JP2002045864A - 水質改善装置 - Google Patents

水質改善装置

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JP2002045864A
JP2002045864A JP2000239738A JP2000239738A JP2002045864A JP 2002045864 A JP2002045864 A JP 2002045864A JP 2000239738 A JP2000239738 A JP 2000239738A JP 2000239738 A JP2000239738 A JP 2000239738A JP 2002045864 A JP2002045864 A JP 2002045864A
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water
water pipe
pipe
magnets
magnetic
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JP2000239738A
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Tatsuo Yamada
達雄 山田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 均一かつ強力な磁化処理が可能で、比較的太
い送水管にも自由に対応でき、かつ磁気漏洩も低減させ
ることができる。 【解決手段】 送水管の途中に介装するものであり、一
端部に流入口3を、他端部に流出口4を有する密閉ケー
ス体1の内部に、分岐管として非磁性管による通水管10
を互いに平行させて配設し、この通水管10を角形ヨーク
13で囲繞し、角形ヨーク13の向かい合う面に通水管10を
狭持するように夫々異なる極の磁石11,12を対向させて
設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、磁気を利用して外
部から水を活性化処理する水質改善装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の水質改善装置、水道水を
軟質化するなどの目的で用いられており、図11に示すよ
うに、筒状ケース100 の内部にリング状をなす複数個の
永久磁石101 が積層状態で装填された構造のものが提案
されている。
【0003】筒状ケース100 の内部は、水道管102 を挿
通することが可能な中空孔103 になっており、この中空
孔103 に水道管102 を挿通させたとき、各永久磁石101
による磁界が水道管102 の内部に作用し、水道管102 を
流れる水が磁化処理される。
【0004】また、水道管102 を切断せずに後から簡単
に装着することができるものとして、特開平9−327
693号公報に記載された磁気式活水器がある。この磁
気式活水器は、図12に示すように、水道管102 を挟んで
対向配置させた永久磁石101の磁力で水道水を活性化す
るもので、永久磁石101 を収容する各収容函104 の割り
面105 を平滑に形成することで各割り面105 同士を密着
させながら各収容函104 を突き合わせている。各収容函
104 内の永久磁石101 は互いに吸引し合うように極を逆
にして配置されており、各収容函104 は各永久磁石101
の吸引力によって水道管102 を狭持する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな水道管の外側より水道管の内部へ磁界を作用させる
方式では、水道管102 の内部の周辺部は、各永久磁石10
1 に接近するために強い磁界が作用するが、中心部は、
各永久磁石101 から遠いために弱い磁界しか作用しな
い。その結果、水道管102 の内部の周辺部と中心部とで
は、磁界の強さに大きな差異が生じ、水道水を均一かつ
強力に磁化処理できず、磁化処理能力を低下させるとい
う問題があった。
【0006】さらに、特開平9−327693号公報に
記載された磁気式活水器では各収容函104 の割り面105
同士を密着させながら各収容函104 を突き合わせて水道
管102 に装着しているので、水道管102 が大きい場合割
面同士が突き合わせ出来ず対向磁石の平行度が得られに
くく、磁気式活水器が水道管102 の太さ毎の専用品とな
ってしまう。
【0007】本発明の目的は前記従来例の不都合を解消
し、均一かつ強力な磁化処理が可能で、比較的太い送水
管にも自由に対応でき、かつ磁気漏洩も低減させること
ができる水質改善装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は前記目的を達成
するため、第1に、送水管の途中に介装するものであ
り、一端部に流入口を、他端部に流出口を有する密閉ケ
ース体の内部に、分岐管として非磁性管による通水管を
互いに平行させて配設し、この通水管を角形ヨークで囲
繞し、角形ヨークの向かい合う面に通水管を狭持するよ
