺き屋根に用いていたハツト型断面の金属
垂木は不要となり、資料を節減できると共に、組
立に手数がかからないため、大幅にコストを安く
することができる。
また、本発明の屋根ではI型鋼からなり母屋を
兼ねたサブトラスおよびC型鋼のような断面ほぼ
C型の金属垂木はともに強度が強い上に、従来の
ものと比べ、ハツト型の金属垂木を必要としない
ため、軽量でありながら強度も強い屋根を提供す
ることができる。
しかも、屋根板の係合部に設けた横U型部によ
つて雨仕舞のしつかりした構成が得られると共
に、吊子の段部に下地材を載置できるため、屋根
板は下地材に密接に支持されるので屋根板の支持
がより強固に得られる。しかも下地材と屋根板と
の密接した載置により体育館のような大型屋根の
体裁の良い内部形状を安価に得ることができると
いう多くの特長を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1実施例による横葺き屋根
を示す概略部分断面図、第2図は第1図の部分拡
大図、第3図は第1図の屋根板の拡大斜視図、第
4図は本発明の第2実施例による横葺き屋根を示
す部分断面図、第5図は第4図の吊子の斜視図で
ある。 1……サブトラス、2……金属垂木、3……吊
子、5……吊子の立上り部、5a……吊子の段
部、5b……吊子の支持片、6……吊子の抑え
部、6a……へ字状部、6b……先端部、8……
下地材、9……屋根板、10……面板部、11…
…棟側係合部、11a……水切り用の立上り部、
11b……中間部分、11c……起立部、11d
……横U型部、11e……先端部、12……軒側
係合部、12b……垂下部、12c……中間部
分、12d……起立部、12e……横U型部、1
3……毛細管現象防止用の空間部。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 I型鋼からなり母屋を兼ねたサブトラス上
    に、断面ほぼC型の金属垂木をその開口部を横向
    きに配置して固定し、前記垂木上に下地材を敷設
    すると共に、前記垂木に固定した吊子によつて隣
    接する屋根板の棟側係合部と軒側係合部を係合さ
    せて横葺きする屋根において、 前記屋根板の棟側係合部には、水切り用の立上
    り部の上端部から棟側に折曲げた中間部分を形成
    し、この中間部分から起立部を介して横U型に軒
    側上方に曲げた横U型部を設けると共に、この横
    U型部を軒側上方に向かう先端部に連続形成さ
    せ、 前記屋根板の軒側係合部には、垂下部の下端部
    から棟側に折曲げた中間部分を形成し、この中間
    部分から起立部を介して軒側先端部を設け、 前記棟側係合部の横U型部分を吊子の支持片に
    支持させると共に、棟側係合部の先端部を吊子の
    支持片上方に設けた抑え部で支持した ことを特徴とする横葺き屋根。 2 吊子は、立上り部の上端部を軒側に折曲させ
    て段部を設け、棟側の下地材の軒側端部を前記段
    部に支持させると共に、軒側に隣接する下地材の
    棟側端部上方に前記段部を介して重なるように配
    設した特許請求の範囲第1項記載の横葺き屋根。 3 軒側係合部の軒側先端部は、横U型に軒側下
    方に曲げた横U型部とした特許請求の範囲第1項
    又は第2項記載の横葺き屋根。 4 屋根板の棟側係合部の中間部と軒側係合部の
    横U型部とによつて軒棟方向の一部に毛細管現象
    防止用の空間部を形成した特許請求の範囲第1
    項、第2項又は第3項記載の横葺き屋根。
JP1390486A 1986-01-27 1986-01-27 横葺き屋根 Granted JPS62174442A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1390486A JPS62174442A (ja) 1986-01-27 1986-01-27 横葺き屋根

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1390486A JPS62174442A (ja) 1986-01-27 1986-01-27 横葺き屋根

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Publication Number Publication Date
JPS62174442A JPS62174442A (ja) 1987-07-31
JPH0449618B2 true JPH0449618B2 (ja) 1992-08-12

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ID=11846161

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JP1390486A Granted JPS62174442A (ja) 1986-01-27 1986-01-27 横葺き屋根

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JP (1) JPS62174442A (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59185322U (ja) * 1983-05-26 1984-12-10 渡部 渉 吊子を有する屋根構造

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JPS62174442A (ja) 1987-07-31

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