JPH0335613Y2 - - Google Patents

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JPH0335613Y2
JPH0335613Y2 JP1983025470U JP2547083U JPH0335613Y2 JP H0335613 Y2 JPH0335613 Y2 JP H0335613Y2 JP 1983025470 U JP1983025470 U JP 1983025470U JP 2547083 U JP2547083 U JP 2547083U JP H0335613 Y2 JPH0335613 Y2 JP H0335613Y2
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JP
Japan
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roof member
frame
head guard
guard device
roof
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JP1983025470U
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English (en)
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JPS59131315U (ja
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  • Body Structure For Vehicles (AREA)
  • Forklifts And Lifting Vehicles (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は作業車輛用のヘツドガード装置に関す
る。
従来、採石現場や地下工事等で稼動する作業車
輛は落下物からオペレータを保護する目的でヘツ
ドガード装置を備えている。このヘツドガード装
置の安全規準には、例えば垂直高さ5m位置から
剛球体(直径30cm以下、重さ38.2Kg以上)を自然
落下させた際に破断又は50mm以上の残留ひずみを
生じてはならない等種々の規制がある。このため
従来は一般に、鋼製支柱に屋根支持用のリブを溶
接し、該リブに鋼板よりなる屋根を溶接したヘツ
ドガード装置を使用していた。しかしながら、該
鋼板使用のヘツドガード装置は、落下物に対する
配慮だけではなく雨除け等の観点から相当の屋根
面積を有するため全体が大重量となるばかではな
く上方視界が遮られて作業性が悪いという欠点が
有る。このため屋根部材に透明な強化プラスチツ
クを使用したヘツドガード装置が提案されている
(実開昭57−59188)が、該提案のものは透明な一
枚の屋根板を平行な主フレーム間にはさみ込む取
付構造となつているため落下物の衝撃により屋根
板が主フレームから外れる危険があり、また落下
物の衝撃荷重を屋根板だけで支承する構造となつ
ているため該衝撃力による弾性歪が大きくオペレ
ータの頭部保護は十分とは云えない。さらに、該
提案のものをも含めて従来のヘツドガード装置
は、アーチ形のトンネル内で作業する際に、ヘツ
ドガード側方上端がトンネル側壁にぶつかり車輛
をトンネル側端部に十分接近させることができな
いために、該トンネル側端部付近での作業を行う
にはその都度ヘツドガード装置を取外す必要があ
り、作業が面倒であるばかりではなく危険でもあ
る。
本考案は上記従来の欠点を除去すべくなされた
もので、このため本考案によるヘツドガード装置
は、作業車輛の運転席上方を保護するヘツドガー
ド装置であつて、運転席の前後左右四隅に立設さ
れた支柱と、該支柱の上部に固定された屋根部材
取付用のフレームと、該フレームに取付けられた
屋根部材とからなり、前記前後の左右一対の支柱
はそれぞれ単一金属パイプをほぼU字形に曲げ加
工成形して形成され、前記フレームは支柱間を横
切つて水平に伸びる複数の剛性フレーム材を含
み、かつ剛性のチヤンネル材を溶接枠組して形成
され、前記屋根部材は水平な中央部と該中央部の
両側端から斜め下方に伸びる側部とを含み、かつ
全体を透明なポリカーボネート板より一体に曲げ
加工成形して形成され、かつ屋根部材表面全体が
シリコン、メラミン等により表面硬化処理されて
おり、これによりヘツドガード装置全体の重量軽
減および上方視界の良好性を維持しつゝオペレー
タの頭部を十分に保護し、かつアーチ形トンネル
内作業においてヘツドガード装置を取り外すこと
なくトンネル側端部付近での作業を可能としたこ
とを特徴とする。
以下、添附図に沿つて本考案の好適な実施例に
つき説明する。
図は本考案によるヘツドガード装置の一例を示
し、図中1は車輛運転席の前後左右四隅に立設さ
れる支柱であつて、前方支柱1a,1bおよび後
方支柱1c,1dはそれぞれ管材を、第1図に示
すごとく、ほゞU字形に曲げ加工して形成されて
いる。該支柱の上には屋根取付用のフレーム3が
ボルトによつて固定されており、該フレームは前
後支柱1a,1bおよび1c,1dの頂部間を横
切つて水平に伸びる左右一対の縦フレーム材3
a,3bと該一対の縦フレーム材をその中間およ
び後端部で相互連結する横フレーム材3c,3d
とから構成され、剛性のチヤンネル材を溶接枠組
して形成されている。該フレームは落下物の衝撃
力を支えて屋根部材5の大きな弾性変形を阻止し
オペレータの頭部を十分に保護する。屋根部材5
は水平な中央部5aと該中央部の両側端から斜め
下方に伸びる側部5b,5cとを含み、全体を透
明強化プラスチツク板、すなわちポリカーボネー
ト板、より一体に曲げ加工成形して形成されてい
る。一例として、中央部5aの巾を700mmとしそ
こから側部5b,5cが約60゜の傾斜角で斜め下
方に伸びるように成形する。このように屋根部材
5の側部5b,5cを傾斜構造とすることによ
り、アーチ形トンネル内作業に際して車輌をトン
ネル側端部に近づけてもヘツドガード側方上端が
トンネル側壁にぶつかることがなくトンネル側端
部付近での作業が可能となる。なお、強化プラス
チツク板はガラスよりも軟く傷つき易いので、耐
