JPH044853A - 複数食材の混合装置 - Google Patents

複数食材の混合装置

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JPH044853A
JPH044853A JP2104538A JP10453890A JPH044853A JP H044853 A JPH044853 A JP H044853A JP 2104538 A JP2104538 A JP 2104538A JP 10453890 A JP10453890 A JP 10453890A JP H044853 A JPH044853 A JP H044853A
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stirring
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Kisaku Suzuki
喜作 鈴木
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、複数食材の混合装置、例えば、五目飯など所
謂まぜ御飯やすし飯を作る回転式の複数食材の混合装置
に関するものである。
[従来の技術] 従来、2種類以上の食品などの原料の混合を行なう回転
式混合装置としては、特公昭62−57371号公報に
開示されたものが知られている。
この公報に開示されている回転式混合装置は、回転軸方
向に長い円筒形の回転容器に原料投入口と取出口を設け
ると共に、該回転容器の内部に該回転軸心と斜交する仕
切板を設けたもので、かSる仕切板があることにより回
転中の二種以上の原料は、円周方向の移動に軸方向への
移動が加わって短時間に充分均質に混合されるものであ
る。
しかしながら、上記従来の回転式混合装置を、例えばす
し飯や五目飯などの所謂まぜ御飯を作るのに用いた場合
、下記に述べるような問題点を有する。
(1)原料を撹拌する部材として仕切板を利用している
ので、原料に対する圧力が強くなりがちで、例えば米飯
の一部を必要以上に練り込んてしまう不都合が避けられ
なかった。
(2)一方、粘性を有する米飯の一部が仕切板に付着し
て団子状態になってしまう不都合も避けられなかった。
そこで、本発明者は、従来装置の有する上記のような問
題点に鑑み、粘性を有する米飯とまぜ御飯用の具、食酢
等を短時間で均一に混合することが可能な複数食材の混
合装置を既に提案している(特願平1−302683) すなわち、該混合装置は、仕切板の換りに複数本の撹拌
バーを二段に亘って平行に設けた撹拌部材を利用するこ
とで、上記欠点を解消したものである。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、例えば上記装置をシャリ合わせ(酢合わ
せ)機として使う場合、シャリと食酢を回転容器に入れ
両者を撹拌部材で撹拌混合するだけではベタ付いだすし
飯が出来上がってしまい、表面に艶のある美味しいずし
飯を作ることは不可能である。
従って、回転容器内に送風パイプで冷風を入れるが、送
風穴と排風穴が同一位置で兼用されているため、送風パ
イプの送風(排風)穴に対する位置関係が微妙となって
くる。
すなわち、すし飯を作るには炊きたてのシャリな利用す
るが、かかる炊きたてのシャリは含まれる水分量が一定
しないため、水分の多い時は送風パイプの風圧を高くし
、他方、水分の少ない時と送風パイプの風圧を小さくす
る等の工夫をすることが望ましい。
本発明は、従来装置の有する上記のような問題点に鑑み
なされたもので、米飯の粘性度合に応じて送風パイプの
位置調整を容易に行なえる複数食材の混合装置を提供す
ることを目的とする。
[課題を解決するための手段1 上記目的を達成するために、本発明における複数食材の
混合装置は、 回転軸心が水平方向となるよう回転せしめられる回転容
器を設け、該回転容器の内部に、複数本の撹拌バーを所
定の間隔を置いて回転軸心と略平行となるように並設し
た撹拌部材を一対、所定の間隔を置いて対向配置し、一
方、回転容器正面の送風兼排風穴の中央に、送風パイプ
の先端を臨ませるとともに、該送風パイプな前記回転容
器の送風兼排風穴に対して位置調整自在に構成したこと
を特徴とする。
〔作用1 先ず、操作ハンドルを操作することで、回転容器をその
開口部が真上に向くよう立架させる。
この状態で開口部に冠着した蓋体を取り外し、回転容器
の内部に、炊き上げた御飯と食酢、あるいはまぜ御飯用
