JP3061785B1 - 攪拌混合装置 - Google Patents

攪拌混合装置

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JP3061785B1
JP3061785B1 JP10373437A JP37343798A JP3061785B1 JP 3061785 B1 JP3061785 B1 JP 3061785B1 JP 10373437 A JP10373437 A JP 10373437A JP 37343798 A JP37343798 A JP 37343798A JP 3061785 B1 JP3061785 B1 JP 3061785B1
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Abstract

【要約】 【課題】攪拌混合中に空気の混入を無くして連続処理で
きるとともに小型でより生産効率の高い攪拌混合装置を
提供する。 【解決手段】頂部に被処理物の導入孔3を、底部に被処
理物の排出孔2をそれぞれ穿設してあり、かつ略球形状
に形成した攪拌混合室6内に被処理物攪拌用の攪拌翼を
その回動支軸4を傾斜させて配設するようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、マヨネーズやドレ
ッシング等の乳化・液状食品又はこれらの乳化・液状食
品に破断した固型物等を混合したタルタルソースやサン
ドイッチスプレッド等の食品の製造に適した攪拌混合装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に乳化・液状の食品等を製造するた
めの攪拌混合装置として、容器槽内に攪拌手段を挿入配
設した装置が使用されている。これらの攪拌装置として
は、例えば特公昭51−27299号に記載の攪拌装置
が挙げられるが、被処理物を攪拌中に容器槽内の空気が
混入するという現象が生じるため、このままでは酸素混
入を避けたい乳化・液状食品等の攪拌混合装置としては
不適であった。それ故に、一方ではこの問題を解決する
ために、容器槽内を真空雰囲気下に保持しながら被処理
物を攪拌混合できる装置として、例えば後記図4に示す
バキュームミキサーが提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記バ
キュームミキサーにあっては、被処理物を単位数量処理
(バッジ式処理)で攪拌混合し次工程へ送り出す構造で
あるため、生産効率を上げるための連続生産処理が出来
ないのみならず、攪拌混合装置として大型化せざるを得
ないという欠点がある。本発明は、被処理物を攪拌混合
するに際して、攪拌中に空気(酸素)の混入を無くして
連続生産処理できるとともに小型にして生産効率の高い
攪拌混合装置を提供することを課題としてなされたもの
である。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明の攪拌混合装置は、頂部に被処理物の導入孔
を、底部に被処理物の排出孔をそれぞれ穿設してあり、
かつ内腔壁を略球形状に形成した攪拌混合室内に、被処
理物を攪拌可能な攪拌翼をその回動支軸を傾斜配設せし
めたことにある。また、この際上記装置において、回動
支軸と攪拌翼の総体積を攪拌混合室の容積の1/5〜1
/3とするのが攪拌混合の効率を高める上で好ましく、
さらに回動軸の傾斜角を40〜50度としてあるのが被
処理物の混合状態が均一で品質が一定となるので一層よ
い。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面に示す一実施
形態を参照して説明する。図1は本発明混合攪拌装置の
全体の縦断面図、図2は図1の右上方からの断面図、図
3は図1の側断面図、図4は攪拌回動支軸を水平に配設
した従来の混合攪拌装置の縦断面図である。図1、2、
3において、混合攪拌装置1は略球形状の攪拌混合室6
内に、被処理物攪拌用の攪拌翼5とその回動支軸4を傾
斜させて配設してある。また、被処理物の導入孔3を攪
拌混合室6の底部に穿設し、排出孔2をその頂部にそれ
ぞれ穿設してある。攪拌翼5の回動支軸4は攪拌混合室
6の一端側から傾斜姿勢で、かつ駆動手段12によって
回動可能に軸止されている。
【0006】本発明実施例においては、架脚11で攪拌
混合室6が支持されてあり、攪拌混合室6は略半球形状
に2つ割可能のように、上半部を半球形状蓋7で開閉自
在としてある。また、この半球形状蓋7は一端側を腕杆
9の一端に固着されており、腕杆9の他端は混合室6の
下半部に懸持してある支軸8に枢支されている。また、
