JPS6318519Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6318519Y2 JPS6318519Y2 JP1982161876U JP16187682U JPS6318519Y2 JP S6318519 Y2 JPS6318519 Y2 JP S6318519Y2 JP 1982161876 U JP1982161876 U JP 1982161876U JP 16187682 U JP16187682 U JP 16187682U JP S6318519 Y2 JPS6318519 Y2 JP S6318519Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- head guard
- lattice
- crosspiece
- work vehicle
- driver
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 229920005668 polycarbonate resin Polymers 0.000 claims description 7
- 239000004431 polycarbonate resin Substances 0.000 claims description 7
- 230000000007 visual effect Effects 0.000 claims 1
- 229920000515 polycarbonate Polymers 0.000 description 5
- 239000004417 polycarbonate Substances 0.000 description 5
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 3
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 3
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 3
- 239000010959 steel Substances 0.000 description 3
- 239000011435 rock Substances 0.000 description 2
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- 238000010276 construction Methods 0.000 description 1
- 239000011521 glass Substances 0.000 description 1
- 239000007787 solid Substances 0.000 description 1
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は作業車輌の運転席の上部に屋根状に設
けて運転者を上方からの落下物による危険から保
護すると共に上方に対する視界を広く良好とする
ヘツドガードの新規な構造体に関するものであ
る。
けて運転者を上方からの落下物による危険から保
護すると共に上方に対する視界を広く良好とする
ヘツドガードの新規な構造体に関するものであ
る。
従来作業車輌乃至は建設機械を高所の近辺やト
ンネル内或は急峻な山間部中で作業を行なう場合
において、落下物の危険から運転者を保護するた
めのヘツドガードは幾つかのタイプが存在した。
ンネル内或は急峻な山間部中で作業を行なう場合
において、落下物の危険から運転者を保護するた
めのヘツドガードは幾つかのタイプが存在した。
しかしながら例えば鋼鉄で箱型に枠を組んで上
部に鉄板の屋根板を載せたような構造のものは、
頑丈で落下物に対しては有効であるけれども、上
方視界が悪いので、例えばクレーンのシヨベルの
昇降などがよく見えず作業性が悪く、又かえつて
危険であることも多い。また前記のような構造の
屋根の一部に覗き窓を設け運転席からの上方の視
界をやゝ改良したものもあるが、これはあくまで
屋根の一部を改良したに過ぎず、而も、この覗き
窓から、例えば山間部における作業の場合には落
石などが飛び込む危険があるので、それを防止す
るために、その覗き窓の斜め上部に更にフードを
つけなければならないことにもなり、構造も複雑
となり、また覗き窓が屋根の一部分であるのと、
フードを設けなければならないため上方垂直の視
界並に後上方の視界は殆んど改善されていない等
の欠点があつた。
部に鉄板の屋根板を載せたような構造のものは、
頑丈で落下物に対しては有効であるけれども、上
方視界が悪いので、例えばクレーンのシヨベルの
昇降などがよく見えず作業性が悪く、又かえつて
危険であることも多い。また前記のような構造の
屋根の一部に覗き窓を設け運転席からの上方の視
界をやゝ改良したものもあるが、これはあくまで
屋根の一部を改良したに過ぎず、而も、この覗き
窓から、例えば山間部における作業の場合には落
石などが飛び込む危険があるので、それを防止す
るために、その覗き窓の斜め上部に更にフードを
つけなければならないことにもなり、構造も複雑
となり、また覗き窓が屋根の一部分であるのと、