擦傷性向上のため屋根部材5の外表面全体をシリ
コン、メラミン等により表面硬化処理する。屋根
部材5をフレーム3に固定するには、第4図に示
すように、屋根部材5の適数個所に穴を明け、該
穴内にゴムリングのごとき弾性体7を取付け、ワ
ツシヤ9を介しボルト、ナツト11により締付け
ることにより固定する。このように屋根部材5を
弾性体7を介して取付けることにより、落下物の
衝撃力を緩和し、雨もりを防止し、かつ振動によ
るフレーム3と屋根部材5間の接触による騒音発
生を防止し、さらには温度変化により寸法変化の
大きいポリカーボネート板の安定した取付けを可
能とする。又、ボルトによる取付けであるから、
従来のように落下物の衝撃力により屋根部材がフ
レームより外れる必配もない。屋根部材の側部5
b,5cは、該側部とほゞ同一傾斜角を有する支
柱1上部の傾斜部に、第5図に示すごとく、取付
板13,15およびボルト、ナツト17を以て取
付けられている。このように屋根部材の傾斜した
側部を支柱に固定することにより、屋根部材のバ
タツキを防止できるとともに、前後方向の車輛振
動に対して屋根部材を安定に支持することができ
る。
上記本考案よりなる本考案のヘツドガード装置
は、屋根部材全体が軽量でかつ透明のポリカーボ
ネートよりなるから、ヘツドガード全体を軽量化
できかつ優れた耐衝撃性を得ることができるとと
もに良好な上方視界を得て作業性を向上させるこ
とができる。また、支柱は金属パイプをU字形に
曲げ加工して形成したものであるから軽量化する
ことができる。
又、屋根部材を支持せるフレームが支柱間を横
切つて水平に伸びる複数の剛性フレーム材を含
み、かつ剛性のチヤンネル材を溶接枠組して形成
することにより落下物の衝撃力を支える構造とな
つているから、屋根部材の弾性変形を抑制して、
これによりオペレータの頭部を十分安全に保護す
ることができる。さらに、屋根部材の側部が斜め
下方に傾斜しているので、車輛がアーチ形トンネ
ルのトンネル側端部付近に接近してもヘツドガー
ド側方上端がトンネル側壁とぶつかることがな
く、トンネル側端付近での作業を容易に行うこと
ができる。しかも、屋根部材表面全体を表面硬化
処理したので、傷がつきにくく良好な視界を維持
することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案ヘツドガード装置の正面図、第
2図は同平面図、第3図は同側面図、第4図は第
2図の線−に沿う拡大断面図で一部破断して
示す、第5図は第1図の線−に沿う部分的断
面図である。 1……支柱、3……フレーム、5……屋根部
材、5a……中央部、5b,5c……側部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 作業車輛の運転席上方を保護するヘツドガー
    ド装置であつて、運転席の前後左右四隅に立設
    された支柱と、該支柱の上部に固定された屋根
    部材取付用のフレームと、該フレームに取付け
    られた屋根部材とからなり、前記前後の左右一
    対の支柱はそれぞれ単一金属パイプをほぼU字
    形に曲げ加工成形して形成され、前記フレーム
    は支柱間を横切つて水平に伸びる複数の剛性フ
    レーム材を含み、かつ剛性のチヤンネル材を溶
    接枠組して形成され、前記屋根部材は水平な中
    央部と該中央部の両側端から斜め下方に伸びる
    側部とを含み、かつ全体を透明なポリカーボネ
    ート板より一体に曲げ加工成形して形成され、
    かつ屋根部材表面全体がシリコン、メラミン等
    により表面硬化処理されている作業車輛用ヘツ
    ドガード装置。 2 前記各支柱上部が屋根部材の側部に沿う傾斜
    部を含み、該側部が傾斜部に固定されている第
    1項のヘツドガード装置。 3 前記屋根部材は前記フレームに弾性体を介し
    て取付けられている第1項のヘツドガード装
    置。
JP2547083U 1983-02-23 1983-02-23 作業車輛用ヘツドガ−ド装置 Granted JPS59131315U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2547083U JPS59131315U (ja) 1983-02-23 1983-02-23 作業車輛用ヘツドガ−ド装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2547083U JPS59131315U (ja) 1983-02-23 1983-02-23 作業車輛用ヘツドガ−ド装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59131315U JPS59131315U (ja) 1984-09-03
JPH0335613Y2 true JPH0335613Y2 (ja) 1991-07-29

Family

ID=30156455

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2547083U Granted JPS59131315U (ja) 1983-02-23 1983-02-23 作業車輛用ヘツドガ−ド装置

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5317018B2 (ja) * 1972-02-21 1978-06-05

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5031618U (ja) * 1973-07-18 1975-04-08
JPS5317018U (ja) * 1976-07-24 1978-02-14

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5317018B2 (ja) * 1972-02-21 1978-06-05

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JPS59131315U (ja) 1984-09-03

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