JPH0448551Y2 - - Google Patents

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JPH0448551Y2
JPH0448551Y2 JP1983146995U JP14699583U JPH0448551Y2 JP H0448551 Y2 JPH0448551 Y2 JP H0448551Y2 JP 1983146995 U JP1983146995 U JP 1983146995U JP 14699583 U JP14699583 U JP 14699583U JP H0448551 Y2 JPH0448551 Y2 JP H0448551Y2
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light
voltage
light emitting
circuit
voltage level
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JP1983146995U
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は磁気カード等の光学的遮断物を検出す
る遮断物検出回路に関する。
従来、この種の遮断物検出回路、例えば磁気カ
ードリーダ等のカード検出回路においては第1図
に示すように発光ダイオードLED1よりなる発
光素子からの光をフオトトランジスタよりなる受
光素子Pt1で電流に変換してこの電流を抵抗R
1で電圧に変換し、それを抵抗R2を介してシユ
ミツト型の集積回路IC1に印加することにより、
遮断物であるカードCD1が発光素子LED1と受
光素子Pt1との間に有るか否かを判定していた。
しかしこの回路では現在は半透明の磁気カード
などが用いられるようになつてきたことによりカ
ードCD1の光透過率が10%以上になると、受光
素子Pt1の暗電流と光電流の判別がつかなくな
つてカードCD1の有無を検出できなくなる。又
発光素子LED1及び受光素子Pt1よりなるセン
サーの経時変化で光・電流変換特性が変化した場
合にも同様である。
本考案は遮断物の光透過率が高い、例えば50%
程度になつても、又センサーの経時変化があつて
も遮断物を充分に検出できるようにするために遮
断物が無い時の受光素子電流による電圧を記憶し
てこれと受光素子電流による電圧とを比較する構
成とした遮断物検出回路を提供することを目的と
する。
以下図面を参照しながら本考案について実施例
をあげて説明する。
第2図は本考案の第1の実施例を示し、図中
LED2は発光ダイオードよりなる発光素子、Pt
2はフオトトランジスタよりなる受光素子、R3
は半固定抵抗、M1はダイオードD1、コンデン
サC1及び抵抗R4よりなる電圧レベル記憶回
路、RF1は半固定抵抗R5、コンデンサC2及
び抵抗R6〜R8よりなるレベル設定回路、IC
2は比較回路を構成するシユミツト型の集積回
路、R9,R10は抵抗である。
発光ダイオードLED2からの光は遮断物CD2
の有無を検出すべき場所、例えば磁気カードの通
路を介してフオトトランジスタPt2で受光され
て電流に変換され、この電流が抵抗R3により電
圧Epに変換される。この電圧Epは初期に半固定抵
抗R3により調整し設定することができる。抵抗
R3で発生した光電流による電圧(遮断物CD2
が検出場所に無い時の電圧)が電圧レベル記憶回
路M1におけるダイオードD1、抵抗R4を通し
てコンデンサC1に蓄えられ、その出力電圧E1
がレベル設定回路RF1において抵抗R5,R6
で分割されて基準電圧E2が設定され、この電圧
E2を中心として抵抗R7,R8により定められ
る幅のヒステリシス(集積回路IC2のチヤタリ
ング防止のためのもの)を持つスライスレベル
E3が決定される。シユミツト型集積回路IC2は
上記スライスレベルE3が(+)端子に加えられ
て抵抗R3の電圧Epが(−)端子に加えられ、こ
れらを比較する。発光ダイオードLED2とフオ
トトランジスタPt2との間が遮光されていない
場合には抵抗R3の電圧EpがスライスレベルE3
より高くなり、シユミツト型集積回路IC2の出
力Sが低レベルになる(第3図参照)。発光ダイ
オードLED2とフオトトランジスタPt2との間
が遮断物CD2で遮光されると、抵抗R3の電圧
Epが遮断物CD2の透光率によつて定まる電圧E′p
まで降下してスライスレベルE3よりも低電位に
なり、出力Sが高電位に反転する。ここに各遮断
物CD2の透光率によつてE′pが異なってもE′p
E3となるように抵抗R3,R5によつてE1,E2
の値を調整しE3の値を決めてあり、抵抗R5,R6
による分圧比は略遮断物の透過率に応じた値に設
定すればよい。この結果、遮断物の透過率が異な
る場合にも対応することができ、例えばカードリ
ーダにおいて磁気カードを検出する場合には透過
率の異なる種々のカードリーダに共通に使用する
ことができる。また、透過率50%の遮断物は検出
して透過率70%の遮断物は検出しないというよう
な設定を任意に行うことができる。遮断物CD2
が発光ダイオードLED2とフオトトランジスタ
Pt2との間を通過してフオトトランジスタPt2
に再び光が当ると、E′pはEpまで上昇してE3より
高い電位となり,Sが再び反転して低電位とな
る。尚コンデンサC2はE2を安定させるための
ものである。
この第1の実施例は遮断物CD2により発光ダ
イオードLED2からの光を遮断する時間が継続
して1分以上続かない場合に有効であり、発光ダ
イオードLED2とフオトトランジスタPt2との
間の遮光状態が長時間続くと、コンデンサC1の
放電が進んでE3がE′p以下となり、Sが低電位に
なる可能性がある(第4図参照)。つまり遮断物
の透光率が高く抵抗R3で発生する暗電流による
電圧が高い場合その遮断物が長時間継続して発光
ダイオードLED2とフオトトランジスタPt2と
の間を遮光し続けると、コンデンサC1に充電さ
れた電圧E2が降下し、スライスレベルE3が暗電
