JPH11188366A - 水の磁気処理装置 - Google Patents
水の磁気処理装置Info
- Publication number
- JPH11188366A JPH11188366A JP12958998A JP12958998A JPH11188366A JP H11188366 A JPH11188366 A JP H11188366A JP 12958998 A JP12958998 A JP 12958998A JP 12958998 A JP12958998 A JP 12958998A JP H11188366 A JPH11188366 A JP H11188366A
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- Japan
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- water
- water supply
- passage
- magnetic
- side connection
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- Pending
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- Water Treatment By Electricity Or Magnetism (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 水の磁気処理に当たり、装置内で水を滞留さ
せず、磁石に直接水を接触させない。 【解決手段】 給水管に接続して給水路5を形成する給
水側接続部2、給水路と連通する磁気処理水路8を形成
する収納部6、送水管に接続して磁気処理水路と連通す
る送水側接続部9からなり、収納部に着脱自在に収容さ
れる磁気ユニット13は、装置内の水流と平行に配設さ
れて、異なる極を対向させた複数の永久磁石を内蔵する
磁石パイプ14群を有する。又、磁気処理水路の流量
が、給水路、送水路の各流量と等しく設定されて、装置
内で水が滞留しない。磁石は磁石パイプに内蔵されてい
るため、直接水に接触しない。さらに、水は磁石パイプ
の周囲を流れるので、磁気処理が均一に行われる。
せず、磁石に直接水を接触させない。 【解決手段】 給水管に接続して給水路5を形成する給
水側接続部2、給水路と連通する磁気処理水路8を形成
する収納部6、送水管に接続して磁気処理水路と連通す
る送水側接続部9からなり、収納部に着脱自在に収容さ
れる磁気ユニット13は、装置内の水流と平行に配設さ
れて、異なる極を対向させた複数の永久磁石を内蔵する
磁石パイプ14群を有する。又、磁気処理水路の流量
が、給水路、送水路の各流量と等しく設定されて、装置
内で水が滞留しない。磁石は磁石パイプに内蔵されてい
るため、直接水に接触しない。さらに、水は磁石パイプ
の周囲を流れるので、磁気処理が均一に行われる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、水に磁気を照射
することにより、水を活性化させるための装置に関す
る。
することにより、水を活性化させるための装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】水に磁気を照射して磁気処理をすると、
水の分子集団が小さくなって水が活性化することは広く
知られている。そして活性化された水は、味がよくなる
うえ腐りにくく、又錆やスケ−ルが発生しにくくなる。
水の分子集団が小さくなって水が活性化することは広く
知られている。そして活性化された水は、味がよくなる
うえ腐りにくく、又錆やスケ−ルが発生しにくくなる。
【0003】そこで、水の磁気処理装置が各種開発され
ているが、従来の装置では装置内構造が複雑なため、被
処理水の流れが遅くなる部分では、水垢が発生しやすく
磁気処理水が不衛生になる欠点があり、洗浄にも不便で
あった。又、磁気処理装置に使用される磁石が直接水に
触れるため錆を生じて、磁力を低下させたり、いっそう
不衛生となる欠点があった。
ているが、従来の装置では装置内構造が複雑なため、被
処理水の流れが遅くなる部分では、水垢が発生しやすく
磁気処理水が不衛生になる欠点があり、洗浄にも不便で
あった。又、磁気処理装置に使用される磁石が直接水に
触れるため錆を生じて、磁力を低下させたり、いっそう
