JP2000218277A - 水の磁気化装置 - Google Patents

水の磁気化装置

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JP2000218277A
JP2000218277A JP11019061A JP1906199A JP2000218277A JP 2000218277 A JP2000218277 A JP 2000218277A JP 11019061 A JP11019061 A JP 11019061A JP 1906199 A JP1906199 A JP 1906199A JP 2000218277 A JP2000218277 A JP 2000218277A
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water
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Tsuneyuki Yamada
恒幸 山田
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Abstract

(57)【要約】 【解決手段】 水を流す主流路42を流れに沿った複数
箇所で絞ることで、主流路42に大断面部51と小断面
部52とを交互に形成し、小断面部52の各々を一対の
マグネット47,48で挟むことで小断面部52を流れ
る水に磁界を掛けるようにし、この構成の主流路42
を、複数本平行に並べ、両端をそれぞれ共通導水管43
及び共通排水管44に連結した。 【効果】 主流路に小断面部を形成することで、主流路
の外側からマグネットで挟んでも充分な磁場を水流に掛
けることができ、例えば、マグネットを主流路の外側に
配置して装置の性能の劣化を防止することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は水の磁気化装置の改
良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、家庭やビルなどの水道配管におい
て、赤錆、腐食、スケール(水中の不純物が析出して管
壁などに固着したもの)などの発生は避けられない現象
とされていた。第1に、水道配管においては、素材であ
る鉄材から鉄イオンが溶質し、これの鉄イオンが水中の
水酸基イオンと反応して水酸化第1鉄になり、この水酸
化第1鉄は、更に、水及び酸素と反応して水酸化第2鉄
となる。この水酸化第2鉄が赤錆そのものである。第2
に、水道配管においては、同時に水質腐食性の遊離炭
素、各種酸性物質、各種アルカリ性物質に電位差が作用
して腐食が発生する。第3に、水道配管においては、硫
酸カルシウムや水酸化マグネシウムなどが溶解している
と、濃縮や加熱をされたときに結晶化してスケールにな
る。
【0003】ところで、MHD(magneto hydrodynami
c)反応が知られている。MHD反応とは、強い磁界の
中をその直角方向に導電性の流体を流すと磁界と流体の
流れの両者に直角な方向に起電力を生ずる現象である。
近年、このMHD反応を利用して、水道配管の赤錆、腐
食、スケールなどを積極的に防止する試みがなされてい
る。
【0004】一般に、水道水や地下水などの水には、何
種類かのイオン、例えば、Ca2+(カルシウムイオ
ン)、Na+(ナトリウムイオン)、H+(水素イオ
ン)、SO4 2 -(硫酸イオン)、CO3 2-(炭酸イオ
ン)、Cl-(塩素イオン)、OH-(水酸化イオン)な
どが存在している。しかし、これらのイオンは単独で存
在することは稀で、通常、水素結合によって互いに結合
する水分子に周囲を取囲まれ、大きなクラスター(水の
分子集団)として存在する。
【0005】このようなクラスターを含む非処理水を所
定以上の流速で磁場に直交させて移動させると、前述し
たMHD反応よって非処理水中のプラスイオン及びマイ
ナスイオンを含むクラスターは物理的な力を受け、水素
結合が破壊される現象が生じ、これによって、クラスタ
ーは細分化される。すなわち、磁気処理後の水はイオン
化されることになる。また、水分子も磁場を横切る際に
MHD反応によって活性化され、この磁気化された状態
は、24時間以上継続する。
【0006】このように、クラスターが小さくなり高エ
ネルギ状態になった磁気処理水は、水の本来もつ溶解力