流による電圧E′pを下廻つてしまう。
そこで発光ダイオードLED2とフオトトラン
ジスタPt2との間の遮光状態が長時間続くと予
想される場合には第5図に示す本考案の第2の実
施例のごとくコンデンサC1の電荷をトランジス
タTr1を介して放電させてその時定数が充分に
長くなるように設計すれば発光ダイオードLED
2とフオトトランジスタPt2との間が遮光され
てもE3を長時間にわたつてE′p<E3に保つことが
できる。なお第5図においてR11,R12は抵
抗、D2は必要に応じて設けられるダイオードで
ある。この第2の実施例では透光率50%の遮断物
に対して充分に1時間を越えて出力信号Sを保障
し得るような定数設定が可能である。
発光ダイオードLED2とフオトトランジスタ
Pt2との間が遮光された際にE3をさらに長時間
に渡つてE′p<E3に保ちたい場合には第6図に示
す本考案の第3の実施例のごとくトランジスタ
Tr1の代りに集積回路IC3を用いたボルテージ
フオロワ回路を入れダイオードD1の代りに電界
効果トランジスタFETを入れてもよい。この第
3の実施例では通常は電界効果トランジスタ
FETがオフでE1がEpに追従した変化をしないの
で、発光ダイオードLED2とフオトトランジス
タPt2との間が遮光されていないときのEpがフ
オトトランジスタPt2の経時的変化によつて変
化した場合及び初期設定を行う場合にはセツト信
号SETでトランジスタTr2をオフさせて電界効
果トランジスタFETをオンさせることによつて
E1をEpに設定すればよい。なお第6図において
R13〜R15は抵抗である。
以上のように本考案による遮断物検出回路にあ
つては、受光素子と発光素子との間が遮断されて
いないときの受光素子電流から得られる電圧を記
憶し、この電圧を分圧して比較の基準電圧レベル
を設定するようにしたので、設定が容易かつ確実
であると共に電源電圧の変動にも影響されず、高
透過率の遮断物でも確実に検出することができ、
センサーの経時変化や温度変化による光・電流変
換特性の変化に強くなる。しかも磁気カードのよ
うに遮断物の透過率が異なる場合にも容易に対応
することができるから種々の磁気カードリーダに
共通に用いられ、透過率50%の遮断物は検出して
透過率70%の遮断物は検出しないというような設
定も任意に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の遮断物検出回路を示す回路図、
第2図は本考案の第1の実施例を示す回路図、第
3図及び第4図は同実施例を説明するための波形
図、第5図及び第6図は本考案の第2及び第3の
実施例を示す回路図である。 LED2……発光素子、Pt2……受光素子、M
1……電圧レベル記憶回路、RF1……レベル設
定回路、IC2……シユミツト型の集積回路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 遮断物が発光素子からの光をさえぎることによ
    り上記遮断物の存在を検出するようになした遮断
    物検出回路において、上記発光素子からの光を受
    光し電流に変換する受光素子と、この受光素子と
    上記発光素子との間が遮断されていないときの上
    記受光素子の電流によつて得られる電圧を記憶す
    る電圧レベル記憶回路と、この電圧レベル記憶回
    路の出力電圧を分割して所定の電圧レベルを作る
    レベル設定回路と、このレベル設定回路で作つた
    電圧レベルと、上記受光素子の電流によつて得ら
    れる電圧とを比較する比較回路とを有してなる遮
    断物検出回路。
JP14699583U 1983-09-22 1983-09-22 遮断物検出回路 Granted JPS6054986U (ja)

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JP14699583U JPS6054986U (ja) 1983-09-22 1983-09-22 遮断物検出回路

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Publication Number Publication Date
JPS6054986U JPS6054986U (ja) 1985-04-17
JPH0448551Y2 true JPH0448551Y2 (ja) 1992-11-16

Family

ID=30327017

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JP14699583U Granted JPS6054986U (ja) 1983-09-22 1983-09-22 遮断物検出回路

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5255652A (en) * 1975-11-01 1977-05-07 Hitachi Ltd System for detecting object by light
JPS53114310A (en) * 1977-03-16 1978-10-05 Toshiba Corp Paper leaf detector

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5255652A (en) * 1975-11-01 1977-05-07 Hitachi Ltd System for detecting object by light
JPS53114310A (en) * 1977-03-16 1978-10-05 Toshiba Corp Paper leaf detector

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JPS6054986U (ja) 1985-04-17

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