不衛生となる欠点があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この発明が解決しよう
とする課題は、装置内で水が滞留することなく流れるよ
うにすることにある。又、磁石が直接水に接触しないよ
うにすることにある。
とする課題は、装置内で水が滞留することなく流れるよ
うにすることにある。又、磁石が直接水に接触しないよ
うにすることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明の特徴は次の点
にある。即ち、給水管に接続して内部に給水路を形成す
る給水側接続部と、給水路と連通する磁気処理水路を内
部に形成する収納部と、送水管に接続して内部に磁気処
理水路と連通する送水側接続部とからなる。そして収納
部に着脱自在に収容される磁気ユニットは、給水路から
磁気処理水路を経て送水路へ流れる水流と平行にかつ等
間隔に配設されて、異なる極を対向させた複数の永久磁
石を内蔵する磁石パイプを有する。又磁気処理水路は、
単位時間当たりの流量が、給水路の流量と送水路の流量
とそれぞれ等しく形成されている。
にある。即ち、給水管に接続して内部に給水路を形成す
る給水側接続部と、給水路と連通する磁気処理水路を内
部に形成する収納部と、送水管に接続して内部に磁気処
理水路と連通する送水側接続部とからなる。そして収納
部に着脱自在に収容される磁気ユニットは、給水路から
磁気処理水路を経て送水路へ流れる水流と平行にかつ等
間隔に配設されて、異なる極を対向させた複数の永久磁
石を内蔵する磁石パイプを有する。又磁気処理水路は、
単位時間当たりの流量が、給水路の流量と送水路の流量
とそれぞれ等しく形成されている。
【0006】
【発明の実施の形態】図1ないし図4で、1はこの発明
の磁気処理装置で、いずれもステンレスなどの非磁性体
を材料とする、給水側接続部2、収納部6、送水側接続
部9、及び磁気ユニット13から主として構成されてい
る。給水側接続部2は、給水側接続フランジ3と前支持
フランジ4とを有し、内部には給水路5が形成される。
の磁気処理装置で、いずれもステンレスなどの非磁性体
を材料とする、給水側接続部2、収納部6、送水側接続
部9、及び磁気ユニット13から主として構成されてい
る。給水側接続部2は、給水側接続フランジ3と前支持
フランジ4とを有し、内部には給水路5が形成される。
【0007】収納部6は六角筒状に形成され、内部に磁
気ユニット13を着脱自在に収納するととも、前支持フ
ランジ4と対向する端部に後ろ支持フランジ7を有し、
内部には給水路5に連通する横断面が六角形の磁気処理
水路8が形成される。送水側接続部9は、後ろ支持フラ
ンジ7に、図示しない締結具を介して着脱自在に取付け
られる取付フランジ10と、送水側接続フランジ11と
を有し、内部には磁気処理水路8に連通する送水路12
が形成される。
気ユニット13を着脱自在に収納するととも、前支持フ
ランジ4と対向する端部に後ろ支持フランジ7を有し、
内部には給水路5に連通する横断面が六角形の磁気処理
水路8が形成される。送水側接続部9は、後ろ支持フラ
ンジ7に、図示しない締結具を介して着脱自在に取付け
られる取付フランジ10と、送水側接続フランジ11と
を有し、内部には磁気処理水路8に連通する送水路12
が形成される。
【0008】磁気ユニット13について説明すると、1
4は磁石パイプで、前後の両端部に取付具15がそれぞ
れ取付けられており、図5で詳細に示すように、一対の
円盤状のヨ−ク16に挟まれた複数枚、図示例では4枚
の円盤状の永久磁石17を1組とする複数組が密封され
ている。そして、対向する永久磁石17は、互いに異極
となる。
4は磁石パイプで、前後の両端部に取付具15がそれぞ
れ取付けられており、図5で詳細に示すように、一対の
円盤状のヨ−ク16に挟まれた複数枚、図示例では4枚
の円盤状の永久磁石17を1組とする複数組が密封され
ている。そして、対向する永久磁石17は、互いに異極
となる。
【0009】これら磁石パイプ14群、図示例では19
本の磁石パイプは、上下に等間隔に配設した5本の横連
結棒18に、前後の取付具15を挿通され、さらに、そ
して各横連結棒18は、前後の左右に対設した縦連結板
19に、それぞれ左右端をビス止めされている。図示例
では、磁石パイプ14が最上段の第1段では3本、第2
段では4本、第3段では5本、第4段では4本、最下段
の第5段では3本が、それぞれ等間隔に、かつ磁気処理