及び浸透力の高い水になるので、水道配管などに付着し
た赤錆を溶解することができ、赤錆の発生を防止するこ
とができる。また、新しい水道配管に場合は、表面に黒
錆保護膜を形成することができるので、鉄材の腐食をも
防止する。
【0007】さらに、非処理水中のプラス・マイナスの
極性を有する懸濁物質が、所定以上の速度で磁場を横切
るときに、懸濁物質は磁場に並ぼうとする。しかし、水
の粘性に妨害されるので、プラス・マイナスの極性を有
する懸濁物質は、エネルギが急激に高まり高電位状態に
なる。高電位状態の粒子が水道配管に付着したスケール
と接触すると放電現象が起り、スケールの結晶を破壊す
る。その結果、固いスケールが徐々に柔らかい物質に変
化し、水流で剥取られ、押し流されて削除される。
【0008】なお、一般的に、「おいしい」と言われる
天然水は水の分子のクラスターが細かい、分子の活発な
活性化された水であり、「まずい」と言われる水道水は
水の分子のクラスターが大きい水であると考えられてい
る。また、硬水を磁気化すると水が軟水化することも、
実験的に知られている。参考までに、軟水とは、カルシ
ウム、マグネシウムなどの塩類を多く含まない水を言
い、硬水とは、カルシウム、マグネシウムなどの塩類を
比較的多く含んでいる水を言う。
【0009】上記に説明したMHD反応を利用した水の
磁気化装置として、例えば、特開平1−189389
「磁気処理装置」や特開平8−309361号公報
「水の磁気化方法及びその装置」が知られている。上記
は、同公報の第1図及び第2図に示される磁気処理装
置10は、流体導入口32及び流体排出口33を備えた
ケーシング30にスペーサ22を介して複数の永久磁石
20を並べ、これらの永久磁石20同士で形成した磁気
処理路24に流体である水を通過させ水の磁気処理をす
るものである。上記は、同公報の図2及び図4によれ
ば、配管25の外側から対向配置する一対の永久磁石8
を、配管25に沿って所定間隔で複数組配置し、これら
の永久磁石8を外箱2及び内箱3で覆ったものである。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記では、
永久磁石20が直接水に触れるので、永久磁石20が錆
び、磁気処理装置10の性能の劣化が著しく、耐久性が
乏しい。また、上記では、配管25の外側から永久磁
石8を配置するので、磁気化の効率が悪く、充分に水を
磁気化することが困難である。
【0011】そこで、本発明の目的は、装置の性能の劣
化が少なく、水を充分に磁気化することができる水の磁
気化装置を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1は、水を流す主流路を流れに沿った複数箇所
で絞ることで、主流路に大断面部と小断面部とを交互に
形成し、小断面部の各々を一対のマグネットで挟むこと
で小断面部を流れる水に磁界を掛けるようにし、この構
成の主流路を、複数本平行に並べ、両端をそれぞれ共通
導水管及び共通排水管に連結してなる水の磁気化装置で
ある。
【0013】共通導水管から水を導入して複数の主流路
を通過させ、複数の主流路を通過させた水を共通排水管
から排水するようにする。このとき、主流路では、流れ
に沿った複数箇所で絞ることで、大断面部と小断面部と
を交互に形成し、各小断面部を一対のマグネットで挟む
ことで小断面部を流れる水に磁界を掛けるようにして水
の磁気化処理をする。主流路に小断面部を形成すること
で、主流路の外側からマグネットで挟んでも充分な磁場
を水流に掛けることができ、例えば、マグネットを主流
路の外側に配置して装置の性能の劣化を防止する。同様
に、主流路に小断面部を形成して流れを高速にすること
で、水の充分な磁気化を図る。
【0014】請求項2は、マグネットの磁力を、水の流
れに沿って段階的に変化させたことを特徴とする。例え
ば、マグネットの磁力を、水の流れに沿って段階的に強
くすることで、効率的な水の磁気化を図る。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を添付図に基
づいて以下に説明する。なお、図面は符号の向きに見る
ものとする。図1は本発明に係る第1実施例の磁気化装
置を組合せた水の浄化システムの断面図である。水の浄
化システム1は、水の磁気化装置40(以下、「磁気化
装置40」と略記する。)及び浄水器10をこの順で配
