JP3146215B2 - 読み取り機構 - Google Patents

読み取り機構

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JP3146215B2
JP3146215B2 JP00298393A JP298393A JP3146215B2 JP 3146215 B2 JP3146215 B2 JP 3146215B2 JP 00298393 A JP00298393 A JP 00298393A JP 298393 A JP298393 A JP 298393A JP 3146215 B2 JP3146215 B2 JP 3146215B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ファクシミリ、複写
機、イメージスキャナー等に使用される読み取り機構に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来の読み取り機構は図4に示すよう
に、密着イメージセンサー1の押圧ばね12は、密着イ
メージセンサー1の読み取り位置11を原稿3を介し
て、振動子4の中央部41に押し付けて、密着イメージ
センサー1が原稿3の画像を読み取る。振動子4は、中
央部41が凸型に突出しており、圧電セラミック51,
52は振動子の中央部41の凸部をはさんで対称の位置
に振動子4に接着されている。圧電セラミック51,5
2は、高周波電源6により互いに90度位相のずれた高
周波電圧をかけられる。圧電セラミック51,52に互
いに90度位相のずれた正弦電圧をかけると、振動子中
央部41の頂点は楕円運動を行う。この楕円運動によ
り、振動子中央部41の頂点に接している原稿3は摩擦
力を介した駆動力を得て、副走査方向に搬送される。原
稿3の送り量は、原稿3に押圧されたダミーローラ2
1,22とダミーローラと連結されたエンコーダ23,
24により検出される。原稿3の搬送速度は、振動子4
の中央部41の楕円運動の大きさによっている。なお、
楕円運動の大きさは電圧によっている。原稿3の送り量
をエンコーダ23,24により検出しながら送り、1ラ
イン分進んだら搬送を止め、密着イメージセンサー1に
より読み取りをおこなう。原稿3の搬送と密着イメージ
センサー1により読み取りを交互に繰り返せば、正しい
読み取りを行うことができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の読み取
り機構は、振動子中央部の楕円運動が微小なので、振動
子と密着型イメージセンサー間に原稿の先端を食い込ま
せることが困難である。原稿の先端を食い込ませるため
には、この原稿の厚さより振動子中央部の楕円運動を大
きくしなければならないが、技術的に不可能である。さ
らに、ダミーローラを密着型イメージセンサーの読み取
り位置に押圧することは不可能である。したがって原稿
の全長を読み取るためには、密着型イメージセンサーを
挟んで、副走査方向の前後両側に2対のダミーローラと
エンコーダを置かなければならないので、大きなスペー
スを要するという欠点があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の読み取り機構
は、原稿を読み取り位置で密着させて読み取る密着型イ
メージセンサーと、前記密着型イメージセンサーの読み
取り位置に押圧されるパターンの印刷されたベルトと、
前記ベルトを位置決めし、前記ベルトをしゅう動する1
対のローラと、前記ベルトのパターンを読み取る送り量
検出センサと、中央部が凸型である振動子と、前記振動
子の中央凸部をはさんで対称の位置に接着された一対の
圧電セラミックと、前記圧電セラミックに90度位相の
ずれた高周波電圧をかける高周波電源とからなり、前記
振動子の中央凸部の頂点と前記ベルトを押圧させる。
【0005】
【実施例】次に本発明について図面を参照して説明す
る。図1(a)は本発明の一実施例の断面図である。密
着イメージセンサー1の押圧ばね12は、密着イメージ
センサー1の読み取り位置11を、ベルト8に押し付け
る。押圧ばね42,43は、振動子4の中央部41と押
圧ブロック44を、ベルト8を介して押圧している。振
動子4は、中央部41が凸型に突出しており、圧電セラ
ミック51,52は中央部41をはさんで対象の位置に
振動子4に接着されている。圧電セラミック51,52
は、高周波電源6により互いに90度位相のずれた高周
波電圧をかけられる。圧電セラミック51,52に互い
に90度位相のずれた正弦電圧をかけると、振動子4の
中央部41の頂点は楕円運動を行う。この運動を図2,
図3を参照して説明する。図2のように位相の90度ず
れた電圧を圧電セラミック51,52にかけると、振動
