JPH0448879Y2 - - Google Patents

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JPH0448879Y2
JPH0448879Y2 JP6352387U JP6352387U JPH0448879Y2 JP H0448879 Y2 JPH0448879 Y2 JP H0448879Y2 JP 6352387 U JP6352387 U JP 6352387U JP 6352387 U JP6352387 U JP 6352387U JP H0448879 Y2 JPH0448879 Y2 JP H0448879Y2
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JP
Japan
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condensed water
drain
rotating shaft
port
hollow rotating
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JP6352387U
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JPS63188496U (ja
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Landscapes

  • Drying Of Solid Materials (AREA)
  • Treatment Of Sludge (AREA)
  • Vaporization, Distillation, Condensation, Sublimation, And Cold Traps (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本考案は蒸気式汚泥乾燥機等に適用される凝縮
水排出装置に関するものである。
「従来の技術」 第3図は水平型または傾斜型の蒸気式乾燥機の
構成図である。
蒸気式乾燥機は被乾燥物供給口1および被乾燥
物排出口2が設けられた乾燥機本体3の内部に伝
熱円板4が設けられた中空回転軸5を内接し、中
空回転軸5の内部に媒体として、例えば蒸気6を
供給する媒体供給管7が備えられた構成となつて
いる。中空回転軸5は軸受8により支持されると
ともに、媒体供給管7は軸受9によつて支持され
ている。
媒体供給管7は駆動装置10により所定方向に
回転するようになつており、この状態で蒸気6が
媒体供給管7内を通つて伝熱円板4に至り、ここ
で熱が被乾燥物に伝わつて乾燥される。
ところで、蒸気6は中空回転軸5内で凝縮され
て凝縮水11となつて排出されるが、中空回転軸
5における排出口は、第4図および第5図に示す
ような構造となつている。
つまり、中空回転軸5の端部に中空回転軸5の
径よりも小さい径のドレン排出口12を形成した
ものである。
「考案が解決しようとする問題点」 上記の構造であるので、ドレン排出口12の形
成された位置よりも下方にある凝縮水は、ドレン
排出口12から排出されずに常に中空軸5内に溜
つた状態となる。これにより、例えば、伝熱円板
4において凝縮水が逆流したり、従つて伝熱量が
低下するという問題が発生する。
そこで、ドレン排出口12の径を大きくして凝
縮水の液面位置を低下させると軸受や最終排出部
のロータリジヨイントの寸法を大きくしなければ
ならず、コストの高騰につながる。
そこで、本考案は凝縮水の排出口の径が小さく
ても必要な排出量が確実に得られる凝縮水排出装
置を提供することを目的とする。
「問題点を解決するための手段」 本考案は、上記従来の問題点を解決したもの
で、凝縮水の流れる中空回転軸の端部に凝縮水汲
上羽根が設けられ、凝縮水汲上羽根にて汲上げら
れた凝縮水が他の羽根側への流通を防ぐために具
備した仕切板付連絡口を通つて排出口へ流出する
凝縮水排出装置である。
「作用」 このような手段を講じたことにより、凝縮水は
中空回転軸の回転で汲上羽根によつて仕切板付連
絡口に導かれ、この仕切板付連絡口内を流れて排
出口に至り、排出される。
「実施例」 本考案を一実施例の第1図ないし第2図につい
て説明する。
中空回転軸5の端部には、四分割中空軸23付
の汲上羽根22が設けられ、ボルト等27にり軸
端部で固定され、耐熱パツキン28によりドレン
の逆流を防止する。
また、四分割中空軸23は、扇形状に形成され
た4枚の汲上羽根22により汲み上げたドレンを
軸外へ排出するためのドレン連絡口25が各汲上
羽根22毎に備えられている。四分割中空軸23
はドレン排出口であり、このドレン排出口23内
には、例えば、1つのドレン連絡口25から流れ
てドレン排出口23に至る凝縮水が他のドレン連
絡口23に流れ込まないように仕切板26が設け
