JPH0449252Y2 - - Google Patents

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JPH0449252Y2
JPH0449252Y2 JP188088U JP188088U JPH0449252Y2 JP H0449252 Y2 JPH0449252 Y2 JP H0449252Y2 JP 188088 U JP188088 U JP 188088U JP 188088 U JP188088 U JP 188088U JP H0449252 Y2 JPH0449252 Y2 JP H0449252Y2
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JP
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wire mesh
reinforcement
horizontal
reinforcements
frame
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JP188088U
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  • Pit Excavations, Shoring, Fill Or Stabilisation Of Slopes (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、傾斜地山等の保護のために施設され
るコンクリート法枠施工用の型枠装置に関するも
のである。
(従来の技術) 従来、傾斜地山、法面の保護工として、コンク
リートによる法枠を施設することが行われてい
る。この法枠の施工には、一般的な仮設型枠によ
る方法に代つて、施工性の良好な金網製の埋込型
枠を使用する方法(一例として特公昭53−32166
号公報参照)が多く採用されている。そして、こ
の方法はさらに改良が加えられ、近頃では、例え
ば特公昭60−1461号のような折畳み型式の埋込型
枠を使用する傾向となり、特に運搬性が良好とな
つた。
(考案が解決しようとする課題) しかし、前記の折畳み式とした型枠では、折畳
んだ型枠を開いて地山に設置する際、一対の金網
型枠板とそれらを連結しているフープ筋との角度
合せに、熟練と手間を要し、整形精度に難がある
とともに、型枠剛性が低く、強度の点及び仕上り
の点からも問題があり、一層の改善が要望されて
いた。
本考案は、前記のような折畳式金網型枠におけ
る問題点を解決し、整形が容易で精度よくできる
とともに、剛性、強度も高く法枠としての仕上り
も良好にできる型枠装置を提供しようとするもの
である。
(課題を解決するための手段) 次に、本考案の構成について、実施例に対応す
る図面を参照して説明すると、本考案は、網板4
の上部と下部とに、補強縦筋5,5を結合して金
網型枠板1を形成し、また、横筋7,7と縦筋
8,8とを枠状に結合して枠組筋6を形成し、こ
の枠組筋6における横筋7の両端部は互に水平方
向反対に屈曲、傾斜9,9させるとともに、その
屈曲部9近くに、上下に延びるストツパ筋11,
11を設け、かつ横筋7の端末部に係合部10,
10を形成し、この枠組筋6の複数を一対の金網
型枠板1,1間に所要間隔をおいて配置し、前記
横筋6,6の係合部10,10を金網型枠板1の
補強縦筋5,5に回動自在に結合したことを特徴
とするものである。
(作用) 上述のように構成された型枠装置は、全体とし
て運搬に適した長さのものに形成し、必要に応じ
て順次継ぎたして使用する。運搬にあたつては、
第4図のように、枠組筋6の係合部10,10と
金網型枠板1の補強縦筋5,5との係合個所で回
動し、扁平に折畳んだ状態とする。この場合、横
筋7の端部は水平方向に傾斜、屈曲されているの
で、折畳みが円滑にできる。また、現場に設置す
る場合は、両金網型枠板1,1を開き横筋7,7
に設けたストツパ筋11,11が金網板4,4に
当つて係止する状態とする。それによつて、金網
型枠板1と枠組筋6とは直交することになり、精
度よく型枠の設置ができることになる。
(実施例) 以下、本考案型枠装置の実施例について、図面
を参照して説明する。
図において1は金網型枠板で、多数の縦線2と
横線3とを網目状に結合した網板4の上部と下部
とに、網板4の長手方向に沿う補強縦筋5,5を
網板4に結合して設けてある。
また、6は前記の金網型枠板1,1を所要の間
隔をおいて連結する枠組筋で、前記補強縦筋5,
5と対応して上下に配した横筋7,7を縦筋8,
8で結合し枠状に形成されている。そして、横筋
7,7は両端部が互に水平面の反対方向に約45°
に屈曲、傾斜9,9しており、その屈曲した端部
には、U字状に屈曲した係合部10,10が形成
され、前記補強縦筋5,5と係合している。ま
た、横筋7,7の前記屈曲部近くには、上下方向
に延びるストツパ筋11,11が設けられてい
る。このストツパ筋11の位置は、横筋7と金網
型枠板1とが直交する状態で、ストツパ筋11が
金網板4に当つて係止できる位置に定められる。
