JPH0449139A - 紙送り装置 - Google Patents

紙送り装置

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Publication number
JPH0449139A
JPH0449139A JP2158591A JP15859190A JPH0449139A JP H0449139 A JPH0449139 A JP H0449139A JP 2158591 A JP2158591 A JP 2158591A JP 15859190 A JP15859190 A JP 15859190A JP H0449139 A JPH0449139 A JP H0449139A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
paper
diaphragm
vibration plate
plate
paper feeding
Prior art date
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Pending
Application number
JP2158591A
Other languages
English (en)
Inventor
Mitsuhiro Tokunaga
光博 徳永
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP2158591A priority Critical patent/JPH0449139A/ja
Publication of JPH0449139A publication Critical patent/JPH0449139A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • General Electrical Machinery Utilizing Piezoelectricity, Electrostriction Or Magnetostriction (AREA)
  • Handling Of Cut Paper (AREA)
  • Character Spaces And Line Spaces In Printers (AREA)
  • Feeding Of Articles By Means Other Than Belts Or Rollers (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は複写機、ファクシミリ装置、プリンター等に使
用される紙送り装置に関し、特に紙を送る駆動源となる
超音波モータの構造に関するものである。
〔従来の技術〕
従来、超音波モータを利用した紙送り装置としては、[
平板状圧電振動子を用いた紙送りデバイス(1)  (
II)J  (冥加、大西、内用、井上、高橋、富用 
“昭和63年度電子情報通信学会春季全国大会”A−2
24,A−225,1988年3月)、「平板状超音波
モータを用いた紙(カード)送りデバイス」 (冨用、
西塚、小笠原、高野“第18回EMシンポジウム”19
89年3月)等によって報告されている。従来のこの種
の紙送り装置を第2図ないし第4図によって説明する。
第2図は従来の紙送り装置の概略構成を示す斜視図、第
3図は従来の紙送り装置に使用する振動板の側面図、第
4図は振動板の質点が描く軌跡を示すグラフである。こ
れらの図において、1は紙2を送るための振動板で、こ
の振動板1は上面が略平坦な平板状に形成され、裏面に
は圧電セラミック3が振動板1の長手方向(紙2の送り
方向)沿って複数個差べられた状態で固定されている。
前記圧電セラミック3は、互いに隣り合うもの同士では
位相のずれた正弦波電圧が印加されるように、それぞれ
電源4.を源5に接続されている。
すなわち、この圧電セラミック3の特定の組み合わせに
位相のずれた正弦波電圧を印加することによって、圧電
セラミック3は幾何学的に直交し位相φを有する2つの
正弦波 UX =UxoS i nωt Uy = UyoS i n ((Ll t+φ)を同
時励振し、振動板1の質点に第4図に示すような楕円運
動を発生させる。なお、第4図はφ=90°の場合を示
す。
6は前記紙2を振動板1の上面に押付けるためのローラ
で、このローラ6は軸7を介して圧接機構(図示せず)
に回転自在かつ上下動自在に支持されており、この圧接
機構によって下方へ付勢されている。
このように構成された従来の紙送り装置によって紙2を
送るには、各圧電セラミック3に所定の正弦波電圧を印
加さセて振動板1を所定振動させ、この振動板1上に紙
2をローラ6で圧接させて行なう。振動板1に圧接され
た紙2は摩擦力を介して駆動力を得ることになり、これ
によって振動板1上を第1図中X方向へ直線的に搬送さ
れる。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかるに、このように構成された従来の紙送り装置では
、紙2を振動板1に圧接させるためにローラ6を使用し
ていたため、ローラ6の直径、圧接機構の厚み分だけ装
置が厚く (高く)なってしまう。このため、従来の紙
送り装置では小型化するにも限度があった。また、圧接
機構には軸7を付勢するスプリング等の弾撥部材が必要
で、しかも軸7を上下動自在に支持する必要があるため
に構造が複雑になってしまうという欠点もあった。
〔課題を解決するための手段〕
本発明に係る紙送り装置は、振動板の紙送り面を、紙送
り方向下流側を急峻な傾斜面とした断面鋸歯状に形成す
ると共に、紙押え部材を、下面が前記振動板の紙送り面
と略対応する形状に形成された平板によって形成し、こ
の紙押え部材を振動板の上方に一定間隔をおいて設置し
たものである。
〔作 用〕
紙押え部材の下面凹凸部分の頂部を振動板の紙送り面凹
凸部分の凹部に臨ませると共に、両部材を紙が通過でき
る一定間隔だけ離間させ、この状態で両部材間に紙を挟
み込ませれば、紙は振動板と紙押え部材のそれぞれの凹
凸部分の頂部に圧接されて両部材間に保持される。この
状態で振動板を所定振動させることによって、紙は摩擦
力を介した駆動力を得て送られる。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例を第1図によって詳細に説明す
る。
第1図は本発明に係る紙送り装置の要部を拡大して示す
縦断面図である。第1図において、11は振動板、12
は紙、13はこの紙12を振動板1工に押付ける紙押え
部材としての固定板である。
前記振動板11は裏面に圧電セラミック21゜22.2
3.24が固定され、上面には断面鋸歯状の紙送り面1
1aが形成されている。前記圧電セラミック21〜24
は紙送り方向(第1図中X方向で示す)に沿って並べら
れでいる。そして、各圧電セラミック21〜24は、従