られている。
次に本実施例の作用について説明する。
凝縮水は中空回転軸5内を流れて、汲上羽根2
2の取り付けられた軸端部に到達する。ここで、
中空軸5は、例えば、第2図に示すように、矢印
イ方向に所定の回転速度で回転しているので、凝
縮水は各汲上羽根22により汲み上げられる。そ
して、汲み上げられた凝縮水の液面がドレン連絡
口25の設けられた位置よりも上昇すると、凝縮
水はドレン連絡口25を流れてドレン排出口23
に至る。かくして、凝縮水は、各ドレン連絡口2
5からドレン排出口23を流れて排出される。
このように上記一実施例においては、凝縮水
は、各汲上羽根22によつて各ドレン連絡口25
に導かれ、ドレン連絡口25内を流れてドレン排
出口23に至つて排出される構造なので、各汲上
羽根22の容積を十分大きく形成することによつ
てドレン排出口23の径が小さくても、必要とす
る排出量を得ることができる。
従つて、中空回転軸5内に凝縮水が溜ることが
なくなる。
よつて、本装置を第3図に示す蒸気乾燥機に適
用すれば、中空回転軸5内に凝縮水が溜つて伝熱
円板4における伝熱量の低下を招くことが無くな
り、熱効率の高い蒸気乾燥機を得ることができ
る。
なお、本考案は上記一実施例に限定されるもの
ではなく、その趣旨を逸脱しない範囲で変形して
もよい。例えば、蒸気式乾燥機ばかりでなく、蒸
気式攪拌・混合機等にも適用できるのである。
「考案の効果」 以上詳記したように、本考案は、凝縮水の流れ
る中空の回転軸端部に設けられた汲上羽根とこれ
にて汲上げられる凝縮水がドレン連絡口を通つて
ドレン排出口へ流出するとき、他の羽根側への流
通を防ぐため、仕切板付連絡口とを備えたもので
ある。
従つて本考案に依れば、凝縮水は汲上羽根によ
つてドレン連絡口に導かれ、このドレン連絡口内
を流れてドレン排出口に至り排出されるので、凝
縮水のドレン排出口の径が小さくても必要な排出
量が確実に得られる凝縮水排出装置を提供でき
る。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は、本考案に係わる凝縮水
排出装置の一実施例で、第1図は縦断面図、第2
図は第1図のA−A断面図、第3図は蒸気式乾燥
機の構成図、第4図および第5図は従来の凝縮水
排出装置で、第4図は中空回転軸の縦断面図の一
部、第5図は第4図のB−B断面図である。 1……被乾燥物供給口、2……被乾燥物排出
口、3……乾燥機本体、4……伝熱円板、5……
中空回転軸、6……媒体例えば蒸気、7……媒体
供給管、8,9……軸受、10……軸駆動装置、
11……凝縮水、12……ドレン排出口、22…
…汲上羽根、23……ドレン排出口(四分割中空
軸)、24……軸端部、25……ドレン連絡口、
26……仕切板、27……ボルト等、28……耐
熱パツキン。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 凝縮水の流れる中空回転軸の端部に凝縮水汲上
    羽根が設けられ、該凝縮水汲上羽根にて汲上げら
    れた凝縮水が他の羽根側への流通を防ぐために具
    備した仕切板付連絡口を通つて排出口へ流出する
    ことを特徴とする凝縮水排出装置。
JP6352387U 1987-04-28 1987-04-28 Expired JPH0448879Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6352387U JPH0448879Y2 (ja) 1987-04-28 1987-04-28

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6352387U JPH0448879Y2 (ja) 1987-04-28 1987-04-28

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63188496U JPS63188496U (ja) 1988-12-02
JPH0448879Y2 true JPH0448879Y2 (ja) 1992-11-17

Family

ID=30898831

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6352387U Expired JPH0448879Y2 (ja) 1987-04-28 1987-04-28

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JP (1) JPH0448879Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS63188496U (ja) 1988-12-02

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