JPH0449211Y2 - - Google Patents

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JPH0449211Y2
JPH0449211Y2 JP8252186U JP8252186U JPH0449211Y2 JP H0449211 Y2 JPH0449211 Y2 JP H0449211Y2 JP 8252186 U JP8252186 U JP 8252186U JP 8252186 U JP8252186 U JP 8252186U JP H0449211 Y2 JPH0449211 Y2 JP H0449211Y2
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JP
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snow
snow protection
fixed
connecting rod
fence
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JP8252186U
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、積雪寒冷地において、防雪のため
に設置される防雪柵に関する。
(従来の技術) 第4〜7図に示される従来の防雪柵は、基本的
には、地面に設置された2本の垂直または斜め垂
直の主柱10と、両主柱10間に固定される多く
の並列の防雪板11とからなる。防雪板11は、
その長さ方向に、互に平行に水平に延長して、長
さ方向の両端で、それぞれボルト12によつて主
柱10に固定され、また幅方向では、一般に、垂
直方向および水平方向に対して斜めになつてい
る。通常、主柱10と主柱10の間の間隔は、約
3〜4mであり、各主柱の高さも、約3〜4mにな
つている。
なお、実際には、例えば道路に沿つて、多くの
主柱10が配列され、相隣る主柱10の間に防雪
板11が固定される。この際に、中間の主柱10
では、第6図に示されるようにその両側に防雪板
11が固定される。
(考案が解決しようとする問題点) このような構成の防雪柵では、防雪板11がそ
の両端だけで主柱10に固定されているので、防
雪板11の中央付近で、風によつて振動が生じ
る。この防雪板の振動によつて、ボルト10を通
すボルト孔の周辺で、防雪板11に金属疲労が発
生して、遂には、防雪板が破壊するに至る。
これに対して、主柱10と主柱10の間の間隔
を狭くして防雪板11の振動を防止し、或いは防
雪板11に厚い材料を使用してその破壊を防止す
るなどの対策が取られているが、かかる対策は、
防雪板の重量を高めまた防雪柵の製造費用を高く
するので、望ましいものではない。
この考案は、従来の防雪柵のかかる欠点を防去
することを、目的とする。
(問題点を解決するための手段) この目的を達成するため、この考案によれば、
主柱に固定された防雪板の両端の間で、各防雪板
に、実質的にその幅方向に延長する補強材が固定
され、すべての防雪板における補強材の一端部
が、連結棒によつて互に連結される。
(作用) この考案の上述したような構成によれば、防雪
板に固定された補強材と、補強材に固定された連
結棒との協同作用によつて、防雪板の振動が押さ
えられその破壊が防止される。
(実施例) 以下、第1〜3図を参照しながら、この考案の
実施例に就いて説明する。ただし、主柱10、防
雪板11およびボルト12は、第4〜7図に示し
た従来の防雪柵と同様の構成配備であるから、そ
の詳しい説明は省略する。
この考案の実施例によれば、防雪板11の両端
(この両端で、防雪板11が主柱10に固定され
る)の間で、各防雪板11に、実質的にその幅方
向に延長する平鉄などの補強材13が、ボルト1
4によつて固定される。補強材13は、その一端
例えば上端または下端に、これから突出する耳1
5を有する。すべての防雪板11の補強材13の
耳15は、共通の連結棒16に、ボルト17によ
つて固定される。
かくして、すべての防雪板11の補強材13の
一端部は、連結棒16によつて互に固定される。
変型として、すべての防雪板11に2個以上の
補強材13が固定され、すべての防雪板11の対
応する位置の補強材13が、共通の連結棒16に
固定されてもよい。この場合に、各防雪板11に
例えば3個の補強材13が固定されている場合に
は、連結棒16は、補強材13に対応して3本使
用される。
また、補強材13がその上端および下端の双方
で対応の連結棒16に固定されてもよい。この場
合には、各防雪板11に1個の補強材13が固定
されている場合には、その上端に固定される連結
棒16と、下端に固定される連結棒16との双方
が使用される。
(考案の効果) この考案は上述したように構成されているの
で、強風による防雪板の振動が微振動を含めて押
えられ、さらに防雪板が互に連結されているの
で、その強度が著しく高くなり、かくして防雪板
が破壊するおそれが解消する。しかも、主柱の間
の間隔が広くでき、また防雪板を厚くする必要が
ないので、低廉な費用で、長時間の使用に耐える
防雪柵が提供できる。
しかも、この考案は、既存の防雪柵に、補強材
を固定し、この補強材に連結棒を固定することに
よつて達成できるので、既存の防雪柵およびその
構成材料が、実質上、設計変更なしに使用でき
る。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は、防雪柵のうちの、この
考案に関連する部分の側面図および正面図であ
る。第3図は、この考案に使用される補強材の斜
視図である。第4図および第5図は、従来の防雪
柵の側面図および正面図である。第6図および第
7図は、第4図および第5図に示した防雪柵の部
分図である。 図面において、10は主柱、11は防雪板、1
3は補強材、16は連結棒を示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 複数板の防雪板11を並列させて、各防雪板
    を、その長さ方向の両端で、それぞれ主柱10に
    固定させた防雪柵において、前記両端の間で、各
    防雪板に、実質的にその幅方向に延長する補強材
    13を固定し、すべての防雪板における補強材の
    一端部を、連結棒16によつて互に連結させたこ
    とを特徴とする防雪柵。
JP8252186U 1986-06-02 1986-06-02 Expired JPH0449211Y2 (ja)

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JP8252186U JPH0449211Y2 (ja) 1986-06-02 1986-06-02

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JP8252186U JPH0449211Y2 (ja) 1986-06-02 1986-06-02

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Publication Number Publication Date
JPS62196218U JPS62196218U (ja) 1987-12-14
JPH0449211Y2 true JPH0449211Y2 (ja) 1992-11-19

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ID=30935256

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JPS62196218U (ja) 1987-12-14

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