の具材なと複数の食材を投入し、再び蓋体を冠着して回
転容器を密閉する。
そして、再び操作ハンドルを操作することで、回転容器
をその回転軸心が水平となるよう横架させる。この状態
で回転容器を駆動回転させると、当該回転容器内の米飯
と食酢あるいは具材は回転容器の回転に伴って回転する
撹拌部材によって均一に混合される。
すなわち、回転容器内では撹拌部材として、所定の間隔
を置いて配設された複数本の撹拌バーが二段に亘って平
行状態で内蔵されているため、回転容器の回転に伴って
上昇と落下を繰り返えす前記複数食材は、その途中で各
撹拌バーに当たって砕けることで優れた撹拌効果を発揮
する。
そして、この間、送風機を作動させ回転容器の蓋体の送
風兼排風穴に臨ませた送風パイプより回転容器内部へ送
風すると、回転容器内を循環して送風兼排風穴より外部
に排風される。
この際、送風パイプの先端は、送風兼排風穴に対して位
置調整自在に構成されているため、御飯の水分の多少等
に応じて送風パイプから吐出される冷風の風圧を調整す
る。
このようにして、米粒の表面を最適の状態に冷して皮膜
を形成させることで、美味で且つ艶のあるすし飯やまぜ
御飯などが得られる。
[実施例〕 以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
1は一端が開口せしめられた円筒形の回転容器である。
2は該回転容器1の外周の略中央部に若干の間隙を置い
て外挿された支持環で、その前部端面には複数個(実施
例では4個)のローラー3が等間隔に軸支されており、
該ローラー3により前記回転容器lは回転自由に支持さ
れる。
4は前記支持環2の両側に固着されたコ字型のフレーム
で、該フレーム4の支持環2のやS後方には水平な支軸
5が各突設されている。
一方、前記フレーム4の後面片側には回転容器1の駆動
ボックス6が固設されている。この駆動ボックス6内に
は図示しない駆動機構が内蔵されている。
7はキャスター8付のベース板9の上面両側に植設され
た支柱体で、前記フレーム4の両側に突設された支軸5
が上記支柱体7の上方に回動自在に軸承されている。
そして、片方(図では右側)の支柱体7の正面には手動
のハンドルlOが取着され、該ハンドル10を回動操作
することで、前記支持環2ヘローラー3を介して支持さ
れている回転容器1は約90度その回動位置が調整され
る。
すなわち、食材aの撹拌時や取出し時には第1図ないし
第3図に示すように回転軸心が水平となるよう回転容器
1を横架させ、一方、食材aの投入時などには第4図に
示すように開口部が上方に向くよう回転容器1に立架さ
せる。
次に、11は回転容器1の開口部に密閉状態に冠着され
る蓋体で、回転容器1の先端外周に設けた複数個(実施
例では4個)の締結金具12で取り外し自在とすると共
に、中央には円形の送風兼排風穴13が開口されている
この送風兼排風穴13の周縁には、外方へ突出するテー
パ13a及びその先端に外向きの排風ガイド13bが各
形成され、撹拌中の食材aのはみ出しを防止するととも
に、排風を迅速にすることで容器1内における冷風の流
れをスムーズにすることに役立っている。
14は撹拌部材で、円筒形の回転容器1内に引き抜き自
在に内蔵される。
すなわち、複数本(実施例では5本)の撹拌バーL4a
を所定の間隔を置いて回転容器の回転軸心と略平行とな
るよう並設すると共に、各前端を円環状のホルダー14
bに所定の間隔を置いて平行に内設することで全体が組
み立てられる。
而して、前記ホルダー14bはその外径が回転容器1に
納まるようその内径に略一致させると共に、撹拌バー1
4aの長さは回転容器1の内底部に接するよう容器の長
さに略一致させである。
次に、15はベース板9上の一方の支柱体7の後方に設
置された送風機で、送パイプ16の基端が上記支柱体7
を貫通して連結されるとともに、送風バイブ16の先端
は、前記蓋体11の送風兼排風穴13の中央に、該バイ
ブ16の軸心と回転容器1の回転軸心が互いに一致する
ようにして臨ませである。
さらに詳しくは、送風バイブ16は、送風機15に直結
した固定バイブ16aと、該固定バイブ16aの先端に
摺動自在に嵌挿した可動バイブ16bにて全体が略り字
型をなすよう形成されることで、可動バイブ16bの先
端は、前記蓋体11の送風兼排風穴13に対して、互い
の軸心を一致させた状態で位置調整できるように対向配
置されている。
なお、可動バイブ16bの先端には、風圧を高めるため
にノズル16cが形成されている。
