JP2010042378A - 流体用磁化装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】この発明は、通過流体に均等磁力を直接加えることを目的としたものである。
【解決手段】この発明は、強磁性材よりなる中空ケースの中央部へ、永久磁石のN極とS極の平行磁極間を流体の通過間隙とした永久磁石体を設置し、前記中空ケースの一側に流体の流入口を設けると共に、他側に流体の流出口を設けたことを特徴とする流体用磁化装置により、目的を達成した。
【選択図】図1

Description

この発明は、空気又は水のような流体を連続的に磁気の影響下におくことにより磁化された流体を得ることを目的とした流体用磁化装置に関する。
従来流体の磁化については、流体を送流するパイプの外側から強磁力を作用させ、パイプ内の流体を磁化させるようにしていた。
実用新案登録第3090914号 特開2006−150295
永久磁石については、磁力線密度(磁石強さに相当)に制約(例えば5000ガウスが最大)があるので、強大な磁場の生成にはなるべく限界に近い磁力を与えるよう工夫されている。一方、流体の磁化については、流体の送流パイプの外側にN極、S極を対向して設置することになっており、前記送流パイプを介在させた間接磁化はやむを得ないとされていた。また前記のような間接磁化の場合には、送流パイプの断面が円形である為に、流体に対する磁力の強さは必然的(磁極間距離が不均等)に不均等になり、平均的磁化力が低下することになるので、前記磁化力の強さを、磁石強さの限度に近づけることができない問題点があった。
また流体の送流パイプの外側から磁極を対向させて磁化する場合には、送流パイプの材質に制限(磁性材は使用できない)があるのみならず、磁気遮蔽について、前記磁石の外側を強磁性材で被覆しなければならないので、必然的に磁化装置が大型化する問題点があった。
この発明は、強磁性材よりなる中空ケース内へ永久磁石体(以下、磁石体という)を気密に設置するので、磁極面を平面として流体の通過間隙を平行に形成することができる。従って流体の磁化が均等に行われる。また前記磁石体は中空ケースによって磁気遮蔽できるので、磁石設置部が特別大型になることはない。また流体の流入口と流出口の断面積に対応する流体の通過間隙を設ければよいので容易に設計し、製造することができる。
次に流体の流入側(例えば流入筒)に流量調節バルブを介装すれば、必要とする磁化流体量に調節することができる。
即ちこの発明は、強磁性材よりなる中空ケースの中央部へ、永久磁石のN極とS極の平行磁極間を流体の通過間隙とした永久磁石体を設置し、前記中空ケースの一側に流体の流入口を設けると共に、他側に流体の流出口を設けたことを特徴とする流体用磁化装置であり、中空ケースを円筒状又は角筒状としたものである。
また、永久磁石体は、中空ケースの内壁へ密着できる外形の磁性材製の枠体の内側に対向面を平面とした永久磁石のN極とS極を対向設置し、前記枠体とN極とS極との隙間を非磁性材で密封して方形の流体通過間隙を設けたものであり、中空ケースは、円筒状本体又は角筒状本体の両端部に流体の流入筒と、流体の流出筒を夫々連設したものである。
前記発明における磁石体の外壁部は、中空ケースの内壁と気密に嵌挿固定されており、磁石体はヨーク枠体内に永久磁石のN極、S極を小間隙のもとに平行に対向して固定し、前記永久磁石の外囲と、前記ヨーク枠体の内側壁と、永久磁石の外側壁との間に非磁性材を充填して流体の通過間隙以外からの流体の流通を未然に防止している。
前記非磁性材料としては、発泡スチロール又はウレタンその他の合成樹脂があるが、前記例示に限定されるものでなく、磁気的影響がなく、軽量で、作業容易であり、耐久性などの要件を具備する材料は何れも使用することができる。
この発明の装置は、強磁性材よりなる中空ケースへ磁石体を設置する簡単な構造であるから、製造が容易であり、性能なども均一で多量生産もできる。
また磁極の対向面を平面としてあるので、流体は均等に磁力線の影響を受け、均等に磁化される効果がある。
次に中空ケース内へ磁石体を収容設置するので、設計通りの寸法、性能の製品を容易に得ることができる効果がある。
更に磁気遮蔽が容易確実であって、大容量(例えば5000ガウス)の永久磁石であっても、確実に磁気遮蔽ができるので、付近に磁気的影響を及ぼすおそれがないなどの効果がある。
断面方形の鉄板製の中空ケースの中央部へ、永久磁石のN極とS極の平行磁極空間を流体の通過間隙とした流体磁化用の磁石体を気密に設置し、前記中空ケースの一側に流体の流入口を設けると共に、他側に流体の流出口を設けて流体用磁化装置を構成した。
前記において、磁石体は、外囲となるヨークの内側に永久磁石を固定してあり、外囲は前記中空ケースの内壁にパッキングを介して密接して設置されており、前記外囲と、永久磁石との間隙は、非磁性材で閉塞されているので、N極とS極により形成された流体の通過間隙のみが開放されている。従って流体は流入口から入って、前記通過間隙を経て流出口から出ることになり、合理的かつ効率よく磁化される。