うに夫々異なる極の磁石を対向させて設けたこと、第2
に、磁石は通水管の長さ方向に複数並べて配設し、角形
ヨークはこの通水管を長さ方向に囲繞する角パイプとし
て構成すること、第3に、密閉ケース体のケース本体内
には隔壁をそれぞれ端部付近に設けてその外側はチャン
バーとして構成し、これら隔壁間に通水管を配設するこ
とを要旨とするものである。
【0009】請求項1記載の本発明によれば、送水管の
途中に介装するものとして、送水管を流れる水は流入口
よりケース体内に流入し、ケース体内の複数の通水管を
通過した後、流出口より送水管へ流出する。また、通水
管を狭持するように夫々異なる極の磁石を対向させて設
けたので、一方の磁石の磁力線は、通水管を貫いて他方
の磁石に流れ通水管内の流水を活水化すると共に、角形
ヨークの側壁を通っても同方向へ流れ、磁力線の同種は
反発(混じり合わない)する特性上磁石表面から出る見
掛け磁気は磁性体である角形ヨークには取られず通水管
である非磁性管へと集中する。
【0010】このように磁性体の角ヨークを使用するこ
とで、ヨーク内に装着された磁石の磁力線は強力にな
り、非磁性体の通水管を流れる水を通過して対面した磁
石の異極へと向かう。
【0011】さらに、角形ヨークが磁性体であるため内
部の磁気漏洩を防ぎ、複数の通水管を互いに平行させて
配設した場合でも隣接する磁石への干渉を防ぎ、磁力線
による障害を与えることを緩和できる。
【0012】これに加えて、送水管を流れる水は複数の
通水管に分岐して磁力を与えられるので、径の大きな送
水管でも、均一かつ強力な磁化処理が可能である。
【0013】請求項2記載の本発明によれば、前記作用
に加えて、磁石とは角形ヨークは通水管の長さ方向にそ
って長く配設されるもので、通水管の全体が外部磁界が
作用する流体通路として形成でき、この流体通路に均一
かつ強力な磁界を作用させて水の磁化処理能力を向上さ
せることができる。
【0014】請求項3記載の本発明によれば、通水管は
分岐管であるが、密閉ケース体のケース本体内へ流入す
る水は流入口側チャンバーからこの複数の通水管に分か
れて流れ、また、流出口側チャンバーで合流してスムー
ズに流出していくことができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、図面について本発明の実施
の形態を詳細に説明する。図1は本発明の水質改善装置
の第1実施形態を示す縦断側面図、図2は同上中央縦断
正面図、図3は同上正面図で、図中1はステンレス等に
よる密閉ケース体を示す。
【0016】この密閉ケース体1は図4に示すように送
水管2の途中に介装するものとして、一端部に流体の流
入口3を、他端部に流体の流出口4を有する。図示の例
では、この流入口3および流出口4は大フランジ5aと
小フランジ5bを有する接続継手用口金物5として形成
し、ケース本体1aの端に形成したフランジ6に大フラ
ンジ5aを締結接合する。
【0017】また、ケース本体1aは隔壁7,8をそれ
ぞれ端部付近に設けてその外側はチャンバー9として構
成し、これら隔壁7,8間にステンレス等の非磁性管に
よる通水管10を互いに平行させて複数(図示では5本)
配設し、この通水管10でチャンバー9同士を連通させ
る。通水管10はポリカーボネイト樹脂、ABS樹脂、F
RP、ポリアミド樹脂などの機械強度の高い合成樹脂、
或は、塩化ビニル樹脂、ポリエチレン樹脂、ポリプロピ
レン樹脂などの通常のポリオレフィン系の合成樹脂など
を材質としても差し支えない。
【0018】前記通水管10は図示の例では矩形の角管と
したが、これに限定されるものでなく円形管でもよい。
【0019】そして前記通水管10を狭持するように磁石
11,12を設けるが、この磁石11,12は夫々異なる極を対
向させるようにして設けた。なお、磁石11,12 は複数の
小体が通水管10の長さ方向に沿って並び、通水管10の長
さ分だけ長いものとなる。その場合の横並び方は、隣接
する磁石は異なる極が接合する。
【0020】磁石11,12 は、通常のフェライト磁石や合
金磁石( 例えば、アルニコ磁石) などではなく、希土類
元素系の磁石( 具体的には、ネオジム・鉄磁石、サマリ
ウム・コバルト磁石など) を材質とするのが好ましい。
例えばNd−Fe−B系の磁石としては、具体的には、
住友特殊金属株式会社製 NEOMAX等である。ただ
し、これらの磁石に限るものではない。各磁石11,12
は、例えば約Br12(KG)bHc11(KOe)の
強力な磁束密度を有し、通水管10中の流水に対して空隙
中心で約3000ガウスの磁束密度を及ぼすことができ
る。
【0021】さらに、この磁石11,12 を角形ヨーク13の
内側の相互に向かい合う面に置くようにして、鋼板(鉄
製)等の磁性体による角形ヨーク13で通水管10を囲繞し
た。
【0022】この角形ヨーク13は図示の例では、断面矩
形の角パイプであり、前記通水管10と同様に隔壁7,8
間に配置する。
【0023】なお、角形ヨーク13はこれを断面コ字形の
チャンネル材に分割したものとすることも可能であり、