フードを設けなければならないため上方垂直の視
界並に後上方の視界は殆んど改善されていない等
の欠点があつた。
本考案はかゝる従来技術の諸欠点を除いたもの
で、作業車輌上方からの落石や荷役物の落下に対
して、運転者を十分に防護し得るように労働安全
規則の構造基準に適合すると同時に、運転席から
の上方視界をもまた広く良好に改善し得る構造を
有する新規なヘツドガードを提供するものであ
る。
で、作業車輌上方からの落石や荷役物の落下に対
して、運転者を十分に防護し得るように労働安全
規則の構造基準に適合すると同時に、運転席から
の上方視界をもまた広く良好に改善し得る構造を
有する新規なヘツドガードを提供するものであ
る。
即ち本考案のヘツドガードは格子状構造体と透
明のポリカーボネート樹脂板を屋根状に組み合わ
せたことを特徴とするものであつて、その組み合
わせはポリカーボネート板の単数或は複数枚を上
側格子と下側格子との間にはさみ込んで固定した
構造よりなる。望ましくは広視性能という観点か
らは、真中にポリカーボネート板を入れ上，下か
ら格子目の寸法、数の等しい枠体を張りつける方
が適している。また使用する枠体の格子目の数、
桟の太さは自由に設計できるが、種々な落下物の
想定により、桟の太さは或程度太い方が望まし
く、視界の良好のための格子目の大きさとの兼ね
合いで決定すべきである。また桟の断面は上から
の荷重に対して同一断面積に対する断面係数の比
較的大きな形状を選ぶ方がよい。更にまた枠の最
外側の部材は比較的太くすれば、上方からの衝撃
に対して一層抵抗力が大となる。次にポリカーボ
ネートは透明な樹脂中比較的強度が大であり、此
の種ヘツドガードに最適であることが実験により
判明した。
明のポリカーボネート樹脂板を屋根状に組み合わ
せたことを特徴とするものであつて、その組み合
わせはポリカーボネート板の単数或は複数枚を上
側格子と下側格子との間にはさみ込んで固定した
構造よりなる。望ましくは広視性能という観点か
らは、真中にポリカーボネート板を入れ上，下か
ら格子目の寸法、数の等しい枠体を張りつける方
が適している。また使用する枠体の格子目の数、
桟の太さは自由に設計できるが、種々な落下物の
想定により、桟の太さは或程度太い方が望まし
く、視界の良好のための格子目の大きさとの兼ね
合いで決定すべきである。また桟の断面は上から
の荷重に対して同一断面積に対する断面係数の比
較的大きな形状を選ぶ方がよい。更にまた枠の最
外側の部材は比較的太くすれば、上方からの衝撃
に対して一層抵抗力が大となる。次にポリカーボ
ネートは透明な樹脂中比較的強度が大であり、此
の種ヘツドガードに最適であることが実験により
判明した。
次に具体的に実施例に沿つて本考案を詳細に説
明する。
明する。
第１図は本考案に係る広視型ヘツドガードの斜
視説明図であり、前記ヘツドガードは枠体１の中
に、ポリカーボネートの厚板２を平屋根状に組み
合わせ使用した。枠体１は外側部材３の中に枠の
上側格子の桟４と同形状の下側格子の桟４′（第
２図参照）を一体的に製作しておき、前記下側格
子の桟の上に前記透明のポリカーボネート厚板２
をあて、その上に前記上側格子の桟４をおき、ね
じ５により適数個所を締め付け、予じめ外側部材
３の下側に固定された支持脚６の先端取付板７を
車輌本体に取付けて実用に供するものである。
視説明図であり、前記ヘツドガードは枠体１の中
に、ポリカーボネートの厚板２を平屋根状に組み
合わせ使用した。枠体１は外側部材３の中に枠の
上側格子の桟４と同形状の下側格子の桟４′（第
２図参照）を一体的に製作しておき、前記下側格
子の桟の上に前記透明のポリカーボネート厚板２
をあて、その上に前記上側格子の桟４をおき、ね
じ５により適数個所を締め付け、予じめ外側部材
３の下側に固定された支持脚６の先端取付板７を
車輌本体に取付けて実用に供するものである。
本実施例では前記ヘツドガードを前記本体に取
付ける前に静荷重と動荷重に対する試験を行なつ
た。図示のポリカーボネート樹脂の寸法は1000×
1000×10mmであり、２板重ねて使用した。前記格
子の桟の断面寸法は75×75mm（但し中空厚みmm）
であり、格子の目の寸法は220mm×220mmのものが
９区画であつた。
付ける前に静荷重と動荷重に対する試験を行なつ
た。図示のポリカーボネート樹脂の寸法は1000×
1000×10mmであり、２板重ねて使用した。前記格
子の桟の断面寸法は75×75mm（但し中空厚みmm）
であり、格子の目の寸法は220mm×220mmのものが
９区画であつた。
静荷重は約４トンを載荷したが変形破壊は生じ
なかつた。動荷重については38.2Kgの鋼球体を約
５ｍの高さより、前記ヘツドガード上部中央に自
然落下させたところ落下点に僅かな痕跡を残した
のみで構造上の破損は見られなかつた。
なかつた。動荷重については38.2Kgの鋼球体を約
５ｍの高さより、前記ヘツドガード上部中央に自
然落下させたところ落下点に僅かな痕跡を残した
のみで構造上の破損は見られなかつた。
以上の実施例にも詳述した通り、本考案のヘツ
ドガードは従来品と異なり、前記ヘツドガードの
上部全面に亘り、透明樹脂中最強のポリカーボネ
ート樹脂板を張りつけ、更に格子により補強した
ので、本考案品を作業車輌に装着すれば全面に亘
