JPH0448876Y2 - - Google Patents

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JPH0448876Y2
JPH0448876Y2 JP1987129114U JP12911487U JPH0448876Y2 JP H0448876 Y2 JPH0448876 Y2 JP H0448876Y2 JP 1987129114 U JP1987129114 U JP 1987129114U JP 12911487 U JP12911487 U JP 12911487U JP H0448876 Y2 JPH0448876 Y2 JP H0448876Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 開示技術は、水道水等の液体に磁力を作用させ
して液体に含まれる有機質イオン等を活性化させ
る装置の構造の技術分野に属する。
〈要旨の概要〉 而して、この考案は水道管等の導管配管設備の
中途に於いて複数の磁石をそれらの極性をして相
互に異ならせて配設する等したチヤンバが継合さ
れて該チヤンバ内に流入する液体を磁力を介して
活性化させるようにした液体活性化装置構造に関
する考案であり、特に、チヤンバ内に各磁石の極
面を対向させて配設した他の磁石等の帯磁性体と
で形成されるクリアランスを水路として設け、磁
石の端部にテーパコーン状のデバイダを設けてク
リアランスに液体が効率良く流過するようにし管
内を流れる液体に直角方向に磁場を形成すること
によつて効率の良い活性化が得られるようにした
液体活性化装置構造に係る考案である。
〈従来の技術〉 周知の如く、液体輸送にパイプ等の配管設備を
用い、輸送経路を利用して用途ごとの処理を行う
技術は一般化され、技術内容もさまざまに改良さ
れている。
そして、管内を通過する液体、例えば、飲料用
水等に対して所定の処理を行うに際し、水質を向
上させる目的で液中に含まれる有機質のイオン等
を利用して管内に極性を対向させて対向状に複数
の磁石を配置する等し、ミネラル等の有機質分を
溶出させて水質を向上させる浄化器等が種々実用
化されている。
〈考案が解決しようとする課題〉 しかしながら、液中におけるイオンの作用が更
に有効に機能すると言われているが、該イオンを
含んだ飲料水は味が良く、人体の体液に対しても
浸透性が良いという点にあつて磁力等によつて更
にイオンを活性化し、水質の向上を図る装置は質
的向上が見出されていないという難点があり、こ
れまで充分な効果を奏していないものであつた。
更に、一般家庭で使用される場合、装置の小型
化やメンテナンス上の配慮を図る必要もあり、高
価なものとなつたり、使用が煩瑣になるような構
造は避ける必要があり、そこで、一部で専ら安価
な磁石が利用されているが、磁石は30ガウス等必
要程度の強さをもつて磁力が発生されて初めて充
分な効果が奏されるが、かかる効果を得るために
効率の良い配置構造が望まれていた。
〈考案の目的〉 この考案の目的は上述従来技術に基づく液体活
性化装置の効率上の問題点を解決すべき技術的課
題とし、水質を決定するイオンの活性化を図るも
のとして安価な磁石を用いながらも効率の良い構
成を形成するようにして人体の体液に有効な成分
を含む良質な飲料水等の水を供給して保険衛生上
有益であるようにして水利産業における上水技術
利用分野に益する優れた液体活性化装置構造を提
供せんとするものである。
〈課題を解決するための手段・作用〉 上述目的に沿い先述実用新案登録請求の範囲を
要旨とするこの考案の構成は前述課題を解決する
ために、導管内で無機質を含む飲料水等の液の流
過部分に対して磁石を配置して液中のイオンに働
く磁場を形成するようにし、導管が継合されるチ
ヤンバの奥行方向に平板状等の磁石を複数配列配
置しながら磁極面を広く有した磁石には所定の間
隙を設けて磁石、或は、板状の帯磁性体を対向さ
せて対向間隙部分を水路に形成し、而して、チヤ
ンバ内で磁石からの磁束が集密して介在する水路
を交叉し、水路に直角な方向に磁力が働くことに
よつて効率の良い液質の活性化が得られ、人体内
の液体内に含まれる有機質イオンの作用を高める
ようにした技術的手段を講じたものである。
〈実施例〉 次に、この考案の実施例を図面に基づいて説明
すれば以下の通りである。
第1,2図に示す基本的実施例において、1は
この考案の要旨を中心を成す液体活性化装置であ
り、一般家庭の水道配管2に設置される態様であ
つて、水道管2のユニオン3に継合されて使用さ
れるものである。
而して、略長方形の樹脂製のチヤンバ4は流入
口5として継手6を設けたインテーク7が拡開状
に形成され、断面方形状の本体8にアウトレツト
9と共に嵌合されて一体的にユニツト化され、該
アウトレツト9には流出口10として継手11が
設けられて通常の蛇口12とされている。
而して、液体活性化装置1の本体8には板状の
磁石13が磁極Nの磁極面14を本体8の奥行方
向にして中央でインテーク7とアウトレツト9の
支持部としてのデバイダ15,15に挾持されて
設置されている。
尚、磁石13は所定の体積で厚みhを有して磁
力線を発生するが、チヤンバ4内で流入口5流出
口10に対してデバイダ15,15がテーパコー
ン状に形成されている。
そして、磁極面14のN極、S極の両側には所
定クリアランスtで離反して磁石13の磁極面1
4と同面積に形成された帯磁性体としてのステン
レス製の板16,16が対向する面として同じく
インテーク7とアウトレツト9の支持部としての
ブラケツト15′,15′に挾持されて水路17,
17が形成されている。
上述構成において、図示しない水道管2のバル
ブを開けて液体活性化装置1に水道水を流入させ
ると、チヤンバ4に於いてテーパコーン状のデバ
イダ15に案内されて水道水が磁石13と各板1
6の間のクリアランスtで形成される水路17,