この場合は断面コ字形の側壁先端は相互に近づき、ま
た、磁石11,12 は底面に位置することになる。
【0024】使用に際しては、図4に示すように接続継
手用口金物5を介して、水道管等の送水管2の途中に介
装された状態において、上流側の送水管2からの水道水
は、流入口3から密閉ケース体1内に流入し、チャンバ
ー9から複数の通水管10に分かれて流れ、もう一方のチ
ャンバー9で合流しては流出口4から下流側の送水管2
へと流れる。
【0025】各通水管10は、磁石11,12 による外部磁界
が作用しており、通水管10を貫いて通水管10内の流水を
活水化すると共に、角形ヨーク13を流れ、外部への磁気
の漏洩を低減することができる。即ち、外部に漏洩する
磁気ロスが低減するので、流水の活水化及びヨークの磁
気吸着の効率をアップさせることができる。
【0026】図5〜図7は本発明の第2実施形態を示す
もので、送水管2が流水量の多い太径の管の場合で、密
閉ケース体1も大きく、通水管10の数も多くした。それ
に伴い、角形ヨーク13の数も増すが、角形ヨーク13は図
示のように各通水管10のそれぞれに独立したものとして
設ける場合の他に、図示は省略するが多数の格子状に区
画した多孔管として全体を一体の管としてもよい。
【0027】図8〜図10は本発明の第3実施形態を示す
もので、さらに送水管2が流水量の多い太径の管の場合
で、前記第2実施形態よりも通水管10や角形ヨーク13の
数を多くした。
【0028】これら第2実施形態、第3実施形態の場合
も、密閉ケース体1は流入口3および流出口4はフラン
ジを有する接続継手用口金物5として形成し、また、ケ
ース本体1aは隔壁7,8をそれぞれ端部付近に設けて
その外側はチャンバー9として構成し、これら隔壁7,
8間にステンレス等の非磁性管による通水管10を互いに
平行させて配設した点は前記第1実施形態と同一であ
る。
【0029】
【発明の効果】以上述べたように本発明の水質改善装置
は、均一かつ強力な磁化処理が可能で、比較的太い送水
管にも自由に対応でき、かつ磁気漏洩も低減させること
ができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の水質改善装置の第1実施形態を示す縦
断側面図である。
【図2】本発明の水質改善装置の第1実施形態を示す中
央縦断正面図である。
【図3】本発明の水質改善装置の第1実施形態を示す正
面図である。
【図4】本発明の水質改善装置の使用状態を示す側面図
である。
【図5】本発明の水質改善装置の第2実施形態を示す縦
断側面図である。
【図6】本発明の水質改善装置の第2実施形態を示す中
央縦断正面図である。
【図7】本発明の水質改善装置の第2実施形態を示す正
面図である。
【図8】本発明の水質改善装置の第3実施形態を示す縦
断側面図である。
【図9】本発明の水質改善装置の第3実施形態を示す中
央縦断正面図である。
【図10】本発明の水質改善装置の第3実施形態を示す
正面図である。
【図11】従来例を示す縦断側面図である。
【図12】他の従来例を示す縦断正面である。
【符号の説明】
1…密閉ケース体 1a…ケース本体 2…送水管 3…流入口 4…流出口 5…継手用口金物 5a…大フランジ 5b…小フランジ 6…フランジ 7,8…隔壁 9…チャンバー 10…通水管 11,12 …磁石 13…角形ヨーク 100 …筒状ケース 101 …永久磁石 102 …水道管 103 …中空孔 104 …収容函 105 …割り面

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 送水管の途中に介装するものであり、一
    端部に流入口を、他端部に流出口を有する密閉ケース体
    の内部に、分岐管として非磁性管による通水管を互いに
    平行させて配設し、この通水管を角形ヨークで囲繞し、
    角形ヨークの向かい合う面に通水管を狭持するように夫
    々異なる極の磁石を対向させて設けたことを特徴とする
    水質改善装置。
  2. 【請求項2】 磁石は通水管の長さ方向に複数並べて配
    設し、角形ヨークはこの通水管を長さ方向に囲繞する角
    パイプとして構成する請求項1記載の水質改善装置。
  3. 【請求項3】 密閉ケース体のケース本体内には隔壁を
    それぞれ端部付近に設けてその外側はチャンバーとして
    構成し、これら隔壁間に通水管を配設する請求項1また
    は請求項2記載の水質改善装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2008035615A1 (fr) * 2006-09-22 2008-03-27 Yoshioka, Eisuke Dispositif activateur de fluide
JP2011025231A (ja) * 2009-06-23 2011-02-10 Hitoshi Arai 液体磁気処理具及び液体磁気処理装置。

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