JPH0541356Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0541356Y2 JPH0541356Y2 JP1986162126U JP16212686U JPH0541356Y2 JP H0541356 Y2 JPH0541356 Y2 JP H0541356Y2 JP 1986162126 U JP1986162126 U JP 1986162126U JP 16212686 U JP16212686 U JP 16212686U JP H0541356 Y2 JPH0541356 Y2 JP H0541356Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heat transfer
- rotor
- disk
- dried
- gas phase
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
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- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 claims description 6
- 239000000463 material Substances 0.000 description 19
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- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
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Landscapes
- Drying Of Solid Materials (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は、熱間時に高粘性を有する汚泥又はチ
ヨコレート、水あめ等の食品等に好適な乾燥装置
に関する。
ヨコレート、水あめ等の食品等に好適な乾燥装置
に関する。
従来の乾燥機は大きく分けてスクリユウ式とデ
イスク式の間接加熱型があるが、いずれにしても
被乾燥物は伝熱面とスリツプしながらロータの回
転により進行方向に移動し、その間に熱の移動を
行なわせ乾燥させていた。
イスク式の間接加熱型があるが、いずれにしても
被乾燥物は伝熱面とスリツプしながらロータの回
転により進行方向に移動し、その間に熱の移動を
行なわせ乾燥させていた。
従来の間接乾燥機は第4図に示す如く、被乾燥
物Cと伝熱面05は互いに表面のみ接し、移送さ
れる間に伝熱が起る。ここで、乾燥機内の被乾燥
物中に発生した水蒸気が気相中に移行することに
よつて乾燥工程が進行することになるが、被乾燥
物Cの熱間時粘度が高い場合は、該被乾燥物の乾
燥機下部〜中部に存在する水蒸気は気相部へ移行
できず、内部にとじ込められたままになり、乾燥
速度が極めて低下することになる(下部〜中部に
位置する被乾燥物を軸の回転によつて上部に移行
させるような機構はない。)。
物Cと伝熱面05は互いに表面のみ接し、移送さ
れる間に伝熱が起る。ここで、乾燥機内の被乾燥
物中に発生した水蒸気が気相中に移行することに
よつて乾燥工程が進行することになるが、被乾燥
物Cの熱間時粘度が高い場合は、該被乾燥物の乾
燥機下部〜中部に存在する水蒸気は気相部へ移行
できず、内部にとじ込められたままになり、乾燥
速度が極めて低下することになる(下部〜中部に
位置する被乾燥物を軸の回転によつて上部に移行
させるような機構はない。)。
上記のように従来の間接加熱式の乾燥機は、伝
熱面を通して被乾燥物へ熱を伝える構造を基本と
するので、被乾燥物がポーラス(多孔性)又は低
粘度であれば、発生する蒸気はすみやかに気相に
移行するが、被乾燥物が高粘性である場合は被乾
燥物内で発生した蒸気が気相側に移行するのが困
難となり、乾燥速度が極端に低下するという問題
点がある。
熱面を通して被乾燥物へ熱を伝える構造を基本と
するので、被乾燥物がポーラス(多孔性)又は低
粘度であれば、発生する蒸気はすみやかに気相に
移行するが、被乾燥物が高粘性である場合は被乾
燥物内で発生した蒸気が気相側に移行するのが困
難となり、乾燥速度が極端に低下するという問題
点がある。
本考案は、上記問題点を解消することを目的と
する。
する。
このため本考案は、熱媒油もしくは蒸気を加熱
源とし、2軸のデイスク型伝熱面を有するロータ
を備えた間接加熱式の乾燥機において、一方と他
方のロータのデイスク型伝熱面に設けるリフテイ
ングスクレーパ相互を90°位相を異にして設け、
一方のロータのデイスク型伝熱面表面の付着物が
他方のロータの回転にともないそのリフテイング
スクレーパによりかき取られるように両ロータの
各デイスク型伝熱面相互を一定間隔おいて配設す
ることを特徴とする。
源とし、2軸のデイスク型伝熱面を有するロータ
を備えた間接加熱式の乾燥機において、一方と他
方のロータのデイスク型伝熱面に設けるリフテイ
ングスクレーパ相互を90°位相を異にして設け、
