JPH0448406Y2 - - Google Patents

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JPH0448406Y2
JPH0448406Y2 JP13467987U JP13467987U JPH0448406Y2 JP H0448406 Y2 JPH0448406 Y2 JP H0448406Y2 JP 13467987 U JP13467987 U JP 13467987U JP 13467987 U JP13467987 U JP 13467987U JP H0448406 Y2 JPH0448406 Y2 JP H0448406Y2
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JP
Japan
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sealing sheet
food
perforated
container
lid
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JP13467987U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は電子レンジ用容器に係り、特に内部に
食品を封入し、そのまま加熱して用いる形式のも
のに関する。
〔従来の技術〕
一般に、内部に食品を封入し、そのまま電子レ
ンジで加熱して調理し得る容器としては例えば実
開昭62−45270号公報に記載されているものがあ
る。
これは第3図に示すように、容器本体10の開
口部11に蓋体12を取り付けたものであり、内
部に食品13が収容できるようになつている。そ
して蓋体12の中央には孔部14が設けられてお
り、加熱時の圧力抜きが図られている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
ところが、前記した従来のものにおいては、容
器内部を完全に密閉する手段が設けられていない
ため、収容可能な食品は乾燥食品か賞味期間の短
いものに限られ、加水されたレトルト食品を長期
に亘つて保存することができないという問題があ
る。
なお、容器口部をアルミラミネート製の密閉用
シートで覆い、レトルト食品を長期に亘つて保存
することができるようにしたものもあるが、アル
ミラミネート製の密閉用シートは電磁波を透過し
ないためそのままでは電子レンジによる調理は不
可能である。
また、この形式のものにおいて密閉用シートを
除去した上で調理することも考えられるが、容器
開口部部分が開くこととなるため吹きこぼれし易
いという問題がある。
本考案は前記事項に鑑みてなされたもので、レ
トルト食品を長期に亘つて保存することができる
とともに、電子レンジによる調理に際して密閉用
シートを除去する必要がなく、あわせて吹きこぼ
れをも防止できるようにした電子レンジ用容器と
することを技術的課題とする。
〔問題点を解決するための手段〕 本考案は前記技術的課題を解決するために、以
下のような構成とした。
即ち、容器本体1内に食品2を収容し、前記容
器本体1の開口部3を、電磁波の透過し得る密閉
用シート4で被覆密閉する。
そして、その上から蓋体5を嵌着し、この密閉
用シート4の略中央に穿孔すべき位置4aを設定
する。
さらに、密閉用シート4の穿孔すべき位置4a
に対応した蓋体5部分に破断可能部6を設けて電
子レンジ用容器とした。
穿孔すべき位置4aは破線で囲む等して弱め部
としてもよいが、要するに穿孔すべき位置に確定
するものであるため、密閉用シート4が容易に穿
孔できる材質で形成されている場合には強度を弱
めるための処理を省略することもできる。
〔作用〕
電子レンジにより調理するに際しては、密閉用
シート4の略中央に設定された穿孔すべき位置4
aに穿孔する。この場合、蓋体5に設けられた破
断可能部6にフオーク等を突き刺し前記穿孔すべ
き位置4aを貫通させる。
続いて、電子レンジで加熱すると、内圧は穿孔
された部分4aと破断可能部6から抜ける。
このように、密閉用シート4に穿孔するまでは
食品2が外気に触れることはなく長期の保存が可
能である。また穿孔位置は密閉用シート4の略中
央に設定されているため吹きこぼれはない。
〔実施例〕
本考案の実施例を第1図及び第2図に基づいて
説明する。
容器本体1は有底箱状をなしており、その開口
部3は鍔状に形成されている。この容器本体1内
にはレトルトの食品2が収容されているととも
に、前記開口部3にはガスバリヤー性の高い密閉
用シート4が張設されている。これにより食品2
は外気から遮断されている。
この密閉用シート4は電磁波を透過するよう紙
及び合成樹脂のラミネート材により形成されてい
る。そして、前記密閉用シート4の略中央には貫
通しないミシン目が形成され、これによつて穿孔
すべき位置としての弱め部4aが3箇所形成され
ている。
一方、前記開口部3には蓋体5が被着されてお
り、この蓋体5は上面に平面部5aを有する山形
に形成されており、傾斜部分5bと前記平面部5
aとの間には環状の凹溝5cが形成されている。
そして、平面部5aの中央部にはフオーク7が
嵌合する嵌合凹部5dが形成されているととも
に、この蓋体5における前記弱め部4aの真上位
置に破断可能部6が形成されている。
この破断可能部6は凹所として形成されてお
り、前記フオーク7の先端部分の間隔に合わせて
3箇所配列されている。
調理に際しては、前記破断可能部6をフオーク
7の先で突き刺し、下に位置する弱め部4aを貫
通させる。続いて、電子レンジで加熱するが、内
圧は前記弱め部4aと破断可能部6から抜けるた
め容器本体1が膨張する虞れはない。
なお、前記実施例では破断可能部6を凹所とし
て形成したが、この部分を肉薄に形成したり、或
いは破断線で形成してもよい。
また、弱め部4aは要するに穿孔すべき位置を
確定するものであるため、密閉用シート4が容易
に穿孔できる材質を形成されている場合には強度
を弱めるための処理を省略することができる。
前記弱め部4aに穿孔するに際してはフオーク
ばかりでなく、例えば箸等を用いてもよいことは
勿論である。
さらに、本考案に係る容器は、前記したレトル
ト食品のみならず、冷凍食品や、0℃付近で保存
するリルト食品にも適用できる。
〔考案の効果〕
本考案によれば、収容された食品を密閉用シー
トで保護することができるため、食品の長期保存
ができる。
また、食品の特性に応じて破断可能部の位置及
び数を任意に設定できるため、収容する食品に適
した状態で調理を行うことができる。
しかも、密閉用シートを装着した状態で加熱す
ることができるため、熱の放散が少なく調理を迅
速に行うことができ、また、密閉用シートの略中
央に穿孔するようにしたため、突沸による吹きこ
ぼれをも防止できる。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本考案の実施例を示し、第
1図は断面図、第2図は斜視図、第3図は従来の
容器を示す断面図である。 1……容器本体、2……収容、3……開口部、
4……密閉用シート、5……蓋体、6……破断可
能部、4a……穿孔すべき位置に形成された弱め
部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 容器本体1内に食品2を収容し、前記容器本体
    1の開口部3を、電磁波の透過し得る密閉用シー
    ト4で被覆密閉するとともに、その上から蓋体5
    を嵌着し、この密閉用シート4の略中央に穿孔す
    べき位置4aを設定する一方、密閉用シート4の
    穿孔すべき位置4aに対応した蓋体5部分に破断
    可能部6を設けたことを特徴とする電子レンジ用
    容器。
JP13467987U 1987-09-03 1987-09-03 Expired JPH0448406Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP13467987U JPH0448406Y2 (ja) 1987-09-03 1987-09-03

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JP13467987U JPH0448406Y2 (ja) 1987-09-03 1987-09-03

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Publication Number Publication Date
JPS6441803U JPS6441803U (ja) 1989-03-13
JPH0448406Y2 true JPH0448406Y2 (ja) 1992-11-16

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JP13467987U Expired JPH0448406Y2 (ja) 1987-09-03 1987-09-03

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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EP1583936A1 (en) * 2002-12-30 2005-10-12 Fabio Salsedo Goniometric sensor
JP5859396B2 (ja) * 2012-07-30 2016-02-10 株式会社吉野工業所 オーバーキャップ付き容器

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JPS6441803U (ja) 1989-03-13

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