来と同様にして電源(図示せず)にそれぞれ接続されて
おり、この圧電セラミック21〜24の特定の組み合わ
せに位相のずれた正弦波電圧を印加することによって振
動板11の各質点に楕円運動を発生させるように構成さ
れている。
前記紙送り面11aは、鋸歯状部分の各頂部Bが紙送り
方向に沿って並ぶように形成され、その頂部Bより紙送
り方向下流側が上流側に対して急峻な傾斜面とされてい
る。また、紙送り面11aの各頂部Bは、高さ寸法が全
て等しくなるように形成されている。
前記固定板13は例えば金属板等の平板によって形成さ
れ、その下面には前記振動板11の紙送り面11aと合
致する断面鋸歯状の紙押え面13aが形成されている。
そして、この固定板13は、支持部材(図示せず)によ
って振動板11の上方の所定位置に設置されている。前
記紙押え面13aは、鋸歯状部分の各頂部Cの間隔が前
記振動板11の各頂部Bの間隔と等しくなるように形成
され、しかも頂部Cの前後両側の傾斜面は、これと対応
する振動板11のそれと傾斜角度が略等しくなるように
形成されている。さらに、各頂部Cは、高さ寸法が全て
等しくなるように形成されている。
すなわち、この紙押え面13aは振動板11の紙送り面
11aに噛合するように形成されている。
前記固定板13の紙送り方向に対する設置位置は、紙押
え面13aの頂部Cが振動板11における紙送り面11
aの底部りに丁度対向する位置に設定されている。また
、上下位置は、頂部Cが前記紙送り面11aの凹部(紙
送り面11aの頂部B同士の間)に臨む寸法(オーバラ
ップ量)が一定となり、かつ振動板11と固定板13と
の間に紙12が通過できるだけの間隔が形成される位置
に設定されている。
このように構成された従来の紙送り装置によって紙12
を送るには、先ず、振動板11と固定板13との間に紙
12を挟み込ませる。この際、紙12は振動板11の紙
送り面11aの頂部Bと固定板13の紙押え面13aの
頂部Cとに圧接され、自らの弾性(紙12の腰)によっ
て第1図に示すように僅かに撓んだ状態で振動板11と
固定板13とによって保持されることになる。そして、
各圧電セラミック21〜24の特定の組み合わせに90
°位相のずれた正弦波電圧を印加させることによって紙
12が搬送される。すなわち、上述したように圧電セラ
ミック21〜24に正弦波電圧を印加すると、振動板1
1の各頂部Bは第1図ウニ点鎖線で示すように楕円運動
することになり、このように振動板11を振動させるこ
とによって、紙12は摩擦力を介した駆動力を得て振動
板11上を矢印A方向へ搬送されることになる。
したがって、本発明に係る紙送り装置は、紙12を比較
的薄い板状の固定板13によって振動板11に押付け、
振動板11と固定板13とで挟んだ状態で送ることがで
きるから、従来必要としたローラ等の高さ寸法の大きい
部材を不要とすることができる。
また、本実施例では固定板13の紙押え面13aを振動
板11の紙送り面11aと同等の断面鋸歯状に形成した
ため、それぞれの面を互いに合致させるようにして固定
板13を振動板11に近接させることができる。このよ
うな構造とすると、より薄型の装置が得られる。
なお、固定板13の紙押え面13aの形状は本実施例で
示した形状に限定されるものではなく、紙12との摩擦
抵抗を減らすために頂部Cの先端に丸みをもたせること
もできる。さらに、祇12と固定板13とのH擦抵抗を
減少させるには、固定板13を振動板11に較べて摩擦
係数の小さい材料(例えばふっ素樹脂等)によって形成
することが考えられる。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明に係る紙送り装置は、振動板
の紙送り面を、紙送り方向下流側を急峻な傾斜面とした
断面鋸歯状に形成すると共に、紙押え部材を、下面が前
記振動板の紙送り面と略対応する形状に形成された平板
によって形成し、この紙押え部材を振動板の上方に一定
間隔をおいて設置したため、紙は振動板と紙押え部材の
そねぞれの凹凸部分の頂部に圧接されて両部材間に保持
される。この状態で振動板を所定振動させることによっ
て、紙は摩擦力を介した駆動力を得て送られることにな
る。したがって、紙を比較的薄い板状の紙押え部材によ
って振動板に押付け、振動板と紙押え部材とで挟んだ状
態で送ることができるから、従来必要としたローラ等の
高さ寸法の大きい部材を不要とすることができる。この
ため、装置全体の厚み(高さ寸法)を可及的小さくでき
、装置の小型化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る紙送り装置の要部を拡大して示す
縦断面図である。第2図は従来の紙送り装置の概略構成
を示す斜視図、第3図は従来の紙11・・・・振動板、
Ila・・・・紙送り面、12・・・・紙、13・・・
・固定板、13a・・・・紙押え面、21〜24・・・
・圧電セラミック。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 上面に紙送り面が形成されかつ裏面に圧電セラミックが
    複数個固定された振動板と、この振動板の上面に紙を押
    付ける紙押え部材とを備え、前記圧電セラミックに正弦
    波電圧を印加して振動板を振動させて紙を送る紙送り装
    置において、前記振動板の紙送り面を、紙送り方向下流
    側を急峻な傾斜面とした断面鋸歯状に形成すると共に、
    前記紙押え部材を、下面が前記振動板の紙送り面と略対
    応する形状に形成された平板によって形成し、この紙押
    え部材を振動板の上方に一定間隔をおいて設置したこと
    を特徴とする紙送り装置。
JP2158591A 1990-06-19 1990-06-19 紙送り装置 Pending JPH0449139A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2158591A JPH0449139A (ja) 1990-06-19 1990-06-19 紙送り装置

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JP2158591A JPH0449139A (ja) 1990-06-19 1990-06-19 紙送り装置

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JPH0449139A true JPH0449139A (ja) 1992-02-18

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JP2158591A Pending JPH0449139A (ja) 1990-06-19 1990-06-19 紙送り装置

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