一方のロータのデイスク型伝熱面表面の付着物が
他方のロータの回転にともないそのリフテイング
スクレーパによりかき取られるように両ロータの
各デイスク型伝熱面相互を一定間隔おいて配設す
ることを特徴とする。
本考案装置において、前記リフテイングスクレ
ーパによつてかき上げられた被乾燥物が同リフテ
イングスクレーパの上死点近傍で反転させ、発生
した蒸気を気相側に効率よく移行させるととも
に、相となりあう伝熱面のクリーニングを行い、
被乾燥物をもつて気相部での接触効率を上げ乾燥
速度の向上を図ることができる。
ーパによつてかき上げられた被乾燥物が同リフテ
イングスクレーパの上死点近傍で反転させ、発生
した蒸気を気相側に効率よく移行させるととも
に、相となりあう伝熱面のクリーニングを行い、
被乾燥物をもつて気相部での接触効率を上げ乾燥
速度の向上を図ることができる。
次に本考案装置の一実施例を図面に基いて説明
する。
する。
第1〜2図において、軸3は2軸で、伝熱面5
は円錐形のデイスクであり、熱媒体は軸3内及び
デイスク部を流れ、被乾燥物cに熱を伝える。こ
こで、デイスク5には両側にリフテイングスクレ
ーパ6が第2図のように設置している。
は円錐形のデイスクであり、熱媒体は軸3内及び
デイスク部を流れ、被乾燥物cに熱を伝える。こ
こで、デイスク5には両側にリフテイングスクレ
ーパ6が第2図のように設置している。
又、他軸に設けられているリフテイングスクレ
ーパ6は90°位相を異にして取付けてある。なお
図中、1は熱媒体入口、2は熱媒体出口、4は軸
3の内部に設けられた内管、7はケーシング、a
は熱媒体の伝熱面5への出口、bは熱媒体の伝熱
面出口、dは気相を示す。
ーパ6は90°位相を異にして取付けてある。なお
図中、1は熱媒体入口、2は熱媒体出口、4は軸
3の内部に設けられた内管、7はケーシング、a
は熱媒体の伝熱面5への出口、bは熱媒体の伝熱
面出口、dは気相を示す。
第1図に示す如く、リフテイングスクレーパ6
は他軸の伝熱面と数mm程度のクリアランスを保
ち、伝熱面に付着する被乾燥物をクリーニングす
る機能を有する。又、第3図A,Bは本考案装置
の最も重要な機能を示すもので、第3図Aに於て
は、乾燥機低部に位置する被乾燥物をリフテイン
グスクレーパ6により上方にかき上げ、気相との
接触、すなわち、被乾燥物中に存在する水蒸気を
気相dに移行させている図であり、又第3図B
は、Aの状態から更に90°位相をずらした状態を
示すが、ここではリフテイングスクレーパ6上に
乗つている被乾燥物が上死点にて落下し反転して
他軸のリフテイングスクレーパ6上に乗り移つて
気相と接触し、上記と同様に気相側に効率良く水
蒸気を移行せしめることを示している。
は他軸の伝熱面と数mm程度のクリアランスを保
ち、伝熱面に付着する被乾燥物をクリーニングす
る機能を有する。又、第3図A,Bは本考案装置
の最も重要な機能を示すもので、第3図Aに於て
は、乾燥機低部に位置する被乾燥物をリフテイン
グスクレーパ6により上方にかき上げ、気相との
接触、すなわち、被乾燥物中に存在する水蒸気を
気相dに移行させている図であり、又第3図B
は、Aの状態から更に90°位相をずらした状態を
示すが、ここではリフテイングスクレーパ6上に
乗つている被乾燥物が上死点にて落下し反転して
他軸のリフテイングスクレーパ6上に乗り移つて
気相と接触し、上記と同様に気相側に効率良く水
蒸気を移行せしめることを示している。
第3図Aにてリフテイングスクレーパ6上の被
乾燥物は、スクレーパ6側X、気相側Yの状態
で、Bにては反転し、スクレーパ6側Y、気相側
Xとなり、従来形が、基本的には静置乾燥機であ
り、被乾燥物からの水蒸気の放散は気相に接して
いる面のみで、低部、中部に存在するものは気相
側に被乾燥物の粘性故に移行できず、内部にて滞
留するのに対し、本考案のリフテイングスクレー
パ設置形では、強制的に被乾燥物を低部からかき
上げ気相にさらし、更に反転させて気相との接触
を行なわせるので、効率ははなはだ高くなる。
乾燥物は、スクレーパ6側X、気相側Yの状態
で、Bにては反転し、スクレーパ6側Y、気相側
Xとなり、従来形が、基本的には静置乾燥機であ
り、被乾燥物からの水蒸気の放散は気相に接して
いる面のみで、低部、中部に存在するものは気相
側に被乾燥物の粘性故に移行できず、内部にて滞
留するのに対し、本考案のリフテイングスクレー
パ設置形では、強制的に被乾燥物を低部からかき
上げ気相にさらし、更に反転させて気相との接触
を行なわせるので、効率ははなはだ高くなる。
(1) 熱間時高粘性を帯びる被乾燥物を乾燥させる
場合に於て、 (ア) リフテイングスクレーパを設置することに
よつて、従来形では気相部へ移行しえなかつ
た水蒸気をリフテイングスクレーパによつて
気相部迄かき上げ、かつ反転させ他軸のリフ
テイングスクレーパへ乗り替えるため、容易
に水蒸気を気相中に移行せしめることが可能
となつた。
場合に於て、 (ア) リフテイングスクレーパを設置することに
よつて、従来形では気相部へ移行しえなかつ
た水蒸気をリフテイングスクレーパによつて
気相部迄かき上げ、かつ反転させ他軸のリフ
テイングスクレーパへ乗り替えるため、容易