り運転席からの上部視界が前後左右広く良好にな
ると共に、格子によつて落下物に対する抵抗が相
当に大となるので、作業車輌の運転者は従来に比
し安全にしてかつより能率的に荷役其の他の作業
を行うことができる。その結果その作業車輌の稼
動率も可成り向上することになる。
ドガードは従来品と異なり、前記ヘツドガードの
上部全面に亘り、透明樹脂中最強のポリカーボネ
ート樹脂板を張りつけ、更に格子により補強した
ので、本考案品を作業車輌に装着すれば全面に亘
り運転席からの上部視界が前後左右広く良好にな
ると共に、格子によつて落下物に対する抵抗が相
当に大となるので、作業車輌の運転者は従来に比
し安全にしてかつより能率的に荷役其の他の作業
を行うことができる。その結果その作業車輌の稼
動率も可成り向上することになる。
とくに本考案ヘツドガードにおいては、ポリカ
ーボネート樹脂板が他の樹脂板やガラスとは比較
にならない程大きな耐衝撃性を有し、しかも上下
の格子によつて堅固に支持されているので、格子
では防護できない落下物に対してもオペレータを
安全に保護することができる。
ーボネート樹脂板が他の樹脂板やガラスとは比較
にならない程大きな耐衝撃性を有し、しかも上下
の格子によつて堅固に支持されているので、格子
では防護できない落下物に対してもオペレータを
安全に保護することができる。
また、このポリカーボネート樹脂板の優れた耐
衝撃性と堅固な支持とは、上方視界をより広域に
すべく格子の目の大きさを大きくすることを可能
とする。
衝撃性と堅固な支持とは、上方視界をより広域に
すべく格子の目の大きさを大きくすることを可能
とする。
なお、本考案の技術的範囲は前記実施例のみに
限定されるものではない。
限定されるものではない。
第１図は本考案に係る広視型ヘツドガードの斜
視説明図、第２図は第１図の−線に沿う断面
図、図において、 １は枠体、２はポリカーボネートの厚板、３は
外側部材、４は上側格子の桟、４′は下側格子の
桟、５はねじ、６は支持脚、７は支持脚の先端取
付板。
視説明図、第２図は第１図の−線に沿う断面
図、図において、 １は枠体、２はポリカーボネートの厚板、３は
外側部材、４は上側格子の桟、４′は下側格子の
桟、５はねじ、６は支持脚、７は支持脚の先端取
付板。
Claims (1)
- 作業車輌の本体によつて支持され運転席の上部
に設けられた作業車輌用ヘツドガードであつて、
該ヘツドガードの屋根部分が上側格子と下側格子
との間に透明のポリカーボネート樹脂板をはさみ
込んで固定することにより形成した格子状構造体
とポリカーボネート樹脂板との組み合わせよりな
ることを特徴とする広視型ヘツドガード。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16187682U JPS5965888U (ja) | 1982-10-26 | 1982-10-26 | 広視型ヘツドガ−ド |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16187682U JPS5965888U (ja) | 1982-10-26 | 1982-10-26 | 広視型ヘツドガ−ド |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5965888U JPS5965888U (ja) | 1984-05-02 |
| JPS6318519Y2 true JPS6318519Y2 (ja) | 1988-05-25 |
Family
ID=30355624
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16187682U Granted JPS5965888U (ja) | 1982-10-26 | 1982-10-26 | 広視型ヘツドガ−ド |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5965888U (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010150747A (ja) * | 2008-12-24 | 2010-07-08 | Kubota Corp | 旋回作業機の運転席保護装置 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6338143Y2 (ja) * | 1980-09-30 | 1988-10-07 |
-
1982
- 1982-10-26 JP JP16187682U patent/JPS5965888U/ja active Granted
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010150747A (ja) * | 2008-12-24 | 2010-07-08 | Kubota Corp | 旋回作業機の運転席保護装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5965888U (ja) | 1984-05-02 |
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