水路8内を流れる水と平行に取付けられている。
本の磁石パイプは、上下に等間隔に配設した5本の横連
結棒18に、前後の取付具15を挿通され、さらに、そ
して各横連結棒18は、前後の左右に対設した縦連結板
19に、それぞれ左右端をビス止めされている。図示例
では、磁石パイプ14が最上段の第1段では3本、第2
段では4本、第3段では5本、第4段では4本、最下段
の第5段では3本が、それぞれ等間隔に、かつ磁気処理
水路8内を流れる水と平行に取付けられている。
【0010】そして、横方向に対向する永久磁石17
は、図5及び図6で示すように、互いに異極となってい
る。例えば、第1段ではN、S、N、第2段ではS、
N、S、N、第3段ではN、S、N、S、N、第4段で
はS、N、S、N、第5段ではS、N、Sとなってい
る。
は、図5及び図6で示すように、互いに異極となってい
る。例えば、第1段ではN、S、N、第2段ではS、
N、S、N、第3段ではN、S、N、S、N、第4段で
はS、N、S、N、第5段ではS、N、Sとなってい
る。
【0011】このように形成された磁気ユニット13
は、送水側接続部9を収納部6から取外すと、容易に収
納部6へ収納でき、又収納された磁気ユニット13は、
送水側接続部9を取り外すと容易に引き出すことができ
る。なお、磁石パイプ14、取付具15、横連結棒1
8、及び縦連結板19などは、いずれもステンレスなど
の非磁性体を材料とする。
は、送水側接続部9を収納部6から取外すと、容易に収
納部6へ収納でき、又収納された磁気ユニット13は、
送水側接続部9を取り外すと容易に引き出すことができ
る。なお、磁石パイプ14、取付具15、横連結棒1
8、及び縦連結板19などは、いずれもステンレスなど
の非磁性体を材料とする。
【0012】この磁気処理装置1は、図7で示すよう
に、いずれも図示しない水道栓或いはポンプから、被処
理水を給水管20を介して給水される。21は給水管2
0を取付けた給水管フランジで、給水側接続フランジ3
に着脱自在に取付けられる。磁気処理装置1で磁気処理
された水は、送水管22を介して図示しない濾過槽、或
いは貯水槽などに送られる。なお、23は送水管22が
取付けられた送水管フランジであって、送水側接続フラ
ンジ11に着脱自在に取付けられる。
に、いずれも図示しない水道栓或いはポンプから、被処
理水を給水管20を介して給水される。21は給水管2
0を取付けた給水管フランジで、給水側接続フランジ3
に着脱自在に取付けられる。磁気処理装置1で磁気処理
された水は、送水管22を介して図示しない濾過槽、或
いは貯水槽などに送られる。なお、23は送水管22が
取付けられた送水管フランジであって、送水側接続フラ
ンジ11に着脱自在に取付けられる。
【0013】ここで、給水路5の内径D1と送水路12
の内径D2は、ともに等しく形成され、又、磁気処理水
路8の単位時間当たりの流量は、給水路5と送水路12
の単位時間当たりのそれぞれの流量と等しく形成されて
いる。換言すれば、両水路5、12の流水方向との直交
面の面積、即ち両水路5、12の横断面の面積と、磁気
処理水路8の横断面の面積から、磁石パイプ14群の横
断面の面積の和を引いた面積とが等しくなるよう形成さ
れている。従って、磁気処理装置1を流れる水は滞るこ
とがない。
の内径D2は、ともに等しく形成され、又、磁気処理水
路8の単位時間当たりの流量は、給水路5と送水路12
の単位時間当たりのそれぞれの流量と等しく形成されて
いる。換言すれば、両水路5、12の流水方向との直交
面の面積、即ち両水路5、12の横断面の面積と、磁気
処理水路8の横断面の面積から、磁石パイプ14群の横
断面の面積の和を引いた面積とが等しくなるよう形成さ
れている。従って、磁気処理装置1を流れる水は滞るこ
とがない。
【0014】上述の構成から、給水管20から送られて
きた被処理水は、給水路5から磁気処理水路8を通り、
送水路12を経て送水管22から送り出されが、磁気処
理水路8で、流水は万遍なく、かつ均等に磁気の照射を
受けて磁気処理される。なお、図7の流水方向を逆にし
て磁気処理装置1を設置することも任意である
きた被処理水は、給水路5から磁気処理水路8を通り、
送水路12を経て送水管22から送り出されが、磁気処
理水路8で、流水は万遍なく、かつ均等に磁気の照射を
受けて磁気処理される。なお、図7の流水方向を逆にし
て磁気処理装置1を設置することも任意である
【0015】
【発明の効果】流水が滞ることなく、しかも流水が磁気
パイプの周囲を流れて万遍なく均等に磁気処理されるの