置したものである。11は磁気化装置の入口に接続した
入口配管、12は一端を磁気化装置40の出口側に接続
し、他端を浄水器10の入口側に接続した接続配管、1
3は浄水器10の出口側に接続した出口配管である。
【0016】浄水器10は、容器15に樹脂トレイ1
6、不織布マット17、磁石ユニット18、セラミック
ボール19、樹脂トレイ16、繊維状活性炭21、樹脂
トレイ16、粒状活性炭22、磁石ユニット18、樹脂
トレイ16、繊維状活性炭21、磁石ユニット18、濾
過石23、樹脂トレイ16、繊維状活性炭21、樹脂ト
レイ16、天然石24、樹脂トレイ16、不織布マット
17、樹脂トレイ25をこの順で積層し、Oリング(オ
ーリング)26を介して蓋27を捩じ込んだものを蓋2
7側を下方にして支持台28にセットしたものであっ
て、水の活性化を配慮した濾過器である。なお、容器1
5は導水口15aを備え、樹脂トレイ16,25は多数
の通水孔(不図示)を備え、蓋27は吐出口27aを備
える。
【0017】図2は本発明に係る第1実施例の磁気化装
置を組合せた浄水器の磁石ユニットの分解斜視図であ
る。磁石ユニット18は、磁気ホルダ29に複数の第1
の磁石31・・・(・・・は複数個を示す。以下同じ)をサー
クル状に収納し、同様に、第2・第3の磁石32・・・,
33・・・をサークル状に収納したものである。磁気ホル
ダ29は、第1の磁石31・・・をサークル状に収納する
第1収納溝29aを備え、同様に、第2・第3の磁石3
2・・・,33・・・をサークル状に収納する第2・第3の収
納溝29b,29cを備え、底29dには水が通過する
ための多数の孔29e・・・を備える。なお、29fは磁
石係止爪である。
【0018】図3は本発明に係る第1実施例の磁気化装
置の斜視図である。磁気化装置40は、所定の形状に成
形した一対の成形体41A,41Bを合せて、主流路4
2・・・、共通導水管43、共通排水管44を形成し、合
せる時に、入口側エルボ管45及び出口側エルボ管46
を所定の部分に挟んで回転可能に取付け、成形体41
A,41Bの外側から一対のマグネット47・・・,48・
・・(奥側の48・・・は不図示)を取付け、カバー49で
覆ったものである。図4〜図6で磁気化装置40を詳細
に説明する。
【0019】図4は図3の4矢視図であり、磁気化装置
40の平面図を示す。すなわち、磁気化装置40は、入
口側エルボ管45を共通導水管43に接続し、この共通
導水管43に複数の主流路42・・・の一端を接続し、複
数の主流路42・・・の他端を共通排水管44に接続し、
この共通排水管44に出口側エルボ管46を接続し、主
流路42・・・の外側から複数のマグネット47・・・を取付
けることで、マグネット47・・・,48・・・を直接処理水
に触れぬようにして、装置の性能劣化の防止を図るもの
である。
【0020】図5は図4の5−5線断面図であり、主流
路の縦断面図を示す。主流路42は、流れに沿った複数
箇所で絞ることで、大断面部51・・・と小断面部52・・・
とを交互に形成し、各小断面部52を一対のマグネット
47,48で挟むことで小断面部52を流れる水に磁界
を掛けるようにしたものであって、大断面部51に比べ
小断面部52では水の流速を速めると共に、マグネット
47,48同士を近づけて強力な磁界を得ようとするも
のである。
【0021】図6は図4の6−6線断面図であり、主流
路の小断面部の横断面図を示す。マグネット47,48
は、主流路42の小断面部52にそれぞれ形成した係止
爪53で止めたものである。図面上側に位置するのマグ
ネット47の極性は小断面部52側にN極、係止爪53
先端側にS極になるように取付けるものであり、一方、
図面下側に位置するのマグネット48の極性は小断面部
52側にS極、係止爪53先端側にN極になるように取
付けるものである。要するに、対向させた一対のマグネ
ット47,48の極性は、互いに異極が面するように配
置したものである。
【0022】以上に述べた磁気化装置40の作用を次に
説明する。図7(a),(b)は本発明に係る第1実施
例の磁気化装置の作用説明図であり、(a)は磁気化装
置の平面断面を示し、(b)は磁気化装置の主流路の横
断面を示す。(a)において、水の流れの様子を説明す
る。入口側エルボ管45から共通導水管43に矢印a1
の如く導水させ、共通導水管43から矢印a2の如く主