なお、このストツパ筋11は、第1図、第2図に
示すように、上下の横筋7,7にわたる形のもの
としないで、第5図に示すように、横筋7の端末
部を上方或は下方に屈曲して形成することもでき
る。
そして、2板の金網型枠板1,1と結合した枠
組筋6は、金網型枠板1,1の間隔以上の間隔を
おいて複数配設される。
上述のように構成された型枠装置は、全体とし
て運搬に適した長さのものに形成し、必要に応じ
て順次継ぎたして使用する。運搬にあたつては、
第4図のように、枠組筋6の係合部10,10と
金網型枠板1の補強縦筋5,5との係合個所で回
動し、扁平に折畳んだ状態とする。この場合、横
筋7の端部は水平方向に傾斜、屈曲されているの
で、折畳みが円滑にできる。又、現場に設置する
場合は、両金網型枠板1,1を開き、横筋7,7
に設けたストツパ筋11,11が金網板4,4に
当つて係止する状態とする。それによつて、金網
型枠板1と枠組筋6とは直交することになり、精
度よく型枠の設置ができることになる。
地山上に設置された型枠装置は、第6図に示す
ように、アンカー12を枠組筋6に結束して地山
に固定するとともに、各枠組筋6を介して主筋
(図示を略す)を配設した後、両金網型枠板1,
1間にモルタルやコンクリート等のコンクリート
類13を吹付け、或は打設し、そのコンクリート
類13中に埋設するのである。
(考案の効果) 以上説明したように、本考案の型枠装置は、網
板の上部と下部とに、補強縦筋を結合して金網型
枠板を形成し、また、横筋と縦筋とを枠状に結合
して枠組筋を形成し、この枠組筋における横筋の
両端部は互に水平方向反対に屈曲、傾斜させると
ともに、その屈曲部近くに、上下に延びるストツ
パ筋を設け、かつ横筋の端末部に係合部を形成
し、この枠組筋の複数を一対の金網型枠板間に所
要間隔をおいて配置し、前記横筋の係合部を金網
型枠板の補強縦筋に回動自在に結合した構成とし
たので、型枠装置は、一対の金網型枠板が重なり
合う扁平な状態から、金網型枠板と枠組筋が直角
となる開いた状態まで折畳み展開自在である。し
たがつて、型枠装置を現場まで扁平に折畳んで運
搬し、現場において開いて設置することができ、
運搬性、施工性が良好である。また、枠組筋の横
筋の端部を屈曲、傾斜させたので折畳み、展開が
円滑にできるとともに、横筋にはストツパ筋を設
けたので、型枠展開時における金網型枠板と枠組
筋とが直角になつて係止することになり、型枠装
置の設置を容易に精度よく行うことができる。さ
らに、金網型枠板には補強縦筋を設けるととも
に、枠組筋を補強縦筋を介して結合したので、型
枠装置の強度、剛性が高く、強度の優れた法枠を
施設でき、また、コンクリート類打設による仕上
り状態も良好となる等、多くの利点を有するもの
である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案装置の一実施例を示す斜面図、
第2図は同正面図、第3図は同展開状態を示す平
面図、第4図は同折畳み状態を示す平面図、第5
図はストツパ筋の他の実施例を示す斜面図、第6
図は本考案装置を用いて法枠を施工したところを
示す正断面図である。 1……金網型枠板、4……網板、5……補強縦
筋、6……枠組筋、7……横筋、8……縦筋、9
……屈曲部、10……係合部、11……ストツパ
筋。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 網板の上部と下部とに、補強縦筋を結合して金
    網型枠板を形成し、また、横筋と縦筋とを枠状に
    結合して枠組筋を形成し、この枠組筋における横
    筋の両端部は互に水平方向反対に屈曲、傾斜させ
    るとともに、その屈曲部近くに、上下に延びるス
    トツパ筋を設け、かつ横筋の端末部に係合部を形
    成し、この枠組筋の複数を一対の金網型枠板間に
    所要間隔をおいて配置し、前記横筋の係合部を金
    網型枠板の補強縦筋に回動自在に結合したことを
    特徴とする、コンクリート法枠用型枠装置。
JP188088U 1988-01-11 1988-01-11 Expired JPH0449252Y2 (ja)

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JP188088U JPH0449252Y2 (ja) 1988-01-11 1988-01-11

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JP188088U JPH0449252Y2 (ja) 1988-01-11 1988-01-11

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Publication Number Publication Date
JPH01105646U JPH01105646U (ja) 1989-07-17
JPH0449252Y2 true JPH0449252Y2 (ja) 1992-11-19

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