で、磁気処理効率が高いうえ、水垢の発生がないため磁
気処理装置の洗浄の時間的間隔を長くでき、保守の手間
が省ける。
パイプの周囲を流れて万遍なく均等に磁気処理されるの
で、磁気処理効率が高いうえ、水垢の発生がないため磁
気処理装置の洗浄の時間的間隔を長くでき、保守の手間
が省ける。
【0016】磁気ユニットの着脱が容易であるため、磁
気ユニットの洗浄、修理、交換が容易であり、又、永久
磁石が直接水に触れないので錆の発生がない。従って、
錆による磁力の劣化がなく、又極めて衛生的である。
気ユニットの洗浄、修理、交換が容易であり、又、永久
磁石が直接水に触れないので錆の発生がない。従って、
錆による磁力の劣化がなく、又極めて衛生的である。
【図1】一部欠截側面図である。
【図2】一部欠截平面図である。
【図3】磁気ユニットと送水側接続部とを除いた正面図
である。
である。
【図4】磁気ユニットの正面図である。
【図5】磁石パイプの一部欠截側面図である。
【図6】磁極の配列を示す正面図である。
【図7】給水管と送水管の接続状態を示す側面である。
1 磁気処理装置 2 給水側接続部 5 給水路 6 収納部 8 磁気処理水路 9 送水側接続部 12 送水路 13 磁気ユニット 14 磁石パイプ 17 永久磁石
Claims (2)
- 【請求項1】 給水管に接続して内部に給水路を形成す
る給水側接続部と、給水路と連通する磁気処理水路を内
部に形成する収納部と、送水管に接続して内部に磁気処
理水路と連通する送水側接続部とからなり、収納部に着
脱自在に収容される磁気ユニットは、給水路から磁気処
理水路を経て送水路へ流れる水流と平行にかつ等間隔に
配設されて、異なる極を対向させた複数の永久磁石を内
蔵する磁石パイプを有するとともに、磁気処理水路は、
単位時間当たりの流量が、給水路の流量と送水路の流量
とそれぞれ等しく形成されている水の磁気処理装置。 - 【請求項2】 磁気ユニットは、送水側接続部を取り外
すことにより収納部に着脱される請求項1の水の磁気処
理装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12958998A JPH11188366A (ja) | 1997-10-23 | 1998-04-23 | 水の磁気処理装置 |
US09/292,399 US6299768B1 (en) | 1998-04-23 | 1999-04-15 | Magnetic treatment apparatus for water |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30918997 | 1997-10-23 | ||
JP9-309189 | 1997-10-23 | ||
JP12958998A JPH11188366A (ja) | 1997-10-23 | 1998-04-23 | 水の磁気処理装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11188366A true JPH11188366A (ja) | 1999-07-13 |
Family
ID=26464938
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12958998A Pending JPH11188366A (ja) | 1997-10-23 | 1998-04-23 | 水の磁気処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11188366A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2020075229A (ja) * | 2018-11-09 | 2020-05-21 | メタウォーター株式会社 | 電磁波処理装置及び電磁波処理方法 |
-
1998
- 1998-04-23 JP JP12958998A patent/JPH11188366A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2020075229A (ja) * | 2018-11-09 | 2020-05-21 | メタウォーター株式会社 | 電磁波処理装置及び電磁波処理方法 |
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