流路42・・・に流し、それぞれの主流路42・・・を通過さ
せた水を矢印a3の如く共通排水管44に集め、出口側
エルボ管46から水を矢印a4の如く吐出させる。主流
路42は、流れに沿った複数箇所で絞ることで、大断面
部51・・・と小断面部52・・・とを交互に形成したもので
あるから、小断面部51では流速は増大するものの、流
量は激減する。そこで、複数の主流路42・・・を並列す
ることで、所定の流量を得ようとするものである。
【0023】(b)において、ひとつの主流路42にお
ける水の磁気化の様子を説明する。ここで、便宜上、大
断面部を水の流れの方向にしたがって大断面部51a〜
51eと、小断面部を水の流れの方向にしたがって小断
面部52a〜52dと呼ぶことにする。大断面部51a
で矢印b1のように遅い流速で流れていた水は、小断面
部52aで矢印b2のように流速を速める。そして、極
性をNS−NSとして配置した一対のマグネット47,
48で流速を速めた水に直交した磁界を掛けて一回目の
磁気化処理をする。1回目の磁気化した水は、矢印b3
のように大断面部51bに流れ込み、次の磁気化処理に
備える。小断面部52bで小断面部52aと同様に、矢
印b4のように流速を速める。そして、極性を矢印b1
で示した部分とは逆にSN−SNとして配置した一対の
マグネット47,48で流速を速めた水に直交した磁界
を掛けて2回目の磁気化処理をする。すなわち、このよ
うな磁気化処理を3回、4回と繰り返す。なお、上記の
ように、1回目の磁気化のときのマグネット47,48
極性(NS−NS)と2回目の磁気化のときのマグネッ
ト47,48の極性(SN−SN)とを交互に入れ替え
ることで磁気化の効率を向上させることができる。
【0024】小断面部52a〜52dを設けることで、
意図的に流速を速めた水に直交磁界を掛けたので、磁気
化の効率がよい。また、小断面部52a〜52dを設
け、これらの小断面部52a〜52dに一対のマグネッ
ト47,48を配置したので、マグネット47,48同
士の距離を接近せることができ、すなわち、強力な磁場
を作ることができる。さらに、意図的に流速を速めた水
に強力な直交磁界を掛ける磁気化処理を複数回繰り返し
たので、水を完全に近い状態までに磁気化を進行せるこ
とができる。
【0025】図8は本発明に係る第1実施例の磁気処理
装置を組合わせた水の浄化システムの作用説明図であ
り、(a)は浄化システム1を示す。(b)は別実施例
の浄化システム60を示し、浄化システム1と同一部品
は同一符号を使用し、詳細な説明を省略する。(a)に
おいて、浄化システム1は、磁気化装置40から接続配
管12、浄水器10及び出口配管13をこの順で配置し
たので、接続配管12、浄水器10及び出口配管13の
赤錆、腐食及びスケールの抑制に効果を発揮するもので
ある。(b)において、浄化システム60は、浄水器1
0に入口配管61を接続し、浄水器10から接続配管6
2、磁気化装置40及び出口配管63をこの順で配置し
たので、出口配管63以後の赤錆、腐食及びスケールの
抑制に効果を発揮するものであり、特に出口配管63以
後が長い経路を必要とする場合に好適である。
【0026】図9は本発明に係る第2実施例の磁気化装
置の断面図である。なお、第1実施例の磁気化装置と同
一部品については同一符号を用い詳細な説明を省略す
る。磁気化装置70は、入口側エルボ管45を共通導水
管43に接続し、この共通導水管43に複数の主流路4
2・・・(1流路のみ示す)の一端を接続し、複数の主流
路42の他端を共通排水管44に接続し、この共通排水
管44に出口側エルボ管46を接続し、主流路42を流
れに沿った複数箇所で絞ることで大断面部71a〜71
eと第1〜第4の小断面部72a〜72dとを形成し、
これらの第1の小断面部72aに一対のマグネット77
a,78aを取付け、第2の小断面部72bにマグネッ
ト77a,78aよりも磁力を強力にしたマグネット7
7b,78bを取付け、第3の小断面部72cにマグネ
ット77b,78bよりも磁力を強力にしたマグネット
77c,78cを取付け、第4の小断面部72dにマグ
ネット77c,78cよりも磁力を強力にしたマグネッ
ト77d,78dを取付けたものである。すなわち、磁
気化装置70は、マグネット77a〜77d,78a〜
78dの厚さを変えることでマグネット77a〜77
d,78a〜78dの磁力を、水の流れに沿って段階的