に水蒸気を気相中に移行せしめることが可能
となつた。
(イ) 低部、中部等に滞留している水蒸気を気相
中へ移行せしめることがリフテイングスクレ
ーパによつて可能となつた為、伝熱面周辺で
の過熱が防げ、こげ付防止効果がある。
中へ移行せしめることがリフテイングスクレ
ーパによつて可能となつた為、伝熱面周辺で
の過熱が防げ、こげ付防止効果がある。
(2) 本考案装置によれば、従来装置に比べて乾燥
性能が3倍以上に向上させることができる。
性能が3倍以上に向上させることができる。
(3) 本考案の装置によれば、常に一方のロータの
リフテイングスクレーパの回転により、他方の
ロータのデイスク型伝熱面表面の付着物がかき
取られるので、伝熱面からの加熱乾燥効率が向
上する効果がある。
リフテイングスクレーパの回転により、他方の
ロータのデイスク型伝熱面表面の付着物がかき
取られるので、伝熱面からの加熱乾燥効率が向
上する効果がある。
第1図は本考案装置の一実施例を示す縦断平面
図、第2図は第1図の−線に沿う横断側面
図、第3図A及びBは叙上の装置の作動状態を示
す説明図、第4図A及びBは従来装置の縦断平面
図及び横断側面図である。 1……熱媒体入口、2……熱媒体出口、3……
軸、4……内管、5……伝熱面、6……リフテイ
ングスクレーパ、7……ケーシング、a……熱媒
体の伝熱面への入口、b……熱媒体の伝熱面出
口、c……被乾燥物、d……気相。
図、第2図は第1図の−線に沿う横断側面
図、第3図A及びBは叙上の装置の作動状態を示
す説明図、第4図A及びBは従来装置の縦断平面
図及び横断側面図である。 1……熱媒体入口、2……熱媒体出口、3……
軸、4……内管、5……伝熱面、6……リフテイ
ングスクレーパ、7……ケーシング、a……熱媒
体の伝熱面への入口、b……熱媒体の伝熱面出
口、c……被乾燥物、d……気相。
Claims (1)
- 熱媒油もしくは蒸気を加熱源とし、2軸のデイ
スク型伝熱面を有するロータを備えた間接加熱式
の乾燥機において、一方と他方のロータのデイス
ク型伝熱面に設けるリフテイングスクレーパ相互
を90°位相を異にして設け、一方のロータのデイ
スク型伝熱面表面の付着物が他方のロータの回転
にともないそのリフテイングスクレーパによりか
き取られるように両ロータの各デイスク型伝熱面
相互を一定間隔おいて配設することを特徴とする
乾燥装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986162126U JPH0541356Y2 (ja) | 1986-10-22 | 1986-10-22 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986162126U JPH0541356Y2 (ja) | 1986-10-22 | 1986-10-22 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6366797U JPS6366797U (ja) | 1988-05-06 |
JPH0541356Y2 true JPH0541356Y2 (ja) | 1993-10-19 |
Family
ID=31089088
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1986162126U Expired - Lifetime JPH0541356Y2 (ja) | 1986-10-22 | 1986-10-22 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0541356Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6782633B2 (ja) * | 2016-12-28 | 2020-11-11 | 綜研テクニックス株式会社 | 回転ディスク型乾燥装置 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5248457U (ja) * | 1975-10-02 | 1977-04-06 | ||
JPS5932780A (ja) * | 1982-08-17 | 1984-02-22 | 川崎重工業株式会社 | 熱風加熱溝形撹拌乾燥器 |
-
1986
- 1986-10-22 JP JP1986162126U patent/JPH0541356Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5248457U (ja) * | 1975-10-02 | 1977-04-06 | ||
JPS5932780A (ja) * | 1982-08-17 | 1984-02-22 | 川崎重工業株式会社 | 熱風加熱溝形撹拌乾燥器 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6366797U (ja) | 1988-05-06 |
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