被処理物の排出孔2は、半球形蓋7を密閉した際に、垂
直方向頂部に位置するように穿設され、導入孔3は上記
排出孔2の直下に位置するように穿設されている。従っ
て、攪拌混合室6へ導入孔3から送入された被処理物は
攪拌混合室6を順次満杯にした後に排出孔2から次工程
へ送り出される構造とされている。即ち、この際、攪拌
混合室6内に存在する空気は導入孔3から送入される被
処理物によって押し上げられ排出孔2から押し出される
ので攪拌混合室6内は完全に無空気(無酸素)状態とな
る構造とされている。
【0007】次に上記実施形態の作用を説明する。本発
明実施例の攪拌装置1は、以上の構成とされているの
で、まず攪拌混合室6内を半球形蓋7によって密封施蓋
し、次に攪拌混合室6内に底部の導入孔3から被処理物
を送りこむことにより、やがて攪拌混合室6内は空気を
排除した状態で被処理物のみで満たされる。続いて駆動
手段12を駆動させることによって、回動支軸4が回動
するとともに攪拌翼5が回転し攪拌混合室6内の被処理
物は攪拌混合される。所定時間経過後に攪拌混合室6の
底部の導入孔3から次々に被処理物を連続して送り込む
ことによって攪拌混合室6内の攪拌混合を終えた被処理
物は押し上げられて頂部の排出孔2から順次送り出され
る。この際、回動支軸4が傾斜配設され回動しているの
で、被処理物は回動する攪拌翼との接触を回避できず
(そのまますり抜けできず)に攪拌混合室6内に滞留し
た状態で複雑な渦流となって攪拌され十分に混合されて
排出孔2から送り出される。
【0008】本発明者等は、攪拌混合室6内での被処理
物の滞留時間及びその他の処理条件を一定にして、攪拌
軸4の傾斜角度のみを変化させて被処理物の混合状態の
差異を観察した結果、攪拌軸4の傾斜角は垂直又は水平
に近い程混合状態が悪くなるということを知見し、傾斜
角を40〜50度とするのが満足な混合状態が得られる
のでよいことを確認したこの理由は定かでないが、攪拌
軸4が垂直に近いと被処理物は攪拌翼との衝突接触が少
なくなり一定時間内では十分に攪拌されずにそのまま攪
拌翼5.5・・・間をすり抜けて排出孔2から送り出され
てしまう現象が生じることになり、また、攪拌軸4を水
平に近づけると導入孔3から入った被処理物は攪拌翼5
によって直接巻き上げられ排出孔2からそのまま送り出
されてしまう現象が起きているためであろうと推察され
る。上記作用により、被処理物を導入孔3から順次一定
量を連続的に送り続けることにより、排出孔2からは攪
拌混合された被処理物が連続的に次工程へ送り出され
る。尚、従来例を示す図4において本発明と同一作用を
奏する箇所は、本発明の攪拌混合装置と同一符号を付し
た。
【0009】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、攪
拌混合室内の空気をまず被処理物で押し出した後、傾斜
配設してある攪拌翼とその回動軸を作動させて攪拌混合
する装置としてあるので、攪拌混合中に被処理物への空
気の混入は無く、また、被処理物は攪拌混合室内を容易
に通過せずにいったん滞留状態で攪拌されるので十分に
攪拌混合されたものとして次工程へ送り出すことができ
る。さらに、従来の攪拌混合装置のように攪拌室内に空
気層の空間もなく、真空保持手段も設ける必要もないの
で、装置全体を小型化でき、かつ設備費も安価な装置と
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が対象とする攪拌混合装置の一例を示す
全体の縦断面図。
【図2】図1の右上方からの斜視断面図。
【図3】図1の側断面図。
【図4】従来の攪拌混合装置の一例を示す縦断面図。
【符号の説明】
1 攪拌混合装置 2 排出孔 3 導入孔 4 回動軸 5 攪拌翼 6 攪拌混合室 7 半球形蓋 8 支軸 9 腕杆 10 蓋締め付けハンドル 11 架脚 12 回動手段 13 バキューム管

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 底部に被処理物の導入孔を、頂部に被処
    理物の排出孔をそれぞれ穿設してあり、かつ内腔壁を略
    球形状に形成した攪拌混合室内に、被処理物を攪拌可能
    な攪拌翼をその回動支軸を傾斜配設したことを特徴とす
    る攪拌混合装置。
  2. 【請求項2】 攪拌翼と回動支軸の占める総体積を攪拌
    混合室の容積の1/5〜1/3としてある請求項1記載
    の攪拌混合装置。
  3. 【請求項3】 回動支軸の傾斜角は40〜50度とした
    請求項1記載の攪拌混合装置。
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