17を流出口10に流過していく。
而して、磁石13の磁束が磁極面14から相対
向して両側に設置されている各板16とで形成さ
れる水路17に対し直角に形成されるために、該
磁石13による磁束の漏出は防がれ、水道水中に
帯電状態で溶け込むイオン分に集中して作用し、
効率の良い活性化が得られる。
そして、各イオン分子は集合状態にされて飲用
に際し、所定の有効な生理作用に与る。
次に、実用的な別の実施例を第3,4図に基づ
いて説明すれば以下の通りである。
液体活性化装置1′は長方形の所定の合成樹脂
製のチヤンバ4′がインテーク7′とアウトレツト
9′を両側に嵌着され、本体8内には磁石13…
が3段に1列配置で重層されて設置された態様で
あり、磁石13…は各々の極が互いの異極を対向
面にして所定クリアランスtで離隔してインテー
ク7′とアウトレツト9′に設けたデバイダ15,
15に挾持され、更に、段層にされた磁石13,
13の両側には所定クリアランスtで離反してス
テンレス製の板16,16が磁石13と共にブラ
ケツト15′,15′に支持されて配設されてい
る。
尚、インテーク7′、及び、アウトレツト9′に
形成されるデバイダ15,15は磁石13の厚み
tを整流するテーパコーン状に形成されており、
磁極面14で形成される水路17は4層に形成さ
れている。
而して、当該実施例の液体活性化装置1′によ
れば、3枚の磁石13…で形成される4層の各水
路17は流水量を多くとることが出来、磁石1
3,13の磁極が互いに異極を面して配設されて
磁束が各水路17を通過するため、その作用効果
は上述実施例と実質的に変わりなく、帯磁性体と
しての他の磁石13、及び、ステンレス製の板1
6に形成される通路17に於いて流過するイオン
分子を含む水流に作用し、その活性化率は高いも
のとされるものである。
そして、次に、この考案の更に他の実用的実施
例を第5図により説明すれば以下の通りである。
当該第5図に示す磁石13の設置態様は磁石1
3を所定段数(当該実施例においては3段)重層
し、更に、横方向に3列の磁石13を列設した態
様であり、前記同様、水路17に形成される磁石
13による磁場の有効面積が拡大され、処理流量
を更に大きくとることが出来、その作用効果は実
質的に前述実施例と変わりはない。
更に、第6図に示す実施例における磁石13の
設置態様は磁石13の配置にあつてチヤンバ4内
の奥行方向に磁石13を連設した態様であり、水
路17を長くとることで流量増大に加えて処理時
間が長くされ、イオン分子に対する活性化を充分
に行うことが出来るものである。
尚、この考案の実施態様は上述各実施例に限る
ものでないことは勿論であり、液体の流出入方向
はターンフロータイプとする等種々の態様が採用
可能である。
又、磁石はソレノイド等の電磁石が使用可能で
あることは勿論である。
〈考案の効果〉 以上、この考案によれば、基本的に安価な磁石
を用いた液体活性化装置により、流水経路に於て
効率良く液体に磁束が通過することが出来、有機
質等イオン分子は磁力を得て活性化され、該有機
質等のイオン成分が含有される液体を吸用するに
その味覚にも人体の体液にも良好な状態を維持し
て液質を向上させ、有機質分が所謂うま味として
良好に作用するという優れた効果が奏される。
而して、液体活性化装置内で形成される水路は
磁石と該磁石に対し対向させて配設した帯磁性体
とで形成され、磁石の磁束を直角方向に通過させ
ることが出来るので、又、磁石端部に設けたテー
パコーン状のデバイダにより液流が整流状に流過
し、水路を流過する液体に効率良くイオン活性化
の作用を行えることが出来るという優れた効果が
奏される。
そして、安価な磁石を用いて磁石の配列構造を
帯磁性体を磁極に対面状に配置し、水路を形成し
ながらも、液体の流過方向に対して直角に磁束を
通過させるようにしたことで、活性化効率の高い
構造とすることが出来、装置の小型化が図れるう
えに高価なものになることはなく、実用性に優れ
る液体活性化装置に出来るという効果が奏され
る。
そして、活性化された水道水等の水質は含有さ
れるイオン成分が有効に作用して水質を和らげて
うま味が高まり、良好な生理作用が得られるとい
う優れた効果が奏される。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の実施例の説明図であり、第1
図は1実施例における磁石の配置斜視図、第2図
は液体活性化装置の概略断面図であり、第3〜6
図は他の実施例の説明図であつて、第3図は他の
実施例の磁石の配置斜視図、第4図は同液体活性
化装置の概略断面図であり、第5図は別の実施例
の磁石の配置斜視図、第6図は更に他の実施例の
磁石の配置斜視図である。 2……導管、13……磁石、4……チヤンバ、
1……液体活性化装置、14……磁極面、16…
…帯磁性体、15……デバイダ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 配水用の導管に板状の磁石を間に流路を複数形
    成して段層状に内装したチヤンバが介装され、該
    流路に交叉して磁場が形成されている液体活性化
    装置構造において、上記段層端の磁石がその極面
    に流路を介して帯磁性体を対設させて配置され、
    チヤンバの長さ方向に交叉した磁場を設け、而し
    て各磁石の端部にテーパコーン状のデバイダを一
    体的に固設されていることを特徴とする液体活性
    化装置構造。
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JPS59189989A (ja) * 1983-04-11 1984-10-27 Hitachi Metals Ltd 水処理装置
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