また、可動パイプ16bは、使用時にあっては上述のよ
うに蓋体11の送風兼排風穴13の中央に臨ませておく
が、不要な時には第4図に示すように側方へ排除できる
よう、固定パイプ16aに対して旋回可能に構成されて
いる。
さらに、可動バイブ16bは、送風兼排風穴13の口径
や回転容器1の大きさに応じて交換できるよう、固定バ
イブ16aに対して抜き差し自在に構成されている。
図中17は一方の支柱体7の上面に設けられた操作ボタ
ンを示す。
〔発明の効果〕
以上のように本発明に係る複数食材の混合装置は、回転
軸心が水平となるよう回転せしめられる回転容器1の内
部に該回転容器と共に回転する一対の撹拌部材14を内
蔵し、各撹拌部材14は所定の間隔を置いて直線状に並
設された複数本の撹拌バー14aを二段に亘って対設し
た構成を有するものて、回転中の回転容器1内の複数食
材aは上昇と落下を繰り返す途中において各撹拌バー1
4aに当って砕けることで優れた撹拌効果を発揮する。
すなわち、固定した回転容器内で撹拌板だけが回転し内
部の食材を積極的に撹拌するのと比較して、食材の自然
落下方式による撹拌混合であることから、例えばもとも
と粘性を有する米飯を必要以上に粘り込むことがないも
のである。
また、米飯が撹拌板に付着して団子状態になることもな
い。
さらに、送風パイプ16の先端位置を、蓋体11の送風
兼排風穴13に対して細心上を微調整できるように構成
しであるため、特にシャリ合わせ(酢合わせ)機として
利用する場合、米飯に含まれる水分の多少に応じて送風
パイプから送出される冷風の風圧を調整でき、表面に艶
のある美味しいずし飯を効率良く作ることができるもの
である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る複数食材の混合装置の正面図、第
2図は同上の平面図、第3図は同上の一部を切欠いた側
面図、第4図は回転容器を立てた状態を示す同上の正面
図、第5図は送風パイプと回転容器の送風兼排風穴との
位置関係を示す一部の拡大側断面図、第6図は撹拌部材
による食材の撹拌状態を示す説明図である。 牙5図 図中主要符号 l ・ 13・ 16・ 6b ・回転容器 ・送風兼排風穴 ・送風パイプ ・可動バイブ ll・ 14・ 6a ・蓋体 ・撹拌部材 ・固定バイブ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  回転軸心が水平方向となるよう回転せしめられる回転
    容器を設け、該回転容器の内部に、複数本の撹拌バーを
    所定の間隔を置いて回転軸心と略平行となるように並設
    した撹拌部材を一対、所定の間隔を置いて対向配置し、
    一方、回転容器正面の送風兼排風穴の中央に、送風パイ
    プの先端を臨ませるとともに、該送風パイプを、前記回
    転容器の送風兼排風穴に対して位置調整自在に構成した
    ことを特徴とする複数食材の混合装置。
JP2104538A 1990-04-20 1990-04-20 複数食材の混合装置 Granted JPH044853A (ja)

Priority Applications (1)

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JP2104538A JPH044853A (ja) 1990-04-20 1990-04-20 複数食材の混合装置

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JP2104538A JPH044853A (ja) 1990-04-20 1990-04-20 複数食材の混合装置

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Publication Number Publication Date
JPH044853A true JPH044853A (ja) 1992-01-09
JPH059053B2 JPH059053B2 (ja) 1993-02-03

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JP2104538A Granted JPH044853A (ja) 1990-04-20 1990-04-20 複数食材の混合装置

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