に強くて、効率的な水の磁気化を図ろうとするものであ
る。
【0027】尚、第1実施例では、図3に示すように、
4本の主流路用42・・・いたが、4本に限定するもので
はなく、処理する水の流量によって任意に本数を用いれ
ばよい。また、図7(b)で説明したように、1回目の
磁気化のときのマグネット47,48極性(NS−N
S)と2回目の磁気化のときのマグネット47,48の
極性(SN−SN)とを交互に入れ替えることで磁気化
の効率を向上させるようにしたが、交互に入れ替えるこ
とに限定するものではなく、例えば、1回目の磁気化の
ときのマグネット47,48極性(NS−NS)と2回
目の磁気化のときのマグネット47,48の極性(NS
−NS)とを同一の組合わせを用いたものであってもよ
い。第2実施例では、図9に示すように、厚さを変える
ことで段階的にマグネット77a〜77d,78a〜7
8dの磁力を変えたが、マグネットの厚さを変えること
に限定するものではなく、例えば、マグネットの材質を
変えてもよく、マグネットの磁気化の程度を変えてもよ
く、要は磁力の異なるマグネットを流れに沿って段階的
に強めたものであればよい。
【0028】
【発明の効果】本発明は上記構成により次の効果を発揮
する。請求項1は、共通導水管から水を導入して複数の
主流路を通過させ、複数の主流路を通過させた水を共通
排水管から排水するようにして、主流路では、流れに沿
った複数箇所で絞ることで、大断面部と小断面部とを交
互に形成し、各小断面部を一対のマグネットで挟むこと
で小断面部を流れる水に磁界を掛けるようにして水の磁
気化処理をするようにしたので、所望の流量の水を磁気
化処理することができる。また、主流路に小断面部を形
成することで、主流路の外側からマグネットで挟んでも
充分な磁場を水流に掛けることができ、例えば、マグネ
ットを主流路の外側に配置して装置の性能の劣化を防止
することができる。さらに、主流路に小断面部を形成し
て流れを高速にしたので、水の充分な磁気化を図ること
ができる。
【0029】請求項2は、マグネットの磁力を、水の流
れに沿って段階的に変化させるようにしたので、例え
ば、マグネットの磁力を、水の流れに沿って段階的に強
くすることで、段階的に水の磁気化を図ることができ、
磁気化の効率の良い磁気化装置を具体化できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る第1実施例の磁気化装置を組合せ
た水の浄化システムの断面図
【図2】本発明に係る第1実施例の磁気化装置を組合せ
た浄水器の磁石ユニットの分解斜視図
【図3】本発明に係る第1実施例の磁気化装置の斜視図
【図4】図3の4矢視図
【図5】図4の5−5線断面図
【図6】図4の6−6線断面図
【図7】本発明に係る第1実施例の磁気化装置の作用説
明図
【図8】本発明に係る第1実施例の磁気処理装置を組合
わせた水の浄化システムの作用説明図
【図9】本発明に係る第2実施例の磁気化装置の断面図
【符号の説明】
40,70…磁気化装置、42…主流路、43…共通導
水管、44…共通排水管、47,48…マグネット、5
1…大断面部、52…小断面部、71a〜71e…大断
面部、72a〜72d…小断面部、77a〜77d…マ
グネット、78a〜78d…マグネット。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水を流す主流路を流れに沿った複数箇所
    で絞ることで、前記主流路に大断面部と小断面部とを交
    互に形成し、前記小断面部の各々を一対のマグネットで
    挟むことで小断面部を流れる水に磁界を掛けるように
    し、 この構成の主流路を、複数本平行に並べ、両端をそれぞ
    れ共通導水管及び共通排水管に連結してなる水の磁気化
    装置。
  2. 【請求項2】 前記マグネットの磁力を、水の流れに沿
    って段階的に変化させたことを特徴とする請求項1記載
    に水の磁気化装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005270698A (ja) * 2004-03-23 2005-10-06 Osaka Gas Co Ltd スケール抑制方法、配管構造、及び冷却水循環装置
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