子4は、図3に示すように、f11〜f14、f21〜
f24の力を受ける。このため、t1時にてはB方向、
t3時にてはC方向、t4時にてはD方向に変位し楕円
運動を行う。電圧波形は正弦波でも同様の運動が得ら
れ、かつ正弦波のほうが滑らかな楕円運動が発生する。
この楕円運動により振動子4の中央部41の頂点に接し
ているベルト8は摩擦力を介した駆動力を得てE方向に
回転する。このとき、ベルト8は安定した一定方向の回
転であり、原稿の食い込みが可能である。ベルト8と原
稿3の間の摩擦係数は、ペーパガイド82と原稿3の間
の摩擦係数より大きく設定しているので、原稿3は摩擦
力を介したベルト8の推力により、E方向に搬送され
る。
【0006】図1(b)は本発明の一実施例の斜視図で
ある。ローラ71,72で駆動されるベルト8の副走査
方向、かつ密着イメージセンサ1の読み取り幅の外側に
副走査分解能に対応したパタン81が印刷されている。
パタン81はファクシミリの場合ではピッチが1/7.
7mm、又は1/3.85mm、又は1/15.4mm
の黒白のパタンとなる。送り量検出センサ9は、パタン
81の黒白を読み取るために、反射型フォトインタラプ
タ(図示せず)をもちいる。パタン81を送り量検出セ
ンサ9によって読み取り、ベルト8の送り量を検出する
ことができる。ベルト8の送り量に対応し、原稿3の送
り量も検出されることになる。ここで、送り量検出セン
サ9により、原稿3の送り量を検出しながら、高周波電
源6により圧電セラミック51,52に正弦電圧をか
け、1ライン分原稿3を搬送させる。1ライン分原稿3
を搬送させた後は、原稿を停止させて1ライン分、密着
イメージセンサー1により原稿3の画像を読み取る。原
稿3の搬送と密着イメージセンサー1による読み取りを
交互に繰り返せば、正しい読み取りが行うことができ
る。中央部41の形状は、楕円振動の発生し易いもので
あれば、台形、円弧型、楕円型、正弦波型等どのような
形状でも良い。また、中央部41の高さは、3〜5mm
程度で実現できる。また、ベルト8を薄い金属ベルトと
し、パタン81をスリットとし、送り量検出センサ9を
透過型フォトインタラプタとしても良い。また、送り量
検出機能は、密着イメージセンサ1の端部に内蔵された
ものを用いてもよい。
【0007】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、密
着イメージセンサーと、圧電セラミックを接着した中央
部が凸型の振動子と、ベルトと、送り量検出センサを組
み合わせることにより、紙の搬送と読み取りを行うこと
ができる、薄型で、ギヤを必要としない読み取り機構を
提供できる効果がある。また従来例のように2対のダミ
ーローラとエンコーダを必要としないので小型化が可能
となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の断面図(a)、本実施例の
斜視図(b)である。
【図2】本実施例の波形説明図である。
【図3】本実施例の動作説明図である。
【図4】従来の読み取り機構の断面図である。
【符号の説明】 1 密着イメージセンサー 3 原稿 4 振動子 6 高周波電源 8 ベルト 9 送り長検出センサ 12,42,43 押圧ばね 41 中央部 44 押圧ブロック 51,52 圧電セラミック 71,72 ローラ 81 パタン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 1/04 - 1/207 H04N 1/024 - 1/036

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿を読み取り位置で密着させて読み取
    る密着型イメージセンサーと、前記密着型イメージセン
    サーの読み取り位置に押圧されるパターンの印刷された
    ベルトと、前記ベルトを位置決めし、前記ベルトをしゅ
    う動する1対のローラと、前記ベルトのパターンを読み
    取る送り量検出センサと、中央部が凸型である振動子
    と、前記振動子の中央凸部をはさんで対称の位置に接着
    された一対の圧電セラミックと、前記圧電セラミックに
    90度位相のずれた高周波電圧をかける高周波電源とか
    らなり、前記振動子の中央凸部の頂点と前記ベルトを押
    圧させることを特徴とする読み取り機構。
  2. 【請求項2】 前記ベルトに印刷されたパタンがベルト
    進行方向に直角に所定のピッチ長で送り量の進行を読み
    取るための黒白のパタンを形成することを特徴とする請
    求項1記載の読み取り機構。
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