この発明の実施例を図1,2,3について説明すると、鉄板よりなる角筒状の中空ケース1の方形筒1cの一側壁1aの中央部へ流体(以下、空気という)の流入筒2を設置し、他側壁1bの中央部へ空気の流出筒3を設置する。前記中空ケース1の中央部へ磁石体9を気密に設置(中空ケース1と、磁石体9とはビス11で固定)して、この発明の磁化装置10を構成した。前記磁石体9は、強磁性材よりなる方形枠状の外囲6(磁石のヨーク)の内側に永久磁石のN極4とS極5とを空気の通過間隙12を形成するように固定する。前記流入筒2と流出筒3と、通過間隙12は連通するように磁石体9が設置してある。
前記外囲6の内壁と、N極4と、S極5との間隙部(図3(b)の左右)へ、ウレタン板7,7を充填し、通過間隙12を断面矩形状に形成してある。
前記実施例において、方形状の外囲6は、コ状枠6aに、連結板6bを設置し、ビス11,11で固定して構成する。また磁石体9と、中空ケース1とは、パッキング45を介してビス11で固定してあるので、中空ケース1と、磁石体9とは一体的に固定されている。また中空ケース1の一側壁1aと、他側壁1bとは、夫々パッキング44を介して固定してある(図2中11a、11bはビス孔である)。
前記実施例において、空気を流入筒2から矢示13のように流入させると、空気は中空ケース1内の空隙部14に入り、ついで通過間隙12を矢示15のように通過して空隙部16に入り、矢示17のように流出筒3から次工程へ流動する。
前記のように、通過間隙12の前後に空隙部14,16を設けたので、空気は均等かつ整然と流動し、全部同一状態で磁化される。
この発明の他の実施例を図4について説明すると、鉄板よりなる円筒形の中空ケース18の中央部へ、円筒形の磁石体19を気密に嵌挿固定する。前記磁石体19は、半円筒状のヨーク21a,21bを接合して円筒状のヨーク21を形成し、ヨーク21の内側へ永久磁石のN極22とS極23を、通過間隙30を伴って対向固定し、前記N極22と、S極23と、ヨーク21の内側との間隙部へ、ウレタン板24を充填して構成してある。前記中空ケース18の一側へ、空気流入筒25を連設し、他側へ、空気流出筒26を連設して、この発明の磁化装置20を構成した。図中44のように流量制御羽根(制御バルブ)を設ければ、該流量制御羽根の回転により流入空気量を制御することができる。
前記実施例において、空気は矢示27のように、空気流入筒25より流入し、矢示28のように通過間隙部30を通過し、ついで矢示29のように空気流出筒26を通過すれば、前記空気は所定の磁化を受け、所期の目的を達する。
この発明の他の実施例を図5について説明すれば、筒状ヨーク31の内側上下へ永久磁石のN極32とS極33を対向設置して、流体の通過間隙34を設け、前記筒状ヨーク31の内外側を前記通過間隙34のみ残してポリウレタン37の中へ埋設して、外側を鉄板製の中空ケース35の内壁に当接すべく直方体状に形成して磁石体36とする。前記中空ケース35内へ、磁石体36を挿入して密接固定すれば、この発明の磁化装置40となる。図中38,39は空気の流入筒及び流出筒である。
前記実施例において、流入筒38から矢示41のように流入した空気は、矢示42のようにN極32と、S極33との通過間隙34を通過する間に磁化され、流出筒39を通過して、矢示43のように次工程へ送られる。
前記における通過間隙34は断面矩形であり、対向磁極間隙は磁極の位置を調節して自由に設定できるので、通過空気は平行磁極面により、所定の磁石強さで均質的に磁化される。
(a)この発明の実施例の一部断面した平面図、(b)同じく一部破切した正面図。 同じく磁石体の展開斜視図。 (a)同じく磁石体の実施例の平面図、(b)同じく正面図。 (a)同じく磁石体の他の実施例の正面図、(b)同じく縦断側面図、(c)同じく縦断正面図。 (a)同じく磁石体の実施例の縦断側面図、(b)同じく(a)中A−A断面図、(c)同じく(a)中B−B断面図。
符号の説明
1 中空ケース
2 流入筒
3 流出筒
4 N極
5 S極
6 外囲
9 磁石体
10 磁化装置
11 外囲
12 通過間隙
14,16 空隙部
18,35 中空ケース
19,36 磁石体
20,40 磁化装置
21 ヨーク
22,32 N極
23,33 S極
24 ウレタン板
25 空気流入筒
26 空気流出筒
30 通過間隙
31 筒状ヨーク
37 ポリウレタン

Claims (4)

  1. 強磁性材よりなる中空ケースの中央部へ、永久磁石のN極とS極の平行磁極間を流体の通過間隙とした永久磁石体を設置し、前記中空ケースの一側に流体の流入口を設けると共に、他側に流体の流出口を設けたことを特徴とする流体用磁化装置。
  2. 中空ケースを円筒状又は角筒状としたことを特徴とする請求項1記載の流体用磁化装置。
  3. 永久磁石体は、中空ケースの内壁へ密着できる外形の磁性材製の枠体の内側に対向面を平面とした永久磁石のN極とS極を対向設置し、前記枠体とN極とS極との隙間を非磁性材で密封して方形の流体通過間隙を設けたことを特徴とする請求項1記載の流体用磁化装置。
  4. 中空ケースは、円筒状本体又は角筒状本体の両端部に流体の流入筒と、流体の流出筒を夫々連設したことを特徴とする請求項1又は2記載の流体用磁化装置。
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